JP2021131690A - 注文管理装置、注文管理システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
近年は、出力装置として、プリンターのかわりに、ディスプレイ装置を使用し、ディスプレイ装置で、調理指示や配膳管理を行う店舗が増えてきている。
そのため、ディスプレイ装置では、注文を受けたメニューを表示する場合には、各テーブル単位にまとめて表示するような画面とするのが望ましい。
その中では、特許文献1のようなディスプレイ画面をもつキッチンディスプレイも提案されている。
すなわち、都合表示されていない料理であっても、調理の都合上、都合表示されている料理と一度に調理した方が効率が良い場合や、都合表示されている料理の次に料理する材料を準備するなどの対応を取ることが可能となる。
すなわち、一度に調理する数が限定されている料理の数や、一度に調理した方が効率が良い数などを予め定めておき、かかる数で合計した値を分割表示することで、効率の良い調理を行うことが可能となる。
すなわち、1回目の都合表示と2回目の都合表示との間の時間が離れていることから、同時同卓よりも料理提供を優先するとはいっても、他の料理と提供時間が余りにも離れてしまうことが望ましくないこと、又、合算してしまうと、調理の途中で合算されてしまうこともあり、何個調理したか分からなくなるという問題が発生することを防止することができる。
すなわち、都合表示は、調理する側の都合であるため、ホール側表示装置が都合表示になることはないが、ホール側でも都合表示に切り替わったことが分からないと、同時同卓の料理が揃うまで配膳しないなどの不都合が生じるため、通常表示に加え、厨房側の表示装置が都合表示に切り替わった旨の報知をすることによりホール側の店員にも知らせることが可能となる。
図1に示すように、本実施の形態に係る注文管理システム10は、飲食店などの店舗内に収容されており、複数の注文端末装置100と、注文管理装置200と、プリンター300と、厨房側表示装置400と、ホール側表示装置500とを備えている。
また、プリンター300と、厨房側表示装置400、ホール側表示装置500は、単数のみならず、複数備えられていても良い。この場合には、複数の装置が同じ機能を有しても良いが、それぞれ異なる機能を備えても良い。
ここで、注文端末装置100が注文管理装置200に送信する情報は、注文された料理、注文された料理の注文数量、注文が行われた注文時刻、注文を行った客の識別情報などの注文情報である。
なお、注文端末装置100は、無線通信を介して注文管理装置200と通信を行う場合に限定されず、有線ネットワークを介して注文管理装置200と通信を行っても良い。
注文管理装置200からプリンター300に送信される情報は、お客様伝票を印字するための情報である伝票イメージ等である。
なお、プリンター300は、無線通信を介して注文管理装置200と通信を行う場合に限定されず、有線ネットワークを介して注文管理装置200と通信を行っても良い。
厨房側表示装置400は、例えば、無線LAN、インターネットなどの無線通信を介して注文管理装置200と通信を行う。
注文管理装置200から厨房側表示装置400に送信される情報は、テーブル毎の注文された料理の一覧、注文された料理の数量、注文が行われた注文時刻、注文が行われてからの経過時間、注文された商品が今どのような状況であるかの注文状況、注文を行った客の識別情報(例えば、テーブル番号、人数、伝票番号)などの情報である。
なお、厨房側表示装置400は、無線通信を介して注文管理装置200と通信を行う場合に限定されず、有線ネットワークを介して注文管理装置200と通信を行っても良い。
ホール側表示装置500は、例えば、無線LAN、インターネットなどの無線通信を介して注文管理装置200と通信を行う。
注文管理装置200からホール側表示装置500に送信される情報は、テーブル毎の注文された料理の一覧、注文された料理の数量、注文が行われた注文時刻、注文が行われてからの経過時間、注文された商品が今どのような状況であるかの注文状況、注文を行った客の識別情報(例えば、テーブル番号、人数、伝票番号)などの情報である。
なお、ホール側表示装置500は、無線通信を介して注文管理装置200と通信を行う場合に限定されず、有線ネットワークを介して注文管理装置200と通信を行っても良い。
図2は、本実施の形態に係る注文端末装置100のブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態に係る注文端末装置100は、制御部101、記憶部102、表示部103、入力部104、通信部105を備えている。
各構成は、バス106を介して相互に通信可能に接続されている。
入力部104により入力される情報としては、商品を注文する情報、注文を確定する情報などが含まれる。
通信部105は、無線LANなどの無線通信により、注文管理装置200と通信する。
図3は、本実施の形態に係る注文管理装置200のブロック図である。
図3に示すように、本実施の形態に係る注文管理装置200は、制御部201、記憶部202、通信部203、入力部204、表示部205、を備えている。
各構成は、バス206を介して相互に通信可能に接続されている。
また、制御部201は、注文端末装置100から入力された注文情報等に基づき、伝票イメージを作成し、プリンター300に印刷指示し、厨房側表示装置400、ホール側表示装置500に各種の情報を表示する。
記憶部202として、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。
メニュー情報としては、例えば、メニュー番号、メニュー名、単価、ディスプレイ表示の項目などが記憶されている。
ここで、ディスプレイ表示の項目は、厨房側表示装置400、ホール側表示装置500に表示されるテーブル毎の注文された料理の一覧に表示するか否かの情報である。すなわち、ディスプレイ表示の項目に○がついていないメニュー(例えば、ライスやドリンクバー)は、厨房で調理が必要なメニューではなく、ホール側や客自身が準備するものであるため、厨房側表示装置400、ホール側表示装置500には表示されない。なお、厨房で調理が必要なメニューではなく、ホール側で準備するものであっても、厨房側表示装置400、ホール側表示装置500に表示するようにしても良い。また、厨房側表示装置400には表示しないが、ホール側表示装置500には表示するようにしても良い。
注文された料理に関する情報としては、例えば、伝票番号、伝票番号枝番、テーブル番号、人数、テーブル毎の注文されたメニュー、注文された料理の数量、単価、ディスプレイ表示、注文時刻の項目などが記憶されている。
また、表示部205は、タッチパネル方式を採用して、入力部204として機能しても良い。
プリンター300は、会計で使用するお客様伝票などを印刷するものである。
厨房側表示装置400、ホール側表示装置500は、テーブル毎の注文された料理、注文された料理の注文数量、注文が行われた注文時刻、注文された商品が今どのような状況であるかの注文状況、などを、注文を行った客の識別情報毎に分けて表示するものである。
厨房側表示装置400、ホール側表示装置500の表示態様については、図7〜図13を用いて後述する。
注文管理装置200が実現する機能構成について説明する。
図6は、注文管理装置200の制御部(CPU)201の機能構成の例を示すブロック図である。
取得部210は、注文端末装置100により入力された注文情報であって、注文された料理と、当該料理の注文数量と、当該注文が行われた注文時刻と、当該注文を行った客の識別情報と、を含む注文情報を取得するものである。
表示制御部220は、取得部210により取得された注文された料理と、料理の注文数量と、注文時刻とを当該注文を行った客の識別情報毎に分けた通常表示を厨房側表示装置400とホール側表示装置500に表示するものである。
図7は、取得部210により取得された料理と、料理の注文数量と、注文時刻とを当該注文を行った客の識別情報毎、例えば注文伝票毎に分けた通常表示の一例を示すものである。
ここで、図5の伝票番号「3658」に対応する注文には、「セットスープ」「2」個、「ライス」「2」個の注文もされているが、これらの料理は、厨房ではなく、ホール側で準備するものであるため、厨房側表示装置400には表示されていない。
ここで、図5の伝票番号「3690」に対応する注文には、「セットスープ」「1」個、「ライス」「2」個の注文もされているが、これらの料理は、厨房ではなく、ホール側で準備するものであるため、厨房側表示装置400には表示されていない。
具体的には、図5に示す、伝票番号「3658」から「3715」までに対応する注文された料理を、都合表示にしたものである。
すなわち、伝票番号「3723」(テーブル番号「T12」)、伝票番号「3690」(テーブル番号「T01」)、伝票番号「3731」(テーブル番号「T18」)、伝票番号「3757」(テーブル番号「T07」)、伝票番号「3723」(テーブル番号「T12」)の料理が表示されている。
具体的には、図5に示す伝票番号「3723」(伝票番号枝番「1」)から「3723」(伝票番号枝番「2」)までに対応する注文された料理を、都合表示にしたものである。
すなわち、すでに一部の料理について都合表示がされている状態で、更に注文されてから時間が経っている料理が発生した場合は、順次都合表示を行うものである。
これは、1回目の都合表示と2回目の都合表示との間の時間が離れていることから、同時同卓よりも料理提供を優先するとはいっても、他の料理と提供時間が余りにも離れてしまうことが望ましくないこと、又、合算してしまうと、調理の途中で合算されてしまうこともあり、何個調理したか分からなくなるという問題があることからである。
具体的には、図5に示す伝票番号「3765」から「3773」までに対応する注文された料理を、都合表示にしたものである。
これは、2回目の都合表示と3回目の都合表示との間の時間や、1回目の都合表示と3回目の都合表示の間の時間が離れていることから、同時同卓よりも料理提供を優先するとはいっても、他の料理と提供時間が余りにも離れてしまうことが望ましくないこと、又、合算してしまうと、調理の途中で合算されてしまうこともあり、何個調理したか分からなくなるという問題があることからである。
調理が済んだ場合は、調理担当者などが厨房側表示装置400に表示されている料理を選択する(本例では、タッチパネルとなっている厨房側表示装置400の該当する料理部分をタッチする)と調理が済んだものと判定され、チェックマークが付与される。
すなわち、厨房側表示装置400の表示は、所定時間、例えば1分ごとに更新され、当該更新時にチェックマークが付与されている料理が一覧から消去されるようにしている。そして、まだ調理が済んでいない料理が一覧の上段側に移動表示される。
図12は、図7に示す厨房側表示装置400の表示例と同じであり、取得部210により取得された料理と、料理の注文数量と、注文時刻とを当該注文を行った客のテーブル毎に分けた通常表示の一例を示すものである。
都合表示は、調理する側の都合であるため、ホール側表示装置500が都合表示になることはないが、ホール側でも都合表示に切り替わったことが分からないと、同時同卓の料理が揃うまで配膳しないなどの不都合が生じるため、通常表示に加え、厨房側表示装置400が都合表示に切り替わった旨の報知を「厨房側表示装置が都合表示に切り替わりました」などの文字画像を表示することによりホール側の店員にも報知している。
図14は、注文管理装置200による都合表示の処理の流れを示すフローチャートである。制御部201が記憶部202からプログラムを読み出して、展開して実行することにより、当該処理が行なわれる。
まず、ステップS100において、制御部201のCPUにより、都合表示中であるか否かが判定される。都合表示中であると判定されない場合は、次のステップS110に進む。
ステップS130において、制御部201のCPUにより、ホール側表示装置500に厨房側表示装置400が都合表示に切り替わった旨の表示を行う。そして、処理を終了して、リターンする。
ステップS150において、制御部201のCPUにより、通常表示で、第2の時間、例えば15分以上提供されていない料理について、厨房側表示装置400を2回目以降の都合表示に切り替える。そして、処理を終了し、リターンする。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
なお、一度に調理することが可能な数の上限に分割して表示する場合に限定されず、一度に調理することが可能な数よりも少ない数に分割して表示するようにしても良い。
具体的には、客に提供されていない料理の数が予め定められた上限数、例えば20個を超えた場合は、通常表示から都合表示に切り替えるようにしても良い。
すなわち、客に提供されることなく注文時刻から第3の時間、例えば15分を経過した料理が所定の上限数、例えば5個、を超えた場合に、客に提供されることなく注文時刻から第3の時間が経過した料理について注文数量を合計し、注文数量を合計した注文情報について、通常表示から合計した値を料理毎に表示する都合表示に切り替えるようにしても良い。
すなわち、都合表示されていない料理であっても、調理の都合上、都合表示されている料理と一度に調理した方が効率が良い場合や、都合表示されている料理の次に料理する材料を準備するなどの対応を取ることが可能となる。
すなわち、一度に調理することが可能な数が限定されている料理の数や、一度に調理した方が効率が良い数などを予め定めておき、かかる数で合計した値を分割表示することで、効率の良い調理を行うことが可能となる。
すなわち、1回目の都合表示と2回目の都合表示との間の時間が離れていることから、同時同卓よりも料理提供を優先するとはいっても、他の料理と提供時間が余りにも離れてしまうことが望ましくないこと、又、合算してしまうと、調理の途中で合算されてしまうこともあり、何個調理したか分からなくなるという問題が発生することを防止することができる。
すなわち、都合表示は、調理する側の都合であるため、ホール側表示装置500が都合表示になることはないが、ホール側でも都合表示に切り替わったことが分からないと、同時同卓の料理が揃うまで配膳しないなどの不都合が生じるため、通常表示に加え、厨房側の表示装置が都合表示に切り替わった旨の報知をすることによりホール側の店員にも知らせることが可能となる。
100 注文端末装置
101 制御部
102 記憶部
103 表示部
104 入力部
105 通信部
106 バス
200 注文管理装置
201 制御部
202 記憶部
203 通信部
204 記憶部
204 入力部
205 表示部
206 バス
210 取得部
220 表示制御部
300 プリンター
400 厨房側表示装置
500 ホール側表示装置
S スイッチ
R 都合表示領域
Claims (8)
- 注文された料理と、当該料理の注文数量と、当該注文が行われた注文時刻と、当該注文を行った客の識別情報と、を含む注文情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記料理と、前記注文数量と、前記注文時刻とを前記識別情報毎に分けた通常表示を表示装置に表示する表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、
前記通常表示を行っている前記注文情報のうち、客に提供されることなく注文時刻から第1の時間が経過した注文情報が発生した場合、客に提供されることなく前記注文時刻から前記第1の時間よりも短い第2の時間以上経過した注文情報に含まれる各料理について前記注文数量を合計し、
前記各料理について前記注文数量を合計した前記注文情報について、前記通常表示から、当該合計した値を当該料理毎に表示する都合表示に切り替えることを特徴とする注文管理装置。 - 注文された料理と、当該料理の注文数量と、当該注文が行われた注文時刻と、当該注文を行った客の識別情報と、を含む注文情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記料理と、前記注文数量と、前記注文時刻とを前記識別情報毎に分けた通常表示を表示装置に表示する表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、
通常表示を行っている前記注文情報のうち、客に提供されることなく前記注文時刻から第3の時間が経過した注文情報が所定の上限数を超えた場合、客に提供されることなく前記注文時刻から前記第3の時間が経過した前記注文情報に含まれる各料理について前記注文数量を合計し、
前記各料理について前記注文数量を合計した前記注文情報について、前記通常表示から、当該合計した値を当該料理毎に表示する都合表示に切り替えることを特徴とする注文管理装置。 - 前記表示制御部は、前記表示装置の前記都合表示を表示する都合表示領域以外の領域に、当該都合表示されておらず、かつ、客に提供されていない料理の前記注文情報についての前記通常表示を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の注文管理装置。
- 前記表示制御部は、
料理毎に合計した値が、予め定められた数量よりも大きい場合は、当該予め定められた数量以内の数量に分けて、それぞれ表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の注文管理装置。 - 前記表示制御部は、
前記表示装置に通常表示されている注文情報を都合表示に切り替えて表示する際、すでに前記表示装置の前記都合表示を表示する都合表示領域が存在している場合には、当該都合表示領域に続けて、次の都合表示を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の注文管理装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の注文管理装置と、
厨房側に設けられ、前記取得部により取得された前記料理と、前記注文数量と、前記注文時刻とを前記識別情報毎に分けて表示する厨房側表示装置と、を備える注文管理システム。 - ホール側に設けられ、前記取得部により取得された前記料理と、前記注文数量と、前記注文時刻とを、前記識別情報毎に分けて表示するホール側表示装置を備え、
前記表示制御部は、
前記表示装置が前記都合表示に切り替えられた場合は、前記通常表示に加え、前記表示装置が前記都合表示に切り替えられた旨の報知を前記ホール側表示装置に表示させる請求項6に記載の注文管理システム。 - コンピュータを、請求項1〜5のいずれか1項に記載の注文管理装置の各部として機能させるためのプログラム。
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