JP2023056246A - Discharge device and electric equipment - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、放電装置及び電気機器に関する。 The present invention relates to a discharge device and electrical equipment.
近年、空気清浄機、空気調和機、送風機、冷蔵庫、及び掃除機等の電気機器に、イオン、電子、ラジカル、オゾン、及び活性種等を発生させる放電装置が搭載されるようになってきた。 In recent years, electric appliances such as air purifiers, air conditioners, blowers, refrigerators, and vacuum cleaners have come to be equipped with discharge devices that generate ions, electrons, radicals, ozone, active species, and the like.
特許文献1には、筐体と、先端部が筐体の外部に突出している放電電極と、放電電極の先端部を保護するための電極保護部とを備える放電装置が開示されている。電極保護部は、放電装置を空気清浄機等に取り付ける際に、作業台上で転倒して放電電極が作業台と接触すること、及び作業時に放電電極が周辺の物体又は作業者の指と接触することを防止していた。
特許文献1においては、製造段階で放電装置が空気清浄機等に取り付けられた後、エンドユーザにより新しい放電装置に交換されること及び放電装置の清掃が行われること等が想定されていなかった。製造段階では、放電電極が損傷することのないように予め定められた手順で作業者に放電装置の取り付け作業を行わせることが可能である。一方、エンドユーザに予め定められた手順を守らせることは困難である。そのため、エンドユーザが放電装置を触ることが想定される場合、指等が放電電極に接触することで放電電極が損傷することのないように、放電電極を保護する構造が必要となる。しかしながら、特許文献1においては、エンドユーザの作業時に放電電極を保護可能な構造は想定されていない。
In
本発明は、特定方向からの物体の侵入を抑制して放電電極を保護する放電装置及び電気機器を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a discharge device and an electric device that protect a discharge electrode by preventing objects from entering from a specific direction.
本発明に係る放電装置は、一面が開口した開口部を有する筐体と、前記開口部から突出した放電電極と、前記放電電極を挟んで対向し、対向距離が一端側と他端側とで異なる一対の電極保護部とを備える。 A discharge device according to the present invention includes a housing having an opening with one side open, and a discharge electrode protruding from the opening facing each other with the discharge electrode interposed therebetween. and a different pair of electrode protectors.
本発明に係る電気機器は、放電装置と、前記放電装置の前記放電電極が配置された空間を含む風路に風を送る送風装置とを備える。 An electrical device according to the present invention includes a discharge device and a blower that blows air into an air passage including a space in which the discharge electrodes of the discharge device are arranged.
本発明によれば、特定方向からの物体の侵入を抑制して放電電極を保護する放電装置及び電気機器を提供することができる。 Advantageous Effects of Invention According to the present invention, it is possible to provide a discharge device and an electric device that protect a discharge electrode by suppressing an object from entering from a specific direction.
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。 An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, the same or corresponding parts are denoted by the same reference numerals, and description thereof will not be repeated.
<実施形態1>
図1~図3を参照して、実施形態1に係る放電装置1について説明する。図1は放電装置1の斜視図、図2は同平面図、図3は同側面図である。図4は、実施形態1における一対の電極保護部40a、50aを示す平面図である。
<
A
放電装置1は、筐体11と、放電電極30a、30bと、電極保護部40a、40b、50a、50bとを備える。放電装置1は、例えば、放電電極30aが正イオンを発生させ、放電電極30bが負イオンを発生させるイオン発生装置である。
The
筐体11は、平坦な略箱形状であり、底面と、底面を囲む4つの側面13~16とを有する。底面に対向する一面は、開口部12になっている。筐体11は、例えば、絶縁性樹脂によって形成されている。筐体11の内部には、図示しない昇圧トランス、誘電電極、及び回路基板等(以下、「基板等」と称する。)が配置された状態で、絶縁性樹脂が充填されている。筐体11内に充填された絶縁性樹脂は、開口部12を封止している。筐体11内に充填され開口部12を封止する絶縁性樹脂を封止部20と称する。
The
放電電極30a、30bは、上述した基板等(不図示)に電気的に接続されている。放電電極30aと放電電極30bの配置方向D1を、図1等に矢印で示す。放電電極30a、30bの先端部は、開口部12を封止する封止部20の表面から突出している。放電電極30a、30bの突出方向D3を、図1等に矢印で示す。
The
放電電極30a、30bは、例えば、金属、カーボン繊維、導電性繊維、及び導電性樹脂といった導電性の材料で形成されている。実施形態1の放電電極30a、30bは、複数の線状の導電体が束ねられてブラシ状に形成されたブラシ状放電電極である。なお、放電電極30a、30bの形状は、ブラシ状に限定されず、棒状、針状、線状、繊維状、及び面上等、任意の形状でよい。
The
側面14の底面付近には、コネクタ部21が設けられている。コネクタ部21には、ターミナル22が配置されている。ターミナル22の一端部は、上述した基板等(不図示)に電気的に接続されている。ターミナル22の他端部は、外部電源と電気的に接続される。外部電源からの電圧は、基板等(不図示)により昇圧され、放電電極30a、30bに印加される。電圧が印加されることにより、放電電極30aが正イオンを発生させ、放電電極30bが負イオンを発生させる。外部電源は、例えば、電気機器が放電装置1に供給する電源である。電気機器は、例えば、後述する図7に示される空気清浄機100である。
A
放電電極30a、30bの先端部は、筐体11の封止部20より外部に突出している。そのため、電気機器の製造段階において放電装置1が電気機器に取り付けられるまでの間に放電装置1が作業台等の上で転倒したりすると、放電電極30a、30bが作業台等と接触して変形又は破損する可能性がある。また、取り付け作業時に放電電極30a、30bが周辺の物体と接触したり、作業者の指が接触したりして、放電電極30a、30bが変形又は破損する可能性もある。さらに、エンドユーザが、電気機器に取り付けられている放電装置1を新しい放電装置1に交換する場合、及び電気機器に取り付けられている放電装置1を取り外して清掃する場合等に、放電電極30a、30bが周辺の物体と接触したり、エンドユーザの指が接触したりして、放電電極30a、30bが変形又は破損する可能性もある。エンドユーザは、作業者に比べて放電装置1の取り扱いに慣れていないため、放電電極30a、30bをより確実に保護する必要がある。
The tip portions of the
そこで、実施形態1では、放電電極30aを保護するための一対の電極保護部40a、50aと、放電電極30bを保護するための一対の電極保護部40b、50bとが、放電装置1に設けられている。
Therefore, in
一対の電極保護部40a、50aは、筐体11の短手方向(即ち、後述する空気流れ方向D2)において、放電電極30aを挟むように、間隔を空けて線対称に配置されている。同様に、一対の電極保護部40b、50bは、筐体11の短手方向において、放電電極30bを挟むように、間隔を空けて対向配置されている。また、電極保護部40aと電極保護部40bとは、筐体11の長手方向(即ち、配置方向D1)において、間隔を空けて線対称に配置されている。同様に、電極保護部50aと電極保護部50bとは、筐体11の長手方向において、間隔を空けて線対称に配置されている。
The pair of
電極保護部40aは、柱部41a、42a、及び保護片43aを有する。柱部41aは、筐体11を構成する4つの側面13~16のうちの側面13に設けられている。柱部42aは、側面13とは異なる側面15に設けられている。側面13は、短手方向(即ち、後述する空気流れ方向D2)の側面であり、側面15は、長手方向(即ち、配置方向D1)の側面であり、側面13と側面15とは直交している。また、柱部41aの厚みT41aは、側面13の厚みT13よりも厚い。同様に、柱部42aの厚みT42aは、側面15の厚みT15よりも厚い。
The
保護片43aは、柱部41aと柱部42aとに支持されている。保護片43aは、突出方向D3において、放電電極30aより高い位置に支持されている。また、保護片43aは、突出方向D3から見てU字形状になっている。U字の両先端部分は、外側突出部44aと内側突出部45aとに相当する。配置方向D1において、外側突出部44aは側面13に近い外側に配置され、内側突出部45aは側面13から遠い内側に配置されている。
The
電極保護部50aは、柱部51a、52a、及び保護片53aを有する。柱部51aは、側面13に設けられている。柱部52aは、側面13と直交する側面16に設けられている。また、柱部51aの厚みT51aは、側面13の厚みT13よりも厚く、柱部52aの厚みT52aは、側面16の厚みT16よりも厚い。
The
保護片53aは、柱部51aと柱部52aとに支持されている。保護片53aは、突出方向D3において、放電電極30aより高い位置に支持されている。また、保護片53aは、突出方向D3から見てU字形状になっている。U字の両先端部分は、外側突出部54aと内側突出部55aとに相当する。配置方向D1において、外側突出部54aは側面13に近い外側に配置され、内側突出部55aは側面13から遠い内側に配置されている。
The
電極保護部40aにおいて、側面13、15と柱部41a、42aと保護片43aとに囲まれた開口部分は、空気を通過させるための開口である。同様に、電極保護部50aにおいて、側面13、16と柱部51a、52aと保護片53aとに囲まれた開口部分も、空気を通過させるための開口である。これらの開口部分は、放電装置1が電気機器に搭載されたときに、電極保護部40a、50aが壁となって空気の流れを阻害することを回避するためのものである。これらの開口部分があることで、放電電極30aの放電により発生した正イオンを空気の流れに載せて運ぶことができる。空気流れ方向D2を、図1等に矢印で示す。
In the
また、放電電極30aの周囲に構造物が存在すると、放電電極30aの放電性能に悪影響を及ぼす可能性がある。放電電極30aを保護する部材が、放電電極30aをひとつながりに取り囲む構造ではなく、電極保護部40aと電極保護部50aとに分割されることにより、電極保護部40a、50aが放電電極30aの放電性能に及ぼす悪影響を低減することができる。
Moreover, if there is a structure around the
また、空気流れ方向D2において、放電電極30aから保護片43aまでの距離、及び放電電極30aから保護片53aまでの距離は、後述する実施形態3の図6に示される各距離に比べて、大きい。したがって、保護片43a、53aが放電電極30aの放電性能に及ぼす悪影響をさらに低減することができる。
In addition, in the air flow direction D2, the distance from the
また、電極保護部40aと電極保護部50aとが分割されることにより、配置方向D1へ清掃用部材(不図示)が移動可能である。したがって、容易に放電電極30aの清掃が可能となる。
Further, by dividing the
放電電極30bを保護するための一対の電極保護部40b、50bの構成は、放電電極30aを保護するための一対の電極保護部40a、40bの構成と同様である。そのため、説明を省略する。
The configuration of the pair of
放電電極30aを一対の電極保護部40a、50aが保護し、放電電極30bを一対の電極保護部40b、50bが保護しているため、放電装置1が作業台等の上で転倒しても、放電電極30a、30bが作業台等と接触することを防止できる。また、故意でないかぎり、放電電極30a、30bが周辺の物体と接触することを防止できる。
Since the pair of
一対の電極保護部40a、50aの対向距離は、筐体11を構成する4つの側面13~16のうちの縁部側の側面13に近い一端側(柱部41a、51a側)に比べて、側面13から遠い他端側(柱部42a、52a側)のほうが大きい。即ち、側面13に近い外側突出部44aと外側突出部54aとの対向距離に比べて、側面13から遠い内側突出部45aと内側突出部55aとの対向距離のほうが大きい。同様に、一対の電極保護部40b、50bの対向距離は、筐体11を構成する4つの側面13~16のうちの縁部側の側面14に近い一端側(柱部41b、51b側)に比べて、側面14から遠い他端側(柱部42b、52b側)のほうが大きい。即ち、側面14に近い外側突出部44bと外側突出部54bとの対向距離に比べて、側面14から遠い内側突出部45bと内側突出部55bとの対向距離のほうが大きい。したがって、作業者及びエンドユーザが側面13、14側から作業する場合に、故意でないかぎり、指等が放電電極30a、30bに接触することを防止できる。即ち、一対の電極保護部40a、50aにより、側面13から側面14へ向かう方向(特定方向)からの指等の物体の侵入が抑制される。同様に、一対の電極保護部40b、50bにより、側面14から側面13へ向かう方向(特定方向)からの指等の物体の侵入が抑制される。
The facing distance between the pair of
また、放電電極30a、30bの側面15側を保護片43a、43bが保護し、側面16側を保護片53a、53bが保護している。したがって、作業者及びエンドユーザが対向する側面15、16側から作業する場合に、故意でないかぎり、指等が放電電極30a、30bに接触することを防止できる。
このように、放電装置1を電気機器に取り付ける際に、作業者及びエンドユーザが側面13~16のいずれの側面側から作業しても、電極保護部40a、40b、50a、50bにより放電電極30a、30bへの指等の接触を防止できる。したがって、電気機器への放電装置1の脱着が容易である。実施形態1では配置方向D1上の側面14にコネクタ部21が設けられている。そのため、例えば、作業者及びエンドユーザは、側面13、14側から力を加えて、コネクタ部21を配置方向D1にスライドさせることによって、放電装置1を着脱させる。
As described above, when the
また、電極保護部40aの一方の柱部41aと他方の柱部42aとは異なる2つの側面13、15に設けられている。同様に、電極保護部50aの一方の柱部51aと他方の柱部52aとは、異なる2つの側面13、16に設けられている。したがって、一対の電極保護部40a、50aは、短手方向(即ち、空気流れ方向D2)に加わる力、及び長手方向(即ち、配置方向D1)に加わる力の両方に対して変形しにくい。よって、放電電極30aはより確実に保護される。
Moreover, it is provided on two
電極保護部40bの一方の柱部41bと他方の柱部42bとは、異なる2つの側面14、15に設けられている。同様に、電極保護部50bの一方の柱部51bと他方の柱部52bとは、異なる2つの側面14、16に設けられている。したがって、一対の電極保護部40b、50bも、短手方向に加わる力及び長手方向に加わる力の両方に対して変形しにくい。よって、放電電極30bはより確実に保護される。
One
また、各柱部の厚みが、柱部が形成された側面の厚みよりも厚いため、側面をそのまま延長して側面と同じ厚みの柱部を形成した場合と比較して、電極保護部40a、40b、50a、50bの強度が高まる。
In addition, since the thickness of each pillar is thicker than the thickness of the side surface on which the pillar is formed, compared to the case where the pillar is formed by extending the side as it is and forming the pillar with the same thickness as the side, the
以上、図1~図4を参照して説明したように、実施形態1に係る放電装置1は、筐体11と、放電電極30a、30bと、電極保護部40a、50a、40b、50bとを備える。筐体11は、一面が開口した開口部12を有する。放電電極30a、30bは、開口部12から突出している。一対の電極保護部40a、50aは、放電電極30aを挟んで対向し、対向距離が一端側と他端側とで異なる。一対の電極保護部40b、50bも、放電電極30bを挟んで対向し、対向距離が一端側と他端側とで異なる。作業者及びエンドユーザが触る可能性があることが想定されている側の対向距離が、触らないことが想定されている側の対向距離よりも小さいことにより、特定方向からの物体の侵入を抑制して放電電極30a、30bを保護する放電装置1を提供することができる。
As described above with reference to FIGS. 1 to 4, the
<実施形態2>
図5は、実施形態2に係る放電装置1の平面図である。図5において図1~図4と同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
<
FIG. 5 is a plan view of the
図5に示される実施形態2に係る放電装置1において、保護片43a-1は、放電電極30a、30bの突出方向D3(図1等参照)から見てL字形状になっている。実施形態1における保護片43aは、外側突出部44aと内側突出部45aとを有することによりU字形状になっていたのに対し、実施形態2における保護片43a-1は、外側突出部44aのみを有し、内側突出部45aが無いことによりL字形状になっている。電極保護部40b、50a、50bも突出方向D3から見てL字形状の保護片43b-1、53a-1、53b-1を有する。
In the
実施形態1同様、実施形態2においても、一対の電極保護部40a、50aの対向距離は、側面13に近い一端側(柱部41a、51a側)に比べて、側面13から遠い他端側(柱部42a、52a側)のほうが大きい。即ち、側面13に近い外側突出部44aと外側突出部54aとの対向距離に比べて、側面13から遠い柱部42aと柱部52aとの対向距離のほうが大きい。
As in the first embodiment, also in the second embodiment, the opposing distance between the pair of
同様に、一対の電極保護部40b、50bの対向距離は、筐体11を構成する4つの側面13~16のうちの縁部側の側面14に近い一端側(柱部41b、51b側)に比べて、側面14から遠い他端側(柱部42b、52b側)のほうが大きい。即ち、側面14に近い外側突出部44bと外側突出部54bとの対向距離に比べて、側面14から遠い柱部42bと柱部52bとの対向距離のほうが大きい。
Similarly, the facing distance between the pair of
したがって、作業者及びエンドユーザが、対向距離の小さい側面13、14側から作業する場合に、故意でないかぎり、指等が放電電極30a、30bに接触することを防止できる。
Therefore, when an operator and an end user work from the
なお、保護片43a-1に内側突出部45aが無い場合であっても、柱部42aの厚みを側面15の厚みよりも厚くすることにより、電極保護部40aの強度を高くすることができる。柱部42b、52a、52bの厚みについても、側面の厚みよりも厚くすることにより強度を高くすることができる。
Even if the
<実施形態3>
図6は、実施形態3に係る放電装置1の平面図である。図6において図1~図4と同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
<Embodiment 3>
FIG. 6 is a plan view of the
図6に示される実施形態3に係る放電装置1において、保護片43a-2は、放電電極30a、30bの突出方向D3(図1等参照)から見て、筐体11の側面15に対して傾斜する直線形状になっている。保護片43a-2は、突出方向D3において筐体11の外側に近い一端側が柱部41aに支持され、筐体11のより内側の他端側が柱部42aに支持されている。保護片43b-2も突出方向D3から見て、側面15に対して傾斜する直線形状になっている。保護片53a-2、53b-2は、突出方向D3から見て側面16に対して傾斜する直線形状になっている。
In the
実施形態1、2同様、実施形態3においても、一対の電極保護部40a、50aの対応距離は、側面13に近い一端側(柱部41a、51a側)に比べて、側面13から遠い他端側(柱部42a、52a側)のほうが大きい。同様に、一対の電極保護部40b、50bの対向距離は、側面14に近い一端側(柱部41b、51b側)に比べて、側面14から遠い他端側(柱部42b、52b側)のほうが大きい。したがって、作業者及びエンドユーザが、対向距離の小さい側面13、14側から作業する場合に、故意でないかぎり、指等が放電電極30a、30bに接触することを防止できる。
As in
なお、実施形態3においても、柱部42aの厚みを側面15の厚みよりも厚くすることにより、電極保護部40aの強度を高くすることができる。柱部42b、52a、52bの厚みについても、側面の厚みよりも厚くすることにより強度を高くすることができる。
Also in Embodiment 3, by making the thickness of the
<実施形態4>
実施形態4では、実施形態1~3に係る放電装置1を搭載した電気機器について説明する。図7は、実施形態4に係る空気清浄機100の縦断面図である。空気清浄機100は、電気機器の一例である。空気清浄機100において、本体101の下部背面には吸込口102が設けられている。本体101の上部上面には吹出口103が、上部前面には吹出口104が設けられている。なお、吹出口103、104のいずれか一方のみが設けられていてもよい。
<Embodiment 4>
In Embodiment 4, electric equipment equipped with the
本体101の内部には、吸込口102と吹出口103、104とを連通する風路111が設けられている。風路111の吸込口102付近には、送風ファン112が設置されている。送風ファン112は、クロスフローファン等の送風装置であり、外部の空気を吸込口102から風路111内へ吸い込む。また、吸込口102は、フィルタ114によって塞がれている。フィルタ114は、吸込口102から風路111内へ吸い込まれる空気に含まれる塵埃等を除去する。フィルタ114と送風ファン112との間には格子状のファンガード115が設置されている。
Inside the
風路111の吹出口104付近には、取り付け穴113が設けられている。取り付け穴113には、放電装置1が取り付けられている。放電装置1の筐体11は、取り付け穴113に差し込まれている、放電電極30a、30b、及び電極保護部40a、40b、50a、50bは、風路111に突出している。放電装置1により生成されたイオン等が風路111内に放出される。イオン等を含んだ空気は、吹出口103、104から外部へ吹き出す。空気清浄機100における空気の流れは、図7に矢印で示される。図7に矢印で示される空気の流れは、図1等に示される空気流れ方向D2に相当する。
A mounting
なお、放電装置1は、風路111上であればどの位置に配置されてもよい。図示例では、エンドユーザが放電装置1の交換及び清掃等を行いやすいように、吹出口104付近に配置されている。
Note that the
以上、本発明の実施形態について、図面(図1~図7)を参照しながら説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。 The embodiments of the present invention have been described above with reference to the drawings (FIGS. 1 to 7). However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be implemented in various aspects without departing from the gist of the present invention.
例えば、上記の実施形態では、放電装置1が2つの放電電極30a、30bを備える構成であったが、放電装置1が1つの放電電極(例えば、放電電極30aのみ)を備える構成であってもよい。放電電極30aの周囲には、放電電極30aを保護するための一対の電極保護部40a、50aが設けられる。また、この構成において、作業者及びエンドユーザが、コネクタ部21が設けられた側面14に対向する側面13側を持って放電装置1を電気機器に着脱することが想定されているものとする。この想定においては、一対の電極保護部40a、50aの対向距離は、作業者及びエンドユーザが触ることが想定されている側面13に近い一端側(柱部41a、51a側)に比べて、側面13から遠い他端側(柱部42a、52a側)のほうが大きい。したがって、作業者及びエンドユーザが側面13側を持った場合に、故意でないかぎり、指等が放電電極30aに接触することを防止できる。
For example, in the above embodiment, the
本発明に係る放電装置は、放電によりイオン、電子、オゾン、ラジカル、及び活性種等を発生させる放電装置に適用できる。また、本発明に係る放電装置は、空気清浄機、空気調和機、送風機、冷蔵庫、及び掃除機等の電気機器に搭載できる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The discharge device according to the present invention can be applied to a discharge device that generates ions, electrons, ozone, radicals, active species, etc. by discharge. Also, the discharge device according to the present invention can be mounted in electrical equipment such as air cleaners, air conditioners, blowers, refrigerators, and vacuum cleaners.
1 放電装置
11 筐体
12 開口部
13~16 側面
20 封止部
21 コネクタ部
22 ターミナル
30a、30b 放電電極
40a、40b、50a、50b 電極保護部
41a、41b、42a、42b、51a、51b、52a、52b 柱部
43a、43a-1、43a-2、43b、43b-1、43b-2、53a、53a-1、53a-2、53b、53b-1、53b-2 保護片
44a、44b、54a、54b 外側突出部
45a、45b、55a、55b 内側突出部
100 空気清浄機(電気機器)
101 本体
102 吸込口
103、104 吹出口
111 風路
112 送風ファン(送風装置)
113 取り付け穴
114 フィルタ
115 ファンガード
D1 配置方向
D2 空気流れ方向
D3 突出方向
T13、T15、T16、T41a、T42a、T51a、T52a 厚み
1
101
113
Claims (10)
前記開口部から突出した放電電極と、
前記放電電極を挟んで対向し、対向距離が一端側と他端側とで異なる一対の電極保護部と
を備える、放電装置。 a housing having an opening with one side open;
a discharge electrode protruding from the opening;
A discharge device, comprising: a pair of electrode protection parts facing each other with the discharge electrode interposed therebetween, and having different facing distances on one end side and the other end side.
前記放電装置の前記放電電極が配置された空間を含む風路に風を送る送風装置と
を備える電気機器。 a discharge device according to any one of claims 1 to 9;
An electric device comprising: an air blower that blows air into an air passage including a space in which the discharge electrodes of the discharge device are arranged.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021165486A JP2023056246A (en) | 2021-10-07 | 2021-10-07 | Discharge device and electric equipment |
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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- 2021-10-07 JP JP2021165486A patent/JP2023056246A/en active Pending
-
2022
- 2022-09-30 CN CN202211216248.2A patent/CN115954765A/en active Pending
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