JP2023162367A - ネットワークデバイスの方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークデバイス及び端末デバイスで実施されるマルチTRP(送受信ポイント)送信の方法、デバイス及びコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。【解決手段】追加の表示オーバーヘッドを導入することなく、マルチTRP送信をサポートする方法であって、端末デバイスに構成され、かつ、複数の参照信号(RS)セット及び複数のRSセットとそれぞれの復調参照信号(DMRS)ポートのグループとの準コロケーション関係を示す少なくとも1つの送信構成インジケータ(TCI)状態を決定することと、複数のTRPを介してDMRSを端末デバイスへ送信するためのDMRSポート及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けを決定することと、、少なくとも1つのTCI状態、DMRSポート及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けを端末デバイスに構成することと、を含む。。【選択図】図2
Description
本開示の実施の形態は、一般的に、無線通信に関し、特に、マルチTRP送信の方法、デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)規格の最新の開発は、EPC(Evolved Packet Core)ネットワークのLTE(Long Term Evolution)及びE-UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)と呼ばれ、通常「4G」とも呼ばれる。さらに、「5G New Radio(NR)」という用語とは、さまざまなアプリケーションやサービスをサポートすることが期待される、進化している通信技術を指す。5G NRは、遅延、信頼性、セキュリティ、(例えば、IoT(Internet of Things)に関する)スケーラビリティに関連する新たな要求及びその他の要求を満たすために、3GPPによって公布された継続的なモバイルブロードバンドの進化の一部である。
最近、NRシステムの研究が認められた。NRシステムは、拡張モバイルブロードバンド、大規模なマシンタイプの通信、超信頼性・低遅延通信を含む定義されたすべての利用シナリオ、要求、配置シナリオに対処する単一の技術フレームワークを目的とし、100Ghzまでの周波数を考慮する。NRにおいて、次世代NodeB(gNB)などのネットワークデバイスには複数の送受信ポイント(TRP:Transmission and Reception Point)又はアンテナパネルが装備されることがある。すなわち、ネットワークデバイスは、複数のTRP又はアンテナパネルのうちの1つ以上を介して端末デバイス(例えば、ユーザー機器(UE:User Equipment))と通信することができる。マルチアンテナ方式、ビーム管理、チャネル状態情報(CSI:channel state information)取得、及び参照信号及び準コロケーション(QCL:quasi co-location)を含む、新しい無線アクセス用のマルチアンテナ方式の議論が開始された。また、NRではシングルTRP送信及びマルチTRP送信が合意されている。しかしながら、マルチTRP/パネル送信の詳細について未だ指定されていない。
概して、本開示の例示的な実施の形態は、マルチTRP送信の方法、デバイス及びコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。
第1態様において、ネットワークデバイスで実施される方法を提供する。当該方法は、複数の参照信号(RS)セットに関連付けられる複数の送受信ポイント(TRP)を介して前記ネットワークデバイスと通信する端末デバイスに構成され、かつ前記複数のRSセット、及び前記複数のRSセットとそれぞれのDMRSポートのグループとの準コロケーション関係を示す少なくとも1つの送信構成インジケータ(TCI)状態を決定することを含む。当該方法は、前記複数のTRPを介してDMRSを前記端末デバイスへ送信するためのDMRSポート、及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの関連付けを決定することを、さらに含む。また、当該方法は、前記少なくとも1つのTCI状態、前記DMRSポート、及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの前記関連付けを前記端末デバイスに構成することを、さらに含む。
第2態様において、端末デバイスで実施される方法を提供する。当該方法は、複数の送受信ポイント(TRP)を介して前記端末デバイスと通信するネットワークデバイスから、前記複数のTRPを介してDMRSを受信するためのDMRSポート、前記複数の送受信ポイント(TRP)に関連付けられる複数の参照信号(RS)セットを示す少なくとも1つの送信構成インジケータ(TCI)状態、及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの関連付けに関する構成を受信することを含む。当該方法は、前記構成から、前記少なくとも1つのTCI状態、前記DMRSポート、及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの前記関連付けを決定することを、さらに含む。また、当該方法は、さらに、前記複数のTRPを介して、前記少なくとも1つのTCI状態、及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの前記関連付けに基づいて、前記ネットワークデバイスから前記DMRSポートでの前記DMRSを受信することを、さらに含む。
第3態様において、ネットワークデバイスを提供する。当該ネットワークデバイスは、プロセッサ、及びプロセッサに接続されるメモリを備える。当該メモリは、前記プロセッサによって実行されると、前記ネットワークデバイスに動作を実行させる命令を記憶している。当該動作は、複数の参照信号(RS)セットに関連付けられる複数の送受信ポイント(TRP)を介して前記ネットワークデバイスと通信する端末デバイスに構成され、かつ前記複数のRSセット、及び前記複数のRSセットとそれぞれのDMRSポートのグループとの準コロケーション関係を示す少なくとも1つの送信構成インジケータ(TCI)状態を決定することと、前記複数のTRPを介してDMRSを前記端末デバイスへ送信するためのDMRSポート及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの関連付けを決定することと、前記少なくとも1つのTCI状態、前記DMRSポート、及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの前記関連付けを前記端末デバイスに構成することと、を含む。
第4態様において、端末デバイスを提供する。当該端末デバイスは、プロセッサ、及びプロセッサに接続されるメモリを備える。当該メモリは、前記プロセッサによって実行されると、前記端末デバイスに動作を実行させる命令を記憶している。当該動作は、複数の送受信ポイント(TRP)を介して前記端末デバイスと通信するネットワークデバイスから、前記複数のTRPを介してDMRSを受信するためのDMRSポート、前記複数のTRPに関連付けられる複数の参照信号(RS)セットを示す少なくとも1つの送信構成インジケータ(TCI)状態、及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの関連付けに関する構成を受信することと、前記構成から、前記少なくとも1つのTCI状態、前記DMRSポート、及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの前記関連付けを決定することと、前記複数のTRPを介して、前記少なくとも1つのTCI状態及び前記複数のRSセットと前記DMRSポートとの前記関連付けに基づいて、前記ネットワークデバイスから前記DMRSポートでの前記DMRSを受信することと、を含む。
第5態様において、命令を格納したコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。当該命令は、少なくとも1つのプロセッサで実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに本開示の第1態様による方法を実行させる。
第6態様において、命令を格納したコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。当該命令は、少なくとも1つのプロセッサで実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに本開示の第2態様による方法を実行させる。
第7態様において、コンピュータ読み取り可能な媒体に有形に記憶されるコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、少なくとも1つのプロセッサで実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに本開示の第1態様又は第2態様による方法を実行させる命令を含む。
本開示の他の特徴は、以下の説明を通して容易に理解可能になる。
添付図面を参照しながら本開示のいくつかの実施の形態をより詳細に説明することを通じて、本開示の上記及び他の目的、特徴及び利点がより明らかになる。
図面全体を通して、同じ又は類似の符号は、同じ又は類似の要素を示す。
本開示の原理は、いくつかの例示的な実施の形態を参照して説明される。これらの実施の形態は、例示の目的で記載されるにすぎず、本開示の範囲に関する制限を示唆することなく、当業者が本開示を理解及び実施するのを助けることを理解されたい。本明細書で説明される開示は、以下で説明されるもの以外の様々な方法で実施されることができる。
以下の説明及び特許請求の範囲において、別途定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語及び科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者に一般的に理解されるのと同じ意味を有する。
本明細書で使用されるとき、単数形である「1つ(a)」、「1つ(an)」、及び「上記(the」は、文脈からそうでないことが明確に示されていない限り、複数形も含むことを意図している。「含む」という用語及びその変形は、「含むがこれに限定されない」ことを意味するオープンな用語として読まれる。「に基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」と読まれる。「一実施の形態」及び「実施の形態」という用語は、「少なくとも一実施の形態」と読まれる。「別の実施の形態」という用語は、「少なくとも1つの他の実施の形態」と読まれる。「第1」、「第2」などの用語は、異なるオブジェクト又は同じオブジェクトを指す。明示的及び暗黙的なその他の定義は、以下に含まれる。
いくつかの例では、値、手順、又は装置は、「最もよい」、「最も低い」、「最も高い」、「最小」、「最大」などとして見なされる。このような説明は、多くの使用される機能的選択肢から選択を行うことができるのを指し、このような選択は他の選択に比べてより良く、小さく、高く、又はより好ましい必要はないことを意図している。
図1Aは、本開示の実施の形態を実施することができる例示的な通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、ネットワークデバイス110と、ネットワークデバイス110によってサービスが提供される端末デバイス120とを含む。ネットワーク100は、端末デバイス120にサービスを提供するために、1つ以上のサービングセル102を提供することができる。ネットワークデバイス、端末デバイス及び/又はサービングセルの数は、本開示に対するいかなる制限を示唆することなく、例示の目的のみであることを理解されたい。ネットワーク100は、本開示の実施の形態の実施に適する任意の適切な数のネットワークデバイス、端末デバイス及び/又はサービングセルを含むことができる。
本明細書で使用されるとき、「端末デバイス」という用語は、無線又は有線の通信機能を有する任意のデバイスを指す。端末デバイスの例として、ユーザー機器(UE)、パーソナルコンピュータ、デスクトップ、移動電話、セルラー電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャデバイス、ゲームデバイス、音楽記憶及び再生機器、又は無線や有線インターネットアクセス及びブラウジングなどを可能にするインターネット機器が挙げられるが、それらに限定されない。説明の目的のために、以下、いくつかの実施の形態は、端末デバイス120の例としてUEを参照して説明される。
本明細書で使用されるとき、「ネットワークデバイス」又は「基地局」(BS:Base Station)という用語は、端末デバイスが通信できるセル又はカバレッジを提供し、又はホストすることができるデバイスを指す。ネットワークデバイスの例として、Node B(NodeB又はNB)、Evolved NodeB(eNodeB又はeNB)、次世代NodeB(gNB)、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、無線ヘッド(RH:Radio Head)、リモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、及びフェムトノードやピコノードなどの低パワーノードなどが挙げられるが、これらに限定されない。説明の目的のために、以下、ネットワークデバイス110の例としてgNBを参照していくつかの実施の形態を説明する。
図1Aに示す通信ネットワーク100において、ネットワークデバイス110は、データ及び制御情報を端末デバイス120に通信することができ、端末デバイス120も、データ及び制御情報をネットワークデバイス110に通信することができる。ネットワークデバイス110から端末デバイス120へのリンクはダウンリンク(DL)と呼ばれ、端末デバイス120からネットワークデバイス110へのリンクはアップリンク(UL)と呼ばれる。
ネットワーク100における通信は、任意の適切な規格に準拠してもよく、ここでの規格は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、LTEエボリューション、LTEアドバンスト(LTE-A:LTE-Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wideband Code Division Multiple Access)、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN:GSM EDGE Radio Access Network)、MTC(Machine Type Communication)などを含むが、これらに限定されない。さらに、通信は、現在知られている、又は将来に開発される任意の世代の通信プロトコルに従って実施されてもよい。通信プロトコルの例として、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)の通信プロトコルが挙げられるが、これらに限定されない。
ネットワークデバイス110(例えば、gNB)は、1つ以上のTRP又はアンテナパネルを備えてもよい。本明細書で使用されるとき、「TRP」という用語は、特定の地理的位置にあるネットワークデバイスで利用可能なアンテナアレイ(1つ以上のアンテナエレメントを含む)を指す。例えば、ネットワークデバイスは、カバレッジを向上させるように、地理的に異なる場所にある複数のTRPに接続される。1つ以上のTRPは、同じサービングセルに含まれてもよいし、異なるサービングセルに含まれてもよい。
TRPは、パネルであることもでき、パネルは、アンテナアレイ(1つ以上のアンテナエレメントを有する)、又はアンテナグループを指すこともできると理解されたい。本開示のいくつかの実施の形態は、例えば複数のTRPを参照して説明するが、これらの実施の形態は、例示の目的にすぎず、本開示の範囲に対するいかなる制限を示唆することなく、当業者が本開示を理解及び実施することに寄与するためのものである。本明細書で説明される本開示は、以下で説明されるもの以外の様々な態様で実施され得ると理解されたい。
図1Bは、図1Aに示すネットワーク100の例示的なシナリオを示す。図1Bに示されるように、例えば、ネットワークデバイス110は、TRP130-1、130-2を介して端末デバイス120と通信してもよい。以下の説明では、TRP130-1を第1TRPと呼び、TRP130-2を第2TRPと呼ぶこともある。第1TRP130-1及び第2TRP130-2は、ネットワークデバイス110によって提供される同一のサービングセル(例えば、図1Aに示すセル102)に含まれてもよいし、異なるサービングセルに含まれてもよい。
ネットワーク100において、復調参照信号(DMRS:demodulation reference signal)は、通信チャネル(例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)及び/又は物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel))を介して送信された情報を正確に、又はコヒーレントに復調するために、当該通信チャネルに関する変調/復調情報を提供する参照信号の一種であってもよい。
DMRSの送信において、ネットワークデバイス110は、送信用の対応リソース(「DMRSリソース」とも呼ばれる)を割り当て、及び/又はどのDMRSシーケンスを送信するかを指定してもよい。いくつかのDMRSポートに関連付けられたDMRSリソースのセットも指定してもよい。DMRSポートは、時間領域、周波数領域、及び/又はコード領域におけるRS送信のために割り当てられたリソース領域の1つ以上のリソース要素(RE:Resource Element)へのDMRSシーケンスの一部又は全部の特定のマッピングとも呼ばれる。そのようなリソース割り当て情報及びその他の必要な情報は、DMRSを送信する前に端末デバイス120に示されてもよい。例えば、DMRS構成(DMRS configurations)は、上位層のシグナリング(無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)及び/又は媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)制御要素(CE:Control Element)など)及び/又は動的シグナリング(ダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)など)を介して端末デバイスに送信されることができる。
例えば、図1Bに示すネットワーク100において、ネットワークデバイス110は、第1TRP130-1及び第2TRP130-2を介して端末デバイス120へDMRSを送信する。複数のTRPを介して端末デバイス120へDMRSを送信するために、ネットワークデバイス110は、第1TRP130-1及び第2TRP130-2に対して、DMRSポートの異なるグループ(DMRSポートグループ又はDMRSグループとも呼ばれる)を構成(configure:設定)する。本明細書で使用されるとき、DMRSグループは、DMRSを送信するためのDMRSポートのグループを指してもよい。1つのDMRSポートグループにおけるDMRSポートは、互いに準コロケーション(QCL)化される。例えば、DMRSポートグループ(以下、第1DMRSポートグループ又は第1DMRSグループとも呼ばれる)は第1TRP130-1に対して構成され、別のDMRSポートグループ(以下、第2DMRSポートグループ又は第2DMRSグループとも呼ばれる)は第2TRP130-2に対して構成され得る。すなわち、ネットワークデバイス110は、第1TRP130-1に対して構成される第1DMRSポートグループから、第1TRP130-1を介して端末デバイス120へDMRSを送信するためのDMRSポートを選択してもよく、第2TRP130-2用の第2DMRSポートグループから、第2TRP130-2を介して端末デバイス120へDMRSを送信するためのDMRSポートを選択してもよい。
いくつかの実施の形態において、準コロケーション(QCL)タイプは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)及び/又はRSに対して構成され得る。RSの例として、ダウンリンク又はアップリンク復調参照信号(DMRS)、CSI-RS、SRS、位相追跡参照信号(PTRS:Phase Tracking Reference Signal)、追跡参照信号(TRS:Tracking Reference Signal)、微細時間‐周波数追跡参照信号(TRS)、追跡用のCSI-RS、同期信号(SS:Synchronization Signal)/物理放送チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)ブロック、SSブロック(SSB)などを含むが、これらに限定されない。例えば、QCLタイプは、:{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、平均スプレッド}である「QCL-TypeA」、{ドップラーシフト、ドップラースプレッド}である「QCL-TypeB」、{ドップラーシフト、平均遅延}である「QCL-TypeC」、及び{空間受信パラメータ}である「QCL-TypeD」の少なくとも1つであってもよい。
いくつかの実施の形態において、いくつかのコードワードは、端末デバイス120に対して構成され得る。例えば、その数は、1又は2である。例えば、コードワードの数は、無線リソース制御(RRC)、及び/又は媒体アクセス制御(MAC)、及び/又は物理層(PHY:Physical Layer)におけるシグナリングによって構成され得る。
いくつかの実施の形態において、DMRS送信のための一連のパラメータは、端末デバイス120に対して構成されてもよい。この一連のパラメータはDMRSのシンボルの最大数/長さ、DMRSのタイプなどの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、この一連のパラメータは、無線リソース制御(RRC)、及び/又は媒体アクセス制御(MAC)、及び/又は物理層(PHY)におけるシグナリングによって構成され得る。
いくつかの実施の形態において、DMRS用のシンボルの最大数/長さ(例えば、最大数/長さはMである)は、1つのPDSCH送信期間内の各DMRS送信状況(DMRS transmission occasion)のシンボルの最大数であってもよく、1つのDMRS送信状況は、K個の連続のシンボルでのDMRS送信であってもよい。例えば、Mは1、2、3又は4である。例えば、Kは、1、2、3又は4であり、M以下である。いくつかの実施の形態において、DMRS用のシンボルの最大数/長さ(例えば、最大数/長さはMである)は、Front-loaded DMRS(front-loaded DMRS)のシンボルの最大数であってもよく、ここで、Front-loaded DMRSは、1つのPDSCH送信期間内のK個の連続のシンボルでの最初のDMRS送信状況である。例えば、Mは1、2、3又は4である。例えば、Kは、1、2、3又は4であり、M以下である。
いくつかの実施の形態において、DMRSのタイプは、時間領域及び/又は周波数領域内のDMRS構成パターンであってもよい。最大2つのタイプのDMRS(例えば、DMRSタイプ1及び/又はDMRSタイプ2)は、端末デバイス120に対して構成されることができる。いくつかの実施の形態において、DMRSタイプ1は、(例えば、DMRSの最大数/長さが2である場合)最大8つのDMRSポートを含むことができる。DMRSポートは、FDM(Frequency Domain Multiplexing、周波数領域多重化)、周波数領域内のCDM(Code Domain Multiplexing、符号領域多重化)、及び時間領域内のCDMの少なくとも1つで多重化される。いくつかの実施の形態において、DMRSタイプ1は、(例えば、DMRSの最大数/長さが1である場合)最大4つのDMRSポートを含むことができる。DMRSポートは、FDM及び周波数領域内のCDMの少なくとも1つで多重化される。
いくつかの実施の形態において、DMRSタイプ2は、(例えば、DMRSの最大数/長さが2である場合)最大12つのDMRSポートを含むことができる。DMRSポートは、FDM(周波数領域多重化)、周波数領域内のCDM(符号領域多重化)及び時間領域内のCDMの少なくとも1つで多重化される。いくつかの実施の形態において、DMRSタイプ2は、(例えば、DMRSの最大数/長さが1である場合)最大6つのDMRSポートを含むことができる。DMRSポートは、FDM及び周波数領域内のCDMの少なくとも1つで多重化される。
いくつかの実施の形態において、DMRSポートが時間領域及び/又は周波数領域内のCDMのみで多重化されると、DMRSポートは、{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、平均スプレッド、空間受信パラメータ}及び/又は平均ゲインに関して相互にQCL化される。代わりに、DMRSポートは、QCL‐TypeA及びQCL‐TypeD及び/又は平均ゲインに関して、相互にQCL化されてもよい。
いくつかの実施の形態において、異なるDMRSグループ内のDMRSポートは、FDM及び/又は時分割多重化(TDM:Time Domain Multiplexing)で多重化されることができる。いくつかの実施の形態において、DMRSタイプ1の場合に、最大8つのDMRSポートは{0、1、2、3、4、5、6、7}であり得る。DMRSポート{0、1、4、5}は周波数領域内のCDM及び/又は時間領域内のCDMで多重化され、DMRSポート{0、1、4、5}は、{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、平均スプレッド、空間受信パラメータ}及び/又は平均ゲインに関して相互にQCL化される必要があり、DMRSポート{0、1、4、5}は1つのDMRSグループに属する必要がある。DMRSポート{2、3、6、7}は、周波数領域内のCDM及び/又は時間領域内のCDMで多重化され、DMRSポート{2、3、6、7}は、{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、平均スプレッド、空間受信パラメータ}及び/又は平均ゲインに関して相互にQCL化される必要があり、DMRSポート{2、3、6、7}は1つのDMRSグループグループに属する必要がある。
いくつかの実施の形態において、DMRSポートのグループ化の例として、3GPP仕様で定義されているDMRSタイプ1の場合、最大2つのDMRSグループ(DMRSグループG1及び/又はDMRSグループG2)が成される。例えば、2つのDMRSグループが構成される場合、DMRSグループG1はDMRSポート{0、1、4、5}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよく、DMRSグループG2はDMRSポート{2、3、6、7}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよい。別の例として、1つのDMRSグループのみが構成される場合、1つのDMRSグループG1又はDMRSグループG2のみが存在し、DMRSグループG1又はDMRSグループG2は、{0、1、2、3、4、5、6、7}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよい。
いくつかの実施の形態において、異なるDMRSグループ内のDMRSポートは、FDM及び/又はTDMで多重化されることができる。いくつかの実施の形態において、DMRSタイプ2の場合に、最大12つのDMRSポートは、DMRSポート{0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11}と表されてもよい。DMRSポート{0、1、6、7}は、周波数領域内のCDM及び/又は時間領域内のCDMで多重化され、{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、平均スプレッド、空間受信パラメータ}及び/又は平均ゲインに関して相互にQCL化される必要があり、1つのDMRSグループ内に属する必要がある。DMRSポート{2、3、8、9}は周波数領域内のCDM及び/又は時間領域内のCDMで多重化され、{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、平均スプレッド、空間受信パラメータ}及び/又は平均ゲインに関して相互にQCL化される必要があり、1つのDMRSグループ内に属する必要がある。DMRSポート{4、5、10、11}は周波数領域内のCDM及び/又は時間領域内のCDMで多重化され、{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、平均スプレッド、空間受信パラメータ}及び/又は平均ゲインに関して相互にQCL化される必要があり、1つのDMRSグループ内に属する必要がある。
いくつかの実施の形態において、DMRSポートのグループ化の例として、3GPP仕様で定義されているDMRSタイプ2の場合、最大2つのDMRSグループ(DMRSグループG1及び/又はDMRSグループG2)が構成される。例えば、2つのDMRSグループが構成される場合、DMRSグループG1はDMRSポート{0、1、6、7、4、5、10、11}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよく、DMRSグループG2はDMRSポート{2、3、8、9}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよい。別の例として、2つのDMRSグループが構成される場合、DMRSグループG1はDMRSポート{0、1、6、7}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよく、DMRSグループG2は、DMRSポート{2、3、8、9、4、5、10、11}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよい。別の例として、2つのDMRSグループが構成される場合、DMRSグループG1はDMRSポート{0、1、6、7、2、3、8、9}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよく、DMRSグループG2はDMRSポート{4、5、10、11}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよい。別の例として、1つのDMRSグループのみが構成される場合、1つのDMRSグループG1又はDMRSグループG2のみが存在し、DMRSグループG1又はDMRSグループG2は、DMRSポート{0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよい。
いくつかの実施の形態において、DMRSポートのグループ化の例として、3GPP仕様で定義されているDMRSタイプ2の場合に、3つのDMRSグループ(DMRSグループG1、DMRSグループG2、及びDMRSグループG3)が構成される。例えば、3つのDMRSグループが構成される場合、DMRSグループG1は、DMRSポート{0、1、6、7}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよく、DMRSグループは、DMRSポート{2、3、8、9}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよく、DMRSグループG3は、DMRSポート{4、5、10、11}からの少なくとも1つのDMRSポートを含んでもよい。
いくつかの実施の形態において、3GPP仕様で定義されているDMRSタイプ1又はDMRSタイプ2の場合に、2つのDMRSグループ(DMRSグループG1及び/又はDMRSグループG2)が構成される。いくつかの実施の形態において、DMRSグループG1からのDMRSポート及びDMRSグループG2からのDMRSポートは、QCL‐TypeB又は{ドップラーシフト、ドップラースプレッド}に関して相互にQCL化されてもよい。いくつかの実施の形態において、DMRSグループG1からのDMRSポート及びDMRSグループG2からのDMRSポートは、QCL‐TypeA、QCL‐TypeB、QCL‐TypeC及びQCL‐TypeDの任意の1つに関して相互にQCL化されなくてもよい。いくつかの実施の形態において、DMRSグループG1からのDMRSポート及びDMRSグループG2からのDMRSポートは、{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、平均スプレッド、空間受信パラメータ}及び/又は平均ゲインに関して相互にQCL化されてもよい。代わりに、DMRSグループG1からのDMRSポート及びDMRSグループG2からのDMRSポートは、QCL‐TypeA及びQCL‐TypeDに関して相互にQCL化されてもよい。
現在の仕様では、ダウンリンク制御情報(DCI)にはTCIフィールドが含まれ得る。端末デバイスはTCI状態(TCI state)で構成されてもよく、TCI状態は、RSセット内の1つ又は2つのRSとPDSCHのDMRSポートとの間のQCL関係を構成するためのパラメータ、及び1つのRSセットを示してもよい。端末デバイスは、DMRSタイプ、DMRSの最大数/長さ及び/又はコードワードの数で構成されてもよい。端末デバイスが所定のDMRSタイプ、DMRSの最大数/長さの所定の値、及びコードワードの数の所定の値で構成される場合、アンテナポート、データがないDMRS CDMグループの数、Front-loaded DMRSシンボルの数、DMRSポートの数、及びDMRSポートのインデックスの少なくとも1つを示すための1つの対応表が存在する。
3GPP仕様で指定されているように、UEが、PDSCHをスケジューリングする制御チャネルリソースセット(CORESET:control channel resource set)に対して「有効」として設定される上位層パラメータtci-PresentInDCIで構成される場合、UEは、CORESETで送信されるPDCCHのDCIフォーマット1_1にTCIフィールドが存在すると想定する。tci-PresentInDCIがPDSCHをスケジューリングするCORESETに対して構成されておらず、又はPDSCHがDCIフォーマット1_0によってスケジューリングされる場合、PDSCHアンテナポートの準コロケーションを決定するために、UEは、PDSCHのTCI状態が、PDCCH送信に使用されるCORESETに適用されるTCI状態と同一であると想定する。
tci-PresentInDCIが「有効」として設定される場合に、PDSCHがDCIフォーマット1_1によってスケジューリングされると、UEは、PDSCHアンテナポートの準コロケーションを決定するために、DCIによって検出されたPDCCHの「送信構成インジケータ」フィールドの値に応じたTCI状態を使用する。UEは、DL DCIの受信と対応するPDSCHとの間の時間オフセットが、報告されたUE機能に基づく閾値Threshold-Sched-Offset以上である場合、サービングセルのPDSCHのDM-RSポートが、示されたTCI状態によって与えられるQCLタイプのパラメータに関して、TCI状態のRSとQCL化されたと想定する。
言い換えれば、端末デバイス120は、第1TRP130-1を介して送信されたDMRSを正常に受信するために、TRP130-1のために選択されたDMRSポート及び第1DMRSグループ用のTCI状態を通知される必要がある。端末デバイス120は、第2TRP130-2を介して送信されたDMRSを正常に受信するために、TRP130-2のために選択されたDMRSポート及び第2DMRSグループ用のTCI状態を通知される必要がある。
一般的に、ネットワークデバイス110は、例えば、PDCCHによって運ばれ得るDCIで、選択されたDMRSポート及びTCI状態を端末デバイス120に示してもよい。より具体的には、PDCCHは、例えば、UL又はDLでのリソース割り当てを端末デバイスに示すためにDCIを運ぶ。DCIはさまざまな情報を伝達できるが、有用な内容は、システムの展開又は運用の特定のケースに依存する。上記のように、DCIフォーマット1_1には、上位層パラメータtci-PresentInDCIが有効でない場合に0ビットであり、かつそれ以外の場合に3ビットであるTCIのフィールド(以下、第1フィールドとも呼ばれる)が含まれる。さらに、DCIフォーマット1_1には、4、5、又は6ビットであり、かつネットワークデバイスで使用されるDMRSポートを示すアンテナポートのフィールド(以下、第2フィールドとも呼ばれる)が含まれる。表I-A(表1として示される)は、DMRSタイプ1のアンテナポートのフィールド及びDMRSの最大数/長さが2である例を示す。このフィールドのビット数は5ビットである。
以下の表I-B(表2として示される)は、DMRSタイプ1のアンテナポートのフィールド及びDMRSの最大数/長さが1である例を示す。このフィールドのビット数は4ビットである。
表I-C(表3として示される)は、DMRSタイプ2のアンテナポートのフィールド及びDMRSの最大数/長さが1である例を示す。このフィールドのビット数は5ビットである。
表I-D(表4及び表5として示される)は、DMRSタイプ2のアンテナポートのフィールド及びDMRSの最大数/長さが2である例を示す。このフィールドのビット数は6ビットである。
以下の表I-B(表2として示される)は、DMRSタイプ1のアンテナポートのフィールド及びDMRSの最大数/長さが1である例を示す。このフィールドのビット数は4ビットである。
表I-C(表3として示される)は、DMRSタイプ2のアンテナポートのフィールド及びDMRSの最大数/長さが1である例を示す。このフィールドのビット数は5ビットである。
表I-D(表4及び表5として示される)は、DMRSタイプ2のアンテナポートのフィールド及びDMRSの最大数/長さが2である例を示す。このフィールドのビット数は6ビットである。
例えば、表I-Aに示されるように、アンテナポートのフィールドの値が5である場合、選択されたDMRSポートはDMRSポート2である。アンテナポートのフィールドの値が10である場合、選択されたDMRSポートはDMRSポート0~3である。さらに、アンテナポートのフィールドの値が28である場合、選択されたDMRSポートは、DMRSポート0、1、4、及び5である。
すなわち、端末デバイスは、ネットワークデバイスから送信されたDCIにおけるアンテナポートのフィールドからDMRSを受信するためのDMRSポートを決定し、DCIにおけるTCI(存在する場合、3ビットである)のフィールドからTCI状態を決定してもよい。従来のソリューションでは、アンテナポート用に1つの3ビットのTCIフィールド及び1つのDMRS表示フィールドのみが存在する。マルチTRP送信などのために複数のDMRSグループが導入されると、より多くのTCIフィールドが必要になる。例えば、図1Bに示されるようなネットワーク100において、ネットワークデバイス110は、TRP130-2のために選択されたDMRSポート及び第2DMRSグループのTCI状態とともに、TRP130-1のために選択されたDMRSポート及び第1DMRSグループのTCI状態を端末デバイス120に示す必要がある。2つよりも多いTRPがサポートされると、2つよりも多いDMRSグループに対して2つよりも多いTCI状態を示す必要があり、これに起因して、表示のオーバーヘッドが大きくなる。
従来のソリューションにおける上記の技術的問題及び潜在的な他の技術的問題を解決するために、本開示の実施の形態は、マルチTRP送信のソリューションを提供する。ソリューションによれば、複数のTRPに関連付けられた複数のRSセットを示す少なくとも1つのTCI状態を、端末デバイスに示すことができる。複数のRSセットのそれぞれは、対応するDMRSグループ内の1つ以上のDMRSポートとQCL化された1つ以上のRSを含む。少なくとも1つのTCI状態は、DCIにおけるTCIの第1フィールドにも示され、複数のTRPのために選択されたDMRSポートは、DCIのアンテナポートの第2フィールドに示される。複数のRSセットと選択されたDMRSポートとの関連付けは、DCIの第1フィールド及び第2フィールドの組み合わせによって、又はDCI或いはMAC層のシグナリングにおける追加のビットによって暗黙的に示され得る。このようにして、マルチTRP送信のための表示オーバーヘッドを減少することができる。
以下、本開示の原理及び実施について、図2を参照しながら詳細に説明し、図2は、本開示のいくつかの実施の形態によるマルチTRP送信の方法200を示す。例えば、方法200は、図1A、図1Bに示されるネットワークデバイス110で実施されることができる。方法200は、示されていない追加のブロックを含み得、及び/又は示されるいくつかのブロックを省略し得ると理解されるべきであり、本開示の範囲は、この点に関して限定されない。説明の目的のために、方法200について、図1A、図1Bを参照しながら、ネットワークデバイス110の観点から説明する。
ブロック210において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120に構成される少なくとも1つのTCI状態を決定する。いくつかの実施の形態において、少なくとも1つのTCI状態は、複数のRSセット、及びその複数のRSセットとそれぞれのDMRSグループとのQCL関係を構成するためのパラメータを示す。いくつかの実施の形態において、その複数のRSセットは、複数のTRPに関連付けられ得る。
いくつかの実施の形態において、ネットワークデバイス110は、RRCシグナリングを介して端末デバイス120に複数のTCI状態を構成してもよい。ネットワークデバイス110は、RRCシグナリングを介して構成された複数のTCI状態から、少なくとも1つのTCI状態を選択してもよい。
いくつかの実施の形態において、RRCシグナリングを介して構成された各TCI状態は、複数のRSセットを示してもよい。図3Aは、本開示のいくつかの実施の形態によるTCI状態310を定義する情報要素を示す。図3Aに示されるように、TCI状態310はQCL情報311-1、311-2…311-Nの複数の組を示す(ここで、Nは整数であり、N≧2である)。QCL情報311-1は、1つ又は2つのDL RSを含む第1RSセットをそれぞれのQCLタイプに関連付け、QCL情報311-2は、1つ又は2つのDL RSを含む第2RSセットをそれぞれのQCLタイプに関連付け、…QCL情報311-Nは、1つ又は2つのDL RSを含む第NのRSセットをそれぞれのQCLタイプに関連付ける。いくつかの実施の形態において、複数のRSセットは、複数のTRPに関連付けられてもよい。例えば、QCL情報311-1で示される第1RSセットは、第1TRP130-1に関連付けられてもよく、QCL情報311-2で示される第2RSセットは、第2TRP130-2に関連付けられてもよい。すなわち、この場合、1つのTCI状態は、N個のRSセットを示すことができ、各RSセットは、対応するDMRSグループ内の1つ以上のDMRSポートでQCL化された1つ又は2つのRSを含む。
いくつかの実施の形態において、RRCシグナリングを介して構成された各TCI状態は、1つのRSセットのみを示してもよい。所定のTCI状態について、それとペアになる追加のTCI状態が存在してもよく、又は示されたRSセットに加えて少なくとも1つの追加のRSセットが存在してもよい。図3Bは、このような実施の形態の例を示す。図3Bは、TCI状態321、322のペアを示す。例えば、QCL情報311-1を含むTCI状態321は、RRCシグナリングを介して端末デバイス120に構成され得る。QCL情報311-1は、1つ又は2つのDL RSを含む第1RSセットをそれぞれのQCLタイプに関連付ける。QCL情報311-2を含むTCI状態322はTCI状態321とペアになってもよい。QCL情報311-2は、1つ又は2つのDL RSを含む第2RSセットをそれぞれのQCLタイプに関連付ける。互いにペアになっている2つのTCI状態が図3Bに示されているが、単に例示の目的にすぎず、本開示はこれに限定されるものではないと理解されたい。他の実施の形態において、RRCシグナリングを介して構成されたTCI状態321とペアになっている2つ以上のTCI状態が存在してもよい。
いくつかの実施の形態において、RRCシグナリングを介して構成された各TCI状態は、1つのRSセットのみを示してもよい。所定のTCI状態について、それとペアになる追加のTCI状態が存在してもよく、又は示されたRSセットに加えて少なくとも1つの追加のRSセットが存在してもよい。代わりに、又は、さらに、いくつかの実施の形態において、追加のTCI状態及び所定のTCI状態は、TCI状態識別子(ID)を共有してもよい。すなわち、同じTCI状態IDについて、2つの構成が存在してもよい。2つの構成のそれぞれは、1つのRSセットのみを示してもよく、2つの構成における2つのRSセットは異なってもよい。いくつかの実施の形態において、追加のTCI状態又は追加のRSセットは、MAC層のシグナリングを介して所定のTCI状態に対してアクティブ化され得る。
いくつかの実施の形態において、最大M個のTCI状態ペアは、MAC制御要素(CE:Control Element)を介してアクティブ化されてもよく、各TCI状態ペアは、1つ又は2つのTCI状態を含んでもよい。いくつかの実施の形態において、例えば、M=8である。いくつかの実施の形態において、ネットワークデバイス110は、アクティブ化されたTCI状態ペアから、1つのTCI状態ペアを、端末デバイス120に対して構成される少なくとも1つのTCI状態として選択してもよい。
代わりに、又は、さらに、いくつかの実施の形態において、最大M個のTCI状態は、MAC CEを介してアクティブ化されてもよい。アクティブ化されたTCI状態の一部について、追加のRSセットは、MAC CEを介してアクティブ化されることができる。すなわち、これらのTCI状態のそれぞれは、少なくとも2つのRSセットを示してもよい。いくつかの実施の形態において、例えば、M=8である。いくつかの実施の形態において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120に対して構成される少なくとも1つのTCI状態として、少なくとも2つのRSセットを示すこれらのTCI状態のうちの1つを選択してもよい。
代わりに、又は、さらに、いくつかの実施の形態において、TCI状態の第1セット(例えば、最大M個のTCI状態を含む)は、MAC CEを介してアクティブ化されてもよい。さらに、TCI状態の第2セット(例えば、N個の追加のTCI状態を含む)は、MAC CEを介してアクティブ化されてもよく、TCI状態の第2セットのそれぞれは、TCI状態の第1セットの1つとペアになり得る。いくつかの実施の形態において、例えば、M=8及びN≦8である。いくつかの実施の形態において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120に対して構成される少なくとも1つのTCI状態として、TCI状態の第1セットから1つのTCI状態を選択し、かつ、TCI状態の第2セットからペアとなったTCI状態を選択してもよい。いくつかの実施の形態において、以下にさらに説明するように、DCIにおいて、TCIの第1フィールド及び/又はアンテナポートの第2フィールドは、TCI状態の第1セットからの1つのTCI状態、及びTCI状態の第2セットからのペアであるTCI状態を示すことに使用されることができる。
代わりに、又は、さらに、いくつかの実施の形態において、最大M個のTCI状態は、MAC CEを介してアクティブ化されてもよく、M個のTCI状態のそれぞれは、1つのTCI状態のみを示してもよい。さらに、N個のRSセットは、MAC CEを介してアクティブ化されてもよく、N個のRSセットのそれぞれは、アクティブ化されたTCI状態の1つの追加のRSセットとして使用されることができる。いくつかの実施の形態において、例えば、M=8及びN≦8である。いくつかの実施の形態において、ネットワークデバイス110は、2つのRSセットを示すアクティブ化されたTCI状態から、端末デバイス120に対して構成される少なくとも1つのTCI状態として、1つのTCI状態を選択してもよい。いくつかの実施の形態において、以下でさらに説明するように、DCIにおいて、TCIの第1フィールド及び/又はアンテナポートの第2フィールドは、アクティブ化されたTCI状態からの1つのTCI状態及び当該TCI状態の追加のRSセットを示すことに使用されることができる。
いくつかの実施の形態において、RRCシグナリングを介して構成されたTCI状態のそれぞれは、1つのRSセットのみを示してもよい。所定のTCI状態について、それとペアになる追加のTCI状態が存在してもよく、又はそれとペアになる追加のTCI状態が存在してもよく、又は示されたRSセットに加えて少なくとも1つの追加のRSセットが存在してもよい。いくつかの実施の形態において、追加のTCI状態又は追加のRSセットは、MAC層のシグナリングを介して所定のTCI状態に対してアクティブ化され得る。いくつかの実施の形態において、RRC構成におけるTCI状態又はRSセットについて、RSは、DMRS、CSI-RS、SRS、PTRS、TRS、追跡用のCSI-RS、SS/PBCHブロック、SSBなどを含むが、これらに限定されない。代わりに、又は、さらに、いくつかの実施の形態において、MAC CEによってアクティブ化された追加のTCI状態又はRSセットについて、RSはCSI-RSのみであってもよい。代わりに、又は、さらに、MAC CEによってアクティブ化された追加のRSセットについて、RSは、半永続的(semi-persistent)CSI-RS(SP-CSI-RS)のみであってもよい。
ブロック220において、ネットワークデバイス110は、複数のTRPを介してDMRSを端末デバイス120に送信するためのDMRSポート、及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けを決定する。ブロック230において、ネットワークデバイス110は、少なくとも1つのTCI状態、DMRSポート、及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けを端末デバイス120へ構成する。
いくつかの実施の形態において、例えば、第1DMRSポートグループは、第1TRP130-1に対して構成されてもよく、第2DMRSポートグループは、第2TRP130-2に対して構成されてもよい。すなわち、ネットワークデバイス110は、第1DMRSポートグループから、第1TRP130-1を介して端末デバイス120へDMRSを送信するためのDMRSポートを選択し、第2DMRSポートグループから、第2TRP130-2を介して端末デバイス120へDMRSを送信するためのDMRSポートを選択してもよい。
いくつかの実施の形態において、上記のように、少なくとも1つのTCI状態は、複数のRSセットを示してもよく、複数のRSセットのそれぞれは、対応するDMRSグループ内のDMRSポートとQCL化された1つ又は2つのRSを含む。例えば、複数のRSセットは、複数のTRPに関連付けられてもよい。すなわち、異なるTRPを介してDMRSを端末デバイス120へ送信するためのDMRSポートを決定することに加えて、ネットワークデバイス110は、複数のRSセットとそれぞれのDMRSグループとの関連付けを決定し、端末デバイス120へ当該関連付けを示す必要もある。このようにして、端末デバイス120は、RSセット内の1つ又は2つのRSとPDSCHのDMRSポートとの間のQCL関係を構成することができる。説明する目的のみで、以下の説明では、選択されたTCI状態は、TRP130-1及び130-2に関連付けられた2つのRSセットを示すと想定される。例えば、2つのRSセットは、RSセットA及びRSセットBとして表されてもよい。
いくつかの実施の形態において、追加のビットは、選択されたTCI状態の2つのRSセットと2つのTRP130-1及び130-2に対して構成された2つのDMRSグループとの関連付けを示すことに使用されることができる。いくつかの実施の形態において、追加のビットは、ネットワークデバイス110から端末デバイス120に送信されるDCI又はMAC CEに含まれることができる。図4A及び図4Bはそのような実施の形態の例を示す。図4Aは、選択されたTCI状態の2つのRSセットと2つのTRP130-1及び130-2に対して構成された2つのDMRSグループとの1つの関連のタイプ410を示す。図4A及び4Bにおいて、例えば、第1DMRSグループ401が第1TRP130-1に対して構成され、第2DMRSグループ402が第2TRP130-2に対して構成されたと想定される。関連タイプ410において、TRP130-1に対して構成された第1DMRSグループ401がRSセットAに関連付けられ、TRP130-2に対して構成された第2DMRSグループ402がRSセットBに関連付けられる。図4Bは、選択されたTCI状態の2つのRSセットと、2つのTRP130-1及び130-2に対して構成されたDMRSグループ401及び402とのもう1つの関連のタイプ420を示す。関連タイプ420において、TRP130-1に対して構成されたDMRSグループ401がRSセットBに関連付けられ、TRP130-2に対して構成されたDMRSグループ402がRSセットAに関連付けられる。いくつかの実施の形態において、追加ビットの値が「0」である場合、関連タイプ410及び420の一方が示され、追加ビットの値が「1」である場合、関連タイプ410及び420の他方が示される。
又は、いくつかの実施の形態において、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの関連付けを示すために追加のビットは必要とされなくてもよい。代わりに、関連付けは、DCIにおけるTCIの第1フィールド及び/又はアンテナポートの第2フィールドで暗黙的に示されることができる。いくつかの実施の形態において、例えば、選択されたTCI状態がRSセットA及びRSセットBを示し、かつ、決定されたDMRSポートが1つのDMRSポートのみを含むか、又は同じCDMグループからのものである場合、RSセットAは、決定されたDMRSポートとQCL化されると見なされる。
いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、DMRSタイプ、DMRSの最大数/長さ、及び/又はコードワードの数で構成され得る。端末デバイス120が所定のDMRSタイプ、DMRSの最大数/長さの所定の値、及びコードワード数の所定の値で構成される場合、アンテナポート、データがないDMRS CDMグループの数、Front-loaded DMRSシンボルの数、DMRSポートの数、及びDMRSポートのインデックスの少なくとも1つを示すための1つの対応表が存在する。いくつかの実施の形態において、マルチTRP送信の場合、表におけるいくつかの予約値は、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの関連付けを示すことに使用されることができる。
いくつかの実施の形態において、2つのTCI状態又は2つのRSセットを有する1つのTCI状態が1つのDCIにおける1つのPDSCHに対して構成され、かつ、示されたDMRSポートが1つのDMRSポートグループからのものである場合、DMRSポートに対して、第1TCI状態又はTCI状態における第1RSセットのみが想定される。いくつかの実施の形態において、2つのTCI状態又は2つのRSセットを有する1つのTCI状態が、1つのDCIにおける1つのPDSCHに対して構成され、かつ、示されたDMRSポートがCDMで多重化される場合、DMRSポートに対して、第1TCI状態又はTCI状態における第1RSセットのみが想定される。
いくつかの実施の形態において、端末デバイス120が、所定のDMRSタイプ、DMRSの最大数/長さの所定の値、及び1つのコードワードのみで構成されている場合、1つのコードワード用の表内のいくつかの予約値は、選択したTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの関連付けを示すことに使用されることができる。例えば、表II-B-1(表6として示される)は、以下のようなDMRSタイプ1が構成される実施の形態の例を示し、構成されたコードワードの数が1であり、構成されたDMRSの最大数/長さが1である。現在の仕様による表I-Bと比較すると、表I-Bの予約値「12」は、表II-B-1におけるDMRSポート0~2を示すために使用される。すなわち、表II-B-1において、値「9」及び値「12」は、いずれも3つの空間送信層に対応して、DMRSポート0~2を示す。しかしながら、表II-B-1における値「9」及び値「12」は、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの他のタイプの関連付けを示すことに使用されてもよい。いくつかの実施の形態において、例えば、選択されたTCI状態がRSセットA及びRSセットBを示すと、表II-B-1における値「9」は、DMRSポート{0、1}がRSセットAに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットBに関連付けられることを示してもよく、一方、表II-B-1における値「12」は、DMRSポート{0、1}がRSセットBに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットAに関連付けられることを示してもよい。RSセットAがTRP130-1に関連付けられ、かつRSセットBがTRP130-2に関連付けられる場合、表II-B-1における値「9」は、2つの送信層がTRP130-1に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-2に対して構成されることを示してもよく、表II-B-1における値「12」は、2つの送信層がTRP130-2に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-1に対して構成されることを示してもよい。表I-Bと同様に、表II-B-1における1つの値を示すビットの数も5ビットであることがわかる。
いくつかの実施の形態において、端末デバイス120が所定のDMRSタイプ、DMRSの最大数/長さの所定の値、及び1つのコードワードのみで構成されている場合、表は2つのコードワードのいくつかの値を含むように拡張されることができ、また、2つのコードワードのこれらの値はマルチTRP送信をサポートするように使用されることができる。いくつかの実施の形態において、2つのDMRSグループが1つのPDSCHに対して構成され、かつ選択されたTCI状態が2つのRSセットを示す場合に、DMRSポートの合計数は、4を超えなくてもよく、追加のコードワードはマルチTRP送信をサポートするように使用されることができる。
表II-B-2(表7として示される)は、以下のようなDMRSタイプ1が構成される実施の形態の例を示し、構成されたDMRSの最大数/長さが1である。現在の仕様による表I-Bと比較すると、表II-B-2は、2つのコードワードのいくつかの値を含む。いくつかの実施の形態において、選択されたTCI状態がRSセットA及びRSセットBを示す場合、2つのコードワードのこれらの値で示されるDMRSポートは、RSセットA及びRSセットBの両方とQCL化されてもよい。表II-B-2に示されるように、2つのコードワードの値「0」は、2つの送信層に対応してDMRSポート{0、2}を示してもよく、2つのコードワードの値「1」は、3つの送信層に対応してDMRSポート0~2を示してもよく、2つのコードワードの値「2」は、3つの送信層に対応してDMRSポート0~2を示してもよく、2つのコードワードの値「3」は、4つの送信層に対応してDMRSポート0~3を示してもよい。例えば、2、3、又は4つの送信層を示すための2つのコードワードの値はマルチTRP送信に使用されることができる。
表II-B-2に示されるように、2つのコードワードが構成される場合に、値「1」及び値「2」は、いずれも3つの空間送信層に対応してDMRSポート0~2を示す。しかしながら、表II-B-2における2つのコードワードの値「1」及び2つのコードワードの値「2」は、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの他のタイプの関連付けを示すことに使用されてもよい。いくつかの実施の形態において、例えば、表II-B-2における2つのコードワードの値「1」は、DMRSポート{0、1}がRSセットAに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットBに関連付けられることを示してもよく、一方、表II-B-2における2つのコードワードの値「2」は、DMRSポート{0、1}がRSセットBに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットAに関連付けられることを示してもよい。RSセットAがTRP130-1に関連付けられ、かつRSセットBがTRP130-2に関連付けられる場合、表II-B-2における2つのコードワードの値「1」は、2つの送信層がTRP130-1に対して構成され、かつ、1つの送信層がTRP130-2に対して構成されることを示してもよく、表II-B-2における2つのコードワードの値「2」は、2つの送信層がTRP130-2に対して構成され、かつ、1つの送信層がTRP130-1に対して構成されることを示してもよい。いくつかの実施の形態において、表には値「1」及び値「2」のうちの1つのみが存在する可能性がある。すなわち、データがないDMRS CDMグループの数が2であり、かつDMRSポートが0~2であることを示すように、表において1つの値のみが存在する。表I-Bと同様に、表II-B-2における1つの値を示すビットの数も5ビットであることがわかる。
表II-B-3(表8として示される)は、以下のようなDMRSタイプ1が構成される実施の形態のもう1つの例を示し、構成されたDMRSの最大数/長さが1である。表II-B-3において、選択されたTCI状態がRSセットA及びRSセットBを示し、かつ1つのコードワードのみが構成されている場合に、値「0」~「11」のいずれかは、対応するDMRSポートがRSセットAとQCL化されることを暗黙的に示してもよい。選択されたTCI状態がRSセットA及びRSセットBを示し、かつ2つのコードワードが構成されている場合に、値「4」~「15」のいずれかは、実際に1つのコードワードのみがDMRS送信に使用され、かつ、対応するDMRSポートがRSセットBとQCL化されることを暗黙的に示してもよい。さらに、選択されたTCI状態がRSセットA及びRSセットBを示し、かつ2つのコードワードが構成されている場合に、値「0」~「3」のいずれかは、実際に2つのコードワードがDMRS送信に使用され、かつ、対応するDMRSポートがRSセットA及びRSセットBの両方とQCL化されることを暗黙的に示してもよい。表II-B-3に示されるように、2つのコードワードの値「0」は、2つの送信層に対応してDMRSポート{0、2}を示してもよく、2つのコードワードの値「1」は、3つの送信層に対応してDMRSポート0~2を示してもよく、2つのコードワードの値「2」は、3つの送信層に対応してDMRSポート0~2を示してもよく、2つのコードワードの値「3」は、4つの送信層に対応してDMRSポート0~3を示してもよい。例えば、2、3、又は4つの送信層を示すための2つのコードワードの値はマルチTRP送信に使用されることができる。
表II-B-3に示されるように、2つのコードワードが構成される場合、値「1」及び値「2」の両方は、3つの空間送信層に対応してDMRSポート0~2を示す。しかしながら、表II-B-3における2つのコードワードの値「1」及び2つのコードワードの値「2」は、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの他のタイプの関連付けを示すように使用されてもよい。いくつかの実施の形態において、例えば、表II-B-3における2つのコードワードの値「1」は、DMRSポート{0、1}がRSセットAに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットBに関連付けられることを示してもよく、一方、表II-B-3における2つのコードワードの値「2」は、DMRSポート{0、1}がRSセットBに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットAに関連付けられることを示してもよい。RSセットAがTRP130-1に関連付けられ、かつRSセットBがTRP130-2に関連付けられる場合、表II-B-3における2つのコードワードの値「1」は、2つの送信層がTRP130-1に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-2に対して構成されることを示してもよく、表II-B-3における2つのコードワードの値「2」は、2つの送信層がTRP130-2に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-1に対して構成されることを示してもよい。表I-Bと同様に、表II-B-3における1つの値を示すビットの数も5ビットであることがわかる。
表II-B-4(表9として示される)は、以下のようなDMRSタイプ1が構成される実施の形態のもう1つの例を示し、構成されたDMRSの最大数/長さが2である。いくつかの実施の形態において、選択されたTCI状態がRSセットA及びRSセットBを示す場合、2つのコードワードのこれらの値で示されるDMRSポートは、RSセットA及びRSセットBの両方とQCL化されてもよい。表II-B-4に示されるように、2つのコードワードの値「4」は、2つの送信層に対応してDMRSポート{0、2}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が1であってもよく、2つのコードワードの値「5」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が1であってもよく、2つのコードワードの値「6」は、4つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2、3}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が1であってもよく、2つのコードワードの値「7」は、2つの送信層に対応してDMRSポート{0、2}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が2であってもよく、2つのコードワードの値「8」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示し、かつ、前方DMRSシンボルの数が2であってもよく、2つのコードワードの値「9」は、4つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2、3}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が2であってもよい。いくつかの実施の形態において、2つのコードワードの値「10」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が1であってもよく、2つのコードワードの値「11」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が2であってもよい。例えば、2、3、又は4つの送信層を示すための2つのコードワードの値はマルチTRP送信に使用されることができる。
表II-B-4に示されるように、2つのコードワードが構成される場合、値「5」、「8」、「10」及び「11」は、すべて、3つの空間送信層に対応してDMRSポート0~2を示す。しかしながら、表II-B-4における2つのコードワードの値「5」及び2つのコードワードの値「10」は、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの他のタイプの関連付けを示すように使用されてもよい。さらに、表II-B-4における2つのコードワードの値「8」及び2つのコードワードの値「11」は、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの他のタイプの関連付けを示すように使用されてもよい。いくつかの実施の形態において、例えば、表II-B-4における2つのコードワードの値「10」及び/又は値「11」は、DMRSポート{0、1}がRSセットAに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットBに関連付けられることを示してもよく、一方、表II-B-4における2つのコードワードの値「5」及び/又は値「8」は、DMRSポート{0、1}がRSセットBに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットAに関連付けられることを示してもよい。RSセットAがTRP130-1に関連付けられ、かつRSセットBがTRP130-2に関連付けられる場合、表II-B-4における2つのコードワードの値「10」及び/又は「11」は、2つの送信層がTRP130-1に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-2に対して構成されることを示してもよく、表II-B-4における2つのコードワードの値「5」及び/又は「8」は、2つの送信層がTRP130-2に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-1に対して構成されることを示してもよい。いくつかの実施の形態において、表において、値「10」が予約され得る。すなわち、表において、データがないDMRS CDMグループの数が2であり、選択されたDMRSポートがDMRSポート0~2であり、かつFront-loaded DMRSシンボルの数が1であることを示す値が1つのみ存在する。いくつかの実施の形態において、表において、値「11」が予約され得る。すなわち、表において、データがないDMRS CDMグループの数が2であり、選択されたDMRSポートがDMRSポート0~2であり、かつFront-loaded DMRSシンボルの数が2であることを示す値が1つのみ存在する。表II-B-4における1つの値を示すビットの数も5ビットであることがわかる。
表II-B-5(表10として示される)は、以下のようなDMRSタイプ2が構成される実施の形態のもう1つの例を示し、構成されたDMRSの最大数/長さが1である。いくつかの実施の形態において、選択されたTCI状態がRSセットA及びRSセットBを示す場合、2つのコードワードのこれらの値で示されるDMRSポートは、RSセットA及びRSセットBの両方とQCL化され得る。表II-B-4に示されるように、2つのコードワードの値「2」は、2つの送信層に対応してDMRSポート{0、2}を示してもよく、2つのコードワードの値「3」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示してもよく、2つのコードワードの値「4」は、4つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2、3}を示してもよく、2つのコードワードの値「5」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示してもよい。例えば、2、3、又は4つの送信層を示すための2つのコードワードの値はマルチTRP送信に使用されることができる。
表II-B-5に示されるように、2つのコードワードが構成される場合、値「3」及び値「5」の両方は、3つの空間送信層に対応してDMRSポート0~2を示す。しかしながら、表II-B-5における2つのコードワードの値「3」及び2つのコードワードの値「5」は、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの他のタイプの関連付けを示すように使用されてもよい。いくつかの実施の形態において、例えば、表II-B-5における2つのコードワードの値「5」は、DMRSポート{0、1}がRSセットAに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットBに関連付けられることを示してもよく、一方、表II-B-5における2つのコードワードの値「3」は、DMRSポート{0、1}がRSセットBに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットAに関連付けられることを示してもよい。RSセットAがTRP130-1に関連付けられ、かつRSセットBがTRP130-2に関連付けられる場合、表II-B-5における2つのコードワードの値「5」は、2つの送信層がTRP130-1に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-2に対して構成されることを示してもよく、表II-B-5における2つのコードワードの値「3」は、2つの送信層がTRP130-2に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-1に対して構成されることを示してもよい。いくつかの実施の形態において、表において、値「5」が予約され得る。すなわち、表において、データがないDMRS CDMグループの数が2又は3であり、かつ選択されたDMRSポートがDMRSポート0~2であることを示す値が1つのみ存在する。
表II-B-6(表11として示される)は、以下のようなDMRSタイプ2が構成される実施の形態のもう1つの例を示し、構成されたDMRSの最大数/長さが2である。いくつかの実施の形態において、選択されたTCI状態がRSセットA及びRSセットBを示す場合、2つのコードワードのこれらの値で示されるDMRSポートは、RSセットA及びRSセットBの両方とQCL化され得る。表II-B-6に示されるように、2つのコードワードの値「6」は、2つの送信層に対応してDMRSポート{0、2}を示し、かつFront-loaded DMRSシンボルの数が1であってもよく、2つのコードワードの値「7」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示し、かつFront-loaded DMRSシンボルの数が1であってもよく、2つのコードワードの値「8」は、4つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2、3}を示し、かつFront-loaded DMRSシンボルの数が1であってもよく、2つのコードワードの値「9」は、2つの送信層に対応してDMRSポート{0、2}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が2であってもよく、2つのコードワードの値「10」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が2であってもよく、2つのコードワードの値「11」は、4つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2、3}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が2であってもよい。いくつかの実施の形態において、2つのコードワードの値「12」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が1であってもよく、2つのコードワードの値「13」は、3つの送信層に対応してDMRSポート{0、1、2}を示し、かつ、Front-loaded DMRSシンボルの数が2であってもよい。例えば、2、3、又は4つの送信層を示すための2つのコードワードの値はマルチTRP送信に使用されることができる。
表II-B-6に示されるように、2つのコードワードが構成されると、値「7」、「10」、「12」及び「13」は、すべて、3つの空間送信層に対応してDMRSポート0~2を示す。しかしながら、表II-B-6における2つのコードワードの値「7」及び2つのコードワードの値「12」は、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの他のタイプの関連付けを示すように使用されてもよく、表II-B-6における2つのコードワードの値「10」及び2つのコードワードの値「13」は、選択されたTCI状態の2つのRSセットとDMRSポートとの他のタイプの関連付けを示すように使用されてもよい。いくつかの実施の形態において、例えば、表II-B-6における2つのコードワードの値「12」及び/又は「13」は、DMRSポート{0、1}がRSセットAに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットBに関連付けられることを示してもよく、一方、表II-B-6における2つのコードワードの値「7」及び/又は「10」は、DMRSポート{0、1}がRSセットBに関連付けられ、かつDMRSポート{2}がRSセットAに関連付けられることを示してもよい。RSセットAがTRP130-1に関連付けられ、かつRSセットBがTRP130-2に関連付けられる場合、表II-B-6における2つのコードワードの値「12」及び/又は「13」は、2つの送信層がTRP130-1に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-2に対して構成されることを示してもよく、表II-B-6における2つのコードワードの値「7」及び/又は「10」は、2つの送信層がTRP130-2に対して構成され、かつ1つの送信層がTRP130-1に対して構成されることを示してもよい。いくつかの実施の形態において、表において、値「12」が予約され得る。すなわち、表において、データがないDMRS CDMグループの数が2又は3であり、選択されたDMRSポートがDMRSポート0~2であり、かつFront-loaded DMRSシンボルの数が1であることを示す値が1つのみ存在する。いくつかの実施の形態において、表において、値「13」が予約され得る。すなわち、表において、データがないDMRS CDMグループの数が2又は3であり、選択されたDMRSポートがDMRSポート0~2であり、かつFront-loaded DMRSシンボルの数が2であることを示す値が1つのみ存在する。
いくつかの実施の形態において、2つのコードワードのみがマルチTRP送信のためにサポートされる場合に、表において、同じ数のデータがないDMRS CDMグループ、同じDMRSポート及び同じ数のFront-load シンボルを示す2つのコードワードの異なる値が存在し得る。これらの異なる値は、追加のTCI状態又は追加のRSセットがMAC CEでアクティブ化されたことを示すように使用されることができる。例えば、表III(表12として示される)は、以下のような実施の形態の例を示す。表IIIにおいて、値「a」~「a+N」は、すべて、同じ数のデータx(ここで、xが2又は3に等しい)がないDMRS CDMグループ、同じ数の前方シンボルL(ここで、Lが1又は2に等しい)、同じDMRSポートP(例えば、K送信層に対応)を示すが、QCLのための異なる追加のTCI状態又は追加のRSセットを示す。
ブロック240において、ネットワークデバイス110は、複数のTRPを介して、少なくとも1つのTCI状態、及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けに基づいて、DMRSポートでのDMRSを端末デバイス120に送信する。このようにして、追加の表示オーバーヘッドを導入することなく、マルチTRP送信をサポートすることができる。
図5は、本開示のいくつかの実施の形態による例示的な方法500のフローチャートを示す。方法500は、図1A、図1Bに示されるように、端末デバイス120で実施されることができる。方法500は、示されていない追加のブロックを含み得、及び/又は示されるいくつかのブロックを省略し得ると理解されるべきであり、本開示の範囲は、この点に関して限定されない。説明の目的のために、方法500について、図1A、図1Bを参照しながら、端末デバイス120の観点から説明する。
ブロック510において、端末デバイス120は、複数のTRP130-1及び130-2を介して端末デバイス120と通信するネットワークデバイス110から上記構成を受信する。
ブロック520において、端末デバイス120は、上記構成から、複数のTRP130-1及び130-2を介してDMRSを受信するためのDMRSポート、複数のTRPに関連付けられた複数のRSセットを示す少なくとも1つのTCI状態、及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けを決定する。
いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110によって複数のTCI状態で構成されてもよい。いくつかの実施の形態において、少なくとも1つのTCI状態は、ネットワークデバイス110によって複数のTCI状態から選択されてもよい。
いくつかの実施の形態において、ネットワークデバイス110によって構成された複数のTCI状態は、第1RSセット及び第2RSセットを示す第1TCI状態を含んでもよい。いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110によって、第1シグナリングを介して第1RSセットを示す第1TCI状態で構成されてもよい。さらに、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110によって、第2シグナリングを介して第1TCI状態用の第2RSセットで構成されてもよい。
いくつかの実施の形態において、ネットワークデバイス110によって構成された複数のTCI状態は、第1RSセット及び第2RSセットを示す一対のTCI状態を含んでもよい。いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110によって、第1シグナリングを介して第1RSセットを示す一対のTCI状態の一方で構成されてもよい。さらに、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110によって、第2シグナリングを介して第2RSセットを示す一対のTCI状態の他方で構成されてもよい。
いくつかの実施の形態において、第1シグナリングはRRCシグナリングであり、第2シグナリングはMAC層のシグナリングである。
いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110によって、DCIを介して、少なくとも1つのTCI状態、DMRSポート、及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けで構成されてもよい。端末デバイス120は、DCIから、少なくとも1つのTCI状態、DMRSポート、及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けを決定してもよい。
いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、DCIの第1フィールドから少なくとも1つのTCI状態を決定してもよい。端末デバイス120は、DCIの第2フィールドからDMRSポートを決定してもよい。端末デバイス120は、第1フィールド及び第2フィールドの組み合わせから、複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けを決定してもよい。
いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、DCIの第1フィールドから少なくとも1つのTCI状態を決定してもよい。端末デバイス120は、DCIの第2フィールドからDMRSポートを決定してもよい。端末デバイス120は、DCIの第3フィールドから、複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けを決定してもよい。
いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110によって、DCIを介して、少なくとも1つのTCI状態及びDMRSポートで構成されてもよい。いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、DCIの第1フィールドから少なくとも1つのTCI状態を決定してもよい。端末デバイス120は、DCIの第2フィールドからDMRSポートを決定してもよい。いくつかの実施の形態において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110によって、MAC層のシグナリングを介して複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けで構成されてもよい。
所定のDMRSタイプ、DMRSの最大数/長さの所定の値、及びコードワード数の所定の値が端末デバイス120に対して構成される場合、端末デバイス120は、アンテナポート、データがないDMRS CDMグループの数、Front-loaded DMRSシンボルの数、DMRSポートの数、及びDMRSポートのインデックスの少なくとも1つを示すための1つの対応表を決定してもよいと理解されたい。例えば、これらの表は、ネットワークデバイス110及び端末デバイス120の両方で構成されてもよい。端末デバイス120は、ネットワークデバイス110に関して上記で説明したものと逆の形態で、対応表に基づいて、少なくとも1つのTCI状態、DMRSポート、及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けを決定してもよい。簡略化の目的で、端末デバイス120による少なくとも1つのTCI状態、DMRSポート、及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けの決定について、これ以上詳しく説明しない。
ブロック530において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110から、複数のTRP130-1及び130-2を介して、少なくとも1つのTCI状態、及び複数のRSセットとDMRSポートとの関連付けに基づいて、DMRSポートでのDMRSを受信する。
本開示の実施の形態によれば、複数のTRPに関連付けられる複数のRSセットを示す少なくとも1つのTCI状態を端末デバイスに示すことができることがわかる。複数のRSセットのそれぞれは、対応するDMRSグループ内の1つ以上のDMRSポートとQCL化された1つ以上のRSを含む。少なくとも1つのTCI状態は、DCIにおけるTCIの第1フィールドにも示され、複数のTRPのために選択されたDMRSポートは、DCIのアンテナポートの第2フィールドに示される。複数のRSセットと選択されたDMRSポートとの関連付けは、DCIの第1フィールド及び第2フィールドの組み合わせによって、又はDCI或いはMAC層のシグナリングの追加のビットによって暗黙的に示され得る。このようにして、マルチTRP送信のための表示オーバーヘッドを減少することができる。
図6は、本開示の実施の形態の実施に適したデバイス600の簡略化されたブロック図である。デバイス600は、図1A、図1Bに示すネットワークデバイス110又は端末デバイス120のさらなる例示的な実施の形態と見なされることができる。従って、デバイス600は、ネットワークデバイス110或いはその少なくとも一部、又は端末デバイス120或いはその少なくともの一部として実施されることができる。
図示するように、デバイス600は、プロセッサ610と、プロセッサ610に接続されたメモリ620と、プロセッサ610に接続された適切な送信機(TX)及び受信機(RX)640と、TX/RX640に接続された通信インターフェースとを含む。メモリ620は、プログラム630の少なくとも一部を格納する。TX/RX640は、双方向通信するためのものである。TX/RX640は、通信を容易にするために少なくとも1つのアンテナを有するが、実際には、本明細書で言及されるアクセスノードは、いくつかがあってもよい。通信インターフェースは、eNB間の双方向通信用のX2インターフェース、MME(Mobility Management Entity)/S-GW(Serving Gateway)とeNBとの間の通信用のS1インターフェース、eNBとリレーノード(RN:Relay Node)との間の通信用のUnインターフェース、又はeNBと端末デバイスとの間の通信用のUuインターフェースなど、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表す。
プログラム630は、関連するプロセッサ610によって実行されると、図1Aから図5を参照して本明細書で検討されるように、デバイス600に本開示の実施の形態に従って動作させることを可能にするプログラム命令を含むと想定される。本開示の実施の形態は、デバイス600のプロセッサ610により実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより実施され得る。プロセッサ610は、本開示の様々な実施の形態を実施するように設定され得る。さらに、プロセッサ610とメモリ620との組み合わせは、本開示の様々な実施の形態を実施することに適した処理手段650を形成してもよい。
メモリ620は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのものであってもよく、非限定的な例として、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、半導体系のメモリデバイス、磁気メモリデバイス及びシステム、光メモリデバイス及びシステム、固定メモリ及びリムーバブルメモリなどの任意の適切なデータストレージ技術を使用して実施されてもよい。デバイス600には1つのメモリ620のみが示されているが、デバイス600には物理的に別個であるいくつかのメモリモジュールがあってもよい。プロセッサ610は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのものであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、及び、マルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ以上を含んでもよい。デバイス600は、メインプロセッサを同期させるクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップなどの複数のプロセッサを有してもよい。
一般的に、本開示の様々な実施の形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、ロジック、又はそれらの任意の組み合わせで実施され得る。いくつかの態様はハードウェアで実施され、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ又は他のコンピューティングデバイスによって実行されるファームウェア又はソフトウェアで実施されてもよい。本開示の実施の形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート、又は他の何らかの画像表現を使用して例示及び説明されているが、本明細書で説明されるこれらのブロック、装置、システム、技術又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又はロジック、汎用ハードウェア又はコントローラ又は他のコンピューティングデバイス、又はそれらの組み合わせに実施されてもよい。
本開示は、さらに、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に有形に格納された少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図2、図5を参照して上記で説明したプロセス又は方法を実行するために、プログラムモジュールに含まれるものなどの、対象の実プロセッサ又は仮想プロセッサ上のデバイスで実行される、コンピュータ実行可能な命令を含む。一般的に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行する、又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、構成要素、データ構造などを含む。プログラムモジュールの機能は、様々な実施の形態で必要に応じてプログラムモジュール間で組み合わせるか、又は分割することができる。プログラムモジュールのためのマシン実行可能な命令は、ローカルデバイス又は分散型デバイスで実行できる。分散型デバイスでは、プログラムモジュールはローカルとリモートのストレージメディアの両方に配置できる。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせでコーディングされることができる。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又はその他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供されることによって、プログラムコードがプロセッサ又はコントローラによって実行されると、フローチャート及び/又はブロック図に規定される機能/動作が実現される。プログラムコードは、完全にマシン上で実行されたり、その一部がマシン上で実行されたり、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されたり、一部がマシン上で実行され、かつ一部がリモートマシン上で実行されたり、又は完全にリモートマシン又はサーバー上で実行されたりすることができる。
上記のプログラムコードは、命令実行システム、装置、又はデバイスによって、又はそれらと関連して使用するためのプログラムを含むか、又は格納する任意の有形媒体であり得るマシン読み取り可能な媒体上で具現化され得る。マシン読み取り可能な媒体は、マシン読み取り可能な信号媒体又はマシン読み取り可能な記憶媒体であり得る。マシン読み取り可能な媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体システム、装置、又はデバイス、あるいは前述の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。マシン読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例には、1つ以上のワイヤによる電気的な接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学式ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、又は前述の任意の適切な組み合わせが含まれる。
さらに、操作は特定の順序で図面に描かれているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような操作が図示の特定の順序又は連続順序で実行されること、又はすべての描かれた操作が実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスクと並列処理が有利な場合がある。同様に、上記説明にはいくつかの特定の実装の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲の制限としてではなく、特定の実施の形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施の形態の文脈で記載されている特定の特徴は、単一の実施の形態に組み合わせて実施されることもできる。逆に、単一の実施の形態の文脈で説明される様々な特徴は、複数の実施の形態で別々に、又は任意の適切なサブコンビネーションで実施されることもできる。
本開示について、構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の用語で説明したが、添付の請求の範囲で限定される本開示は、必ずしも上記の特定の特徴又は動作に限定されないことを理解されたい。むしろ、上記の特定の特徴及び動作は、請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。
Claims (4)
- ネットワークデバイスによって実行される方法であって、
第1の送信構成インジケータ(TCI)状態と第2のTCI状態と第1の値または第2の値とを示すダウンリンク制御情報(DCI)を送信する、ことを含み、
前記第1の値が送信されることに応答して、前記第1の値は、第1の符号領域多重化(CDM)グループにおいて1つの復調参照信号(DMRS)ポートがあることと、第2のCDMグループにおいて2つのDMRSポートがあることを示し、前記第1のCDMグループにおける1つのDMRSポートは、前記第1のTCI状態に対応し、前記第2のCDMグループにおける2つのDMRSポートは、前記第2のTCI状態に対応し、
前記第2の値が送信されることに応答して、前記第2の値は、前記第1のCDMグループにおいて2つのDMRSポートがあることと、前記第2のCDMグループにおいて1つのDMRSポートがあることを示し、記第1のCDMグループにおける2つのDMRSポートは、前記第1のTCI状態に対応し、前記第2のCDMグループにおける1つのDMRSポートは、前記第2のTCI状態に対応し、
さらに、前記DCIに基づいてDMRSを送信する、
ことを含む、方法。 - 前記第1の値と前記第2の値の両方は、合計3つのDMRSポートを示す、
請求項1に記載の方法。 - ネットワークデバイスによって実行される方法であって、
第1の送信構成インジケータ(TCI)状態と第2のTCI状態と表の値とを示すダウンリンク制御情報(DCI)を送信する、ことを含み、
前記表は、復調参照信号(DMRS) 符号領域多重化(CDM)グループの数と前記DMRS CDMグループにおける少なくとも1つのDMRSポートをそれぞれ関連付ける複数の値を含み、前記DMRS CDMグループは、第1のCDMグループと第2のCDMグループのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1のTCI状態は、前記第1のCDMグループに対応し、前記第2のTCI状態は、前記第2のCDMグループに対応し、
前記値が第1の値であることに応答して、前記第1の値は、前記第1のCDMグループにおいて1つのDMRSポートがあることと、前記第2のCDMグループにおいて2つのDMRSポートがあることを示し、前記第1のCDMグループにおける1つのDMRSポートは、前記第1のTCI状態に対応し、前記第2のCDMグループにおける2つのDMRSポートは、前記第2のTCI状態に対応し、
前記値が第2の値であることに応答して、前記第2の値は、前記第1のCDMグループにおいて2つのDMRSポートがあることと、前記第2のCDMグループにおいて1つのDMRSポートがあることを示し、前記第1のCDMグループにおける2つのDMRSポートは、前記第1のTCI状態に対応し、前記第2のCDMグループにおける1つのDMRSポートは、前記第2のTCI状態に対応する、
方法。 - 前記第1の値と前記第2の値の両方は、合計3つのDMRSポートを示す、
請求項3に記載の方法。
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