JP2023130788A - 車載用ルーフボックスクランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ルーフキャリアへの固定の緩みを確実に防止することのできる、車載用ルーフボックスクランプ装置を提供する。【解決手段】車載用ルーフボックスクランプ装置2は、ケース22と、一対の第一及び第二クランプ爪部材21と、第一及び第二クランプ爪部材21を開閉する操作ロッド27と、操作ロッド27の一端に取り付けられたノブ部材24と、ケース22に設けられた、ノブ部材24の回転をロックするロック機構(ノブ部材24と係合可能な係合突起22eを有するスライド部材22d)と、を備えている。【選択図】図5
Description
本開示は、車載用ルーフボックスクランプ装置に関する。
車両のルーフ上に固定されるルーフボックスが利用されている。より詳しくは、車両の屋根にルーフキャリアが固定され、ルーフボックスはルーフキャリアのクロスバーに固定される。ルーフボックスのクロスバーへの固定方法は種々考えられるが、ルーフボックスの前方部二か所及び後方部二か所にクランプ装置を配置するのが一般的である。下記特許文献1は、クランプ装置を開示している。屋根前方部で横方向に延設されたクロスバーが前方部二か所のクランプ装置によってクランプされ、屋根後方部で横方向に延設されたクロスバーが後方部二か所のクランプ装置によってクランプされる。
特許文献1に開示されたクランプ装置は、対向して設けられた一対の第一クランプ爪部材及び第二クランプ爪部材を備えている。第一クランプ爪部材から第二クランプ爪部材へと操作ロッドが延設されている。第一クランプ爪部材及び第二クランプ爪部材の基端部には、操作ロッドの外周面に形成された雄ネジ部と螺合する第一螺合部及び第二螺合部がそれぞれ形成されている。第一螺合部の雌ネジ部の螺旋方向と前記第二螺合部の雌ネジ部の螺旋方向とが互いに逆方向である。操作ロッドの中央には第一クランプ爪部材及び第二クランプ爪部材の開閉操作時に操作ロッドをその中心軸回りに回転させるためのノブ部材が取り付けられている。ノブ部材によって操作ロッドを中心軸回りに回転させることで、第一クランプ爪部材及び第二クランプ爪部材はそれらの先端を開閉するように対称に揺動される。
上述したノブ部材は、ルーフボックスの内部に配置されることになる。このため、ルーフボックスの内部に収納された荷物によって、ノブ部材が意図せず回転されてしまうおそれがある。この結果、クランプ装置が緩み、ルーフボックスのルーフキャリアへの固定が緩むおそれがある。車両は高速走行も行うことがあり、高速走行時にルーフボックスに作用する空気抵抗はかなり大きい。したがって、複数設けられるクランプ装置の一つでもルーフボックスのルーフキャリアへの固定が緩むのは危険である。
従って、本開示の目的は、ルーフキャリアへの固定の緩みを確実に防止することのできる、車載用ルーフボックスクランプ装置を提供することにある。
本開示の一態様は、車載用ルーフボックスクランプ装置であって、ルーフボックスのボトムケースの底部に取り付けられたレールにスライド可能に取り付け可能なケースと、前記ケースの内部に対向して設けられた一対の第一クランプ爪部材及び第二クランプ爪部材と、前記レールと平行に前記第一クランプ爪部材から前記第二クランプ爪部材へと延設された操作ロッドと、前記操作ロッドの一端に取り付けられた、前記第一クランプ爪部材及び前記第二クランプ爪部材の開閉操作時に前記操作ロッドをその中心軸回りに回転させるためのノブ部材と、前記ケースに設けられた、前記ノブ部材の回転をロックするロック機構と、を備えている。前記第一クランプ爪部材及び前記第二クランプ爪部材は、前記ケースに揺動可能にそれぞれ取り付けられている。前記第一クランプ爪部材及び前記第二クランプ爪部材の基端部には、前記操作ロッドの外周面に形成された雄ネジ部と螺合する第一螺合部及び第二螺合部がそれぞれ設けられている。前記第一螺合部の雌ネジ部の螺旋方向と前記第二螺合部の雌ネジ部の螺旋方向とが互いに逆方向である。
本開示によれば、ルーフキャリアへの固定の緩みを確実に防止することのできる、車載用ルーフボックスクランプ装置を提供することができる。
以下、実施形態に係る車載用ルーフボックスクランプ装置について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、ルーフボックス1の外観を底面側から見た斜視図である。図1中の左方が車両の前方である。車両には図示されないルーフキャリアが固定されており、ルーフボックス1は、その四つのクランプ装置2によってルーフキャリアの二本のクロスバーに固定される。クロスバーは、車両の横方向に延在しており、一本はルーフの前方部に位置し、もう一本はルーフの後方部に位置している。ルーフ前方部で横方向に延設されたクロスバーが前方部二か所のクランプ装置2によってクランプされ、ルーフ後方部で横方向に延設されたクロスバーが後方部二か所のクランプ装置2によってクランプされる。
ルーフボックス1は、ボトムケース1aと、ボトムケース1aの上部開口を塞ぐカバー1bとを備えている。本実施形態のルーフボックス1は、車両の右側からでも左側からでもカバー1bを上方に開くことができる。図2に示されるように、樹脂製のボトムケース1aの底部には、四つのクランプ装置2に合わせて四本の金属製のレール20がリベットによって取り付けられている。クランプ装置2は、レール20にそれぞれスライド可能に取り付けられる。各レール20にはスリットが形成されており、レール20のスリットに合わせて、ボトムケース1aにもスリットが形成されている。スリットからは、クランプ装置2の後述するクランプ爪部材21(21X及び21Y)がボトムケース1aの下方に突出される(図1参照)。
四つのクランプ装置2は同じ構成を備えているので、一つのクランプ装置2を例に説明する。図3及び図4に示されるように、クランプ装置2は、樹脂製のケース22を備えている。ケース22は、右サイドパネルと左サイドパネルを互いに嵌合させることで箱状に形成され、その下方はクランプ爪部材21(21X及び21Y)を延出させるために開放されている。ケース22の上面には、ルーフボックス1内での荷崩れを防止するストラップ1c(図2参照)の取付部22aが形成されている。取付部22aは、ストラップ1cを通す孔が形成されるように上方に突出されたゲート形状を有している。
ケース22の各サイドパネルの最下部には、レール20からのケース22の脱落を防止するための係止爪22bが前部及び後部にそれぞれ形成されている。なお、レール20はその前端及び後端でリベットによってボトムケース1aに固定される。ケース22はレール20の前端又は後端ではリベットの突出部と当接するので、クランプ装置2がレール20からスライド方向に抜けないように防止されている。また、レール20は、ゴム製のパッキン20aも有している(図4参照)。
ケース22の各サイドパネルには、クランプ爪部材21(21X及び21Y)を揺動可能に保持するシャフト23が取り付けられる一対のシャフト孔が形成されている。シャフト孔は円形の凹部22cの中心に形成されている。各シャフト23は、一端にフランジが形成されたプラグ部材23aとプラグ部材23aの他端にカシメによって固定されるフランジ部材23bとで構成されている。従って、シャフト23は、クランプ装置2が組み立てられた状態では、その両端にフランジを有している。フランジは、サイドパネルの外側に位置し、凹部22cの内部に収納される。プラグ部材23aのフランジを収納する凹部22cよりもフランジ部材23bを収納する凹部22cの方が深い。
本実施形態のクランプ装置2は、後述するノブ部材24がルーフボックス1の後方に向くようにルーフボックス1に取り付けられる。即ち、図3においては、右方が後方である。ケース22の後端(一端)上部には、ノブ部材24の回転をロックするロック機構としてのスライド部材22dがスライド可能に取り付けられている。スライド部材22dからは、ノブ部材24に向けて係合突起22eが突設されている。ロック機構としてのスライド部材22dの動作については追って詳しく説明する。
図5及び図6に示されるように、一対のクランプ爪部材21、即ち、第一クランプ爪部材21X及び第二クランプ爪部材21Yは、ケース22の内部に対向して設けられている。なお、図4では、フランジ部材23bがプラグ部材23aに固定されているが、ケース22の内部を見せるために一方のサイドパネルは外されている。また、図6の断面図は、図3(図5)中の右側のシャフト23の中心軸を含む断面をノブ部材24の側から見た断面図である。第一クランプ爪部材21X及び第二クランプ爪部材21Yは、クランク形状を有する金属板で形成されており、同一部品である。
クランプ爪部材21のケース22から延出されるその先端は、対向するクランプ爪部材21の側に湾曲されている。クランプ爪部材21の先端部には、クランプするルーフキャリアのクロスメンバーを傷つけないように樹脂製の保護カバー25が取り付けられている。クランプ爪部材21は、ケース22の左右パネルによって左右方向に位置決めされている(図6参照)。第一クランプ爪部材21X及び第二クランプ爪部材21Yの左右方向の位置はオフセットされている。
クランプ爪部材21のクランク形状の中央には、上述したシャフト23が挿通される支点孔が形成されている。クランプ爪部材21は、シャフト23を介してケース22に揺動可能に支持されている。クランプ爪部材21の基端部には、クランプ爪部材21を揺動させる際の力点となる作動プラグ26(26X及び26Y)が取り付けられる力点孔が形成されている。作動プラグ26は、その中心軸回りに回転可能にクランプ爪部材21に取り付けられる。作動プラグ26は、円柱の一端にフランジが形成された形状を有しており、その円柱部には操作ロッド27が螺合される雌ネジ孔26aが形成されている(図6参照)。雌ネジ孔26aの内周面には雌ネジ部が形成されている。
操作ロッド27の外周面には、作動プラグ26(26X及び26Y)の雌ネジ孔26aの雌ネジ部と螺合する雄ネジ部27aが形成されている(図5参照)。即ち、作動プラグ26は、操作ロッド27の雄ネジ部27aと螺合する螺合部である。第一クランプ爪部材21Xの第一作動プラグ(第一螺合部)26Xの雌ネジ部と螺合する雄ネジ部27aの螺旋方向と、第二クランプ爪部材21Yの第二作動プラグ(第二螺合部)26Yの雌ネジ部と螺合する雄ネジ部27aの螺旋方向とは互いに逆方向である。
言い換えれば、第一作動プラグ(第一螺合部)26Xの雌ネジ部の螺旋方向と第二作動プラグ(第二螺合部)26Yの雌ネジ部の螺旋方向とは互いに逆方向である。このため、上述したように第一クランプ爪部材21X及び第二クランプ爪部材21Yは同一部品であるが、第一作動プラグ26X及び第二作動プラグ26Yは、螺旋方向のみが互いに異なる別部品である。この構造により、操作ロッド27がその中心軸回りに回転されると、第一作動プラグ26X及び第二作動プラグ26Yは、操作ロッド27に沿って互いに逆方向に移動する。言い換えれば、操作ロッド27を回転させると、第一作動プラグ26X及び第二作動プラグ26Yの先端部が開閉される。
操作ロッド27に形成される一対の雄ネジ部27aは、作動プラグ26を螺合させるために端部までそれぞれ形成されている。樹脂製のノブ部材24には金属製の六角ボルト27bが嵌め込まれている。ノブ部材24は、第二クランプ爪部材21Y側の雄ネジ部27aの端部に螺合されたスライド規制ナット27c(図5参照)に反対側から六角ボルト27bを螺合させることで、操作ロッド27の後端に回転不能に固定されている。ノブ部材24は、操作ロッド27を中心軸回りに回転させる際に用いられ、回転させやすいように周方向に均等に設けられた、外方に突出された三つの延出部を有している。
各延出部の裏側には係止凹部24aが形成されている(図7参照)。また、ノブ部材24のすぐ前方には、上述したスライド規制ナット27cが配置される。スライド規制ナット27cには、操作ロッド27の雄ネジ部27aの端部と六角ボルト27bの先端とがそれぞれ反対側から螺合されるが、それらの螺合時にはネジロック剤が使用される。スライド規制ナット27cとノブ部材24とによって、操作ロッド27のケース22に対する軸方向のスライドが規制される。ノブ部材24を時計方向に回転させると一対のクランプ爪部材21の先端は閉じ、ノブ部材24を反時計方向に回転させると一対のクランプ爪部材21の先端は開く。
操作ロッド27のノブ部材24とスライド規制ナット27cとの間は、ケース22に形成されたロッド孔22f内に収納される。上述した作動プラグ26は、ケース22に対してシャフト23を中心とする円軌跡を描きつつ、操作ロッド27に沿って移動する。従って、操作ロッド27はケース22に対して若干であるが上下に移動する。このため、ロッド孔22fは上下に長い長孔とされている。また、ケース22の右パネルには、第一クランプ爪部材21Xが操作ロッド27からの脱落を規制する規制突起22gも形成されている(図5参照)。
上述したロック機構について図7を参照しつつ詳しく説明する。ロック機構を構成するスライド部材22dは、ケース22の後端上部にスライド可能に嵌合されている。スライド部材22dの側面には、スライド部材22dのスライドを容易にするための複数の凸部が形成されている。図7では見えないが、スライド部材22dからは、ノブ部材24に向けて係合突起22eが突設されている(図3参照)。
スライド部材22dを最前方位置(図7中左方位置)にスライドさせると、係合突起22eはノブ部材24の裏側に形成された係止凹部24aの内部には進入せず、スライド部材22dとノブ部材24とは係合しない。一方、スライド部材22dを最後方位置にスライドさせる(図7に示される状態)と、係合突起22eは係止凹部24aの内部に進入し、スライド部材22dとノブ部材24とが係合され、操作ロッド27の回転、即ち、クランプ爪部材21の開閉がロックされる。なお、スライド部材22dは、ノブ部材24がどのような回転位置にあっても、ノブ部材24との干渉によってケース22からそのスライド方向に脱落することはない。
なお、係合突起22eの断面形状は、係止凹部24aの形状に合わせて台形とされている。また、スライド部材22dのスライド位置が最前方位置及び最後方位置にあるときにクリック感を出すために、ケース22には孔22hがそれぞれ形成されている。図7では見えないが、スライド部材22dの内側面には、孔22hと係合してクリック感を創出する突起が形成されている。孔22h及び突起には、スライド部材22dのスライド位置を保持しておく効果もある。
なお、ロック時には係合突起22eを係止凹部24aの内部に進入させるのが正しい操作である。しかし、ノブ部材24の三つの延出部のうちの隣り合う二つの延出部の間に係合突起22eが誤って進入されたとしても、操作ロッド27の回転は二つの延出部の間の範囲(120°)に規制される。従って、このような場合でも、ルーフキャリアのクロスバーをクランプしている一対のクランプ爪部材21のクランプの緩みは規制される。
本実施形態のクランプ装置2は、ノブ部材24の回転をロックするロック機構(スライド部材22d及び係止凹部24a)を備えている。ロック機構によってノブ部材24の回転をロックすることは、操作ロッド27の回転を規制することであり、即ち、クランプ爪部材21の開閉を規制することである。従って、ロック機構によって、ルーフボックス1のルーフキャリアへの固定の緩みを確実に防止することができる。
さらに、本実施形態では、操作ロッド27はクランプ装置2がスライド可能に取り付けられるレール20と平行に、即ち、ルーフボックス1のボトムケース1aの底部と平行に操作ロッド27が配される。さらに、クランプ爪部材21の開閉操作のためのノブ部材24がこの操作ロッド27の一端に取り付けられている。従って、ノブ部材24自体がルーフボックス1内の容量を減じることがほとんどない。また、ノブ部材24の回転操作もルーフボックス1内の荷物に邪魔されることがほとんどない。
例えば、上述した特許文献1ではノブ部材が回転させる操作ロッドの中央に取り付けられるため、ノブ部材をつまんで操作することになる。この場合、ノブ部材で強くクランプするような回転力を操作ロッドに与えることは難しい。また、例えば、クランプ爪部材を操作するノブ部材の回転面がボトムケースの底部と平行であるような構造のクランプ装置の場合はノブ部材の回転面が水平となるため、ノブ部材を配置することでルーフボックス内の容量が減じられてしまう。また、ノブ部材の回転面が水平となると、ノブ部材の回転操作もルーフボックス内の荷物に邪魔されてしまう。
ここで、本実施形態では、ロック機構が、ケース22の一端側にスライド可能に設けられたスライド部材22dで構成されている。スライド部材22dは、ノブ部材24に向けてスライドされたときのみにノブ部材24と係合してノブ部材24の回転をロックする係合突起22eを有している。ロック機構をこのように構成することで、スペース効率よくロック機構を構築することができる。言い換えれば、上述したようにノブ部材24を設けることでルーフボックス1内の容量が減じられることがないことに加えて、さらにロック機構を設けることによってもルーフボックス1内の容量が減じられることがほとんどない。また、このような構造のロック機構は、どのように操作するか分かりやすく、かつ、その操作も容易に行える。そして、そのロック・アンロック操作も、上述したノブ部材24の回転操作と同様に、ルーフボックス1内の荷物に邪魔されることがほとんどない。
さらに、本実施形態では、ケース22の上部に、ルーフボックス1内の荷崩れを防止するストラップ1cの取付部22aを備えている。このため、クランプ装置2をルーフボックス1内の荷崩れ防止にも用いることができる。また、この際、ストラップ1cはクランプ装置2のケース22の上部から延びるので、ストラップ1cが荷物に埋もれにくく、かつ、ストラップ1cを見つけやすくなるので、荷物をストラップ1cで縛る作業が行いやすくなる。さらに、ストラップ1cはクランプ装置2を介してルーフキャリアによって保持されるため、より確実にルーフボックス1内の荷物を保持することができる。
以上、実施形態を説明したが、上記開示内容に基づいて実施形態の修正又は変形をすることが可能である。上記実施形態のすべての構成要素、及び、請求の範囲に記載されたすべての特徴は、それらが互いに矛盾しない限り、個々に抜き出して組み合わせてもよい。例えば、上記実施形態では、ノブ部材24は各クランプ装置2の後部に位置されたが、前部に配置されてもよい。
1 ルーフボックス
1a ボトムケース
1c ストラップ
2 クランプ装置
20 レール
21 クランプ爪部材
21X 第一クランプ爪部材
21Y 第二クランプ爪部材
22 ケース
22a (ストラップ1cの)取付部
22d スライド部材(ロック機構)
22e 係合突起(ロック機構)
24 ノブ部材
26 作動プラグ(螺合部)
26X 第一作動プラグ(第一螺合部)
26Y 第二作動プラグ(第二螺合部)
26a 雌ネジ孔(螺合部26の雌ネジ部)
27 操作ロッド
27a (操作ロッド27の)雄ネジ部
1a ボトムケース
1c ストラップ
2 クランプ装置
20 レール
21 クランプ爪部材
21X 第一クランプ爪部材
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22 ケース
22a (ストラップ1cの)取付部
22d スライド部材(ロック機構)
22e 係合突起(ロック機構)
24 ノブ部材
26 作動プラグ(螺合部)
26X 第一作動プラグ(第一螺合部)
26Y 第二作動プラグ(第二螺合部)
26a 雌ネジ孔(螺合部26の雌ネジ部)
27 操作ロッド
27a (操作ロッド27の)雄ネジ部
Claims (3)
- 車載用ルーフボックスクランプ装置であって、
ルーフボックスのボトムケースの底部に取り付けられたレールにスライド可能に取り付け可能なケースと、
前記ケースの内部に対向して設けられた一対の第一クランプ爪部材及び第二クランプ爪部材と、
前記レールと平行に前記第一クランプ爪部材から前記第二クランプ爪部材へと延設された操作ロッドと、
前記操作ロッドの一端に取り付けられた、前記第一クランプ爪部材及び前記第二クランプ爪部材の開閉操作時に前記操作ロッドをその中心軸回りに回転させるためのノブ部材と、
前記ケースに設けられた、前記ノブ部材の回転をロックするロック機構と、を備えており、
前記第一クランプ爪部材及び前記第二クランプ爪部材は、前記ケースに揺動可能にそれぞれ取り付けられており、
前記第一クランプ爪部材及び前記第二クランプ爪部材の基端部には、前記操作ロッドの外周面に形成された雄ネジ部と螺合する第一螺合部及び第二螺合部がそれぞれ設けられており、
前記第一螺合部の雌ネジ部の螺旋方向と前記第二螺合部の雌ネジ部の螺旋方向とが互いに逆方向である、車載用ルーフボックスクランプ装置。 - 前記ロック機構が、前記ケースの前記一端側にスライド可能に設けられ、前記ノブ部材に向けてスライドされたときのみに前記ノブ部材と係合して前記ノブ部材の回転をロックする係合突起を有するスライド部材を備えている、請求項1に記載の車載用ルーフボックスクランプ装置。
- 前記ケースの上部に、前記ルーフボックス内の荷崩れを防止するストラップの取付部を備えている、請求項1又は2に記載の車載用ルーフボックスクランプ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022035276A JP2023130788A (ja) | 2022-03-08 | 2022-03-08 | 車載用ルーフボックスクランプ装置 |
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JP2022035276A JP2023130788A (ja) | 2022-03-08 | 2022-03-08 | 車載用ルーフボックスクランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023130788A true JP2023130788A (ja) | 2023-09-21 |
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Family Applications (1)
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JP2022035276A Pending JP2023130788A (ja) | 2022-03-08 | 2022-03-08 | 車載用ルーフボックスクランプ装置 |
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2022
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