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JP2023542484A - エアロゾル生成物品を製造する方法 - Google Patents

エアロゾル生成物品を製造する方法 Download PDF

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JP2023542484A JP2023513449A JP2023513449A JP2023542484A JP 2023542484 A JP2023542484 A JP 2023542484A JP 2023513449 A JP2023513449 A JP 2023513449A JP 2023513449 A JP2023513449 A JP 2023513449A JP 2023542484 A JP2023542484 A JP 2023542484A
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Abstract

エアロゾル生成物品(1)を連続的に製造する方法は、(i)エアロゾル生成基材(10)の連続ウェブ(34)を用意する工程と、(ii)エアロゾル生成基材(10)の連続帯(18)を、工程(i)で用意されたエアロゾル生成基材(10)の連続ウェブ(34)から分離する工程であって、連続帯(18)は略平坦面を有する、工程と、(iii)少なくとも1つのサセプタパッチ(28)を、工程(ii)によって得られたエアロゾル生成基材(10)の連続帯(18)の略平坦面に貼り付ける工程と、(iv)エアロゾル生成基材(10)の連続ウェブ(34)を切断して複数のエアロゾル生成帯(15、16)を形成する工程と、(v)工程(iii)によって得られた少なくとも1つのサセプタパッチ(28)及びエアロゾル生成基材(10)の連続帯(18)を、工程(iv)によって得られた複数のエアロゾル生成帯(15、16)と組み合わせて、連続ロッド(88)を形成する工程とを含む。

Description

本開示は、概して、エアロゾル生成物品に関し、より具体的には、エアロゾル生成物品を加熱して、ユーザによる吸入のためのエアロゾルを生成するためのエアロゾル生成デバイスと共に使用されるエアロゾル生成物品に関する。本開示の実施形態は、特に、エアロゾル生成物品を連続的に製造する方法に関する。本開示は特に、携帯型(ハンドヘルド)エアロゾル生成デバイスと共に使用されるエアロゾル生成物品の製造に適用可能である。
近年、(エアロゾル生成デバイス又は蒸気生成デバイスとしても知られる)リスク低減デバイス又はリスク修正デバイスの人気及び使用は、従来のタバコ製品の使用に代わるものとして、急速に成長してきた。エアロゾル生成物質を加熱又は加温してユーザによる吸入のためのエアロゾルを生成する、様々なデバイス及びシステムが入手可能である。
一般に入手可能なリスク低減デバイス又はリスク修正デバイスは、基材加熱式エアロゾル生成デバイス又はいわゆる加熱非燃焼式デバイスである。このタイプのデバイスは、エアロゾル生成基材を、典型的には150℃~300℃の範囲の温度に加熱することによって、エアロゾル又は蒸気を生成する。エアロゾル生成基材を燃やす又は燃焼させることなく、エアロゾル生成基材を上記の範囲内の温度に加熱することにより蒸気を生成し、蒸気は通常冷却及び凝縮して、デバイスのユーザによる吸入のためのエアロゾルを形成する。
現在利用可能なエアロゾル生成デバイスは、多数の異なる手法のうちの1つを使用して、エアロゾル生成基材に熱を供給することができる。そのような手法の1つは、誘導加熱システムを採用するエアロゾル生成デバイスを提供することである。そのようなデバイスでは、誘導コイルがデバイス内に設けられ、誘導加熱可能サセプタがエアロゾル生成基材を加熱するために設けられる。ユーザがデバイスを作動させると、電気エネルギーが誘導コイルに供給され、次いでこれにより交流電磁場が発生する。サセプタがこの電磁場と結合して熱を発生させ、この熱は、例えば伝導によって、エアロゾル生成基材に伝達され、エアロゾル生成基材が加熱されるとエアロゾルが生成される。
ユーザがエアロゾル生成デバイスに挿入できるエアロゾル生成物品の形態でエアロゾル生成基材と誘導加熱可能サセプタの両方を一緒に提供することが便利であることがある。したがって、エアロゾル生成物品の製造を容易にする、特に、エアロゾル生成物品を容易に且つ一貫して大量生産することを可能にする方法を提供する必要がある。
本開示の第1の態様によれば、エアロゾル生成物品を連続的に製造する方法であって、
(i)エアロゾル生成基材の連続ウェブを用意する工程と、
(ii)エアロゾル生成基材の連続帯を、工程(i)で用意されたエアロゾル生成基材の連続ウェブから分離する工程であって、連続帯は略平坦面を有する、工程と、
(iii)少なくとも1つのサセプタパッチを、工程(ii)によって得られたエアロゾル生成基材の連続帯の略平坦面に貼り付ける工程と、
(iv)エアロゾル生成基材の連続ウェブを切断して複数のエアロゾル生成帯を形成する工程と、
(v)工程(iii)によって得られた少なくとも1つのサセプタパッチ及びエアロゾル生成基材の連続帯を、工程(iv)によって得られた複数のエアロゾル生成帯と組み合わせて、連続ロッドを形成する工程と
を含む、方法が提供される。
本方法によって生産されたエアロゾル生成物品は、エアロゾル生成基材を燃やすことなくエアロゾル生成基材を加熱して、エアロゾル生成基材の少なくとも1種の成分を揮発させ、それにより、冷却及び凝縮してエアロゾル生成デバイスのユーザによる吸入のためのエアロゾルを形成する加熱された蒸気を生成するために、エアロゾル生成デバイスと共に使用される。エアロゾル生成デバイスは、ハンドヘルド携帯型デバイスである。
一般論として、蒸気は、臨界温度よりも低い温度で気相である物質であり、これは、温度を低下させずに圧力を高めることにより蒸気を液体に凝縮させ得ることを意味する。一方、エアロゾルは、空気中又は別のガス中に微細な固体粒子又は液滴が浮遊しているものである。しかしながら、本明細書では、「エアロゾル」及び「蒸気」という用語は、特に、ユーザによる吸入のために生成される吸入可能媒体の形態に関して、交換可能に使用され得ることに留意されたい。
本開示による方法は、エアロゾル生成物品の製造を容易にし、特に、エアロゾル生成物品を比較的容易に且つ一貫して大量生産することを可能にする。工程(v)中にエアロゾル生成帯が少なくとも1つのサセプタパッチと組み合わされる前に、工程(iv)中にエアロゾル生成基材の連続ウェブを切断してエアロゾル生成帯を形成することによって、製造プロセスが簡略化され得る。本開示による方法によって生産されたエアロゾル生成物品内におけるエアロゾル生成帯とサセプタとの組み合わせによって、エアロゾル生成デバイス内でのエアロゾル生成物品の使用中に、サセプタからエアロゾル生成帯への効果的な熱伝達がもたらされる。次に、この効果的な熱伝達によって、エアロゾル生成帯の効果的且つ均一な加熱、ひいては信頼性の高い蒸気生成がもたらされる。
工程(ii)は、エアロゾル生成基材の連続帯をエアロゾル生成基材の連続ウェブの縁部から分離することを含み得る。エアロゾル生成基材の連続ウェブの残りは、製造プロセスにおける後続の工程中に容易に使用することができる。
工程(ii)は、エアロゾル生成基材の連続ウェブを切断して、エアロゾル生成基材の連続帯を連続ウェブから分離することを含み得る。工程(ii)は、回転カッターユニットを使用して実施され得る。連続帯は、切断動作によってエアロゾル生成基材の連続ウェブから容易に分離することができる。回転カッターユニットの使用は、特に、エアロゾル生成物品の連続的且つ高速な製造が容易に達成されることを可能にし得る。
工程(iii)は、少なくとも1つのサセプタパッチをエアロゾル生成基材の連続帯の略平坦面に接着することを含み得る。それにより、サセプタパッチとエアロゾル生成基材の連続帯との良好な結合が達成され、工程(v)中にエアロゾル生成基材の連続帯及び接着されたサセプタパッチをエアロゾル生成帯と効果的且つ確実に組み合わせて連続ロッドを形成できることを確実にする。
工程(ii)によって用意されたエアロゾル生成基材の連続帯の略平坦面は、中心線を含み得、工程(iii)は、少なくとも1つのサセプタパッチを略平坦面に実質的に中心線に沿って貼り付けることを含み得る。エアロゾル生成基材の連続帯の中心線に沿ったサセプタパッチの正確で一貫した位置決めは、本開示による方法によって製造されたエアロゾル生成物品が、一貫した再現可能な特性を有することを確実にし得る。
方法のいくつかの実施形態では、工程(ii)の後であって工程(iii)の前に、エアロゾル生成基材の連続帯は、エアロゾル生成基材の連続ウェブから離れる方向に移送され得る。このような構成は、工程(iii)によって得られた、貼り付けられたサセプタパッチを有するエアロゾル生成基材の連続帯が、工程(iv)によって得られた複数のエアロゾル生成帯と組み合わされて、連続ロッドを形成する前に、工程(iii)及び工程(iv)が異なる箇所で実施されることを可能にすることによって、エアロゾル生成物品の高速で自動化された製造を容易にし得る。
工程(iii)は、連続する各サセプタパッチ間に所定で一定の間隔をあけて複数のサセプタパッチをエアロゾル生成基材の連続帯の略平坦面に連続して貼り付けることを含み得る。連続する各サセプタパッチ間の予め定められた一定の「間隔」は、連続する(すなわち、隣り合う)サセプタパッチ間の最短距離、すなわち、連続する(すなわち、隣り合う)サセプタパッチの縁部間の距離又は隙間である。複数のサセプタパッチの各々は、実質的に同じ寸法を有し得る。一貫した再現可能な特性を有するエアロゾル生成物品は、本方法によって大量生産することができる。
本方法は、工程(iii)の前に、サセプタ材料の連続ウェブを用意し、サセプタ材料の連続ウェブを連続的に切断してサセプタパッチを形成することを更に含み得る。これにより、エアロゾル生成物品の大量生産が容易に達成される。
サセプタ材料の連続ウェブを連続的に切断する工程は、予め定められた一定の間隔をおいてサセプタ材料の連続ウェブを均一に切断することを含み得る。均一に切断することによって、サセプタパッチは、サセプタ材料の連続ウェブの移動方向に実質的に同じ長さを有する。したがって、本方法によって製造されたエアロゾル生成物品は、一貫した再現可能な特性を有する。
工程(iv)は、回転カッターユニットを使用して実施され得る。回転カッターユニットは、第1の切断ドラムと第2の切断ドラムとを含み得る。第1の切断ドラムは、周方向に延びる第1の切断構造を有し得る。第2の切断ドラムは、周方向に延びる第2の切断構造を有し得る。第1の切断構造及び第2の切断構造は、エアロゾル生成基材の連続ウェブを切断して複数のエアロゾル生成帯を形成するように協働し得る。回転カッターユニットの使用は、エアロゾル生成物品の連続的且つ高速な製造が容易に達成されることを可能にする。
各サセプタパッチは、5mm~50mm、好ましくは10mm~30mmの長さを有し得る。各サセプタパッチは、0.1mm~7mm、好ましくは1mm~5mmの幅を有し得る。各サセプタパッチは、1μm~500μm、好ましくは10μm~100μm、場合により約50μmの厚さを有し得る。これらの寸法を有するサセプタパッチは、エアロゾル生成物品の製造に特に好適である。
連続する各サセプタパッチ間の所定で一定の間隔は、1mm~20mm、好ましくは2mm~10mmであり得る。
複数のエアロゾル生成帯の各々は、約0.1mm~5.0mm、場合により約0.5mm~2.0mmの幅を有し得る。複数のエアロゾル生成帯の各々は、1.0mmの幅を有し得る。これらの幅寸法は、本開示による方法を使用して製造されたエアロゾル生成物品が、エアロゾル生成物品を通る均一な気流と許容量の蒸気又はエアロゾルの生成とを可能にするのに最適な数のエアロゾル生成帯を含むことを確実にする。エアロゾル生成帯の幅が小さすぎる場合、帯の強度が低下することがあり、その結果、エアロゾル生成物品の大量生産が困難になる場合がある。
本方法は、(vi)連続ロッドを切断して、各々が少なくとも1つのサセプタパッチを含む複数の個々のエアロゾル生成物品を形成することを更に含み得る。これにより、エアロゾル生成物品の連続大量生産が容易に達成される。
工程(vi)は、隣り合うサセプタパッチ間の位置において連続ロッドを切断することを含み得る。このように連続ロッドを切断することは、連続ロッドを切断することによって形成された個々のエアロゾル生成物品が各々、サセプタパッチを含むことと、ひいては、エアロゾル生成物品が一貫性のあるもので且つ再現可能なものであることを確実にする。また、サセプタパッチが工程(vi)中に切断されないので、切断工程中の(例えば、切断ユニットの)摩耗が最小限に抑えられる。
工程(vi)は、隣り合うサセプタパッチ間の実質的に中間点において連続ロッドを切断することを含み得る。このように、サセプタパッチは、結果として得られるエアロゾル生成物品の両端から内側に離隔して配置され、エアロゾル生成物品のいずれの端部においても視認できない。これにより、本開示による方法によって製造されたエアロゾル生成物品に対するユーザの受け入れが改善され得る。更に、サセプタは、結果として得られるエアロゾル生成物品のエアロゾル生成基材(すなわち、エアロゾル生成帯)に完全に埋め込まれ、これにより、サセプタ全体がエアロゾルによって取り囲まれるので、エアロゾル又は蒸気をより効率的に生成することが可能となり得、それゆえ、サセプタからエアロゾル生成帯への熱伝達が最大化される。
各サセプタパッチは、アルミニウム、鉄、ニッケル、ステンレス鋼、炭素鋼、及びそれらの合金、例えばニッケルクロム又はニッケル銅のうちの1種又は複数種などの、誘導加熱可能サセプタ材料を含み得るが、これらに限定されない。エアロゾル生成デバイス内でのエアロゾル生成物品の使用中に電磁場をサセプタの付近に印加すると、サセプタ材料は、渦電流及び磁気ヒステリシス損失により電磁気から熱へのエネルギー変換がもたらされることにより、熱を発生させ得る。
エアロゾル生成基材は、任意のタイプの固体又は半固体の材料であり得る。エアロゾル生成固形物の例示的なタイプとしては、粉末、顆粒、ペレット、シュレッド、ストランド、粒子、ゲル、帯、ルーズリーフ、カットリーフ、カットフィラー、多孔質材料、発泡材料、又はシートが挙げられる。エアロゾル生成基材は、植物由来の材料を含み得、特にタバコを含み得る。エアロゾル生成基材は、有利なことに、例えば、タバコと、セルロース繊維、タバコ茎繊維、及びCaCO3などの無機充填剤のうちの任意の1つ又は複数とを含む、再構成タバコを含み得る。
したがって、エアロゾル生成物品が使用されるように意図されているエアロゾル生成デバイスは、「加熱式タバコデバイス」、「加熱非燃焼式タバコデバイス」、「タバコ製品気化用デバイス」などと呼ばれることがあり、これらの効果を実現するのに好適なデバイスとして解釈される。本明細書に開示される特徴は、任意のエアロゾル生成基材を気化させるように設計されたデバイスに等しく適用可能である。
連続ロッドは、紙製ラッパーに取り囲まれ得る。したがって、本方法は、連続ロッドを紙製ラッパーで包装することを更に含み得る。
エアロゾル生成物品は、実質的にスティックの形状で形成されてもよく、好適な形態で配置されたエアロゾル生成基材を有する管状領域を有する紙巻きタバコに概ね類似し得る。エアロゾル生成物品は、エアロゾル生成物品の近位端に、例えばセルロースアセテート繊維を含むフィルタセグメントを含み得る。フィルタセグメントは、マウスピースフィルタを構成し得、複数のエアロゾル生成帯によって構成されたエアロゾル生成基材と同軸に整列し得る。一部の設計には、1つ又は複数の蒸気収集領域、冷却領域、及び他の構造も含まれ得る。例えば、エアロゾル生成物品は、フィルタセグメントの上流側に少なくとも1つの管状セグメントを含み得る。管状セグメントは、蒸気冷却領域として機能し得る。蒸気冷却領域は、有利なことに、エアロゾル生成帯を加熱することによって生成される加熱された蒸気が、冷却及び凝縮して、例えばフィルタセグメントを通して、ユーザによる吸入のための好適な特性を有するエアロゾルを形成することを可能にし得る。
エアロゾル生成基材は、エアロゾル形成剤を含み得る。エアロゾル形成剤の例としては、グリセリン又はプロピレングリコールなどの多価アルコール及びその混合物が挙げられる。典型的には、エアロゾル生成基材は、乾燥重量ベースで約5%~約50%のエアロゾル形成剤含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成基材は、乾燥重量ベースで約10%~約20%、場合により乾燥重量ベースで約15%のエアロゾル形成剤含有量を含み得る。
加熱すると、エアロゾル生成基材(すなわち、エアロゾル生成帯)は、揮発性化合物を放出し得る。揮発性化合物は、ニコチン又はタバコ香味料などの香味化合物を含み得る。
エアロゾル生成物品の例の概略側断面図である。 図1aの線A-Aに沿った拡大概略断面図である。 図1a及び図1bに図示したエアロゾル生成物品を製造する装置及び方法の概略図である。 エアロゾル生成基材及びサセプタパッチが、矢印で示す方向に、図2aに図示した装置を通って移動するときの、エアロゾル生成基材及びサセプタパッチの平面図である。 接着剤領域と非接着剤領域とを示す、サセプタ材料の連続ウェブの一部分の平面図である。 サセプタ材料の連続ウェブからのサセプタパッチの形成と、エアロゾル生成基材の連続帯の表面へのサセプタパッチの貼り付けとを概略的に図示する図2aの装置及び方法の一部の機能図である。 サセプタ切断ユニットの概略斜視図である。 帯切断ユニットの概略図である。
ここで、本開示の実施形態について、単なる例として、添付の図面を参照しながら説明する。
最初に図1a及び図1bを参照すると、エアロゾル生成物品を誘導加熱し、それにより、デバイスのユーザによる吸入のためのエアロゾルを生成するための誘導加熱システムを含む、エアロゾル生成デバイスと共に使用されるエアロゾル生成物品1の例が示されている。そのようなデバイスについては、当技術分野では知られており、本明細書では更に詳細には説明しない。エアロゾル生成物品1は細長く、実質的に円筒形である。円形断面により、ユーザによる物品1の取り扱い、及びエアロゾル生成デバイスのキャビティ又は加熱コンパートメントへの物品1の挿入が容易になる。
エアロゾル生成物品1は、第1及び第2の端部10a、10bを有するエアロゾル生成基材10と、誘導加熱可能サセプタ12とを含む。エアロゾル生成基材10及び誘導加熱可能サセプタ12は、ラッパー14内に位置決めされ、ラッパー14によって取り囲まれる。ラッパー14は、実質的に非導電性且つ非透磁性の材料を含む。図示の例では、ラッパー14は、紙製ラッパーであり、紙巻きタバコ用巻紙を含み得る。
エアロゾル生成物品1は、遠位端11aと近位(口)端11bとの間で測定された、30mm~100mm、好ましくは50mm~70mm、場合により約55mmの全長を有し得る。エアロゾル生成基材10は、第1の端部10aと第2の端部10bとの間で測定された、5mm~50mm、好ましくは10mm~30mm、場合により約20mmの全長を有し得る。エアロゾル生成物品1は、5mm~10mm、好ましくは6mm~8mm、場合により約7mmの直径を有し得る。
エアロゾル生成基材10は、エアロゾル生成材料を含む複数の細長い第1の帯15を含む。複数の細長い第1の帯15は、エアロゾル生成帯16を構成し、実質的にエアロゾル生成物品1の長手方向に配向される。細長い第1の帯15は、典型的には、長手方向に折り目がなく、気流経路が中断されないこと、及び物品1を通る均一な気流を実現できることを確実にする。
誘導加熱可能サセプタ12は、誘導加熱可能サセプタ材料を含む細長い第2の帯13を含む。それゆえ、細長い第2の帯13は、同じく実質的にエアロゾル生成物品1の長手方向に配向された帯状又は刃状の細長いサセプタ12とみなすことができる。図1bで明確に分かるように、細長い第1の帯15の各々は、細長い第2の帯13の幅よりも小さい幅を有する。
エアロゾル生成物品1は、第1の主面17aと第2の主面17bとを有する少なくとも1つの細長い担体帯17を含む。細長い担体帯17は、エアロゾル生成材料を含み、したがって、エアロゾル生成帯16も構成する。細長い担体帯17は、実質的にエアロゾル生成物品1の長手方向に配向される。細長い担体帯17は、細長い第1の帯15と同じ長さを有し、したがって、エアロゾル生成物品1内のエアロゾル生成帯16は全て同じ長さを有する。
細長い第2の帯13は、細長い担体帯17に接着され、図1bで明確に分かるように、細長い担体帯17は、細長い第2の帯13の幅よりも大きい幅を有する。細長い第2の帯13は、第1の対向面13bと第2の対向面13cとを有する。第2の面13cは、細長い担体帯17の第2の主面17bに接着され、細長い担体帯17によって、より詳細には第2の主面17bによって第2の面13cの全体が覆われる。
細長い第1の帯15、細長い第2の帯13、及び細長い担体帯17は、略ロッド状のエアロゾル生成物品1を形成するように配置され、細長い第1の帯15は、エアロゾル生成物品1の断面内に複数の異なる向きを有するように、ロッド状のエアロゾル生成物品1の断面全体にランダムに分布することができる。図1bからは明らかでないが、エアロゾル生成基材10の断面を実質的に満たすのに十分な数の細長い第1の帯15が用意され、より少数の細長い第1の帯15が単に例示の目的で示されていることが理解されるであろう。細長い第2の帯13及び細長い担体帯17は、エアロゾル生成基材10、したがってエアロゾル生成物品1の断面内の概ね中心に位置決めされる。このような構成は、細長い第2の帯13から細長い第1の帯15への均一な熱伝達が生じることを確実にするのに役立つ。
図1bで最もよく分かるように、中心に位置決めされた細長い担体帯17と、細長い担体帯17に接着された細長い第2の帯13は、エアロゾル生成基材10の断面内に、したがってエアロゾル生成物品1の断面内に第1及び第2の領域5、6を画定する。第1の領域5は、細長い担体帯17の第1の主面17aに面し、第2の領域6は、細長い担体帯17の第2の主面17bに面する。第1の領域5と第2の領域6は両方とも、複数の細長い第1の帯15を含む。
図1aで最もよく分かるように、複数の細長い第1の帯15の各々は、遠位端15aを有し、細長い第2の帯13は、遠位端13aを有する。細長い第1の帯15の遠位端15aは、エアロゾル生成基材10の第1の端部10aを形成し、それに対応して、エアロゾル生成物品1の遠位端11aを形成する。細長い第2の帯13は、細長い第1の帯15及び細長い担体帯17よりも短い。細長い第2の帯13の遠位端13aは、細長い第1の帯15の遠位端15aから内側に位置決めされる。細長い第2の帯13(すなわち、細長いサセプタ12)の遠位端13aは、それゆえ、エアロゾル生成物品1の遠位端11aにおいては視認できない。
エアロゾル生成物品1は、エアロゾル生成基材10の下流側に位置決めされたマウスピースセグメント20を含む。エアロゾル生成基材10及びマウスピースセグメント20は、構成要素を適所に保持してロッド状のエアロゾル生成物品1を形成するように、ラッパー14の内側に同軸に整列して配置される。
図示の実施形態では、マウスピースセグメント20は、下流方向に、換言すれば、エアロゾル生成物品1の遠位端11aから近位(口)端11bに、同軸に整列して順に配置された以下の構成要素、すなわち、冷却セグメント22と、中心孔セグメント23と、フィルタセグメント24とを含む。冷却セグメント22は、紙製ラッパー14の厚みを超える厚みを有する中空紙管22aを含む。中心孔セグメント23は、セルロースアセテート繊維と可塑剤とを含む硬化混合物を含み得、マウスピースセグメント20の強度を高めるように機能する。フィルタセグメント24は、典型的には、セルロースアセテート繊維を含み、マウスピースフィルタとして機能する。加熱された蒸気がエアロゾル生成基材10からエアロゾル生成物品1の近位(口)端11bに向かって流れると、蒸気が、冷却セグメント22及び中心孔セグメント23を通過するときに冷却及び凝縮して、フィルタセグメント24を通してユーザが吸入するのに好適な特性を有するエアロゾルを形成する。
細長い第1の帯15及び細長い担体帯17は、典型的には、タバコなどの、植物由来の材料を含む。細長い第1の帯15及び細長い担体帯17は、有利なことに、タバコと、セルロース繊維、タバコ茎繊維、及びCaCO3などの無機充填剤のうちの任意の1つ又は複数とを含む、再構成タバコを含むことができる。
細長い第1の帯15及び細長い担体帯17は、典型的には、グリセリン又はプロピレングリコールなどのエアロゾル形成剤を含む。典型的には、細長い第1の帯15及び細長い担体帯17は、乾燥重量ベースで約5%~約50%のエアロゾル形成剤含有量を含む。加熱すると、細長い第1の帯15及び細長い担体帯17は、場合によりニコチン又はタバコ香味料などの香味化合物を含む、揮発性化合物を放出する。
エアロゾル生成デバイス内での物品1の使用中に細長い第2の帯13付近に時間変化する電磁場が印加されると、渦電流及び磁気ヒステリシス損失により細長い第2の帯13で熱が発生する。1種又は複数種の揮発性化合物を放出し、それにより蒸気を生成するように、細長い第1の帯15及び細長い担体帯17を燃やすことなく加熱するために、細長い第2の帯13から細長い第1の帯15及び細長い担体帯17に熱が伝達される。ユーザがフィルタセグメント24を通して吸入すると、加熱された蒸気が、エアロゾル生成基材10の第1の端部10aからエアロゾル生成基材10の第2の端部10bに向かって及びフィルタセグメント24に向かって物品1を通って下流方向に吸い込まれる。上述のように、加熱された蒸気が冷却セグメント22及び中心孔セグメント23を通ってフィルタセグメント24に向かって流れると、加熱された蒸気が冷却及び凝縮して、フィルタセグメント24を通してユーザによる吸入のための好適な特性を有するエアロゾルを形成する。
エアロゾル生成物品の製造
ここで、図1a及び図1bを参照して上述したエアロゾル生成物品1などの、本開示によるエアロゾル生成物品を製造するのに好適な装置30及び方法について説明する。
図2aを参照すると、図1a及び図1bを参照して上述したエアロゾル生成物品1を製造する装置30及び方法の概略図が示されている。図2bは、エアロゾル生成基材10及びサセプタパッチ28が、図2bの矢印の方向に、装置30を通って移動するときの、エアロゾル生成基材10及びサセプタパッチ28の平面図である。
装置30は、略平坦面を有するエアロゾル生成基材10の連続ウェブ34を搬送する基材供給リール32(例えば、第1のボビン)と、エアロゾル生成基材10の連続ウェブ34の送りを制御するための第1の送りローラ36とを含む。装置30はまた、当業者によって理解されるように、ウェブ張力調整装置とウェブ縁部制御システムとを含み得るが、これらの追加の構成要素は、本開示の文脈では必須ではないので、簡略化のために省略されている。
装置30は、例えば円形切断刃を含む、回転カッターユニット90を更に含み、この回転カッターユニット90は、エアロゾル生成基材10の連続ウェブ34を一方の縁部19に沿って切断して、エアロゾル生成基材10の連続帯18を連続ウェブ34から分離する。エアロゾル生成基材10の連続帯18は、図1a及び図1bを参照して上述した完成品のエアロゾル生成物品1内の細長い担体帯17に対応する。エアロゾル生成基材10の連続帯18は、略平坦面を有し、連続帯18及び連続ウェブ34を装置30によって別々に処理できるように移送ローラ92、94によってエアロゾル生成基材10の連続ウェブ34から離れる方向に、例えば図2aで最もよく分かるように上方向に移送される。
装置30はまた、サセプタ材料の連続ウェブ40を搬送するサセプタ供給リール38(例えば、第2のボビン)と、サセプタ材料の連続ウェブ40の送りを制御するための送りローラ42、44と、接着剤塗布器ユニット46と、サセプタ切断ユニット48とを含む。
装置30は、任意選択のヒータ50と、送りローラ51と、帯切断ユニット52と、送りローラ54と、ロッド形成ユニット56と、ロッド切断ユニット58とを更に含む。
サセプタパッチの用意
動作中、エアロゾル生成基材10の連続ウェブ34は、基材供給リール32から連続的に供給され、エアロゾル生成基材10の連続帯18は、回転カッターユニット90によって連続ウェブ34の縁部19から分離され、上述のように移送ローラ92、94によって連続ウェブ34から離れる方向に移送される。同時に、サセプタ材料の連続ウェブ40は、サセプタ供給リール38から、送りローラ42、44を介して、接着剤塗布器ユニット46に連続的に供給される。接着剤塗布器ユニット46は、サセプタ材料の連続ウェブ40の表面に接着剤47を塗布する。図示の例では、接着剤塗布器ユニット46は、サセプタ材料の連続ウェブ40の表面に接着剤47を間欠的にウェブ40の全幅にわたって塗布する。このように、別個の接着剤領域60(図3及び図4を参照)は、サセプタ材料の連続ウェブ40の表面上に形成され、サセプタ材料の連続ウェブ40の移動方向において隣り合う接着剤領域60間に接着剤のない領域62が形成される。
サセプタ材料の連続ウェブ40は、接着剤塗布器ユニット46から、サセプタ材料の連続ウェブ40を連続的に切断して複数のサセプタパッチ28を形成するサセプタ切断ユニット48に供給される。図2bで最もよく分かるように、サセプタ材料の連続ウェブ40、したがってサセプタパッチ28は、エアロゾル生成基材10の連続帯18の幅よりも実質的に小さい幅を有する。例えば、サセプタ材料の連続ウェブ40、したがってサセプタパッチ28は、約0.1mm~7mmの幅を有することができる。いくつかの実施形態では、サセプタパッチ28は、サセプタ材料の連続ウェブ40の移動方向に約5mm~50mmの長さを有することができ、約1μm~500μmの厚さを有することができる。
接着剤塗布器ユニット46によってサセプタ材料の連続ウェブ40に塗布された接着剤47によるサセプタ切断ユニット48の汚れを最小限に抑えるために、サセプタ切断ユニット48は、サセプタ材料の連続ウェブ40の表面上の接着剤領域60間の位置にある、接着剤のない領域62においてサセプタ材料の連続ウェブ40を切断する。これは、サセプタ切断ユニット48の動作をサセプタ材料の連続ウェブ40の移動と同期させることによって達成することができる。
図5を参照すると、サセプタ切断ユニット48は、支持ドラム66と切断ドラム68とを含む回転切断ユニット64を含む。支持ドラム66は、その外周でサセプタ材料の連続ウェブ40を支持し、支持ドラム66の外周に、周方向に離隔して配置された複数の凹部70を含む。支持ドラム66は、典型的には吸着ドラムであり、サセプタ材料の連続ウェブ40及びサセプタパッチ28は、吸着ポート67を通して付与される吸引力によって吸着ドラムの外周で支持される。切断ドラム68は、その外周に、周方向に離隔して配置された複数の切断要素72、例えば、突出する切断刃を含み、切断要素72は、図5の矢印によって示す、支持ドラム66と切断ドラム68の両方の逆向きの同期回転中に、周方向に離隔して配置された凹部70と協働する(例えば、その中に延びる)。これにより、サセプタ材料の連続ウェブ40が連続的に剪断されて複数のサセプタパッチ28が形成される。以下の説明から明らかになるように、各サセプタパッチ28は、図1a及び図1bを参照して上述した完成品のエアロゾル生成物品1内の細長い第2の帯13(すなわち、細長いサセプタ12)に対応する。
サセプタパッチの貼り付け
サセプタ切断ユニット48によって提供されたサセプタパッチ28は、例えば図2b及び図4に示すように、連続する各サセプタパッチ28の縁部間に一定で所定の間隔74が生じるように、エアロゾル生成基材10の連続帯18の平坦面に貼り付けることができる。一定で所定の間隔74は、例えば、1mm~20mmであり得る。隣り合うサセプタパッチ28の縁部間に一定で所定の間隔74を生成するために、サセプタ切断ユニット48は、支持ドラム66によって搬送されるサセプタ材料の連続ウェブ40が切断ドラム68によって切断されてサセプタパッチ28を形成した直後の所定期間にわたって、サセプタ材料の連続ウェブ40と支持ドラム66との相対移動を許容する。この相対移動によって、サセプタパッチ28がサセプタ材料の連続ウェブ40から切断された後の短期間にわたってサセプタ材料の連続ウェブ40が静止したままであること又は低速で移動することが可能となる。サセプタ材料の連続ウェブ40と支持ドラム66との相対移動は、例えば、支持ドラム66によってサセプタ材料の連続ウェブ40に付与される吸引力を低減し、同時に、既に切断されたサセプタパッチ28と支持ドラム66との間の適切な吸引力を維持してサセプタパッチ28と支持ドラム66との相対移動が生じないことを確実にすることによって達成することができる。このように、サセプタ切断ユニット48によってサセプタ材料の連続ウェブ40から切断されたサセプタパッチ28は、サセプタパッチ28が切断されたサセプタ材料の連続ウェブ40よりも速い速度で短期間にわたって搬送され、それにより、隣り合うサセプタパッチ28の縁部間に所望の一定で所定の間隔74が生成される。
接着剤47が塗布されたサセプタパッチ28は、エアロゾル生成基材10の連続帯18の平坦面に実質的に連続帯18の中心に沿って連続的に連続して接着される。隣り合うサセプタパッチ28は、サセプタパッチ28がサセプタ切断ユニット48において形成されたときに生成される、サセプタパッチ28の縁部間の一定で所定の間隔74だけ、エアロゾル生成基材10の連続帯18の移動方向に間隔をおいて配置される。サセプタパッチ28とエアロゾル生成基材10の連続帯18の略平坦面との間に適切な接着が生じることを確実にするために、サセプタパッチ28を、図2aに概略的に示す、カムローラ76によって略平坦面に押し付けることができる。カムローラ76の回転は、連続するサセプタパッチ28間の離隔して配置された領域にではなく、連続するサセプタパッチ28に押圧力が付与されるように、エアロゾル生成基材10の連続帯18の移動と同期される。
接着剤塗布器ユニット46によってサセプタ材料の連続ウェブ40に(したがってサセプタパッチ28に)塗布された接着剤47の特性に応じて、エアロゾル生成基材10の連続帯18と、連続帯18の表面に接着されたサセプタパッチ28とを、任意選択のヒータ50によって加熱することができる。上述のように、ヒータ50による加熱は、接着剤47を硬化又は固化させるのに役立ち、それにより、各サセプタパッチ28とエアロゾル生成基材10の連続帯18の平坦面との良好な結合が確保され得る。接着剤47を硬化又は固化させるのに十分な加熱が達成されることを確実にし、同時に、エアロゾル生成基材10からの揮発性成分の放出を防ぐか又は少なくとも最小限に抑えるために、エアロゾル生成基材10と接着剤47の両方の特性に基づいて加熱温度を慎重に選択しなければならない。
帯切断
エアロゾル生成基材10の連続帯18が、回転カッターユニット90によってエアロゾル生成基材10の連続ウェブ34の縁部19から分離された後、エアロゾル生成基材10の残りのウェブ34は、帯切断ユニット52に送給される。帯切断ユニット52は、エアロゾル生成基材10の連続ウェブ34をその全幅にわたって切断して、複数の連続したエアロゾル生成帯16を形成し、このエアロゾル生成帯16は、図1a及び図1bを参照して上述した完成品のエアロゾル生成物品1内の細長い第1の帯15に対応する。一実施形態では、帯切断ユニット52は、エアロゾル生成基材10の連続ウェブ34を切断して、約1mmの帯幅を有するエアロゾル生成帯16を形成する。
図2a及び図6に示すように、帯切断ユニット52は、回転カッターユニット78であり、第1及び第2の切断ドラム80、82を含む。第1の切断ドラム80は、周方向に延びる第1の切断構造84を含み、第2の切断ドラム82は、周方向に延びる第2の切断構造86を含む。第1の切断構造84及び第2の切断構造86は、エアロゾル生成基材10の連続ウェブ34を連続ウェブ34の移動方向に剪断して複数のエアロゾル生成帯16を形成する、具体的には図1a及び図1bに図示する細長い第1の帯15を形成するように協働する(例えば噛み合う)。
ロッド形成
エアロゾル生成基材10の連続ウェブ34を切断することによって形成されたエアロゾル生成帯16は、ロッド形成ユニット56へ搬送され、ロッド形成ユニット56では、エアロゾル生成帯16が連続ロッド88に成形される。接着されたサセプタパッチ28を有するエアロゾル生成基材10の連続帯18も、送りローラ51によってロッド形成ユニット56へ搬送され、エアロゾル生成帯16と組み合わされて連続ロッド88を形成する。所望により、包装紙の連続シート(図示せず)を、供給リール(図示せず)からロッド形成ユニット56に供給することができ、又はロッド形成ユニット56の下流側に位置決めできる別個の包装ユニットに(この場合も供給リールから)供給することができる。包装紙のシートが移送され、ロッド形成ユニット56又は別個の包装ユニットを通して案内されると、連続ロッド88がラッパー14に取り囲まれるように、包装紙のシートをエアロゾル生成帯16及びサセプタパッチ28に巻き付けることができる。
ロッド切断
連続ロッド88(任意選択でラッパー14に取り囲まれる)は、次いでロッド切断ユニット58に移送され、そこで、適切な位置で所定の長さに切断されて複数のエアロゾル生成物品1を形成する。ロッド切断ユニット58によって形成されたエアロゾル生成物品1は、5mm~50mm、好ましくは10mm~30mmの長さを有し得る。この長さは、図1a及び図1bを参照して上述したエアロゾル生成基材10の長さに対応することが理解されるであろう。連続ロッド88は、好ましくは、サセプタパッチ28の縁部間の実質的に中間点においてロッド切断ユニット58によって繰り返し切断される。このように、サセプタパッチ28は、ロッド切断ユニット58によって切断されず、それにより、切断要素の摩耗が低減される。更に、サセプタパッチ28がエアロゾル生成帯16よりも短いので、個々のサセプタパッチ28の端部(すなわち、細長い第2の帯13)は、ロッド切断ユニット58によって形成されたエアロゾル生成物品1のいずれの端部においても視認できない。この種の方法は、エアロゾル生成物品1の大量生産に特に好適であることが理解されるであろう。
最終組み付け
更なるユニット(図示せず)が、ロッド切断ユニット58の下流側に配置され得、上述したマウスピースセグメント20などの1つ又は複数の追加の構成要素を用意し、これらの構成要素をロッド切断ユニット56によって形成された個々のエアロゾル生成物品1に組み付けて、例えば図1に図示するタイプの、完成品のエアロゾル生成物品1を形成するように構成され得る。この場合、組み付けられた構成要素を同時に包装して完成品のエアロゾル生成物品1を形成できるように、別個の包装ユニットがロッド切断ユニット58の下流側に設けられ得る。更なるユニットは、装置30の一部を形成し得るか、又は最終組み付けラインの一部を形成する別個の独立型のユニットであり得る。
これまでの段落では例示的な実施形態について説明してきたが、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、これらの実施形態に対して様々な修正が加えられ得ることを理解されたい。したがって、特許請求の広さ及び範囲は、上述した例示的な実施形態に限定されるべきではない。
本明細書において別途記載のない限り又は文脈に明らかに矛盾しない限り、全ての可能な変形形態における上述した特徴の任意の組み合わせは、本開示によって包含される。
文脈上、明らかに他の意味に解すべき場合を除き、本明細書及び特許請求の範囲の全体を通して、「含む」、「含んでいる」などの語は、排他的意味又は網羅的意味とは反対に、包括的に、すなわち「含むが、限定されない」という意味で解釈されるべきである。

Claims (15)

  1. エアロゾル生成物品(1)を連続的に製造する方法であって、
    (i)エアロゾル生成基材(10)の連続ウェブ(34)を用意する工程と、
    (ii)エアロゾル生成基材(10)の連続帯(18)を、工程(i)で用意されたエアロゾル生成基材(10)の前記連続ウェブ(34)から分離する工程であって、前記連続帯(18)は略平坦面を有する、工程と、
    (iii)少なくとも1つのサセプタパッチ(28)を、工程(ii)によって得られたエアロゾル生成基材(10)の前記連続帯(18)の前記略平坦面に貼り付ける工程と、
    (iv)エアロゾル生成基材(10)の前記連続ウェブ(34)を切断して複数のエアロゾル生成帯(15、16)を形成する工程と、
    (v)工程(iii)によって得られた前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)及び前記エアロゾル生成基材(10)の前記連続帯(18)を、工程(iv)によって得られた前記複数のエアロゾル生成帯(15、16)と組み合わせて、連続ロッド(88)を形成する工程と
    を含む、方法。
  2. 工程(ii)は、エアロゾル生成基材(10)の前記連続帯(18)をエアロゾル生成基材(10)の前記連続ウェブ(34)の縁部(19)から分離することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 工程(ii)は、エアロゾル生成基材(10)の前記連続ウェブ(34)を切断して、エアロゾル生成基材(10)の前記連続帯(18)を前記連続ウェブ(34)から分離することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 工程(ii)は、回転カッターユニット(90)を使用して実施される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 工程(iii)は、前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)をエアロゾル生成基材(10)の前記連続帯(18)の前記略平坦面に接着することを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 工程(ii)によって用意されたエアロゾル生成基材(10)の前記連続帯(18)の前記略平坦面は、中心線を含み、工程(iii)は、前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)を前記略平坦面に実質的に前記中心線に沿って貼り付けることを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 工程(ii)の後であって工程(iii)の前に、エアロゾル生成基材(10)の前記連続帯(18)は、エアロゾル生成基材(10)の前記連続ウェブ(34)から離れる方向に移送される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 工程(iii)は、連続する各サセプタパッチ(28)間に予め定められた一定の間隔(74)をあけて複数のサセプタパッチ(28)をエアロゾル生成基材(10)の前記連続帯(18)の前記略平坦面に連続して貼り付けることを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記複数のサセプタパッチ(28)の各々は、実質的に同じ寸法を有する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記方法は、工程(iii)の前に、サセプタ材料の連続ウェブ(40)を用意し、サセプタ材料の前記連続ウェブ(40)を連続的に切断して前記サセプタパッチ(28)を形成する工程を更に含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. サセプタ材料の前記連続ウェブ(40)を連続的に切断する前記工程は、前記サセプタパッチ(28)がサセプタ材料の前記連続ウェブ(40)の前記移動方向に実質的に同じ長さを有するように、予め定められた一定の間隔をおいてサセプタ材料の前記連続ウェブ(40)を均一に切断することを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 工程(iv)は、回転カッターユニット(78)を使用して実施される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記回転カッターユニット(78)は、周方向に延びる第1の切断構造(84)を有する第1の切断ドラム(80)と、周方向に延びる第2の切断構造(86)を有する第2の切断ドラム(82)とを含み、前記第1の切断構造(84)及び前記第2の切断構造(86)は、エアロゾル生成基材(10)の前記連続ウェブ(34)を切断して前記複数のエアロゾル生成帯(15、16)を形成するように協働する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)は、5mm~50mmの長さを有し、前記複数のエアロゾル生成帯(15、16)の各々は、約0.5mm~2.0mmの幅を有し、好ましくは、前記少なくとも1つのサセプタパッチ(28)は、10mm~30mmの長さを有し、前記複数のエアロゾル生成帯(15、16)の各々は、1.0mmの幅を有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法は、
    (vi)前記連続ロッド(88)を切断して、各々が少なくとも1つのサセプタパッチ(28)を含む複数の個々のエアロゾル生成物品(1)を形成する工程を更に含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
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