JP2022190948A - Attenuation force adjustable buffer - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、建築物、自動車、鉄道車両等の振動を緩衝するのに好適に用いられる減衰力調整式緩衝器に関する。 TECHNICAL FIELD The present disclosure relates to a damping force adjustable shock absorber suitable for damping vibrations of buildings, automobiles, railway vehicles, and the like.
一般的に、地震による建築物の振動、自動車、鉄道車両が走行するときの振動を抑制するのに緩衝器が用いられている。この緩衝器は、作動油等の作動流体が封入されるシリンダと、シリンダ内に挿入されてシリンダ内をロッド側室と反ロッド側室とに画成するピストンと、ピストンに連結されてシリンダの外部へ延びるピストンロッドと、を備えている。 Shock absorbers are generally used to suppress vibrations of buildings due to earthquakes and vibrations of automobiles and railway vehicles when they are running. The shock absorber includes a cylinder in which a working fluid such as hydraulic oil is enclosed, a piston inserted in the cylinder to divide the inside of the cylinder into a rod-side chamber and an anti-rod-side chamber, and a piston connected to the piston to extend outside the cylinder. an extending piston rod.
また、緩衝器には、シリンダを内筒と外筒との二重構造とすることにより、内筒と外筒との間にリザーバ室を形成したものがある。この上で、ロッド側室とリザーバ室との間には、調整された減衰力を発生する減衰力発生機構が設けられている(特許文献1)。 In addition, there is a shock absorber in which a reservoir chamber is formed between the inner cylinder and the outer cylinder by making the cylinder a double structure of the inner cylinder and the outer cylinder. In addition, a damping force generating mechanism that generates an adjusted damping force is provided between the rod-side chamber and the reservoir chamber (Patent Document 1).
ところで、特許文献1の発明では、減衰力発生機構を設けるためにシリンダを二重構造としている。このため、シリンダが大型化するから、緩衝器を設置する場合に大きなスペースが必要になるという問題がある。また、部品点数が増大して組立作業性が低下するという問題もある。
By the way, in the invention of
本発明の一実施形態の目的は、全体を小型化することによって設置スペースを小さくすると共に、部品点数を削減して組立作業性を向上できるようにした減衰力調整式緩衝器を提供することにある。 An object of one embodiment of the present invention is to provide a damping force adjustable shock absorber that is made compact to reduce the installation space and that can be assembled with a reduced number of parts to improve assembly workability. be.
本発明の一実施形態は、作動流体が封入されるシリンダと、前記シリンダ内に挿入されて該シリンダ内を一側室と他側室とに画成するピストンと、前記ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延びるピストンロッドと、前記シリンダ内の前記他側室に挿入されて該シリンダ内を該他側室と体積保障を行うリザーバ室とに画成するように設けられるボディ部と、前記他側室と前記リザーバ室との間で前記作動流体が流れる流路と、前記流路に設けられるアクチュエータの動作によって、前記ピストンの移動により生じる前記作動流体の流れを規制して減衰力を発生させる減衰力発生機構と、を備える。 An embodiment of the present invention comprises a cylinder in which a working fluid is sealed, a piston inserted into the cylinder to define one side chamber and the other side chamber in the cylinder, and a piston connected to the piston to move the cylinder. a piston rod extending to the outside; a body portion inserted into the other side chamber in the cylinder and provided so as to define the inside of the cylinder into the other side chamber and a reservoir chamber for ensuring volume; A flow path through which the working fluid flows between the reservoir chamber and a damping force generating mechanism that regulates the flow of the working fluid generated by the movement of the piston and generates a damping force by the operation of an actuator provided in the flow path. And prepare.
本発明の一実施形態によれば、全体を小型化することによって設置スペースを小さくすることができる。また、部品点数を削減して組立作業性を向上することができる。 According to one embodiment of the present invention, the installation space can be reduced by miniaturizing the whole. In addition, the number of parts can be reduced to improve assembly workability.
以下、本発明の実施形態に係る減衰力調整式緩衝器を、例えば、電磁アクチュエータの動作によって調整した減衰力を発生し、この減衰力が地震によって建築物に作用する振動を抑制するセミアクティブ式の減衰力調整式緩衝器として用いた場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。 Hereinafter, the damping force adjustable shock absorber according to the embodiment of the present invention is a semi-active type that generates a damping force adjusted by the operation of an electromagnetic actuator, and this damping force suppresses the vibration acting on the building due to an earthquake. An example of use as a damping force adjustable shock absorber will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1ないし図6は、本発明の第1の実施形態を示している。この第1の実施形態では、ボディ部に設けられ、他側室とリザーバ室とを連通する他の流路と、他の流路に設けられ、他側室の圧力がリザーバ室の圧力よりも高い所定の値になると開弁するリリーフバルブと、を有し、アクチュエータは、他側室側に設けられ、無電源時に作動流体が流通するよう動作する第1アクチュエータと、リザーバ室側に設けられ、無電源時に作動流体の流通を抑制するよう動作すると共に、他側室の圧力がリザーバ室の圧力より低い所定の値になると開弁する第2アクチュエータと、を有している。 1 to 6 show a first embodiment of the invention. In this first embodiment, there is another flow path provided in the body portion that communicates the other side chamber with the reservoir chamber, and a predetermined flow path that is provided in the other flow path and the pressure of the other side chamber is higher than the pressure of the reservoir chamber. and a relief valve that opens when the value reaches a value of , and the actuator is provided on the other side chamber side and operates so that the working fluid flows when no power is supplied. and a second actuator that operates to restrict the flow of the working fluid and opens the valve when the pressure in the other side chamber reaches a predetermined value lower than the pressure in the reservoir chamber.
図1ないし図3において、減衰力調整式緩衝器1は、後述のシリンダ2、ピストン3、ピストンロッド4、ボディ部6、流路8、減衰力発生機構9、第1リリーフ流路13、第2リリーフ流路14、第1リリーフバルブ15、第2リリーフバルブ16を含んで構成されている。
1 to 3, the damping force
シリンダ2は、有底の単筒体(モノチューブ)として形成されている。シリンダ2内には、作動流体として作動油等が封入されている。作動流体としては、作動油に限らず、例えば添加剤を混在させた水等を用いることができる。
The
また、シリンダ2の一端は、開口端2Aとなり、この開口端2Aからは、後述のピストンロッド4が突出している。一方、シリンダ2の他端は、ボトムキャップ2Bによって閉塞されている。さらに、シリンダ2には、ボトムキャップ2B寄りの中間部に、内周側に突出した全周かしめ部2Cが設けられている。この全周かしめ部2Cは、後述するボディ部6を固定している。なお、ボディ部6を固定する手段としては、全周かしめ部2C以外にも、周方向の複数箇所、例えば4点や6点といった部分かしめを用いてもよい。
One end of the
開口端2Aは、全周かしめ部2Cと同様に、内周側に突出するように縮径して形成されている。これにより、開口端2Aは、後述のロッドガイド5等を固定している。さらに、シリンダ2のボトムキャップ2Bには、建築物の構造体にブラケット(いずれも図示せず)を介して取付けられるボトム側取付ブラケット2Dが取付けられている。
2 A of open ends are diameter-reduced and formed so that it may protrude to an inner peripheral side like the whole circumference crimped
シリンダ2には、全周かしめ部2C(ボディ部6)を挟んだ位置に2個の取付孔2E,2Fが設けられている。取付孔2E,2Fは、シリンダ2の径方向に貫通している。後述の他側室Bに連通した取付孔2Eには、後述する減衰力発生機構9のロッド側アクチュエータ10が取付けられている。また、後述のリザーバ室Cに連通した取付孔2Fには、ボトム側アクチュエータ11が取付けられている。
The
ピストン3は、シリンダ2内に軸方向に移動(摺動)可能に配置されている。ピストン3は、シリンダ2内をピストンロッド4側の一側室Aと反ピストンロッド4側(ボディ部6側)の他側室Bとに画成している。ピストン3には、当該ピストン3がシリンダ2内を変位したときに一側室Aと他側室Bとの間で作動油を流通させる連通路3A,3Bと、連通路3A,3Bを流通する作動油の流れを制限するディスクバルブ3C,3Dとが設けられている。
The
ピストンロッド4は、ピストン3に一端側が連結され、他端がロッドガイド5を介してシリンダ2の一端から突出している。ピストンロッド4の他端には、建築物の構造体にブラケット(いずれも図示せず)を介して取付けられるロッド側取付ブラケット4Aが取付けられている。
The piston rod 4 has one end connected to the
ボディ部6は、シリンダ2内の他側室Bに挿入された厚肉な円板体からなり、全周かしめ部2Cによって固定されている。ボディ部6は、シリンダ2内を他側室Bと体積保障を行うリザーバ室Cとに画成している。ボディ部6には、第1リリーフ流路13、第2リリーフ流路14、第1リリーフバルブ15、第2リリーフバルブ16が設けられている。リザーバ室Cは、ピストンロッド4の縮小時(縮み行程)に当該ピストンロッド4の進入体積分の作動油を逃がすための油室である。
The
フリーピストン7は、シリンダ2内に位置して、ボトムキャップ2Bとボディ部6との間に摺動可能に挿嵌されている。これにより、フリーピストン7は、ボトムキャップ2Bとボディ部6との間の空間を、ボディ部6側のリザーバ室Cと、ボトムキャップ2B側のガス室Dとに画成している。ガス室Dには、リザーバ室Cが拡大、縮小(フリーピストン7が移動)するのを許容するためのガスが封入されている。
The
次に、本発明の特徴部分となる流路8、減衰力発生機構9の構成、機能等について述べる。
Next, the structure, function, etc. of the
流路8は、他側室Bとリザーバ室Cとの間で作動油を流通させるための通路である。流路8は、後述するロッド側アクチュエータ10の軸孔10B、ボトム側アクチュエータ11の軸孔11Bおよび接続管12の管内通路12Aによって構成されている。
The
図4、図5に示すように、減衰力発生機構9は、第1アクチュエータとしてのロッド側アクチュエータ10と第2アクチュエータとしてのボトム側アクチュエータ11とを備えている。減衰力発生機構9は、流路8に設けられるロッド側アクチュエータ10とボトム側アクチュエータ11の動作によって、ピストン3の移動により生じる作動油の流れを規制して減衰力を発生させる。
As shown in FIGS. 4 and 5, the damping
ロッド側アクチュエータ10は、他側室Bに連通した状態でシリンダ2に設けられている。ロッド側アクチュエータ10は、磁力を利用して後述のプランジャ10Cを移動させる電磁アクチュエータとして構成されている。
The rod-
ロッド側アクチュエータ10は、一端部がシリンダ2の取付孔2Eに取付けられ、他端部が閉塞された有蓋の円筒状の筒部10Aと、筒部10A内に軸方向に延びて設けられた軸孔10Bと、軸孔10Bに摺動可能に設けられたプランジャ10Cと、プランジャ10Cの外周側に設けられたマグネット10Dと、筒部10Aの他側に位置して軸孔10Bと同じ内径寸法を有する筒状のコイル10Eと、軸孔10Bに設けられプランジャ10Cを開弁方向となる他側(リザーバ室Cと反対側)に向けて付勢するスプリング10Fと、を含んで構成されている。プランジャ10Cは、流路8の流路面積を調整する弁体を兼ねている。
The rod-
また、ロッド側アクチュエータ10の筒部10Aには、全開位置(図5に示す位置)のプランジャ10Cよりも一側となる位置に、筒部10Aの径方向に貫通して接続孔10Gが設けられている。筒部10Aは、接続孔10Gがボトム側アクチュエータ11に向くように、シリンダ2に取付けられている。そして、接続孔10Gには、後述する接続管12の一端部が挿着されている。
Further, in the
ここで、ロッド側アクチュエータ10は、無電源時(例えば、停電や故障によって電気的に停止した状態)に作動油が流通するよう動作する。具体的には、ロッド側アクチュエータ10は、給電されていない状態では、図5に示すように、スプリング10Fの付勢力によってプランジャ10Cを他側に移動している。これにより、軸孔10Bは、他側室Bと接続管12(管内通路12A)とに連通している。
Here, the rod-
一方、ロッド側アクチュエータ10は、コイル10Eに給電されることによって磁力を発生し、スプリング10Fに抗してプランジャ10Cを適宜に移動させる。これにより、プランジャ10Cは、軸孔10Bと接続管12(管内通路12A)との間の流路面積を調整することができる。
On the other hand, the rod-
しかも、ロッド側アクチュエータ10は、シリンダ2の外部に設置されているから、シリンダ2の取付孔2Eに取付けるだけの簡単な作業、単純な形状の電磁アクチュエータ、単純な配線作業をもって形成することができる。
Moreover, since the rod-
次に、ボトム側アクチュエータ11は、リザーバ室Cに連通した状態でシリンダ2に設けられている。ボトム側アクチュエータ11は、ロッド側アクチュエータ10と同様に、電磁アクチュエータとして形成され、筒部11A、軸孔11B、プランジャ11C、マグネット11D、コイル11E、スプリング11F、接続孔11Gを含んで構成されている。しかし、ボトム側アクチュエータ11は、スプリング11Fの位置が変更されている点と、絞り通路11Hが設けられている点と、の2点でロッド側アクチュエータ10と相違している。
Next, the bottom-
ボトム側アクチュエータ11のスプリング11Fは、軸孔11Bの他側に設けられ、プランジャ11Cを閉弁方向となる一側(リザーバ室C側)に向けて付勢している。また、プランジャ11Cには、軸方向に貫通して絞り通路11Hが設けられている。この絞り通路11Hは、プランジャ11Cが図5に示す閉弁位置に配置された状態で、ピストンロッド4が縮小してピストン3が他側に移動したときに、流路8を通じて他側室Bからリザーバ室Cに流れる作動油の流量を制限することにより、減衰力を発生する。
A
ここで、ボトム側アクチュエータ11は、無電源時に作動油の流通を抑制するよう動作する。具体的には、ボトム側アクチュエータ11は、給電されていない状態では、スプリング11Fの付勢力によってプランジャ11Cを一側の閉弁位置に移動する。これにより、プランジャ11Cは、リザーバ室Cと接続管12(管内通路12A)との間を遮断する。また、プランジャ11Cの閉弁位置では、絞り通路11Hによって他側室Bからリザーバ室Cに流れる作動油の流量を制限することにより、減衰力を発生することができる。
Here, the
さらに、無電源時のボトム側アクチュエータ11は、他側室Bの圧力がリザーバ室Cの圧力より低い所定の値になると、スプリング11Fに抗してプランジャ11Cが開弁する。また、ボトム側アクチュエータ11は、ロッド側アクチュエータ10と同様に、シリンダ2の外部に設置されているから、シリンダ2の取付孔2Fに取付けるだけの簡単な作業、単純な形状の電磁アクチュエータ、単純な配線作業をもって形成することができる。なお、上述した所定の値とは、減衰力調整式緩衝器の性能、設定、使用環境に応じて適宜に定められる値である。
Further, when the pressure in the other side chamber B reaches a predetermined value lower than the pressure in the reservoir chamber C, the
接続管12は、内部が管内通路12Aとなった管体からなり、流路8の一部を構成している。接続管12は、シリンダ2の外部に位置し、シリンダ2の外周面に沿って直線状に延びるように配置されている。接続管12の一端部は、ロッド側アクチュエータ10の接続孔10Gに挿着され、他端部は、ボトム側アクチュエータ11の接続孔11Gに挿着されている。これにより、管内通路12Aは、ロッド側アクチュエータ10の軸孔10B、ボトム側アクチュエータ11の軸孔10Bと協働して他側室Bとリザーバ室Cとを連通している。
The
他の流路としての第1リリーフ流路13は、ボディ部6に設けられ、他側室Bとリザーバ室Cとを連通している。第1リリーフ流路13は、リザーバ室C側に弁座13Aを有している。図3に示すように、第2リリーフ流路14は、第1リリーフ流路13と異なる位置でボディ部6に設けられ、他側室Bとリザーバ室Cとを連通している。第2リリーフ流路14は、他側室B側に弁座14Aを有している。
A
リリーフバルブとしての第1リリーフバルブ15は、第1リリーフ流路13に設けられている。第1リリーフバルブ15は、弁座13Aに離着座する弁部15Aを有し、スプリング15Bによって着座方向に付勢されている。第1リリーフバルブ15は、他側室Bの圧力がリザーバ室Cの圧力よりも高い所定の値になると開弁する。具体的には、第1リリーフバルブ15は、ピストンロッド4が速い速度で縮小したときにスプリング15Bに抗して開弁する。
A
第2リリーフバルブ16は、第2リリーフ流路14に設けられている。第2リリーフバルブ16は、弁座14Aに離着座する弁部16Aを有し、スプリング16Bによって着座方向に付勢されている。第2リリーフバルブ16は、リザーバ室Cの圧力が他側室Bの圧力よりも高い所定の値になると開弁する。具体的には、第2リリーフバルブ16は、ピストンロッド4が速い速度で伸長したときにスプリング16Bに抗して開弁する。
A
第1の実施形態による減衰力調整式緩衝器1は、上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について説明する。この動作は、減衰力調整式緩衝器1の動作の一例であり、減衰力の制御内容は、これに限るものではない。
The damping force
減衰力調整式緩衝器1は、シリンダ2に設けられたボトム側取付ブラケット2Dが建築物の構造体に取付けられ、ピストンロッド4に設けられたロッド側取付ブラケット4Aが建築物の構造体に取付けられる。この状態で、地震によって構造体が振動すると、減衰力調整式緩衝器1が伸長、縮小する。この伸長動作、縮小動作によって減衰力調整式緩衝器1の減衰力発生機構9等が減衰力を発生することにより、この減衰力で構造体の揺れを制限することできる。
In the damping force
また、地震の発生時には、停電することがある。この停電による無電源時における減衰力調整式緩衝器1の動作についても説明する。
Also, when an earthquake occurs, power outages may occur. The operation of the damping force
まず、電源が生きている通電状態では、地震によって構造体が振動したときには、ピストンロッド4がシリンダ2から伸長、縮小するように変位する。このときには、図4に示すように、減衰力発生機構9では、ロッド側アクチュエータ10のコイル10Eが励磁されることにより、マグネット10Dを有するプランジャ10Cがスプリング10Fに抗して移動され、流路8を絞る位置に配置される。一方、ボトム側アクチュエータ11は、コイル11Eが励磁されることにより、マグネット11Dを有するプランジャ11Cがスプリング11Fに抗して移動され、流路8を開放する全開位置に配置される。
First, in an energized state where the power source is live, when the structure vibrates due to an earthquake, the piston rod 4 is displaced so as to extend and contract from the
従って、ピストンロッド4の縮小時には、他側室Bから流路8を通じてリザーバ室Cに向かう作動油の流れが、ロッド側アクチュエータ10のプランジャ10Cによって制限される。また、ピストンロッド4の縮小速度が速く、他側室Bの圧力がリザーバ室Cの圧力よりも高い所定の値になると、第1リリーフバルブ15が開弁し、他側室Bから第1リリーフ流路13を通じてリザーバ室Cに作動油が流れる。このときの、減衰力特性は、図6に実線で示すようになる。
Therefore, when the piston rod 4 is contracted, the flow of hydraulic oil from the other side chamber B through the
ピストンロッド4の伸長時には、リザーバ室Cから流路8を通じて他側室Bに向かう作動油の流れが、ロッド側アクチュエータ10のプランジャ10Cによって制限される。また、ピストンロッド4の伸長速度が速く、リザーバ室Cの圧力が他側室Bの圧力よりも高い所定の値になると、第2リリーフバルブ16が開弁し、リザーバ室Cから第2リリーフ流路14を通じて他側室Bに作動油が流れる。このときの、減衰力特性は、ピストンロッド4の縮小時と同様に、図6に実線で示すようになる。
When the piston rod 4 is extended, the flow of hydraulic fluid from the reservoir chamber C to the other side chamber B through the
次に、地震によって減衰力発生機構9に対する給電が絶たれたとき、即ち、無電源時における減衰力調整式緩衝器1の動作について述べる。
Next, the operation of the damping force
図5に示すように、無電源時の減衰力発生機構9では、ロッド側アクチュエータ10のコイル10Eへの給電が絶たれるから、プランジャ10Cは、スプリング10Fによって流路8を開放する全開位置に配置される。また、無電源時は、ボトム側アクチュエータ11のコイル11Eへの給電も絶たれるから、プランジャ11Cは、スプリング11Fによって流路8を遮断する全閉位置に配置される。
As shown in FIG. 5, in the damping
従って、ピストンロッド4の縮小時には、他側室Bから流路8を通じてリザーバ室Cに向かう作動油の流れが、ボトム側アクチュエータ11のプランジャ11Cに設けられた絞り通路11Hによって制限される。また、ピストンロッド4の縮小速度が速く、他側室Bの圧力がリザーバ室Cの圧力よりも高い所定の値になると、第1リリーフバルブ15が開弁し、他側室Bから第1リリーフ流路13を通じてリザーバ室Cに作動油が流れる。このときの、減衰力特性は、図6に点線で示すようになる。
Accordingly, when the piston rod 4 is retracted, the flow of hydraulic oil from the other side chamber B to the reservoir chamber C through the
無電源時のピストンロッド4の伸長時には、リザーバ室Cから流路8を通じて他側室Bに向かう作動油の流れが、ボトム側アクチュエータ11のプランジャ11Cに設けられた絞り通路11Hによって制限される。また、ピストンロッド4の伸長速度が速く、リザーバ室Cの圧力が他側室Bの圧力よりも高い所定の値になると、スプリング11Fに抗してプランジャ11Cが開弁し、他側室Bから流路8を通じてリザーバ室Cに作動油が流れる。また、ピストンロッド4の縮小速度がさらに速くなり、プランジャ11Cの開弁圧よりも高い所定の値になると、第2リリーフバルブ16が開弁し、リザーバ室Cから流路8と第2リリーフ流路14を通じて他側室Bに作動油が流れる。このときの、減衰力特性は、無電源時のピストンロッド4の縮小時と同様に、図6に点線で示すようになる。
When the piston rod 4 is extended with no power supply, the flow of hydraulic oil from the reservoir chamber C to the other side chamber B through the
以上のように、第1の実施形態では、シリンダ2には、他側室Bとリザーバ室Cとの間で作動油が流れる流路8をシリンダ2の外部に設け、この流路8には、ロッド側アクチュエータ10およびボトム側アクチュエータ11の動作によって、ピストン3の移動により生じる作動油の流れを規制して減衰力を発生させる減衰力発生機構9を設ける構成としている。
As described above, in the first embodiment, the
従って、第1の実施形態では、シリンダ2を単筒体(モノチューブ)として形成することができる。この結果、シリンダ2を大型化することができ、減衰力調整式緩衝器1を小さな設置スペースにも設置することができる。また、シリンダ2を単筒体として形成することにより、部品点数を削減することができ、組立作業性を向上することができる。しかも、ロッド側アクチュエータ10とボトム側アクチュエータ11は、シリンダ2の外部に設けることができるから、これらの取付作業、調整作業等を容易に行うことができる。
Therefore, in the first embodiment, the
ボディ部6には、他側室Bとリザーバ室Cとを連通する他の流路としての第1リリーフ流路13が設けられ、この第1リリーフ流路13には、他側室Bの圧力がリザーバ室Cの圧力よりも高い所定の値になると開弁する第1リリーフバルブ15が設けられている。この上で、アクチュエータは、他側室B側に設けられ、無電源時に作動油が流通するよう動作する第1アクチュエータとしてのロッド側アクチュエータ10と、リザーバ室C側に設けられ、無電源時に作動油の流通を抑制するよう動作すると共に、他側室Bの圧力がリザーバ室Cの圧力より低い所定の値になると開弁する第2アクチュエータとしてのボトム側アクチュエータ11と、を有している。
The
これにより、地震によって減衰力発生機構9に対する給電が絶たれて無電源状態となった場合でも、通常の給電状態と同様の減衰力を得ることができ、減衰力調整式緩衝器1の制震性能を維持することができる。
As a result, even when the power supply to the damping
次に、図7および図8は本発明の第2の実施形態を示している。本実施形態の特徴は、ボディ部に設けられ、他側室とリザーバ室とを連通する他の流路と、他の流路に設けられ、リザーバ室の圧力が他側室の圧力よりも高い所定の値になると開弁するリリーフバルブと、を有し、アクチュエータは、他側室側に設けられ、無電源時に作動流体の流通を抑制するよう動作すると共に、他側室の圧力がリザーバ室の圧力より高い所定の値になると開弁する第1アクチュエータと、リザーバ室側に設けられ、無電源時に作動流体が流通するよう動作する第2アクチュエータと、を有することにある。なお、第2の実施形態では、前述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。 7 and 8 show a second embodiment of the invention. This embodiment is characterized by another flow path provided in the body portion that communicates with the other side chamber and the reservoir chamber, and a predetermined a relief valve that opens when the pressure reaches a value, the actuator is provided on the side of the other side chamber, operates to suppress the flow of the working fluid when no power is supplied, and the pressure of the other side chamber is higher than the pressure of the reservoir chamber. It has a first actuator that opens the valve when a predetermined value is reached, and a second actuator that is provided on the side of the reservoir chamber and operates to allow the working fluid to flow when power is not supplied. In addition, in 2nd Embodiment, the same code|symbol shall be attached|subjected to the component same as 1st Embodiment mentioned above, and the description shall be abbreviate|omitted.
ここで、第2の実施形態では、ボディ部6に設けられた第2リリーフ流路14が他の流路を構成している。
Here, in the second embodiment, the
図7、図8において、第2の実施形態による減衰力発生機構21は、第1アクチュエータとしてのロッド側アクチュエータ22と第2アクチュエータとしてのボトム側アクチュエータ23とを備えている。
7 and 8, the damping
ロッド側アクチュエータ22は、他側室B側に設けられ、無電源時に作動油の流通を抑制するよう動作すると共に、他側室Bの圧力がリザーバ室Cの圧力より高い所定の値になると開弁する。ロッド側アクチュエータ22は、第1の実施形態によるロッド側アクチュエータ10と同様に、筒部22A、軸孔22B、プランジャ22C、マグネット22D、コイル22E、スプリング22F、接続孔22Gを含んで構成されている。
The rod-
しかし、第2の実施形態によるロッド側アクチュエータ22は、プランジャ22Cに軸方向に貫通して絞り通路22Hが設けられている点と、スプリング22Fがプランジャ22Cを閉弁方向に向けて付勢する位置に配置されている点と、で第1の実施形態によるロッド側アクチュエータ10と相違している。このロッド側アクチュエータ22の構成は、第1の実施形態によるボトム側アクチュエータ11の構成と同様となっている。
However, in the rod-
ボトム側アクチュエータ23は、リザーバ室C側に設けられ、無電源時に作動油が流通するよう動作する。ボトム側アクチュエータ23は、第1の実施形態によるボトム側アクチュエータ11と同様に、筒部23A、軸孔23B、プランジャ23C、マグネット23D、コイル23E、スプリング23F、接続孔23Gを含んで構成されている。
The
しかし、第2の実施形態によるボトム側アクチュエータ23は、絞り通路が廃止されている点と、スプリング23Fがプランジャ23Cを開弁方向に向けて付勢する位置に配置されている点と、で第1の実施形態によるボトム側アクチュエータ11と相違している。このボトム側アクチュエータ23の構成は、第1の実施形態によるロッド側アクチュエータ10の構成と同様となっている。
However, the bottom-
ここで、ロッド側アクチュエータ22とボトム側アクチュエータ23の動作は、ロッド側アクチュエータ22が第1の実施形態によるボトム側アクチュエータ11と同様の動作となり、ボトム側アクチュエータ23が第1の実施形態によるロッド側アクチュエータ10と同様の動作となるために省略するものとする。
Here, the rod-
かくして、このように構成された第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。 Thus, substantially the same effects as those of the first embodiment described above can be obtained in the second embodiment configured as described above.
なお、各実施形態では、建築物に作用する振動を抑制するために減衰力調整式緩衝器1を用いた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、4輪自動車、2輪車および鉄道車両に用いる減衰力調整式緩衝器、一般産業機器を含む各種の機械機器に用いる減衰力調整式緩衝器等、緩衝すべき対象の振動を緩和する各種の減衰力調整式緩衝器にも適用することができる。
In each embodiment, the case where the damping force
以上説明した実施形態に基づく減衰力調整式緩衝器として、例えば、以下に述べる態様のものが考えられる。 As a damping force adjustable shock absorber based on the embodiment described above, for example, the following modes are conceivable.
減衰力調整式緩衝器の第1の態様としては、作動流体が封入されるシリンダと、前記シリンダ内に挿入されて該シリンダ内を一側室と他側室とに画成するピストンと、前記ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延びるピストンロッドと、前記シリンダ内の前記他側室に挿入されて該シリンダ内を該他側室と体積保障を行うリザーバ室とに画成するように設けられるボディ部と、前記他側室と前記リザーバ室との間で前記作動流体が流れる流路と、前記流路に設けられるアクチュエータの動作によって、前記ピストンの移動により生じる前記作動流体の流れを規制して減衰力を発生させる減衰力発生機構と、を備える。 A first aspect of the damping force adjustable shock absorber includes a cylinder in which a working fluid is sealed, a piston inserted into the cylinder to define the inside of the cylinder into one side chamber and the other side chamber, and the piston a piston rod that is connected and extends to the outside of the cylinder; and a body portion that is inserted into the other side chamber in the cylinder and is provided so as to divide the inside of the cylinder into the other side chamber and a reservoir chamber for ensuring volume. a flow path through which the working fluid flows between the other side chamber and the reservoir chamber; and an actuator provided in the flow path regulates the flow of the working fluid generated by the movement of the piston to reduce the damping force. and a damping force generating mechanism for generating the damping force.
第2の態様としては、第1の態様において、前記ボディ部に設けられ、前記他側室と前記リザーバ室とを連通する他の流路と、前記他の流路に設けられ、前記他側室の圧力が前記リザーバ室の圧力よりも高い所定の値になると開弁するリリーフバルブと、を有し、前記アクチュエータは、前記他側室側に設けられ、無電源時に前記作動流体が流通するよう動作する第1アクチュエータと、前記リザーバ室側に設けられ、無電源時に前記作動流体の流通を抑制するよう動作すると共に、前記他側室の圧力が前記リザーバ室の圧力より低い所定の値になると開弁する第2アクチュエータと、を有する。 As a second aspect, in the first aspect, there is another flow path provided in the body portion for communicating the other side chamber and the reservoir chamber, and a a relief valve that opens when the pressure reaches a predetermined value higher than the pressure in the reservoir chamber, and the actuator is provided on the side of the other side chamber and operates to allow the working fluid to flow when power is not supplied. A first actuator is provided on the reservoir chamber side, operates to suppress the flow of the working fluid when power is off, and opens when the pressure in the other side chamber reaches a predetermined value lower than the pressure in the reservoir chamber. and a second actuator.
第3の態様としては、第1の態様において、前記ボディ部に設けられ、前記他側室と前記リザーバ室とを連通する他の流路と、前記他の流路に設けられ、前記リザーバ室の圧力が前記他側室の圧力よりも高い所定の値になると開弁するリリーフバルブと、を有し、前記アクチュエータは、前記他側室側に設けられ、無電源時に前記作動流体の流通を抑制するよう動作すると共に、前記他側室の圧力が前記リザーバ室の圧力より高い所定の値になると開弁する第1アクチュエータと、前記リザーバ室側に設けられ、無電源時に前記作動流体が流通するよう動作する第2アクチュエータと、を有する。 As a third aspect, in the first aspect, another flow path provided in the body portion for communicating the other side chamber and the reservoir chamber; a relief valve that opens when the pressure reaches a predetermined value higher than the pressure in the other side chamber, and the actuator is provided on the side of the other side chamber to suppress the flow of the working fluid when power is off. a first actuator that operates and opens when the pressure in the other side chamber reaches a predetermined value higher than the pressure in the reservoir chamber; and a second actuator.
1:減衰力調整式緩衝器、2:シリンダ、3:ピストン、4:ピストンロッド、6:ボディ部、8:流路、9,21:減衰力発生機構、10,22:ロッド側アクチュエータ(第1アクチュエータ)、11,23:ボトム側アクチュエータ(第2アクチュエータ)、13:第1リリーフ流路(他の流路)、14:第2リリーフ流路(他の流路)、15:第1リリーフバルブ(リリーフバルブ)、16:第2リリーフバルブ(リリーフバルブ)、A:一側室、B:他側室、C:リザーバ室 1: damping force adjustable shock absorber, 2: cylinder, 3: piston, 4: piston rod, 6: body portion, 8: flow path, 9, 21: damping force generating mechanism, 10, 22: rod side actuator (second 1 actuator), 11, 23: bottom side actuator (second actuator), 13: first relief channel (another channel), 14: second relief channel (another channel), 15: first relief valve (relief valve), 16: second relief valve (relief valve), A: one side chamber, B: other side chamber, C: reservoir chamber
Claims (3)
前記シリンダ内に挿入されて該シリンダ内を一側室と他側室とに画成するピストンと、
前記ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延びるピストンロッドと、
前記シリンダ内の前記他側室に挿入されて該シリンダ内を該他側室と体積保障を行うリザーバ室とに画成するように設けられるボディ部と、
前記他側室と前記リザーバ室との間で前記作動流体が流れる流路と、
前記流路に設けられるアクチュエータの動作によって、前記ピストンの移動により生じる前記作動流体の流れを規制して減衰力を発生させる減衰力発生機構と、
を備える減衰力調整式緩衝器。 a cylinder in which the working fluid is sealed;
a piston that is inserted into the cylinder and defines the inside of the cylinder into one side chamber and the other side chamber;
a piston rod connected to the piston and extending to the outside of the cylinder;
a body portion that is inserted into the other side chamber in the cylinder and is provided so as to partition the inside of the cylinder into the other side chamber and a reservoir chamber that ensures volume;
a channel through which the working fluid flows between the other side chamber and the reservoir chamber;
a damping force generating mechanism that regulates the flow of the working fluid generated by the movement of the piston by the operation of an actuator provided in the flow path to generate a damping force;
damping force adjustable shock absorber.
前記ボディ部に設けられ、前記他側室と前記リザーバ室とを連通する他の流路と、
前記他の流路に設けられ、前記他側室の圧力が前記リザーバ室の圧力よりも高い所定の値になると開弁するリリーフバルブと、
を有し、
前記アクチュエータは、
前記他側室側に設けられ、無電源時に前記作動流体が流通するよう動作する第1アクチュエータと、
前記リザーバ室側に設けられ、無電源時に前記作動流体の流通を抑制するよう動作すると共に、前記他側室の圧力が前記リザーバ室の圧力より低い所定の値になると開弁する第2アクチュエータと、
を有する減衰力調整式緩衝器。 A shock absorber according to claim 1,
another flow path provided in the body portion and communicating between the other side chamber and the reservoir chamber;
a relief valve provided in the other flow path and opened when the pressure in the other side chamber reaches a predetermined value higher than the pressure in the reservoir chamber;
has
The actuator is
a first actuator provided on the side of the other side chamber and operated to allow the working fluid to flow when no power is supplied;
a second actuator provided on the reservoir chamber side, operating to suppress the flow of the working fluid when no power is supplied, and opening the valve when the pressure in the other side chamber reaches a predetermined value lower than the pressure in the reservoir chamber;
damping force adjustable shock absorber.
前記ボディ部に設けられ、前記他側室と前記リザーバ室とを連通する他の流路と、
前記他の流路に設けられ、前記リザーバ室の圧力が前記他側室の圧力よりも高い所定の値になると開弁するリリーフバルブと、
を有し、
前記アクチュエータは、
前記他側室側に設けられ、無電源時に前記作動流体の流通を抑制するよう動作すると共に、前記他側室の圧力が前記リザーバ室の圧力より高い所定の値になると開弁する第1アクチュエータと、
前記リザーバ室側に設けられ、無電源時に前記作動流体が流通するよう動作する第2アクチュエータと、
を有する減衰力調整式緩衝器。 A shock absorber according to claim 1,
another flow path provided in the body portion and communicating between the other side chamber and the reservoir chamber;
a relief valve provided in the other flow path and opened when the pressure in the reservoir chamber reaches a predetermined value higher than the pressure in the other side chamber;
has
The actuator is
a first actuator provided on the side of the other side chamber, operating to suppress the flow of the working fluid when power is off, and opening the valve when the pressure in the other side chamber reaches a predetermined value higher than the pressure in the reservoir chamber;
a second actuator provided on the reservoir chamber side and operated to allow the working fluid to flow when power is off;
damping force adjustable shock absorber.
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