JP2022502929A - データ伝送制御方法、ネットワーク機器および記憶媒体 - Google Patents
データ伝送制御方法、ネットワーク機器および記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022502929A JP2022502929A JP2021517257A JP2021517257A JP2022502929A JP 2022502929 A JP2022502929 A JP 2022502929A JP 2021517257 A JP2021517257 A JP 2021517257A JP 2021517257 A JP2021517257 A JP 2021517257A JP 2022502929 A JP2022502929 A JP 2022502929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- network device
- delay information
- core network
- delay
- data transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W40/00—Communication routing or communication path finding
- H04W40/02—Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing
- H04W40/12—Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing based on transmission quality or channel quality
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/0205—Traffic management, e.g. flow control or congestion control at the air interface
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/14—Session management
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W12/00—Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
- H04W12/08—Access security
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/0231—Traffic management, e.g. flow control or congestion control based on communication conditions
- H04W28/0236—Traffic management, e.g. flow control or congestion control based on communication conditions radio quality, e.g. interference, losses or delay
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/0278—Traffic management, e.g. flow control or congestion control using buffer status reports
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/16—Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
- H04W28/24—Negotiating SLA [Service Level Agreement]; Negotiating QoS [Quality of Service]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W60/00—Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/04—Wireless resource allocation
- H04W72/044—Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
- H04W72/0446—Resources in time domain, e.g. slots or frames
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/20—Control channels or signalling for resource management
- H04W72/21—Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/20—Control channels or signalling for resource management
- H04W72/23—Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W80/00—Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
- H04W80/08—Upper layer protocols
- H04W80/10—Upper layer protocols adapted for application session management, e.g. SIP [Session Initiation Protocol]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/50—Allocation or scheduling criteria for wireless resources
- H04W72/54—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
- H04W72/542—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using measured or perceived quality
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
本出願の実施例は、データ伝送制御方法、ネットワーク機器および記憶媒体を開示し、データ伝送制御方法は、第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信すること(S11)を含み、第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延を示し、第1パスは、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスである。
Description
本発明は、無線通信技術分野に関し、特に、データ伝送制御方法、ネットワーク機器および記憶媒体に関する。
サービス品質(QoS:Quality of Service)パラメータには、ユーザプレーン機能(UPF:User plane Function)とユーザ機器(UE:User Equipment)との間での伝送遅延を示すパケット遅延バジェット(PDB:Packet Delay Budget)が含まれる。エアインターフェーススケジューリングのために、基地局は、QoSパラメータを受信すると、QoSパラメータのPDB値から1つのコアネットワークの伝送遅延(コアネットワーク伝送遅延は、UPFと基地局との間での伝送遅延である)を示す1つのデフォルト値を減算し、それによって得られた時間をエアインターフェース伝送遅延として使用する。ただし、コアネットワーク伝送遅延を示すデフォルト値は、実際の伝送遅延を示すことができない場合が多く、例えば、伝送パスが混雑であることもあれば、アイドルになることもあり、または、異なるUPFと基地局間の距離も異なるため、この方式では正確なエアインターフェース伝送遅延を取得できない。
本出願の実施例は、正確なエアインターフェース伝送遅延を取得することができる、データ伝送制御方法、ネットワーク機器および記憶媒体を提供する。
第1態様によれば、データ伝送制御方法を提供し、前記方法は、第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することであって、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスであることを含む。
第2態様によれば、データ伝送制御方法を提供し、前記方法は、第1アクセスネットワーク機器が、第1コアネットワーク機器からの第1遅延情報を受信することであって、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送のアップリンクおよび/またはダウンリンクの遅延情報を含み、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスであることと、前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1パスでのデータフローに対応する遅延情報および前記第1遅延情報に従って第2遅延情報を決定することであって、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示すことと、を含む。
第3態様によれば、上記の第1態様または第1態様の各実施形態における方法を実行するためのコアネットワーク機器を提供する。具体的に、前記コアネットワーク機器は、上記の第1態様または第1態様の各実施形態における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第4態様によれば、上記の第2態様または第2態様の各実施形態における方法を実行するためのアクセスネットワーク機器を提供する。具体的に、前記アクセスネットワーク機器は、上記の第2態様または第2態様の各実施形態における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第5態様によれば、機器選択方法を提供し、前記方法は、第1コアネットワーク機器が、第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することであって、前記第3遅延情報は、第2パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスであり、または、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と端末機器との間のユーザプレーンデータパスであることを含む。
第6態様によれば、上記の第5態様または第5態様の各実施形態における方法を実行するためのコアネットワーク機器を提供する。具体的に、前記コアネットワーク機器は、上記の第5態様または第5態様の各実施形態における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第7態様によれば、コアネットワーク機器を提供し、前記コアネットワーク機器は、プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時に、上記の第1態様または第1態様または第1態様の各実施形態における方法のステップを実行し、または、上記の第5態様または第5態様の各実施形態における方法のステップを実行するように構成される。
第8態様によれば、アクセスネットワーク機器を提供し、前記アクセスネットワーク機器は、プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時に、上記の第2態様または第2態様の各実施形態における方法のステップを実行するように構成される。
第9態様によれば、上記の第1態様、または第2態様、または第5態様のうちの任意の態様またはその各実施形態における方法を実現するためのチップを提供する。具体的に、前記チップは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、前記チップを実装した機器に上記の第1態様、または第2態様、または、第5態様のうちの任意の態様またはその各実施形態における方法を実行させるように構成されるプロセッサを備える。
第10態様によれば、コンピュータプログラムを記憶するように構成されるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに上記の第1態様、または第2態様、または第5態様のうちの任意の態様またはその各実施形態における方法を実行させるように構成される。
第11態様によれば、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに上記の第1態様、または第2態様、または第5態様のうちの任意の態様またはその各実施形態における方法を実行させるように構成される。
第12態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは、コンピュータで実行される時に、コンピュータに上記の第1態様、または第2態様、または第5態様のうちの任意の態様またはその各実施形態における方法を実行させるように構成される。
本出願の実施例による技術的解決策によれば、第1コアネットワーク機器が、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスの遅延を示す第1遅延情報を前記第1アクセスネットワーク機器に送信することにより、第1アクセスネットワーク機器が、前記第1遅延情報に基づいて、第1アクセスネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送遅延を示す第2遅延情報を決定でき、これにより、より実態に近いエアインターフェース伝送遅延、すなわち、より正確なエアインターフェース伝送のスケジュール可能時間を取得することができる一方で、データ伝送効率を大幅に向上させることができる。
以下、本出願の実施例における図面を参照して、本出願の実施例における技術的解決策を説明するが、説明される実施例は、本出願の実施例の一部であるが、全部ではないことは明らかである。本出願の実施例に基づいて、創造的な努力なしに当業者によって得られる他のすべての実施例は、本出願の保護範囲に含まれる。
本出願の実施例による技術的解決策は、例えば、グローバル移動通信システム(GSM:Global System of Mobile communication)、コード分割多重アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域コード分離多重アクセス(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割二重化(TDD:Time Division Duplex)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、ワイマックス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システムまたは5Gシステムなど、様々な通信システムに適用されることができる。
例示的に、図1は、本出願の実施例が適用される通信システム100を示す。前記通信システム100は、ネットワーク機器110を含み得、ネットワーク機器110は、端末機器120(または通信端末、端末と呼ばれる)と通信する機器であってもよい。ネットワーク機器110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供することができ、前記カバレッジエリア内にある端末機器と通信することができる。例示的に、前記ネットワーク機器110は、GSMシステムまたはCDMAシステムの基地局(BTS:Base Transceiver Station)、またはWCDMAシステムの基地局(NB:NodeB)、またはLTEシステムの進化型基地局(eNBまたはeNodeB:Evolutional Node B)、またはクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN:Cloud Radio Access Network)における無線コントローラであってもよく、または、前記ネットワーク機器は、モバイルスイッチングセンタ、リレーステーション、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルータ、5Gネットワークのネットワーク側の機器、または将来進化する公衆陸上移動通信網(PLMN:Public Land Mobile Network)のネットワーク機器などであってもよい。
前記通信システム100は、ネットワーク機器110のカバレッジエリア内にある少なくとも1つの端末機器120をさらに含む。ここで使用される「端末機器」は、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)、デジタル加入者線(DSL:Digital Subscriber Line)、デジタルケーブル、直接ケーブル接続などのワイヤライン、および/またはおよび/または別のデータ接続/ネットワーク、および/または無線インターフェース、DVB−H ネットワークのデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、AM−FMブロードキャスト送信機などのセルラーネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)などのワイヤレスインターフェース、および/または別の端末機器の通信信号を受信/送信するように設定された装置、および/または物事のインターネットシステム(IoT:Internet of Things)機器を含むが、これらに限定されない。無線インターフェースを介して通信するように設定された端末機器は、「無線通信端末」、「無線端末」または「モバイル端末」と呼ばれることができる。モバイル端末は、例えば、衛星または携帯電話、セルラー無線電話とデータ処理、ファックスおよびデータ通信能力を組み合わせることができるパーソナル通信システム(PCS: Personal Communications System)端末、無線電話、ポケットベル、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザ、メモ帳、カレンダおよび/またはグローバルポジショニングシステム(GPS:Global Positioning System)受信器を含むことができるPDA、および従来のラップトップ型および/またはハンドヘルド型受信器または無線電話トランシーバを含む他の電子装置を含んでもよいが、これらに限定されない。端末機器は、アクセス端末、ユーザ機器(UE:User Equipment)、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、移動台、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザデバイスを指し得る。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)ステーション、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイスまたは無線モデムに接続されたその他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイスおよび5Gネットワークの端末機器または将来進化するPLMNにおける端末機器などであり得る。
例示的に、端末機器120間で装置対装置(D2D:Device to Device)通信を実行することができる。
例示的に、5Gシステムまたは5Gネットワークは、ニューラジオ(NR:New Radio)システムまたはNRネットワークと呼ばれることもできる。
図1は、1つのネットワーク機器および2つの端末機器を例示的に示し、オプションで、前記通信システム100は、複数のネットワーク機器を含むことができ、各ネットワーク機器のカバレッジエリア内には、他の数の端末機器を含むことができるが、本出願の実施例はこれに限定されない。
例示的に、前記通信システム100は、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどの他のネットワークエンティティをさらに含むことができるが、本出願の実施例はこれに限定されない。
本出願の実施例では、ネットワーク/システムにおける通信機能を備えた機器を通信機器と呼ばれることができることを理解されたい。図1に示す通信システム100を例とすると、通信機器は、通信機能を備えたネットワーク機器110および端末機器120を含むことができ、ネットワーク機器110および端末機器120は上述した特定の機器であってもよく、ここでは再び説明しない。通信機器は、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどの他のネットワークエンティティなど、通信システム100における他の機器をさらに含むことができ、本出願の実施例はこれらに限定されない。
本明細書における「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書で常に互換的に使用されることを理解されたい。本明細書における「および/または」という用語は、関連付けられたオブジェクトを説明する単なる関連付けであり、3種類の関係が存在することができることを示し、例えば、Aおよび/またはBは、Aが独立で存在する場合、AとBが同時に存在する場合、Bが独立で存在する場合の3つの場合を表す。加えて、本明細書における記号「/」は、一般的に、コンテキストオブジェクトが「または」の関係であることを示す。
本出願の実施例は、データ伝送制御方法を提供する。図2は、本出願の実施例によるデータ伝送制御方法の例示的なフローチャートであり、図2に示されるように、前記データ伝送制御方法は以下のステップを含む。
ステップS11において、第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信し、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスである。
本実施例において、第1コアネットワーク機器は、コアネットワークにおける任意の機器であり得、一実施形態として、第1コアネットワーク機器は、セッション管理機能(SMF:Session Management Function)エンティティであり得る。第1アクセスネットワーク機器は、アクセスネットワークにおける任意の機器であり得、一実施形態として、第1アクセスネットワーク機器は、5GシステムまたはNRシステムにおけるgNBなどの基地局であり得る。
本実施例において、第1遅延情報は、第1パスの伝送遅延を示し、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスである。一実施形態として、前記第2コアネットワーク機器は、UPFエンティティであり得、第1アクセスネットワーク機器が基地局である場合、第1パスは、UPFエンティティから基地局へのデータ伝送パスである。
本実施例において、前記第1遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送の第1アップリンク遅延情報および/または第1ダウンリンク遅延情報を含む。第1パスがUPFエンティティから基地局へのデータ伝送パスである場合、第1アップリンク遅延情報は、基地局からUPFエンティティへのデータ伝送遅延であり、第1ダウンリンク遅延情報は、UPFエンティティから基地局へのデータ伝送遅延である。
例示的に、前記第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することは、前記第1アップリンク遅延情報と前記第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、前記第1コアネットワーク機器が、1つの遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することであって、前記1つの遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送のアップリンク伝送遅延およびダウンリンク伝送遅延を示すことを含む。
第1アップリンク遅延情報と第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、第1コアネットワーク機器は、1つの遅延情報のみを第1アクセスネットワーク機器に送信し、前記1つの遅延情報は、基地局からUPFエンティティへのデータ伝送遅延およびUPFエンティティから基地局へのデータ伝送遅延を示すことが理解できる。
本出願の一可能な実施例において、前記第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信する前に、前記データ伝送制御方法は、前記第1コアネットワーク機器が、前記第1遅延情報を決定することであって、前記第1遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器の位置情報、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報、前記第1パスのネットワーク状態、前記第1パスで伝送されるデータがアップリンクデータであるかダウンリンクデータであるか、前記第1パスで伝送されるデータに対応するネットワークスライス識別子および/またはデータネットワーク名(Data Network Name、DNN)、前記第1パスに中間第2コアネットワーク機器があるか否か、および署名ポリシのうちの少なくとも1つの情報に従って決定されることをさらに含み、ここで、前記第2コアネットワーク機器の位置情報は、前記第2コアネットワーク機器の識別子および/またはデータネットワークアクセス識別子(DNAI)に基づいて決定され、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報は、前記第1アクセスネットワーク機器の識別子および/または前記第1アクセスネットワーク機器が属するトラッキングエリア識別子または登録エリア識別子に基づいて決定される。
本実施例において、第1コアネットワーク機器によって第1アクセスネットワーク機器に送信される第1遅延情報は、具体的に、第1パスによって接続されたネットワーク要素ノードの位置情報(第2コアネットワーク機器の位置情報および/または第1アクセスネットワーク機器の位置情報を含む)、第1パスのネットワーク状態、第1パスで伝送されるデータタイプ(前記データタイプは、具体的には、データがアップリンクデータタイプかダウンリンクデータタイプかを示す)、第1パスで伝送されるデータに対応するサービス特徴(具体的には、ネットワークスライス識別子および/またはDNNによって示される)、第1パスに中間第2コアネットワーク機器があるか否か、およびエンドユーザの署名ポリシのうちの少なくとも1つのパラメータに従って決定される。
ここで、第1パスによって接続されたネットワーク要素ノードの位置情報(第2コアネットワーク機器の位置情報および/または第1アクセスネットワーク機器の位置情報を含む)は、具体的には、ネットワーク要素ノードの実際の地理的位置であり得る。実際の応用では、一実施形態として、取得されたネットワーク要素ノード情報のうちのネットワーク要素ノードの識別子(第2コアネットワーク機器の識別子および/または第1アクセスネットワーク機器の識別子)によって対応するネットワーク要素ノードの的実際の地理的位置を決定することができる。別の実施形態として、取得された、第2コアネットワーク機器が接続されているデータネットワーク(DN:Data Network)のデータネットワークアクセス識別子(DNAI)によって前記第2コアネットワーク機器の位置を決定でき、および/または、取得された、第1アクセスネットワーク機器が属するトラッキングエリア識別子または登録エリア識別子によって第1アクセスネットワーク機器の位置を決定できる。
あるいは、第1パスによって接続されたネットワーク要素ノードの位置情報(第2コアネットワーク機器の位置情報および/または第1アクセスネットワーク機器の位置情報を含む)は、ネットワーク要素ノードの近似位置であってもよい。実際の応用では、第1コアネットワーク機器が、第2コアネットワーク機器の実際の地理的位置を決定するのが難しい場合、第2コアネットワーク機器に接続されているDNの位置など、第2コアネットワーク機器に関連付けられている他のネットワーク要素機器の位置を第2コアネットワーク機器の近似位置として使用でき、またはDNの識別子(即ちDNAI)を第2コアネットワーク機器の識別子として使用することができ、または第1アクセスネットワーク機器の場合、第1アクセスネットワーク機器が属するトラッキングエリアまたは登録エリアを第1アクセスネットワーク機器の近似位置として使用し、つまり、トラッキングエリア識別子または登録エリア識別子を第1アクセスネットワーク機器の識別子として使用する。
図3は、本出願の実施例によるデータ伝送制御方法が適用される通信システムアーキテクチャの論理関係の概略図であり、図3に示されるように、前記通信システムアーキテクチャは、5Gシステムのアーキテクチャであり、具体的には、UE、(無線)アクセスネットワーク((R)AN)、UPF、DN、接続及び移動性管理機能(AMF:Access and Mobility Management Function)、SMF、UDM、AUSF、NSSF、PCF、AFなとのネットワーク要素機器を含むことができ、図に示す接続関係によると、第2コアネットワーク機器としてのUPFはDNに接続され、したがって、一部の実施形態では、DNの位置を第2コアネットワーク機器の近似位置として使用てき、つまり、DNの識別子(すなわちDNAI)によって第2コアネットワーク機器の位置を決定する。
本実施例において、第1コアネットワーク機器は、上記の情報に従ってマッピング関係セットをプリセットすることができ、つまり、異なる情報または情報の組み合わせが1つの第1遅延情報に対応し、前記第1遅延情報は、経験またはテスト結果に基づいて決定または構成されることができ、実際の応用では、マッピング関係テーブルをプリセットする形で実現することができる。一例として、表1は、DNAIおよびトラッキングエリア(または登録エリア)識別子(TAI:Tracking Area Id)に基づいて第1遅延情報を決定することの例示であり、DNAIの値およびTAIの値に従って第1遅延情報を決定することができる。
ここで、前記第1パスのネットワーク状態は、ネットワーク状態パラメータがプリセット条件を満たすか否かを判断することによって決定することができる。一実施形態として、ネットワーク状態パラメータがプリセット条件を満たす場合、第1ネットワーク状態であると決定てき、ネットワーク状態パラメータがプリセット条件を満たさない場合、第2ネットワーク状態であると決定できる。別の実施形態として、ネットワーク状態パラメータが第1プリセット条件を満たす場合、第1ネットワーク状態であると決定でき、ネットワーク状態パラメータが第2プリセット条件を満たす場合、第2ネットワーク状態であると決定でき、ネットワーク状態パラメータが第1プリセット条件も第2プリセット条件も満たさない場合、第3ネットワーク状態であると決定できる。一例として、ネットワーク状態パラメータは、具体的には、伝送レートであり得、この場合、ネットワーク状態パラメータがプリセット条件を満たすか否かを判断することがh、具体的には、伝送レートがプリセットの閾値を超えるか否かを判断することによって決定でき、例えば、伝送レートが第1プリセットの閾値を超える場合、ネットワーク状態パラメータがプリセット条件を満たすと決定し、伝送レートが前記第1プリセットの閾値を超えない場合、ネットワーク状態パラメータがプリセット条件を満たさないと決定する。別の例では、伝送レートが第1プリセットの閾値を超える場合、ネットワーク状態パラメータが第1プリセット条件を満たすと決定し、伝送レートが第2プリセットの閾値を超えない場合、ネットワーク状態パラメータが第2プリセット条件を満たすと決定し、これに対して、伝送レートが第2プリセットの閾値を超え、かつ前記第1プリセットの閾値を超えない場合、ネットワーク状態パラメータが第1プリセット条件も第2プリセット条件も満たさないと決定できる。ここで、第1ネットワーク状態は、ネットワークアイドル状態であり得、前記第2ネットワーク状態は、ネットワークビジー状態(ネットワーク輻輳状態とも呼ばれることができる)であり得る。
ここで、前記第1パスに中間第2コアネットワーク機器があるか否か(例えば、第1パスに中間UPFエンティティがあるか否か)については、中間第2コアネットワーク機器がある場合、データ伝送プロセスには、中間第2コアネットワーク機器によるデータの受信および送信プロセスが含まれ、このプロセスにはまた時間がかかるため、第1遅延情報を決定するときに、第1パスに中間第2コアネットワーク機器があるか否かを考慮する必要がある。
ここで、前記第1パスで伝送されるデータがアップリンクデータまたはダウンリンクデータであるなど、異なるタイプのデータは、それぞれ異なる遅延に対応する。一般に、アップリンクデータおよびダウンリンクデータのネットワーク状態は通常異なり、例えば、アップリンクデータがダウンリンクデータよりも混雑しないか、混雑程度が低いので、アップリンクデータに対応する遅延は、ダウンリンクデータの遅延よりも少なくなる。
ここで、前記第1パスで伝送されるデータに対応するネットワークスライス識別子は、単一ネットワークスライス選択支援情報(S−NSSAI:Single−Network Slice Selection Assistance Information)によって表すことができ、S−NSSAI識別子および/またはDNNを使用して、サービス特徴を示すことができ、前記サービス特徴は、遅延要件を示すサービス特徴であり得、例えば、特定のデータが低遅延要件のサービス特徴に対応する場合、前記データに対応するS−NSSAI識別子および/またはDNNを使用して、前記サービスが低遅延要件のサービスであることを示すことができる。
本実施例において、第1コアネットワーク機器は、上記の情報に従ってマッピング関係セットをプリセットすることができ、つまり、異なる情報または情報の組み合わせが1つの第1遅延情報に対応し、前記第1遅延情報は、経験またはテスト結果に基づいて決定または構成されることができ、実際の応用では、マッピング関係テーブルをプリセットする形で実現することができる。例えば、マッピング関係テーブルは、同じ第1パスに接続されたネットワーク要素機器(第2コアネットワーク機器の位置および第1アクセスネットワーク機器の位置を含む)を示すことができ、前記テーブルは、2つのタイプの情報および対応する第1遅延情報を反映し、例えば、テーブルの行は、第1パスのネットワーク状態を示すことができ、テーブルの列は、第1パスで伝送されるデータに対応するサービス特徴を示すことができ、つまり、前記テーブルは、第2コアネットワーク機器が特定の位置にあり、第1アクセスネットワーク機器が別の位置にある場合、ネットワーク状態が特定の状態にあり、伝送されるデータに対応するサービス特徴が特定の特徴であるときの、対応する第1遅延情報を示す。
本出願の一可能な実施例において、前記第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することは、前記第1コアネットワーク機器が、第3コアネットワーク機器によって第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することを含む。
本実施例において、第1コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のデータ伝送パスには、しばしば他のコアネットワーク機器が存在し、第1コアネットワーク機器をSMFエンティティとして、第1アクセスネットワーク機器を基地局として例にとると、SMFと基地局との間のデータ伝送パスには、少なくともAMFエンティティも含まれ、SMFエンティティは、AMFエンティティを介して第1遅延情報を基地局に送信する。第1コアネットワーク機器は、少なくとも1つの第3コアネットワーク機器を介して第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することが理解できる。
本出願の一可能な実施例において、前記第1コアネットワーク機器が第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することは、前記第1コアネットワーク機器が、プロトコルデータユニット(PDU:Protocol Data Unit)セッション確立プロセスにおける第1メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信すること、前記第1コアネットワーク機器が、PDUセッション変更プロセスにおける第2メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信すること、前記第1コアネットワークが、端末機器のネットワーク登録プロセスにおける第3メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信すること、前記第1コアネットワークが、端末機器がアクセスするアクセスネットワーク機器のハンドオーバプロセスにおける第4メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信することのうちの少なくとも1つを含む。
本出願の実施例によるデータ伝送制御方法(即ち、第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信すること)は、PDUセッション確立プロセス、PDUセッション変更プロセス、端末機器のネットワーク登録プロセス、アクセスネットワーク機器へのハンドオーバプロセスのうちの少なくとも1つのプロセスに適用されることができ、上記のプロセスにおいて、第1コアネットワーク機器が第1アクセスネットワーク機器に送信する任意のメッセージで第1遅延情報を搬送することができ、または、第1コアネットワーク機器が第3コアネットワーク機器を介して第1アクセスネットワーク機器に送信する任意のメッセージで第1遅延情報を搬送することができる。
本出願の一可能な実施例において、前記データ伝送制御方法は、前記第1コアネットワーク機器が、前記第1遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することをさらに含む。
本実施例において、第1遅延情報が第2コアネットワーク機器の位置に基づいて決定されない(例えば、第1アクセスネットワーク機器の位置、第1パスのネットワーク機器、第1パスで伝送されるデータのタイプ、第1パスで伝送されるデータに対応するサービス特徴、エンドユーザの署名ポリシのうちの少なくとも1つの情報に基づいて決定された情報、または、デフォルトで設定された情報である)場合、第1コアネットワーク機器はまた、第1遅延情報に基づいて1つの第2コアネットワーク機器を選択することができる。
本出願の一可能な実施例において、前記第1コアネットワーク機器が、前記第1遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することは、前記第1コアネットワーク機器が、前記第1遅延情報に従って、選択される第2コアネットワーク機器の位置情報を決定し、前記選択される第2コアネットワーク機器の位置情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することを含む。
具体的には、図3に示される例示的なアーキテクチャを参照することができ、(無線)アクセスネットワーク((R)AN)に接続されるUPFは複数であり得、図では、2つだけを例に挙げて示し、異なるUPFの位置は異なり、つまり、(無線)アクセスネットワークとのパスが異なれば、(無線)アクセスネットワークとのパスの距離も異なり、各UPFが接続しているDNも異なる。第1遅延情報に基づいてUPFの位置範囲を決定でき、つまり、少なくとも1つのUPFを決定した後に、決定された少なくとも1つのUPFから1つのUPFを選択し、例えば、決定された少なくとも1つのUPFから、基地局に最も近いUPFを選択することができる。
一実施形態として、前記選択される第2コアネットワークの位置情報は、DNAIおよび/または第2コアネットワーク機器の識別子に基づいて決定される。
例えば、表1に示す例を参照すると、第1遅延情報および第1アクセスネットワーク機器の位置が既知である(即ち、TAI既知である)場合、少なくとも1つの第2コアネットワーク機器に対応するDNAIを決定することができ、決定された少なくとも1つの第2コアネットワーク機器に対応するDNAIから1つのDNAIを選択し、選択されたDNAIを第2コアネットワーク機器として使用することができる。
本出願の一可能な実施例において、前記第1遅延情報は、遅延情報および第2遅延情報に基づいて決定され、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す。
ここで、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送のアップリンク遅延情報および/またはダウンリンク遅延情報を含み、および/または、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む。
本実施例において、第1遅延情報は、遅延情報および第2遅延情報に基づいて決定され、前記遅延情報は、具体的には、QoSパラメータのPDBであり得、第2遅延情報は、エアインターフェースの遅延を示し、実際の応用では、PDBから第2遅延情報を差し引くことによって第1遅延情報を取得することができる。
ここで、前記第2遅延情報は、前記第1コアネットワーク機器によって前記第1アクセスネットワーク機器から取得され、一例として、第1アクセスネットワーク機器は、前記第2遅延情報を推定し、推定された前記第2遅延情報を前記第1コアネットワーク機器に送信する。
本出願の一可能な実施例において、第1コアネットワーク機器は、第3遅延情報に基づいて第2コアネットワーク機器を選択し、つまり、第3遅延情報に基づいてUPFエンティティを選択する。一例として、第1コアネットワーク機器は、第3遅延情報で示される遅延の長さに従って、選択可能な第2コアネットワーク機器のエリア範囲、選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスのネットワーク状態、選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスが、中間第2コアネットワーク機器の存在をサポートするか否か、選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスで伝送されるデータに対応するネットワークスライス識別子および/またはDNN、および選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスで伝送されるデータが、アップリンクデータであるかダウンリンクデータであるかのうちの少なくとも1つの情報を決定することができ、上記の情報に基づいて第2コアネットワーク機器を選択する。
例えば、第3遅延情報で示される遅延が比較的短い場合、選択可能な第2コアネットワーク機器の位置が第1アクセスネットワーク機器に近いと判断でき、または選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスの輻輳状態が比較的弱い(即ち、ネットワーク状態が比較的アイドルである)と判断でき、または選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスが、中間第2コアネットワーク機器の存在をサポートしないと判断でき、または選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスで伝送されるデータに対応するネットワークスライス識別子および/またはDNNで示される伝送中のデータが、低遅延要件のデータであると判断でき、または選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスで伝送されるデータがアップリンクデータであると判断できる。
本出願の実施例による技術的解決策によれば、第1コアネットワーク機器が、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスの遅延を示す第1遅延情報を前記第1アクセスネットワーク機器に送信することにより、第1アクセスネットワーク機器が、前記第1遅延情報に基づいて、第1アクセスネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送遅延を示す第2遅延情報を決定でき、これにより、より実態に近いエアインターフェース伝送遅延、すなわち、より正確なエアインターフェース伝送のスケジュール可能時間を取得することができる一方で、データ伝送効率を大幅に向上させることができる。
本出願の実施例は、別のデータ伝送制御方法をさらに提供する。図4は、本出願の実施例による別のデータ伝送制御方法の例示的なフローチャートであり、図4に示されるように、前記データ伝送制御方法は以下のステップを含む。
ステップS21において、第1アクセスネットワーク機器が、第1コアネットワーク機器からの第1遅延情報を受信し、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延情報を含み、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスである、
ステップS22において前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1パスでのデータフローに対応する遅延情報および前記第1遅延情報に従って第2遅延情報を決定し、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す。
ステップS22において前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1パスでのデータフローに対応する遅延情報および前記第1遅延情報に従って第2遅延情報を決定し、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す。
本実施例において、第1アクセスネットワーク機器は、アクセスネットワークにおける任意の機器であり得、一実施形態として、第1アクセスネットワーク機器は、5GシステムまたはNRシステムにおけるgNBなどの基地局であり得る。第1コアネットワーク機器は、コアネットワークにおける任意の機器であり得、一実施形態として、第1コアネットワーク機器は、SMFエンティティであり得る。
本実施例において、第1遅延情報は、第1パスの伝送遅延を示し、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスである。一実施形態として、前記第2コアネットワーク機器は、UPFエンティティであり得、第1アクセスネットワーク機器が基地局である場合、第1パスは、UPFエンティティから基地局へのデータ伝送パスである。
本実施例において、前記第1遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送の第1アップリンク遅延情報および/または第1ダウンリンク遅延情報を含む、第1パスがUPFエンティティから基地局へのデータ伝送パスである場合、第1アップリンク遅延情報は、基地局からUPFエンティティへのデータ伝送遅延であり、第1ダウンリンク遅延情報は、UPFエンティティから基地局へのデータ伝送遅延である。
例示的に、前記第1アクセスネットワーク機器が第1コアネットワーク機器からの第1遅延情報を受信することは、前記第1アップリンク遅延情報と前記第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、前記第1アクセスネットワーク機器が、第1コアネットワーク機器からの1つの遅延情報を受信することであって、前記1つの遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送のアップリンク伝送遅延およびダウンリンク伝送遅延を示すことを含む。
第1アップリンク遅延情報と第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、第1コアネットワーク機器は、1つの遅延情報のみを第1アクセスネットワーク機器に送信し、前記1つの遅延情報は、基地局からUPFエンティティへのデータ伝送遅延およびUPFエンティティから基地局へのデータ伝送遅延を示すことが理解できる。
本出願の一可能な実施例において、前記第1遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器の位置情報、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報、前記第1パスのネットワーク状態、前記第1パスで伝送されるデータがアップリンクデータであるかダウンリンクデータであるか、前記第1パス伝送的データに対応するネットワークスライス識別子および/またはDNN、前記第1パスに中間第2コアネットワーク機器があるか否か、および署名ポリシのうちの少なくとも1つの情報に従って決定される。
本出願の一可能な実施例において、前記第2コアネットワーク機器の位置情報は、前記第2コアネットワーク機器の識別子および/またはDNAIに基づいて決定され、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報は、前記第1アクセスネットワーク機器の識別子および/または前記第1アクセスネットワーク機器が属するトラッキングエリア識別子または登録エリア識別子に基づいて決定される。
本実施例において、第2コアネットワーク機器の位置情報は、第2コアネットワーク機器の近似位置によって表されることができ、第2コアネットワーク機器に関連付けられている他のネットワーク要素機器の位置を第2コアネットワーク機器の近似位置として使用でき、例えば、第2コアネットワーク機器に接続されたDNの位置を近似位置として使用でき、つまり、DNの識別子(即ち、DNAI)を第2コアネットワーク機器の識別子として使用できる。第1アクセスネットワーク機器の位置情報は、第1アクセスネットワーク機器の近似位置によって表されることができ、第1アクセスネットワーク機器が属するトラッキングエリアまたは登録エリアと第1アクセスネットワーク機器近似位置として使用し、つまり、トラッキングエリア識別子または登録エリア識別子を第1アクセスネットワーク機器の識別子として使用する。
本出願の一可能な実施例において、前記第1遅延情報は、前記遅延情報および前記第2遅延情報に基づいて決定される。前記遅延情報は、具体的には、QoSパラメータのPDBであり得、第2遅延情報は、エアインターフェースの遅延を示し、実際の応用では、PDBから第2遅延情報を差し引くことによって第1遅延情報を取得することができる。
本出願の一可能な実施例において、前記データ伝送制御方法は、前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2遅延情報を前記第1コアネットワーク機器に送信することにより、前記第1コアネットワーク機器が、前記第2遅延情報に基づいて第1遅延情報を決定するようにすることをさらに含む。
本実施例において、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送のアップリンク遅延情報および/またはダウンリンク遅延情報を含み、および/または、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む。
ここで、前記遅延情報は、具体的には、QoSパラメータのPDBであり得、各端末機器に対して少なくとも1つのPDUセッション(PDU Session)を確立でき、各PDUセッションは、複数のQoSフローを有し得(QoS Flow)(前記QoSフローは、本出願の実施例におけるデータフローとして理解することができる)、各QoSフローは、1つのQoSパラメータに対応し、つまり、本実施例において、第1アクセスネットワークは、第1パスでのデータフローに対応するPDBおよび受信された第1遅延情報に従って第2遅延情報を決定し、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、つまり、前記第2遅延情報は、エアインターフェースの遅延を示す。実際の応用では、PDBから第1遅延情報を差し引くことによって第2遅延情報を取得することができる。例えば、アップリンク遅延情報から第1アップリンク遅延情報を差し引くことによって第2アップリンク遅延情報取得し、別の例では、ダウンリンク遅延情報から第2アップリンク遅延情報を差し引くことによって第2ダウンリンク遅延情報を取得する。
本出願の一可能な実施例において、前記データ伝送制御方法は、前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2遅延情報を前記端末機器に送信すること、または、前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2アップリンク遅延情報を前記端末機器に送信することをさらに含む。
本実施例において、第1アクセスネットワーク機器は、第2遅延情報(第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む)を端末機器に送信することにより、端末機器が、第2遅延情報に従ってアップリンクデータのスケジューリングを実行できるようにし、または、第1アクセスネットワークは、第2アップリンク遅延情報のみを端末機器に送信することにより、端末機器が、第2アップリンク遅延情報に従ってアップリンクデータのスケジューリングを実行できるようにする。
本出願の一可能な実施例において、前記データ伝送制御方法は、前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2遅延情報に従ってスケジューリングポリシを決定し、前記スケジューリングポリシを前記端末機器に送信することをさらに含む。
本実施形態では、第1アクセスネットワークは、第2遅延情報を端末機器に送信せず、第2遅延情報に従ってスケジューリングポリシを決定し、スケジューリングポリシを端末機器に送信することにより、端末機器が、前記スケジューリングポリシを実行してアップリンクデータの伝送実行するようにする。ここで、前記スケジューリングポリシは、端末機器が特定の時点および/または時間間隔でアップリンクデータおよび/またはダウンリンクデータを伝送できるようにし、前記時点は、特定の無線フレームのサブフレームシンボルに基づいて定義されることができる。
実際の応用では、第1アクセスネットワーク機器は、ネットワークの実際の状況および/または端末の能力に従ってオプションで、第2遅延情報を端末機器に送信する(または第2アップリンク遅延情報を送信する)こと、またはスケジューリングポリシを送信することができる。
本出願の一可能な実施例において、第1アクセスネットワーク機器が第1コアネットワーク機器からの第1遅延情報を受信しなかった場合、第1アクセスネットワーク機器は、前記第1パスでのデータフローに対応する遅延情報およびプリセットされたデフォルト遅延情報に従って第2遅延情報を決定する。前記デフォルト遅延情報は、プリセットされた第1パスでのデータ伝送の遅延であり、前記デフォルト遅延情報は、例えば1ms、2ms、10msなどである。実際の応用では、前記遅延情報から前記デフォルト遅延情報を差し引くことによって第2遅延情報を取得することができる。
本出願の実施例による技術的解決策によれば、第1コアネットワーク機器が、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスの遅延を示す第1遅延情報を前記第1アクセスネットワーク機器に送信することにより、第1アクセスネットワーク機器が、前記第1遅延情報に基づいて、第1アクセスネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送遅延を示す第2遅延情報を決定でき、これにより、より実態に近いエアインターフェース伝送遅延、すなわち、より正確なエアインターフェース伝送のスケジュール可能時間を取得することができる一方で、データ伝送効率を大幅に向上させることができる。
以下、具体的な例を参照して、本出願の実施例によるデータ伝送制御方法の適用シナリオに対して説明する。
図5aないし図5cは、本出願の実施例によるデータ伝送制御方法の適用プロセスの概略図であり、図5aは、本出願の実施例によるデータ伝送制御方法が、PDUセッション確立プロセスに適用されることを示し、図5aに示されるように、前記プロセスは以下のステップを含む。
ステップ101において、UEがAMFへのPDUセッション確立要求(PDU Session Establishment Request)を開始する。
ステップ102において、AMFがSMF選択(SMF selection)を実行する。
ステップ103において、AMFがSMFへのコンテキスト要求(Nsmf_PDU Session_Create SMContext Request)を開始する。
ステップ104a〜bにおいて、SMFとUDMとの間で登録/サブスクリプション検索/サブスクリプション更新(Registration/Subscription retrieval/ Subscription for updates)動作を実行する。
ステップ105において、SMFがAMFにコンテキスト応答(Nsmf_PDU Session_Create SMContext Response)を送信する。
ステップ106において、PDUセッション認証/認可(PDU Session authentication/authorization)を実行する。
ステップ107a〜bにおいて、SMFがPCF選択(PCF selection)を実行し、SMFとPCFとの間でポリシーアソシエーションの確立またはポリシーアソシエーションの変更(SM Policy Association Establishment or SMF initiated SM Policy Association Modification)を実行する。
ステップ108において、SMFがUPF選択(UPF selection)を実行する。
ステップ109において、SMFが、SMFによって開始されるSMポリシーアソシエーションの変更(SMF initiated SM Policy Association Modification)を開始する。
ステップ110a〜bにおいて、SMFがUPFにN4セッション確立/変更要求(N4 Session Establishment/ Modification Request)を送信し、UPFがSMFにN4セッション確立/変更応答(N4 Session Establishment/ Modification Response)を送信する。
ステップ111において、SMFがAMFにメッセージ(Namf_Communication_N1N2 Message Transfer)を伝送し、前記メッセージで第1遅延情報を搬送する。
ステップ112において、AMFがアクセスネットワーク(基地局など)にPDUセッション要求(N2 PDU Session Request)を送信し、前記PDUセッション要求で前記第1遅延情報を搬送し、アクセスネットワークが、前記第1遅延メッセージおよびQoSパラメータのPDBに基づいて第2遅延情報を決定する。
ステップ113において、アクセスネットワークがUEにリソース確立(AN−specific resource setup)メッセージを送信し、前記リソース確立メッセージで前記第2遅延情報を搬送する。
ステップ114において、アクセスネットワークがAMFにPDUセッション要求確認(N2 PDU Session Request Ack)を送信する。これまでのステップにより、UEとUPFとの間での最初のアップリンクデータ(First Uplink Data)の送信を完了する。
ステップ115において、AMFがSMFにコンテキスト要求(Nsmf_PDU Session_Update SMContext Request)を送信する。
ステップ116a〜bにおいて、SMFがUPFにセッション変更要求(N4 Session Modification Request)を送信し、UPFがSMFにセッション変更応答(N4 Session Modification Response)を送信する。これまでのステップにより、UPFとUEとの間での最初のダウンリンクデータ(First Downlink Data)の伝送を完了する。
ステップ117において、SMFがAMFにコンテキスト応答(Nsmf_PDU Session_Update SMContext Response)を送信する。
ステップ118において、SMFがAMFにコンテキスト状態通知(Nsmf_PDU Session_Update SMContextStatusNotify)を送信する。
ステップ119において、SMFがUEにIPv6アドレス構成メッセージ(IPv6 Address Configuration)を送信する。
ステップ120において、SMFとUDMとの間でサブスクリプション解除/登録解除(Unsubscription/Deregistration)を実行する。
図5bは、本出願の実施例によるデータ伝送御方法が、PDUセッション変更プロセスに適用されることを示し、前記プロセスは、例えば、ネットワーク状態の変化プロセス、パスの変化プロセスなどである。図5bに示されるように、前記プロセスは以下のステップを含む。
ステップ201aにおいて、UEがAMFにPDUセッション変更要求(PDU Session Modification Request)を送信し、AMFがSMFにPDUセッション更新SMコンテキスト(Nsmf_PDU Session_Update SMContext)を送信する。
例示的に、前記PDUセッション変更要求で遅延更新識別子を搬送することができ、これに対して、前記PDUセッション更新SMコンテキストで遅延更新識別子を搬送することができ、本シナリオでは、UEが第1遅延情報の更新をトリガする。
ステップ201b〜dにおいて、SMFが、PDUセッションの更新に基づいて、PCFによって開始されるSMポリシーアソシエーションの変更(PCF initiated SM Policy Association Modification)を開始し、UDMに通知し(Nudm_SDM_Notification)、本シナリオでは、SMFが第1遅延情報の更新をトリガする。
ステップ201eにおいて、アクセスネットワーク(RAN)がAMFにN2メッセージ(N2 Message)を送信し、前記N2メッセージでPDUセッション識別子(PDU Session ID)、およびSM情報(SM information)を搬送し、AMFがSMFにPDUセッション更新SMコンテキスト(Nsmf_PDU Session_Update SMContext)を送信する。
ステップ202において、SMFが、SMFによって開始されるSMポリシーアソシエーションの変更(SMF initiated SM Policy Association Modification)を開始する。
ステップ203a〜bにおいて、SMFがAMFにPDUセッション更新SMコンテキスト応答(Response of Nsmf_PDU Session_Update SM Context)を送信し、SMFがAMFにメッセージを伝送し(Namf_Communication_N1N2 Message Transfer)、前記メッセージで第1遅延情報を搬送する。
ステップ204において、AMFがアクセスネットワークにN2セッション要求(N2 PDU Session Request)を送信し、前記要求で第1遅延情報を搬送し、アクセスネットワークが、前記第1遅延メッセージおよびQoSパラメータのPDBに基づいて第2遅延情報を決定する。
ステップ205において、アクセスネットワークがUEにリソース変更メッセージ(AN−specific resource modification)を送信し、前記メッセージで第2遅延情報を搬送する。
ステップ206において、アクセスネットワークがAMFにN2セッション応答(N2 Session Response)を送信する。
ステップ207a〜bにおいて、AMFがSMFにPDUセッション更新SMコンテキスト要求(Nsmf_PDU Session_Update SMContext Request)を送信し、SMFがAMFにPDUセッション更新SMコンテキスト応答(Nsmf_PDU Session_Update SMContext Response)を送信する。
ステップ208a〜bにおいて、SMFがUPFにN4セッション変更要求(N4Session Modification Request)を送信し、UPFがSMFにN4セッション変更応答(N4Session Modification Response)を送信する。
ステップ209において、UEがアクセスネットワークにPDUセッション変更コマンド確認メッセージ(PDU Session Modification Command Ack)を送信する。
ステップ210において、アクセスネットワークが、AMFへのN2 NASアップリンク伝送(N2 NAS uplink transfer)を実行する。
ステップ211a〜bにおいて、AMFがSMFにPDUセッション更新SMコンテキスト要求(Nsmf_PDU Session_Update SMContext Request)を送信し、SMFがAMFにPDUセッション更新SMコンテキスト応答(Nsmf_PDU Session_Update SMContext Response)を送信する。
ステップ212a〜bにおいて、SMFがUPFにセッション変更要求(Session Modification Request)を送信し、UPFがSMFにセッション変更応答(Session Modification Response)を送信する。
ステップ213において、SMFが、SMFによって開始されるSMポリシーアソシエーションの変更(SMF initiated SM Policy Association Modification)を開始する。
図5cは、本出願の実施例によるデータ伝送御方法が、例えば、登録更新プロセス、アイドル状態(IDLE状態)での端末機器のEPSから5GSへの移行などの端末機器の登録プロセスに適用されることを示し、この例では、更新前(またはハンドオーバの前、または移行の前)の古いAMF(OLD AMF)、および更新後(またはハンドオーバの後、または移行の後)の新しいAMF(NEW AMF)を含むことができる。図5cに示されるように、前記プロセスは以下のステップを含む。
ステップ301において、UEがアクセスネットワークへの登録要求(Registration Request)を開始する。
ステップ302において、アクセスネットワークがAMF選択(AMF selection)を実行する。
ステップ303において、アクセスネットワークが新しいAMFへの登録要求(Registration Request)を開始する。
ステップ304〜ステップ305において、新しいAMFが古いAMFへのコンテキスト伝送(Nsmf_Communication_UE ContextTransfer)を実行し、古いAMFが新しいAMFにコンテキスト伝送応答(Nsmf_Communication_UE ContextTransfer Response)を送信する。
ステップ306〜ステップ307において、新しいAMFがUEに識別要求(Identity Request)を送信し、UEが新しいAMFに識別応答(Identity Response)を送信する。
ステップ308において、新しいAMFがAUSF選択(AUSF selection)を実行する。
ステップ309において、認証/セキュリティ(Authentication/Security)プロセスを実行する。
ステップ310において、新しいAMFと古いAMFの間で登録完了通知(Nsmf_Communication_RegistrationCompleteNotify)を伝送する。
ステップ311において、UEと新しいAMFの間で識別要求および識別応答(Identity Request/Response)を伝送する。
ステップ312において、新しいAMFとEIRの間で機器の識別子検査(N5g−EIR_Equipment IdentityCheck_Get)を伝送する。
ステップ313において、新しいAMFがUDM選択(UDM selection)を実行する。
ステップ314において、新しいAMFとUDMの間で登録(Nudm_UECM_Registration)プロセス、取得(Nudm_SDM_Get)プロセス、サブスクリプション(Nudm_SDM_Subscribe)プロセス、登録解除(Nudm_UCM_DeregistrationNotify)プロセス、およびサブスクリプション解除(Nudm_SDM_Unsubscribe)プルセスなどを実行する。
ステップ315において、新しいAMFがPCF選択(PCF selection)を実行する。
ステップ316において、新しいAMFが、PCFへの登録プロセスにおけるポリシーアソシエーションの確立(AM Policy Association Establishment during Registration)を実行する。
ステップ317において、SMFと新しいAMFの間でPDUセッション更新SMコンテキスト(Nsmf_PDU Session_Update SMContext)、およびPDUセッション解放SMコンテキスト(Nsmf_PDU Session_Release SMContext)を伝送し、ここで、SMFから新しいAMFに送信されるメッセージで第1遅延情報を搬送する。
ステップ318〜ステップ319において、新しいAMFがN3IWFにN2 AMF変更要求(N2 AMF Mobility Request)を送信し、N3IWFが新しいAMFにN2 AMF変更応答(N2 AMF Mobility Response)を送信する。
ステップ320において、PCFと旧AMFの間で、AMFによって開始されるAMポリシーアソシエーションの終了(AMF−Initiated AM Policy Association Termination)を伝送する。
ステップ321〜ステップ322において、新しいAMFがUEに登録受付(Registration Accept)を送信し、UEが新しいAMFに登録完了(Registration Complete)を送信する。
本出願の実施例は、コアネットワーク機器をさらに提供し、前記コアネットワーク機器は、第1コアネットワーク機器として機能する。図6は、本出願の実施例によるコアネットワーク機器の例示的なブロック図であり、図6に示されるように、前記コアネットワーク機器は、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信するように構成される第1通信ユニット41であって、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスである第1通信ユニット41を備える。
本出願の一可能な実施例において、前記第1遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送の第1アップリンク遅延情報および/または第1ダウンリンク遅延情報を含む。
例示的に、前記第1通信ユニット41は、前記第1アップリンク遅延情報と前記第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、1つの遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信するように構成され、前記1つの遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送のアップリンク伝送遅延およびダウンリンク伝送遅延を示す。
本出願の一可能な実施例において、図7に示されるように、前記コアネットワーク機器は、前記第1通信ユニット41が第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信する前に、前記第1遅延情報を決定するように構成される第1処理ユニット42であって、前記第1遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器の位置情報、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報、前記第1アクセスネットワーク機器に対応する登録エリア識別子、前記第1パスのネットワーク状態、前記第1パスで伝送されるデータがアップリンクデータであるかダウンリンクデータであるか、前記第1パス伝送的データに対応するネットワークスライス識別子および/またはDNN、前記第1パスに中間第2コアネットワーク機器があるか否か、および署名ポリシのうちの少なくとも1つの情報に従って決定される第1処理ユニット42をさらに備える。例示的に、前記第2コアネットワーク機器の位置情報は、前記第2コアネットワーク機器の識別子および/またはDNAIに基づいて決定され、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報は、前記第1アクセスネットワーク機器の識別子および/または前記第1アクセスネットワーク機器が属するトラッキングエリア識別子または登録エリア識別子に基づいて決定される。
本出願の一可能な実施例において、前記第1通信ユニット41は、PDUセッション確立プロセスにおける第1メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信すること、PDUセッション変更プロセスにおける第2メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信すること、端末機器のネットワーク登録プロセスにおける第3メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信すること、端末機器がアクセスするアクセスネットワーク機器のハンドオーバプロセスにおける第4メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信することのうちの少なくとも1つの方式で第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信するように構成される。
本出願の一可能な実施例において、前記第1通信ユニット41は、第3コアネットワーク機器によって第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信するように構成される。
本出願の一可能な実施例において、前記第1処理ユニット42は、さらに、前記第1遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択するように構成される。
本出願の一可能な実施例において、前記第1処理ユニット42は、前記第1遅延情報に従って、選択される第2コアネットワーク機器の位置情報を決定し、前記選択される第2コアネットワーク機器の位置情報に従って第2コアネットワーク機器を選択するように構成される。
本出願の一可能な実施例において、前記選択される第2コアネットワークの位置情報は、DNAIおよび/または第2コアネットワーク機器の識別子に基づいて決定される。
本出願の一可能な実施例において、前記第1遅延情報は、遅延情報および第2遅延情報に基づいて決定され、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す。
本出願の一可能な実施例において、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送のアップリンク遅延情報および/またはダウンリンク遅延情報を含み、および/または、
前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む。
前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む。
本出願の一可能な実施例において、前記第1通信ユニット41は、さらに、前記第1アクセスネットワーク機器からの前記第2遅延情報を取得するように構成される。
本出願の実施例は、アクセスネットワーク機器をさらに提供する。図8は、本出願の実施例によるアクセスネットワーク機器の例示的なブロック図であり、図8に示されるように、前記アクセスネットワーク機器は、第2通信ユニット51と、第2処理ユニット52と、を備える。
前記第2通信ユニット51は、第1コアネットワーク機器からの第1遅延情報を受信するように構成され、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延情報を含み、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスである、
前記第2処理ユニット52は、前記第1パスでのデータフローに対応する遅延情報および前記第2通信ユニット51によって受信された前記第1遅延情報に従って、第2遅延情報を決定するように構成され、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す。
前記第2処理ユニット52は、前記第1パスでのデータフローに対応する遅延情報および前記第2通信ユニット51によって受信された前記第1遅延情報に従って、第2遅延情報を決定するように構成され、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す。
本出願の一可能な実施例において、前記第1遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送の第1アップリンク遅延情報および/または第1ダウンリンク遅延情報を含む。
例示的に、前記第2通信ユニット51は、前記第1アップリンク遅延情報と前記第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、第1コアネットワーク機器からの1つの遅延情報を受信するように構成され、前記1つの遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送のアップリンク伝送遅延およびダウンリンク伝送遅延を示す。
本出願の一可能な実施例において、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送のアップリンク遅延情報および/またはダウンリンク遅延情報を含み、および/または、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む。
本出願の一可能な実施例において、前記第2通信ユニット51は、さらに、前記第2遅延情報を前記端末機器に送信し、または、前記第2アップリンク遅延情報を前記端末機器に送信するように構成される。
本出願の一可能な実施例において、前記第2処理ユニット52は、さらに、前記第2遅延情報に従ってスケジューリングポリシを決定するように構成され、
前記第2通信ユニット51は、さらに、前記第2処理ユニット52によって決定された前記スケジューリングポリシを前記端末機器に送信するように構成される。ここで、前記スケジューリングポリシは、前記端末機器が特定の時点および/または時間間隔でアップリンクデータおよび/またはダウンリンクデータを伝送するようにするために使用され、前記時点は、特定の無線フレームのサブフレームシンボルに基づいて定義されることができる。
前記第2通信ユニット51は、さらに、前記第2処理ユニット52によって決定された前記スケジューリングポリシを前記端末機器に送信するように構成される。ここで、前記スケジューリングポリシは、前記端末機器が特定の時点および/または時間間隔でアップリンクデータおよび/またはダウンリンクデータを伝送するようにするために使用され、前記時点は、特定の無線フレームのサブフレームシンボルに基づいて定義されることができる。
本出願の一可能な実施例において、前記第1遅延情報は、前記遅延情報および前記第2遅延情報に基づいて決定される。
本出願の一可能な実施例において、前記第2通信ユニット51は、さらに、前記第2遅延情報を前記第1コアネットワーク機器に送信するように構成される。
本出願の実施例は、機器選択方法をさらに提供し、前記機器選択方法は以下のステップを含む。
ステップS31において、第1コアネットワーク機器が、第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択し、前記第3遅延情報は、第2パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスであり、または、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と端末機器との間のユーザプレーンデータパスである。
本実施例において、第1コアネットワーク機器は、コアネットワークにおける任意の機器であり得、一実施形態として、第1コアネットワーク機器は、SMFエンティティであり得る。第1アクセスネットワーク機器は、アクセスネットワークにおける任意の機器であり得、一実施形態として、第1アクセスネットワーク機器は、5GシステムまたはNRシステムにおけるgNBなどの基地局であり得る。
第3遅延情報は、第2パスでの伝送遅延を示し、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパス、または、第2コアネットワーク機器と端末機器との間のユーザプレーンデータパスであり得る。一実施形態として、第2コアネットワーク機器は、UPFエンティティであり得、この場合、第2パスは、UPFエンティティと基地局との間のデータ伝送パス、またはUPFエンティティと端末機器(即ち、端末)との間のデータ伝送パスであり得る。
本実施例において、前記第3遅延情報は、第2パスでのデータ伝送の第3アップリンク遅延情報および/または第3ダウンリンク遅延情報を含む。
本出願の一可能な実施例において、前記第1コアネットワーク機器が、前記第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することは、前記第1コアネットワーク機器が、前記第3遅延情報に従って、選択される第2コアネットワーク機器の位置情報を決定し、前記選択される第2コアネットワーク機器の位置情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することを含む。
具体的には、図3に示される例示的なアーキテクチャを参照することができ、(無線)アクセスネットワーク((R)AN)に接続されるUPFは複数であり得、図では、2つだけを例に挙げて示し、異なるUPFの位置は異なり、つまり、(無線)アクセスネットワークとのパスが異なれば、(無線)アクセスネットワークとのパスの距離も異なり、各UPFが接続しているDNも異なる。第1遅延情報に基づいてUPFの位置範囲を決定でき、つまり、少なくとも1つのUPFを決定した後に、決定された少なくとも1つのUPFから1つのUPFを選択し、例えば、決定された少なくとも1つのUPFから、基地局に最も近いUPFを選択することができる。
本出願の一可能な実施例において、前記選択される第2コアネットワークの位置情報は、DNAIおよび/または第2コアネットワーク機器の識別子に基づいて決定される。
例えば、表1に示す例を参照すると、表1の第1遅延情報が本実施例における第3遅延情報であると仮定し、第3遅延情報および第1アクセスネットワーク機器の位置が既知である(即ち、TAI既知である)場合、少なくとも1つの第2コアネットワーク機器に対応するDNAIを決定することができ、決定された少なくとも1つの第2コアネットワーク機器に対応するDNAIから1つのDNAIを選択し、選択されたDNAIを第2コアネットワーク機器として使用する。
本出願の一可能な実施例において、前記第3遅延情報は、第2遅延情報に基づいて決定され、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す。例示的に、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む。本実施例において、第3遅延情報は、遅延情報および第2遅延情報に基づいて決定され、前記遅延情報は、具体的には、QoSパラメータのPDBであり得、第2遅延情報は、エアインターフェースの遅延を示し、実際の応用では、PDBから第2遅延情報を差し引くことによって第3遅延情報を取得することができる。
本出願の一可能な実施例において、前記第2遅延情報は、前記第1コアネットワーク機器によって前記第1アクセスネットワーク機器から取得され、一例として、第1アクセスネットワーク機器は、前記第2遅延情報を推定し、推定された前記第2遅延情報を前記第1コアネットワーク機器に送信する。
本出願の一可能な実施例において、第1コアネットワーク機器は、第3遅延情報に基づいて第2コアネットワーク機器を選択し、つまり、第3遅延情報に基づいてUPFエンティティを選択する。一例として、第1コアネットワーク機器は、第3遅延情報で示される遅延の長さに従って、選択可能な第2コアネットワーク機器のエリア範囲、選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスのネットワーク状態、選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスが、中間第2コアネットワーク機器の存在をサポートするか否か、選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスで伝送されるデータに対応するネットワークスライス識別子および/またはDNN、選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスで伝送されるデータが、アップリンクデータであるかダウンリンクデータであるかのうちの少なくとも1つの情報を決定することができ、上記の情報に基づいて第2コアネットワーク機器を選択する。
例えば、第3遅延情報で示される遅延が比較的短い場合、選択可能な第2コアネットワーク機器の位置が第1アクセスネットワーク機器に近いと判断でき、または選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスの輻輳状態が比較的弱い(即ち、ネットワーク状態が比較的アイドルである)と判断でき、または選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスが、中間第2コアネットワーク機器の存在をサポートしないと判断でき、または選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスで伝送されるデータに対応するネットワークスライス識別子および/またはDNNで示される伝送中のデータが、低遅延要件のデータであると判断でき、または選択可能な第2コアネットワーク機器に対応するパスで伝送されるデータがアップリンクデータであると判断できる。
具体的には、図3に示される例示的なアーキテクチャを参照することができ、(無線)アクセスネットワーク((R)AN)に接続されるUPFは複数であり得、図では、2つだけを例に挙げて示し、異なるUPFの位置は異なり、つまり、(無線)アクセスネットワークとのパスが異なれば、(無線)アクセスネットワークとのパスの距離も異なり、各UPFが接続しているDNも異なる。第3遅延情報に基づいてUPFの範囲を決定でき、つまり、少なくとも1つのUPFを決定した後に、決定された少なくとも1つのUPFから1つのUPFを選択し、例えば、決定された少なくとも1つのUPFから、基地局に最も近いUPFを選択することができる。
本出願の一可能な実施例において、前記第1コアネットワーク機器が、第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択する前に、前記機器選択方法は、前記第1コアネットワーク機器が、署名情報に従って前記第3遅延情報を決定することであって、前記第1コアネットワーク機器が前記署名情報をプリセットし、または、前記第1コアネットワーク機器が他のコアネットワーク機器から前記署名情報取得することをさらに含む。
署名情報に基づいて決定された前記第3遅延情報は、第2パスでの許容データ伝送遅延を示し、つまり、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間での許容データ伝送遅延、または、第2コアネットワーク機器と端末機器との間での許容データ伝送遅延を示す。
本出願の実施例は、コアネットワーク機器をさらに提供し、前記コアネットワーク機器は第1コアネットワーク機器であり、前記コアネットワーク機器は、第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択するように構成される選択ユニットであって、前記第3遅延情報は、第2パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスであり、または、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と端末機器との間のユーザプレーンデータパスである選択ユニットを備える。
本実施例において、前記第3遅延情報は、第2パスでのデータ伝送の第3アップリンク遅延情報および/または第3ダウンリンク遅延情報を含む。
本出願の一可能な実施例において、前記コアネットワーク機器は、前記選択ユニットが第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択する前に、署名情報に従って前記第3遅延情報を決定するように構成される決定ユニットをさらに備える。
本出願の一可能な実施例において、前記選択ユニットは、前記第3遅延情報に従って、選択される第2コアネットワーク機器の位置情報を決定し、前記選択される第2コアネットワーク機器の位置情報に従って第2コアネットワーク機器を選択するように構成される。
本出願の一可能な実施例において、前記選択される第2コアネットワークの位置情報は、DNAIおよび/または第2コアネットワーク機器の識別子に基づいて決定される。
本出願の一可能な実施例において、前記第3遅延情報は、第2遅延情報に基づいて決定され、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す。
例示的に、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む。
本出願の一可能な実施例において、前記コアネットワーク機器は、前記第1アクセスネットワーク機器から前記第2遅延情報を取得するように構成される第3通信ユニットをさらに備える。
図9は、本出願の実施例による通信機器のハードウェア構造の概略図である。図9に示す通信機器600は、プロセッサ610を備え、プロセッサ610は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本出願の実施例における方法を実現することができる。
例示的に、図9に示されるように、通信機器600は、メモリ620をさらに備えることができる。ここで、プロセッサ610は、メモリ620からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本出願の実施例における方法を実現することができる。ここで、メモリ620は、プロセッサ610から独立した1つの独立的なデバイスであってもよく、またはプロセッサ610に統合されたものであってもよい。
例示的に、図9に示されるように、通信機器600は、トランシーバ630をさらに備えることができ、プロセッサ610は、他の機器と通信するように前記トランシーバ630を制御することができ、具体的には、他の機器に情報またはデータを送信でき、または他の機器によって送信される情報またはデータを受信することができる。ここで、トランシーバ630は、送信機および受信機を備えることができる。トランシーバ630は、アンテナをさらに備えることができ、アンテナの数は1つまたは複数であり得る。
例示的に、前記通信機器600は、具体的に、本出願の実施例におけるコアネットワーク機器であってもよく、前記通信機器600は、本出願の実施例による各データ伝送制御方法または機器選択方法において、コアネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。例示的に、前記通信機器600は、具体的に、本出願の実施例におけるアクセスネットワーク機器であってもよく、前記通信機器600は、本出願の実施例による各方法においてアクセスネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。
図10は、本出願の実施例によるチップの例示的な構造図である。図10に示すチップ700は、プロセッサ710を備え、プロセッサ710は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本出願の実施例における方法を実現することができる。
例示的に、図10に示されたように、チップ700は、メモリ720をさらに備えることができる。ここで、プロセッサ710は、メモリ720からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本出願の実施例における方法を実現することができる。ここで、メモリ720は、プロセッサ710から独立した1つの独立的なデバイスであってもよく、またはプロセッサ710に統合されたものであってもよい。
例示的に、前記チップ700は、入力インターフェース730をさらに備えることができる。ここで、プロセッサ710は、他の機器またはチップと通信するように前記入力インターフェース730を制御することができ、具体的には、他の機器またはチップによって送信される情報またはデータを取得することができる。
例示的に、前記チップ700は、出力インターフェース740をさらに備えることができる。ここで、プロセッサ710は、他の機器またはチップと通信するように前記出力インターフェース740を制御することができ、具体的には、情報またはデータを他の機器またはチップに出力することができる。
例示的に、前記チップは、本出願の実施例におけるコアネットワーク機器に適用されることができ、前記チップは、本出願の実施例による各データ伝送制御方法または機器選択方法において、コアネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。例示的に、前記チップは、本出願の実施例におけるアクセスネットワーク機器に適用されることができ、前記チップは、本出願の実施例による各方法において、アクセスネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。本出願の実施例で言及されるチップは、システムレベルのチップ、システムチップ、チップシステム、またはシステムオンチップなどと呼ばれることもできることを理解されたい。
本出願の実施例におけるプロセッサは、信号の処理能力を備えた集積回路チップであり得ることを理解されたい。実現プロセスにおいて、上記の方法の実施例における各ステップは、プロセッサ内のハードウェアの集積論理回路またはソフトウェアの形の命令によって完了することができる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよく、本出願の実施例で開示された各方法、ステップ、および論理ブロック図を実現または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、または前記プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本出願の実施例で開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって実行されて完了されること、または復号化プロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されて完了されることにより直接具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリまたは電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野の従来の記憶媒体に配置されることができる。前記記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアとともに前記方法のステップを完了する。
本出願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、または揮発性および不揮発性メモリの両方を含んでもよいことを理解されたい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。例示的であるが限定的ではない例示によれば、前記RAMは、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:Double Data Rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)およびダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)など、多くの形のRAMを含むことができる。本明細書で説明されるシステムおよび方法のメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むことが、これらに限定されないことを意図することを留意されたい。
上記のメモリは、例示的なものに過ぎず、例えば、本出願の実施例におけるメモリは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:double data rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:synch link DRAM)およびダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)等であってもよいことを理解されたい。つまり、本出願の実施例のメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意味する。
本出願の実施例は、コンピュータプログラムを記憶するために使用されるコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
例示的に、前記コンピュータ可読記憶媒体は、本出願の実施例におけるコアネットワーク機器に適用され、前記コンピュータプログラムは、本出願の実施例による各データ伝送制御方法または機器選択方法においてコアネットワーク機器によって実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。例示的に、前記コンピュータ可読記憶媒体は、本出願の実施例におけるアクセスネットワーク機器に適用されることができ、前記コンピュータプログラムは、本出願の実施例よる各方法においてアクセスネットワーク機器によって実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。
本出願の実施例は、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
例示的に、前記コンピュータプログラム製品は、本出願の実施例におけるコアネットワーク機器に適用され、前記コンピュータプログラム命令は、本出願の実施例による各データ伝送制御方法または機器選択方法においてコアネットワーク機器によって実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。例示的に、前記コンピュータプログラム製品は、本出願の実施例におけるアクセスネットワーク機器に適用され、前記コンピュータプログラム命令は、本出願の実施例による各方法においてアクセスネットワーク機器によって実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。
本出願の実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供する。
例示的に、前記コンピュータプログラムは、本出願の実施例におけるコアネットワーク機器に適用されることができ、前記コンピュータプログラムがコンピュータで実行されるときに、本出願の実施例による各データ伝送制御方法または機器選択方法においてコアネットワーク機器によって実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。例示的に、前記コンピュータプログラムは、本出願の実施例におけるアクセスネットワーク機器に適用されることができ、前記コンピュータプログラムがコンピュータで実行されるときに、本出願の実施例による各方法においてアクセスネットワーク機器によって実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔にするために、ここでは再び説明しない。
当業者なら自明であるが、本明細書で開示される実施例と組み合わせて説明された各例示のユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現することができる。これらの機能がハードウェアの形で実行されるかソフトウェアの形で実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計上の制約条件に依存する。専門技術者は、各特定の用途に応じて異なる方法を使用して説明された機能を実現することができるが、このような実現は本出願の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者なら明確に理解できるが、説明の便宜および簡潔のために、上記に説明されたシステム、装置およびユニットの具体的な作業プロセスは、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照することができ、ここでは繰り返さない。
本出願で提供されるいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置および方法は、他の方式で実現されることができることを理解されたい。例えば、上記で説明された装置の実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分離は、論理機能の分離に過ぎず、実際の実現時には別の分離方法があり、例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを別のシステムに統合または集積したり、または一部の特徴を無視したり、または実行しないことができる。加えて、表示または議論された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェース、装置またはユニットを介した間接結合または通信接続であり得、電気的、機械的または他の形態であり得る。
前記分離部材として説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合があり、ユニットとして表示された部材は、物理ユニットである場合もそうでない場合もあり、1箇所に配置される場合もあれば、複数のネットワークユニットに分散される場合もある。実際の需要に応じて、その中のユニットの一部または全部を選択して本実施例の技術案の目的を実現することができる。
なお、本出願の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットが物理的に別々に存在してもよく、2つまたは2つ以上のユニットを1つのユニットに統合してもよい。
前記機能がソフトウェア機能ユニットの形で実現され、独立した製品として販売または使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。このような理解に基づいて、本出願の技術的解決策の本質的な部分、つまり先行技術に貢献のある部分、または前記技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、前記コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、1台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク機器等であり得る)に本出願の各実施例に記載の方法の全部または一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光ディスク等のプログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
上記の内容は、本出願の具体的な実施形態に過ぎないが、本出願の保護範囲はこれに限定されず、当業者は、本出願に開示された技術的範囲内で容易に想到し得る変更または置換は、すべて本出願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
Claims (66)
- データ伝送制御方法であって、
第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することを含み、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスである、前記データ伝送制御方法。 - 前記第1遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送の第1アップリンク遅延情報および/または第1ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項1に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することは、
前記第1アップリンク遅延情報と前記第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、前記第1コアネットワーク機器が、1つの遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することを含み、前記1つの遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送のアップリンク伝送遅延およびダウンリンク伝送遅延を示す、
請求項2に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信する前に、前記データ伝送制御方法は、
前記第1コアネットワーク機器が、前記第1遅延情報を決定することをさらに含み、前記第1遅延情報は、
前記第2コアネットワーク機器の位置情報、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報、前記第1パスのネットワーク状態、前記第1パスで伝送されるデータがアップリンクデータであるかダウンリンクデータであるか、前記第1パスで伝送されるデータに対応するネットワークスライス識別子および/またはデータネットワーク名(DNN)、前記第1パスに中間第2コアネットワーク機器があるか否か、および署名ポリシのうちの少なくとも1つの情報に従って決定される、
請求項1ないし3のいずれか一項に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第2コアネットワーク機器の位置情報は、前記第2コアネットワーク機器の識別子および/またはデータネットワークアクセス識別子(DNAI)に基づいて決定され、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報は、前記第1アクセスネットワーク機器の識別子および/または前記第1アクセスネットワーク機器が属するトラッキングエリア識別子または登録エリア識別子に基づいて決定される、
請求項4に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することは、
前記第1コアネットワーク機器が、プロトコルデータユニット(PDU)セッション確立プロセスにおける第1メッセージによって、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信すること、
前記第1コアネットワーク機器が、PDUセッション変更プロセスにおける第2メッセージによって、第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信すること、
前記第1コアネットワークが、端末機器のネットワーク登録プロセスにおける第3メッセージによって、第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信すること、
前記第1コアネットワークが、端末機器がアクセスするアクセスネットワーク機器のハンドオーバプロセスにおける第4メッセージによって、第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信することのうちの少なくとも1つを含む、
請求項1ないし5のいずれか一項に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第1コアネットワーク機器が、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することは、
前記第1コアネットワーク機器が、第3コアネットワーク機器によって第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信することを含む、
請求項1ないし6のいずれか一項に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記データ伝送制御方法は、
前記第1コアネットワーク機器が、前記第1遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することをさらに含む、
請求項1に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第1コアネットワーク機器が、前記第1遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することは、
前記第1コアネットワーク機器が、前記第1遅延情報に従って、選択される第2コアネットワーク機器の位置情報を決定し、前記選択される第2コアネットワーク機器の位置情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することを含む、
請求項8に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記選択される第2コアネットワークの位置情報は、DNAIおよび/または第2コアネットワーク機器の識別子に基づいて決定される、
請求項9に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第1遅延情報は、遅延情報および第2遅延情報に基づいて決定され、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す、
請求項1ないし10のいずれか一項に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送のアップリンク遅延情報および/またはダウンリンク遅延情報を含み、および/または、
前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項11に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第2遅延情報は、前記第1コアネットワーク機器によって前記第1アクセスネットワーク機器から取得される、
請求項11または12に記載のデータ伝送制御方法。 - データ伝送制御方法であって、
第1アクセスネットワーク機器が、第1コアネットワーク機器からの第1遅延情報を受信することであって、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスであることと、
前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1パスでのデータフローに対応する遅延情報および前記第1遅延情報に従って第2遅延情報を決定することであって、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示すことと、を含む、前記データ伝送制御方法。 - 前記第1遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送の第1アップリンク遅延情報および/または第1ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項14に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第1アクセスネットワーク機器が第1コアネットワーク機器からの第1遅延情報を受信することは、
前記第1アップリンク遅延情報と前記第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、前記第1アクセスネットワーク機器が、第1コアネットワーク機器からの1つの遅延情報を受信することを含み、前記1つの遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送のアップリンク伝送遅延およびダウンリンク伝送遅延を示す、
請求項15に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送のアップリンク遅延情報および/またはダウンリンク遅延情報を含み、および/または、
前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項14に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記データ伝送制御方法は、
前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2遅延情報を前記端末機器に送信すること、または、
前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2アップリンク遅延情報を前記端末機器に送信することをさらに含む、
請求項17に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記データ伝送制御方法は、
前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2遅延情報に従ってスケジューリングポリシを決定し、前記スケジューリングポリシを前記端末機器に送信することをさらに含む、
請求項14ないし18のいずれか一項に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記スケジューリングポリシは、前記端末機器が特定の時点および/または時間間隔でアップリンクデータおよび/またはダウンリンクデータを伝送するようにするために使用され、前記時点は、特定の無線フレームのサブフレームシンボルに基づいて定義されることができる、
請求項19に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記第1遅延情報は、前記遅延情報および前記第2遅延情報に基づいて決定される、
請求項14ないし18のいずれか一項に記載のデータ伝送制御方法。 - 前記データ伝送制御方法は、
前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2遅延情報を前記第1コアネットワーク機器に送信することをさらに含む、
請求項21に記載のデータ伝送制御方法。 - 第1コアネットワーク機器として使用される、コアネットワーク機器であって、前記コアネットワーク機器は、第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信するように構成される第1通信ユニットを備え、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスである、前記コアネットワーク機器。
- 前記第1遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送の第1アップリンク遅延情報および/または第1ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項23に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第1通信ユニットは、前記第1アップリンク遅延情報と前記第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、1つの遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信するように構成され、前記1つの遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送のアップリンク伝送遅延およびダウンリンク伝送遅延を示す、
請求項24に記載のコアネットワーク機器。 - 前記コアネットワーク機器はさらに、第1処理ユニットを備え、前記第1処理ユニットは、前記第1通信ユニットが第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信する前に、前記第1遅延情報を決定するように構成され、前記第1遅延情報は、
前記第2コアネットワーク機器の位置情報、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報、前記第1パスのネットワーク状態、前記第1パスで伝送されるデータがアップリンクデータであるかダウンリンクデータであるか、前記第1パスで伝送されるデータに対応するサービスの特徴、前記第1パスに中間第2コアネットワーク機器があるか否か、および署名ポリシのうちの少なくとも1つの情報に従って決定される、
請求項23ないし25のいずれか一項に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第2コアネットワーク機器の位置情報は、前記第2コアネットワーク機器の識別子および/またはDNAIに基づいて決定され、前記第1アクセスネットワーク機器の位置情報は、前記第1アクセスネットワーク機器の識別子および/または前記第1アクセスネットワーク機器が属するトラッキングエリア識別子または登録エリア識別子に基づいて決定される、
請求項26に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第1通信ユニットは、PDUセッション確立プロセスにおける第1メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信すること、PDUセッション変更プロセスにおける第2メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信すること、端末機器のネットワーク登録プロセスにおける第3メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信すること、端末機器がアクセスするアクセスネットワーク機器のハンドオーバプロセスにおける第4メッセージによって第1遅延情報を第1アクセスネットワークに送信することのうちの少なくとも1つの方式で第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信するように構成される、
請求項23ないし27のいずれか一項に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第1通信ユニットは、第3コアネットワーク機器によって第1遅延情報を第1アクセスネットワーク機器に送信するように構成される、
請求項23ないし28のいずれか一項に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第1処理ユニットは、さらに、前記第1遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択するように構成される、
請求項23に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第1処理ユニットは、前記第1遅延情報に従って、選択される第2コアネットワーク機器の位置情報を決定し、前記選択される第2コアネットワーク機器の位置情報に従って第2コアネットワーク機器を選択するように構成される、
請求項30に記載のコアネットワーク機器。 - 前記選択される第2コアネットワークの位置情報は、DNAIおよび/または第2コアネットワーク機器の識別子に基づいて決定される、
請求項31に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第1遅延情報は、遅延情報および第2遅延情報に基づいて決定され、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す、
請求項23ないし32のいずれか一項に記載のコアネットワーク機器。 - 前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送のアップリンク遅延情報および/またはダウンリンク遅延情報を含み、および/または、
前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項33に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第1通信ユニットは、さらに、前記第1アクセスネットワーク機器からの前記第2遅延情報を取得するように構成される、
請求項33または34に記載のコアネットワーク機器。 - アクセスネットワーク機器であって、第2通信ユニットと、第2処理ユニットと、を備え、
前記第2通信ユニットは、第1コアネットワーク機器からの第1遅延情報を受信するように構成され、前記第1遅延情報は、第1パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第1パスは、第2コアネットワーク機器と前記第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスであり、
前記第2処理ユニットは、前記第1パスでのデータフローに対応する遅延情報および前記第2通信ユニットによって受信された前記第1遅延情報に従って、第2遅延情報を決定するように構成され、前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示し、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す、前記アクセスネットワーク機器。 - 前記第1遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送の第1アップリンク遅延情報および/または第1ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項36に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記第2通信ユニットは、前記第1アップリンク遅延情報と前記第1ダウンリンク遅延情報が同じである場合、第1コアネットワーク機器からの1つの遅延情報を受信するように構成され、前記1つの遅延情報は、前記第1パスでのデータ伝送のアップリンク伝送遅延およびダウンリンク伝送遅延を示す、
請求項37に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記遅延情報は、前記第2コアネットワーク機器と端末機器との間でのデータ伝送のアップリンク遅延情報および/またはダウンリンク遅延情報を含み、および/または、
前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項36に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記第2通信ユニットは、さらに、前記第2遅延情報を前記端末機器に送信し、または、前記第2アップリンク遅延情報を前記端末機器に送信するように構成される、
請求項39に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記第2処理ユニットは、さらに、前記第2遅延情報に従ってスケジューリングポリシを決定するように構成され、
前記第2通信ユニットは、さらに、前記第2処理ユニットによって決定された前記スケジューリングポリシを前記端末機器に送信するように構成される、
請求項36ないし40のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記スケジューリングポリシは、前記端末機器が特定の時点および/または時間間隔でアップリンクデータおよび/またはダウンリンクデータを伝送するようにするために使用され、前記時点は、特定の無線フレームのサブフレームシンボルに基づいて定義されることができる、
請求項41に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記第1遅延情報は、前記遅延情報および前記第2遅延情報に基づいて決定される、
請求項36ないし40のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記第2通信ユニットは、さらに、前記第2遅延情報を前記第1コアネットワーク機器に送信するように構成される、
請求項43に記載のアクセスネットワーク機器。 - 機器選択方法であって、
第1コアネットワーク機器が、第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することを含み、前記第3遅延情報は、第2パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスであり、または、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と端末機器との間のユーザプレーンデータパスである、前記機器選択方法。 - 前記第1コアネットワーク機器が前記第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することは、
前記第1コアネットワーク機器が、前記第3遅延情報に従って、選択される第2コアネットワーク機器の位置情報を決定し、前記選択される第2コアネットワーク機器の位置情報に従って第2コアネットワーク機器を選択することを含む、
請求項45に記載の機器選択方法。 - 前記選択される第2コアネットワークの位置情報は、DNAIおよび/または第2コアネットワーク機器の識別子に基づいて決定される、
請求項46に記載の機器選択方法。 - 前記第3遅延情報は、第2遅延情報に基づいて決定され、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す、
請求項45ないし47のいずれか一項に記載の機器選択方法。 - 前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項48に記載の機器選択方法。 - 前記第2遅延情報は、前記第1コアネットワーク機器によって前記第1アクセスネットワーク機器から取得される、
請求項48または49に記載の機器選択方法。 - 前記第3遅延情報は、第2パスでのデータ伝送の第3アップリンク遅延情報および/または第3ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項45に記載の機器選択方法。 - 前記第1コアネットワーク機器が第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択する前に、前記機器選択方法は、
前記第1コアネットワーク機器が、署名情報に従って前記第3遅延情報を決定することをさらに含む、
請求項45に記載の機器選択方法。 - 第1コアネットワーク機器として使用する、コアネットワーク機器であって、前記コアネットワーク機器は、第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択するように構成される選択ユニットを備え、前記第3遅延情報は、第2パスでのデータ伝送の遅延を示し、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と第1アクセスネットワーク機器との間のユーザプレーンデータパスであり、または、前記第2パスは、第2コアネットワーク機器と端末機器との間のユーザプレーンデータパスである、前記コアネットワーク機器。
- 前記選択ユニットは、前記第3遅延情報に従って、選択される第2コアネットワーク機器の位置情報を決定し、前記選択される第2コアネットワーク機器の位置情報に従って第2コアネットワーク機器を選択するように構成される、
請求項53に記載のコアネットワーク機器。 - 前記選択される第2コアネットワークの位置情報は、DNAIおよび/または第2コアネットワーク機器の識別子に基づいて決定される、
請求項54に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第3遅延情報は、第2遅延情報に基づいて決定され、前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の遅延を示す、
請求項53ないし55のいずれか一項に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第2遅延情報は、前記第1アクセスネットワーク機器と前記端末機器との間でのデータ伝送の第2アップリンク遅延情報および/または第2ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項56に記載のコアネットワーク機器。 - 前記コアネットワーク機器はさらに、前記第1アクセスネットワーク機器から前記第2遅延情報を取得するように構成される第3通信ユニットを備える、
請求項56または57に記載のコアネットワーク機器。 - 前記第3遅延情報は、第2パスでのデータ伝送の第3アップリンク遅延情報および/または第3ダウンリンク遅延情報を含む、
請求項53に記載のコアネットワーク機器。 - 前記コアネットワーク機器はさらに、前記選択ユニットが第3遅延情報に従って第2コアネットワーク機器を選択する前に、署名情報に従って前記第3遅延情報を決定するように構成される決定ユニットを備える、
請求項53に記載のコアネットワーク機器。 - コアネットワーク機器であって、プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時に、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成され、または、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時に、請求項45ないし52のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成される、前記コアネットワーク機器。
- アクセスネットワーク機器であって、プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時に、請求項14ないし22のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成される、前記アクセスネットワーク機器。
- チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、前記チップを実装した機器に請求項1ないし13のいずれか一項に記載の方法を実行させ、または、前記チップを実装した機器に請求項14ないし22のいずれか一項に記載の方法を実行させ、または、前記チップを実装した機器に請求項45ないし52のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成されるプロセッサを備える、前記チップ。
- コンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時に、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の方法のステップを実現し、または、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時に、請求項14ないし22のいずれか一項に記載の方法のステップを実現し、または、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時に、請求項45ないし52のいずれか一項に記載の方法のステップを実現する、前記コンピュータ可読記憶媒体。
- コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム命令を含み、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに請求項1ないし13のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成され、または、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに請求項14ないし22のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成され、または、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに請求項45ないし52のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成される、前記コンピュータプログラム製品。
- コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項1ないし13のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成され、または、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項14ないし22のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成され、または、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項45ないし52のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成される、前記コンピュータプログラム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CNPCT/CN2018/108836 | 2018-09-29 | ||
PCT/CN2018/108836 WO2020062174A1 (zh) | 2018-09-29 | 2018-09-29 | 一种控制数据传输方法、网络设备和存储介质 |
PCT/CN2019/080636 WO2020062819A1 (zh) | 2018-09-29 | 2019-03-29 | 一种控制数据传输方法、网络设备和存储介质 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022502929A true JP2022502929A (ja) | 2022-01-11 |
JPWO2020062819A5 JPWO2020062819A5 (ja) | 2022-03-10 |
Family
ID=69952621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021517257A Withdrawn JP2022502929A (ja) | 2018-09-29 | 2019-03-29 | データ伝送制御方法、ネットワーク機器および記憶媒体 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11503531B2 (ja) |
EP (1) | EP3846540B1 (ja) |
JP (1) | JP2022502929A (ja) |
KR (1) | KR20210068081A (ja) |
CN (2) | CN111466137A (ja) |
AU (1) | AU2019350015A1 (ja) |
SG (1) | SG11202103212XA (ja) |
TW (1) | TW202025696A (ja) |
WO (2) | WO2020062174A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111107580B (zh) * | 2018-10-25 | 2021-09-28 | 大唐移动通信设备有限公司 | 一种信息传输方法及网络设备 |
CN111526607B (zh) * | 2020-04-14 | 2022-07-08 | 北京小米移动软件有限公司 | 通信数据的处理方法及装置、终端设备和存储介质 |
CN113630816A (zh) * | 2020-05-06 | 2021-11-09 | 华为技术有限公司 | 一种数据传输方法及装置 |
WO2023077599A1 (zh) * | 2021-11-02 | 2023-05-11 | Oppo广东移动通信有限公司 | Ntn系统中的通信方法、设备及计算机可读介质 |
CN117279031A (zh) * | 2022-06-13 | 2023-12-22 | 维沃移动通信有限公司 | 信息处理方法及通信设备 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106304377B (zh) * | 2015-06-04 | 2019-12-13 | 电信科学技术研究院 | 一种进行调度的方法和设备 |
CN106851769A (zh) * | 2015-12-03 | 2017-06-13 | 电信科学技术研究院 | 生成路由信息及确定传输路径的方法、装置 |
CN106230742A (zh) * | 2016-08-01 | 2016-12-14 | 中兴通讯股份有限公司 | 数据包调度方法和装置 |
WO2018036629A1 (en) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | Nokia Solutions And Networks Oy | Improving uplink communication efficiency in a wireless network |
WO2018145103A1 (en) * | 2017-02-06 | 2018-08-09 | Idac Holdings, Inc. | Methods for qos management for 5g networks |
US10863380B2 (en) * | 2017-03-16 | 2020-12-08 | Ofinno, Llc | Buffer status reporting procedure in a wireless device and wireless network |
CN108633091B (zh) * | 2017-03-24 | 2021-01-29 | 华为技术有限公司 | 上行通信的方法、终端设备和网络设备 |
KR20190004220A (ko) * | 2017-07-03 | 2019-01-11 | 한국전자통신연구원 | 5g 단말 서비스 연속성 관리를 위한 upf 장치 재배치 방법 |
CN108337705B (zh) * | 2018-01-31 | 2020-08-28 | 中国联合网络通信集团有限公司 | 一种用户面重选方法及装置 |
CN110167068A (zh) * | 2018-02-14 | 2019-08-23 | 华为技术有限公司 | 一种处理服务质量QoS参数的方法、网元、系统及存储介质 |
US10904905B2 (en) * | 2018-09-28 | 2021-01-26 | Qualcomm Incorporated | Variable packet delay budgets for wireless communications |
-
2018
- 2018-09-29 WO PCT/CN2018/108836 patent/WO2020062174A1/zh active Application Filing
-
2019
- 2019-03-29 AU AU2019350015A patent/AU2019350015A1/en not_active Abandoned
- 2019-03-29 EP EP19867907.8A patent/EP3846540B1/en active Active
- 2019-03-29 CN CN201980005883.6A patent/CN111466137A/zh active Pending
- 2019-03-29 SG SG11202103212XA patent/SG11202103212XA/en unknown
- 2019-03-29 KR KR1020217012610A patent/KR20210068081A/ko not_active Application Discontinuation
- 2019-03-29 WO PCT/CN2019/080636 patent/WO2020062819A1/zh unknown
- 2019-03-29 CN CN202010688032.0A patent/CN111885640B/zh active Active
- 2019-03-29 JP JP2021517257A patent/JP2022502929A/ja not_active Withdrawn
- 2019-09-27 TW TW108135346A patent/TW202025696A/zh unknown
-
2020
- 2020-09-28 US US17/035,532 patent/US11503531B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2020062819A1 (zh) | 2020-04-02 |
US11503531B2 (en) | 2022-11-15 |
CN111885640A (zh) | 2020-11-03 |
SG11202103212XA (en) | 2021-04-29 |
EP3846540B1 (en) | 2023-06-07 |
EP3846540A1 (en) | 2021-07-07 |
EP3846540A4 (en) | 2021-11-24 |
AU2019350015A1 (en) | 2021-05-06 |
KR20210068081A (ko) | 2021-06-08 |
CN111885640B (zh) | 2022-03-18 |
US20210014767A1 (en) | 2021-01-14 |
TW202025696A (zh) | 2020-07-01 |
WO2020062174A1 (zh) | 2020-04-02 |
CN111466137A (zh) | 2020-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US12096219B2 (en) | Communication method, terminal device and network device | |
JP2022502929A (ja) | データ伝送制御方法、ネットワーク機器および記憶媒体 | |
CN111432457A (zh) | 一种通信方法和通信装置 | |
JP2022530587A (ja) | ポリシー決定方法及び装置、端末 | |
WO2019242712A1 (zh) | 一种能力交互方法及相关设备 | |
US20160242090A1 (en) | Service handover method, network device and user equipment | |
JP7195346B2 (ja) | 車両インターネットにおける通信方法及び端末装置、ネットワーク装置 | |
US20200322786A1 (en) | Information transmission method and device | |
JP7286762B2 (ja) | データ複製方式の指示方法、装置、及び記憶媒体 | |
KR102683100B1 (ko) | 상향 제어 정보의 결정 방법 및 통신 디바이스 | |
US12075349B2 (en) | Method and device for communication | |
AU2018447431A1 (en) | Method for determining transmission mode in sidelink, terminal apparatus, and network apparatus | |
KR20210020918A (ko) | 무선 통신 방법, 네트워크 디바이스 및 단말기 디바이스 | |
WO2021088007A1 (zh) | 无线通信的方法、终端设备和网络设备 | |
WO2021022428A1 (zh) | 无线通信的方法、终端设备和网络设备 | |
WO2020087546A1 (zh) | 一种网络信息传输方法、获取方法、网络设备及终端设备 | |
CN112956237B (zh) | 业务处理方法、装置、芯片及计算机程序 | |
WO2020082336A1 (zh) | 无线通信的方法、终端设备和网络设备 | |
WO2021097723A1 (zh) | 随机接入的方法、终端设备和网络设备 | |
WO2020029275A1 (zh) | 一种无线通信方法、终端设备和网络设备 | |
WO2020103050A1 (zh) | 一种数据通道的建立方法及装置、网络设备 | |
TW202007215A (zh) | 波束故障恢復實現方法、裝置、晶片及電腦程式 | |
JP2022528515A (ja) | システム情報要求の送信方法、装置及びシステム | |
CA3065625A1 (en) | Service access method and device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220302 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220302 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20220825 |