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JP2022108335A - 電子決済システム、携帯型端末装置、電子決済方法及び電子マネー管理プログラム - Google Patents

電子決済システム、携帯型端末装置、電子決済方法及び電子マネー管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子マネーを利用してエネルギを購入する際に入金することなく、電子マネーが不足するのを防止可能な電子決済システム、端末装置、電子マネー管理方法及びプログラムを提供すること。【解決手段】本発明の一実施形態に係る電子決済システム1では、端末装置10が、ユーザが指定した上限金額を設定する。端末装置10は、エネルギの供給対象の車両70にエネルギを充たす旨の注文を受け付けた場合、ユーザの電子マネーの残高が上限金額以上であるとき、電子マネー管理装置30に対し、残高から上限金額を引き落とさせる。中継装置20は、車両70へのエネルギの供給が行われた後、ユーザの上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定する。上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きい場合、中継装置20は、電子マネー管理装置30に対し、上限金額と代金との差額を返金させる。【選択図】図5

Description

本発明は、電子決済システム、端末装置、電子マネー管理方法及びプログラムに関する。
従来、セルフサービス式のガソリンスタンド等の給油所システムにおいて電子マネーを利用した電子決済が行われている。電子決済を利用した給油所システムの一例として、特許文献1が開示する給油所システムは、給油が完了した後、入金された金額に不足がある場合、予め設定された方法で追加入金を行うことにより、残高不足となることを防止する。
特開2020-64551号公報
しかしながら、特許文献1が開示する給油所システムでは、エネルギを購入する際、入金された金額に不足がある場合、入金しなければならないという問題があった。
本発明の目的は、上述した課題を鑑み、電子マネーを利用してエネルギを購入する際に入金することなく、電子マネーが不足するのを防止可能な電子決済システム、端末装置、電子マネー管理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一実施形態に係る電子決済システムは、
ユーザが使用する端末装置と、
ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置と、
端末装置及び電子マネー管理装置と通信する中継装置とを含み、
端末装置は、ユーザが指定した上限金額を設定し、
電子マネー管理装置は、ユーザの電子マネーの残高を示す残高情報を端末装置に送信し、
端末装置は、エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文をユーザから受け付けた場合、残高情報の示す残高が上限金額以上であるか否か判定し、
端末装置は、残高が上限金額以上である場合、電子マネー管理装置に対し、残高から上限金額を引き落とさせ、
端末装置は、車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、注文に基づく車両へのエネルギの供給を行わせ、
中継装置は、車両へのエネルギの供給が行われた後、上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定し、
中継装置は、上限金額が代金よりも大きい場合、電子マネー管理装置に対し、上限金額と代金との差額を返金させる。
また、本発明の一実施形態に係る端末装置は、
ユーザが指定した上限金額を設定する上限金額設定部と、
エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文をユーザから受け付けた場合、ユーザの電子マネーの残高が上限金額以上であるか否か判定する残高判定部と、
残高が上限金額以上である場合、ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置に対し、残高から上限金額を引き落とさせる引落処理部と、
車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、注文に基づく車両へのエネルギの供給を行わせる注文処理部とを含む。
さらに、本発明の一実施形態に係る電子マネー管理方法は、
端末装置が、端末装置のユーザが指定した上限金額を設定し、
端末装置は、エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文を受け付けた場合、ユーザの電子マネーの残高が上限金額以上であるか否か判定し、
端末装置は、残高が上限金額以上である場合、ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置に対し、残高から上限金額を引き落とさせ、
端末装置は、車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、注文に基づく車両へのエネルギの供給を行わせ、
中継装置が、車両へのエネルギの供給が行われた後、上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定し、
中継装置は、上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きい場合、電子マネー管理装置に対し、上限金額と代金との差額を返金させる。
さらに、本発明の一実施形態に係るプログラムは、
ユーザが指定した上限金額を設定するステップと、
エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文をユーザから受け付けた場合、ユーザの電子マネーの残高が上限金額以上であるか否か判定するステップと、
残高が上限金額以上である場合、ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置に対し、残高から上限金額を引き落とさせるステップと、
車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、注文に基づく車両へのエネルギの供給を行わせるステップと、
車両へのエネルギの供給が行われた後、上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定するステップと、
上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きい場合、電子マネー管理装置に対し、上限金額と代金との差額を返金させるステップとをコンピュータに実行させる。
本発明により、電子マネーを利用してエネルギを購入する際に入金することなく、電子マネーが不足するのを防止可能な電子決済システム、端末装置、電子マネー管理方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電子決済システム及びエネルギ供給システムの一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る中継サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電子マネー管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電子決済システムに含まれる主要な構成要素を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電子決済システムにおいて実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る電子決済システムにおいて実行される処理の別の例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る端末装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る端末装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る電子決済システム及びエネルギ供給システムにおいて実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る中継サーバが実行する処理の一例を示すフローチャートである。 電子マネー管理テーブルの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子決済システム1及びエネルギ供給システム40の一例を示す概略図である。
電子決済システム1は、電子マネーによる電子決済を行うためのシステムであり、端末装置10と、中継サーバ20と、電子マネー管理サーバ30とを含む。端末装置10及び中継サーバ20は、ネットワーク50を介して相互に通信することができる。端末装置10及び電子マネー管理サーバ30は、ネットワーク60を介して相互に通信することができる。中継サーバ20及び電子マネー管理サーバ30は、ネットワーク60を介して相互に通信することができる。ネットワーク50,60は、LAN(Local Area Network)及び/又はWAN(Wide Area Network)を含んで構成することができる。なお、電子決済システム1は、複数の端末装置10を含むことができる。
エネルギ供給システム40は、端末装置10のユーザ(以下、単に「ユーザ」とする)が利用する車両70にエネルギを供給するためのシステムである。例えば、エネルギ供給システム40の具体例として、ガソリンスタンドや充電スタンド、水素ステーション等が挙げられる。エネルギ供給システム40は、POS(Point Of Sale)端末41と、エネルギ供給装置42とを含む。POS端末41は、ネットワーク50を介して中継サーバ20と通信することができる。
POS端末41は、ユーザが選択したエネルギに関する注文情報に基づいて、エネルギ供給装置42を制御し、ユーザが利用する車両70にエネルギを提供する。注文情報には、エネルギの種類及び量に関する情報、並びに電子決済を利用してエネルギを購入する旨の情報が含まれる。エネルギの種類には、例えば、ガソリンや軽油、電気、水素、バイオ燃料、天然ガス等が含まれる。エネルギの量には、例えば、満タン、具体的な数量(20リットル等)等が含まれる。車両70には、ユーザが運転する車両及びユーザが乗車する車両が含まれる。車両70には、自動車及び自動二輪車等の種々の車両が含まれる。
また、POS端末41は、車両70に供給されたエネルギの供給量及び時価に基づいて、供給されたエネルギの代金を算出する。POS端末41は、例えば、ガソリンスタンドや充電スタンド、水素ステーション等の店舗内に設置することができる。
エネルギ供給装置42は、車両70にエネルギを供給する装置である。エネルギ供給装置42の具体例としては、ガソリンや軽油を給油する給油機や、電気を供給する充電器等が挙げられる。エネルギ供給装置42が供給するエネルギには、ガソリン、軽油、電気、水素、バイオ燃料及び天然ガスが含まれる。
図2は、端末装置10の構成を示すブロック図である。端末装置10は、エネルギの注文及び電子マネーの管理を行うことが可能な情報処理装置である。端末装置10の具体例としては、スマートフォンやタブレット型端末、ウェアラブル端末等の装置が挙げられる。端末装置10は、コンピュータに相当する。端末装置10は、演算装置100と、通信インタフェース(I/F)110と、記憶装置120と、表示装置130とを備える。
演算装置100は、端末装置10が備える装置及び回路を制御するCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサである。演算装置100は、記憶装置120からアプリケーションプログラムを読み出して実行する。演算装置100が実行するアプリケーションプログラムには、注文アプリ及び電子マネー管理アプリが含まれる。
注文アプリは、ユーザがエネルギを購入するために使用するアプリケーションプログラムである。注文アプリの具体例としては、例えば、PutMenu社の給油アプリ等が挙げられる。注文アプリは、上限金額設定部101と、注文処理部102とを含む。
上限金額設定部101は、ユーザからの指示に基づき上限金額を設定するプログラムモジュールである。上限金額は、車両70に一度に供給可能な量のエネルギを購入するのに最低限必要な金額以上の金額に相当する。上限金額の具体例として、ガソリン車の満タン給油や電気自動車のフル充電等に必要な金額が挙げられる。上限金額は、ユーザ自身が決定することができる。上限金額設定部101は、ユーザが指定した上限金額を示す上限金額情報を記憶装置120に保存する。
注文処理部102は、エネルギの購入に関する注文を処理するプログラムモジュールである。注文処理部102は、ユーザからエネルギの購入に関する注文を受け付けると、当該注文を示す注文情報を記憶装置120に保存する。例えば、注文処理部102は、車両70にエネルギを充たす旨及び車両70に供給されるエネルギの種類を示す注文情報を記憶装置120に保存する。
ユーザがエネルギ供給システム40を利用して車両70にエネルギを供給する場合、注文処理部102は、記憶装置120に保存された注文情報を、中継サーバ20を介してエネルギ供給システム40に提供し、注文情報に基づく車両70へのエネルギの供給を行わせる。
電子マネー管理アプリは、ユーザが自身の電子マネーを管理するためのアプリケーションプログラムである。電子マネー管理アプリの具体例としては、例えば、PayPay(登録商標)等が挙げられる。電子マネー管理アプリは、残高判定部103と、引落処理部104と、入金処理部105とを有する。
残高判定部103は、ユーザの電子マネーの残高が当該ユーザの指定した上限金額以上であるか否か判定するプログラムモジュールである。引落処理部104は、ユーザの電子マネーの残高が上限金額以上である場合、電子マネー管理装置30に対し、残高から上限金額を引き落とさせるプログラムモジュールである。入金処理部105は、電子マネー管理装置30に対し、ユーザが指定した金額を当該ユーザの残高に入金させるプログラムモジュールである。
通信インタフェース110は、端末装置10と中継サーバ20及び電子マネー管理サーバ30との間でデータ通信を行う。記憶装置120は、演算装置100が実行するプログラム及び演算装置100が処理する種々のデータが保存される記憶装置である。具体的は、注文アプリ、電子マネー管理アプリ、上限金額情報、及び注文情報等が記憶装置120に保存される。
表示装置130は、演算装置100の制御下で種々の画面を表示する装置である。表示装置130が表示する画面には、注文アプリが提供する画面及び電子マネー管理アプリが提供する画面が含まれる。
図3は、中継サーバ20の構成を示すブロック図である。中継サーバ20は、端末装置10及び電子マネー管理サーバ30と種々のデータを通信する情報処理装置である。中継サーバ20は、中継装置に相当する。中継サーバ20は、演算装置200と、通信インタフェース210と、記憶装置220とを備える。
演算装置200は、中継サーバ20が備える装置及び回路を制御するCPUやMPU等のプロセッサである。演算装置200は、記憶装置220から制御プログラムを読み出して実行する。制御プログラムには、プログラムモジュールである制御部201、金額判定部202、及び返金処理部203が含まれる。なお、制御部201、金額判定部202、及び返金処理部203の機能を、FPGA(Field-Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路によって実現してもよい。
制御部201は、中継サーバ20の全体制御を行うプログラムモジュールである。金額判定部202は、ユーザの指定した上限金額が、車両70に供給されたエネルギの代金よりも大きいか否か判定するプログラムモジュールである。返金処理部203は、上限金額が、車両70に供給されたエネルギの代金よりも大きい場合に、電子マネー管理サーバ30に対し、上限金額と代金との差額を返金する返金処理を実行させるプログラムモジュールである。
通信インタフェース210は、中継サーバ20と、端末装置10、電子マネー管理装置30及びPOS端末41との間でデータ通信を行う。記憶装置220は、演算装置200が実行するプログラム及び演算装置200が処理する種々のデータが保存される記憶装置である。具体的には、制御プログラム等が記憶装置220に保存される。
図4は、電子マネー管理サーバ30の構成を示すブロック図である。電子マネー管理サーバ30は、ユーザの電子マネーを管理する情報処理装置である。電子マネー管理サーバ30は、電子マネー管理装置に相当する。電子マネー管理サーバ30は、演算装置300と、通信インタフェース310と、記憶装置320とを備える。
演算装置300は、電子マネー管理サーバ30が備える装置及び回路を制御するCPUやMPU等のプロセッサである。演算装置300は、記憶装置320から制御プログラムを読み出して実行する。制御プログラムには、プログラムモジュールである引落処理部301、入金処理部302及び返金処理部303が含まれる。なお、引落処理部301、入金処理部302及び返金処理部303の機能を、FPGAやASIC等の集積回路によって実現してもよい。
引落処理部301は、ユーザの電子マネーの残高がユーザの指定した上限金額以上である場合に、当該残高から上限金額を引き落とすプログラムモジュールである。入金処理部302は、ユーザが指定した金額を当該ユーザの残高に入金する処理を行うプログラムモジュールである。返金処理部303は、車両70に供給されたエネルギの代金よりも大きい場合に返金処理を実行するプログラムモジュールである。
通信インタフェース310は、電子マネー管理サーバ30と端末装置10及び中継サーバ20との間でデータ通信を行う。記憶装置320は、演算装置300が実行するプログラム及び演算装置300が処理する種々のデータが保存される記憶装置である。具体的には、制御プログラム及び電子マネー管理テーブル等が記憶装置320に保存される。
図12は、電子マネー管理テーブルの一例を示す図である。電子マネー管理テーブルは、電子決済システム1のユーザの電子マネーを管理するためのデータテーブルである。電子マネー管理テーブルは、電子決済システム1を利用するユーザの識別情報であるユーザIDと、当該ユーザIDによって特定されるユーザの電子マネーの残高が関連付けて登録される。図12に示すように、電子マネー管理テーブルには、複数のユーザ毎に残高が登録され得る。
図5は、電子決済システム1に含まれる主要な構成要素を示すブロック図である。電子決済システム1は、端末装置10と、中継サーバ20と、電子マネー管理サーバ30とを含む。端末装置10は、上限金額設定部101と、注文処理部102と、残高判定部103と、引落処理部104とを有する。中継サーバ20は、金額判定部202と、返金処理部203とを有する。電子マネー管理サーバ30は、引落処理部301と、返金処理部303とを有する。
図6は、電子決済システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。ステップS10では、端末装置10が、ユーザが指定した上限金額を示す上限金額情報を記憶装置120に保存することにより、上限金額を設定する。ステップS11では、端末装置10は、上限金額情報及び当該ユーザのユーザIDを中継サーバ20に送信する。ステップS12では、中継サーバ20は、端末装置10から上限金額情報及びユーザIDを受信すると、記憶装置220に上限金額情報をユーザIDと関連付けて保存する。
ステップS13では、端末装置10は、ユーザが指定したエネルギの注文内容を示す注文情報を決定し、注文情報を記憶装置120に保存する。ステップS14では、端末装置10は、注文情報及びユーザIDを中継サーバ20に送信する。以下、端末装置10が、車両70にエネルギを充たす旨の注文を受け付けた場合に実行される処理について説明する。
ステップS15では、中継サーバ20は、車両70にエネルギを充たす旨の注文情報及びユーザIDを端末装置10から受信すると、引落依頼を端末装置10に送信する。端末装置10は、中継サーバ20から引落依頼を受信すると、ステップS16で残高情報要求及びユーザIDを電子マネー管理サーバ30に送信する。電子マネー管理サーバ30は、端末装置10から残高情報要求及びユーザIDを受信すると、ステップS17で電子マネー管理テーブルを参照し、当該ユーザIDに関連付けられた残高情報を端末装置10に送信する。
端末装置10は、電子マネー管理サーバ30から残高情報を受信すると、ステップS18で残高が上限金額未満以上であるか否か判定する。以下、残高が上限金額未満である場合に実行される処理について説明する。
ステップS19では、端末装置10は、入金画面を表示装置130に表示し、ユーザによる入金指示操作を待機する。ユーザによる入金指示操作を受け付けると、ステップS20で端末装置10は、入金要求、ユーザが指定した入金金額を示す入金金額情報及びユーザIDを電子マネー管理サーバ30に送信する。
電子マネー管理サーバ30は、端末装置10から入金要求、入金金額情報及びユーザIDを受信すると、ステップS21で入金処理を実行する。具体的には、電子マネー管理サーバ30の入金処理部302が、受信したユーザIDによって特定されるユーザの残高に、当該入金金額情報が示す金額を追加する。ステップS22では、電子マネー管理サーバ30は、入金が完了した旨を示す入金完了通知を端末装置10に送信する。
図7は、電子決済システム1において実行される処理の別の例を示すシーケンス図である。ステップS10~ステップS18の処理は、図6と同じであるため、説明を省略する。以下、残高が上限金額以上である場合に実行される処理について説明する。
ステップS23では、端末装置10は、上限金額の引落としを要求する引落要求、上限金額情報及びユーザIDを、電子マネー管理サーバ30に送信する。電子マネー管理サーバ30は、端末装置10から引落要求、上限金額情報及びユーザIDを受信すると、ステップS24で引落処理を行う。具体的には、電子マネー管理サーバ30の引落処理部301が、電子マネー管理テーブルを参照し、受信したユーザIDに関連付けられたユーザの残高から当該上限金額情報が示す上限金額を引き落とす。
ステップS25では、電子マネー管理サーバ30は、上限金額が引き落とされた旨の引落完了通知を中継サーバ20に送信する。中継サーバ20は、電子マネー管理サーバ30から引落完了通知を受信すると、ステップS26で注文完了通知を端末装置10に送信する。
図8及び図9は、端末装置10が実行する処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、注文アプリがステップS101~ステップS105及びステップS109を実行し、電子マネー管理アプリがステップS106~ステップS108、ステップS110~ステップS112を実行する。なお、ステップS101及びステップS102の処理は、一度だけ実行されるように構成してもよい。
ステップS101では、端末装置10は、ユーザによる上限金額の指定操作を受け付けたか否か判定する。上限金額の指定操作を受け付けていない場合(NO)、ステップS101の処理が再び実行される。上限金額の指定操作を受け付けた場合(YES)、ステップS102で端末装置10は、ユーザが指定した上限金額を示す上限金額情報及びユーザIDを中継サーバ20に送信する。
ステップS103では、端末装置10は、ユーザによる注文情報の選択操作を受け付けたか否か判定する。注文情報の選択操作を受け付けていない場合(NO)、ステップS103の処理が再び実行される。一方、注文情報の選択操作を受け付けた場合(YES)、ステップS104で端末装置10は、ユーザが選択した注文情報及びユーザIDを中継サーバ20に送信する。
ステップS105では、端末装置10は、中継サーバ20から引落依頼を受信したか否か判定する。引落依頼を受信していない場合(NO)、ステップS105の処理が再び実行される。一方、引落依頼を受信した場合(YES)、ステップS106に処理が分岐する。
ステップS106では、端末装置10は、残高情報要求及びユーザIDを電子マネー管理サーバ30に送信し、電子マネー管理サーバ30からユーザの残高情報を取得する。ステップS107では、端末装置10は、受信した残高情報が示す残高が、ユーザの指定した上限金額以上であるか否か判定する。残高が上限金額以上である場合(YES)、ステップS108に処理が分岐する。
ステップS108では、端末装置10は、引落要求、上限金額情報及びユーザIDを電子マネー管理サーバ30に送信する。ステップS109では、端末装置10は、中継サーバ20から注文完了通知を受信したか否か判定する。注文完了通知を受信していない場合(NO)、ステップS109の処理が再び実行される。一方、注文完了通知を受信した場合(YES)、図8及び図9の処理が終了する。
ステップS107で残高が上限金額未満であると判定された場合(NO)、ステップS110に処理が分岐する。ステップS110では、端末装置10は、入金画面を表示装置130に表示する。ステップS111では、端末装置10は、ユーザによる入金指示操作を受け付けたか否か判定する。入金指示操作を受け付けていない場合(NO)、ステップS111の処理が再び実行される。
一方、入金指示操作を受け付けた場合(YES)、ステップS112で端末装置10は、ユーザが指定した入金金額を示す入金金額情報及びユーザIDを電子マネー管理サーバ30に送信し、ステップS107に処理が戻る。
図10は、電子決済システム1及びエネルギ供給システム40において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。図10に示す処理は、顧客であるユーザが、例えば、エネルギ供給システムの一例であるガソリンスタンドに来店した場合に実行される。
ステップS30では、端末装置10が、ユーザが選択した注文情報及び当該ユーザのユーザIDを中継サーバ20に送信する。中継サーバ20は、端末装置10から注文情報及びユーザIDを受信すると、ステップS31でエネルギ供給システム40のPOS端末41に当該注文情報を送信する。
POS端末41は、中継サーバ20から注文情報を受信すると、ステップS32で当該注文情報に基づくエネルギ供給指示を、エネルギ供給装置42に送信する。エネルギ供給装置42は、POS端末41からエネルギ供給指示を受信すると、ステップS33で車両70にエネルギを供給する。
車両70へのエネルギの供給が完了すると、ステップS34でエネルギ供給装置42は、車両70へのエネルギの供給が完了した旨の供給完了通知と、当該車両70へのエネルギの供給量を示す供給量情報を、POS端末41に送信する。POS端末41は、エネルギ供給装置42から供給完了通知及び供給量情報を受信すると、ステップS35で供給量情報とエネルギの時価に基づいて、車両70に供給されたエネルギの代金を算出する。ステップS36では、POS端末41は、算出した代金を示す代金情報を中継サーバ20に送信する。
中継サーバ20は、POS端末41から代金情報を受信すると、ステップS37で金額判定処理を実行し、上限金額が代金情報の示す代金よりも大きいか否か判定する。金額判定処理については、図11を参照して後述する。以下、上限金額が当該代金よりも大きい場合に実行される処理について説明する。
ステップS38では、中継サーバ20は、上限金額と代金との差額の返金を要求する返金要求、当該差額を示す差額情報及びユーザIDを、電子マネー管理サーバ30に送信する。電子マネー管理サーバ30は、中継サーバ20から返金要求、差額情報及びユーザIDを受信すると、ステップS39で当該差額情報及びユーザIDに基づいて返金処理を実行する。具体的には、電子マネー管理サーバ30の返金処理部303が、電子マネー管理テーブルを参照し、受信したユーザIDで特定されるユーザの残高に、差額情報の示す金額を入金することにより返金する。
ステップS40では、電子マネー管理サーバ30は、決済完了が完了した旨の決済完了通知を中継サーバ20に送信する。中継サーバ20は、電子マネー管理サーバ30から決済完了通知を受信すると、ステップS41で決済完了通知を端末装置10に送信する。
図11は、中継サーバ20が実行する処理の一例を示すフローチャートである。ステップS201では、中継サーバ20の金額判定部202が、金額判定処理を実行する。具体的には、金額判定部202は、端末装置10から受信したユーザIDに関連付けられた上限金額情報を、記憶装置220から読み出し、当該上限金額情報が示す上限金額が、POS端末41から受信した代金情報が示す代金よりも大きいか否か判定する。上限金額が代金よりも大きくない場合(NO)、ステップS204に処理が分岐する。なお、上限金額は、車両70に一度に供給可能な量のエネルギを購入するのに最低限必要な金額以上の金額であるため、上限金額が当該代金よりも小さくなることはない。
一方、上限金額が当該代金よりも大きい場合(YES)、ステップS202に処理が分岐する。ステップS202では、返金処理部203は、返金要求、差額情報、及びユーザIDを電子マネー管理サーバ30に送信する。ステップS203では、返金処理部203は、電子マネー管理サーバ30から返金完了通知を受信したか否か判定する。電子マネー管理サーバ30から返金完了通知を受信していない場合(NO)、ステップS203の処理が再び実行される。一方、返金完了通知を受信した場合(YES)、ステップS204に処理が分岐する。ステップS204では、制御部201が、返金完了通知を端末装置10に送信する。
上述した実施形態では、端末装置10が、ユーザの指定した上限金額を設定する。電子マネー管理装置30が、ユーザの電子マネーの残高を示す残高情報を端末装置10に送信する。端末装置10は、エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文をユーザから受け付けた場合、残高情報の示す残高が上限金額以上であるか否か判定する。残高が上限金額以上である場合、端末装置10は、電子マネー管理装置30に対し、残高から上限金額を引き落とさせる。その後、端末装置10は、エネルギ供給システム40に対し、当該注文に基づく車両70へのエネルギの供給を行わせる。
これにより、エネルギの供給に先立ち、エネルギの供給対象の車両70に一度に供給可能な量のエネルギを購入するのに最低限必要な金額以上の金額が、ユーザの電子マネーの残高から引き落とされる。そのため、電子マネーを利用してエネルギを購入する際に入金することなく、電子マネーが不足するのを防止することができる。
また、上述した実施形態では、中継装置20は、車両70へのエネルギの供給が行われた後、上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定する。そして、中継装置20は、上限金額が当該代金よりも大きい場合、電子マネー管理装置30に対し、上限金額と代金との差額を返金させる。これにより、事前にユーザの残高から引き落とされた金額が、実際に供給されたエネルギの代金よりも大きい場合でも、その差額をユーザに返金することができる。
さらに、上述した実施形態では、電子決済システム1は、複数の端末装置10を含む。複数の端末装置10はそれぞれ、複数の端末装置10の各ユーザからの指示に基づき上限金額を設定する。これにより、電子決済システム1では、各ユーザが上限金額を設定することができる。
さらに、上述した実施形態では、端末装置10は、ユーザが指定した上限金額を示す上限金額情報を保持する。端末装置10は、ユーザから再び、車両70にエネルギを充たす旨の注文を受け付けると、ユーザの残高が、保持されている上限金額情報が示す上限金額以上であるか否か判定する。これにより、端末装置10は、ユーザが既に指定した上限金額に基づいて、残高と上限金額とを比較するため、ユーザが毎回、上限金額を指定する必要がない。そのため、ユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、上述した実施形態では、端末装置10は、ユーザから受け付けた車両70にエネルギを充たす旨を示す注文情報を保持する。端末装置10は、エネルギ供給システム40に対し、保持されている注文情報に基づく車両70へのエネルギの供給を行わせる。これにより、ユーザが既に指定した注文内容に基づいて、車両70へのエネルギの供給が行われるため、ユーザが毎回、詳細な注文内容を指示する必要がない。そのため、ユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、上述した実施形態では、端末装置10は、ユーザの残高が上限金額未満である場合、入金により残高を増やすための入金画面を表示装置130に表示する。これにより、上限金額を引き落すことができない場合に、ユーザに入金を促すことができる。
さらに、上述した実施形態では、端末装置10は、ユーザの残高から上限金額を引き落とすために最低限必要な金額を入金画面に表示することができる。これにより、ユーザは、上限金額を引き落とすために最低限必要な金額を把握することができる。
<他の実施形態>
上述した実施形態では、中継サーバ20及び電子マネー管理サーバ30を個別の装置として実現するが、他の実施形態では、中継サーバ20及び電子マネー管理サーバ30を1つのサーバで実現してもよい。
また、端末装置10が、中継サーバ20の実行する処理を実行するように構成してもよい。具体的には、端末装置10が、車両70へのエネルギの供給が行われた後、上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定するステップと、上限金額がエネルギの供給に基づく代金よりも大きい場合、電子マネー管理サーバ30に対し、上限金額と代金との差額を返金させるステップとを実行することができる。本実施形態では、端末装置10は、エネルギ供給システム40のPOS端末41と直接通信することができる。
さらに、上述した実施形態では、ユーザは、注文アプリ及び電子マネー管理アプリが表示する所定の画面を参照して操作を行うが、他の実施形態では、注文アプリ及び電子マネー管理アプリが、上記画面に表示される内容を、音声によってユーザに提供し、ユーザが、これらのアプリに言葉による指示を与えてもよい。
上述の例において、プログラムは、様々な種類の非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに提供することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々な種類の実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM)を含む。また、プログラムは、様々な種類の一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに提供されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。コンピュータには、PC、サーバ、CPU、MPU、FPGA及びASIC等の種々の情報処理装置が含まれる。
本発明は、上述した実施形態に限られたものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
ユーザが使用する端末装置と、
前記ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置と、
前記端末装置及び前記電子マネー管理装置と通信する中継装置とを含み、
前記端末装置は、前記ユーザが指定した上限金額を設定し、
前記電子マネー管理装置は、前記ユーザの前記電子マネーの残高を示す残高情報を前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文を前記ユーザから受け付けた場合、前記残高情報の示す前記残高が前記上限金額以上であるか否か判定し、
前記端末装置は、前記残高が前記上限金額以上である場合、前記電子マネー管理装置に対し、前記残高から前記上限金額を引き落とさせ、
前記端末装置は、前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、前記注文に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせ、
前記中継装置は、前記車両への前記エネルギの供給が行われた後、前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定し、
前記中継装置は、前記上限金額が前記代金よりも大きい場合、前記電子マネー管理装置に対し、前記上限金額と前記代金との差額を返金させる、
電子決済システム。
(付記2)
前記電子決済システムは、複数の端末装置を含み、
前記複数の端末装置はそれぞれ、前記複数の端末装置の各ユーザからの指示に基づき前記上限金額を設定する、付記1に記載の電子決済システム。
(付記3)
前記端末装置は、前記ユーザから受け付けた前記車両にエネルギを充たす旨を示す注文情報を保持し、
前記端末装置は、前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、保持されている前記注文情報に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせる、付記1又は2に記載の電子決済システム。
(付記4)
前記端末装置は、前記上限金額を示す上限金額情報を保持し、
前記端末装置は、前記ユーザから再び前記車両にエネルギを充たす旨の注文を受け付けた場合、前記残高が、保持されている前記上限金額情報の示す上限金額以上であるか否か判定する、付記1~3のいずれか1項に記載の電子決済システム。
(付記5)
前記端末装置は、表示装置を備えており、
前記端末装置は、前記残高が前記上限金額未満である場合、入金により前記残高を増やすための入金画面を、前記表示装置に表示する、付記1~4のいずれか1項に記載の電子決済システム。
(付記6)
前記端末装置は、前記残高から前記上限金額を引き落とすために最低限必要な金額を前記入金画面に表示する、付記5に記載の電子決済システム。
(付記7)
前記エネルギには、ガソリン、軽油、電気、水素、バイオ燃料及び天然ガスが含まれる、付記1~6のいずれか1項に記載の電子決済システム。
(付記8)
ユーザが指定した上限金額を設定する上限金額設定部と、
エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文をユーザから受け付けた場合、前記ユーザの電子マネーの残高が前記上限金額以上であるか否か判定する残高判定部と、
前記残高が前記上限金額以上である場合、前記ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置に対し、前記残高から前記上限金額を引き落とさせる引落処理部と、
前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、前記注文に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせる注文処理部と
を含む、端末装置。
(付記9)
端末装置が、前記端末装置のユーザが指定した上限金額を設定し、
前記端末装置は、エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文を受け付けた場合、前記ユーザの電子マネーの残高が前記上限金額以上であるか否か判定し、
前記端末装置は、前記残高が前記上限金額以上である場合、前記ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置に対し、前記残高から前記上限金額を引き落とさせ、
前記端末装置は、前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、前記注文に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせ、
中継装置が、前記車両への前記エネルギの供給が行われた後、前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定し、
前記中継装置は、前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きい場合、前記電子マネー管理装置に対し、前記上限金額と前記代金との差額を返金させる、
電子マネー管理方法。
(付記10)
ユーザが指定した上限金額を設定するステップと、
エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文を前記ユーザから受け付けた場合、前記ユーザの電子マネーの残高が前記上限金額以上であるか否か判定するステップと、
前記残高が前記上限金額以上である場合、前記ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置に対し、前記残高から前記上限金額を引き落とさせるステップと、
前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、前記注文に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせるステップと
前記車両への前記エネルギの供給が行われた後、前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定するステップと、
前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きい場合、前記電子マネー管理装置に対し、前記上限金額と前記代金との差額を返金させるステップと
をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記11)
前記端末装置は、前記ユーザから受け付けた前記車両にエネルギを充たす旨を示す注文情報を保持し、
前記端末装置は、前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、保持されている前記注文情報に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせる、付記8に記載の端末装置。
(付記12)
前記端末装置は、前記ユーザが指定した前記上限金額を示す上限金額情報を保持し、
前記端末装置は、前記ユーザから再び前記車両にエネルギを充たす旨の注文を受け付けた場合、前記ユーザの前記残高が、保持されている前記上限金額情報の示す上限金額以上であるか否か判定する、付記8又は11に記載の端末装置。
(付記13)
前記端末装置は、表示装置を備えており、
前記端末装置は、前記残高が前記上限金額未満である場合、入金により前記残高を増やすための入金画面を、前記表示装置に表示する、付記8、11又は12のいずれか1項に記載の端末装置。
(付記14)
前記端末装置は、前記残高から前記上限金額を引き落とすために最低限必要な金額を前記入金画面に表示する、付記13に記載の端末装置。
1 電子決済システム
10 端末装置
100 演算装置
101 上限金額設定部
102 注文処理部
103 残高判定部
104 引落処理部
105 入金処理部
110 通信インタフェース
120 記憶装置
130 表示装置
20 中継サーバ
200 演算装置
201 制御部
202 金額判定部
203 返金処理部
210 通信インタフェース
220 記憶装置
30 電子マネー管理サーバ
300 演算装置
301 引落処理部
302 入金処理部
303 返金処理部
310 通信インタフェース
320 記憶装置
40 エネルギ供給システム
41 POS端末
42 エネルギ供給装置
50 ネットワーク
60 ネットワーク
70 車両

Claims (10)

  1. ユーザが使用する端末装置と、
    前記ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置と、
    前記端末装置及び前記電子マネー管理装置と通信する中継装置とを含み、
    前記端末装置は、前記ユーザが指定した上限金額を設定し、
    前記電子マネー管理装置は、前記ユーザの前記電子マネーの残高を示す残高情報を前記端末装置に送信し、
    前記端末装置は、エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文を前記ユーザから受け付けた場合、前記残高情報の示す前記残高が前記上限金額以上であるか否か判定し、
    前記端末装置は、前記残高が前記上限金額以上である場合、前記電子マネー管理装置に対し、前記残高から前記上限金額を引き落とさせ、
    前記端末装置は、前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、前記注文に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせ、
    前記中継装置は、前記車両への前記エネルギの供給が行われた後、前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定し、
    前記中継装置は、前記上限金額が前記代金よりも大きい場合、前記電子マネー管理装置に対し、前記上限金額と前記代金との差額を返金させる、
    電子決済システム。
  2. 前記電子決済システムは、複数の端末装置を含み、
    前記複数の端末装置はそれぞれ、前記複数の端末装置の各ユーザからの指示に基づき前記上限金額を設定する、請求項1に記載の電子決済システム。
  3. 前記端末装置は、前記ユーザから受け付けた前記車両にエネルギを充たす旨を示す注文情報を保持し、
    前記端末装置は、前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、保持されている前記注文情報に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせる、請求項1又は2に記載の電子決済システム。
  4. 前記端末装置は、前記上限金額を示す上限金額情報を保持し、
    前記端末装置は、前記ユーザから再び前記車両にエネルギを充たす旨の注文を受け付けた場合、前記残高が、保持されている前記上限金額情報の示す上限金額以上であるか否か判定する、請求項1~3のいずれか1項に記載の電子決済システム。
  5. 前記端末装置は、表示装置を備えており、
    前記端末装置は、前記残高が前記上限金額未満である場合、入金により前記残高を増やすための入金画面を、前記表示装置に表示する、請求項1~4のいずれか1項に記載の電子決済システム。
  6. 前記端末装置は、前記残高から前記上限金額を引き落とすために最低限必要な金額を前記入金画面に表示する、請求項5に記載の電子決済システム。
  7. 前記エネルギには、ガソリン、軽油、電気、水素、バイオ燃料及び天然ガスが含まれる、請求項1~6のいずれか1項に記載の電子決済システム。
  8. ユーザが指定した上限金額を設定する上限金額設定部と、
    エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文をユーザから受け付けた場合、前記ユーザの電子マネーの残高が前記上限金額以上であるか否か判定する残高判定部と、
    前記残高が前記上限金額以上である場合、前記ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置に対し、前記残高から前記上限金額を引き落とさせる引落処理部と、
    前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、前記注文に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせる注文処理部と
    を含む、端末装置。
  9. 端末装置が、前記端末装置のユーザが指定した上限金額を設定し、
    前記端末装置は、エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文を受け付けた場合、前記ユーザの電子マネーの残高が前記上限金額以上であるか否か判定し、
    前記端末装置は、前記残高が前記上限金額以上である場合、前記ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置に対し、前記残高から前記上限金額を引き落とさせ、
    前記端末装置は、前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、前記注文に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせ、
    中継装置が、前記車両への前記エネルギの供給が行われた後、前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定し、
    前記中継装置は、前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きい場合、前記電子マネー管理装置に対し、前記上限金額と前記代金との差額を返金させる、
    電子マネー管理方法。
  10. ユーザが指定した上限金額を設定するステップと、
    エネルギの供給対象の車両にエネルギを充たす旨の注文を前記ユーザから受け付けた場合、前記ユーザの電子マネーの残高が前記上限金額以上であるか否か判定するステップと、
    前記残高が前記上限金額以上である場合、前記ユーザの電子マネーを管理する電子マネー管理装置に対し、前記残高から前記上限金額を引き落とさせるステップと、
    前記車両にエネルギを供給するエネルギ供給システムに対し、前記注文に基づく前記車両への前記エネルギの供給を行わせるステップと
    前記車両への前記エネルギの供給が行われた後、前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きいか否か判定するステップと、
    前記上限金額が前記エネルギの供給に基づく代金よりも大きい場合、前記電子マネー管理装置に対し、前記上限金額と前記代金との差額を返金させるステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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