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JP2022172749A - 作業ステーション装置 - Google Patents

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JP2022172749A JP2021078912A JP2021078912A JP2022172749A JP 2022172749 A JP2022172749 A JP 2022172749A JP 2021078912 A JP2021078912 A JP 2021078912A JP 2021078912 A JP2021078912 A JP 2021078912A JP 2022172749 A JP2022172749 A JP 2022172749A
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Abstract

Figure 2022172749000001
【課題】作業ステーション装置において、作業者が入出庫装置に接近することを防止する。
【解決手段】作業ステーション装置101は、ラック1及び搬送車3を有する自動倉庫100の近傍に配置されている。作業ステーション装置101は、テーブル103と、安全ポール105とを備えている。テーブル103は、荷物Wが移動可能な上面103aを有する。安全ポール105は、テーブル103の搬送車3と反対側であって、かつ、テーブル103の上面103aから荷物高さよりも大きい間隔を空けた位置に、横向きに延びて配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、作業ステーション装置に関し、特に、自動倉庫の近傍に配置されて作業者がピッキング作業等を行うための作業ステーション装置に関する。
自動倉庫のスタッカクレーンやシャトル台車は、荷物を搬送することで、荷物を入出庫する。自動倉庫のラックの背面には、ピッキングステーションが設けられている場合がある。この場合、スタッカクレーンやシャトル台車は、荷物をピッキングステーションに出庫する。そして、作業者は、ピッキングステーションにおいて、荷物内の商品をピッキングする。
作業者の安全性確保のために、物流機器のステーションに設けられた安全柵が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2010-163216号公報
上記の場合は、スタッカクレーンやシャトル台車は作業者にとっては危険源であるので、作業者はこれらに対して接近できないことが好ましい。
しかし、両者の距離を確保するためにスタッカクレーンやシャトル台車と作業者の間にコンベヤを設けたり、作業者の接近を検出するためにライトカーテンなどを設けたりすると、コスト高になる。
また、単に安全柵を設けると、作業者が荷物に対して作業しにくくなり、つまり、作業性が低下する。
本発明の目的は、作業ステーション装置において、作業者が入出庫装置に接近することを防止することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る作業ステーション装置は、ラック及び入出庫装置を有する自動倉庫の近傍に配置されている。作業ステーション装置は、搬送台と、安全ポールとを備えている。
搬送台は、荷物が移動可能な上面を有する。
安全ポールは、搬送台の入出庫装置と反対側であって、かつ、搬送台の上面から荷物高さよりも大きい間隔を空けた位置に、横向きに延びて配置されている。「横向きに延びて」とは、例えば、水平方向に延びていることを意味する。
入出庫装置は、ラック内に荷物を入庫したり、ラックから荷物を出庫したりする装置である。
この装置では、作業者は、搬送台の前側(自動倉庫の入出庫装置と反対側)において、荷物にアクセスする。
この装置では、安全ポールを設けることで、作業者が入出庫装置に接近することを防止できる。なお、荷物は安全ポールの下側を通過するので、安全ポールに起因して作業性が低下することはない。
荷物が入出庫装置によって自動で置かれる搬送台上の載置位置と、安全ポールの位置との間には、搬送方向において隙間があってもよい。
この装置では、作業者は、搬送台の載置位置に置かれた荷物を安全ポール側の作業位置に引き出し、その後に作業を行う。この場合に、荷物が安全ポールに対して搬送方向に隙間を確保して置かれるので、作業者の手が荷物と安全ポールの間に挟まれることが防止される。
安全ポールの高さ位置は、搬送台上の荷物の上面よりわずかに高い位置であってもよい。
この装置では、安全ポールの高さ位置が適切に設定されているので、作業者が例えば荷物内の物品を取り出すときに、安全ポールが邪魔にならない。
作業ステーション装置は、搬送台の側方において、安全ポールから下方に延びる縦ポールをさらに備えていてもよい。
この装置では、縦ポールによって、作業者が搬送台の側方から入出庫装置側に移動することが防止される。
搬送台は、入出庫装置側の平坦な第1部分と、第1部分に回動可能に設けられ平坦姿勢位置と上側に回動した直立姿勢位置との間で移動可能な第2部分とを有していてもよい。
この装置では、引き出しテーブルの第2部分を直立姿勢位置に移動させることで、作業者がプッシャ装置に近付くことができ、そのため作業性が向上する。また、例えば、作業者が荷物を載置位置から作業位置に引き出す場合は、搬送台の第2部分を直立姿勢位置に移動させることで、荷物を第2部分に当てて止めることができる。
さらに、例えば、作業者が外部にある荷物を搬送台に載せる場合は、搬送台の第2部分を平坦姿勢位置に移動させることで、荷物を搬送台に載せやすくできる。
本発明に係る作業ステーション装置では、作業者が入出庫装置に接近することが防止される。
自動倉庫の模式的側面図。 自動倉庫及び作業ステーション装置の模式的平面図。 作業ステーション装置の模式的側面図。 作業ステーション装置の模式的側面図。 作業ステーション装置の模式的側面図。 作業ステーション装置の模式的正面図。 作業ステーション装置の模式的平面図。 作業ステーション装置の模式的平面図。 第2実施形態の作業ステーション装置の模式的正面図。 第3実施形態の作業ステーション装置の模式的側面図。 第3実施形態の作業ステーション装置の模式的側面図。
1.第1実施形態
(1)自動倉庫全体の説明
図1及び図2を用いて、第1実施形態に係る自動倉庫100を説明する。図1は、自動倉庫の模式的側面図である。図2は、自動倉庫及び作業ステーション装置の模式的平面図である。以下の説明では、図1の左右方向を第1方向(矢印Y)といい、図1の紙面奥行き方向を第2方向(矢印X)といい、図1の上下方向が鉛直方向(矢印Z)である。
自動倉庫100は、複数の棚段21を有し、各棚段21に荷物を入庫し、又は、各棚段21に保管された荷物を出庫可能なシステムである。
自動倉庫100は、ラック1と、複数の搬送車3と、入庫ステーション7と、出庫ステーション9と、入庫用昇降装置11と、出庫用昇降装置13とを備える。
一対のラック1と搬送車3は、ユニット4を構成しており、自動倉庫100は複数のユニット4を有している。ユニット4の番号等を「系統」で表すことがあり、また、ユニット4は、一種の自動倉庫ユニットである。
ユニット4において、荷物は、搬入コンベヤ(図示せず)から入庫ステーション7に搬入される。また、ユニット4において、荷物は、出庫ステーション9から搬出コンベヤ(図示せず)に搬出される。搬出コンベヤの行き先は、荷物を出荷先ごとに集め、トラックなどで出荷する仕分エリアなどである。
(2)ラック
ラック1の各棚段21は、第1方向に長く延びており、複数の間口22を有している。各間口22は、荷物Wが置かれる棚段の単位であり、第1方向に同じ長さを有している。
棚段21は、搬送車3及びレール5(後述)に対して第2方向の両側に配置されている。
各間口22には、複数の荷物が収納可能である。なお、間口22のそれぞれは別体であってもよく、一体に形成されていてもよい。つまり、棚段21を構成する1枚の棚板が区分されることで複数の間口22が棚段21に形成されていてもよい。
荷物Wは、ケース、トレイ、段ボール、折りたたみコンテナ等であり、荷物を収納している。
(3)搬送車
複数の搬送車3(入出庫装置の一例)は、それぞれ、各棚段21の対応する高さにおいて、第1方向に沿って走行可能である。具体的には、第1方向に直線状に延びるレール5が各棚段21に対応する高さに敷設されており、搬送車3はレール5上を第1方向に往復走行できる。つまり、搬送車3はシャトル台車である。
搬送車3は、移載装置15を有しており、対応する棚段21の間口22との間で第2方向に荷物Wを移載可能となっている。移載装置15は、例えば、リアフック式である。ただし、移載装置の種類は限定されない。
(4)昇降装置
入庫用昇降装置11は、ラック1と入庫ステーション7との間に配置され、昇降機構(図示せず)と、昇降台53を有する。昇降機構は、公知の技術であり、支柱55に沿って昇降台53を鉛直方向に昇降する。昇降台53は、入庫ステーション7と棚段21との間で荷物Wを移載する昇降台コンベヤ57を有している。また、各棚段21には、入庫用昇降装置11に対して第1方向に隣接する部分に、入庫用コンベヤ23が設けられている。そのため、両方のコンベヤが連動して動作することで、荷物Wの受け渡しが行われる。なお、入庫用コンベヤ23は、荷物保管用のバッファコンベヤとして機能する。
出庫用昇降装置13は、ラック1に対して、第1方向において入庫用昇降装置11と同じ側に設けられている。出庫用昇降装置13は、ラック1と出庫ステーション9との間に配置され、昇降機構(図示せず)と昇降台63を有する。昇降機構は、公知の技術であり、支柱(図示せず)に沿って昇降台63を鉛直方向に昇降する。昇降台63は、出庫ステーション9と棚段21との間で荷物Wを移載する昇降台コンベヤ67を有している。また、各棚段21には、出庫用昇降装置13に対して第1方向に隣接する部分に、出庫用コンベヤ25が設けられている。そのため、両方のコンベヤが連動して動作することで、荷物Wの受け渡しが行われる。なお、出庫用コンベヤ25は、荷物保管用のバッファコンベヤとして機能する。
(5)入庫ステーション及び出庫ステーション
入庫ステーション7は、ラック1の第1方向一方側に配置されている。入庫ステーション7は、ラック1に収納されるべき荷物Wを搬入コンベヤ(図示せず)から受け取る。入庫ステーション7は、ステーションコンベヤ7aを有している。
出庫ステーション9は、ラック1に対して、第1方向において入庫ステーション7と同じ側に配置されている。出庫ステーション9は、ラック1から取り出された荷物Wを受け取る。出庫ステーション9は、ステーションコンベヤ9aを有している。
なお、入庫ステーション及び出庫ステーションの位置及び数は特に限定されない。
(6)作業ステーション装置
作業ステーション装置101(作業ステーション装置の一例)は、自動倉庫100から外部に出庫される荷物Wから商品がピッキングされる場所である。具体的には、荷物Wは、搬送車3の移載装置15によって作業ステーション装置に供給される。また、移載装置15は、作業ステーション装置101上の荷物Wを自動倉庫100に戻すことができる。
作業ステーション装置101は、自動倉庫100の近傍に配置されている。具体的には、作業ステーション装置101は、ラック1の背面側に配置されている。「ラック1の背面側」とは、ラック1の内部通路と反対側であり、ラック1の外部側であることを意味する。ただし、作業ステーション装置101は、一部がラック1内に配置されている。
作業ステーション装置101は、テーブル103(搬送台の一例)と、安全ポール105とを備えている。
テーブル103は、ラック1の背面側に配置されており、一部がラック1内に配置され残りがラック1の外側に配置されている。テーブル103は、荷物Wがその上に載置される。なお、この実施形態では、2台のテーブル103が第1方向に互いに間隔を空けて配置されている。
テーブル103は、第2方向に延びており、荷物Wが第2方向に移動可能な上面103aを有する。上面103aは、平面であってもよいし、ローラコンベヤでもよい。
テーブル103の第2方向外側(ラック1や搬送車3と反対側)が、作業者Oが作業を行う作業エリアAである。
テーブル103の上面103aは、自動倉庫100側の載置位置103bと、安全ポール105側の作業位置103cとを有している。搬送車3の移載装置15は、作業ステーション装置101のテーブル103の上面103aの載置位置103bに荷物Wを直接移載できるストロークを有する。この実施形態では載置位置103bと作業位置103cは重なっていないが、両者は一部が重なっていてもよい。作業者Oは、載置位置103bにある荷物Wに手を掛けて作業位置103cまで引っ張り出すことができる。なお、後述する安全ポール105は、作業位置103c側に配置され、載置位置103bとの間には第2方向において離れている。
安全ポール105は、テーブル103の搬送車3と反対側(つまり、作業者O側)であって、かつ、テーブル103の上面103aから荷物高さよりも大きい間隔を空けた位置に、つまり上面103aから上側へ大きい間隔を空けた位置に、横向きに延びて配置されている。より具体的には、安全ポール105は第1方向に水平に延びている。安全ポール105の高さ位置は、テーブル103上の荷物Wの上面よりわずかに高い位置である。なお、「わずかに高い位置」とは、荷物Wの上面がテーブル103の真下を通るときに干渉しない程度の隙間が形成される位置を意味する。具体的には、安全ポール105の高さ位置は、床面より1m以上の位置に設置されることが好ましい。それにより、作業者Oが安全ポール105を乗り越えられないからである。
安全ポール105は、断面円形かつ中空のパイプである。安全ポール105は、複数の支持柱107によって支持されている。
作業者Oは、作業エリアAにおいて、荷物Wにアクセスする(後述)。したがって、安全ポール105を設けることで、作業者Oが搬送車3に接近することを防止できる。具体的には、作業者Oがテーブル103に載って搬送車3へ近づくことが防止される。作業者Oは安全ポール105を乗り越えられないからである。
(7)作業ステーション装置を用いたピッキング動作
図3~図8を用いて、作業ステーション装置を用いたピッキングを説明する。図4~図5は、作業ステーション装置の模式的側面図である。図6は、作業ステーション装置の模式的正面図である。図7~図8は、作業ステーション装置の模式的平面図である。なお、作業者Oの行う動作(入庫、出庫、ピッキング等)は、図示しない表示装置によって指示される。
最初に、図3、図4及び図7に示すように、搬送車3の移載装置15が、荷物をテーブル103の上面103aに移載する。具体的には、荷物Wは、テーブル103の上面103aの載置位置103bに置かれる。このときに荷物Wが安全ポール105に対して第2方向に隙間を確保して置かれるので、作業者Oの手が荷物Wと安全ポール105の間に挟まれることが防止される。
次に、図5、図6及び図8に示すように、作業者Oが、荷物Wを手前側に引き出す。具体的には、作業者Oが、テーブル103の載置位置103bに置かれた荷物Wを、作業位置103cに引き出す。このとき、荷物Wは安全ポール105の下側を通過する。したがって、安全ポール105によって作業性は低下しない。特に、荷物Wは、20~30kg程度の場合もあり、人手で持ち上げるのが困難であるので、テーブル103を滑らせて安全ポール105の下を通すことは作業性向上に貢献している。
次に、作業者Oは、荷物Wに対して作業を行う。具体的には、作業者Oは、荷物Wから商品(図示せず)をピッキングして他の容器に移す。このときに、安全ポール105の高さ位置が適切に設定されているので、作業者Oが例えば荷物W内の商品を取り出すときに、安全ポール105が邪魔にならない。作業者Oは、荷物Wそのものを他の場所に運び出してもよい。
作業終了後、作業者Oは、荷物Wを押し出して作業位置103cから載置位置103bに移動させる。
最後に、搬送車3が、荷物Wをテーブル103の上面103aから自機内に移載する。具体的には、荷物Wは、テーブル103の上面103aの載置位置103bから搬送車3に搬送される。
この実施形態では、安全ポール105は荷物Wの高さより若干高く配置されているので、荷物Wをテーブル103から外に運び出したり、外からテーブル103に入れたりできる。
2.第2実施形態
第1実施形態では安全ポールによって作業者Oの安全性を確保していたが、さらなる安全機構を設けてもよい。
図9を用いて、そのような実施形態を第2実施形態として説明する。図9は、第2実施形態の作業ステーション装置の模式的正面図である。なお、第2実施形態の基本構成及び基本動作は第1実施形態と同じである。
作業ステーション装置101Aは、テーブル103側において、安全ポール105から下方に延びる縦ポール109をさらに備えている。縦ポール109は、安全ポール105と同じ形状や材料からなる。
詳細には、縦ポール109が延びる空間は、2台の作業ステーション装置101Aの第1方向間の空間であり、この空間は安全ポール105の高さ次第で作業者Oが通過可能となる可能性がある。したがって、この位置に縦ポール109を設けることが安全性を高める。
この実施形態では、縦ポール109によって、作業者Oがテーブル103の側方から搬送車3側に移動することが防止される。
3.第3実施形態
第1実施形態及び第2実施形態では搬送台は固定式であったが、他の構成を有していてもよい。
図10及び図11を用いて、そのような実施形態を第3実施形態として説明する。図10及び図11は、第3実施形態の作業ステーション装置の模式的側面図である。
作業ステーション装置101Bは、テーブル103Bを有している。
テーブル103Bは、搬送車3側の平坦な第1部分103B1と、第1部分103B1の搬送車3と反対側に回動可能に設けられた第2部分103B2とを有している。第2部分103B2は、平坦姿勢位置(図10)と、上側に回動した直立姿勢位置(格納位置、図11)との間で回動可能である。第2部分103B2は、回動部103B3を介して第1部分103B1に連結されている。なお、図示しないが、第2部分103B2は、ストッパによって上記両位置に保持される。
この実施形態では、テーブル103Bの第2部分103B2を直立姿勢位置に移動させることで、作業者Oがラック1に近付くことができ、そのため作業性が向上する。また、この装置では、例えば、作業者Oが荷物Wを載置位置103bから作業位置103cに引き出す場合は、図11に示すようにテーブル103Bの第2部分103B2を直立姿勢位置に移動させることで、荷物Wを第2部分103B2に当てて止めることができる。また、この状態であっても、作業者Oは、荷物Wをテーブル103から取り出すことができる。
さらに、例えば、作業者Oが外部にある荷物Wをテーブル103に載せる場合は、図10に示すようにテーブル103の第2部分103B2を平坦姿勢位置に移動させることで、荷物Wをテーブル103Bに載せやすくできる。
4.実施形態の共通事項
上記第1~第3実施形態は、下記の構成及び機能を共通に有している。
作業ステーション装置(例えば、作業ステーション装置101、101A、101B)は、ラック及び入出庫装置(例えば、搬送車3)を有する自動倉庫(例えば、自動倉庫100)の近傍に配置されている。作業ステーション装置は、搬送台と、安全ポールとを備えている。
搬送台(テーブル103)は、荷物(例えば、荷物W)が移動可能な上面(例えば、上面103a)を有する。
安全ポール(例えば、安全ポール105)は、搬送台の入出庫装置と反対側であって、かつ、搬送台の上面から荷物高さよりも大きい間隔を空けた位置に、横向きに延びて配置されている。
この装置では、安全ポールを設けることで、作業者が入出庫装置に接近することを防止できる。なお、荷物は安全ポールの下側を通過するので、安全ポールに起因して作業性が低下することはない。
5.他の実施形態
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(1)安全ポールの変形例
安全ポールは、中実の棒であってもよい。
安全ポールは、断面が多角形でもよい。
安全ポールは、複数が上下に並んで設けられていてもよい。
(2)作業ステーション装置の変形例
作業ステーション装置のテーブルは1台でもよいし、3台以上でもよい。
作業ステーション装置は、全体が自動倉庫のラックの外側に設けられていてもよい。
作業ステーション装置は、ラックの背面ではなく、長手方向端部の近傍に設けられていてもよい。
作業ステーション装置は、搬送台において荷物を移動させる装置を有していてもよい。
(3)自動倉庫の変形例
自動倉庫の入出庫装置は、搬送車ではなく、スタッカクレーンなど他の移載装置であってもよい。
移載装置は、スライドフォーク式など他の種類の装置であってもよい。
本発明は、自動倉庫の近傍に配置されて作業者がピッキング作業等を行うための作業ステーション装置に広く適用できる。
1 :ラック
3 :搬送車
4 :ユニット
5 :レール
7 :入庫ステーション
7a :ステーションコンベヤ
9 :出庫ステーション
9a :ステーションコンベヤ
11 :入庫用昇降装置
13 :出庫用昇降装置
15 :移載装置
21 :棚段
22 :間口
23 :入庫用コンベヤ
25 :出庫用コンベヤ
53 :昇降台
55 :支柱
57 :昇降台コンベヤ
63 :昇降台
67 :昇降台コンベヤ
100 :自動倉庫
101 :作業ステーション装置
101A :作業ステーション装置
101B :作業ステーション装置
103 :テーブル
103B :テーブル
103B1 :第1部分
103B2 :第2部分
103B3 :回動部
103a :上面
103b :載置位置
103c :作業位置
105 :安全ポール
107 :支持柱
109 :縦ポール
A :作業エリア
O :作業者
W :荷物

Claims (5)

  1. ラック及び入出庫装置を有する自動倉庫の近傍に配置された作業ステーション装置であって、
    荷物が移動可能な上面を有する搬送台と、
    前記搬送台の前記入出庫装置と反対側であって、かつ、前記搬送台の上面から荷物高さよりも大きい間隔を空けた位置に、横向きに延びて配置された安全ポールと、
    を備える、作業ステーション装置。
  2. 前記荷物が前記入出庫装置によって自動で置かれる前記搬送台上の載置位置と、前記安全ポールの位置との間には、搬送方向において隙間がある、請求項1に記載の作業ステーション装置。
  3. 前記安全ポールの高さ位置は、前記搬送台上の荷物の上面よりわずかに高い位置である、請求項1又は2に記載の作業ステーション装置。
  4. 前記搬送台の側方において、前記安全ポールから下方に延びる縦ポールをさらに備えている、請求項1~3のいずれかに記載の作業ステーション装置。
  5. 前記搬送台は、前記入出庫装置側の平坦な第1部分と、前記第1部分に回動可能に設けられ平坦姿勢位置と上側に回動した直立姿勢位置との間で移動可能な第2部分とを有している、請求項1~4のいずれかに記載の作業ステーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06305507A (ja) * 1993-04-22 1994-11-01 Kito Corp 電動台車押当て開放安全扉

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