JP2023500660A - 液体のためのフィルタ装置及び使用方法 - Google Patents

Abstract

フィルタカートリッジは、媒体構造物と、ハウジングと、第１の端部構造物とを有する。第１の端部構造物は、周方向に離間した接続部を有する外側半径方向壁を含み、各接続部は、ねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有する。フィルタカートリッジは、かみ合う接続セグメントを有するフィルタヘッドに取り外し可能に取り付けられる。複数の螺旋プロファイルを有する接続部を含むボウルカートリッジアセンブリも提供される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、ＰＣＴ国際出願として２０２０年１０月２９日に出願されており、２０１９年１０月３０日に出願された米国仮特許出願第６２／９２７，９７１号明細書に対する優先権の利益を主張し、その開示全体が参照することにより全体として組み込まれる。

本開示は、たとえば、液圧流体及び潤滑流体を濾過するために使用可能である、液体フィルタ装置に関する。保守点検しやすいフィルタカートリッジ装置が使用時に位置付けられる、フィルタヘッドが説明される。組立て方法及び使用方法も提供される。

液圧流体及び潤滑流体などの循環液体システムは通常、フィルタ装置を必要とする。フィルタ装置は通常、流体がフィルタ装置内に位置付けられたフィルタ媒体を通過することによって濾過されるように位置付けられる。通常、フィルタ装置は、媒体を含む構成部品が交換部品であるように、すなわち、媒体を定期的に取り外して交換することができるように構成される。

液体フィルタ装置には２つの一般的なタイプが存在している。本明細書において「スピンオン」タイプと呼ばれる第１のタイプは通常、機器に取り付けられるフィルタヘッドと、スピンオンフィルタ部材又はカートリッジとを含む。フィルタ媒体を含むアセンブリが通常、螺合によってフィルタヘッドに固定されるため、フィルタ部材又はカートリッジは多くの場合、「スピンオン」と呼ばれる。スピンオン装置では、フィルタ媒体は通常、ハウジング／媒体の組合せとして、シェル又はハウジング内に取り外し不能に固定され、ハウジング／媒体の組合せ全体は、フィルタ部材又はカートリッジとして、保守点検中に取り外されて交換される。

液体フィルタ装置の第２の一般的なタイプは、本明細書において、ボウル／カートリッジ装置と呼ばれる。ボウル／カートリッジ装置でも、フィルタヘッドは機器上に取り付けられる。しかしながら、フィルタ媒体は、ハウジング又はシェル内に取り外し可能に位置付けられる形態で、フィルタカートリッジ内に含まれる。ハウジング／カートリッジの組合せも、使用のためにフィルタヘッド上に取り付けられる。しかしながら、保守点検中、ハウジングはフィルタヘッドから分離され、ハウジング又はシェル内に含まれる媒体は交換され、次いで、内部の媒体が交換された同じシェル又はハウジングが、フィルタヘッド上に再び取り付けられる。

適切に機能するフィルタ装置は、エンジン又は液圧機械などの下流側の機器を保護するという点において重要である。フィルタ装置の改善は常に望ましい。

１つの態様において、フィルタカートリッジは、（ａ）第１の端部及び反対側の第２の端部を有する処理媒体構造物と、（ｂ）媒体構造物の第１の端部に隣接する第１の端部構造物であって、第１の端部構造物が外側半径方向壁及び軸方向壁を含み、（ｉ）軸方向壁が媒体構造物の第１の端部を覆い、（ｉｉ）外側半径方向壁が非接続部と交互に並ぶ複数の接続部を有する、第１の端部構造物と、（ｃ）外部、内部、底部、及び反対側の口部を画定する囲壁を有するフィルタハウジングであって、（ｉ）フィルタハウジングが口部で外側半径方向壁に固定されており、（ｉｉ）媒体構造物が囲壁の内部に位置付けられ、囲壁から離間している、フィルタハウジングとを備える。

さまざまな例において、外側半径方向壁缶は媒体構造物の一部に重なる。又は、非接続部は平滑である。又は、処理媒体構造物は、開放内部容積を有するチューブ状に配置されたひだ状媒体を含む。又は、フィルタハウジングの底部は閉じられている。又は、非接続部のそれぞれは互いに等間隔である。又は、フィルタハウジングの外部に固定されたシール部材をさらに備える。又は、外側半径方向壁の接続部はフィルタハウジングの外側にある。又は、外側半径方向壁の接続部は、外側半径方向壁の外側外部部分に沿ってある。又は、外側半径方向壁の接続部は、外側半径方向壁の内部部分に沿ってある。又は、各接続部は、ねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有する。又は、各接続部内の螺旋プロファイルのそれぞれは、それぞれの接続部内の少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる断面形状を有する。

さまざまな例において、各接続部内で、螺旋プロファイルのそれぞれは、隣接する螺旋プロファイルから軸方向に離間し、少なくとも１つの螺旋プロファイルと第２の螺旋プロファイルとの間の軸方向間隔は、残りの軸方向間隔とは異なる。又は、各接続部は他の接続部と同一である。又は、各接続部は少なくとも４つの螺旋プロファイルを有する。又は、少なくとも３つの接続部が存在する。又は、接続部の少なくとも１つの螺旋プロファイルの終端部において外側半径方向壁から延在する半径方向に突出する停止部材をさらに含む。又は、第１の端部構造物の軸方向壁から軸方向外向きに延在する少なくとも１つのばね付勢戻り止めをさらに含む。又は、第１の端部構造物の軸方向壁から軸方向外向きに延在する複数のばね付勢戻り止めが存在する。又は、各ばね付勢戻り止めは、第１の端部構造物の軸方向壁に取り付けられた板ばねを含む。

さまざまな例において、第１の端部構造物は第１のエンドキャップの一部であり、第１のエンドキャップは媒体構造物の第１の端部に固定される。又は、媒体構造物の第２の端部に固定された第２のエンドキャップをさらに含む。

例示的な実施形態において、（ａ）第１の端部構造物の外側半径方向壁は、その間に壁部を有する一対の半径方向外向きに延在するフランジを有するシール部材座を含み、（ｂ）ハウジングは、フランジのうちの少なくとも第１のフランジに折り重ねられて、壁部を覆うことによって、外側半径方向壁に取り付けられ、（ｃ）シール部材は、シール部材座において、ハウジングに対して半径方向外向きに向けられる。

さまざまな例において、第１の端部構造物は、開放内部容積と連通する穴を含む。又は、第１の端部構造物の穴に向けられたシール部材をさらに備える。又は、シール部材はグロメットである。又は、外側半径方向壁の一部は、流体流路を画定する複数の周方向に離間した隙間を画定するために、軸方向壁から軸方向に離間している。又は、外側半径方向壁は、隙間と交互に並ぶ複数の周方向に離間した接続部を含む。又は、外側半径方向壁は、軸方向壁から遠位の端部に連続リングを有し、連続リングはその上にシール部材を保持する。又は、非接続部のそれぞれは互いに離間している。又は、フィルタハウジングは、口部で外側半径方向壁に取り外し不能に固定される。

別の態様において、フィルタカートリッジは、（ａ）第１の端部及び反対側の第２の端部を有する処理媒体構造物と、（ｂ）媒体構造物の第１の端部に隣接する第１の端部構造物であって、（ｃ）第１の端部構造物が外側半径方向壁及び軸方向壁を含み、（ｉ）軸方向壁が媒体構造物の第１の端部を覆い、（ｉｉ）外側半径方向壁が複数の周方向に離間した接続部を有し、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、（ｉｉｉ）各接続部内の螺旋プロファイルのそれぞれが、それぞれの接続部内の少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる断面形状を有する、第１の端部構造物と、（ｄ）外部、内部、底部、及び反対側の口部を画定する囲壁を有するフィルタハウジングであって、（ｉ）フィルタハウジングが口部で外側半径方向壁に固定されており、（ｉｉ）媒体構造物が囲壁の内部に位置付けられ、囲壁から離間している、フィルタハウジングとを備える。

例示的な実施形態において、各接続部内で、螺旋プロファイルのそれぞれは、隣接する螺旋プロファイルから軸方向に離間し、少なくとも１つの螺旋プロファイルと第２の螺旋プロファイルとの間の軸方向間隔は、残りの軸方向間隔とは異なる。

別の態様において、フィルタカートリッジは、（ａ）第１の端部及び反対側の第２の端部を有する処理媒体構造物と、（ｂ）媒体構造物の第１の端部に隣接する第１の端部構造物であって、（ｃ）第１の端部構造物が外側半径方向壁及び軸方向壁を含み、（ｉ）軸方向壁が媒体構造物の第１の端部を覆い、（ｉｉ）外側半径方向壁が複数の周方向に離間した接続部を有し、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、（ｉｉｉ）各接続部内で、螺旋プロファイルのそれぞれが隣接する螺旋プロファイルから軸方向に離間し、少なくとも１つの螺旋プロファイルと第２の螺旋プロファイルとの間の軸方向間隔が残りの軸方向間隔とは異なる、第１の端部構造物と、（ｄ）外部、内部、底部、及び反対側の口部を画定する囲壁を有するフィルタハウジングであって、（ｉ）フィルタハウジングが口部で外側半径方向壁に固定されており、（ｉｉ）媒体構造物が囲壁の内部に位置付けられ、囲壁から離間している、フィルタハウジングとを備える。

さまざまな例において、接続部は、外側半径方向壁上で複数の非接続部によって分離され、非接続部は互いに離間している。又は、外側半径方向壁は媒体構造物の一部に重なる。又は、処理媒体構造物は、開放内部容積を有するチューブ状に配置されたひだ状媒体を含む。又は、フィルタハウジングの底部は閉じられている。又は、非接続部のそれぞれは互いに等間隔である。又は、フィルタハウジングの外部に固定されたシール部材をさらに備える。又は、外側半径方向壁の接続部はフィルタハウジングの外側にある。又は、外側半径方向壁の接続部は、外側半径方向壁の外側外部部分に沿ってある。又は、外側半径方向壁の接続部は、外側半径方向壁の内部部分に沿ってある。又は、各接続部は他の接続部と同一である。又は、各接続部は少なくとも４つの螺旋プロファイルを有する。又は、少なくとも３つの接続部が存在する。又は、接続部の少なくとも１つの螺旋プロファイルの終端部において外側半径方向壁から延在する半径方向に突出する停止部材をさらに含む。

さまざまな例において、第１の端部構造物の軸方向壁から軸方向外向きに延在する少なくとも１つのばね付勢戻り止めをさらに含む。又は、第１の端部構造物の軸方向壁から軸方向外向きに延在する複数のばね付勢戻り止めが存在する。又は、各ばね付勢戻り止めは、第１の端部構造物の軸方向壁に取り付けられた板ばねを含む。又は、第１の端部構造物は、第１のエンドキャップの一部であり、媒体構造物の第１の端部に固定される。又は、媒体構造物の第２の端部に固定された第２のエンドキャップをさらに含む。

いくつかの例において、（ａ）第１の端部構造物の外側半径方向壁は、その間に壁部を有する一対の半径方向外向きに延在するフランジを有するシール部材座を含み、（ｂ）ハウジングは、フランジのうちの少なくとも第１のフランジに折り重ねられて、壁部を覆うことによって、外側半径方向壁に取り付けられ、（ｃ）シール部材は、シール部材座において、ハウジングに対して半径方向外向きに向けられる。

さまざまな例において、第１の端部構造物は、開放内部容積と連通する穴を含む。又は、第１の端部構造物の穴に向けられたシール部材をさらに備える。又は、シール部材はグロメットである。又は、外側半径方向壁の一部は、流体流路を画定する複数の周方向に離間した隙間を画定するために、軸方向壁から軸方向に離間している。又は、外側半径方向壁は、隙間と交互に並ぶ複数の周方向に離間した接続部を含む。又は、外側半径方向壁は、軸方向壁から遠位の端部に連続リングを有し、連続リングはその上にシール部材を保持する。又は、フィルタハウジングは、口部で外側半径方向壁に取り外し不能に固定される。又は、各接続部内の螺旋プロファイルのそれぞれは、それぞれの接続部内の少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる断面形状を有する。

別の態様において、濾過アセンブリは、（ａ）上でさまざまに特徴づけられたフィルタカートリッジと、（ｂ）フィルタカートリッジに取り外し可能に取り付けられて、フィルタカートリッジのシール部材とシールを形成するフィルタヘッドとを備える。

例において、フィルタヘッドは、（ａ）端壁（３６）と、（ｂ）端壁から軸方向に延在する周状バンドであって、フィルタカートリッジの接続部とかみ合うように構築及び配置される複数の周方向に離間した接続セグメントを含む、周状バンドとを含む。

さまざまな例において、複数の周方向に離間した接続セグメントは、バンドの内側半径方向表面上にある。又は、複数の周方向に離間した接続セグメントは、バンドの外側半径方向表面上にある。又は、端壁は、バンドに囲まれた内面を含み、端壁の内面は、ばね付勢戻り止めを受けるように位置付けられた１つ又は複数の凹部を含む。

別の態様において、フィルタヘッドに取り付けられたフィルタカートリッジを含む濾過アセンブリを保守点検する方法は、（ａ）ヘッド上の接続セグメントからカートリッジ上の接続部を外すために、ヘッドに対してカートリッジを回転させることによってフィルタヘッドからフィルタカートリッジを取り外すことと、（ｂ）交互に周方向に離間した接続部及び非接続部を有する新しいフィルタカートリッジを提供することと、（ｃ）新しいフィルタカートリッジの接続部をフィルタヘッド上の接続セグメントと係合するために、新しいフィルタカートリッジを軸方向に押し、新しいフィルタカートリッジを９０°より小さく回転させることによって、ヘッド上に新しいフィルタカートリッジを取り付けることと、（ｄ）回転させながら、ヘッドと新しいフィルタカートリッジとの間でこれらに対してシールを形成するために、新しいフィルタカートリッジ上でシール部材を圧縮することとを含む。

例において、新しいフィルタカートリッジを提供するステップは、平滑な非接続部を有するフィルタカートリッジを提供することを含み、非接続部のそれぞれは互いに等間隔である。又は、ヘッドに新しいフィルタカートリッジを取り付けるステップは、停止部材がさらなる回転を防ぐために係合されるまで新しいフィルタカートリッジを回転させることを含む。

別の態様において、フィルタヘッドに取り付けられたフィルタカートリッジを含む濾過アセンブリを保守点検する方法は、（ａ）ヘッド上の接続セグメントからカートリッジ上の接続部を外すために、ヘッドに対してカートリッジを回転させることによってフィルタヘッドからフィルタカートリッジを取り外すことと、（ｂ）接続部を有する新しいフィルタカートリッジを提供することであって、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内の螺旋プロファイルのそれぞれが、それぞれの接続部内の少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる断面形状を有する、提供することと、（ｃ）新しいフィルタカートリッジの接続部をフィルタヘッド上の接続セグメントと係合するために、新しいフィルタカートリッジを軸方向に押し、新しいフィルタカートリッジを９０°より小さく回転させることによって、ヘッド上に新しいフィルタカートリッジを取り付けることと、（ｄ）回転させながら、ヘッドと新しいフィルタカートリッジとの間でこれらに対してシールを形成するために、新しいフィルタカートリッジ上でシール部材を圧縮することとを含む。

別の態様において、フィルタヘッドに取り付けられたフィルタカートリッジを含む濾過アセンブリを保守点検する方法は、（ａ）ヘッド上の接続セグメントからカートリッジ上の接続部を外すために、ヘッドに対してカートリッジを回転させることによってフィルタヘッドからフィルタカートリッジを取り外すことと、（ｂ）接続部を有する新しいフィルタカートリッジを提供することであって、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内で、螺旋プロファイルのそれぞれが隣接する螺旋プロファイルから軸方向に離間し、少なくとも１つの螺旋プロファイルと第２の螺旋プロファイルとの間の軸方向間隔が、残りの軸方向間隔とは異なる、提供することと、（ｃ）新しいフィルタカートリッジの接続部をフィルタヘッド上の接続セグメントと係合するために、新しいフィルタカートリッジを軸方向に押し、新しいフィルタカートリッジを９０°より小さく回転させることによって、ヘッド上に新しいフィルタカートリッジを取り付けることと、（ｄ）回転させながら、ヘッドと新しいフィルタカートリッジとの間でこれらに対してシールを形成するために、新しいフィルタカートリッジ上でシール部材を圧縮することとを含む。

別の態様において、フィルタヘッドに取り付けられたフィルタカートリッジを含む濾過アセンブリを保守点検する方法は、（ａ）ヘッド上の接続セグメントからカートリッジ上の接続部を外すために、ヘッドに対してカートリッジを回転させることによってフィルタヘッドからフィルタカートリッジを取り外すことと、（ｂ）接続部を有する新しいフィルタカートリッジを提供することであって、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内で、螺旋プロファイルの第１の螺旋プロファイルが、プロファイル形状、軸方向間隔、又は軸方向深さのうちの１つ又は複数に基づいて、少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる、提供することと、（ｃ）新しいフィルタカートリッジの接続部をフィルタヘッド上の接続セグメントと係合するために、新しいフィルタカートリッジを軸方向に押し、新しいフィルタカートリッジを９０°より小さく回転させることによって、ヘッド上に新しいフィルタカートリッジを取り付けることと、（ｄ）回転させながら、ヘッドと新しいフィルタカートリッジとの間でこれらに対してシールを形成するために、新しいフィルタカートリッジ上でシール部材を圧縮することとを含む。

さまざまな例において、ヘッドに新しいフィルタカートリッジを取り付けるステップは、停止部材がさらなる回転を防ぐために係合されるまで新しいフィルタカートリッジを回転させることを含み、回転させるステップは、方法を実施する人によってクリックが検出されるまで新しいフィルタカートリッジを回転させることを含む。又は、クリックは、可聴クリック音若しくは触覚クリック感の一方又は両方である。又は、クリックが検出されるまで回転させるステップは、新しいフィルタカートリッジ上の戻り止めがヘッドの戻り止め凹部内に受けられるまで回転させることを含む。又は、取り付けるステップは、ヘッドの出口開口を新しいフィルタカートリッジ上のグロメットシール部材と位置合わせすることを含む。又は、回転させるステップは、停止部材が新しいフィルタカートリッジとヘッドとの間で係合されるまで、新しいフィルタカートリッジを回転させることを含む。又は、新しいフィルタカートリッジを提供するステップは、上でさまざまに特徴づけられたフィルタカートリッジを提供することを含む。

別の態様において、ボウルカートリッジアセンブリは、（ａ）媒体構造物を有するフィルタカートリッジと、（ｂ）外側半径方向壁及び内部容積を有するボウルであって、フィルタカートリッジが内部容積内に取り外し可能に取付け可能であり、外側半径方向壁が非接続部と交互に並ぶ複数の接続部を有し、（ｉ）各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内で、螺旋プロファイルの第１の螺旋プロファイルが、プロファイル形状、軸方向間隔、又は軸方向深さのうちの１つ又は複数に基づいて、少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる、ボウルとを備える。

さまざまな例において、非接続部は平滑である。又は、媒体構造物は、開放内部容積を有するチューブ状に配置されたひだ状媒体を含む。又は、非接続部のそれぞれは互いに等間隔である。又は、各接続部は他の接続部と同一である。又は、各接続部は少なくとも４つの螺旋プロファイルを有する。

少なくとも３つの接続部が存在する、又は、接続部の少なくとも１つの螺旋プロファイルの終端部において外側半径方向壁から延在する半径方向に突出する停止部材をさらに含む。又は、フィルタカートリッジは、媒体構造物を覆う軸方向壁を有する第１の端部構造物を含む。

さまざまな例において、第１の端部構造物の軸方向壁から軸方向外向きに延在する少なくとも１つのばね付勢戻り止めをさらに含む。又は、第１の端部構造物の軸方向壁から軸方向外向きに延在する複数のばね付勢戻り止めが存在する。又は、各ばね付勢戻り止めは、第１の端部構造物の軸方向壁に取り付けられた板ばねを含む。又は、第１の端部構造物は第１のエンドキャップの一部であり、第１のエンドキャップは媒体構造物の第１の端部に固定される。又は、媒体構造物の第２の端部に固定された第２のエンドキャップをさらに含む。又は、外側半径方向壁の一部は、流体流路を画定する複数の周方向に離間した隙間を画定するために、半径方向に離間されたフィルタカートリッジである。

別の態様において、濾過アセンブリは、（ａ）上でさまざまに特徴づけられたボウルカートリッジアセンブリと、（ｂ）フィルタカートリッジに取り外し可能に取り付けられて、ボウルカートリッジアセンブリとフィルタヘッドとの間でシール部材とシールを形成するフィルタヘッドとを備える。

別の態様において、ボウルカートリッジアセンブリで使用するためのフィルタカートリッジは、（ａ）第１の端部及び反対側の第２の端部を有する処理媒体構造物と、（ｂ）媒体構造物の第１の端部に隣接する第１の端部構造物であって、第１の端部構造物が外側半径方向壁及び軸方向壁を含み、軸方向壁が媒体構造物の第１の端部を覆う、第１の端部構造物と、（ｃ）外側半径方向壁から延在する第１の複数の周方向に離間した半径方向突起であって、（ｉ）第１の複数の半径方向突起が、カートリッジがフィルタボウルに挿入されたときにフィルタボウルのリムを係合するように寸法決めされた終端部を有する第１の長手方向長さを有し、（ｉｉ）第１の複数の半径方向突起が、カートリッジがフィルタボウルに挿入されたときにフィルタボウルの一部に周方向に当接するように向けられた最少の１つの側方部分を有する、第１の複数の周方向に離間した半径方向突起と、（ｄ）外側半径方向壁から延在する第２の複数の周方向に離間した半径方向突起であって、（ｉ）第２の複数の半径方向突起が、第１の長手方向長さより短い第２の長手方向長さを有し、（ｉｉ）第２の複数の半径方向突起が、カートリッジがフィルタボウルに挿入されたときのフィルタボウル内でのカートリッジの正確な回転位置決めを支援するように向けられた、第２の複数の周方向に離間した半径方向突起と、（ｅ）第１の端部構造物の軸方向壁から軸方向外向きに延在する少なくとも１つのばね付勢戻り止めとを備える。

例において、第１の端部構造物の軸方向壁から軸方向外向きに延在する複数のばね付勢戻り止めが存在する。又は、各ばね付勢戻り止めは、第１の端部構造物の軸方向壁に取り付けられた板ばねを含む。又は、第１の端部構造物は第１のエンドキャップの一部であり、第１のエンドキャップは媒体構造物の第１の端部に固定される。又は、媒体構造物の第２の端部に固定された第２のエンドキャップをさらに含む。又は、処理媒体構造物は、開放内部容積を有するチューブ状に配置されたひだ状媒体を含む。

別の態様において、ボウルカートリッジアセンブリは、（ａ）上でさまざまに特徴づけられたフィルタカートリッジと、（ｂ）外側半径方向壁及び内部容積を有するボウルであって、フィルタカートリッジが内部容積内に取り外し可能に取付け可能であり、外側半径方向壁が非接続部と交互に並ぶ複数の接続部を有し、（ｉ）各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内で、螺旋プロファイルの第１の螺旋プロファイルが、プロファイル形状、軸方向間隔、又は軸方向深さのうちの１つ又は複数に基づいて、少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる、ボウルとを備える。

例示的な実施形態において、外側半径方向壁及び軸方向壁は一体化されている。

本開示によると、液圧式フィルタ装置又は滑沢剤（潤滑油）フィルタ装置などの液体フィルタ装置に実装することができるさまざまな特徴及び技術が提供される。技術のうちの選択されたものは、好ましくは、スピンオンフィルタ装置に適用することができる。

記載される技術は、フィルタヘッド及び／又はフィルタヘッドに取り外し可能に取り付けられるフィルタ部材の一方又は両方に組み込まれる特徴を含む。

所定のシステムにおいて少なくともいくつかの利点を得るために、本明細書に記載される技術のすべてを所定のシステムに組み込む必要はない。

本開示の原理に従って構築されるスピンオンフィルタカートリッジの斜視図である。 フィルタヘッドに接続された図１のフィルタカートリッジを含むフィルタアセンブリの断面図である。 図１のフィルタカートリッジの一部の斜視図であり、外側ハウジングが取り外されている。 図１のフィルタカートリッジの分解斜視図である。 図１のフィルタカートリッジで使用される第１のエンドキャップの平面図である。 図５の第１のエンドキャップの斜視図である。 図５及び６の第１のエンドキャップの一部の拡大寸法図である。 図１のフィルタカートリッジの一部の拡大断面図である。 図２のフィルタアセンブリで使用されるフィルタヘッドの底面斜視図である。 図９のフィルタヘッドの別の底面斜視図である。 図９及び１０のフィルタヘッドの別の底面斜視図である。 フィルタアセンブリの部分断面図であり、図９～１１のフィルタヘッドに取り外し可能に取り付けられた図１のフィルタカートリッジを示す。 フィルタアセンブリの別の実施形態の分解斜視図であり、フィルタヘッドの接続セグメントがフィルタヘッドの外側半径方向表面に沿ってあり、フィルタカートリッジの接続部がカートリッジの内壁に沿ってあることを除いて図２のアセンブリに類似している。 図１３のフィルタアセンブリの一部の概略断面図であり、フィルタヘッドとフィルタカートリッジとの間の接続を示す。 図１３のフィルタアセンブリの一部の概略断面図であり、フィルタヘッドとフィルタカートリッジとの間のインタフェースの一部を示す。 本開示の原理に従って構築されるフィルタカートリッジの斜視図である。 図１６のフィルタカートリッジとともに使用されるフィルタボウルの斜視図である。 図１７のフィルタボウルに取り付けられるステップの間の図１６のフィルタカートリッジを示す斜視図である。 図１７のフィルタボウルに完全に取り付けられた図１６のフィルタカートリッジを示す斜視図である。 本明細書で使用されるフィルタカートリッジの一部の代替の実施形態を示す図８に類似の図である。 本明細書で使用されるフィルタカートリッジの一部の別の代替の実施形態を示す図８及び２０に類似の別の図である。

図２において、参照番号２０は、全体として、本開示による液体フィルタアセンブリを示す。液体フィルタアセンブリ２０は、フィルタヘッド２２とフィルタカートリッジ２４とを含む。フィルタヘッド２２は通常、液体ライン、たとえば、液圧ライン又は潤滑流体（潤滑油）ライン中の機器に取り付けられる。保守点検中、フィルタヘッド２２は通常、機器の所定の位置のままである。

一方、フィルタカートリッジ２４は、フィルタヘッド２２上に取り外し可能に取り付けられる。保守点検は、フィルタカートリッジ２４内に含まれる媒体の交換によって提供される。本明細書に示されるフィルタカートリッジ２４は、スピンオンタイプのフィルタカートリッジである。よって、保守点検中、媒体及び外側ハウジングを含むフィルタカートリッジ２４全体が、取り外されて廃棄され、完全に新しいフィルタカートリッジ２４と交換される。

図２の断面には中心長手方向軸２６が示され、その周囲にフィルタアセンブリ２０が位置付けられる。用語「軸方向の」、「軸方向に」、及びその変形例は、本明細書で使用される場合、一般に、軸２６の一般的な方向に延びる特徴に言及することを意図する。用語「半径方向の」、「半径方向に」、及びその変形例は、軸２６に向かう方向、又は、軸２６から離れる方向に言及することを意図する。

さらに図２を参照すると、フィルタヘッド２２は、液体流れ入口２８と液体流れ出口３０とを含む。動作中、濾過される液体は、入口２８を通してフィルタヘッド２２に導かれる。次いで、液体は、濾過のためにフィルタカートリッジ２４を通して導かれる。次いで、濾過された液体は、フィルタヘッド２２に戻され、出口３０を通して排出される。

典型的なシステムでは、フィルタヘッド２２は、さまざまな特徴が追加された、鋳造金属部分、たとえば、鋳造アルミニウムを備える。

多くの実施形態が可能であるが、示される実施形態において、フィルタヘッド２２は、２２におけるフィルタを機器に固定するためのボルト孔３４、３５を有することができるフランジ３２を含む。

端壁３６は、フランジ３２に固定される。端壁３６は通常、フィルタヘッド２２からカートリッジ２４への液体の流れを可能にする、入口２８と連通する入口開口３８を含む。端壁３６は、カートリッジ２４からフィルタヘッド２２への濾過された液体の流れを可能にする出口開口４０も有し、主出口３０を通して排出することを可能にする。

端壁３６から軸方向に延在しているものは周状バンド４２である。バンド４２は、外面４６及び反対側の内部又は内側半径方向表面４８を有する、囲壁４４を有する。内側半径方向表面４８は、フィルタヘッド２２とフィルタカートリッジ２４との間の選択的な着脱を可能にするシステムを含み、それは、以下でさらに論じられる。

フィルタカートリッジ２４は、図２の斜視図、及び、フィルタヘッド２２に接続された図２の断面に示される。フィルタカートリッジ２４はフィルタハウジング５０を含む。フィルタハウジング５０は、囲壁５４を有する外部缶又はシェル５２を含む。囲壁５４は、外面５６と、反対側の内面５８とを有する。閉じた底部６０と、フィルタヘッド２２とインタフェースする反対側の口部６２とがある。

シェル５２は、口部６２に隣接してシェル５２のまわりで周方向に離間された複数の滑り止めディンプル５３を含むことができる。ディンプル５３は、カートリッジ２４及びフィルタヘッド２２の取り付け又は取り外しの際に、ユーザがカートリッジ２４を把持することを可能にするのに役立つ。

通常、外側シェル５２は金属部品を備える。ハウジング５０は内部容積６４を画定する。内部容積６４内に、フィルタ媒体構造物６６が位置付けられる。フィルタ媒体構造物６６は、第２の（下部）エンドキャップ７０と第１の（上部）端部構造物７１との間の延在部に位置付けられるフィルタ媒体６８を備える。端部構造物７１は、媒体構造物６６の第１の端部に隣接しており、媒体構造物６６に固定される第１のエンドキャップ７２の一部とすることができる。媒体６８は、遭遇する特定の動作及び条件のために選択されるさまざまな材料を備えることができる。通常、フィルタ媒体６８はひだ付き形態で提供されるが、それに代わる形態も可能である。さまざまなタイプ又は形状の媒体又は媒体プリーツを使用することができる。接着性ビードは、たとえば、媒体の一体性及びプリーツの間隔の維持を支援することができる。いくつかの代替的な装置では、必要に応じて、媒体６８は、プラスチック又はワイヤメッシュスクリーンで覆うことができる。

フィルタ媒体構造物６６は、チューブ状の形状とすることができ、開放フィルタ内部容積７４のまわりで構成して、開放フィルタ内部容積７４を画定することができる。内部媒体支持体７６は、開放フィルタ内部容積７４内に位置付けられ、この例では、エンドキャップ７０、７２の間に媒体６８に沿って延在し、エンドキャップ７０、７２に固定された多孔質ライナを備える。

それに代わるものが可能であるが、示される例では、第２のエンドキャップ７０は閉鎖されたエンドキャップであり、濾過されてない液体の通過を阻止する閉鎖された中心部を有することを意味する。チューブ状フィルタ媒体構造物６６は、第１のエンドキャップ７２に固定される第１の端部８０と、第２のエンドキャップ７０に固定される反対側の第２の端部８２とを有する。媒体６８は、接着若しくはポッティングを含むさまざまな方法によって、又は、媒体６８の所定の位置に成形することによって、第２のエンドキャップ７０に固定される。さまざまな材料をエンドキャップ７０のために使用することができ、それには金属又はプラスチックを含むことができる。

他方、第１のエンドキャップ７２は、通常、エンドキャップを通る中心流れ穴８４を画定する開いたエンドキャップである。穴８４は、媒体６８の内部７４と直接流れ連通するように位置付けられる。本明細書において、用語「直接流れ連通」は、媒体６８を通る流路を必要とすることなく、内部７４と流れ連通することが可能な通路に言及することを意図する。すなわち、内部７４内の液体は、同時に媒体６８を通過することなく、穴８４を通って直接流れることができる。当然のことながら、説明されるような「外から内への」流れ装置に対する第１の例においては、液体は最初に媒体６８を通過しなければ、内部７４に到達しない。

示されるように、図示されるフィルタカートリッジ２４は、濾過中の外から内への流れのために構成される。これは、濾過されてない液体が、フィルタヘッド２２から、媒体６８のまわりの、壁５４の内面５８の間の環状部８６に導かれ、次いで、媒体６８を通り、支持体７６を通り、内部７４に導かれることを意味する。濾過された液体は、第１のエンドキャップ７２の中心流れ穴８４を通って上方に導かれ、出口開口４０を通ってフィルタヘッド２２に戻り、次いで、出口３０を通って外に出る。

なお、本明細書に記載の原理の多くは、濾過される液体の流れ方向が逆方向である、すなわち、穴８４を通って内部７６に入り、媒体６８を通って環状部８６に入り、次いで、フィルタヘッド２２に戻る「内から外への」流れ装置に関連して利用することができる。

一般に、液体流れがフィルタカートリッジ２４を通して導かれるときに、液体流れが媒体６８を迂回するのを防ぐために、フィルタカートリッジ２４とフィルタヘッド２２との間にシール装置が必要である。そのようなシール装置は、カートリッジ２４とフィルタヘッド２２との間でこれらに対してシールを形成するために、カートリッジ２４上のシール部材８８によって提供される。

図３～７に注目すると、それ自体、又は、他の特徴とともに、第１の端部構造物７１が示されている。第１の端部構造物７１は外側半径方向壁９０を含む。外側半径方向壁９０は、第１の端部８０から、第２の端部８２に向かう方向に、フィルタ媒体構造物６６の長さの少なくとも一部に沿って延在する。外側半径方向壁９０は、媒体構造物６６の一部を覆う、又は、それに重なる。多くの例が可能であるが、示される例において、外側半径方向壁９０は、第１の端部８０と第２の端部８２との間のフィルタ媒体構造物の全長の２５％より短く且つ５％より長く重なる。

図８において、第１の端部構造物７１の外側半径方向壁９０が拡大されて示される。外側半径方向壁９０は、シール部材８８を保持するシール部材座９２を画定する。示される例において、シール部材座９２は、その間に壁部９６を有する、一対の半径方向外向きに延在するフランジ９４、９５を有する。シール部材８８は、フランジ９４、９５の間に位置付けられる。

さらに、図８を参照すると、ハウジング５０が第１の端部構造物７１に取り付けられる方法が分かる。多くの異なる技術が利用可能であるが、示される例において、ハウジング５０は、外側半径方向壁９０に取り付けられる。特に、ハウジング５０は、フランジ９５の少なくとも第１のフランジ上に折り重ねることによって、外側半径方向壁９０に取り外し不能に固着又は固定される。ハウジング５０は、フランジ９４、９５の間の壁部９６の少なくとも一部を覆うことができる。いくつかの実施形態において、ハウジング５０は、フランジ９４の第２のフランジの少なくとも一部の上に同様に折り重ねることができ、折り重なり９７において壁部９６を完全に覆うことができる。図８において、シール部材８８は、シール部材座９２において、ハウジング５０に対して半径方向外向きに向けられる。示されている例において、ハウジング５０はシール部材８８と第１の端部構造物７１の外側半径方向壁９０の壁部９６との間でこれらに対して挟まれる。

第１の端部構造物７１は軸方向壁１００をさらに含む。軸方向壁１００は、媒体構造物６６の第１の端部８０を覆う。一般に、外側半径方向壁９０は、軸方向壁１００に対して約９０°の角度で延在する。軸方向壁１００は中心流れ穴８４を画定する。中心流れ穴８４は、フィルタヘッド２２、たとえば、出口開口４０を画定するフィルタヘッド２２の部分との接続のためにその中のグロメットシール部材１０２などの、シール部材をさらに収めることができる。

第１の端部構造物７１は、示される例示的な実施形態において、１０７ａ、１０７ｂ、及び１０７ｃで例示的な図に示される、複数の周方向に離間した非接続部１０７を含む。非接続部１０７は一般に、フィルタヘッド２２がカートリッジ２４に取り付けられたとき、完全な隙間（まったく壁構造ではない）、又は、壁９０の平滑部、又は、フィルタヘッド２２に干渉しない壁９０の部分のいずれかとして、外側半径方向壁９０に沿ってある。好ましい実施態様において、非接続部１０７は、円周長さが等しく、互いから等間隔である。この場合、３つの非接続部１０７ａ、１０７ｂ、及び１０７ｃがあるとき、それらは互いに６０°離される。

本開示の原理によると、フィルタカートリッジ２４は、カートリッジの単なる挿入及び完全回転より小さい回転を含む、フィルタヘッド２２へのカートリッジ２４の低摩擦設置を可能にするシステムを含む。本実施形態において、システムは、接続システム１０４を含む。接続システム１０４は、カートリッジ２４の低摩擦挿入及び１８０°未満、たとえば、約６０°の回転を可能にする。接続システム１０４は、交差螺着を排除し、特定の顧客に特有のコネクタを有することに適する。

示される例示的な実施形態において、接続システム１０４は、１０６、１０８、及び１１０として本明細書に示される、複数の周方向に離間した接続部を含む。各接続部１０６、１０８、１１０は、複数の螺旋プロファイル１１２、１１３を含む。少なくとも２つの螺旋プロファイル１１２、１１３、及び、２つより多い螺旋プロファイル、たとえば、３つの螺旋プロファイル１１２、１１３、１１４とすることができる。示される例において、４つの螺旋プロファイル１１２、１１３、１１４、１１５がある（図８）。

螺旋プロファイル１１２、１１３、１１４、１１５のそれぞれは、外側半径方向壁９０に沿って延在し、外側半径方向壁９０から突出する。「螺旋プロファイル」によって、連続する場合に一般的な螺旋形状を有する、最外境界に沿った幾何学的な外形が意図される。螺旋プロファイルは、ねじではない。螺旋プロファイルでは、中心長手方向軸に対して垂直な平面は、１つより多いプロファイルを通過し、一方、ねじでは、中心長手方向軸に対して垂直な平面は、１つのねじ山形状のみ通過する。

図８を参照する。示される実施形態において、４つの螺旋プロファイル１１２、１１３、１１４、１１５がある。図７から分かるように、螺旋プロファイル１１２～１１５は、ねじれ角１１６で延在する。用語「ねじれ角」によって、長手方向軸２６に対して垂直な平面に対する螺旋プロファイル１１２～１１５のそれぞれの角度が意図される。図７において、ねじれ角は参照番号１１６で示される。螺旋プロファイル１１２～１１５のそれぞれは好ましくは、同じねじれ角１１６を有するが、他の実施形態では、ねじれ角１１６は、螺旋プロファイル１１２～１１５ごとに異なる可能性がある。

図１２において、１１８ｃはシール圧縮の量を示し、それはねじれ角１１６によって影響を受ける。

螺旋プロファイル１１２～１１５のそれぞれは、隣接する螺旋プロファイル１１２～１１５から軸方向に離間している。「軸方向間隔」によって、プロファイル１１２～１１５のそれぞれの耐荷重面間の間隔が意図される。「耐荷重」面は、接続されたときの、フィルタヘッドのねじ山に対する面である。耐荷重面は、本実施形態において、図２０の１１２ａ、１１３ａ、１１４ａ、及び１１５ａで示される。個々の螺旋プロファイル１１２～１１５のそれぞれの間の軸方向間隔は、同じとすることができる、又は、異なるようにすることができる。示される実施形態では、間隔は異なる。たとえば、図８及び２０は、Ｄ１で接続部１１２と１１３との間の軸方向距離、Ｄ２で接続部１１３と１１４との間の距離、及び、Ｄ３で接続部１１４と１１５との間の距離を示す。いくつかの実施形態において、Ｄ１、Ｄ２、及びＤ３のそれぞれは等しくすることができるが、多くの好ましい実施形態において、Ｄ１、Ｄ２及びＤ３のそれぞれは異なる値である。

螺旋プロファイル１１２～１１５のそれぞれは、断面形状を有する。螺旋プロファイル１１２～１１５のそれぞれの断面形状は、すべて同一とすることができる、又は、好ましくは、互いに異なるようにすることができる。好ましくは、各接続部１０６、１０８、１１０内の螺旋プロファイル１１２、１１５のそれぞれは、それぞれの接続部１０６、１０８、１１０内の少なくとも１つの他の螺旋プロファイル１１２～１１５と異なる断面形状を有する。

たとえば、図８及び２０において、最上部の螺旋プロファイル１１２は台形形状を有し、それらにおいては、非平行側部１１２ａのうちの一方は長手方向軸２６に対して垂直である平面内に含まれ、非平行側部１１２ｂのうちの他方はその同じ平面に対して角度がつけられている。螺旋プロファイル１１３は、長方形であるように示され、それは正方形である可能性がある。螺旋プロファイル１１４は、台形であるように示され、それらにおいては、両方の非平行側部は、長手方向軸２６に垂直な平面に対して角度がつけられている。螺旋プロファイル１１５は、断面が丸いように示される。これらはあくまでも例であり、使用することができる、多くの、多くの異なる形状及び組合せがあることは理解されるべきである。実際、これらのカートリッジ２４の顧客ごとに、螺旋プロファイルの独自の特定の「コード」を要求することができる。

図２１は、プロファイルの耐荷重面の異なる軸方向深さを含む、代替的な螺旋プロファイルの組合せを示す。図２１の例において、３つの螺旋プロファイル３１２、３１３、３１４があり、それらは、形状、軸方向間隔、及び耐荷重深さが異なる。３つの螺旋プロファイル３１２、３１３、３１４はすべて台形であるが、互いに異なるように形づくられた台形である。プロファイル３１２ａと３１３ａとの間の軸方向間隔はＤ１で示され、一方、プロファイル３１３ａと３１４ａとの間の軸方向間隔はＤ２で示される。Ｄ１とＤ２とは異なり、Ｄ１はＤ２より大きい。軸方向深さは、Ｈ１、Ｈ２、及びＨ３で示される。それらは、軸方向支持面３１２ａ、３１３ａ、３１４ａのそれぞれの基部、及び、螺旋プロファイル３１２、３１３、３１４のそれぞれの終端部（自由端部）から測定される。軸方向深さＨ１、Ｈ２、Ｈ３は、この例示的な実施形態では、互いに異なる。

図８、２０、及び２１の精査から、螺旋プロファイルの組合せを選択するとき、プロファイル形状、軸方向間隔、及び／又は、軸方向深さ、及び／又はこれらの特性の任意の組合せのうちの少なくとも１つによって、螺旋プロファイルの少なくとも１つ（又は、１つより多く）が、螺旋プロファイルの少なくとも１つの他のものと変えることができることは認識されるべきである。

好ましくは、各接続部１０６、１０８、１１０は、他の接続部１０６、１０８、１１０と同一である。これは、フィルタヘッド２２上にカートリッジ２４を取り付けるとき、ユーザは、フィルタヘッド２２上の特定の受ける接続セグメントへの正確な接続部１０６、１０８、１１０の適合について心配する必要がないことを意味する。フィルタカートリッジ２４は、フィルタハウジング５０は、口部６２において外側半径方向壁９０に取り外し不能に固定され、外側半径方向壁９０の接続部１０６、１０８、１１０がフィルタハウジング５０の外側にあるように構築される。実際、接続部１０６、１０８、１１０は、ハウジング５０の終端部９８（図８）の軸方向上方に位置する。

好ましくは、外側半径方向壁９０は、複数の交互に並ぶ周方向に離間した接続部１０６、１０８、１１０と、平滑な非接続部１０７ａ、１０７ｂ、１０７ｃとを有する。接続部１０６、１０８、１１０は、フィルタヘッド２２との接続を形成しない短い部分で中断させることができ、一般に、好ましい例では、非接続部１０７は、フィルタヘッド２２との接続又は取付けを形成する半径方向壁９０に沿った構造を有しないが、それに代わる構造も可能である。フィルタヘッド２２との接続を形成しない接続部１０６、１０８、１１０における任意の中断は、「非接続部」の定義内とは考えられない。

ここで図９～１１を参照すると、フィルタヘッド２２がさらに詳細に示されている。フィルタヘッド２２の内側半径方向表面４８は、フィルタカートリッジ２４の接続部１０６、１０８、１１０とかみ合うように構築及び配置された、複数の周方向に離間した接続セグメント１２２、１２４、１２６を含む。図１２に注目すると、図１２において、接続セグメント１２２、１２４、１２６が接続部１０６、１０８、１１０とかみ合う方法が分かる。特に、接続セグメント１２２、１２４、１２６のそれぞれはプロファイル１２８を有し、それは、接続部１０６、１０８、１１０のプロファイル形状の鏡像である。よって、プロファイル１２８は、螺旋プロファイル１１２～１１５と同じ断面形状を有する凹部を含む。たとえば、プロファイル１２８は、螺旋プロファイル１１２の台形形状にかみ合う形状を有する最上部のプロファイル凹部１３０を有する。同様に、プロファイル凹部１３１は、螺旋プロファイル１１３の断面形状とかみ合う長方形形状を有する。プロファイル凹部１３２は、螺旋プロファイル１１４の形状とを照合している台形形状を有し、一方、プロファイル凹部１３３は、丸い螺旋プロファイル１１５を受ける丸い形状を受ける丸い形状を有する。当然のことながら、螺旋プロファイル１１２～１１５の断面形状が変わると、対応するプロファイル凹部１３０～１３３も同様に変わる。

図９～１１から分かるように、接続セグメント１２２、１２４、１２６は、内側半径方向表面４８に沿って周方向に離間し、内側半径方向表面４８の平滑な溝のない部分１３５、１３６、１３７によって分離される。

図５及び６に注目すると、１つの好ましい第１の端部構造物７１が示されている。第１の端部構造物７１は、入口装置１４０を有するように構築及び配置される。入口装置１４０は、例示的な実施形態において、第１の端部構造物７１では入口開口１４２とすることができる複数の流体流路１４２を含む。濾過される流体は、フィルタアセンブリ２０に入ると、入口２８を通ってフィルタヘッド２２に流れ込み、フィルタヘッド２２を出る入口開口３８を通って、フィルタカートリッジ２４に入る。濾過された当時への流体は、第１の端部構造物７１の入口開口１４２を通って流れることによって、カートリッジ２４の環状部８６に入る。

本実施形態において、第１の端部構造物７１の外側半径方向壁９０は、その間に複数の周方向に離間した隙間１４４を画定するために、軸方向壁１００から間隔をあけて、軸方向壁１００に取り付けられる。隙間１４４は、入口開口１４２として機能する。示される好ましい実施形態において、周方向に離間した接続部１０６、１０８、１１０は、外側半径方向壁９０の開放隙間１４４と交互に並ぶ。隙間１４４は、非接続部１０７に対応する。外側半径方向壁９０は、軸方向壁１００からの遠位端１４８に連続壁のリング１４６を有する。連続リング１４６は、第１の端部構造物７１の外周全体を取り囲んで形成するという点で連続である。連続リング１４６は、その上にシール部材８８を保持する。

例示的な実施形態において、入口開口１４２を形成している隙間１４４は、リング１４６と非接続部１０７ａ、１０７ｂ、１０７ｃとの間にある。

フィルタカートリッジ２４は、停止部材１５０をさらに含むことができる。停止部材１５０は、フィルタカートリッジ２４がフィルタヘッド２２に取り付けられ、固定されているときに当接又は係合するために、フィルタヘッド２２の一部に係合面を提供する。停止部材１５０は、カートリッジ２４が、接続部１０６、１０８、１１０及び接続セグメント１２２、１２４、１２６のかみ合いにより、フィルタヘッド２２上に完全にかみ合ったというフィードバックをユーザに提供する。フィルタヘッド２２と停止部材１５０との間の係合は、フィルタヘッド２２に対するフィルタカートリッジ２４のさらなる回転を阻止する。

示される実施形態において、停止部材１５０は、第１の端部構造物７１の外側半径方向壁９０から、半径方向に突出している。示される例示的な実施形態において、停止部材１５０は、接続部１０６、１０８、１１０の少なくとも１つの螺旋プロファイル１１２～１１５の終端部において、外側半径方向壁９０から延在する。図５及び７に示される例において、第１の端部構造物７１上に単一の停止部材１５０のみ存在する。いくつかの実施形態において、停止部材１５０は、接続部１０６、１０８、１１０のそれぞれの終端部から延在することができる。

螺旋プロファイル１１２～１１５は、いくつかの変形例では、フィルタヘッド２２とカートリッジ２４との間の完全な取付けの直前に係合されるプロファイルの端部の方へ突出する隆起を含むことができる。隆起により、接続セグメント１２２、１２４、１２６から接続部１０６、１０８、１１０の間の取付けプロセスの終わりに追加のトルクが必要となる。隆起は、たとえば振動による、フィルタヘッド２２とカートリッジ２４との間の意図しない切断の防止を支援する。

本開示の原理によると、フィルタカートリッジ２４は、少なくとも１つのばね付勢戻り止め１６０をさらに含むことができる。戻り止め１６０は、第１の端部構造物７１の軸方向壁１００から、軸方向外向きに延在する。多くの好ましい実施形態において、且つ、示される実施形態において、複数のばね付勢戻り止め１６０、１６１、１６２が存在し、それぞれ、第１の端部構造物７１の軸方向壁１００から軸方向外向きに延在する。ばね付勢戻り止め１６０、１６１、１６２は、互いから周方向に離間し、中心流れ穴８４の半径方向外側にあり、入口開口１４２の半径方向内側にある。

各ばね付勢戻り止め１６０、１６１、１６２は、軸方向への戻り止め１６０、１６１、１６２の弾性撓みを可能にする、軸方向壁１００に取り付けられた板ばね１７１、１７２、１７３などのばねを含む。

戻り止め１６０、１６１、１６２は、フィルタヘッド２２の端壁３６の内面１７６内に画定される戻り止め凹部１６４、１６５、１６６によって受けられる。戻り止め１６０～１６２と戻り止め凹部１６４～１６６との間の相互作用は、フィルタカートリッジ２４がフィルタヘッド２２上に適切に取り付けられたことをユーザに知らせる可聴「クリック」音などのフィードバックを提供する。戻り止め１６０、１６１、１６２は、動作中、振動のためにフィルタカートリッジ２４がフィルタヘッド２２からゆるむことを阻止することも支援する。フィードバックは、可聴であることに加えて、戻り止め１６０～１６２が凹部１６４～１６６にあるときにもユーザが感知することができるという点で、触覚的とすることも可能である。

フィルタアセンブリ２０の代替の実施形態が、図１３～１５に２０’で示される。アセンブリ２０’の構造及び特徴は、アセンブリ２０の構造及び特徴と同じであり、それらの説明及び特徴はここでは再び記載しないが、むしろ、参照することにより本明細書に組み込まれる。アセンブリ２０とアセンブリ２０’との違いは、複数の周方向に離間した接続セグメント１２２’がバンド４２’フィルタヘッド２２’の外側半径方向表面２００上にあり、一方、フィルタカートリッジ２４’の接続部１０６’がエンドキャップ７２’の内壁２０２に沿ってあるということである。エンドキャップ７２’は、フィルタ媒体６８’の外径の半径方向外側にある囲壁２０４を有する。囲壁２０４は、媒体６８’の第１の端部８０’から媒体６８’の反対の方向に、軸方向に突出する延在部２０６を含む。延在部２０６内の、エンドキャップ７２’と延在部２０６の終端部２１０との間の容積２０８は、フィルタヘッド２２’のバンド４２’を受けるように寸法決めされる。

図１４及び１５において、缶５２の囲壁５４がカートリッジ２４’の残りの部分に取り外し不能に取り付けられることは理解されよう。示される例において、缶５２は、エンドキャップ延在部２０６の終端部２１０上の圧着部２１２で折り畳まれる又は圧着されることによって、エンドキャップ７２’に取り付けられる。

エンドキャップ７２’の軸方向壁１００’は、そこから突出する１６０’、１６２’など戻り止めを含むことができる。戻り止め１６０’、１６２’は、フィルタヘッド２２’の戻り止め凹部内に受けられ、可聴クリック又は触覚クリック感覚の形態のフィードバックを提供する。

媒体６８’の入口側（汚れた側）の濾過されてない流れと媒体６８’の出口側（清浄な側）との間にシールを提供するシール部材１０２’は、図１４及び１５で参照することができる。シール部材１０２’は、カートリッジ２４’の出口８４’のまわりにある。フィルタヘッド２２’において、濾過されてない液体は、濾過されてない液体用ポート２２０を通ってカートリッジ２４’に流れる。媒体６８’を通って流れた後、濾過された液体は、濾過された液体用ポート２２２を通ってヘッド２２’に戻る。

ボウルカートリッジアセンブリの代替の実施形態は、図１６～１９に４０２で示される。ボウルカートリッジアセンブリ４０２は、フィルタカートリッジ４０４とフィルタボウル４０６とを含む。

フィルタカートリッジ４０４は、フィルタボウル４０６内に、挿入可能且つ取り外し可能且つ交換可能である。フィルタボウル４０６は、図９及び１０のフィルタヘッド２２などのフィルタヘッドに取り外し可能に接続される／取り付けられる。図１８は、フィルタボウル４０６の内部４０８に部分的に取り付けられたフィルタカートリッジ４０４を示し、図１９は、フィルタボウル４０８の内部４０８に完全に取り付けられて、位置付けられたフィルタカートリッジ４０４を示す。

フィルタカートリッジ４０４は変えることができる。示される例において、フィルタカートリッジ４０４は、ひだ付きフィルタ媒体４１０のチューブ状（たとえば、円筒状）部分を有する。フィルタ媒体４１０の反対側の端部に、第１及び第２の端部構造物又はエンドキャップ４１２、４１４がある。第１のエンドキャップ４１２は、ひだ付きフィルタ媒体の内部と連通する貫通開口部４１６を有する開放エンドキャップである。第２のエンドキャップ４１４は、開いている又は閉じていることが可能である。開口４１６を取り囲むシール部材４１７を有することができる。

第１のエンドキャップ４１２は、少なくとも１つ、示される例では複数の、それぞれ第１のエンドキャップ４１２の軸方向壁４１９から軸方向外向きに延在するばね付勢戻り止め４２０、４２１、４２２を含むことができる。ばね付勢戻り止め４２０、４２１、４２２は、戻り止め１６０、１６１、１６２に類似しており、１６０、１６１、１６２の説明は戻り止め４２０、４２１、４２２に適用され、再び繰り返さない。戻り止め４２０、４２１、４２２は、たとえば、フィルタヘッド２２の端壁３６の内面１７６内に画定された戻り止め凹部１６４、１６５、１６６によって受けられ、フィルタカートリッジ４０４がフィルタヘッド２２上に適切に取り付けられたことをユーザに知らせる可聴「クリック」音などのフィードバックを提供し、さらに、動作中、振動のためにフィルタカートリッジ４０４がフィルタヘッド２２からゆるむことを阻止する。フィードバックは、可聴であることに加えて、触覚的とすることも可能である。

第１のエンドキャップ４１２は、第１のエンドキャップ４１２の外周４１３から半径方向に延在する第１の複数の周方向に離間した半径方向突起４３０を含む。第１の複数の半径方向突起４３０は、カートリッジ４０４がフィルタボウル４０６に挿入されたときにリム４３２フィルタボウル４０６を係合するように寸法決めされた終端部４３１を有する第１の長手方向長さを有する。

第１の複数の半径方向突起４３０は、カートリッジ４０４がボウル４０６に挿入されたときにフィルタボウル４０６の一部に周方向に当接するように向けられた最少の１つの側方（又は、横）部分４３３を有する。図１８及び１９に示されるように、側方部分４３３は、フィルタヘッド２２に対してばね付勢戻り止め４２０、４２１、４２２を角度をなして配置すること又は計測することを支援する、離間した接続部４４６、４４８、及び４５０（後述）の側縁４３４に対して周方向に係合する。半径方向突起４３０は、接続部４４６、４４８、及び４５０の側縁４３４に対して係合することによって、ボウル４０６内でのカートリッジ４０４の回転も阻止する。

第１のエンドキャップ４１２は、外側半径方向壁４１３から延在する第２の複数の周方向に離間した半径方向突起４３５をさらに含む。第２の複数の半径方向突起４３５は、第１の半径方向突起４３０の第１の長手方向長さより短い第２の長手方向長さを有する。

第２の複数の半径方向突起４３５は、カートリッジ４０４がフィルタボウル４０６に挿入されたときの、フィルタボウル４０６内でのカートリッジ４０４の正確な回転位置決めを支援するように向けられる。第２の半径方向突起４３５は、接続部４４６、４４８、及び４５０と干渉し、それによって、ボウル４０６と適切に位置合わせされない限り、カートリッジ４０４がボウル４０６に挿入されるのを阻止する。

本開示の原理によると、フィルタボウル４０６は、その中で内部容積４０８を画定する囲壁を形成する外側半径方向壁４０７を含む。フィルタボウル４０６は、アセンブリ４０２の単なる挿入及び完全回転より小さい回転を含む、フィルタヘッド２２へのボウルカートリッジアセンブリ４０２の低摩擦設置を可能にするシステムを有する。本実施形態において、システムは、上で説明されて、ここでは再び繰り返さないシステム１０４に類似の、接続システム４４０を含む。接続システム４４０は、システム１０４のように働き、アセンブリ４０２の低摩擦挿入及び１８０°未満、たとえば、約６０°の回転を可能にする。接続システム４４０は、交差螺着を排除し、特定の顧客に特有のコネクタを有することに適する。接続システム４４０は、外側半径方向壁４０７上に実装される。

接続システム４４０は、４４６、４４８、及び４５０として本明細書に示され、接続部１０６、１０８、１１０に類似の、複数の周方向に離間した接続部を含み、螺旋プロファイル１１２、１１３、１１４に類似の、複数の螺旋プロファイル４５２、４５３、４５４を有する。螺旋プロファイル４５２、４５３、４５４は、図８、２０、及び２１に関連して上で説明されたさまざまな特性を有することができ、説明は、参照することにより本明細書に組み込まれ、ここで再び繰り返さない。

フィルタカートリッジ４０４がボウル４０６に取り付けられるとき、流れ隙間４６２、４６４が、フィルタカートリッジ４０４とフィルタボウル４０６との間に生じる。流れ隙間４６２、４６４は、隣接する接続部４４６、４４８、４５０の間にも周方向にある。フィルタヘッド２２に固定されると、流れ隙間４６２、４６４は、濾過される入口流体流れのための流れ通路とすることができる。濾過される流体は、フィルタヘッド２２から、フィルタアセンブリ４０２に、そして、流れ隙間４６２、４６４に流れる。その後、流体は、（流体から不純物を取り除く）フィルタ媒体４１０を半径方向に通って、フィルタ内部に流れる。そこから、流体は、第１のエンドキャップ４１２の開口４１６を通って流れることによってフィルタアセンブリ４０２を出て、フィルタヘッド２２に戻る。使用期間後、フィルタカートリッジ４０４は、ボウル４０６から取り外すことができて、新しいフィルタカートリッジ４０４と交換することができる。ボウル４０６は、システム１０４に関して上で説明されたように、接続システム４４０のかみ合いにより、フィルタヘッド２２に取り付けられる。

ボウルカートリッジアセンブリ４０２は、フィルタアセンブリを形成するために、フィルタヘッド２２などのフィルタヘッドとともに使用することができる。

フィルタアセンブリ２０を保守点検する方法は、上記の原理を使用して実施することができる。動作期間後、フィルタカートリッジ２４は、フィルタ媒体６８が詰まるため、カートリッジ２４の交換による保守点検を必要とする。フィルタアセンブリ２０を保守点検するために、古いフィルタカートリッジ２４はフィルタヘッド２２から取り外されて、廃棄される。フィルタヘッドから古いフィルタカートリッジ２４を取り外すために、カートリッジ２４は、好ましくは手で、工具を使用せずに、フィルタヘッド２２に対して回転される。カートリッジ２４は、接続セグメント１２２、１２４、１２６から接続部１０６、１０８、１１０を外すように回転される。これにより、シール部材８８も解放され、カートリッジ２４をフィルタヘッド２２から軸方向に引き離すことが可能になる。

次いで、新しい媒体６８を有する新しいフィルタカートリッジ２４が提供される。フィルタヘッド２２の出口開口４０をカートリッジ２４のグロメットシール部材１０２と位置合わせすることによって、新しいフィルタカートリッジ２４が、フィルタヘッド２２に取り付けられる。カートリッジ２４は、フィルタヘッド２２の方へ軸方向に押され、次いで、９０°未満、通常は、６０°以下回転される。カートリッジ２４は、接続部１０６、１０８、１１０を接続セグメント１２２、１２４、１２６と係合する又はかみ合うように回転される。停止部材１５０がフィルタヘッド２２内でのカートリッジ２４のさらなる回転を阻止するまで、カートリッジ２４は回転することができる。カートリッジ２４がフィルタヘッド２２内で回転されると、フィルタヘッド２２とカートリッジ２４との間でこれらに対してシールを形成するために、シール部材８８は圧縮される。回転ステップ中、戻り止め１６０、１６１、１６２が戻り止め凹部１６４、１６５、１６６内に受けられて、可聴クリック又は触覚クリック感覚の形態のフィードバックがユーザに検出されるまで、カートリッジ２４は回転する。これは、フィルタカートリッジ２４がフィルタヘッド２２に適切に取り付けられ、フィルタアセンブリ２０が再び濾過の準備ができていることを保証する。

上記は例示的な原理を表す。多くの実施形態は、これらの原理を使用して作成することができる。

Claims (103)

1. （ａ）第１の端部及び反対側の第２の端部を有する処理媒体構造物と、
   （ｂ）前記媒体構造物の前記第１の端部に隣接する第１の端部構造物であって、前記第１の端部構造物が外側半径方向壁及び軸方向壁を含み、
   （ｉ）前記軸方向壁が前記媒体構造物の前記第１の端部を覆い、
   （ｉｉ）前記外側半径方向壁が非接続部と交互に並ぶ複数の接続部を有する、
   第１の端部構造物と、
   （ｃ）外部、内部、底部、及び反対側の口部を画定する囲壁を有するフィルタハウジングであって、
   （ｉ）前記フィルタハウジングが前記口部で前記外側半径方向壁に固定されており、
   （ｉｉ）前記媒体構造物が前記囲壁の内部に位置付けられ、前記囲壁から離間している、
   フィルタハウジングと
   を備える、フィルタカートリッジ。
2. 前記外側半径方向壁が前記媒体構造物の一部に重なる、請求項１に記載のフィルタカートリッジ。
3. 前記非接続部が平滑である、請求項１又は２に記載のフィルタカートリッジ。
4. 前記処理媒体構造物が、開放内部容積を有するチューブ状に配置されたひだ状媒体を含む、請求項１～３のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
5. 前記フィルタハウジングの前記底部が閉じられている、請求項１～４のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
6. 前記非接続部のそれぞれが互いに等間隔である、請求項１～５のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
7. 前記フィルタハウジングの外部に固定されたシール部材をさらに備える、請求項１～６のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
8. 前記外側半径方向壁の前記接続部が前記フィルタハウジングの外側にある、請求項１～７のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
9. 前記外側半径方向壁の前記接続部が、前記外側半径方向壁の外側外部部分に沿ってある、請求項１～８のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
10. 前記外側半径方向壁の前記接続部が、前記外側半径方向壁の内部部分に沿ってある、請求項１～８のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
11. 各接続部が、ねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有する、請求項１～１０のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
12. 各接続部内の前記螺旋プロファイルのそれぞれが、それぞれの接続部内の少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる断面形状を有する、請求項１～１１のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
13. 各接続部内で、前記螺旋プロファイルのそれぞれが、隣接する螺旋プロファイルから軸方向に離間し、少なくとも１つの螺旋プロファイルと第２の螺旋プロファイルとの間の軸方向間隔が、残りの軸方向間隔とは異なる、請求項１～１２のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
14. 各接続部が他の接続部と同一である、請求項１～１３のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
15. 各接続部が少なくとも４つの螺旋プロファイルを有する、請求項１～１４のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
16. 少なくとも３つの接続部が存在する、請求項１～１５のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
17. 前記接続部の少なくとも１つの前記螺旋プロファイルの終端部において前記外側半径方向壁から延在する半径方向に突出する停止部材をさらに含む、請求項１～１６のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
18. 前記第１の端部構造物の前記軸方向壁から軸方向外向きに延在する少なくとも１つのばね付勢戻り止めをさらに含む、請求項１～１７のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
19. 前記第１の端部構造物の前記軸方向壁から軸方向外向きに延在する複数のばね付勢戻り止めが存在する、請求項１８に記載のフィルタカートリッジ。
20. 各ばね付勢戻り止めが、前記第１の端部構造物の前記軸方向壁に取り付けられた板ばねを含む、請求項１８又は１９に記載のフィルタカートリッジ。
21. 前記第１の端部構造物が第１のエンドキャップの一部であり、前記第１のエンドキャップが前記媒体構造物の前記第１の端部に固定される、請求項１～２０のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
22. 前記媒体構造物の前記第２の端部に固定された第２のエンドキャップをさらに含む、請求項１～２１のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
23. （ａ）前記第１の端部構造物の前記外側半径方向壁が、その間に壁部を有する一対の半径方向外向きに延在するフランジを有するシール部材座を含み、
    （ｂ）前記ハウジングが、前記フランジのうちの少なくとも第１のフランジに折り重ねられて、前記壁部を覆うことによって、前記外側半径方向壁に取り付けられ、
    （ｃ）前記シール部材が、前記シール部材座において、前記ハウジングに対して半径方向外向きに向けられる、
    請求項７又は請求項１～２２のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
24. 前記第１の端部構造物が、前記開放内部容積と連通する穴を含む、請求項４又は請求項１～２３のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
25. 前記第１の端部構造物の前記穴に向けられたシール部材をさらに備える、請求項２４に記載のフィルタカートリッジ。
26. 前記シール部材がグロメットである、請求項２５に記載のフィルタカートリッジ。
27. 前記外側半径方向壁の一部が、流体流路を画定する複数の周方向に離間した隙間を画定するために、前記軸方向壁から軸方向に離間している、請求項１～２６のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
28. 前記外側半径方向壁が、前記隙間と交互に並ぶ複数の周方向に離間した接続部を含む、請求項２７に記載のフィルタカートリッジ。
29. 前記外側半径方向壁が、前記軸方向壁から遠位の端部に連続リングを有し、前記連続リングがその上に前記シール部材を保持する、請求項７、２７、又は２８に記載のフィルタカートリッジ。
30. 前記非接続部のそれぞれが互いに離間している、請求項１～２９のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
31. 前記フィルタハウジングが、前記口部で前記外側半径方向壁に取り外し不能に固定される、請求項１～３０のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
32. （ａ）第１の端部及び反対側の第２の端部を有する処理媒体構造物と、
    （ｂ）前記媒体構造物の前記第１の端部に隣接する第１の端部構造物であって、
    （ｃ）前記第１の端部構造物が外側半径方向壁及び軸方向壁を含み、
    （ｉ）前記軸方向壁が前記媒体構造物の前記第１の端部を覆い、
    （ｉｉ）前記外側半径方向壁が複数の周方向に離間した接続部を有し、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、
    （ｉｉｉ）各接続部内の前記螺旋プロファイルのそれぞれが、それぞれの接続部内の少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる断面形状を有する、
    第１の端部構造物と、
    （ｄ）外部、内部、底部、及び反対側の口部を画定する囲壁を有するフィルタハウジングであって、
    （ｉ）前記フィルタハウジングが前記口部で前記外側半径方向壁に固定されており、
    （ｉｉ）前記媒体構造物が前記囲壁の内部に位置付けられ、前記囲壁から離間している、
    フィルタハウジングと
    を備える、フィルタカートリッジ。
33. 各接続部内で、
    前記螺旋プロファイルのそれぞれが、隣接する螺旋プロファイルから軸方向に離間し、少なくとも１つの螺旋プロファイルと第２の螺旋プロファイルとの間の軸方向間隔が、残りの軸方向間隔とは異なる、請求項３２に記載のフィルタカートリッジ。
34. （ａ）第１の端部及び反対側の第２の端部を有する処理媒体構造物と、
    （ｂ）前記媒体構造物の前記第１の端部に隣接する第１の端部構造物であって、
    （ｃ）前記第１の端部構造物が外側半径方向壁及び軸方向壁を含み、
    （ｉ）前記軸方向壁が前記媒体構造物の前記第１の端部を覆い、
    （ｉｉ）前記外側半径方向壁が複数の周方向に離間した接続部を有し、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、
    （ｉｉｉ）各接続部内で、前記螺旋プロファイルのそれぞれが隣接する螺旋プロファイルから軸方向に離間し、少なくとも１つの螺旋プロファイルと第２の螺旋プロファイルとの間の軸方向間隔が残りの軸方向間隔とは異なる、
    第１の端部構造物と、
    （ｄ）外部、内部、底部、及び反対側の口部を画定する囲壁を有するフィルタハウジングであって、
    （ｉ）前記フィルタハウジングが前記口部で前記外側半径方向壁に固定されており、
    （ｉｉ）前記媒体構造物が前記囲壁の内部に位置付けられ、前記囲壁から離間している、
    フィルタハウジングと
    を備える、フィルタカートリッジ。
35. 前記接続部が、前記外側半径方向壁上で複数の非接続部によって分離され、前記非接続部は互いに離間している、請求項３２～３４のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
36. 前記外側半径方向壁が前記媒体構造物の一部に重なる、請求項３２～３５のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
37. 前記処理媒体構造物が、開放内部容積を有するチューブ状に配置されたひだ状媒体を含む、請求項３２～３６のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
38. 前記フィルタハウジングの前記底部が閉じられている、請求項３２～３７のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
39. 前記非接続部のそれぞれが互いに等間隔である、請求項３５に記載のフィルタカートリッジ。
40. 前記フィルタハウジングの外部に固定されたシール部材をさらに備える、請求項３２～３９のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
41. 前記外側半径方向壁の前記接続部が前記フィルタハウジングの外側にある、請求項３２～４０のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
42. 前記外側半径方向壁の前記接続部が、前記外側半径方向壁の外側外部部分に沿ってある、請求項３２～４１のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
43. 前記外側半径方向壁の前記接続部が、前記外側半径方向壁の内部部分に沿ってある、請求項３２～４２のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
44. 各接続部が他の接続部と同一である、請求項３２～４３のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
45. 各接続部が少なくとも４つの螺旋プロファイルを有する、請求項３２～４４のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
46. 少なくとも３つの接続部が存在する、請求項３２～４５のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
47. 前記接続部の少なくとも１つの前記螺旋プロファイルの終端部において前記外側半径方向壁から延在する半径方向に突出する停止部材をさらに含む、請求項３２～４６のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
48. 前記第１の端部構造物の前記軸方向壁から軸方向外向きに延在する少なくとも１つのばね付勢戻り止めをさらに含む、請求項３２～４７のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
49. 前記第１の端部構造物の前記軸方向壁から軸方向外向きに延在する複数のばね付勢戻り止めが存在する、請求項４８に記載のフィルタカートリッジ。
50. 各ばね付勢戻り止めが、前記第１の端部構造物の前記軸方向壁に取り付けられた板ばねを含む、請求項４８又は４９に記載のフィルタカートリッジ。
51. 前記第１の端部構造物が、第１のエンドキャップの一部であり、前記媒体構造物の前記第１の端部に固定される、請求項３２～５０のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
52. 前記媒体構造物の前記第２の端部に固定された第２のエンドキャップをさらに含む、請求項３２～５１のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
53. （ａ）前記第１の端部構造物の前記外側半径方向壁が、その間に壁部を有する一対の半径方向外向きに延在するフランジを有するシール部材座を含み、
    （ｂ）前記ハウジングが、前記フランジのうちの少なくとも第１のフランジに折り重ねられて、前記壁部を覆うことによって、前記外側半径方向壁に取り付けられ、
    （ｃ）前記シール部材が、前記シール部材座において、前記ハウジングに対して半径方向外向きに向けられる、
    請求項４０又は請求項３２～５２のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
54. 前記第１の端部構造物が、前記開放内部容積と連通する穴を含む、請求項３７又は請求項３２～５３のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
55. 前記第１の端部構造物の前記穴に向けられたシール部材をさらに備える、請求項５４に記載のフィルタカートリッジ。
56. 前記シール部材がグロメットである、請求項５５に記載のフィルタカートリッジ。
57. 前記外側半径方向壁の一部が、流体流路を画定する複数の周方向に離間した隙間を画定するために、前記軸方向壁から軸方向に離間している、請求項３２～５６のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
58. 前記外側半径方向壁が、前記隙間と交互に並ぶ複数の周方向に離間した接続部を含む、請求項５７に記載のフィルタカートリッジ。
59. 前記外側半径方向壁が、前記軸方向壁から遠位の端部に連続リングを有し、前記連続リングがその上に前記シール部材を保持する、請求項４０、５７、又は５８に記載のフィルタカートリッジ。
60. 前記フィルタハウジングが、前記口部で前記外側半径方向壁に取り外し不能に固定される、請求項３２～５９のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
61. 各接続部内の前記螺旋プロファイルのそれぞれが、それぞれの接続部内の少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる断面形状を有する、請求項３４～６０のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
62. （ａ）請求項１～６１のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジと、
    （ｂ）前記フィルタカートリッジに取り外し可能に取り付けられて、前記フィルタカートリッジの前記シール部材とシールを形成するフィルタヘッドと
    を備える、濾過アセンブリ。
63. 前記フィルタヘッドが、
    （ａ）端壁（３６）と、
    （ｂ）前記端壁から軸方向に延在する周状バンドであって、前記フィルタカートリッジの前記接続部とかみ合うように構築及び配置される複数の周方向に離間した接続セグメントを含む、周状バンドと
    を含む、請求項６２に記載の濾過アセンブリ。
64. 前記複数の周方向に離間した接続セグメントが、前記バンドの内側半径方向表面上にある、請求項６３に記載の濾過アセンブリ。
65. 前記複数の周方向に離間した接続セグメントが、前記バンドの外側半径方向表面上にある、請求項６３に記載の濾過アセンブリ。
66. 請求項１８～２０又は４８～５０のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ
    を含み、
    （ａ）前記端壁が、前記バンドに囲まれた内面を含み、前記端壁の前記内面が、前記ばね付勢戻り止めを受けるように位置付けられた１つ又は複数の凹部を含む、
    請求項６３～６５のいずれか一項に記載の濾過アセンブリ。
67. フィルタヘッドに取り付けられたフィルタカートリッジを含む濾過アセンブリを保守点検する方法であって、
    （ａ）前記ヘッド上の接続セグメントから前記カートリッジ上の接続部を外すために、前記ヘッドに対して前記カートリッジを回転させることによって前記フィルタヘッドから前記フィルタカートリッジを取り外すことと、
    （ｂ）交互に周方向に離間した接続部及び非接続部を有する新しいフィルタカートリッジを提供することと、
    （ｃ）前記新しいフィルタカートリッジの前記接続部を前記フィルタヘッド上の接続セグメントと係合するために、前記新しいフィルタカートリッジを軸方向に押し、前記新しいフィルタカートリッジを９０°より小さく回転させることによって、前記ヘッド上に前記新しいフィルタカートリッジを取り付けることと、
    （ｄ）回転させながら、前記ヘッドと前記新しいフィルタカートリッジとの間でこれらに対してシールを形成するために、前記新しいフィルタカートリッジ上でシール部材を圧縮することと
    を含む、方法。
68. 前記新しいフィルタカートリッジを提供する前記ステップが、平滑な非接続部を有するフィルタカートリッジを提供することを含み、前記非接続部のそれぞれが互いに等間隔である、請求項６７に記載の方法。
69. 前記ヘッドに前記新しいフィルタカートリッジを取り付ける前記ステップが、停止部材がさらなる回転を防ぐために係合されるまで前記新しいフィルタカートリッジを回転させることを含む、請求項６７又は６８に記載の方法。
70. フィルタヘッドに取り付けられたフィルタカートリッジを含む濾過アセンブリを保守点検する方法であって、
    （ａ）前記ヘッド上の接続セグメントから前記カートリッジ上の接続部を外すために、前記ヘッドに対して前記カートリッジを回転させることによって前記フィルタヘッドから前記フィルタカートリッジを取り外すことと、
    （ｂ）接続部を有する新しいフィルタカートリッジを提供することであって、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内の前記螺旋プロファイルのそれぞれが、それぞれの接続部内の少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる断面形状を有する、提供することと、
    （ｃ）前記新しいフィルタカートリッジの前記接続部を前記フィルタヘッド上の接続セグメントと係合するために、前記新しいフィルタカートリッジを軸方向に押し、前記新しいフィルタカートリッジを９０°より小さく回転させることによって、前記ヘッド上に前記新しいフィルタカートリッジを取り付けることと、
    （ｄ）回転させながら、前記ヘッドと前記新しいフィルタカートリッジとの間でこれらに対してシールを形成するために、前記新しいフィルタカートリッジ上でシール部材を圧縮することと
    を含む、方法。
71. フィルタヘッドに取り付けられたフィルタカートリッジを含む濾過アセンブリを保守点検する方法であって、
    （ａ）前記ヘッド上の接続セグメントから前記カートリッジ上の接続部を外すために、前記ヘッドに対して前記カートリッジを回転させることによって前記フィルタヘッドから前記フィルタカートリッジを取り外すことと、
    （ｂ）接続部を有する新しいフィルタカートリッジを提供することであって、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内で、前記螺旋プロファイルのそれぞれが隣接する螺旋プロファイルから軸方向に離間し、少なくとも１つの螺旋プロファイルと第２の螺旋プロファイルとの間の軸方向間隔が、残りの軸方向間隔とは異なる、提供することと、
    （ｃ）前記新しいフィルタカートリッジの前記接続部を前記フィルタヘッド上の接続セグメントと係合するために、前記新しいフィルタカートリッジを軸方向に押し、前記新しいフィルタカートリッジを９０°より小さく回転させることによって、前記ヘッド上に前記新しいフィルタカートリッジを取り付けることと、
    （ｄ）回転させながら、前記ヘッドと前記新しいフィルタカートリッジとの間でこれらに対してシールを形成するために、前記新しいフィルタカートリッジ上でシール部材を圧縮することと
    を含む、方法。
72. フィルタヘッドに取り付けられたフィルタカートリッジを含む濾過アセンブリを保守点検する方法であって、
    （ａ）前記ヘッド上の接続セグメントから前記カートリッジ上の接続部を外すために、前記ヘッドに対して前記カートリッジを回転させることによって前記フィルタヘッドから前記フィルタカートリッジを取り外すことと、
    （ｂ）接続部を有する新しいフィルタカートリッジを提供することであって、各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内で、前記螺旋プロファイルの第１の螺旋プロファイルが、プロファイル形状、軸方向間隔、又は軸方向深さのうちの１つ又は複数に基づいて、少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる、提供することと、
    （ｃ）前記新しいフィルタカートリッジの前記接続部を前記フィルタヘッド上の接続セグメントと係合するために、前記新しいフィルタカートリッジを軸方向に押し、前記新しいフィルタカートリッジを９０°より小さく回転させることによって、前記ヘッド上に前記新しいフィルタカートリッジを取り付けることと、
    （ｄ）回転させながら、前記ヘッドと前記新しいフィルタカートリッジとの間でこれらに対してシールを形成するために、前記新しいフィルタカートリッジ上でシール部材を圧縮することと
    を含む、方法。
73. 前記ヘッドに前記新しいフィルタカートリッジを取り付ける前記ステップが、停止部材がさらなる回転を防ぐために係合されるまで前記新しいフィルタカートリッジを回転させることを含む、請求項７０～７２のいずれか一項に記載の方法。
74. 前記回転させるステップが、方法を実施する人によってクリックが検出されるまで前記新しいフィルタカートリッジを回転させることを含む、請求項７０～７３のいずれか一項に記載の方法。
75. 前記クリックが、可聴クリック音若しくは触覚クリック感の一方又は両方である、請求項７４に記載の方法。
76. クリックが検出されるまで回転させる前記ステップが、前記新しいフィルタカートリッジ上の戻り止めが前記ヘッドの戻り止め凹部内に受けられるまで回転させることを含む、請求項７４又は７５に記載の方法。
77. 前記取り付けるステップが、前記ヘッドの出口開口を前記新しいフィルタカートリッジ上のグロメットシール部材と位置合わせすることを含む、請求項７０～７６のいずれか一項に記載の方法。
78. 前記回転させるステップが、停止部材が前記新しいフィルタカートリッジと前記ヘッドとの間で係合されるまで、前記新しいフィルタカートリッジを回転させることを含む、請求項７０～７７のいずれか一項に記載の方法。
79. 新しいフィルタカートリッジを提供する前記ステップが、請求項１～６１のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジを提供することを含む、請求項７０～７８のいずれか一項に記載の方法。
80. （ａ）媒体構造物を有するフィルタカートリッジと、
    （ｂ）外側半径方向壁及び内部容積を有するボウルであって、前記フィルタカートリッジが前記内部容積内に取り外し可能に取付け可能であり、前記外側半径方向壁が非接続部と交互に並ぶ複数の接続部を有し、
    （ｉ）各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内で、前記螺旋プロファイルの第１の螺旋プロファイルが、プロファイル形状、軸方向間隔、又は軸方向深さのうちの１つ又は複数に基づいて、少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる、
    ボウルと
    を備える、ボウルカートリッジアセンブリ。
81. 前記非接続部が平滑である、請求項８０に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
82. 前記媒体構造物が、開放内部容積を有するチューブ状に配置されたひだ状媒体を含む、請求項８０又は８１に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
83. 前記非接続部のそれぞれが互いに等間隔である、請求項８０～８２のいずれか一項に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
84. 各接続部が他の接続部と同一である、請求項８０～８３のいずれか一項に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
85. 各接続部が少なくとも４つの螺旋プロファイルを有する、請求項８０～８４のいずれか一項に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
86. 少なくとも３つの接続部が存在する、請求項８０～８５のいずれか一項に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
87. 前記接続部の少なくとも１つの前記螺旋プロファイルの終端部において前記外側半径方向壁から延在する半径方向に突出する停止部材をさらに含む、請求項８０～８６のいずれか一項に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
88. 前記フィルタカートリッジが、前記媒体構造物を覆う軸方向壁を有する第１の端部構造物を含む、請求項８０～８７のいずれか一項に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
89. 前記第１の端部構造物の前記軸方向壁から軸方向外向きに延在する少なくとも１つのばね付勢戻り止めをさらに含む、請求項８８に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
90. 前記第１の端部構造物の前記軸方向壁から軸方向外向きに延在する複数のばね付勢戻り止めが存在する、請求項８９に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
91. 各ばね付勢戻り止めが、前記第１の端部構造物の前記軸方向壁に取り付けられた板ばねを含む、請求項９０に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
92. 前記第１の端部構造物が第１のエンドキャップの一部であり、前記第１のエンドキャップが前記媒体構造物の第１の端部に固定される、請求項８８～９１のいずれか一項に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
93. 前記媒体構造物の第２の端部に固定された第２のエンドキャップをさらに含む、請求項９２に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
94. 前記外側半径方向壁の一部が、流体流路を画定する複数の周方向に離間した隙間を画定するために、半径方向に離間された前記フィルタカートリッジである、請求項８０～９３のいずれか一項に記載のボウルカートリッジアセンブリ。
95. （ａ）請求項８０～９４のいずれか一項に記載のボウルカートリッジアセンブリと、
    （ｂ）前記フィルタカートリッジに取り外し可能に取り付けられて、前記ボウルカートリッジアセンブリと前記フィルタヘッドとの間でシール部材とシールを形成するフィルタヘッドと
    を備える、濾過アセンブリ。
96. ボウルカートリッジアセンブリで使用するためのフィルタカートリッジであって、
    （ａ）第１の端部及び反対側の第２の端部を有する処理媒体構造物と、
    （ｂ）前記媒体構造物の前記第１の端部に隣接する第１の端部構造物であって、前記第１の端部構造物が外側半径方向壁及び軸方向壁を含み、前記軸方向壁が前記媒体構造物の前記第１の端部を覆う、第１の端部構造物と、
    （ｃ）前記外側半径方向壁から延在する第１の複数の周方向に離間した半径方向突起であって、
    （ｉ）前記第１の複数の半径方向突起が、前記カートリッジがフィルタボウルに挿入されたときに前記フィルタボウルのリムを係合するように寸法決めされた終端部を有する第１の長手方向長さを有し、
    （ｉｉ）前記第１の複数の半径方向突起が、前記カートリッジが前記フィルタボウルに挿入されたときに前記フィルタボウルの一部に周方向に当接するように向けられた最少の１つの側方部分を有する、
    第１の複数の周方向に離間した半径方向突起と、
    （ｄ）前記外側半径方向壁から延在する第２の複数の周方向に離間した半径方向突起であって、
    （ｉ）前記第２の複数の半径方向突起が、前記第１の長手方向長さより短い第２の長手方向長さを有し、
    （ｉｉ）前記第２の複数の半径方向突起が、前記カートリッジが前記フィルタボウルに挿入されたときの前記フィルタボウル内での前記カートリッジの正確な回転位置決めを支援するように向けられた、
    第２の複数の周方向に離間した半径方向突起と、
    （ｅ）前記第１の端部構造物の前記軸方向壁から軸方向外向きに延在する少なくとも１つのばね付勢戻り止めと
    を備える、フィルタカートリッジ。
97. 前記第１の端部構造物の前記軸方向壁から軸方向外向きに延在する複数のばね付勢戻り止めが存在する、請求項９６に記載のフィルタカートリッジ。
98. 各ばね付勢戻り止めが、前記第１の端部構造物の前記軸方向壁に取り付けられた板ばねを含む、請求項９６又は９７に記載のフィルタカートリッジ。
99. 前記第１の端部構造物が第１のエンドキャップの一部であり、前記第１のエンドキャップが前記媒体構造物の前記第１の端部に固定される、請求項９６～９８のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
100. 前記媒体構造物の前記第２の端部に固定された第２のエンドキャップをさらに含む、請求項９６～９９のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
101. 前記処理媒体構造物が、開放内部容積を有するチューブ状に配置されたひだ状媒体を含む、請求項９６～１００のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジ。
102. （ａ）請求項９６～１０１のいずれか一項に記載のフィルタカートリッジと、
     （ｂ）外側半径方向壁及び内部容積を有するボウルであって、前記フィルタカートリッジが前記内部容積内に取り外し可能に取付け可能であり、前記外側半径方向壁が非接続部と交互に並ぶ複数の接続部を有し、
     （ｉ）各接続部がねじれ角をなして延在する複数の螺旋プロファイルを有し、各接続部内で、前記螺旋プロファイルの第１の螺旋プロファイルが、プロファイル形状、軸方向間隔、又は軸方向深さのうちの１つ又は複数に基づいて、少なくとも１つの他の螺旋プロファイルと異なる、
     ボウルと
     を備える、ボウルカートリッジアセンブリ。
103. 前記外側半径方向壁において、前記軸方向壁が一体化されている、請求項１、３２、３４、又は９６に記載のフィルタカートリッジ。

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