[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2022083007A - サービス管理システム - Google Patents

サービス管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2022083007A
JP2022083007A JP2020194222A JP2020194222A JP2022083007A JP 2022083007 A JP2022083007 A JP 2022083007A JP 2020194222 A JP2020194222 A JP 2020194222A JP 2020194222 A JP2020194222 A JP 2020194222A JP 2022083007 A JP2022083007 A JP 2022083007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
store
information
coupon
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020194222A
Other languages
English (en)
Inventor
裕香 前田
Yuka Maeda
子赫 臧
Zihe Zang
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP2020194222A priority Critical patent/JP2022083007A/ja
Publication of JP2022083007A publication Critical patent/JP2022083007A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】店舗により異なるサービス関連の情報について顧客が確認しやすいようにする。【解決手段】店舗を一意に示す店舗識別情報と前記店舗に赴くことで顧客が享受可能なサービスに関連するサービス関連情報とを顧客ごとに関連付けて管理する管理手段と、店舗単位に対応する店舗単位情報と、前記店舗単位情報が対応する店舗で顧客が享受可能なサービスに関して確認するためのサービス確認画像を、当該顧客の携帯端末において同一の画面に表示させる表示制御手段を備え、前記表示制御手段は、複数の店舗単位情報を前記画面にて切り替え可能に表示させ、表示される店舗単位情報に対応するサービス確認画像の態様について、対応のサービス関連情報が示す内容に応じて変化させるようにして、サービス管理システムを構成する。【選択図】図8

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 1.電気通信回線を通じた公開 ダウンロードサイトの公開日 令和2年7月6日~令和2年10月1日 ダウンロードサイトのURL https://apps.apple.com/jp/app/astempo/id1008061170 https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AA/id1134839684 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.digijapan.android.cl_smart.digijapan0007 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.digijapan.android.cl_smart.general <添付書類>〔別紙一覧〕(提携クリーニング企業) <資 料>公開されたダウンロードサイトページのプリントアウト
本発明は、サービス管理システムに関する。
端末装置にて複数の店舗ごとに発行された複数の会員カードをリスト画面に表示し、リスト画面にて選択された会員カードを拡大表示することのできるアプリケーションが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-109880号公報
例えば客が複数の店舗に会員として登録している場合、客が会員として受けるサービスに関連する情報は店舗ごとに異なってくる。このように店舗により異なるサービス関連の情報について顧客が確認しやすいようにすることが求められる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、店舗により異なるサービス関連の情報について顧客が確認しやすいようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、店舗を一意に示す店舗識別情報と前記店舗に赴くことで顧客が享受可能なサービスに関連するサービス関連情報とを顧客ごとに関連付けて管理する管理手段と、店舗単位に対応する店舗単位情報と、前記店舗単位情報が対応する店舗で顧客が享受可能なサービスに関して確認するためのサービス確認画像を、当該顧客の携帯端末において同一の画面に表示させる表示制御手段を備え、前記表示制御手段は、複数の店舗単位情報を前記画面にて切り替え可能に表示させ、表示される店舗単位情報に対応するサービス確認画像の態様について、対応のサービス関連情報が示す内容に応じて変化させるサービス管理システムである。
本実施形態におけるクリーニングシステムの構成例を示す図である。 本実施形態における管理装置の構成例を示す図である。 本実施形態における顧客携帯端末の構成例を示す図である。 本実施形態における管理装置が記憶する顧客管理情報テーブル、預り票管理情報テーブル、及びクーポン管理情報テーブルの一例を示す図である。 本実施形態におけるホーム画面、預り票リスト画面の一例を示す図である。 本実施形態における預り票リスト画面の一例を示す図である。 本実施形態における預り票画面、クーポンリスト画面、及びクーポン画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるホーム画面の遷移例を示す図である。 本実施形態におけるクーポンリスト画面、預り票リスト画面の一例を示す図である。 本実施形態における顧客携帯端末がクリーニングアプリケーションの画面遷移に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態における顧客携帯端末が店舗個別情報ボタンエリアの表示更新に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態における顧客携帯端末がクーポンリスト画面を表示させる場合の処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態における顧客携帯端末が預り票リスト画面を表示させる場合の処理手順例を示すフローチャートである。
<実施形態>
[クリーニングシステムの全体的構成例]
図1は、本発明の実施形態(以下、実施形態)に係るクリーニングシステム1の全体的な構成例を示す。本実施形態のクリーニングシステム1は、クリーニング業務をサポートするシステムである。
本実施形態のクリーニング業務では、業者が運営するクリーニング店(クリーニング取次店)としての店舗ST(ST-1、ST-2、ST-3)のそれぞれにおいて、クリーニングサービスを利用する顧客からクリーニング対象の衣類等の物品(以下、商品とも称する)を受託する。業者は、受託された商品を工場等でクリーニングを行い、クリーニングされた商品を顧客に返却する。各店舗STでは、商品をクリーニングしたことの対価としての料金を顧客から受け取る。
クリーニングシステム1は、管理装置10、POS端末20、工場用端末40、及び顧客携帯端末50を備える。
管理装置10、POS端末20、工場用端末40、及び顧客携帯端末50は、ネットワーク90と接続される。
ネットワーク90の態様は特に限定されない。例えば、ネットワーク90は、無線LANや携帯電話網やインターネットなどを利用したものであってもよい。
管理装置10は、クリーニング業務に関連するサービスを提供するクラウドサーバである。管理装置10は、例えばクラウドサーバとして構成される。クリーニングシステムにおいては、管理装置10により、客から預かった商品の受け取りから引き渡しまでの各種サービスに関連する情報を管理する。
管理装置10は、POS端末20、工場用端末40、及び顧客携帯端末50と通信可能に接続される。
POS端末20は、店舗ST(ST-1、ST-2、ST-3)のそれぞれに設置される。同図において示される店舗ST-1、ST-2、ST-3は、例えば同じ業者(企業)によって運営されるチェーン店舗である場合を例に挙げている。なお、クリーニングシステム1における店舗STの数は特に限定されないが、以下の説明では、同図のように店舗STが3つである場合を例に挙げる。
POS端末20は、例えば店員の操作に応じて、客から商品を預かる商品受付処理、客に商品を引き渡す商品返却処理、代金決済を行う代金決済処理等を実行する。
なお、POS端末20は、据え置き型であってもよいし、携帯型であってもよい。
工場用端末40は、クリーニング工場に設置され、クリーニング工場の担当者によって操作される。工場用端末40は、例えば、クリーニング前の商品の確認や、クリーニング後の完了報告などにおいて用いられる。工場用端末40は、例えば、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
顧客携帯端末50は、顧客がユーザとして操作する端末(例えば、顧客が所持するスマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等)である。顧客携帯端末50は、ネットワーク90を介して管理装置10、管理装置10とは異なる装置(サーバ(図示省略))からアプリケーションプログラムをダウンロードしてインストール可能に構成されていてもよい。
本実施形態では、クリーニングシステム1における店舗STを利用する顧客向けのアプリケーションプログラム(以下、「クリーニングアプリケーション」とも称する)が顧客携帯端末50にインストールされている。
クリーニングアプリケーションがインストールされた顧客携帯端末50は、管理装置10と通信を行うことで、顧客に向けて後述のように各種の情報を表示することができる。
また、顧客携帯端末50は、例えば店舗STにて、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信や無線LAN等によりPOS端末20と接続可能とされてよい。通信可能に接続された顧客携帯端末50とPOS端末20は、所定の情報の授受、料金支払いに対応する決済処理等を実行してよい。
[管理装置の構成例]
図2は、管理装置10の構成例を示している。同図の管理装置10は、CPU11、ROM12、RAM13、記憶部14、操作部15、及び通信部16等の部位を備え、これらの部位はバス19と接続される。
CPU11は、中央演算処理装置であり、ROM12に記憶されているプログラムを読み出してRAM13に展開し、展開したプログラムの各ステップを実行することによって、管理装置10の動作を制御する。
ROM12は、読み出し専用のメモリであり、管理装置10を動作させるためのプログラムなどの各種情報を記憶する。
RAM13は、主記憶装置であり、CPU11で用いられる情報や、通信部16で受信された情報などの各種情報を一時記憶する。
記憶部14は、補助記憶装置として、プログラム、各種情報等を記憶する。記憶部14は、例えばHDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)等を備えて構成されてよい。
操作部15は、管理装置10を操作する操作員から種々の操作を受け付けるための入力装置であり、各種キーなどを備える。なお、操作部15とともに表示部等が備えられてよい。なお、操作部15や表示部等は省略されてよい。
通信部16は、ネットワーク90を介して他の装置と通信を行う。
[顧客携帯端末の構成例]
図3は、顧客携帯端末50の構成例を示している。顧客携帯端末50は、CPU51、ROM52、RAM53、記憶部54、タッチパネル表示部55、及び通信部56の部位を備えており、これら部位はバス59と接続される。
CPU51は、中央演算処理装置であり、ROM52に記憶されているプログラムを読み出してRAM53に展開し、展開したプログラムの各ステップを実行することによって、顧客携帯端末50の動作を制御する。
ROM52は、読み出し専用のメモリであり、顧客携帯端末50を動作させるためのプログラムなどの各種情報を記憶する。
RAM53は、主記憶装置であり、CPU51で用いられる情報や、通信部56で受信された情報などの各種情報を一時記憶する。
記憶部54は、補助記憶装置として、プログラム、各種情報等を記憶する。記憶部54は、例えばHDD、SSD等を備えて構成されてよい。
タッチパネル表示部55は、タッチパネルとして構成された表示部である。なお、タッチパネル表示部55の他に、物理的な操作子が設けられてよい。
通信部56は、ネットワーク90を介して他の装置と通信を行う。
[管理装置による情報管理について]
図4を参照して、管理装置10による情報管理の態様例について説明する。管理装置10の記憶部14は、顧客管理情報テーブルと、預り票管理情報テーブルと、クーポン管理情報テーブルとを記憶する。
図4(A)は、顧客管理情報テーブルの一例を示している。同図における1レコード(1行)が1の顧客に対応する顧客管理情報である。
1の顧客に対応する顧客管理情報は、顧客情報、アプリケーション識別情報、店舗1対応の会員情報(会員情報:店舗1)、店舗2対応の会員情報(会員情報:店舗2)、店舗3対応の会員情報(会員情報:店舗3)の各領域を備える。
同図における店舗1~3は、例えば図1における店舗ST-1、ST-2、ST-3に対応する。
顧客情報の領域は、対応の顧客に関する顧客情報を格納する。顧客情報は、対応の顧客に付与された顧客識別情報、顧客の氏名、住所、電場番号の顧客に関する基本的情報が含まれてよい。また、顧客情報は、店員がPOS端末20を操作して入力した、顧客に関する特記事項(例えば、対応の顧客はワイシャツについて常に立体仕上げで依頼するといった事項)等の情報も含まれてよい。
アプリケーション識別情報の領域は、対応の顧客が利用するクリーニングアプリケーションを示すアプリケーション識別情報を格納する。なお、顧客がクリーニングアプリケーションを利用していない場合には、アプリケーション識別情報の領域は、有効なアプリケーション識別情報を格納しない。
店舗1対応の会員情報の領域は、対応の顧客が店舗1(店舗ST-1)の会員として登録している場合に、当該顧客についての店舗1対応の会員情報を格納する。
店舗2対応の会員情報の領域は、対応の顧客が店舗2(店舗ST-2)の会員として登録している場合に、当該顧客についての店舗2対応の会員情報を格納する。
店舗3対応の会員情報の領域は、対応の顧客が店舗3(店舗ST-3)の会員として登録している場合に、当該顧客についての店舗3対応の会員情報を格納する。
会員情報は、例えば会員識別情報、会員有効期限等の情報を含む。また、会員についてランクが設定される場合、会員情報は、対応の顧客に設定された会員のランクを示す情報(ランク情報)を含んでよい。
同図の顧客管理情報のようにして会員情報の管理が行われる本実施形態のクリーニングシステムにおいて、顧客は、店舗ST単位で任意に会員登録を行うことができる。
会員登録は、顧客が、顧客携帯端末50のクリーニングアプリケーション上で表示させた会員登録画面に対して、対象店舗や会員用アカウント等の必要事項を入力する操作を行うことで可能とされる。また、会員登録は、店舗STにて、店員が、例えば客が会員登録用紙に記入した必要事項をPOS端末20に入力することによっても可能とされてよい。
顧客携帯端末50、POS端末20は入力された必要事項を管理装置10に送信する。管理装置10は、必要事項の受信に応じて、対象の店舗STに対応する会員識別情報を発行する。管理装置10は、発行した会員識別情報と、受信された必要事項に基づく情報とを対応付けた会員情報を記憶する。
図4(B)は、預り票管理情報テーブルの一例を示している。同図の預り票管理情報テーブルは、店舗STごとに個別の預り票管理情報テーブルが設けられた構造とした例を示している。
1の店舗STに対応する預り票管理情報テーブルは、対応の店舗STを示す店舗識別情報と、顧客単位の預り票履歴情報を対応付けた構造である。
1の顧客に対応する預り票管理情報は、顧客識別情報の領域と預り票履歴情報の領域とを含む。
顧客識別情報の領域は、対応の顧客を示す顧客識別情報を格納する。なお、預り票管理情報は、顧客識別情報に代えて、あるいは顧客識別情報に加えて、対応の顧客のクリーニングアプリケーションを示すアプリケーション識別情報を格納してもよい。
預り票履歴情報は、顧客がこれまでに行った一取引ごとに対応してPOS端末20により発行された預り票を電子化した預り票情報を含む情報である。一取引に対応する預り票情報は、例えば、伝票番号、預かり品の預け入れ日時、仕上がり日(返却予定日)、一取引における預かり品の内訳、預かり品について指定された仕上げ内容、預かり品についての預かり後の処理状況等の情報を含んでよい。また、対応の商品の顧客による引き取りが完了している取引の預り票情報は、例えば完了フラグが付与されることで、引き取りが完了したことを示すようにされてよい。
預り票履歴情報の領域は、例えば伝票番号(一取引)ごとに対応するファイルを格納するようにされてよい。あるいは、預り票履歴情報の領域は、1または複数の取引ごとに対応する預り票履歴情報をまとめて記述した1ファイルを格納するようにされてもよい。同図では、預り票履歴情報の領域において、伝票番号ごとに対応するファイルを格納した例を示している。
このような預り票管理情報テーブルを管理装置10が記憶することで、クリーニングシステム1において、顧客ごとの預かり品についての管理が可能となる。
図4(C)は、クーポン管理情報テーブルの一例を示している。本実施形態のクリーニングシステム1においては、店舗STごとにクーポンを発行(提供)することができる。なお、店舗STで共通のクーポンも発行可能とされてよい。顧客は、例えばクリーニングアプリケーションを操作して、発行されたクーポンのうちから自分が利用するクーポンを登録する。これにより、顧客は自分が利用可能なクーポンを保有することができる。あるいは、店舗STが発行したクーポンがそのまま顧客により利用可能なように登録されてもよい。このように顧客が保有したクーポンは、クーポン管理情報により顧客識別情報(あるいはアプリケーション識別情報でもよい)と対応付けられたうえで、利用履歴が管理される。
同図のクーポン管理情報テーブルは、店舗STごとにテーブルが設けられた構造とした例を示している。1の店舗STに対応するクーポン管理情報テーブルは、発行元の店舗STを示す店舗識別情報に対して、顧客単位のクーポン管理情報を対応付けて格納した構造である。
1の顧客に対応するクーポン管理情報は、顧客識別情報の領域とクーポン利用履歴情報の領域とを含む。
顧客識別情報の領域は、対応の顧客を示す顧客識別情報を格納する。
クーポン利用履歴情報の領域は、クーポン利用履歴情報を格納する。クーポン利用履歴情報は、顧客のクーポンについての利用履歴を示す情報である。クーポン利用履歴情報において、現在において利用が有効なクーポンとして、複数回の利用可能回数が定められているクーポンについては、残りの利用回数等も示されてよい。また、クーポン利用履歴情報においては、顧客が利用可能に保有しているが、未だ使用されていないクーポンについても、未使用の利用履歴として管理される。また、クーポン利用履歴情報は、使用済みとなったクーポンや有効期限が経過したまま利用されなかったクーポンについての情報を含んでよい。
このようなクーポン管理情報テーブルを管理装置10が記憶することで、クリーニングシステム1において、顧客ごとに店舗単位でのクーポンの利用履歴の管理が可能となる。
[クリーニングアプリケーションについて]
図5~図9を参照して、本実施形態のクリーニングアプリケーションの利用態様例について説明する。
図5(A)は、顧客携帯端末50のタッチパネル表示部55にて表示される、クリーニングアプリケーションのホーム画面の一例を示している。なお、ホーム画面は、後述のように会員証が表示されることから、例えばクリーニングアプリケーションの運用のもとで「会員証画面」等と呼ばれてもよい。
ホーム画面は、クリーニングアプリケーションの起動に応じて初期画面として表示されてよい。また、ホーム画面以外のクリーニングアプリケーションの画面が表示されている状態において、後述のホームボタンBT40が操作された場合には、ホーム画面の表示に戻るようにされる。なお、ホームボタンBT40は、例えばクリーニングアプリケーションの運用のもとで「会員証ボタン」等と呼ばれてもよい。
同図のホーム画面においては、会員証エリアAR1、店舗個別情報ボタンエリアAR2、お知らせ情報エリアAR3、及び共通エリアAR4が配置されている。
会員証エリアAR1は、クリーニングアプリケーションを利用する顧客が会員登録した店舗STごとの会員証が表示されるエリアである。以降においては、顧客が3つの店舗ST-1、ST-2、ST-3のそれぞれについて会員登録している場合を例に挙げる。
同図の会員証エリアAR1においては、会員証CD-1の全体が表示された状態が示される。会員証CD-1は、店舗ST-1に対応する会員証である。
なお、以降においては、会員証CD-1のほか、店舗ST-2、ST-3に対応する会員証CD-2、CD-3についても説明するが、会員証CD-1、CD-2、CD-3について特に区別しない場合には、会員証CDと記載する。
会員証エリアAR1における会員証CDは、同図のように、例えば物理媒体としての会員証の形状、図柄等を模した態様で表示されてよい。これにより、顧客は、会員証エリアAR1において電子的な会員証が存在していることを容易に把握できる。
同図に示される会員証CD-1においては、対応の店舗ST-1の具体的な店舗名、店舗ST-1に対応して顧客が現在保有している累積ポイント数、コード等が表示されている。コードは、会員識別情報をコード化したものである。同図では、コードがバーコードである例を示しているが、2次元コード等の他の形式のコードであってもよい。
また、会員識別情報は、会員証CDにおいて例えば英数字等による文字列として表示されてもよい。同図においては、会員証CD-1の下において文字列による会員識別情報が表示された例が示されている。なお、店舗STにおける会員識別情報に関する設定、運用等に応じて、会員証CDにおいて、文字列による会員識別情報は表示されるが、会員識別情報のコードは表示されないようにした態様が採られてもよい。
また、表示された会員証CD-1の下には、当該会員証CD-1についての会員有効期限が表示されている。なお、会員有効期限までの日数が一定以下である場合には、顧客への期限切れの警告として、所定の態様による強調表示が行われるようにされてよい。
なお、会員有効期限は、会員証CD内にて示される態様であってもよい。
同図では、上記のように会員証CD-1の全体が表示されている状態のもとで、会員証エリアAR1の右側縁部には、会員証CD-2の左端部分が表示されている。会員証CD-2の右端部分が表示されていることで、顧客は、他の店舗STの会員証もあることを把握できる。
同図の会員証エリアAR1の態様は、顧客が複数の会員証CDを所有している場合には、会員証エリアAR1において、まず選択対象とされた1枚の会員証CDの全体を表示させるようにしている。そのうえで、選択対象ではない他の会員証CDについては、選択対象の会員証エリアAR1の左右方向においてはみ出させたイメージで、選択対象の会員証CDと横並びに配置しているものである。
このような会員証エリアAR1において、選択対象とする会員証CDを切り替える操作については後述する。
店舗個別情報ボタンエリアAR2は、店舗個別情報ボタンが配置されるエリアである。店舗個別情報ボタンは、会員証エリアAR1において選択対象とされた会員証CDに対応する店舗ST(選択対象店舗)に対応する店舗サービス情報を表示させるための操作が行われるボタンである。店舗サービス情報は、店舗STが業務に関連して顧客に提供する所定のサービスに関連する情報である。
同図の店舗個別情報ボタンエリアAR2においては、クーポンボタンBT21と引き取りボタンBT22とが配置されている。
クーポンボタンBT21は、クーポンリスト画面の表示を指示するボタンである。クーポンボタンBT21の操作に応じて表示されるクーポンリスト画面は、選択対象店舗が発行したクーポンのうち顧客が利用可能なクーポンごとに対応するリスト項目が提示される。つまり、クーポンリスト画面は、店舗サービス情報として、選択対象店舗によるクーポン提供サービスに関連する情報を表示する画面である。
引き取りボタンBT22は、預り票リスト画面の表示を指示するボタンである。引き取りボタンBT22の操作に応じて表示される預り票リスト画面は、選択対象店舗と顧客との取引により発行された預り票の履歴がリスト項目として反映される。店舗STは、顧客から商品を預かることでクリーニングの依頼を受け、預かった商品をクリーニングし、クリーニングが完了した商品を顧客に引き渡すというクリーニング業務としてのサービス(クリーニングサービス)を提供する。
預り票リスト画面は、店舗サービス情報として、選択対象店舗が顧客に提供するクリーニングサービスに関連する情報を表示する画面である。
クーポン提供サービスは、顧客が店舗STに赴き、クリーニングアプリケーション上でクーポンを表示させて店員に提示することで取引に適用され、値引き等が行われる。また、クリーニングサービスは、顧客が店舗STに赴いて商品を預け、クリーニングが仕上がった商品を引き取ることで完結する。つまり、クーポン提供サービスとクリーニングサービスは、店舗STに赴くことにより客が享受するサービスである。
店舗個別情報ボタンエリアAR2は、このような店舗STに赴くことにより客が享受できるサービス(来店応対サービス)に関連する情報を表示させる操作が行われるエリアとなる。
クーポンボタンBT21が操作された場合と引き取りボタンBT22とが操作された場合の画面遷移の態様例については後述する。
お知らせ情報エリアAR3は、選択対象店舗が提供するお知らせ情報(インフォメーション)が表示されるエリアである。お知らせ情報エリアAR3においては、お知らせ情報ごとに対応する情報提示ボタンBT31の配置によってお知らせ情報が提示される。顧客がお知らせ情報エリアAR3に対してスワイプ操作(あるいはフリック操作)を行うことに応じて、左右に移動するようにして情報提示ボタンBT31の表示の切り替えが行われる。
共通エリアAR4は、クリーニングアプリケーションの画面の遷移にかかわらず固定して表示されるエリアである。つまり、共通エリアAR4は、クリーニングアプリケーション上で遷移する複数の画面にて共通に表示されるエリアである。
共通エリアAR4には、ホームボタンBT40、預り票ボタンBT41、お知らせボタンBT42、クーポンボタンBT43、アンケートボタンBT44が配置される。
ホームボタンBT40は、クリーニングアプリケーションにてホーム画面以外の画面が表示されている際に、ホーム画面に戻すための操作が行われるボタンである。つまり、クリーニングアプリケーションにて表示されるホーム画面以外の画面として共通エリアAR4が配置されている場合には、顧客がホームボタンBT40を操作することによって、いつでもホーム画面の表示に戻すことができる。
ホームボタンBT40については、共通エリアAR4の横方向において中央に配置するとともに、共通エリアAR4に配置される他のボタンよりもサイズを大きくしている。これにより、ホームボタンBT40の視認性が高まるとともに、ホーム画面に戻す操作が行いやすくなる。
なお、ホーム画面以外の画面からホーム画面に戻った際には、会員証エリアAR1は、ホーム画面に戻る前において最後に表示されていた状態に戻るようにされてよい。例えば、ホーム画面に戻る前の会員証エリアAR1において最後に会員証CD-2が選択対象として表示されていた状態だったのであれば、ホーム画面の表示に戻った際には、同様に会員証CD-2が選択対象として表示される会員証エリアAR1の表示に戻る。あるいは、ホーム画面以外の画面からホーム画面に戻った際には、会員証エリアAR1は、予め定められた初期状態の表示に戻るようにされてよい。
預り票ボタンBT41は、預り票リスト画面を表示させる操作が行われるボタンである。ただし、預り票ボタンBT41の操作に応じて表示される預り票リスト画面は、顧客が取引を行った全ての店舗STに応じた預り票情報がリスト項目として反映される預り票リスト画面となる。
図5(B)は、全店舗対応の預り票リスト画面の一例を示している。預り票リスト画面においては、預り票ボタンBT41がグレーアウトにより表示されており、操作不可となる。
同図の全店舗対応の預り票リスト画面においては、リスト分類選択エリアAR11と預り票リストエリアAR12とが配置される。
リスト分類選択エリアAR11は、預り票リストエリアAR12に表示させる預り票リスト項目の分類を選択する操作が行われるエリアである。預り票リストエリアAR12においては、リスト分類選択エリアAR11にて選択されたリスト分類に応じた預り票リスト項目IMRが配置される。
例えば、リスト分類選択エリアAR11に対してタップ操作を行うことにより、同図に示すように、プルダウンメニューPDMが表示される。同図のプルダウンメニューにおいては、「全表示」、「預け中」、「引き取り済み」の3つの分類に応じた選択項目が表示されている。
「全表示」の選択項目が選択された場合には、預り票リストエリアAR12において、顧客が取引を行った各店舗STにおける全ての預り票に応じた預り票リスト項目IMRが配置される。なお、会員登録をしていても未だ取引のない店舗STがある場合には、当該取引のない店舗STに対応する預り票リスト項目IMRは配置されない。
全店舗対応の預り票リスト画面の初期表示は、預り票リストエリアAR12にて「全表示」の選択項目が選択された状態であってよい。
なお、同図の預り票リストエリアAR12は、預り票リストエリアAR12の下側に預り票リスト項目IMRが表示されずに存在している状態である。この場合、顧客は、預り票リストエリアAR12に対して上方向にスワイプ操作(あるいはフリック操作)を行うことで、預り票リスト項目IMRを上方向に移動させるようにしてスクロールさせることができる。
「預け中」の選択項目が選択された場合には、預り票リストエリアAR12において、顧客がこれまでに行った各店舗STでの取引のうち、顧客が未だ商品を引き取っていない取引(「預け中」の取引)に応じた預り票リスト項目が配置される。
「預け中」の取引は、客が店舗STに預けた商品について、未だクリーニングが完了していないことで商品が引き取り不可の状態の取引と、クリーニングが完了して店舗にて引き取り可能な商品のある取引とを含む。
なお、プルダウンメニューPDMの選択項目として「全表示」、「預け中」、「引き取り済み」に加えて、「引き取り不可」と「引き取り可能」の分類に応じた選択項目が追加されてよい。
「引き取り済み」の選択項目が選択された場合には、預り票リストエリアAR12において、顧客がこれまでに行った各店舗STでの取引のうち、顧客が商品を引き取り済み(受取り済み)の取引に応じた預り票リスト項目が配置される。
図6(A)は、預り票リスト画面のリスト分類選択エリアAR11において「預け中」の選択項目が選択された場合の預り票リストエリアAR12の表示態様例を示している。同図の預り票リストエリアAR12においては、「預け中」に該当する2つの取引に応じた2つの預り票リスト項目IMRが配置された例が示されている。また、同図では、2つの預り票リスト項目IMRが対応する店舗STがそれぞれ異なっていることが示されている。
顧客は、図5(B)または図6(A)に示されるリスト分類選択エリアAR11に配置される預り票リスト項目IMRのうちから1つの預り票リスト項目IMRを選択する操作(例えば、タップ操作でよい)を行うことができる。預り票リスト項目IMRを選択する操作が行われると、選択された預り票リスト項目IMRに対応する預り票の詳細が示される預り票画面が表示される。
図6(B)は、預り票画面の一例を示している。預り票画面においては、伝票番号エリアAR21、預り票エリアAR22が配置される。
伝票番号エリアAR21は、対応の伝票番号を表示する。
預り票エリアAR22は、預り票の内容が表示されるエリアである。預り票エリアAR22におけるバーコードは、例えば伝票番号をコード化したものである。
また、預り票画面においては、前画面ボタンBT223、オンライン決済ボタンBT221、引き取り予約ボタンBT222が配置される。
前画面ボタンBT223は、前画面に戻すための操作が行われるボタンである。オンライン決済ボタンBT221は、顧客がオンライン決済を行う場合に操作するボタンである。
引き取り予約ボタンBT222は、顧客が預り票画面に表示された預り票により示される商品の引き取り予約を行う場合に操作するボタンである。
引き取り予約ボタンBT222が操作されると、例えば引き取り予約設定画面が表示される。顧客は、引取予約設定画面に対して、引き取り予約日時を指定し、指定された引き取り予約日時を確定させる操作を行う。顧客携帯端末50は、指定された引き取り予約日時を含む引き取り予約情報を管理装置10に送信する。管理装置10は、受信された引き取り予約情報を記憶するとともに、対応の店舗STのPOS端末20に送信する。POS端末20は、受信された引き取り予約情報を所定の画面にて表示させる。店員は、表示された引き取り予約情報が示す引き取り予約日時により前に、商品をバックヤードからカウンタに移動させておくようにする。これにより、店員は、予約日時に来店した顧客に対して迅速に商品を引き渡すことができる。
説明を共通エリアAR4に戻す。共通エリアAR4におけるお知らせボタンBT42は、お知らせリスト画面に遷移させる操作が行われるボタンである。お知らせボタンBT42が操作された場合、タッチパネル表示部55における表示は、現在の画面からお知らせリスト画面に遷移する。
同図においては、お知らせボタンBT42に対してバッジが付された状態が示されている。同図のバッジは、1つの新着(未読)のお知らせ情報があることを示す。
図7(A)は、お知らせリスト画面の一例を示している。同図のお知らせリスト画面は、お知らせ情報リストエリアAR31において、お知らせ情報リスト項目IMFを配置させた態様である。
お知らせ情報リスト項目IMFにおいては、対応のお知らせ情報についての要約メッセージ、日付等が表示されている。お知らせ情報リスト項目IMFを選択する操作(例えば、タップ操作)が行われると、選択されたお知らせ情報リスト項目IMFに対応するお知らせ情報を提示するお知らせ情報画面の表示に遷移する。
前述のように、お知らせ情報エリアAR3においては、選択対象店舗から提供されるお知らせ情報の項目(情報提示ボタンBT31)の提示が行われる。
これに対して、共通エリアAR4におけるお知らせボタンBT42が操作された場合に表示されるお知らせリスト画面は、店舗STのうちで顧客が会員登録している店舗STの全てから提供されるお知らせ情報についてのリスト項目(お知らせ情報リスト項目IMF)を提示する。
つまり、顧客は、クリーニングアプリケーション上で、選択対象店舗に対応するお知らせ情報の一覧と、顧客が会員登録した店舗STの全てに対応するお知らせ情報の一覧とのいずれについても閲覧することできる。
なお、同図のお知らせリスト画面には、商品の引き取り期限日の経過したことを通知するお知らせ情報リスト項目IMFが表示された例が示されている。商品の引き取り期限日が経過してしまうことは、顧客と店舗STの双方にとっての不利益であることから、できるだけ顧客が気付きやすいことが求められる。そこで、商品の引き取り期限日が経過した場合には、例えばホーム画面上でも吹き出しやポップアップ等により一目で顧客が気付くような態様で表示させてもよい。
お知らせリスト画面において配置されるお知らせ情報リスト項目IMFを選択する操作(例えば、タップ操作)が行われると、タッチパネル表示部55における表示は、お知らせリスト画面から、お知らせ情報画面に遷移する。
共通エリアAR4におけるクーポンボタンBT43は、クーポンリスト画面を表示させる操作が行われるボタンである。クーポンボタンBT43が操作されると、タッチパネル表示部55における表示は、現在の画面からクーポンリスト画面に遷移する。
クーポンボタンBT43の操作に応じて表示されるクーポンリスト画面は、顧客が会員登録している店舗STのそれぞれにわたって顧客の利用履歴のあるクーポンリスト項目(クーポンリスト項目)を提示する。「顧客の利用履歴のあるクーポン」のうちには、顧客が利用可能であるが未だ取引にて利用していないものも含む。
図7(B)は、クーポンリスト画面の一例を示している。同図のクーポンリスト画面では、クーポンリストエリアAR41において、顧客が利用可能なクーポンのクーポンリスト項目IMCが2つ配置された例を示している。顧客が利用可能なクーポンのクーポンリスト項目IMCは、対応のクーポンの名称、有効期限、使用可能な残り回数等の情報が示される。また、最上段のクーポンリスト項目IMCにおいては、有効期限までの残りの日数が所定以内となったことで、有効期限までの残り日数の情報が示された例を示している。
また、同図に示されるように、使用済みとなったクーポンに応じて、「使用済み」と示されたクーポンリスト項目IMCも配置されてよい。また、例えば使用されないまま期限切れとなったクーポンに対応するクーポンリスト項目IMCも配置されてよい。
このようにクーポンリストエリアAR41が表示されることで、顧客は、自分が会員となっている店舗にて利用可能なクーポンを容易に把握することができる。
クーポンリスト画面において配置されるクーポンリスト項目IMCを選択する操作(例えば、タップ操作)が行われると、タッチパネル表示部55における表示は、クーポンリスト画面から、クーポン画面に遷移する。
図7(C)は、クーポン画面の一例を示している。同図のクーポン画面は、図7(B)のクーポンリストエリアAR41における上から2つ目のクーポンリスト項目IMCを選択する操作が行われた場合に対応する。
クーポン画面においては、対応のクーポンCPが表示される。顧客は、店舗STにてクーポンを利用する際には、顧客携帯端末50にてクーポンCPを表示させ、表示されたクーポンCPを店員に提示する。店員は、クーポンCPにおけるコードを、POS端末20のコードスキャナにより読み取ることで、顧客の取引にクーポンを適用することができる。このようなクーポンの利用についての情報(クーポン利用情報)は、POS端末20から管理装置10に送信される。管理装置10は、受信されたクーポン利用情報を用いて、対応のクーポン利用履歴情報を更新する。
クーポン画面においては、前画面ボタンBT223が配置されている。前画面ボタンBT223が操作されたことに応じて、タッチパネル表示部55における表示は、クーポン画面からクーポンリスト画面に戻る。
共通エリアAR4におけるアンケートボタンBT44は、アンケート画面に遷移させる操作が行われるボタンである。
次に、ホーム画面における会員証CDの切り替えに応じた店舗個別情報ボタンエリアAR2の表示について説明する。
図8(A)には、図5(A)と同様のホーム画面が示されている。つまり、図8(A)の会員証エリアAR1においては、会員証CD-1が選択対象として表示されている。また、店舗個別情報ボタンエリアAR2におけるクーポンボタンBT21と引き取りボタンBT22は、いずれもアクティブの状態で表示されている。
このように、会員証CD-1が選択対象とされた状態のもとで、クーポンボタンBT21がアクティブの状態であることは、会員証CD-1が対応する店舗ST-1が提供するクーポンのうちで顧客が利用可能なクーポンがあることを示す。
また、会員証CD-1が選択対象とされた状態のもとで、引き取りボタンBT22がアクティブの状態であることは、会員証CD-1に対応する店舗ST-1との取引により、顧客が店舗ST-1に預け中の商品があることを示す。
なお、預け中の商品があることを示すアクティブの状態の引き取りボタンBT22については、さらに預け中の商品のうちに引き取り可能な商品があるか否かにより態様が変更されるようにしてよい。例えば、引き取りボタンBT22は、引き取り可能な商品がない場合には、同図のようなアクティブの状態を示す態様で表示され、引き取り可能な商品がある場合には、アクティブの状態から所定の態様で強調した表示に変更されてよい。また、例えば、引き取り可能な商品がある場合には、その旨を報知する吹き出し、ポップアップ等が表示されてもよい。
図8(A)のホーム画面が表示された状態において、アクティブの状態にあるクーポンボタンBT21を顧客が操作した場合には、タッチパネル表示部55における表示は、ホーム画面からクーポンリスト画面に遷移する。
図9(A)は、図8(A)のホーム画面におけるクーポンボタンBT21が操作されたことに応じて表示されたクーポンリスト画面の一例を示している。同図のクーポンリスト画面においてはクーポンリスト項目IMCが配置される。クーポンリスト項目IMCのうち、最上段のクーポンリスト項目IMCは、店舗ST-1にて顧客が利用可能なクーポンを示す。また、同図のクーポンリスト画面においては、2段目、3段目のクーポンリスト項目IMCとして示すように、「使用済み」とされたクーポンも示されている。
このように表示されるクーポンリスト画面をみることにより、顧客は、選択対象店舗にて利用可能なクーポンを容易に把握することができる。
共通エリアAR4のクーポンボタンBT43が操作された場合には、図7(B)のように、顧客が会員登録している店舗STのそれぞれに対応するクーポンについてのクーポンリスト画面が表示されていた。
これに対して、クーポンボタンBT21が操作された場合には、顧客に応じたクーポンのうち、選択対象店舗にて利用可能なクーポンに対応するクーポンリスト画面が表示される。
つまり、顧客は、ホーム画面が表示された状態において、クーポンボタンBT21を操作すれば、選択対象店舗に応じたクーポンリスト画面を表示させることができ、クーポンボタンBT43を操作すれば、いずれの店舗STであるのかにかかわらず、顧客に応じたクーポンに対応するクーポンリスト画面を表示させることができる。
また、図8(A)のホーム画面が表示された状態において、アクティブの状態にある引き取りボタンBT22を顧客が操作した場合には、タッチパネル表示部55における表示は、ホーム画面から預り票リスト画面に遷移する。
図9(B)は、図8(A)のホーム画面における引き取りボタンBT22が操作されたことに応じて表示される預り票リスト画面の一例を示している。同図の預り票リスト画面においては、店舗ST-1と顧客との取引に応じた預り票リスト項目IMRが示されている。
同図の預り票リスト画面は、リスト分類選択エリアAR11にて「預け中」の分類項目が選択されている。つまり、引き取りボタンBT22を操作した場合には、預り票リスト画面の初期表示として、選択対象店舗に対応する「預け中」の取引に応じた預り票リストエリアAR12が表示される。同図では、「預け中」の取引が1つであることに応じて1つの預り票リスト項目IMRが表示されているが、「預け中」の取引が複数であれば、複数の取引ごとに応じた複数の預り票リスト項目IMRが表示される。
この場合にも、預り票リスト項目IMRに対する操作が行われることに応じて、対応の預り票画面が表示される。
なお、同図のように、店舗ST-1にて顧客が預け中の商品に対応する取引が1つである場合には、引き取りボタンBT22が操作されたことに応じて、預り票リスト画面の表示をスキップして、対応の預り票画面に遷移するようにされてよい。
共通エリアAR4の預り票ボタンBT41が操作された場合には、図5(B)のように、顧客が会員登録した店舗STの全てに対応する取引を対象として預り票リスト画面が表示されていた。
これに対して、上記のように引き取りボタンBT22が操作された場合には、対応の店舗STに対応し、かつ「預け中」に対応の取引に絞り込まれた預り票リスト画面が表示される。
つまり、顧客は、ホーム画面が表示された状態において、引き取りボタンBT22を操作すれば選択対象店舗に対応し、かつ「預け中」に対応する取引の預り票リスト画面を表示させることができ、預り票ボタンBT41を操作すれば、顧客が会員登録した各店舗STにおける取引の預り票リスト画面を表示させることができる。
なお、図9(B)の状態から、例えば顧客がリスト分類選択エリアAR11におけるプルダウンメニューを操作して、「全表示」、あるいは「引き取り済み」を選択可能なようにされてよい。この場合において「全表示」が選択された場合には、選択対象店舗において顧客に対応する全ての取引が反映された預り票リストエリアAR12の表示に切り替えられてよい。「引き取り済み」が選択された場合には、選択対象店舗において「引き取り済み」に対応する顧客の取引が反映された預り票リストエリアAR12の表示に切り替えられてよい。
なお、リスト分類選択エリアAR11にて開かれるプルダウンメニューにおいて、現在の選択対象店舗を示す表示が行われてよい。これにより、プルダウンメニューが開かれたことで預り票リスト項目IMRが背面となって隠れてしまっても、顧客が選択対象店舗を容易に確認できる。
説明を図8に戻す。図8(A)の会員証エリアAR1の右側縁部には会員証CD-2の左端部分が表示されている。これにより、顧客は、会員証CD-1が対応する店舗ST-1と異なる他の店舗STの会員証のあることを明確に認識できる。
この場合、顧客は、会員証エリアAR1に対して左方向へのスワイプ操作を行うことで、会員証エリアAR1にて、会員証CD-1が選択対象として中央に表示された状態から、会員証CD-2が選択対象として中央に表示される状態に遷移させることができる。つまり、顧客は、選択対象とする会員証CDを切り替える操作を行うことができる。
図8(B)は、上記のようにして図8(A)の会員証エリアAR1に対してスワイプ操作を行ったことに応じて、会員証エリアAR1にて会員証CD-2が選択対象として表示された状態を示している。会員証CD-2は、店舗ST-2に対応する会員証である。この際、会員有効期限の表示も、会員証CD-2に対応する日付に変化する。
同図の場合、会員証CD-2が選択対象として表示されたことに応じて、店舗個別情報ボタンエリアAR2は、アクティブの状態のクーポンボタンBT21と、グレーアウトによる非アクティブの状態の引き取りボタンBT22が表示された状態に変化している。
この状態は、店舗ST-2に対応して顧客が利用可能なクーポンがあり、店舗ST-2に顧客が預け中の商品は存在しないことを示している。
この場合、顧客は、クーポンボタンBT21を操作することで、店舗ST-2にて顧客が利用可能なクーポンのリスト項目を含むクーポンリスト画面を表示させることができる。また、引き取りボタンBT22が非アクティブで操作不可の状態となっていることで、顧客は、店舗ST-2には預け中の商品が無いことを把握できる。
なお、同図のようにして引き取りボタンBT22が非アクティブの状態において、仕上がり前(クリーニング完了前)で引き取り不可商品が選択対象店舗にて存在する場合には、ホーム画面にて仕上がり前の商品のあることを顧客に報知する表示(仕上がり予定表示)が行われるようにされてよい。仕上がり予定表示としては、例えば引き取りボタンBT22において、商品ごとの仕上がり予定日のうち最も近い仕上がり予定日が表示されてよい。あるいは仕上がり予定日までの残り日数(残り時間でもよい)が表示されてよい。
また、図8(B)の会員証エリアAR1の左側縁部には会員証CD-1の右端部分が表示されており、会員証エリアAR1の右側縁部には会員証CD-3の左端部分が表示されている。
この場合、顧客は、会員証エリアAR1に対して右方向へのスワイプ操作を行うことで、会員証エリアAR1にて、会員証CD-1が選択対象として中央に表示される状態に変更することができる。また、顧客は、会員証エリアAR1に対して左方向へのスワイプ操作を行うことで、会員証エリアAR1にて、会員証CD-3が選択対象として中央に表示される状態に変更することができる。
図8(C)は、上記のようにして図8(B)の会員証エリアAR1に対して左方向へのスワイプ操作を行ったことに応じて、会員証エリアAR1にて会員証CD-3が選択対象として表示された状態を示している。会員証CD-3は、店舗ST-3に対応する会員証である。この際、会員有効期限の表示も、会員証CD-3に対応する日付に変化する。
同図では、会員証CD-3が選択対象として表示されたことに応じて、店舗個別情報ボタンエリアAR2は、非アクティブの状態のクーポンボタンBT21と、アクティブの状態の引き取りボタンBT22が表示された状態に変化している。
この状態は、店舗ST-3に対応して顧客が利用可能なクーポンはなく、店舗ST-3に顧客が預け中の商品のあることを示している。
この場合、顧客は、クーポンボタンBT21が非アクティブで操作不可の状態となっていることで、店舗ST-3に対応するクーポン利用について履歴が無いことを把握できる。また、顧客は、アクティブの状態の引き取りボタンBT22を操作することで、店舗ST-3に対応する預り票リスト画面を表示させることができる。
このようにして本実施形態においては、顧客が複数の店舗STの会員として登録している場合には、クリーニングアプリケーションのホーム画面の会員証エリアAR1にて、各店舗STに応じた複数の会員証CDのうちから1つを選択対象とするように切り替えて表示させることができる。
そのうえで、ホーム画面の店舗個別情報ボタンエリアAR2においては、選択対象とされた会員証CDに対応する店舗STに対応するクーポンボタンBT21と引き取りボタンBT22とが配置される。これにより、顧客は、選択対象とした会員証CDの店舗STに対応するクーポンや預け中の可能な商品に関する情報を効率よく閲覧することができる。
また、本実施形態において、店舗個別情報ボタンエリアAR2のクーポンボタンBT21及び引き取りボタンBT22は、共通エリアAR4の各ボタンと比較して、大きなサイズで表示されている。
また、ホーム画面の縦方向における位置関係として、共通エリアAR4が最も下に位置するのに対して、店舗個別情報ボタンエリアAR2のクーポンボタンBT21及び引き取りボタンBT22は、ほぼ中央の位置にて表示されている。
また、クーポンボタンBT21と引き取りボタンBT22は、店舗個別情報ボタンエリアAR2において横方向に並べた状態で配置されている。
クーポンや商品の引き取りに関する情報は、顧客が会員登録している全ての店舗STを対象に閲覧するよりも、店舗ST単位で閲覧したほうが顧客にとって効率がよいという側面がある。本実施形態のような店舗個別情報ボタンエリアAR2のクーポンボタンBT21及び引き取りボタンBT22のサイズ、配置であれば、顧客が店舗ST単位によるクーポンや商品の引き取りに関する情報を閲覧しやすくなる。
なお、店舗個別情報ボタンエリアAR2においてクーポンボタンBT21と引き取りボタンBT22とを並べる方向は縦方向であってもよい。
なお、会員証エリアAR1においては、選択対象とされた会員証CDとともに、選択対象でない会員証CDの一部(左右いずれかの端部)も表示させることで、選択対象とされた会員証CD以外の会員証のあることを顧客に示すようにされている。
しかしながら、例えば会員証エリアAR1において選択対象とされた会員証CDのみを表示して、選択対象でない会員証CDの一部については表示させないようにしてもよい。この際、選択対象でない会員証CDの一部の表示に代わる所定の態様により、選択対象でない会員証CDが存在することを顧客に示すようにされてよい。
[処理手順例]
図10のフローチャートを参照して、顧客携帯端末50が、クリーニングアプリケーションの画面遷移に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS101:顧客携帯端末50は、クリーニングアプリケーションの起動トリガが得られたことに応じて、クリーニングアプリケーションを起動させる。
クリーニングアプリケーションの起動トリガは、顧客によるクリーニングアプリケーション起動のための顧客携帯端末50に対する操作であってよい。また、クリーニングアプリケーションに対応するプッシュ通知に応じて、クリーニングアプリケーションの起動トリガが発生されてもよい。
ステップS102:クリーニングアプリケーションが起動されたことに応じて、顧客携帯端末50は、ホーム画面の表示に用いる情報(ホーム画面情報)を取得する。
このために、顧客携帯端末50は、ホーム画面情報要求を管理装置10に送信する。ホーム画面情報要求には、クリーニングアプリケーションのアプリケーション識別情報が含まれる。また、ホーム画面情報要求には、顧客識別情報が含まれてもよい。
管理装置10は、ホーム画面情報要求の受信に応じて、該当の顧客のホーム画面情報を生成する。ホーム画面情報の生成にあたり、管理装置10は、顧客管理情報テーブルから該当の顧客についての店舗STごとの会員情報を取得する。また、管理装置10は、預り票管理情報テーブルから、該当の顧客と対応付けられた各店舗STの預り票履歴情報を取得する。また、管理装置10は、クーポン管理情報テーブルから、該当の顧客と対応付けられた各店舗STのクーポン利用履歴情報を取得する。
管理装置10は、上記のように取得した情報を利用して、ホーム画面情報を生成する。ホーム画面情報は、例えばウェブページと同様の形式によるものであってよい。管理装置10は、生成したホーム画面情報を顧客携帯端末50に送信する。顧客携帯端末50は、送信されたホーム画面情報を受信する。このようにして、顧客携帯端末50はホーム画面情報を取得する。
ステップS103:顧客携帯端末50は、ステップS102により取得されたホーム画面情報を利用して、タッチパネル表示部55にホーム画面を表示させる。この際、店舗個別情報ボタンエリアAR2におけるクーポンボタンBT21と引き取りボタンBT22は、それぞれ、選択対象店舗に対応付けられたクーポン管理情報テーブルにおける顧客のクーポン利用履歴情報の有無、預り票管理情報テーブルにおける顧客の預り票履歴情報の有無に応じて、アクティブまたは非アクティブの状態で表示される。
ステップS104:ホーム画面が表示された状態のもとで、顧客携帯端末50は、会員証エリアAR1にて表示される会員証CDを切り替える操作(会員証切替操作)が行われたか否かを判定する。会員証切替操作は、会員証エリアAR1に対する左または右方向へのスワイプ操作である。
ステップS105:会員証切替操作が行われた場合、顧客携帯端末50は、会員証切替操作に応じて、会員証エリアAR1にて選択対象として表示させる会員証CDを切り替える。
ステップS106:また、顧客携帯端末50は、ステップS105による会員証CDの表示の切り替えに応じて、店舗個別情報ボタンエリアAR2の表示を更新する。つまり、顧客携帯端末50は、表示切り替え後の会員証CDに対応させて、クーポンボタンBT21と引き取りボタンBT22について、アクティブ、非アクティブのいずれかの状態で表示させる。
図11のフローチャートは、ステップS106における店舗個別情報ボタンエリアAR2の表示更新の処理手順例を示している。なお、同図の処理は、ステップS103によるホーム画面の表示に際しても、店舗個別情報ボタンエリアAR2の表示の処理として実行されてよい。
同図の説明にあたっては、ステップS102により取得されるホーム画面情報において、顧客が会員登録した店舗STごとに、当該顧客に対応付けられたクーポン利用履歴情報と預り票履歴情報の有無を示す情報(情報存在フラグ)が含まれるようにされた場合を例に挙げる。
ステップS201:顧客携帯端末50は、選択対象店舗のクーポン利用履歴情報についての情報存在フラグを参照することで、選択対象店舗のクーポン利用履歴情報のうちで顧客に対応付けられたものが存在するか否かを判定する。
ステップS202:ステップS201にて顧客に対応付けられた選択対象店舗のクーポン利用履歴情報が存在すると判定された場合、顧客携帯端末50は、店舗個別情報ボタンエリアAR2においてアクティブの状態のクーポンボタンBT21を配置する。
ステップS203:一方、ステップS201にて顧客に対応付けられた選択対象店舗のクーポン利用履歴情報が存在しないと判定された場合、顧客携帯端末50は、店舗個別情報ボタンエリアAR2において非アクティブの状態のクーポンボタンBT21を配置する。
ステップS204:顧客携帯端末50は、選択対象店舗の預り票履歴情報についての情報存在フラグを参照することで、選択対象店舗の預り票履歴情報のうちで顧客に対応付けられたものが存在するか否かを判定する。
ステップS205:ステップS204にて顧客に対応付けられた選択対象店舗の預り票履歴情報が存在すると判定された場合、顧客携帯端末50は、店舗個別情報ボタンエリアAR2においてアクティブの状態の引き取りボタンBT22を配置する。
ステップS205:一方、ステップS204にて顧客に対応付けられた選択対象店舗の預り票履歴情報が存在しないと判定された場合、顧客携帯端末50は、店舗個別情報ボタンエリアAR2において非アクティブの状態の引き取りボタンBT22を配置する。
なお、顧客携帯端末50に代えて管理装置10が同図の処理を行ってもよい。この場合、管理装置10は、複数の会員証CDがそれぞれ選択対象とされた場合ごとに対応して、アクティブまたは非アクティブの状態としたクーポンボタンBT21と引き取りボタンBT22とを配置させた複数の店舗個別情報ボタンエリアAR2の画像パーツを生成する。管理装置10は、ホーム画面情報に、生成した複数の店舗個別情報ボタンエリアAR2の画像パーツを含めるようにされてよい。この場合、顧客携帯端末50は、ホーム画面の表示に際して、選択対象の会員証CDの切り替えに応じて、切り替え後の会員証CDに対応する店舗個別情報ボタンエリアAR2の画像パーツを表示させるようにしてよい。
説明を図10に戻す。
ステップS107:ステップS106の処理の後、あるいはステップS104にて会員証切替操作が行われなかったと判定された場合、顧客携帯端末50は、ホーム画面から他の画面に遷移させる操作(他画面遷移操作)が行われたか否かを判定する。
他画面遷移操作は、例えばクーポンボタンBT21に対する操作、引き取りボタンBT22に対する操作、及び情報提示ボタンBT31に対する操作を含む。また、他画面遷移操作は、共通エリアAR4における預り票ボタンBT41、お知らせボタンBT42、クーポンボタンBT43、及びアンケートボタンBT44のいずれかに対する操作を含む。
ステップS107にて他画面遷移操作が行われなかったと判定された場合には、ステップS104に処理が戻される。
ステップS108:他画面遷移操作が行われた場合、顧客携帯端末50は、他画面遷移操作に応じて指定される他画面の表示に遷移させるための制御を実行する。この際、顧客携帯端末50は、必要に応じて、他画面を表示するのに利用する画面情報を管理装置10に要求してよい。この場合、管理装置10は、要求された画面情報を生成し、生成した画面情報を顧客携帯端末50に送信する。顧客携帯端末50は、受信された画面情報を表示させる。
一例として、クーポンボタンBT21が操作された場合、顧客携帯端末50は、選択対象店舗に対応するクーポンリスト画面の画面情報要求を管理装置10に送信する。この場合の画面情報要求には、選択対象店舗を示す店舗識別情報と、対応の顧客識別情報(アプリケーション識別情報でもよい)が含まれる。
管理装置10は、クーポンリスト画面の画面情報要求に応じて、選択対象店舗にて顧客に対応付けられたクーポン利用履歴情報を取得する。管理装置10は、取得したクーポン利用履歴情報が示すクーポンの利用履歴が反映されたクーポンリスト画面を生成する。管理装置10は、生成したクーポンリスト画面を顧客携帯端末50に送信する。顧客携帯端末50は、受信されたクーポンリスト画面を表示させる。
また、顧客携帯端末50は、表示されたクーポンリスト画面におけるクーポンリスト項目IMCのうちのいずれかを選択する操作(例えば、タップ操作)が行われたことに応じて、画面情報要求を管理装置10に送信してよい。この場合の画面情報要求は、操作により選択されたクーポンリスト項目IMCに対応するクーポン画面の画面情報を要求するものとなる。
管理装置10は、クーポン画面の画面情報要求に応じて、対応のクーポンのクーポン情報を取得する。管理装置10は、取得したクーポン情報を提示するクーポン画面を生成する。管理装置10は、生成したクーポン画面を顧客携帯端末50に送信する。顧客携帯端末50は、受信されたクーポン画面を表示させる。
ステップS109:ステップS108によりホーム画面から他画面に遷移した状態において、顧客携帯端末50は、さらにホーム画面以外の他画面に遷移させるための他画面遷移操作が行われたか否かを判定する。
ステップS110:ステップS109にて他画面遷移操作が行われたと判定された場合、顧客携帯端末50は、現在の他画面から、今回の他画面遷移操作により指定される他画面に表示を遷移させる。
ステップS111:ステップS110の処理の後、あるいはステップS109にて他画面遷移操作が行われなかったことが判定された場合、顧客携帯端末50は、ホーム画面遷移操作が行われたか否かを判定する。ホーム画面遷移操作は、共通エリアAR4におけるホームボタンBT40に対する操作である。
ホーム画面遷移操作が行われないと判定された場合、ステップS109に処理が戻される。
ホーム画面遷移操作が行われたと判定された場合には、ステップS103に処理が戻されることで、他画面からホーム画面の表示に戻るようにされる。
なお、ホーム画面遷移操作が行われたと判定された場合には、ステップS102に処理を戻して、再度、ホーム画面情報を取得したうえで、ステップS103によりホーム画面を表示させてよい。
図12(A)のフローチャートは、他画面遷移操作として店舗個別情報ボタンエリアAR2のクーポンボタンBT21に対する操作が行われたこと応じて、図10のステップS108またはステップS110により選択対象店舗のクーポンリスト画面を表示させる場合の処理手順例を示している。
ステップS301:顧客携帯端末50は、ホーム画面を表示させている状態のもとで、店舗個別情報ボタンエリアAR2のクーポンボタンBT21が操作されたか否かを判定している。
ステップS302:クーポンボタンBT21が操作されたことに応じて、顧客携帯端末50は、選択対象店舗と顧客とに対応付けられたクーポン利用履歴情報の内容が反映されたクーポンリスト画面を表示させる。
このために、例えば顧客携帯端末50は、クーポンボタンBT21が操作されたことに応じて、選択対象店舗限定のクーポンリスト画面要求を管理装置10に送信する。選択対象店舗限定のクーポンリスト画面要求は、選択対象店舗の店舗識別情報と、顧客識別情報とを含む。
管理装置10は、受信された選択対象店舗限定のクーポンリスト画面要求に含まれる選択対象店舗の店舗識別情報により示される店舗のクーポン管理情報テーブルから、同じ受信されたクーポンリスト画面要求に含まれる顧客識別情報に対応付けられたクーポン利用履歴情報を取得する。管理装置10は、取得されたクーポン利用履歴情報を利用して、クーポンリスト画面の表示に用いられるクーポンリスト画面情報を生成する。管理装置10は、生成したクーポンリスト画面を顧客携帯端末50に送信する。
顧客携帯端末50は、受信されたクーポンリスト画面情報を利用して、タッチパネル表示部55にクーポンリスト画面を表示させる。これにより、顧客のクーポン利用履歴が反映されたクーポンリスト画面として、選択対象店舗に対応するクーポンに限定されたクーポンリスト項目IMCが提示されたクーポンリスト画面が表示される。
図12(B)のフローチャートは、他画面遷移操作として共通エリアAR4のクーポンボタンBT43に対する操作が行われたこと応じて、図10のステップS108またはステップS110により、全店舗に対応するクーポンリスト画面を表示させる場合の処理手順例を示している。
ステップS401:顧客携帯端末50は、ホーム画面を表示させている状態のもとで、共通エリアAR4のクーポンボタンBT43が操作されたか否かを判定している。
ステップS402:クーポンボタンBT43が操作されたことに応じて、顧客携帯端末50は、各店舗に対応するクーポン利用履歴情報のうちで、顧客に対応付けられた全てのクーポン利用履歴情報の内容が反映されたクーポンリスト画面を表示させる。
このために、例えば顧客携帯端末50は、クーポンボタンBT43が操作されたことに応じて、全店舗対象のクーポンリスト画面要求を管理装置10に送信する。全店舗対象のクーポンリスト画面要求は、全店舗対象であることを指示する情報と顧客識別情報とを含む。
管理装置10は、全店舗対象のクーポンリスト画面要求を受信したことに応じて、各店舗STのクーポン管理情報テーブルから、クーポンリスト画面要求に含まれる顧客識別情報に対応付けられたクーポン利用履歴情報を取得する。管理装置10は、取得されたクーポン利用履歴情報を利用して、クーポンリスト画面の表示に用いられるクーポンリスト画面情報を生成する。管理装置10は、生成したクーポンリスト画面を顧客携帯端末50に送信する。
顧客携帯端末50は、受信されたクーポンリスト画面情報を利用して、タッチパネル表示部55にクーポンリスト画面を表示させる。これにより、顧客に対応するクーポンリスト画面として、顧客が会員登録した店舗STのそれぞれのクーポンに対応するクーポンリスト項目IMCを含むクーポンリスト画面が表示される。
図13(A)のフローチャートは、他画面遷移操作として店舗個別情報ボタンエリアAR2の引き取りボタンBT22に対する操作が行われたこと応じて、図10のステップS108またはステップS110により選択対象店舗の預り票リスト画面を表示させる場合の処理手順例を示している。
ステップS501:顧客携帯端末50は、ホーム画面を表示させている状態のもとで、店舗個別情報ボタンエリアAR2の引き取りボタンBT22が操作されたか否かを判定している。
ステップS502:引き取りボタンBT22が操作されたことに応じて、顧客携帯端末50は、顧客と選択対象店舗との取引のうちで「預け中」の状態に該当する取引に絞り込んだ預り票リスト画面を表示させる。
このために、顧客携帯端末50は、引き取りボタンBT22が操作されたことに応じて、選択対象店舗対応の預り票リスト画面要求を管理装置10に送信する。選択対象店舗対応の預り票リスト画面要求は、選択対象店舗を示す店舗識別情報と顧客識別情報とを含む。
管理装置10は、受信された預り票リスト画面要求に含まれる選択対象店舗の店舗識別情報が示す店舗の預り票管理情報テーブルから、預り票リスト画面要求に含まれる顧客識別情報に対応付けられ、かつ「預け中」(引き取りが完了していない)の状態の預り票情報を取得する。管理装置10は、取得された預り票情報ごとの預り票リスト項目IMRが配置された預り票リスト画面情報を生成する。管理装置10は、生成した預り票リスト画面を顧客携帯端末50に送信する。
顧客携帯端末50は、受信された預り票リスト画面情報を利用して、タッチパネル表示部55に預り票リスト画面を表示させる。これにより、タッチパネル表示部55において、選択対象店舗に対応し、かつ、「預け中」の状態に該当する顧客の取引の預り票リスト項目IMRを提示する預り票リスト画面が表示される。
図13(B)のフローチャートは、他画面遷移操作として共通エリアAR4の預り票ボタンBT41に対する操作が行われたこと応じて、図10のステップS108またはステップS110により、全店舗に対応する預り票リスト画面を表示させる場合の処理手順例を示している。
ステップS601:顧客携帯端末50は、ホーム画面を表示させている状態のもとで、共通エリアAR4の預り票ボタンBT41が操作されたか否かを判定している。
ステップS602:預り票ボタンBT41が操作されたことに応じて、顧客携帯端末50は、各店舗STに対応する預り票情報のうちで、顧客に対応付けられた全ての預り票情報の内容が反映された預り票リスト画面を表示させる。
このために、例えば顧客携帯端末50は、預り票ボタンBT41が操作されたことに応じて、全店舗対象の預り票リスト画面要求を管理装置10に送信する。全店舗対象の預り票リスト画面要求は、全店舗対象であることを指示する情報と顧客識別情報とを含む。
管理装置10は、全店舗対象の預り票リスト画面要求を受信したことに応じて、各店舗に対応する預り票管理情報テーブルから、同じ受信された預り票リスト画面要求に含まれる顧客識別情報に対応付けられた預り票履歴情報を取得する。管理装置10は、取得された預り票履歴情報に含まれる預り票情報を利用して、預り票リスト画面の表示に用いられる預り票リスト画面情報を生成する。管理装置10は、生成した預り票リスト画面を顧客携帯端末50に送信する。
顧客携帯端末50は、受信された預り票リスト画面情報を利用して、タッチパネル表示部55に預り票リスト画面を表示させる。これにより、顧客に対応する預り票リスト画面として、顧客が会員登録した店舗STを対象に「全表示」の分類項目に対応する預り票リスト画面が表示される。
<変形例>
以下、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
例えば、或る店舗STに会員登録している顧客が、物理媒体による会員証は所持しているが、クリーニングアプリケーションに会員証を登録(移行でもよい)させたい場合がある。このような場合、顧客は、クリーニングアプリケーションの会員登録画面にて、物理媒体による会員証に記載された会員識別情報を入力する。
また、例えば、顧客携帯端末50が、自己のカメラにより物理媒体の会員証を撮像し、撮像された画像における会員証から会員識別情報を取得することにより、会員識別情報を入力するようにされてもよい。
顧客携帯端末50は、入力した会員識別情報を管理装置10に送信する。これにより、管理装置10において会員識別情報とアプリケーション識別情報とが対応付けられることで、クリーニングアプリケーションにて対応の会員証が表示されるようにすることができる。つまり、物理媒体の会員証を利用したクリーニングアプリケーションへの会員証の登録、移行が行われる。
[第2変形例]
上記実施形態のように顧客が会員証を選択することで選択対象店舗を指定し、ボタン操作に応じて、指定された選択対象店舗において提供される来店応対サービスに関する情報を閲覧するようにされた構成は、以下のようにクリーニング業務以外にも適用されてよい。
例えば、顧客は複数の飲食店の会員である。会員である顧客は、例えば、顧客携帯端末50にインストールされた注文アプリケーションを利用して店舗にメニューを予約注文することができる。顧客は、予め指定した引き取り(受け取り)日時に店舗に赴いて、自分が予約注文したメニューを受け取る。なお、顧客は、店員から手渡しでメニューを受け取ってもよいし、店舗に設けられた引き取り用のロッカーに店員が収容した商品を、当該ロッカーから取り出すことによって引き取るようにされてもよい。
このように店舗が利用される環境のもとで、例えば顧客携帯端末50にインストールされた注文アプリケーションは、会員証エリアAR1とともに、注文伝票ボタンが配置された店舗個別情報ボタンエリアAR2を表示させる。
注文伝票ボタンがアクティブの状態で表示されている場合、選択対象店舗にて予約注文されて顧客が受け取るべきメニューのあることを示す。注文伝票ボタンが非アクティブの状態で表示されている場合、選択対象店舗にて予約注文されて顧客が受け取るべきメニューのないことを示す。
なお、注文したメニューをロッカーから引き取るようにした場合には、例えば店員は、メニューの準備を終えてロッカーに収容したことに応じて、店舗の端末を操作して、対応のメニューをロッカーに収容したことを入力するようにされてよい。そして、顧客の注文アプリケーションには、メニューが収容されたことで引き取り可能となったことが、例えば注文伝票ボタンの点滅やポップアップ表示等により通知されるようにしてよい。
アクティブの注文伝票ボタンが操作されることに応じて、伝票リスト画面が表示される。この場合の伝票リスト画面は、選択対象店舗に顧客がメニューを注文した取引ごとの伝票のリスト項目が配置される。リスト項目が操作されると、対応の伝票画面が表示される。伝票画面においては、予約注文されたメニューの品目、価格等のほか、指定された引き取り時間や、現在のメニューの準備状況等が示されてよい。
このような表示が行われることで、顧客は、注文アプリケーション上で、自分が予約注文したメニューについての情報を選択対象店舗単位で閲覧することができる。
また、顧客は複数のレンタルビデオ店の会員である。会員である顧客は、例えば、顧客携帯端末50にインストールされた予約アプリケーションを利用して、店舗にビデオソフトの引き取り予約をすることができる。顧客は、予め指定した日時に店舗に赴いて、自分が予約したビデオソフトを受け取る。
このように店舗が利用される環境のもとで、例えば顧客携帯端末50にインストールされた予約アプリケーションは、会員証エリアAR1とともに、予約伝票ボタンが配置された店舗個別情報ボタンエリアAR2を表示させる。
予約伝票ボタンがアクティブの状態で表示されている場合、選択対象店舗にて予約されて顧客が受け取るべきビデオソフトのあることを示す。予約伝票ボタンが非アクティブの状態で表示されている場合、選択対象店舗にて予約されて顧客が受け取るべきビデオソフトのないことを示す。
予約伝票ボタンが操作されることに応じて、伝票リスト画面が表示される。この場合の伝票リスト画面は、選択対象店舗にてビデオソフトを予約した取引ごとの伝票のリスト項目が配置される。リスト項目が操作されると、対応の伝票画面が表示される。伝票画面においては、予約されたビデオソフトのタイトル、レンタル料金等のほか、指定された引き取り時間等が示されてよい。
このような表示が行われることで、顧客は、予約アプリケーション上で、自分のビデオソフトの予約状況を選択対象店舗単位で閲覧することができる。
また、顧客は複数の映画館の会員である。会員である顧客は、例えば、顧客携帯端末50にインストールされた映画館サービスアプリケーション(あるいは複数の映画館に対応するウェブサイトでもよい)を利用して、映画館が提供する各種サービスを利用することができる。
顧客携帯端末50にインストールされた映画館サービスアプリケーションは、会員証エリアAR1とともに、上映中情報ボタンが配置された店舗個別情報ボタンエリアAR2を表示させる。
上映中情報ボタンが操作されることに応じて、上映中リスト画面が表示される。上映中リスト画面は、選択対象の映画館にて上映中の映画ごとに対応するリスト項目が配置される。リスト項目が操作されると、対応の映画を紹介する紹介画面が表示される。
このような表示が行われることで、顧客は、上映中アプリケーション上で、選択対象の映画館単位でどのような映画が上映中であるのかを把握できる。映画は、顧客が映画館に赴くことで鑑賞できる。従って、映画の上映も来店応対サービスの1つである。
[第3変形例]
顧客が会員登録する複数の店舗は、例えば同一企業における系列店に限定されず、異なる企業の店舗であってもよい。そのうえで、アプリケーション上で、異なる企業の店舗ごとに応じた会員証の切り替えと、切り替えられた会員証に対応する店舗の来店応対サービスに関連する情報の提示が行われるボタンの配置が行われてよい。
[第4変形例]
なお、上記実施形態及び変形例等において、顧客携帯端末50、POS端末20等が実行する処理の一部を、管理装置10等の上位装置が実行するようにされてよい。
上記のような態様の1つとして、本実施形態のクリーニングシステム1においてシンクライアントシステムの構成が備えられてよい。
一例として、管理装置10あるいは他のサーバがシンクライアント対応のサーバ(例えば、クラウドサーバ)として構成され、顧客携帯端末50、POS端末20等は、シンクライアントとして機能するようにされてよい。
この場合、顧客携帯端末50、POS端末20等のシンクライアント端末は、自己に対して行われる操作に応じたコマンド等の情報をクラウドサーバに送信する。クラウドサーバはシンクライアント端末から受信した情報に応答して処理を実行し、処理結果が反映された画面等としての画像データあるいはウェブページデータをシンクライアント端末に送信してよい。シンクライアント端末として顧客携帯端末50、POS端末20等は、画像ビューワあるいはウェブブラウザにより、送信された画像データやウェブページデータを表示する。
[第5変形例]
なお、上記各施形態と各変形例は適宜組み合わされてよい。
<実施形態の総括>
[技術分野]
本発明は、サービス管理システムに関する。
[背景技術]
端末装置にて複数の店舗ごとに発行された複数の会員カードをリスト画面に表示し、リスト画面にて選択された会員カードを拡大表示することのできるアプリケーションが知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2014-109880号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
例えば客が複数の店舗に会員として登録している場合、客が会員として受けるサービスに関連する情報は店舗ごとに異なってくる。このように店舗により異なるサービス関連の情報について客が確認しやすいようにすることが求められる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、店舗により異なるサービス関連の情報について客が確認しやすいようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(1)以上説明したように本実施形態の一態様は、店舗を一意に示す店舗識別情報(例えば、会員証に対応付けられた店舗識別情報)と前記店舗に赴くことで顧客が享受可能なサービスに関連するサービス関連情報(例えば、クーポン利用履歴情報、預り票履歴情報)とを顧客ごとに関連付けて管理する管理手段と、店舗単位に対応する店舗単位情報(例えば、会員証)と、前記店舗単位情報が対応する店舗で顧客が享受可能なサービスに関して確認するためのサービス確認画像(例えば、クーポンボタンBT21、引き取りボタンBT22)を、当該顧客の携帯端末において同一の画面(例えば、ホーム画面)に表示させる表示制御手段を備え、前記表示制御手段は、複数の店舗単位情報を前記画面にて切り替え可能に表示させ、表示される店舗単位情報に対応するサービス確認画像の態様について、対応のサービス関連情報が示す内容に応じて変化させるサービス管理システムである。
上記構成によれば、1の画面において、会員証と、会員証が対応する店舗(選択対象店舗)及び顧客に対応するサービス関連情報の表示のためのサービス確認画像が配置される。そして、サービス確認画像は、対応のサービス関連情報が示す内容に応じて態様に変化が与えられる。この場合、顧客は、サービス確認画像の態様を見ることで、サービス関連情報が示す内容を把握することができる。これにより、顧客は、店舗により異なるサービス関連の情報について確認しやすくなる。
(2)本実施形態の一態様は、(1)に記載のサービス管理システムであって、前記サービス確認画像は、対応の店舗での顧客による物品(店舗STにクリーニングのために預けた商品)の受け取りに関して確認するために操作される第1画像操作子(例えば、引き取りボタンBT22)であり、前記表示制御手段は、顧客が受け取りを完了していない物品の有無に応じて前記第1画像操作子の態様を変化させる。
ここで、顧客が受け取り(引き取り)を完了していない商品は、例えば実施形態のクリーニングシステム1においては、クリーニング店が預かり中の商品である。
上記構成によれば、ホーム画面において表示される引き取りボタンBT22は、現在表示されている会員証に対応する店舗STが預かり中の商品があるか否かに応じて態様が変更される。これにより、顧客は、ホーム画面の引き取りボタンBT22を見ることで、現在表示中の会員証に対応する店舗に預けている商品があるか否かを把握できる。
(3)本実施形態の一態様は、(2)に記載のサービス管理システムであって、前記表示制御手段は、前記複数の店舗単位情報に対応する複数の店舗のいずれであるのかにかかわらず、顧客による物品の受け取りに関して確認するための第2画像操作子(例えば、預り票ボタンBT41)を前記第1画像操作子と同一の画面に表示させる。
上記構成によれば、ホーム画面において、引き取りボタンBT22と預り票ボタンBT41が配置される。これにより、顧客は、同じホーム画面に対する操作として、引き取りボタンBT22を操作することで、選択対象店舗にて預け中の商品についての情報を表示させることができ、預り票ボタンBT41を操作することで、自分が会員登録した店舗のいずれであるのかにかかわらず、預け中の商品についての情報を表示させることができる。
(4)本実施形態の一態様は、(2)または(3)に記載のサービス管理システムであって、前記サービス確認画像は、対応の店舗により提供される特典(例えば、クーポン)に関して確認するために操作される第3画像操作子(例えば、クーポンボタンBT21)であり、前記表示制御手段は、利用可能な前記特典の有無に応じて前記第3画像操作子の態様を変化させる。
上記構成によれば、ホーム画面において表示されるクーポンボタンBT21は、現在表示されている会員証に対応する店舗STのクーポンのうちで顧客が利用可能なクーポンがあるか否かに応じて態様が変更される。これにより、顧客は、ホーム画面のクーポンボタンBT21を見ることで、現在表示中の会員証に対応する店舗にて自分が利用可能なクーポンがあるか否かを把握できる。
(5)本実施形態の一態様は、(4)に記載のサービス管理システムであって、前記表示制御手段は、前記複数の店舗単位情報に対応する複数の店舗のいずれにより提供されたかにかかわらず、特典に関して確認するための第4画像操作子(クーポンボタンBT43)を前記第3画像操作子と同一の画面に表示させる。
上記構成によれば、ホーム画面において、クーポンボタンBT21、BT43が配置される。これにより、顧客は、同じホーム画面に対する操作として、クーポンボタンBT21を操作することで、選択対象店舗にて利用可能なクーポンについての情報を表示させることができ、クーポンボタンBT43を操作することで、自分が会員登録した店舗のそれぞれに対応して利用可能なクーポンについての情報を表示させることができる。
(6)本実施形態の一態様は、(4)または(5)に記載のサービス管理システムであって、前記表示制御手段は、前記第1画像操作子及び前記第3画像操作子を同一の画面において並べた態様で表示させる。
上記構成によれば、引き取りボタンBT22とクーポンボタンBT21とを並べるようにして配置するようにされる。これにより、選択対象店舗に対応して顧客が利用可能なクーポンと預け中の商品とについての情報を閲覧する操作がしやすくなる。
(7)本実施形態の一態様は、(2)から(6)のいずれか一項に記載のサービス管理システムであって、前記表示制御手段は、表示される店舗単位情報に対応する店舗にて顧客が受け取りを完了しない物品のある場合において、さらに受け取り可能な物品があるか否かに応じて前記第1画像操作子の表示態様を異ならせる。
上記構成によれば、引き取りボタンBT22については、顧客が預け中の商品がある場合において、さらに預け中の商品のうちにクリーニングが完了して顧客による受け取り(引き取り)が可能となった商品があるか否かに応じて態様が変化するようにされる。この場合、引き取りボタンBT22は、選択対象店舗に顧客が預けた商品のうち、クリーニングが完了している商品のある場合には、引き取り可能に応じた態様となるが、顧客が預けた商品の全てがクリーニングを完了していない場合には、引き取り不可に応じた態様となる。
これにより、顧客は、ホーム画面にて表示される引き取りボタンBT22を見ることで、自分が預け中の商品のうち、現在において自分が引き取ることのできる商品があるか否かを把握できる。
なお、上述の管理装置10、POS端末20、工場用端末40、及び顧客携帯端末50の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の管理装置10、POS端末20、工場用端末40、及び顧客携帯端末50の処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 クリーニングシステム、10 管理装置、20 POS端末、40 工場用端末、50 顧客携帯端末、90 ネットワーク、ST 店舗

Claims (7)

  1. 店舗を一意に示す店舗識別情報と前記店舗に赴くことで顧客が享受可能なサービスに関連するサービス関連情報とを顧客ごとに関連付けて管理する管理手段と、
    店舗単位に対応する店舗単位情報と、前記店舗単位情報が対応する店舗で顧客が享受可能なサービスに関して確認するためのサービス確認画像を、当該顧客の携帯端末において同一の画面に表示させる表示制御手段を備え、
    前記表示制御手段は、複数の店舗単位情報を前記画面にて切り替え可能に表示させ、表示される店舗単位情報に対応するサービス確認画像の態様について、対応のサービス関連情報が示す内容に応じて変化させる
    サービス管理システム。
  2. 前記サービス確認画像は、対応の店舗での顧客による物品の受け取りに関して確認するために操作される第1画像操作子であり、
    前記表示制御手段は、顧客が受け取りを完了していない物品の有無に応じて前記第1画像操作子の態様を変化させる
    請求項1に記載のサービス管理システム。
  3. 前記表示制御手段は、前記複数の店舗単位情報に対応する複数の店舗のいずれであるのかにかかわらず、顧客による物品の受け取りに関して確認するための第2画像操作子を前記第1画像操作子と同一の画面に表示させる
    請求項2に記載のサービス管理システム。
  4. 前記サービス確認画像は、対応の店舗により提供される特典に関して確認するために操作される第3画像操作子であり、
    前記表示制御手段は、利用可能な前記特典の有無に応じて前記第3画像操作子の態様を変化させる
    請求項2または3に記載のサービス管理システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記複数の店舗単位情報に対応する複数の店舗のいずれにより提供されたかにかかわらず、特典に関して確認するための第4画像操作子を前記第3画像操作子と同一の画面に表示させる
    請求項4に記載のサービス管理システム。
  6. 前記表示制御手段は、前記第1画像操作子及び前記第3画像操作子を同一の画面において並べた態様で表示させる
    請求項4または5に記載のサービス管理システム。
  7. 前記表示制御手段は、表示される店舗単位情報に対応する店舗にて顧客が受け取りを完了していない物品のある場合において、さらに受け取り可能な物品があるか否かに応じて前記第1画像操作子の表示態様を異ならせる
    請求項2から6のいずれか一項に記載のサービス管理システム。
JP2020194222A 2020-11-24 2020-11-24 サービス管理システム Pending JP2022083007A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020194222A JP2022083007A (ja) 2020-11-24 2020-11-24 サービス管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020194222A JP2022083007A (ja) 2020-11-24 2020-11-24 サービス管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022083007A true JP2022083007A (ja) 2022-06-03

Family

ID=81811687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020194222A Pending JP2022083007A (ja) 2020-11-24 2020-11-24 サービス管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022083007A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7401714B1 (ja) * 2023-10-18 2023-12-19 PayPay株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、およびシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7401714B1 (ja) * 2023-10-18 2023-12-19 PayPay株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、およびシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4890045B2 (ja) おごり管理機能を備えたセルフオーダーposシステム
US8224700B2 (en) System and method for managing restaurant customer data elements
JP5174748B2 (ja) テナント店販売促進管理システム
JP6232835B2 (ja) 売上処理装置、手配端末装置及びプログラム
KR20130048273A (ko) 모바일 전화기에 모바일 지갑을 제공하는 시스템 및 방법
JP6006856B1 (ja) 商品販売管理サーバ、商品販売管理システム及び商品販売管理方法
JP7571813B2 (ja) 購入管理システム、サーバ装置、購入管理方法、及び、プログラム
JP2012048528A (ja) 購入支援システム
JP2022083007A (ja) サービス管理システム
JP6223118B2 (ja) 買物支援システム
JP7391263B1 (ja) 決済サーバ、決済制御方法、およびプログラム
JP7556430B2 (ja) 管理サーバ、管理システム、制御方法及び記憶媒体
JP6368847B1 (ja) 情報管理装置、情報管理方法及びプログラム
JP7463781B2 (ja) 商品登録装置、そのデータ処理方法、およびプログラム
JP2009104390A (ja) ポイント管理システム、ポイント管理方法、及び、ポイント管理プログラム
JP2015022666A (ja) 電子チケットシステム及びそれを利用した電子商取引方法
JP7544906B2 (ja) 携帯通信端末、及びプログラム
JP4331670B2 (ja) 商品配達システム
JP7445055B1 (ja) アプリケーションプログラム、決済制御方法、決済サーバ、プログラム、および決済システム
JP7446508B1 (ja) アプリケーションプログラム、決済制御方法、決済サーバ、プログラム、および決済システム
CN108364421A (zh) 商品销售数据处理装置、信息处理装置及方法、系统
US20240338750A1 (en) Server device and method
JP7425244B1 (ja) アプリケーションプログラム、決済制御方法、および決済システム
US20230052611A1 (en) Information processing device and program
JP2019061410A (ja) 設置端末、方法、プログラムおよび情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20201211

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240924