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JP2022133749A - エレベーターの遠隔呼び登録方法及びエレベーター制御システム - Google Patents

エレベーターの遠隔呼び登録方法及びエレベーター制御システム Download PDF

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JP2022133749A
JP2022133749A JP2021032622A JP2021032622A JP2022133749A JP 2022133749 A JP2022133749 A JP 2022133749A JP 2021032622 A JP2021032622 A JP 2021032622A JP 2021032622 A JP2021032622 A JP 2021032622A JP 2022133749 A JP2022133749 A JP 2022133749A
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陽介 大西
Yosuke Onishi
翔吾 魚谷
Shogo Uotani
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、或るビルでエレベーターを使用し、その後、駅で所定の列車に乗車する場合に、スマートフォンなどのアプリケーションを使用し、エレベーターを呼び出す、エレベーターの遠隔呼び登録方法を提供する。【解決手段】本発明のエレベーターの遠隔呼び登録方法は、利用者が使用する利用者端末から、呼び登録を行うことであって、利用者が、エレベーターの呼び登録を行う場合に、利用者端末に、エレベーターが設置されるビルの最寄り駅の列車の発着情報を表示することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、エレベーターの遠隔呼び登録方法及びエレベーター制御システムに関する。
現在、スマートフォンなどのアプリケーションを使用し、エレベーターを呼び出す方法が開発されている。
また、駅舎に設置されるエレベーター装置には、列車の発着情報を乗りかごの内部の表示部に表示するものがある。こうしたエレベーター装置は、例えば、特開2018-83711号公報(以下、特許文献1)に記載されている。
特許文献1には、乗りかごの内部に、行先階釦を表示するタッチパネル付き表示部を有するエレベーター装置が記載され、そして、行先階登録装置は、表示部における行先階釦の表示形態を、少なくとも時間帯又は時刻に応じて、例えば、記録部に記録された情報又は外部から入力された情報に基づいて、別の表示形態に変更するエレベーター装置が記載されている(特許文献1の要約参照)。
また、特許文献1には、駅舎のコンコース階(改札口などが設置された階)と、複数のプラットフォーム階(列車が発着する階)との間を昇降するエレベーター装置が記載されている(特許文献1の0040参照)。そして、取得した列車運行情報に基づいて(各プラットフォーム階の発車時間帯や発車時刻に応じて)、行先階釦のサイズを設定することが記載されている(特許文献1の0042参照)。更に、外部より取得したリアルタイムの列車の発車時刻(先発及び次発の時刻)が表示部に表示されることが記載されている(特許文献1の0043参照)。
特開2018-83711号公報
特許文献1には、乗りかごの内部に設置される表示部に、列車の発車時刻が表示されるエレベーター装置が記載されている。
しかし、特許文献1には、スマートフォンなどのアプリケーションを使用し、エレベーターを呼び出す、エレベーターの遠隔呼び登録方法は記載されていない。特に、或るビルでエレベーターを使用し、その後、駅で所定の列車に乗車する場合に、スマートフォンなどのアプリケーションを使用し、エレベーターを呼び出す、エレベーターの遠隔呼び登録方法は記載されていない。
そこで、本発明は、或るビルでエレベーターを使用し、その後、駅で所定の列車に乗車する場合に、スマートフォンなどのアプリケーションを使用し、エレベーターを呼び出す、エレベーターの遠隔呼び登録方法及びエレベーター制御システムを提供する。
上記した課題を解決するため、本発明のエレベーターの遠隔呼び登録方法は、利用者が使用する利用者端末から、呼び登録を行うことであって、利用者が、エレベーターの呼び登録を行う場合に、利用者端末に、エレベーターが設置されるビルの最寄り駅の列車の発着情報を表示することを特徴とする。
また、本発明のエレベーター制御システムは、利用者が使用する利用者端末から、エレベーターに対して、呼び登録を行うものであって、利用者が、エレベーターに対して、呼び登録を行った時刻を記録する遠隔呼び作成時間帯記録部と、利用者が、エレベーターに対して、呼び登録を行った場合に、呼び登録に基づいて作成される遠隔呼び登録情報を、エレベーターに送信する呼び作成部と、利用者が、エレベーターに対して、呼び登録を行った場合に、エレベーターが設置されるビルの最寄り駅の列車の発着情報を、利用者端末に送信するメッセージ応答処理部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、或るビルでエレベーターを使用し、その後、駅で所定の列車に乗車する場合に、スマートフォンなどのアプリケーションを使用し、エレベーターを呼び出す、エレベーターの遠隔呼び登録方法及びエレベーター制御システムを提供することができる。
なお、上記した以外の課題、構成及び効果については、下記する実施例の説明により、明らかにされる。
本実施例に記載するビルと駅との関係を説明する説明図である。 本実施例に記載するエレベーター装置の構成を説明する説明図である。 本実施例に記載するエレベーター制御システムの構成を説明する説明図である。 本実施例に記載する遠隔呼び登録動作及び列車運行情報の通知動作を説明するフローチャートである。 本実施例に記載する利用予測に基づく遠隔呼び登録動作及び列車運行情報の通知動作を説明するフローチャートである。 本実施例に記載する呼び登録画面のイメージ(呼び登録前)を説明する説明図である。 本実施例に記載する呼び登録画面のイメージ(呼び登録時)を説明する説明図である。 本実施例に記載する呼び登録画面のイメージ(発着情報表示)を説明する説明図である。 本実施例に記載する登録情報テーブルを説明する説明図である。
以下、本発明の実施例を、図面を使用し、説明する。なお、実質的に同一又は類似の構成には、同一の符号を付し、説明が重複する場合には、その説明を省略する場合がある。
先ず、本実施例に記載するビルと駅との関係を説明する。
図1は、本実施例に記載するビルと駅との関係を説明する説明図である。
本実施例において、エレベーターが設置されるAAビルとBB駅(AAビルの最寄り駅)との利用者は、つまり、AAビルでエレベーターを使用し、AAビルにおけるBB駅への駅アクセス階(AAビルのエントランス階)に向かい、その後、BB駅で所定の列車に乗車しようとする利用者は、スマートフォンやタブレット端末などの利用者端末からSNS(Social Networking Service)アプリケーション(利用者の利用者端末にインストールされているメッセージ交換アプリケーション)を使用し、BB駅における所定の列車の乗車に間に合うように(目的とする列車に乗れるように)エレベーターを呼び出す。つまり、AAビルにおける所定のエレベーターは、利用者がBB駅における所定の列車の乗車に間に合うように、その運転が制御される。
これにより、AAビルにいるエレベーターの利用者であって、AAビルにいるBB駅の利用者に対する、エレベーターの利便性及びエレベーターへの非接触性を向上させることができる。
次に、本実施例に記載するエレベーター装置の構成を説明する。
図2は、本実施例に記載するエレベーター装置の構成を説明する説明図である。
本実施例に記載するエレベーター装置は、昇降路1と、昇降路1を昇降し、エレベーター装置の利用者が乗降し、乗りかごドア6を有する乗りかご5と、昇降路1を昇降し、乗りかご5と釣合う釣合い錘4と、乗りかご5と釣合い錘4とを懸架する主ロープ2と、主ロープ2を巻きかけ、乗りかご5と釣合い錘4とを駆動するモーター3と、エレベーター装置の運行を制御するエレベーター制御装置10と、エレベーター制御装置10と接続され、エレベーター装置の異常発生の有無を監視する遠隔監視装置11と、エレベーター制御装置10と遠隔監視装置11とを収納する制御盤9と、遠隔監視装置11と接続され、無線通信を行う通信装置12と、各階床の着床床8に設置される乗り場ドア7と、を有する。
なお、乗りかご5と釣合い錘4とは、モーター3を正逆に回転させることにより、昇降する。そして、エレベーター装置は、エレベーター制御装置10により、乗りかご5を所定の階床に移動させ、利用者を目的の階床に移動させる。
また、本実施例に記載するエレベーターは、例えば、乗り場ドア7の横の壁面などの乗り場ドア7の近傍に、所定のコード(例えば、二次元コードなど)が設置され、利用者が、利用者の利用者端末から、SNSアプリケーションを使用し、この所定のコードを読み込むことにより、このエレベーター(所定のエレベーター)を、登録(例えば、友達登録など)することができる。
次に、本実施例に記載するエレベーター制御システムの構成を説明する。
図3は、本実施例に記載するエレベーター制御システムの構成を説明する説明図である。
本実施例に記載するエレベーター制御システムは、特に、エレベーターに設置されるエレベーター制御装置10、遠隔監視装置11、及び通信装置12(以下、これらを「エレベーター側装置」と呼称する場合がある)と、保守のための装置でもある管制センタ装置15と、を有する。
管制センタ装置15は、エレベーター連携装置16と利用者認証装置17とを有する。エレベーター連携装置16は、情報処理装置であり、社内ネットワーク14を介して、エレベーター側装置の通信装置12と接続される。また、利用者認証装置17は、情報処理装置であり、公衆ネットワーク27を介して、利用者端末28と接続される。なお、公衆ネットワーク27には、アプリ装置30、及び、列車運行情報装置29が接続される。
DMZ(De Militarized Zone)26は、社内ネットワーク14に接続されるエレベーター連携装置16と公衆ネットワーク27に接続される利用者認証装置17との間の通信を安全に行うためのネットワーク領域である。
利用者端末28は、例えば、利用者が携帯(使用)するスマートフォンやタブレット端末などの情報処理装置であり、利用者端末28の機能として、例えば、メッセージ交換部31を有する。
メッセージ交換部31は、例えば、SNSアプリケーションであり、公衆ネットワーク27を介して、アプリ装置30の機能を使用し、利用者認証装置17と通信する。
メッセージ交換部31は、SNSアプリケーションを使用し、例えば、AAビルの所定のエレベーターを登録している場合、登録している所定のエレベーター(以下、所定のエレベーターCCと呼称する)とのトークルームを作成し、利用者認証装置17に対して、遠隔呼び登録要求メッセージを送信することができると共に、利用者認証装置17からの受信メッセージを受信することができる。つまり、メッセージ交換部31は、遠隔呼び登録要求メッセージを入力(表示)することができると共に、受信メッセージを出力(表示)することができる。
そして、利用者認証装置17が、遠隔呼び登録要求メッセージを受信した場合には、所定のエレベーターCCの乗りかご5は、遠隔呼び登録要求メッセージにて指定された階床に向かって走行し、利用者がBB駅における所定の列車の乗車に間に合うように、着床する。
これにより、AAビルにいる所定のエレベーターCCの利用者であって、AAビルにいるBB駅の利用者に対する、所定のエレベーターCCの利便性及び所定のエレベーターCCへの非接触性を向上させることができる。
アプリ装置30は、例えば、情報処理装置であり、アプリ装置30の機能として、メッセージアプリ認証部33とアプリデータ処理部34とを有する。
メッセージアプリ認証部33は、利用者端末28におけるSNSアプリケーションの起動情報に基づいて、利用者認証装置17と遠隔呼び登録要求メッセージの交換が可能な利用者であるか否かを判断(認証)する。
アプリデータ処理部34は、利用者認証装置17と遠隔呼び登録要求メッセージの交換が可能な利用者である場合に、利用者端末28から受信した遠隔呼び登録要求メッセージを、利用者認証装置17に送信する。
利用者認証装置17は、遠隔呼び登録認証部21と、メッセージ応答処理部22と、利用予測分析部23と、利用者DB(database)24と、を有する。
遠隔呼び登録認証部21は、利用者端末28のメッセージ交換部31にて、遠隔呼び登録要求メッセージを送信した利用者が、所定のエレベーターCCへの遠隔呼び登録を行うことが許可されている利用者であるか否かを判断(認証)する。
つまり、遠隔呼び登録認証部21は、メッセージ交換部31と通信を行い、メッセージ交換部31から受信した遠隔呼び登録要求メッセージを受信する。
そして、遠隔呼び登録認証部21は、利用者端末28におけるSNSアプリケーションの起動情報に基づいて、メッセージアプリ認証部33と遠隔呼び登録要求メッセージの交換が可能な利用者が、所定のエレベーターCCへの遠隔呼び登録を行うことが許可されている利用者であるか否かを判断(認証)する。
また、遠隔呼び登録認証装置21は、アプリデータ処理部34を介して受信した、メッセージ交換部31から受信した遠隔呼び登録要求メッセージを、エレベーター連携装置16に送信する。
利用者DB24は、記憶部であり、利用者の情報を登録し、遠隔呼び登録認証部21が認証を行う際と、後述する利用予測分析部23が遠隔呼び登録の推定利用時刻を算出する際と、に参照(使用)される。また、利用者DB24は、遠隔呼び作成時間帯記録部25を有し、利用者DB24の遠隔呼び作成時間帯記録部25は、利用者が所定のエレベーターCCにおいて遠隔呼び登録を作成した時刻を登録する。
このように遠隔呼び作成時間帯記録部25は、利用者が、所定のエレベーターCCに対して、遠隔呼び登録を行った時刻を記録するものである。
利用予測分析部23は、利用者DB24に登録される利用者の情報を参照し、過去に遠隔呼び登録を作成した利用者が、再度、遠隔呼び登録を作成するか否かを予測する。
なお、この予測は、遠隔呼び作成時間帯記録部25に登録された直近2週間の利用日数と利用時間帯とから判断する。例えば、直近2週間の利用日数が9日以上で、且つ、過去2週間、当日の曜日において遠隔呼び登録を作成している場合に、前回、遠隔呼び登録を作成した時刻を推定利用時刻として算出し、再度、遠隔呼び登録が作成される可能性が高いとして、予測する。
つまり、推定利用時刻とは、利用者が所定のエレベーターCCにおいて遠隔呼び登録を作成するであろうと、予測される時刻である。そして、推定利用時刻とは、AAビルにいる利用者がBB駅で所定の列車に乗車するであろうと、予測される利用者の列車利用時間帯である。
このように利用予測分析部23は、遠隔呼び作成時間帯記録部25に記録される時刻に基づいて、過去に、所定のエレベーターCCに対して、遠隔呼び登録を行った利用者が、所定のエレベーターCCに対して、遠隔呼び登録を行うであろうと予測される推定利用時刻を、算出するものである。
つまり、利用予測分析部23は、利用者が所定のエレベーターCCにおいて遠隔呼び登録を作成した時刻である遠隔呼び登録作成時間帯から、利用者の列車利用時間帯を予測し、利用者に対して、予測した列車利用時間帯における遠隔呼び登録の作成要否を確認する。
メッセージ応答処理部22は、接続部及び通信部であり、アプリ装置30を介して、メッセージ交換部31から受信した遠隔呼び登録要求メッセージに応答する。そして、メッセージ応答処理部22は、後述するエレベーター連携装置16の呼び作成部18に、メッセージ交換部31から受信した遠隔呼び登録要求メッセージを送信する。
また、メッセージ応答処理部22は、遠隔呼び登録認証部21が遠隔呼び登録要求メッセージを受信した場合、列車運行情報装置29の列車運行情報DB32を参照し、列車の発着情報(ホームから発着する路線の時刻表情報であり、特に、所定のエレベーターCCが設置されるAAビルの最寄り駅であるBB駅における所定の列車の発車時刻)を、メッセージ交換部31に送信する。なお、列車の発着情報には、所定の列車に遅延や運休が発生しているか否かの情報も含まれる。
つまり、メッセージ応答処理部22は、メッセージ交換部31に対して、AAビルにいる利用者がBB駅で乗車すると予測される列車の発着情報、例えば、利用者が所定のエレベーターCCに対して遠隔呼び登録を作成した時刻であって、所定の時間を加味して設定される時間帯(例えば、AAビルからBB駅までの所要時間を加味して設定される時間帯)の列車の発着情報、を送信する。そして、メッセージ交換部31には、この列車の発着情報が表示される。
また、メッセージ応答処理部22は、遠隔呼び登録認証部21が遠隔呼び登録要求メッセージを受信した場合、利用予測分析部23が算出した推定利用時刻の到達前に、遠隔呼び登録の利用可否(所定のエレベーターCCへの遠隔呼び登録を行うことが許可されている利用者に対して、遠隔呼び登録を使用するか否か)の確認、及び、推定利用時刻の時間帯の列車の発着情報を、送信する。また、列車に遅延や運休が発生している場合には、この旨を、メッセージとして、送信する。
このようにメッセージ応答処理部22は、利用者が、所定のエレベーターCCに対して、遠隔呼び登録を行った場合に、所定のエレベーターCCが設置されるAAビルの最寄り駅であるBB駅の列車の発着情報を、利用者端末28に送信するものである。
また、メッセージ応答処理部22は、推定利用時刻の到達前に、遠隔呼び登録を行うか否かの確認メッセージと所定のエレベーターCCが設置されるAAビルの最寄り駅であるBB駅の列車の発着情報とを、利用者端末28に送信するものである。
なお、所定のエレベーターCCに対する遠隔呼び登録とは、利用者の利用者端末28にインストールされているメッセージ交換アプリケーションを使用し、AAビルに設置され、AAビルの各階床とAAビルにおけるBB駅への駅アクセス階との間を昇降する所定のエレベーターCCを遠隔に呼ぶための登録である。
エレベーター連携装置16は、呼び作成部18と、エレベーター運転状態取得部19と、監視エレベーターDB20と、を有する。
監視エレベーターDB20は、記憶部であり、保守会社が監視しているエレベーターの識別情報や通信装置12のIPアドレスを登録する。
エレベーター運転状態取得部19は、通信装置12と遠隔監視装置11とを介して、所定のエレベーターCCの運転状態を取得し、所定のエレベーターCCが、遠隔呼び登録を受け付け可能な状態となっている否かを判断する。
呼び作成部18は、アプリ装置30及び利用者認証装置17を介して受信する遠隔呼び登録要求メッセージに基づいて、遠隔呼び登録情報(利用者の遠隔呼び登録に基づいて作成される情報であって、所定のエレベーターCCに対して、利用者が遠隔呼び登録要求メッセージにて指定した階床(乗車階と行先階と)の情報)を作成し、通信装置12と遠隔監視装置11とを介して、エレベーター制御装置10の遠隔呼び受信部13に送信する。つまり、呼び作成部18は、メッセージ交換部31から送信される遠隔呼び登録要求メッセージに基づいて、遠隔呼び登録情報を作成する。
このように呼び作成部18は、利用者が、所定のエレベーターCCに対して、遠隔呼び登録を行った場合に、遠隔呼び登録に基づいて作成される遠隔呼び登録情報を、所定のエレベーターCCに送信するものである。
遠隔呼び受信部13が遠隔呼び登録情報を受信すると、エレベーター制御装置10は、所定のエレベーターCCの乗りかご5を遠隔呼び登録にて指定された階床へ走行させる。
このように、AAビルで登録している所定のエレベーターCCを使用し、AAビルにおけるBB駅への駅アクセス階に向かい、その後、BB駅で所定の列車に乗車しようとする利用者は、利用者端末28からSNSアプリケーションを使用し、BB駅における所定の列車の乗車に間に合うように、所定のエレベーターCCを呼び出す。
このように、エレベーター制御システムは、利用者が使用する利用者端末28から、メッセージ交換アプリケーションを使用し、登録された所定のエレベーターCCに対して、遠隔呼び登録を行うものである。
そして、本実施例では、利用者の遠隔呼び登録に基づいて、所定のエレベーターCCの乗りかご5を、利用者がBB駅における所定の列車の乗車に間に合うように、遠隔呼び登録にて指定された階床へ走行させる。
次に、本実施例に記載する遠隔呼び登録動作及び列車運行情報の通知動作を説明する。
図4は、本実施例に記載する遠隔呼び登録動作及び列車運行情報の通知動作を説明するフローチャートである。
以下、図4の説明では、所定のエレベーターCCを利用する利用者を利用者Aとして、利用者Aが利用する所定のエレベーターCCをエレベーターAとして、説明する。
S101において、利用者端末28のメッセージ交換部31にて、利用者AがエレベーターAを登録しているか否かを判断する。
エレベーターAを登録している場合(図中YES)は、S102に進む。また、エレベーターAを登録していない場合(図中NO)は、利用者認証装置17の利用者DB24に、利用者Aの情報は登録せず、S101の前に戻る。
なお、この登録は、例えば、SNSアプリケーションを使用し、エレベーターAの近傍(例えば、乗り場ドア7の横の壁面などの乗り場ドア7の近傍)に設置される所定のコードを利用者端末28から読み込むことにより、行うことができる。
S102において、エレベーターAを登録している場合には、利用者DB24に、利用者Aの情報を登録する。その後、S103に進む。
S103において、利用認証装置17の遠隔呼び登録認証部21にて、メッセージ交換部31に、利用者AとエレベーターAと間のトークルームを作成する。その後、S104に進む。
S104において、利用者Aがメッセージ交換部31にて遠隔呼び登録要求メッセージを送信したか否かを判断する。
遠隔呼び登録要求メッセージを送信した場合(図中YES)は、S105に進む。また、遠隔呼び登録要求メッセージを送信していない場合(図中NO)は、S104の前に戻る。
S105において、遠隔呼び登録認証部21が、利用者Aの遠隔呼び登録を許可することができるか否か、を判断する。
遠隔呼び登録を許可することができる場合(図中YES)、つまり、利用者Aが、エレベーターAへの遠隔呼び登録を行うことが許可されている、利用者Aであると判断した場合は、S106に進む。また、遠隔呼び登録を許可することができない場合(図中NO)、つまり、利用者Aが、エレベーターAへの遠隔呼び登録を行うことが許可されている、利用者Aであると判断しない場合は、S101の前に戻る。
S106において、エレベーター連携装置16の呼び作成部18は、メッセージ交換部31から送信された遠隔呼び登録要求メッセージを、アプリ装置30及び利用者認証装置17を介して受信し、遠隔呼び登録情報を作成し、通信装置12と遠隔監視装置11とを介して、エレベーター制御装置10の遠隔呼び受信部13に、遠隔呼び登録情報を送信する。その後、S107に進む。
S107において、利用者認証装置17のメッセージ応答処理部22は、遠隔呼び登録情報が送信された場合(メッセージ交換部31から遠隔呼び登録要求メッセージを受信した場合)に、列車運行情報装置29の列車運行情報DB32を参照し、列車の発着情報を利用者Aのメッセージ交換部31に送信する。その後、S108に進む。
そして、利用者Aが、AAビルで登録しているエレベーターAを使用し、AAビルにおけるBB駅への駅アクセス階に向かい、その後、BB駅で所定の列車に乗車しようとする場合は、BB駅における所定の列車の乗車に間に合うように、エレベーターAを呼び出す。この際、利用者AがエレベーターAにおいて遠隔呼び登録を作成した時刻後のBB駅における列車の発着情報、つまり、利用者AがエレベーターAに対して遠隔呼び登録を作成した時刻であって、所定の時間を加味して設定される時間帯の列車の発着情報、が送信される。
S108において、利用者DB24の遠隔呼び作成時間帯記録部25に、利用者AがエレベーターAにおいて遠隔呼び登録を作成した時刻を記録する。その後、S109に進む。
S109において、エレベーター制御装置10は、エレベーターAの乗りかご5を遠隔呼び登録にて指定された階床へ走行させ、遠隔呼び登録は完了となる。
このように、本実施例によれば、AAビルにいるエレベーターAの利用者Aであって、AAビルにいるBB駅の利用者Aに対する、エレベーターAの利便性及びエレベーターAへの非接触性を向上させることができると共に、AAビルでエレベーターAを使用し、その後、BB駅で所定の列車に乗車する場合に、スマートフォンなどのアプリケーションを使用し、エレベーターAを呼び出すことができる。
次に、本実施例に記載する利用予測に基づく遠隔呼び登録動作及び列車運行情報の通知動作を説明する。
図5は、本実施例に記載する利用予測に基づく遠隔呼び登録動作及び列車運行情報の通知動作を説明するフローチャートである。
以下、図5の説明では、所定のエレベーターCCを利用する利用者を利用者Aとして、利用者Aが利用する所定のエレベーターCCをエレベーターAとして、説明する。
S201において、利用者認証装置17の利用予測分析部23が利用者AのエレベーターAにおける推定利用時刻の算出が完了しており、且つ、利用者AがエレベーターAに対して、再度、遠隔呼び登録を行うと予測するか否かを判断する。なお、この予測は、遠隔呼び作成時間帯記録部25に登録された直近2週間の利用日数と利用時間帯とから判断する。
推定利用時刻の算出が完了しており、且つ、再度、遠隔呼び登録を行うと予測する場合(図中YES)は、S202に進む。また、推定利用時刻の算出が完了していない場合、又は、再度、遠隔呼び登録を行うと予測しない場合(図中NO)は、S201の前に戻る。
S202において、現在時刻が、利用予測分析部23が算出した推定利用時刻の30分以内であるか否かを判断する。
現在時刻が、推定利用時刻の30分以内である場合(図中YES)は、S203に進む。また、現在時刻が、推定利用時刻の30分より前である場合(図中NO)は、S201の前に戻る。
S203において、利用者認証装置17のメッセージ応答処理部22は、列車運行情報装置29の列車運行情報DB32を参照し、鉄道会社の情報でもある列車の発着情報を取得し、列車に遅延や運休が発生しているか否かを判断する。
列車に遅延や運休が発生している場合(図中YES)は、S204に進む。また、列車に遅延や運休が発生していない場合(図中NO)は、S205に進む。
S204において、メッセージ応答処理部22は、列車に遅延や運休が発生している旨を、メッセージとして、アプリ装置30を介して、利用者Aの利用者端末28のメッセージ交換部31に送信する。その後、S206に進む。
S205において、メッセージ応答処理部22は、列車運行情報DB32から取得した推定利用時刻の時間帯における列車の発着情報を、アプリ装置30を介して、利用者Aの利用者端末28のメッセージ交換部31に送信する。その後、S206に進む。
S206において、メッセージ応答処理部22は、利用予測分析部23が算出した遠隔呼び登録の推定利用時刻の到達前に、遠隔呼び登録を行うか否かの確認メッセージを、利用者Aの利用者端末28のメッセージ交換部31に送信する。その後、S207に進む。
S207において、利用者AがエレベーターAの遠隔呼び登録の作成を選択したか否かを判断する。
遠隔呼び登録の作成を選択した場合(図中YES)は、S208に進む。また、遠隔呼び登録の作成を選択しない場合(図中NO)、つまり、利用者Aが、遠隔呼び登録を使用してエレベーターAに乗車する意思がない場合は、遠隔呼び登録の作成は行わず、処理を終了する。
S208において、エレベーター連携装置16の呼び作成部18は、メッセージ交換部31から送信された遠隔呼び登録要求メッセージを、アプリ装置30及び利用者認証装置17を介して受信し、遠隔呼び登録情報を作成し、通信装置12と遠隔監視装置11とを介して、エレベーター制御装置10の遠隔呼び受信部13に、遠隔呼び登録情報を送信する。その後、S209に進む。
S209において、エレベーター制御装置10は、エレベーターAの乗りかご5を遠隔呼び登録にて指定された階床へ走行させ、遠隔呼び登録は完了となる。
このように、本実施例によれば、AAビルにいるエレベーターAの利用者Aであって、特に、BB駅の利用者に対する、エレベーターAの利便性を向上させることができる。
また、本実施例に記載するエレベーターAを制御するエレベーター制御システムは、エレベーターAに設置されるエレベーター側装置と、エレベーター側装置と社内ネットワーク14を介して接続される管制センタ装置15と、を有し、利用者Aの利用者端末28のメッセージ交換部31からエレベーターAへの遠隔呼び登録を可能とする。
そして、管制センタ装置15は、AAビルに設置され、AAビルの各階床とAAビルにおけるBB駅への駅アクセス階との間を昇降するエレベーターを使用する場合、メッセージ交換部31からのエレベーターAへの遠隔呼び登録後、メッセージ交換部31に、BB駅に発着する列車の発着情報を、利用者Aの利用者端末28のメッセージ交換部31に、表示する。
また、管制センタ装置15は、利用者Aの遠隔呼び登録履歴から、利用者Aの列車利用時間帯を予測し、利用者Aに対して、予測した列車利用時間帯における遠隔呼び登録の作成要否を確認する。
このように、本実施例に記載されるエレベーターAの遠隔呼び登録方法は、AAビルに設置され、AAビルの各階床とAAビルにおけるBB駅への駅アクセス階との間を昇降するエレベーターに対して、利用者Aの利用者端末28にインストールされているメッセージ交換アプリケーションを使用し、登録されたエレベーターAの遠隔呼び登録を可能とするものである。
そして、エレベーターAの遠隔呼び登録方法は、メッセージ交換アプリケーションを使用し、エレベーターAの遠隔呼び登録を行う場合に、遠隔呼び登録を行ったメッセージ交換アプリケーション上(利用者Aの利用者端末28のメッセージ交換部31)に、エレベーターAが設置されるAAビルの最寄り駅であるBB駅に発着する列車の発着情報を表示する。
また、エレベーターAの遠隔呼び登録方法は、利用者Aの遠隔呼び登録履歴(利用者AがエレベーターAにおいて遠隔呼び登録を作成した時刻である遠隔呼び登録作成時間帯)から、利用者Aの列車利用時間帯を予測し、利用者Aに対して、予測した列車利用時間帯における遠隔呼び登録の作成要否を確認する。
また、エレベーターAの遠隔呼び登録方法は、BB駅に発着する列車の発着情報を、利用者Aの利用者端末28のメッセージ交換部31に、表示(プッシュ通知)すると共に、列車に遅延や運休が発生している場合には、この旨を、メッセージとして、表示(プッシュ通知)する。
また、本実施例に記載するエレベーター制御システムは、利用者Aが使用する利用者端末28から、エレベーターAに対して遠隔呼び登録を行うものであり、このエレベーターAが、メッセージ交換アプリケーションを使用し、登録された所定のエレベーターCCである。
そして、このエレベーター制御システムは、利用者Aが、エレベーターAに対して、遠隔呼び登録を行った時刻を記録する遠隔呼び作成時間帯記録部25と、利用者Aが、エレベーターAに対して、遠隔呼び登録を行った場合に、遠隔呼び登録に基づいて作成される遠隔呼び登録情報を、エレベーターAに送信する呼び作成部18と、利用者Aが、エレベーターAに対して、遠隔呼び登録を行った場合に、エレベーターAが設置されるビル(AAビル)の最寄り駅(BB駅)の列車の発着情報を、利用者端末28に送信するメッセージ応答処理部22と、を有する。
なお、本実施例において、「遠隔呼び」とは、例えば、利用者Aが使用する利用者端末28から、メッセージ交換アプリケーションを使用し、エレベーターA(利用者に登録されている所定のエレベーターCC)を、呼ぶことを意味する。
つまり、「遠隔呼び登録」(「呼び登録」と呼称する場合がある)とは、例えば、利用者Aが使用する利用者端末28から、メッセージ交換アプリケーションを使用し、エレベーターAを登録することを意味する。
次に、本実施例に記載する呼び登録画面のイメージを説明する。
図6は、本実施例に記載する呼び登録画面のイメージ(呼び登録前)を説明する説明図である。
図7は、本実施例に記載する呼び登録画面のイメージ(呼び登録時)を説明する説明図である。
図8は、本実施例に記載する呼び登録画面のイメージ(発着情報表示)を説明する説明図である。
この呼び登録画面イメージは、利用者Aの利用者端末28のメッセージ交換部31に表示される画面イメージである。なお、この画面イメージは、既に、利用者AがエレベーターAを登録している状態である。
先ず、利用者端末28のメッセージ交換部31において、SNSアプリケーションを起動させると、画面イメージが表示される。つまり、図6に示すように、AAビルにおけるエレベーターAについて、利用者AとエレベーターAと間のトークルームが作成される。
実施例1では「乗車階と行先階を登録してください。」とのメッセージが表示される。
次に、利用者端末28のメッセージ交換部31において、図7に示すように、「5階で乗車し、ロビー階へ行きます。」とのメッセージを入力すると、利用者認証装置17の遠隔呼び登録認証部21にて、利用者AのエレベーターAへの遠隔呼び登録が許可された場合には、「遠隔呼び登録を受付けました。」とのメッセージが表示される。
そして、利用者端末28のメッセージ交換部31において、図8に示すように、メッセージ交換部31からのエレベーターAへの遠隔呼び登録後、AAビルの最寄りの駅であるBB駅の列車の発着情報が、「BB駅の列車の発着情報です。」とのメッセージと共に、表示される。
なお、列車の発着情報は、利用者AがエレベーターAに対して、遠隔呼び登録を作成した時刻から、所定の時間を加味して設定される時間帯のものである。
次に、本実施例に記載する登録情報テーブルを説明する。
図9は、本実施例に記載する登録情報テーブルを説明する説明図である。
図9に示す登録情報テーブルは、利用者DB24の遠隔呼び作成時間帯記録部25に、利用者AがエレベーターAにおいて遠隔呼び登録を作成した時刻などを記録したものである。
登録テーブルには、例えば、登録エレベーター、利用時間、前回乗車階、前回行先階、登録場所(ビル)、駅までの距離、利用路線が記録される。
本実施例では、代表して、2つのデータが示されている。
1つ目のデータとして、利用者〇〇さん、登録場所(ビル)がAAビル(北緯〇〇度、東経××度)であり、最寄りの駅が、BB駅(AAビルから駅までの距離が徒歩で△△分)であり、BB駅における利用路線が××線である場合に、AAビルにおける登録エレベーターとして、〇〇△△エレベーターが登録され、この〇〇△△エレベーターが、利用時間△△時〇〇分に、前回乗車階▽階、前回行先階〇階が登録されている。
2つ目のデータとして、利用者△△さん、登録場所(ビル)がAAビル(北緯〇〇度、東経××度)であり、最寄りの駅が、CC駅(AAビルから駅までの距離が徒歩で▽▽分)であり、CC駅における利用路線が〇〇線である場合に、AAビルにおける登録エレベーターとして、△△〇〇エレベーターが登録され、この△△〇〇エレベーターが、利用時間〇〇時△△分に、前回乗車階△階、前回行先階〇階が登録されている。
こうしたデータを蓄積した登録テーブルを使用することにより、例えば、利用者〇〇さんから、△△時〇〇分の直前に、登録している〇〇△△エレベーターに対して、遠隔呼び登録要求メッセージが送信された場合には、利用路線が××線の列車の発着情報を表示することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために、具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を有するものに限定されるものではない。
1・・・昇降路、2・・・主ロープ、3・・・モーター、4・・・釣合い錘、5・・・乗りかご、6・・・乗りかごドア、7・・・乗り場ドア、8・・・着床床、9・・・制御盤、10・・・エレベーター制御装置、11・・・遠隔監視装置、12・・・通信装置、13・・・遠隔呼び受信部、14・・・社内ネットワーク、15・・・管制センタ装置、16・・・エレベーター連携装置、17・・・利用者認証装置、18・・・呼び作成部、19・・・エレベーター運転状態取得部、20・・・監視エレベーターDB、21・・・遠隔呼び登録認証部、22・・・メッセージ応答処理部、23・・・利用予測分析部、24・・・利用者DB、25・・・遠隔呼び作成時間帯記録部、26・・・DMZ、27・・・公衆ネットワーク、28・・・利用者端末、29・・・列車運行情報装置、30・・・アプリ装置、31・・・メッセージ交換部、32・・・列車運行情報DB、33・・・メッセージアプリ認証部、34・・・アプリデータ処理部。

Claims (7)

  1. 利用者が使用する利用者端末から、エレベーターに対して、呼び登録を行うエレベーターの遠隔呼び登録方法であって、
    前記利用者が、前記エレベーターの呼び登録を行う場合に、前記利用者端末に、前記エレベーターが設置されるビルの最寄り駅の列車の発着情報を表示することを特徴とするエレベーターの遠隔呼び登録方法。
  2. 請求項1に記載するエレベーターの遠隔呼び登録方法であって、
    前記呼び登録が、メッセージ交換アプリケーションを使用し、登録された所定のエレベーターに対して、行われることを特徴とするエレベーターの遠隔呼び登録方法。
  3. 請求項1に記載するエレベーターの遠隔呼び登録方法であって、
    前記利用者が前記エレベーターにおいて呼び登録を作成した時刻である遠隔呼び登録作成時間帯から、前記利用者の列車利用時間帯を予測し、前記利用者に対して、予測した列車利用時間帯における呼び登録の作成要否を確認することを特徴とするエレベーターの遠隔呼び登録方法。
  4. 請求項1に記載するエレベーターの遠隔呼び登録方法であって、
    列車に遅延や運休が発生している場合には、この旨を、表示することを特徴とするエレベーターの遠隔呼び登録方法。
  5. 利用者が使用する利用者端末から、エレベーターに対して、呼び登録を行うエレベーター制御システムであって、
    前記利用者が、前記エレベーターに対して、呼び登録を行った時刻を記録する遠隔呼び作成時間帯記録部と、
    前記利用者が、前記エレベーターに対して、呼び登録を行った場合に、前記呼び登録に基づいて作成される遠隔呼び登録情報を、前記エレベーターに送信する呼び作成部と、
    前記利用者が、前記エレベーターに対して、呼び登録を行った場合に、前記エレベーターが設置されるビルの最寄り駅の列車の発着情報を、前記利用者端末に送信するメッセージ応答処理部と、
    を有することを特徴とするエレベーター制御システム。
  6. 請求項5に記載するエレベーター制御システムであって、
    前記エレベーターが、メッセージ交換アプリケーションを使用し、登録された所定のエレベーターであることを特徴とするエレベーター制御システム。
  7. 請求項5に記載するエレベーター制御システムであって、
    前記遠隔呼び作成時間帯記録部に記録される時刻に基づいて、過去に、前記エレベーターに対して、呼び登録を行った利用者が、前記エレベーターに対して、呼び登録を行うであろうと予測される推定利用時刻を、算出する利用予測分析部を有し、
    前記メッセージ応答処理部は、前記推定利用時刻の到達前に、呼び登録を行うか否かの確認メッセージと前記エレベーターが設置されるビルの最寄り駅の列車の発着情報とを、前記利用者端末に送信することを特徴とするエレベーター制御システム。
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