JP2023139771A - Controller of internal combustion engine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。 The present invention relates to a control device for an internal combustion engine.
例えば特許文献1に記載の内燃機関の制御装置は、失火の有無を判定する判定気筒の回転速度変動とその判定気筒よりも前に燃焼行程となった気筒の回転速度変動との差に基づいて判定気筒の失火の有無を判定する。
For example, the control device for an internal combustion engine described in
ところで、内燃機関では複数の気筒のうちの一部の気筒の燃料噴射量を他の気筒の燃料噴射量よりも減少させる噴射量減少処理が実行されることがある。この噴射量減少処理が実行されると混合気の燃焼状態が通常時と異なるようになる。そのため、噴射量減少処理の実行に起因して上述した差が変化することにより、失火の判定精度が低下するおそれがある。 Incidentally, in an internal combustion engine, an injection amount reduction process is sometimes executed to reduce the fuel injection amount of some cylinders among a plurality of cylinders compared to the fuel injection amount of other cylinders. When this injection amount reduction process is executed, the combustion state of the air-fuel mixture becomes different from the normal state. Therefore, the above-mentioned difference changes due to the execution of the injection amount reduction process, which may reduce the accuracy of misfire determination.
上記課題を解決する内燃機関の制御装置は、複数の気筒を有した内燃機関に適用される。この制御装置は、前記複数の気筒のうちの一部の気筒の燃料噴射量を他の気筒の燃料噴射量よりも減少させる噴射量減少処理と、失火の有無を判定する判定気筒のクランク軸の回転速度の指標値である瞬時速度変数と前記判定気筒よりも前に燃焼行程となった複数の気筒の前記瞬時速度変数の平均値との差に基づいて前記判定気筒の失火の有無を判定する判定処理と、を実行する。そして、制御装置は、前記噴射量減少処理を実行した前記一部の気筒の前記瞬時速度変数を除外して前記平均値を算出する処理を実行する。 A control device for an internal combustion engine that solves the above problems is applied to an internal combustion engine having a plurality of cylinders. This control device performs an injection amount reduction process that reduces the fuel injection amount of some of the plurality of cylinders compared to the fuel injection amount of other cylinders, and controls the crankshaft of the judgment cylinder to determine the presence or absence of a misfire. The presence or absence of a misfire in the judgment cylinder is determined based on the difference between an instantaneous speed variable that is an index value of the rotational speed and an average value of the instantaneous speed variables of a plurality of cylinders that entered a combustion stroke before the judgment cylinder. Execute the determination process. Then, the control device executes a process of calculating the average value by excluding the instantaneous speed variables of the some of the cylinders that have undergone the injection amount reduction process.
同構成によれば、噴射量減少処理を実行した気筒の瞬時速度変数が上記平均値に反映されない。従って、上記噴射量減少処理が上記平均値に与える悪影響は抑制されるようになるため、失火の判定精度が低下することを抑えることができる。 According to this configuration, the instantaneous speed variable of the cylinder that has undergone the injection amount reduction process is not reflected in the average value. Therefore, the adverse effect of the injection amount reduction process on the average value is suppressed, so that it is possible to suppress a decrease in misfire determination accuracy.
以下、内燃機関の制御装置の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
<車両の構成>
図1に示すように、車両に搭載された内燃機関10は、気筒#1~気筒#4の4つの気筒を備えている。内燃機関10の吸気通路12には、スロットルバルブ14が設けられている。吸気通路12の下流部分である吸気ポート12aには、吸気ポート12aに燃料を噴射するポート噴射弁16が設けられている。吸気通路12に吸入された空気やポート噴射弁16から噴射された燃料は、吸気バルブ18の開弁に伴って燃焼室20に流入する。燃焼室20には、筒内噴射弁22から燃料が噴射される。また、燃焼室20内の空気と燃料との混合気は、点火プラグ24の火花放電に伴って燃焼に供される。そのときに生成される燃焼エネルギは、クランク軸26の回転エネルギに変換される。
Hereinafter, one embodiment of a control device for an internal combustion engine will be described with reference to the drawings.
<Vehicle configuration>
As shown in FIG. 1, an
燃焼室20において燃焼に供された混合気は、排気バルブ28の開弁に伴って、排気として排気通路30に排出される。排気通路30には、酸素吸蔵能力を有した三元触媒32と、ガソリンパティキュレートフィルタ(GPF34)とが設けられている。なお、本実施形態では、GPF34として、PMを捕集するフィルタに三元触媒が担持されたものを想定している。
The air-fuel mixture subjected to combustion in the
クランク軸26には、歯部42が設けられたクランクロータ40が結合されている。歯部42は、クランク軸26の複数の回転角度のそれぞれを示す。クランクロータ40には、基本的には、10°CA間隔で歯部42が設けられているものの、隣接する歯部42間の間隔が30°CAとなる箇所である欠け歯部44が1箇所設けられている。これは、クランク軸26の基準となる回転角度を示すためのものである。
A
クランク軸26は、動力分割装置を構成する遊星歯車機構50のキャリアCに機械的に連結されている。遊星歯車機構50のサンギアSには、第1モータジェネレータ52の回転軸52aが機械的に連結されている。また、遊星歯車機構50のリングギアRには、第2モータジェネレータ54の回転軸54aと駆動輪60とが機械的に連結されている。第1モータジェネレータ52の端子には、インバータ56によって交流電圧が印加される。また、第2モータジェネレータ54の端子には、インバータ58によって交流電圧が印加される。
The
制御装置70は、内燃機関10を制御対象とし、その制御量としてのトルクや排気成分比率等を制御するために、スロットルバルブ14、ポート噴射弁16、筒内噴射弁22、及び点火プラグ24等の内燃機関10の操作部を操作する。また、制御装置70は、第1モータジェネレータ52を制御対象とし、その制御量である回転速度を制御すべく、インバータ56を操作する。また、制御装置70は、第2モータジェネレータ54を制御対象とし、その制御量であるトルクを制御すべくインバータ58を操作する。図1には、スロットルバルブ14、ポート噴射弁16、筒内噴射弁22、点火プラグ24、およびインバータ56,58のそれぞれの操作信号MS1~MS6を記載している。
The
制御装置70は、内燃機関10の制御量を制御するために、エアフローメータ80によって検出される吸入空気量Ga、クランク角センサ82の出力信号Scrを参照する。また、制御装置70は、内燃機関10の制御量を制御するために、水温センサ86によって検出される水温THW、および排気圧センサ88によって検出されるGPF34に流入する排気の圧力Pexを参照する。また、制御装置70は、第1モータジェネレータ52の制御量を制御するために、第1モータジェネレータ52の回転角を検知する第1回転角センサ90の出力信号Sm1を参照する。また、制御装置70は、第2モータジェネレータ54の制御量を制御するために、第2モータジェネレータ54の回転角を検知する第2回転角センサ92の出力信号Sm2を参照する。
In order to control the control amount of the
制御装置70は、CPU72、ROM74、記憶装置75、および周辺回路76を備えており、それらが通信線78によって通信可能とされている。ここで、周辺回路76は、内部の動作を規定するクロック信号を生成する回路や、電源回路、リセット回路等を含む。制御装置70は、ROM74に記憶されたプログラムをCPU72が実行することにより制御量を制御する。
The
<噴射量減少処理>
制御装置70は、内燃機関10を制御する処理の一環として、複数の気筒のうちの一部の気筒の燃料噴射量を他の気筒の燃料噴射量よりも減少させる噴射量減少処理を実行する。本実施形態では噴射量減少処理として、4つの気筒#1~#4のうちの一つでは燃料噴射を停止するとともに、残りの3つの気筒では燃料噴射を継続する噴射停止処理を実施する。なお、以下の説明では、噴射停止処理において燃料噴射を停止する気筒である燃料カット気筒をFC気筒と記載する。また、噴射停止処理において燃料噴射を継続する気筒を燃焼気筒と記載する。噴射停止処理を実行すると、FC気筒からは新気が、燃焼気筒からは既燃ガスが、それぞれ排気通路30に排出される。そして、新気中の酸素と既燃ガス中の未燃燃料成分とが、三元触媒32に供給される。そのため、噴射停止処理を実施すると、三元触媒32で酸素と未燃燃料成分との酸化反応が生じて、その反応に伴う発熱で三元触媒32が昇温する。こうして三元触媒32が昇温されると、三元触媒32を通過するガスの温度が上がるため、GPF34の温度が上昇するようになる。
<Injection amount reduction process>
As part of the process of controlling the
制御装置70は、内燃機関10の冷間始動時に実行する触媒早期活性化制御において上記噴射停止処理を実施する。また、制御装置70は、GPF34に堆積したPMを浄化するためのフィルタ再生制御においても上記噴射停止処理を実施する。
The
<噴射停止処理実行時の失火判定処理>
上述した噴射停止処理の実行中には、FC気筒と燃焼気筒とで燃焼状態が異なる。そこで、噴射停止処理の実行中には、制御装置70は図2に示す失火判定処理を実行する。
<Missfire determination process when executing injection stop process>
During execution of the injection stop process described above, the combustion state is different between the FC cylinder and the combustion cylinder. Therefore, during execution of the injection stop process, the
図2に、本実施形態にかかる制御装置70が実行する失火判定処理の手順を示す。図2に示す処理は、ROM74に記憶されたプログラムをCPU72がたとえば所定周期で繰り返し実行することにより実現される。なお、以下では、先頭に「S」が付与された数字によって、各処理のステップ番号を表現する。
FIG. 2 shows the procedure of misfire determination processing executed by the
図2に示す一連の処理において、CPU72は、まず、現在のクランク軸26の回転角度が、気筒#1~#4のいずれかの圧縮上死点を基準としてATDC30°CAであるか否かを判定する(S30)。
In the series of processes shown in FIG. 2, the
CPU72は、ATDC30°CAであると判定する場合(S30:YES)、ATDC30°CAであると判定された気筒において噴射停止処理が実行されたか否かを判定する(S32)。つまり、ATDC30°CAであると判定された気筒がFC気筒であるか否かを判定する。
When the
噴射停止処理が実行されていないと判定する場合(S32:YES)、CPU72は、S34の処理を実行する。S34の処理において、CPU72は、ATDC30°CAであると判定された気筒を失火の有無を判定する判定気筒として、クランク軸26が圧縮上死点から30°CA回転するまでに要した時間T30[0]を取得する。この時間T30[0]は、失火の有無を判定する判定気筒のクランク軸26の回転速度の指標値である瞬時速度変数である。
When determining that the injection stop process is not being executed (S32: YES), the
次に、CPU72は、平均時間T30[AVE]を取得する(S36)。この平均時間T30[AVE]は、上記の判定気筒よりも前に燃焼行程となった複数の気筒における各時間T30[0]の平均値であり、CPU72が算出する。
Next, the
図3に、上記平均時間T30[AVE]の算出態様を示す。なお、図3に示すY軸はクランク軸26の角速度であり、角速度の値が大きいほど、上記時間T30[0]の値は小さくなる。
FIG. 3 shows how the average time T30 [AVE] is calculated. Note that the Y axis shown in FIG. 3 is the angular velocity of the
この図3において、今回の判定気筒(図3の例では黒塗りの丸で示す気筒#1)の時間T30[0]を判定気筒T30(n)とする。また、判定気筒よりも前に燃焼行程となった複数の気筒であって平均時間T30[AVE]の算出に際して時間T30[0]を取得する各気筒を参照気筒という。そして、各参照気筒の時間T30[0]を参照気筒T30(nーm)で表す。ここで、「m」は、平均時間T30[AVE]を算出する際に取得する参照気筒の数をS(図3の例では10)として、「m=1、2、3、…、S」であり、mの値が大きいほど過去の燃焼気筒であることを示す。ここで、CPU72は、FC気筒を参照気筒から除外する(図3の例では黒塗りの四角形で示す気筒#3)。つまり、CPU72は、平均時間T30[AVE]の算出に際してFC気筒の時間T30[0]を除外する。そして、CPU72は、取得した複数の参照気筒T30(nーm)のうちで、時間T30[0]が小さい上位のL個について平均値を算出する。例えば図3に示すように、黒塗りの三角形でそれぞれ示すT30(n-9)、T30(n-8)、T30(n-6)、T30(n-5)、T30(n-1)の5個についての平均値が算出される。そして、その算出した値を平均時間T30[AVE]に代入する。
In FIG. 3, the time T30[0] of the currently determined cylinder (in the example of FIG. 3,
次に、図2に示すS38の処理をCPU72は実行する。このS38においてCPU72は、S34の処理で取得した時間T30[90]からS36で取得した平均時間T30[AVE]を減算した値を回転変動量ΔT30に代入する処理を実行する。判定気筒において失火が生じていない場合には、時間T30[0]は、平均時間T30[AVE]に近い値になる。一方、判定気筒において失火が生じている場合には、時間T30[0]は、平均時間T30[AVE]よりも大きい値になる。そのため、回転変動量ΔT30は、失火の有無の判定対象となる気筒において失火が生じていない場合には0に近い値となり、失火が生じている場合に正の値となる。
Next, the
次に、CPU72は、回転変動量ΔT30が判定値Δth以上であるか否かを判定する(S40)。判定値Δthは、失火が生じた際に回転変動量ΔT30がとりうる値に設定されている。
Next, the
CPU72は、回転変動量ΔT30が判定値Δth以上であると判定する場合(S40:YES)、失火ありと判定する(S42)。なお、S42の処理にて失火ありと判定する場合、CPU72は失火カウンタCmfをインクリメントする処理等を行う。
If the
そして、CPU72は、S42の処理を完了した場合や、S30、S40の各処理において否定判定する場合や、S32の処理において肯定判定する場合には、図2に示す一連の処理を一旦終了する。
When the
<作用及び効果>
本実施形態の作用及び効果について説明する。
FC気筒の時間T30[0]は、燃焼気筒の時間T30[0]よりも長い。従って、上述した平均時間T30[AVE]の算出に際してFC気筒の時間T30[0]が含まれてしまうと、平均時間T30[AVE]が大きくなる。平均時間T30[AVE]が大きくなると時間T30[0]との差が小さくなる、つまり回転変動量ΔT30が小さくなるため、回転変動量ΔT30が上記判定値Δth未満であると判定される可能性が高くなる。従って、判定気筒が失火しているにもかかわらず、その失火を検出できなくなり、失火の判定精度が低下するおそれがある。
<Action and effect>
The operation and effects of this embodiment will be explained.
The time T30[0] of the FC cylinder is longer than the time T30[0] of the combustion cylinder. Therefore, if the time T30[0] of the FC cylinder is included when calculating the average time T30[AVE] described above, the average time T30[AVE] becomes large. As the average time T30[AVE] increases, the difference from the time T30[0] becomes smaller, that is, the rotational fluctuation amount ΔT30 becomes smaller, so there is a possibility that the rotational fluctuation amount ΔT30 is determined to be less than the above-described determination value Δth. It gets expensive. Therefore, even if the cylinder to be determined is misfiring, the misfire cannot be detected, and there is a risk that the misfire determination accuracy may be reduced.
他方、そのようにして平均時間T30[AVE]が大きくなることにより回転変動量ΔT30が小さくなることを見越して上記判定値Δthの値を予め小さくしておけば、上述した判定精度の低下は抑制可能である。ただし、この場合には、判定気筒が失火していないときに算出される回転変動量ΔT30が判定値Δth以上であると判定される可能性が高くなる。従って、判定気筒が失火していないにもかかわらず、失火ありと誤判定される可能性があり、この場合も失火の判定精度が低下するおそれがある。 On the other hand, if the above-mentioned judgment value Δth is made small in advance in anticipation that the rotational fluctuation amount ΔT30 will become smaller as the average time T30 [AVE] increases in this way, the above-mentioned decrease in judgment accuracy can be suppressed. It is possible. However, in this case, there is a high possibility that the rotational fluctuation amount ΔT30 calculated when the determined cylinder has not misfired is determined to be equal to or greater than the determined value Δth. Therefore, even though there is no misfire in the cylinder to be determined, it may be erroneously determined that there is a misfire, and in this case as well, there is a risk that the misfire determination accuracy may be reduced.
この点、本実施形態では、噴射停止処理を実行したFC気筒の時間T30[0]が上記平均時間T30[AVE]に反映されない。従って、噴射停止処理が平均時間T30[AVE]に与える上記の悪影響は抑制されるようになるため、噴射停止処理の実行によって失火の判定精度が低下することを抑えることができる。 In this regard, in the present embodiment, the time T30[0] of the FC cylinder in which the injection stop process was executed is not reflected in the average time T30[AVE]. Therefore, the above-mentioned adverse effect that the injection stop process has on the average time T30 [AVE] is suppressed, so that it is possible to suppress a decrease in misfire determination accuracy due to execution of the injection stop process.
<変更例>
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
<Example of change>
Note that the above embodiment can be modified and implemented as follows. The above embodiment and the following modification examples can be implemented in combination with each other within a technically consistent range.
・平均時間T30[AVE]の算出に際して、判定気筒よりも前に燃焼行程となった複数の気筒のうちで判定気筒と同一の気筒を参照気筒とするようにしてもよい。この場合には、気筒間における出力トルクの定常的な差違が平均時間T30[AVE]に与える影響を抑えることができるため、失火の判定精度が高まるようになる。 - When calculating the average time T30 [AVE], the same cylinder as the determined cylinder may be used as a reference cylinder among a plurality of cylinders that have entered the combustion stroke before the determined cylinder. In this case, the influence of a steady difference in output torque between cylinders on the average time T30 [AVE] can be suppressed, so that the misfire determination accuracy increases.
・平均時間T30[AVE]の算出に際して、取得した複数の参照気筒T30(nーm)のうちで、時間T30[0]が小さい上位のL個について平均値を算出した。この他、取得した複数の参照気筒T30(nーm)の全ての値の和を分子とする平均値を算出してその算出した値を平均時間T30[AVE]に代入してもよい。 - When calculating the average time T30[AVE], the average value was calculated for the top L cylinders with the smallest time T30[0] among the plurality of reference cylinders T30 (nm) obtained. Alternatively, an average value whose numerator is the sum of all the values of the plurality of reference cylinders T30 (nm) obtained may be calculated and the calculated value may be substituted for the average time T30 [AVE].
・上記実施形態では、クランク軸26の回転速度を示す変数である瞬時速度変数を定義するクランク角度領域を30°CAとしたが、これに限らない。要は、圧縮上死点間の間隔以下のクランク角度領域におけるクランク軸26の回転速度を示す変数であればよく、例えば10°CAであってもよい。また、例えば圧縮上死点間の間隔自体であってもよい。
- In the above embodiment, the crank angle range that defines the instantaneous speed variable, which is a variable indicating the rotational speed of the
・瞬時速度変数としては、時間の次元を有する量に限らず、例えば速度の次元を有する量であってもよい。
・上記実施形態では、回転変動量ΔT30を、瞬時速度変数同士の差としたが、これに限らない。例えば瞬時速度変数同士の差としてもよい。
- The instantaneous velocity variable is not limited to a quantity having a time dimension, but may be a quantity having a velocity dimension, for example.
- In the above embodiment, the rotational fluctuation amount ΔT30 is the difference between the instantaneous speed variables, but it is not limited to this. For example, it may be a difference between instantaneous speed variables.
・噴射停止処理を実行する制御としては、上述した例に限らない。例えば、内燃機関10の出力を調整するために一部の気筒の燃料供給を停止する処理であってもよい。また、例えば一部の気筒において異常が生じた場合に、その気筒への燃料供給を停止する処理であってもよい。また、たとえば、三元触媒32の酸素吸蔵量が規定値以下となる場合に、一部の気筒のみ燃料供給を停止し、残りの気筒における混合気の空燃比を理論空燃比とする制御を実行する処理であってもよい。
- The control for executing the injection stop process is not limited to the example described above. For example, the process may include stopping fuel supply to some cylinders in order to adjust the output of the
・上述した噴射停止処理の実行時に燃料噴射を停止する気筒の数は「1」であったが、燃料噴射を停止する気筒の数は、「気筒数-1」を最大値として適宜変更することができる。また、燃料噴射を停止する気筒を予め定められた気筒に固定することは必須ではない。例えば、燃料噴射を停止する気筒を1燃焼サイクル毎に変更してもよい。 ・The number of cylinders for which fuel injection is stopped when executing the injection stop process described above was "1", but the number of cylinders for which fuel injection is stopped may be changed as appropriate with the maximum value being "number of cylinders - 1". Can be done. Further, it is not essential to fix the cylinder in which fuel injection is to be stopped to a predetermined cylinder. For example, the cylinder in which fuel injection is stopped may be changed every combustion cycle.
・噴射量減少処理としては、上述した噴射停止処理に限らない。例えば、複数の気筒のうちの一部の気筒の燃料噴射量を他の気筒の燃料噴射量よりも減少させることにより、当該一部の気筒の混合気の空燃比を理論空燃比よりもリーンとする。そして、残りの気筒については混合気の空燃比を理論空燃比、あるいは理論空燃比よりもリッチとするディザ制御であってもよい。 - The injection amount reduction process is not limited to the injection stop process described above. For example, by reducing the fuel injection amount in some of the cylinders compared to the fuel injection amount in the other cylinders, the air-fuel ratio of the air-fuel mixture in the certain cylinders can be made leaner than the stoichiometric air-fuel ratio. do. For the remaining cylinders, dither control may be performed to make the air-fuel ratio of the air-fuel mixture the stoichiometric air-fuel ratio or richer than the stoichiometric air-fuel ratio.
・GPF34としては、三元触媒が担持されたフィルタに限らず、フィルタのみであってもよい。また、GPF34としては、排気通路30のうちの三元触媒32の下流に設けられるものに限らない。また、排気浄化装置としてGPF34を備えること自体必須ではない。例えば、排気浄化装置が三元触媒32のみからなる場合であっても、一部の気筒への燃料供給を停止することにより、酸素吸蔵量が規定値以下となっている三元触媒32に酸素を供給する際には、上記実施形態や変更例に例示した処理を実行することが有効である。
- The
・制御装置としては、CPU72とROM74とを備えて、ソフトウェア処理を実行するものに限らない。たとえば、上記実施形態においてソフトウェア処理されたものの少なくとも一部を、ハードウェア処理するたとえばASIC等の専用のハードウェア回路を備えてもよい。すなわち、制御装置は、以下の(a)~(c)のいずれかの構成であればよい。(a)上記処理の全てを、プログラムに従って実行する処理装置と、プログラムを記憶するROM等のプログラム格納装置とを備える。(b)上記処理の一部をプログラムに従って実行する処理装置およびプログラム格納装置と、残りの処理を実行する専用のハードウェア回路とを備える。(c)上記処理の全てを実行する専用のハードウェア回路を備える。ここで、処理装置およびプログラム格納装置を備えたソフトウェア実行装置や、専用のハードウェア回路は複数であってもよい。
- The control device is not limited to one that includes a
・車両としては、シリーズ・パラレルハイブリッド車に限らず、たとえばパラレルハイブリッド車やシリーズハイブリッド車であってもよい。もっとも、ハイブリッド車に限らず、たとえば、車両の動力発生装置が内燃機関10のみの車両であってもよい。
- The vehicle is not limited to a series/parallel hybrid vehicle, but may be a parallel hybrid vehicle or a series hybrid vehicle, for example. However, the present invention is not limited to a hybrid vehicle, and may be a vehicle in which the power generation device of the vehicle is only the
10…内燃機関
12…吸気通路
12a…吸気ポート
14…スロットルバルブ
16…ポート噴射弁
18…吸気バルブ
20…燃焼室
22…筒内噴射弁
24…点火プラグ
26…クランク軸
28…排気バルブ
30…排気通路
32…三元触媒
34…GPF
40…クランクロータ
50…遊星歯車機構
52…第1モータジェネレータ
54…第2モータジェネレータ
60…駆動輪
70…制御装置
72…CPU
74…ROM
80…エアフローメータ
82…クランク角センサ
86…水温センサ
90…第1回転角センサ
92…第2回転角センサ
10...
40... Crank
74...ROM
80...
Claims (1)
前記複数の気筒のうちの一部の気筒の燃料噴射量を他の気筒の燃料噴射量よりも減少させる噴射量減少処理と、
失火の有無を判定する判定気筒のクランク軸の回転速度の指標値である瞬時速度変数と前記判定気筒よりも前に燃焼行程となった複数の気筒の前記瞬時速度変数の平均値との差に基づいて前記判定気筒の失火の有無を判定する判定処理と、
前記噴射量減少処理を実行した前記一部の気筒の前記瞬時速度変数を除外して前記平均値を算出する処理と、を実行する
内燃機関の制御装置。 Applied to internal combustion engines with multiple cylinders,
an injection amount reduction process that reduces the fuel injection amount of some cylinders among the plurality of cylinders than the fuel injection amount of other cylinders;
The difference between the instantaneous speed variable, which is an index value of the rotational speed of the crankshaft of the judgment cylinder for determining the presence or absence of misfire, and the average value of the instantaneous speed variables of the plurality of cylinders that entered the combustion stroke before the judgment cylinder. a determination process for determining whether or not there is a misfire in the determination cylinder based on the determination;
A control device for an internal combustion engine that executes a process of calculating the average value by excluding the instantaneous speed variables of the some of the cylinders in which the injection amount reduction process has been performed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022045474A JP2023139771A (en) | 2022-03-22 | 2022-03-22 | Controller of internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022045474A JP2023139771A (en) | 2022-03-22 | 2022-03-22 | Controller of internal combustion engine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023139771A true JP2023139771A (en) | 2023-10-04 |
Family
ID=88204803
Family Applications (1)
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JP2022045474A Pending JP2023139771A (en) | 2022-03-22 | 2022-03-22 | Controller of internal combustion engine |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2023139771A (en) |
-
2022
- 2022-03-22 JP JP2022045474A patent/JP2023139771A/en active Pending
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