JP2022038084A - クラッド鋼板およびその製造方法ならびに溶接構造物 - Google Patents
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Abstract
Description
また、非特許文献1ではSUS316Lおよびインコネル625のクラッドについて、界面のマルテンサイトの水素脆化感受性を評価している。
特許文献3には二相ステンレスクラッド鋼板について厚さ100μmのNiインサート材を挿入し、1240℃又は1200℃に加熱して圧延を実施する技術が実施例によって具体的に開示されている。
前記非特許文献1には、界面のマルテンサイトの水素脆化感受性の評価方法についての記載はある。しかしながら、実際のクラッド鋼においては、加熱温度と圧下比に応じて拡散層の幅が異なると推定されるが、拡散層の幅と水素脆化感受性の関係についての記載も示唆もない。
[1]母材と、前記母材に接合された合せ材とを備えるクラッド鋼板であって、
前記母材は、炭素鋼または低合金鋼からなり、
前記合せ材は、耐食性合金からなり、
前期母材と合せ材の間にインサート材が挿入された構造であり、
クラッド鋼板の母材とインサート材の界面において、ナノ硬さが7GPa以上である領域の板厚方向の幅が5μm以下であることを特徴とするクラッド鋼板。
[2]請求項1に記載のクラッド鋼板において、母材の成分組成が質量%で、C:0.020~0.200%、Si:1.00%以下、Mn:0.10~3.00%、P:0.050%以下、S:0.050%以下を含有し、かつCeqが0.20~0.40であり、残部がFe及び不純物からなる成分組成を有する請求項1に記載のクラッド鋼板。ここで、Ceqは次式(1)により定義される。
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5・・・式(1)
式中、C、Mn、Cu、Ni、Cr、MoおよびVは、母材鋼板の成分組成における各元素の含有量(質量%)である。
[3]前記母材の成分組成が、さらに前記Feの一部に替えて、質量%で、Ni:0.01~1.00%、Cr:0.01~1.00%、Mo:0.01~0.50%、Cu:0.01~1.00%、Co:0.01~0.50%,Se+Te:0.01~0.10%、V:0.001~0.100%、Ti:0.001~0.200%、Nb:0.001~0.200%、Al:0.005~0.300%、Ca:0.0003~0.0050%、B:0.0003~0.0030%およびREM:0.0003~0.0100%から選ばれる1種または2種以上を含有する、[2]に記載のクラッド鋼板。
[4]前記クラッド鋼板の合せ材が、質量%でCr:10%以上を含有するステンレス鋼またはニッケル基合金であることを特徴とする、[1]~[3]のいずれか1つに記載のクラッド鋼板。
[5]前記インサート材が質量%でNi:20%以上かつCr:10%未満を含有することを特徴とする[1]~[4]のいずれか1つに記載のクラッド鋼板。
[6][1]~[5]のいずれか1つに記載のクラッド鋼板の製造方法であって、母材と合せ材の間にインサート材を挿入し、圧着面が真空になるよう積層して圧着面の4周を溶接により密封してクラッド素材とし、1又は2以上の前記クラッド素材を組み立てたクラッド圧延素材について加熱炉内の最高加熱温度Temp(℃)、加熱炉内での加熱温度が最高加熱温度Temp-20℃となった時点から加熱炉抽出までの時間Time(分)を用いて式(2)から計算されるクラッド加熱パラメタの値d(μm)が挿入したインサート材の厚みThick(μm)の値未満である加熱の後に熱間圧延を行い、母材と合せ材の界面のナノ硬さが7GPa以上である領域の板厚方向の幅を5μm以下とすることを特徴とするクラッド鋼板の製造方法。
d=2.27×105×√(Time)×exp(-1.64×104/(Temp+273))・・・式(2)
[7][1]~[5]のいずれか1つに記載のクラッド鋼板を用いてなる溶接構造物。
[8]前記クラッド鋼板が、溶接ガスに水素を用いた溶接に使用されることを特徴とする、[1]~[5]のいずれか1つに記載のクラッド鋼板。
以下、ナノ硬さとは、ISO 14577に規定する計装化押し込み硬さ試験(ナノインデンテーション試験ともいう。)に準拠して評価した材料の硬さを意味する。
本発明に係るクラッド板は、母材と、母材に接合されたインサート材とインサート材に接合された合せ材とを備える。母材は後述の炭素鋼または低合金鋼からなる。また合せ材は耐食性合金からなり、耐食性合金としてCrを10%以上含有するステンレス鋼やNi基合金などを例示できる。インサート材としてNiを20%以上含有しかつCrを10%未満含有する合金や純Niを例示できる。さらに、前記母材と前記インサート材の界面においてナノ硬さが7GPa以上である領域の板厚方向の幅が5μm以下である。
本発明に関わるクラッド鋼板の界面特性について説明する。良好な接合面の耐水素脆化性を有するクラッド鋼板を得るためにはクラッド界面での硬質なマルテンサイト相の生成を抑制する必要がある。
クラッド鋼板の母材とインサート材の界面においてナノ硬さが7GPa以上の領域の板厚方向の幅は5μm以下とする。ナノ硬さが7GPa以上の領域の板厚方向の幅が5μm超では硬質で水素脆化感受性の高いマルテンサイトの領域が大きいため溶接ガスに水素を含有する溶接を実施した際に界面が剥離する場合がある。好ましくは3μm以下であり、更に好ましくは1μm以下である。ナノ硬さが7GPa以上の領域が小さいほど水素脆化感受性は低くなるため下限は設けない。
母材は炭素鋼または低合金鋼からなる。また母材の好ましい成分組成は、質量%でC:0.020~0.200%、Si:1.00%以下、Mn:0.10~3.00%、P:0.050%以下、S:0.050%を含有し、かつCeqが0.20~0.40であり、残部がFe及び不純物からなる成分組成を有する鋼板である。ここで、Ceqは次式(1)により定義される。
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5・・・式(1)
式中、C、Mn、Cu、Ni、Cr、MoおよびVは、母材の成分組成における各元素の含有量(質量%)である。
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5・・・式(1)
式中、C、Mn、Cu、Ni、Cr、MoおよびVは、母材の成分組成における各元素の含有量(質量%)である。
本発明の合せ材は、耐食性合金からなる。耐食性合金が、Crを10%以上含有するステンレス鋼またはニッケル基合金であると好ましい。前述のように、耐食性合金はCrを多く含有し、そのCrの拡散によってクラッド界面の焼入れ性が上がりマルテンサイトに変態しやすくなるとともに、母材側の炭素が合せ材側に拡散し、母材側界面に硬質なマルテンサイト相が形成され、接合面の耐水素脆化性を低下させる原因となる。即ち、Crを多く含有する耐食性合金を用いる場合に、本発明の効果が発揮される。合せ材のCr含有量が10%以上であれば、本発明を適用することによる効果が顕著に表れる。Cr含有量が15%以上であればより顕著に効果が発揮できる。
本発明のインサート材は、質量%でNi:20%以上かつCr:10%未満を含有する合金であると好ましい。前述のようにNiはオーステナイトを安定化しマルテンサイト変態を抑制する元素であり、Crは焼入れ性を高めマルテンサイト変態を促進する元素である。Ni含有量が20%以上かつCr含有量が10%未満のインサート材を用いる場合に本発明の効果が発揮される。Ni含有量は好ましくは30%以上であり、更に好ましくは50%以上である。Ni含有量が多いほどマルテンサイト変態は抑制されるため上限は設けない。またFeマトリックス中のCrの拡散速度はNiの拡散速度よりも速いため、インサート材のCrの含有量が多い場合はNi含有量によらず、母材側でCrのみが高くNiなどのオーステナイト安定化元素の含有量が低い領域が生じてしまう。このためインサート材のCr含有量は10%未満とする。Cr含有量は好ましくは5%未満であり、更に好ましくは1%未満である。Cr含有量が少ないほどマルテンサイト変態は抑制されるため下限は設けない。その他の元素も特に制限はされないが、B、Al、Si、Ti、Nb、Mg、REM、Caは酸化物、炭化物、窒化物を生成しやすい元素であり、界面にそれらの析出物が生じると接合不良部や破断の起点が生じて耐剥離性が低下するため、それぞれ含有量は1%未満とすることが望ましい。
本発明に係るクラッド鋼板の製造方法について説明する。前述のように良好な接合面の耐水素脆化性を得るためには金属組織を制御する必要があるが、そのような金属組織は鋼やインサート材の成分組成と適切な製造条件を組み合わせることで実現できる。
上記のクラッド鋼板において、母材と合せ材の間にインサート材を挿入し、圧着面が真空になるよう積層して圧着面の4周を溶接により密封してクラッド素材とし、1又は2以上の前記クラッド素材を組み立てたクラッド圧延素材について加熱炉内の最高加熱温度Temp(℃)、加熱炉内での加熱温度が最高加熱温度Temp-20℃となった時点から加熱炉抽出までの時間Time(分)を用いて式(2)から計算されるクラッド加熱パラメタの値d(μm)が挿入したインサート材の厚みThick(μm)の値未満である加熱の後に熱間圧延を行い、クラッド鋼板を製造する。
d=2.27×105×√(Time)×exp(-1.64×104/(Temp+273))・・・式(2)
クラッド素材は、以下に記載の方法により製造される。まず合せ材と母材について具体的には、転炉、電気炉、真空溶解炉等の公知の方法で母材となる炭素鋼および低合金鋼ならびに合せ材となる耐食性合金を溶製した後、連続鋳造法または造塊-分塊法によりスラブを作成する。得られたスラブを通常用いられる条件で熱間圧延し、熱延板である合せ材及び母材とする。得られた熱延板に対し、必要に応じて、焼鈍、酸洗、研磨などを施してもよい。
上記の合せ材および母材の間にインサート材を挿入し、圧着面が真空になるよう積層して圧着面の4周を溶接により密封してクラッド素材を組み立てる。インサート材を挿入する方法として、箔を挟んで組み立てる方法や、事前に表面にメッキを着けた母材または合せ材を用いて組み立てる方法などを例示できる。箔を挟んで組み立てる場合、インサート材については、熱間圧延までは上記母材と同様の製造方法とし、さらに冷間圧延を施して所定の厚さに圧延し、必要に応じて焼鈍、酸洗を施す。圧着面を真空にする方法は特に規定されないが、真空中で電子ビーム溶接する方法や、予め真空引き用の穴を開けておき大気中でアーク溶接やレーザー溶接で4周を溶接した後に真空ポンプで真空引きする方法などが例示できる。真空度は0.1Torr以下であれば界面の酸化物などが少ない良好な接合界面が得られ、より好ましくは0.05Torr以下であり、真空度は高いほど接合界面が良好になる傾向が有るため特に下限は設けない。
得られたクラッド素材はそのままクラッド圧延素材として熱間圧延に供してもよいし、2つのクラッド素材の間に剥離剤を塗布して重ねるように組み立てたものをクラッド圧延素材として熱間圧延に供してもよい。2つを重ねる場合は冷却時の板反りを少なくするために母材同士、合せ材同士はそれぞれ等厚であることが望ましい。もちろん、クラッドの組立方式およびインサート材の挿入方法は上記で記述したものに限定する必要はない。
続いて、得られたクラッド圧延素材を加熱炉内の最高加熱温度Temp(℃)、加熱炉内での加熱温度が最高加熱温度Temp-20℃となった時点から加熱炉抽出までの時間Time(分)を用いて式(2)からd(μm)が計算される。計算されるクラッド加熱パラメタの値d(μm)が、挿入したインサート材の厚みThick(μm)の値未満である加熱をおこなう。d(μm)が挿入したインサート材の厚みThick(μm)を超える場合はCrが母材側まで拡散するため、母材とインサート材の界面近傍においてマルテンサイト変態が生じ得る領域の幅が大きくなり、界面の耐水素脆化性が低下する。好ましくはdが0.7×Thick未満である。
d=2.27×105×√(Time)×exp(-1.64×104/(Temp+273))・・・式(2)
加熱炉内の最高加熱温度Tempは1050以上1250℃以下とするのが好ましい。最高加熱温度Tempが1050℃未満であると熱間加工性が悪化し、接合強度も劣化する。このため、最高加熱温度Tempは1050℃以上であるのが好ましく、1100℃以上であるのがより好ましい。一方、最高加熱温度Tempが1250℃超であると、加熱炉内で鋼片が変形したり熱延時に疵が生じやすくなったり、母材の粒径が大きくなり強度や靭性が低下したりするとともに、界面での拡散が速くなる。このため、最高加熱温度Tempは1250℃以下であるのが好ましく、1200℃未満であるのがより好ましい。
加熱炉内での加熱温度が最高加熱温度Temp-20℃となった時点から加熱炉抽出までの時間Time(分)は短いほど界面での元素拡散距離が短くなるため下限は特に設けないが、板厚中央まで温度を均一にさせるには30分以上の加熱が望ましい。
インサート材の厚みThick(μm)は厚いほど合せ材から母材へのCr拡散を抑制するが、インサート材のコストの観点から500μm以下とすることが望ましい。また厚みが薄いと最高加熱温度Tempや加熱時間Timeに制約が生じ製造コストが増加するため30μm以上とすることが望ましい。より望ましくは200μm以下50μm以上である。
加熱した圧延素材は熱間圧延によって目的の板厚まで圧延される。熱間圧延は合せ材の耐食性、母材の強度および靭性など目的とする特性に合わせて適当な圧延条件で実施すればよい。圧延後に焼鈍を実施する場合は、焼鈍温度(℃)および焼鈍時間(分)を用いて式(2)で計算される値がインサート材の厚みThick(μm)を圧下比で除した値未満とする必要がある。ここで圧下比とはクラッド素材の厚さ/製品厚さで計算される値である。
d=2.27×105×√(Time)×exp(-1.64×104/(Temp+273))・・・式(2)
作成した試験片を引張前に3質量%NaCl+3g/L・NH4SCN水溶液中で電流密度10(A/m2)×72(hr)の陰極チャージを行った後、3%NaCl+3g/L・NH4SCN水溶液中で10(A/m2)陰極チャージしながら平行部の歪速度:1×10-3(1/s)で破断まで引張った。引張前および引張中の陰極チャージをせずに引っ張る試験を別途実施し、破断までのストロークを比較し、チャージ有り材のストローク/チャージなし材のストロークが0.25以上であれば良好(○)、0.25未満であれば不良(×)と評価し、表4の「耐水素」欄に記載した。
Thick:圧延素材でのインサート材の厚み(μm)
d :(2)式で計算されるクラッド加熱パラメタの値(μm)
Claims (8)
- 母材と、前記母材に接合された合せ材とを備えるクラッド鋼板であって、
前記母材は、炭素鋼または低合金鋼からなり、
前記合せ材は、耐食性合金からなり、
前期母材と合せ材の間にインサート材が挿入された構造であり、
クラッド鋼板の母材とインサート材の界面において、ナノ硬さが7GPa以上である領域の板厚方向の幅が5μm以下であることを特徴とするクラッド鋼板。 - 請求項1に記載のクラッド鋼板において、母材の成分組成が質量%で、C:0.020~0.200%、Si:1.00%以下、Mn:0.10~3.00%、P:0.050%以下、S:0.050%以下を含有し、かつCeqが0.20~0.40であり、残部がFe及び不純物からなる成分組成を有する請求項1に記載のクラッド鋼板。ここで、Ceqは次式(1)により定義される。
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5・・・式(1)
式中、C、Mn、Cu、Ni、Cr、MoおよびVは、母材鋼板の成分組成における各元素の含有量(質量%)である。 - 前記母材の成分組成が、さらに前記Feの一部に替えて、質量%で、Ni:0.01~1.00%、Cr:0.01~1.00%、Mo:0.01~0.50%、Cu:0.01~1.00%、Co:0.01~0.50%,Se+Te:0.01~0.10%、V:0.001~0.100%、Ti:0.001~0.200%、Nb:0.001~0.200%、Al:0.005~0.300%、Ca:0.0003~0.0050%、B:0.0003~0.0030%およびREM:0.0003~0.0100%から選ばれる1種または2種以上を含有する、請求項2に記載のクラッド鋼板。
- 前記クラッド鋼板の合せ材が、質量%でCr:10%以上を含有するステンレス鋼またはニッケル基合金であることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のクラッド鋼板。
- 前記インサート材が質量%でNi:20%以上かつCr:10%未満を含有する合金であることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のクラッド鋼板。
- 請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のクラッド鋼板の製造方法であって、母材と合せ材の間にインサート材を挿入し、圧着面が真空になるよう積層して圧着面の4周を溶接により密封してクラッド素材とし、1又は2以上の前記クラッド素材を組み立てたクラッド圧延素材について加熱炉内の最高加熱温度Temp(℃)、加熱炉内での加熱温度が最高加熱温度Temp-20℃となった時点から加熱炉抽出までの時間Time(分)を用いて式(2)から計算されるクラッド加熱パラメタの値d(μm)が挿入したインサート材の厚みThick(μm)の値未満である加熱の後に熱間圧延を行い、母材と合せ材の界面のナノ硬さが7GPa以上である領域の板厚方向の幅を5μm以下とすることを特徴とするクラッド鋼板の製造方法。
d=2.27×105×√(Time)×exp(-1.64×104/(Temp+273))・・・式(2) - 請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のクラッド鋼板を用いてなる溶接構造物。
- 前記クラッド鋼板が、溶接ガスに水素を用いた溶接に使用されることを特徴とする、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のクラッド鋼板。
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