JP2023138753A5

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Info

Publication number: JP2023138753A5
Application number: JP2023130239A
Authority: JP
Filing date: 2023-08-09
Publication date: 2023-11-06

Claims

デコーダによって実行されるビデオ・デコードの方法であって、当該方法は：
符号化ビデオ・シーケンスに含まれる現在ピクチャー内の現在ブロックについての予測情報をデコードする段階であって、前記予測情報は、現在ブロックのイントラ予測モードを示す、段階と；
前記予測情報によって示される現在ブロックのイントラ予測モードに応じて、位置依存予測組み合わせ（PDPC）プロセスを決定する段階と；
決定されたPDPCに基づいて現在ブロックを再構成する段階であって、
対角イントラ予測モードに隣接するイントラ予測モードに同じPDCPプロセスが適用される、段階とを含む、
方法。
前記PDPCプロセスは、前記イントラ予測モードのイントラ予測方向が水平イントラ予測方向よりも垂直イントラ予測方向に近いことに基づいて、現在ブロック内のサンプルの第1の数の列に対して実行され、
前記PDPCプロセスは、前記イントラ予測方向が垂直イントラ予測方向よりも水平イントラ予測方向に近いことに基づいて、現在ブロック内のサンプルの第2の数の行に対して実行される、
請求項１に記載の方法。
前記イントラ予測モードのイントラ予測方向は、対角イントラ予測方向または該対角イントラ予測方向に隣接する近傍イントラ予測方向のうちの一方であり、前記対角イントラ予測方向は、左下予測方向および右上予測方向のうちの一方である、請求項１または２に記載の方法。
前記対角イントラ予測方向が左下イントラ予測方向であることに基づいて、前記近傍イントラ予測方向のモード・インデックスは、水平イントラ予測方向のモード・インデックスより小さい、請求項３に記載の方法。
前記対角イントラ予測方向が右上イントラ予測方向であることに基づいて、前記近傍イントラ予測方向のモード・インデックスは、垂直イントラ予測方向のモード・インデックスより大きい、請求項３に記載の方法。
前記イントラ予測モードのイントラ予測方向が近傍イントラ予測方向であることに基づいて、
前記イントラ予測方向が端数位置を指すかどうかを判定し；
前記イントラ予測方向が端数位置を指すという判定に応答して、PDPCプロセスの早期終了を決定することをさらに含む、
請求項１ないし５のうちいずれか一項に記載の方法。
現在ブロック内の現在サンプルがPDPCプロセスによってフィルタリングされる場合、
現在サンプルの参照サンプルが事前設定された範囲内に位置するかどうかを、行ごとの検査または列ごとの検査に従って判定することをさらに含む、
請求項１ないし６のうちいずれか一項に記載の方法。
前記列ごとの検査は、（i）現在ブロックの左に位置する利用可能な参照サンプルの総数、（ii）現在ブロックのブロック高さ、および（iii）現在サンプルの水平座標値のうちの少なくとも1つに依存する、請求項７に記載の方法。
前記行ごとの検査は、（i）現在ブロックの上方に位置する利用可能な参照サンプルの総数、（ii）現在ブロックのブロック幅、（iii）現在サンプルの垂直座標値のうちの少なくとも1つに依存する、請求項７または８に記載の方法。
前記イントラ予測モードのイントラ予測方向の角度は、事前設定値以上である、請求項２に記載の方法。
前記第1の数は、前記事前設定値および現在ブロックのブロック・サイズに応じて決定され；
前記第2の数は前記事前設定値および現在ブロックのブロック・サイズに応じて決定される、
請求項１０に記載の方法。
請求項１ないし１１のうちいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された装置。
少なくとも1つのプロセッサに請求項１ないし１１のうちいずれか一項に記載の方法を実行させるためのコンピュータ・プログラム。
デコーダによって実行されるビデオ・デコードの方法であって、当該方法は：
符号化ビデオ・シーケンスの一部である現在ピクチャー内の現在ブロックについての予測情報をデコードする段階であって、前記予測情報は、現在ブロックについてのイントラ予測方向を含む、段階と；
現在ブロックのイントラ予測方向に応じて、位置依存予測組み合わせ（PDPC）プロセスの使用法を決定する段階と；
現在ブロックに対するPDPCプロセスの前記使用法に基づいて現在ブロックをデコーダの回路により再構成する段階であって、
前記PDPCプロセスは、前記イントラ予測方向が水平イントラ予測方向よりも垂直イントラ予測方向に近い場合は、現在ブロック内のサンプルの第1の数の列に対して実行され、
前記PDPCプロセスは、イントラ予測方向が垂直イントラ予測方向よりも水平イントラ予測方向に近い場合は、現在ブロック内のサンプルの第2の数の行に対して実行される、段階とを含む、
方法。