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JP2022136536A - 結晶構造探索装置及び結晶構造探索方法 - Google Patents

結晶構造探索装置及び結晶構造探索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】数学的に結晶の不変性を満たす探索空間において効率的に結晶構造を探索する。【解決手段】SOAP理論の距離指標を用いて複数の結晶構造間を補間して得られる結晶構造からなる探索空間において結晶構造の探索を行うことを特徴とする結晶構造探索装置とする。【選択図】図2

Description

本発明は、結晶構造探索装置及び結晶構造探索方法に関する。
指定した化合組成情報における安定した結晶構造を探索する結晶構造探索が行われている(特許文献1~3,非特許文献1,2)。例えば、遺伝子アルゴリズム(ハイブリッドGA)による複数のパラメータの最適化方法を適用することによって放射線解説データに基づいて物質構造を推定する方法やデータベースに含まれる複数の化合物について共通する結晶構造を推定する方法が開示されている。また、例えば、VAE(Variational Auto-Encoder)やGAN(Generative Adversarial Network)といった生成モデルを用いて結晶構造を探索する方法やリートベルト解析を適用した構造精密化技術が開示されている。
特許第5055556号公報 米国特許公開2019/220484号公報 特許第4576194号公報
Chem. Sci., 2020,11, 4871-4881 Journal of the Ceramic Society of Japan, 1994, 102, 1184, 401-404
ところで、従来技術では、並進移動、回転移動、ユニットセル選択に対して不変性を満たす探索空間において結晶構造の探索処理を行っておらず、探索効率が悪いことが問題であった。
また、機械学習を用いた場合、膨大な教師データが必要とされ、計算コストが大きくなるという問題があった。また、所望の物性に応じて機械学習をチューニングする必要があり、汎用性に欠けるという問題もあった。
また、結晶構造の精密化を行う処理では、推定初期構造が大局的に最適な構造である必要があり、初期構造が妥当なものでなかった場合に最適な構造に収束し難いという問題があった。したがって、初期構造を設定する際に熟練技術者の経験と知恵が必要とされていた。
本発明の1つの態様は、SOAP理論の距離指標を用いて複数の結晶構造間を補間して得られる結晶構造からなる探索空間において結晶構造の探索を行うことを特徴とする結晶構造探索装置である。
ここで、前記距離指標は、結晶の並進不変性、ユニットセル選択不変性及び回転不変性を反映した距離指標であることが好適である。
また、2つの異なる結晶構造をそれぞれ逆格子空間に変換した逆格子点の強度の点集合χ及び点集合χを用いて、
Figure 2022136536000002
数式(1)の重なり積分(ハット付きRは回転オペレータ)を用いて、
Figure 2022136536000003
前記距離指標は、数式(2)で表されるパワースペクトル距離dpsであることが好適である。
また、2つの異なる結晶構造をそれぞれ逆格子空間に変換した逆格子点の強度の点集合χ及び点集合χを用いて、
Figure 2022136536000004
数式(3)の重なり積分(ハット付きRは回転オペレータ)を用いて、
Figure 2022136536000005
前記距離指標は、数式(4)で表されるSOAP距離dSOAPであることが好適である。
また、前記距離指標の微分で得られた勾配情報を用いて、結晶構造を示す逆格子ベクトルと原子位置を更新することによって前記複数の結晶構造間を補間した構造を求めることが好適である。
また、前記複数の結晶構造間を補間して得られた結晶構造を示す特徴量が目標特徴量に近づくように結晶構造の探索を行うことが好適である。
また、前記特徴量は、X線回折のスペクトラムであることが好適である。
本発明の別の態様は、SOAP理論の距離指標を用いて複数の結晶構造間を補間して得られる結晶構造からなる探索空間において結晶構造の探索を行うことが好適である。
本発明によれば、数学的に結晶の不変性を満たす探索空間において効率的に結晶構造を探索することができる。
本発明の実施の形態における結晶構造探索装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態における結晶構造探索方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例で使用した結晶構造のリストの例を示す図である。 本発明の実施例で使用した探索の目標となるXRDスペクトル及びそれに対応する結晶構造を示す図である。 本発明の実施例における探索で得られた最適化された結晶構造及びそのXRDスペクトルを示す図である。
本発明の実施の形態における結晶構造探索装置100は、図1に示すように、処理部10、記憶部12、入力部14、出力部16及び通信部18を含んで構成される。処理部10は、CPU等の演算処理を行う手段を含む。処理部10は、記憶部12に記憶されている結晶構造探索プログラムを実行することによって、本実施の形態における結晶構造探索方法における機能を実現する。記憶部12は、半導体メモリやメモリカード等の記憶手段を含む。記憶部12は、処理部10とアクセス可能に接続され、結晶構造探索プログラム、その処理に必要な情報を記憶する。入力部14は、情報を入力する手段を含む。入力部14は、例えば、ユーザからの入力を受けるキーボード、タッチパネル、ボタン等を備える。出力部16は、ユーザから入力情報を受け付けるためのユーザインターフェース画面(UI)等の結晶構造探索装置100での処理結果を出力する手段を含む。出力部16は、例えば、ユーザに対して画像を呈示するディスプレイを備える。通信部18は、情報通信網102を介して、外部の情報処理装置との情報の通信を行うインターフェースを含んで構成される。通信部18による通信は有線及び無線を問わない。
結晶構造探索装置100は、結晶構造探索プログラムを実行可能な情報処理装置であれば様々なものを適用できる。例えば、結晶構造探索装置100としては、据置型又は携帯型パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット型コンピュータ等が使用できる。
以下、本実施の形態における結晶構造探索方法について説明する。結晶構造探索方法は、結晶構造探索装置100において結晶構造探索プログラムを実行することによって、SOAP理論の距離指標をもとに既知の結晶構造間を補間した結晶構造を探索する処理を行う。
ガウシアン(標準偏差σ)で表現された原子がユニットセルにn個存在する結晶構造を逆格子空間へ変換すると、逆格子点Giに数式(5)で表される強度を持つ点集合χとして表すことができる。ここで、vucはユニットセル体積、rは原子座標、bは逆格子規定ベクトル、M(M,M,M)は任意の整数である。
Figure 2022136536000006
逆格子空間は、実格子の離散フーリエ変換に対応するため、結晶構造の並進不変性とユニットセル選択不変性を満たす。したがって、結晶構造の不変性のうち、残りの回転不変性を数学的に満たすために数式(6)の重なり積分を計算する。ここで、ハット付きのRは回転オペレータである。
Figure 2022136536000007
重なり積分を用いてパワースペクトル距離dps又はSOAP距離dSOAPを数式(7)で定義する。
Figure 2022136536000008
このパワースペクトル距離dps又はSOAP距離dSOAPは、2つの結晶構造が似ているほどより小さい値となり、異なるほどより大きな値となる。そこで、当該パワースペクトル距離dps又はSOAP距離dSOAPの微分から計算される勾配情報をもとに最急降下法等を用いて逆格子ベクトルと原子位置を更新していくことによって異なる結晶構造間を補間した結晶構造を探索することができる。
ここで、数式(8)によって逆格子空間上の点集合χの規定ベクトル及び強度の微小変化を考える。
Figure 2022136536000009
1つの結晶構造を示す点集合χ1を固定してもう1つの結晶構造を示す点集合χ2を微小変化させたときのパワースペクトル距離dps又はSOAP距離dSOAPの微分は数式(9)で表される。
Figure 2022136536000010
したがって、パワースペクトル距離dps又はSOAP距離dSOAPの微分を求めるためには、数式(6)で表される重なり積分Lの微分がわかればよい。重なり積分Lの基底ベクトルでの微分は数式(10)の通りである。
Figure 2022136536000011
微小な変換行列t(ハット)の成分をあらわに表現すると数式(11)となる。
Figure 2022136536000012
また、重なり積分Lの点強度での微分は数式(12)で表される。ただし、gは直行動径基底、Y は球面調和関数、lは変形球面ベッセル関数である。
Figure 2022136536000013
最急降下法に用いるパワースペクトル距離dps又はSOAP距離dSOAPの微係数は数式(13)のように定義する。
Figure 2022136536000014
逆格子の基底ベクトルは収束に関わる任意パラメータδtを使って数式(14)で更新すればよい。逆格子空間の基底ベクトルbηは実空間の基底ベクトルaiと一対一で変換できるので、ユニットセルの実空間における結晶構造を復元することができる。
Figure 2022136536000015
数式(5)で示した逆格子点Giにおける強度についても同様に更新できる。しかしながら、位相情報が欠落しているために実空間における原子位置が復元できない。そこで、パワースペクトル距離dps又はSOAP距離dSOAPを原子位置rで微分し、結晶構造間の距離を下げるように数式(15)によって原子位置rを直接更新すればよい。
Figure 2022136536000016
必要となる重なり積分Lの原子位置rによる微分は数式(16)の通りである。
Figure 2022136536000017
なお、多元系の場合には、2元素系に分割して計算をすればよい。例えば、5元素系は2元素系として=10個の組み合わせとして分割することができる。逆格子空間の点強度及び点集合は、系を構成する元素のペアを(α,β)として数式(17)として表すことができる。ただし、Aは2元素の種類を判別するための正負の符号である。
Figure 2022136536000018
多元系の場合のパワースペクトル距離dps又はSOAP距離dSOAP及びその微分は数式(18)のように定義する。重なり積分Lの微分は前述の式を用いればよい。
Figure 2022136536000019
[実施例]
以下、SOAP理論の距離指標をもとに既知の結晶構造間を補間した結晶構造を探索する処理の実施例について説明する。
図2は、実施例における結晶構造間を補間した結晶構造を探索する処理を示すフローチャートである。本実施例では、X線回折(XRD)分析で得られた結晶構造を示すスペクトルに基づいて結晶構造を探索する処理を行う。
ステップS10では、結晶構造の探索空間を構成する結晶構造のリストを取得する処理が行われる。当該ステップにおける処理によって、結晶構造探索装置100は結晶構造リスト取得手段として機能する。ここで、結晶構造の探索空間を構成する結晶構造とは、結晶構造を探索する際に補間する基となる結晶構造である。結晶構造のリストは、入力部14を用いてユーザが行ってもよいし、通信部18を介して外部の装置に予め保存されている結晶構造のリストを取得するようにしてもよい。
本実施例では、図3に示すように、4原子系のアルキメデス格子からTriangular以外のTrellis、Ladybug、Honeycomb、Square及びCaVOの5つの結晶構造のリストを使用した。
ステップS12では、探索の目標となる物性値を取得する処理が行われる。当該ステップにおける処理によって、結晶構造探索装置100は物性値取得手段として機能する。ここで、探索の目標となる物性値とは、結晶構造を探索する際に目標となる結晶構造が示す物性値である。探索の目標となる物性値は、入力部14を用いてユーザが行ってもよいし、通信部18を介して外部の装置に予め保存されている探索の目標となる物性値を取得するようにしてもよい。
本実施例では、図4に示すように、目標となる結晶構造に対してX線回折(XRD)分析を行ったときに得られるXRDスペクトルを探索の目標となる物性値とした。なお、本実施形態では、結晶構造探索装置100の有効性を確認するために、既知の結晶構造のXRDスペクトルを採用した。図4には、目標となる結晶構造のXRDスペクトルと共に、当該XRDスペクトルに対応する既知の結晶構造も示した。
ステップS14では、結晶構造の探索空間を構成する結晶構造に順番を設定する処理が行われる。当該ステップにおける処理によって、結晶構造探索装置100は結晶構造順位付手段として機能する。ステップS10において取得した結晶構造のリストに含まれる結晶構造の各々についてステップS12で取得した物性値に対応する物性値を求め、ステップS12で取得した探索の目標となる物性値との類似度を算出する。そして、結晶構造のリストに含まれる結晶構造を当該類似度が高い順に順位付けする。
本実施例では、類似度が大きい順にTrellis、Ladybug、Honeycomb、Square及びCaVOとなった。
ステップS16では、2つの結晶構造の間を補間した結晶構造の最適化する処理を行う。当該ステップにおける処理によって、結晶構造探索装置100は結晶構造探索手段として機能する。すなわち、始点となる結晶構造と終点となる結晶構造とからなる探索空間において、始点となる結晶構造と終点となる結晶構造の間を補間した結晶構造を求め、当該補間によって得られた結晶構造のうち探索の目標となる物性値に最も近い物性値を示す結晶構造を求める。結晶構造を補間する処理では、上記のSOAP理論に基づいたパワースペクトル距離dps又はSOAP距離dSOAPの微分から計算される勾配情報をもとに最急降下法等を用いて逆格子ベクトルと原子位置を更新していくことによって異なる結晶構造間を補間した結晶構造を探索する。
最初に本ステップにおける探索処理を行う場合、ステップS14において順番が設定された結晶構造のリストのうち探索の目標となる物性値に対して最も類似度が高い結晶構造を始点となる結晶構造とし、2番目に類似度が高い結晶構造を終点となる結晶構造とする。そして、始点となる結晶構造と終点となる結晶構造の間を補間した結晶構造から探索の目標となる物性値に最も近い物性値を示す結晶構造を求める最適化処理を行う。
ステップS18では、結晶構造のリストを更新する処理が行われる。当該ステップにおける処理によって、結晶構造探索装置100は結晶構造リスト更新手段として機能する。ステップS16における探索で始点及び終点として使用された結晶構造をリストから削除する。さらに、ステップS16における探索によって最適化された結晶構造、すなわち始点となる結晶構造と終点となる結晶構造の間を補間した結晶構造のうち探索の目標となる物性値に最も近い物性値を示す結晶構造をリストに追加する。
ステップS20では、探索処理を続行するか否かの判定が行われる。当該ステップにおける処理によって、結晶構造探索装置100は終了判定手段として機能する。結晶構造のリストに結晶構造が1つだけ残っていればステップS22に処理を移行させ、結晶構造が2つ以上残っていればステップS16に処理を戻して探索処理を続行する。
ここで、ステップS16に処理を戻して探索処理を続行する場合、前回の探索処理において最適化された結晶構造(ステップ18において結晶構造のリストに追加された結晶構造)を始点となる結晶構造とし、次に類似度が高い結晶構造を終点となる結晶構造とする。そして、始点となる結晶構造と終点となる結晶構造の間を補間した結晶構造から探索の目標となる物性値に最も近い物性値を示す結晶構造を求める最適化処理を行う。
本実施例では、ステップS16における結晶構造の探索処理を繰り返すことで、図3の丸印及び矢印で示すように、Trellis、Ladybug、Honeycomb、Square及びCaVOの結晶構造を基にして探索の目標となるXRDスペクトルに類似するXRDスペクトルを示す結晶構造を得ることができる。
図5は、本実施例において探索の結果として得られた結晶構造及びそのXRDスペクトルを示す。探索の結果として得られた結晶構造は、目標としたXRDスペクトルに対応する結晶構造に非常に近いものとなった。また、探索の結果として得られた結晶構造のXRDスペクトルは、探索の目標としたXRDスペクトルに対して99.76%の類似度を示した。
以上のように、本実施の形態における結晶構造探索装置100及びそれを用いた結晶構造探索方法によれば、数学的に結晶の不変性を満たす探索空間において効率的に結晶構造を探索することが可能になる。また、教師あり学習のように大量の教師データを必要とせず、計算のコストも抑制することができる。
10 処理部、12 記憶部、14 入力部、16 出力部、18 通信部、100 結晶構造探索装置、102 情報通信網。

Claims (8)

  1. SOAP理論の距離指標を用いて複数の結晶構造間を補間して得られる結晶構造からなる探索空間において結晶構造の探索を行うことを特徴とする結晶構造探索装置。
  2. 請求項1に記載の結晶構造探索装置であって、
    前記距離指標は、結晶の並進不変性、ユニットセル選択不変性及び回転不変性を反映した距離指標であることを特徴とする結晶構造探索装置。
  3. 請求項1又は2に記載の結晶構造探索装置であって、
    2つの異なる結晶構造をそれぞれ逆格子空間に変換した逆格子点の強度の点集合χ及び点集合χを用いて、
    Figure 2022136536000020
    数式(1)の重なり積分(ハット付きRは回転オペレータ)を用いて、
    Figure 2022136536000021
    前記距離指標は、数式(2)で表されるパワースペクトル距離dpsであることを特徴とする結晶構造探索装置。
  4. 請求項1又は2に記載の結晶構造探索装置であって、
    2つの異なる結晶構造をそれぞれ逆格子空間に変換した逆格子点の強度の点集合χ及び点集合χを用いて、
    Figure 2022136536000022
    数式(3)の重なり積分(ハット付きRは回転オペレータ)を用いて、
    Figure 2022136536000023
    前記距離指標は、数式(4)で表されるSOAP距離dSOAPであることを特徴とする結晶構造探索装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の結晶構造探索装置であって、
    前記距離指標の微分で得られた勾配情報を用いて、結晶構造を示す逆格子ベクトルと原子位置を更新することによって前記複数の結晶構造間を補間した構造を求めることを特徴とする結晶構造探索装置。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の結晶構造探索装置であって、
    前記複数の結晶構造間を補間して得られた結晶構造を示す特徴量が目標特徴量に近づくように結晶構造の探索を行うことを特徴とする結晶構造探索装置。
  7. 請求項6に記載の結晶構造探索装置であって、
    前記特徴量は、X線回折のスペクトラムであることを特徴とする結晶構造探索装置。
  8. SOAP理論の距離指標を用いて複数の結晶構造間を補間して得られる結晶構造からなる探索空間において結晶構造の探索を行うことを特徴とする結晶構造探索方法。
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