JP2021129367A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021129367A JP2021129367A JP2020021845A JP2020021845A JP2021129367A JP 2021129367 A JP2021129367 A JP 2021129367A JP 2020021845 A JP2020021845 A JP 2020021845A JP 2020021845 A JP2020021845 A JP 2020021845A JP 2021129367 A JP2021129367 A JP 2021129367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- circuit
- switching power
- main circuit
- snubber circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
【解決手段】スイッチング電源装置は、主回路とスナバ回路を備える。主回路は、スイッチング素子を備える。スナバ回路は、抵抗部と容量部と結合部が直列接続された閉回路を備える。スナバ回路は、主回路と絶縁されている。結合部は、主回路が備える第1導電線と磁気的または電気的に結合している。
【選択図】図1
Description
図1に、車載の電動システム1の概略回路図を示す。電動システム1は、スイッチング電源2、インバータ3、モータ4、コントローラ5を備える。スイッチング電源2は、バッテリ11の電圧を昇圧し、外部負荷であるインバータ3に印加する。インバータ3は、直流を3相交流に変換し、モータ4に印加する。コントローラ5は、スイッチング電源2およびインバータ3の動作を制御する。
スイッチング電源2は、バッテリ11、制御部12、スナバ回路13、平滑部14、バスバー21および22を備える。制御部12、平滑部14、バスバー21および22によって、主回路が構成されている。バスバー21および22は、銅板である。制御部12は、バスバー21および22の間に直列接続された、スイッチング素子SW1およびSW2を備える。バッテリ11の正端子は、インダクタL1を介して、スイッチング素子SW1およびSW2の中間接続ノードに接続されている。バッテリ11の負端子は、バスバー22に接続されている。バスバー22は基準電圧部位GNDに接続されている。バスバー22は低位電源線であり、バスバー21は高位電源線である。また制御部12は、寄生インダクタンスLp3を有している。
磁気結合定数κについて説明する。スナバ回路13の共振モードをa1、主回路(制御部12、平滑部14、バスバー21および22)の共振モードをa2とする。この場合、系全体の振る舞いは、下式1で表される。
図3に、比較例のスイッチング電源102を示す。比較例のスイッチング電源102は、バスバー21(高位電源線)とバスバー22(低位電源線)との間に、スナバ回路113を接続している。スナバ回路113は、抵抗部R100、容量部C100、寄生インダクタンスL100が直列接続された構成を有する。スナバ回路113によりリンギングのエネルギーを消費し、電磁ノイズを抑制することができる。しかし、バスバー21と22との接続経路上に容量部C100が配置されている。この容量部C100が絶縁破壊した場合に、バスバー21と22とがショートしてしまう。一方、本実施例に係るスイッチング電源2(図1)では、主回路が備えるバスバー21に、スナバ回路13が磁気結合している構造を有する。主回路のスイッチング素子SW1およびSW2から発生するリンギングのエネルギーを、磁気結合したスナバ回路13によって消費することができる。そしてスナバ回路13は、磁気結合によりエネルギーを消費する形態であるため、バスバー21と22との接続経路上に容量部Csnbを配置する必要がない。容量部Csnbの絶縁破壊によるショート発生の事態を回避することが可能となる。
スナバ回路13を、パワーモジュール30内部のリード線36を介して主回路に結合させることができる。スナバ回路13をパワーモジュール30に内蔵できるため、スイッチング電源2の小型化が可能となる。
制御部12内のスイッチング素子SW1およびSW2から発生するリンギングのエネルギーを、結合コンデンサCcによって電気的に結合しているスナバ回路13によって消費することができる。また、スナバ回路13はフローティング状態であるため、容量部Csnbが絶縁破壊した場合においても、ショートの発生を回避することができる。
スナバ回路13は、主回路が備えているバスバー21の経路上であれば、何れの位置に配置されていてもよい。すなわちスナバ回路13の配置位置は、バスバー21のうち、制御部12と平滑部14との間を接続する領域(図2)に限られない。例えば、バスバー21のうち、平滑部14とインバータ3との間を接続する領域にスナバ回路13を配置してもよい。
Claims (6)
- スイッチング素子を備えた主回路と、抵抗部と容量部と結合部が直列接続された閉回路を備えるスナバ回路と、を備えるスイッチング電源装置であって、
前記スナバ回路は、前記主回路と絶縁されており、
前記結合部は、前記主回路が備える第1導電線と磁気的または電気的に結合している、スイッチング電源装置。 - 前記第1導電線は、少なくとも一部に第1平面部を備えており、
前記結合部は、第2平面部を備えた導電線であり、
前記第2平面部が前記第1平面部に対して絶縁されているとともに略平行に配置されている、請求項1に記載のスイッチング電源装置。 - 前記主回路の損失率をγ1とし、前記スナバ回路の損失率をγ2とした場合に、前記結合部と前記第1導電線との磁気結合定数κは、κ>(γ1−γ2)/2の関係が成立する、請求項2に記載のスイッチング電源装置。
- 前記結合部は、前記スナバ回路と前記第1導電線とを接続するコンデンサである、
請求項1に記載のスイッチング電源装置。 - 前記主回路は、前記スイッチング素子が配置された制御部と、平滑コンデンサが配置された平滑部と、を備えており、
前記第1導電線は、前記制御部と前記平滑部との間を接続するバスバー、または、前記平滑部と外部負荷との間を接続するバスバーである、請求項1〜4の何れか1項に記載のスイッチング電源装置。 - 前記主回路は、
前記スイッチング素子と接続される導電板と、
前記スイッチング素子、および、前記スイッチング素子と前記導電板との接続部を覆う樹脂部と、
を備えており、
前記第1導電線は、前記導電板のうち前記樹脂部で覆われた領域である、請求項1〜5の何れか1項に記載のスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020021845A JP7095711B2 (ja) | 2020-02-12 | 2020-02-12 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020021845A JP7095711B2 (ja) | 2020-02-12 | 2020-02-12 | スイッチング電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021129367A true JP2021129367A (ja) | 2021-09-02 |
JP7095711B2 JP7095711B2 (ja) | 2022-07-05 |
Family
ID=77489130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020021845A Active JP7095711B2 (ja) | 2020-02-12 | 2020-02-12 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7095711B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09135565A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-05-20 | Hitachi Ltd | 配線基板及びそれを用いてた電力変換装置 |
JP2013051756A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Nissan Motor Co Ltd | 電力変換装置 |
JP2014087107A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Nissan Motor Co Ltd | 電力変換装置 |
-
2020
- 2020-02-12 JP JP2020021845A patent/JP7095711B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09135565A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-05-20 | Hitachi Ltd | 配線基板及びそれを用いてた電力変換装置 |
JP2013051756A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Nissan Motor Co Ltd | 電力変換装置 |
JP2014087107A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Nissan Motor Co Ltd | 電力変換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7095711B2 (ja) | 2022-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11153966B2 (en) | Electronic circuit device | |
US10366826B2 (en) | Dual-mode choke coil and high-frequency filter using same, and on-board motor integrated electric power steering and on-board charging device | |
US10491180B2 (en) | Board-type noise filter and electronic device | |
US6525950B1 (en) | Semiconductor device and electric power conversion device | |
JP4423462B2 (ja) | 半導体パワーモジュール | |
US11257616B2 (en) | Power conversion device and high-voltage noise filter | |
JPWO2019026339A1 (ja) | 電力変換装置および電力変換装置を搭載した車両 | |
EP3404819A1 (en) | Power converter | |
US10021802B2 (en) | Electronic module assembly having low loop inductance | |
CN112514224B (zh) | 高电压滤波器和电力转换装置 | |
JP6378126B2 (ja) | 充放電装置 | |
JP4981483B2 (ja) | 一体型電動圧縮機 | |
JP6602474B2 (ja) | 半導体装置および電力変換装置 | |
US10454385B2 (en) | Power conversion device | |
WO2018043002A1 (ja) | バスバー構造体およびこれを用いた電力変換装置 | |
US10374439B2 (en) | Circuit arrangement having charge storage units | |
JP2018143010A (ja) | 電子回路装置 | |
JP7095711B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
EP3611835B1 (en) | Electric power conversion device | |
JP2017208943A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2016144238A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2021093484A (ja) | 半導体モジュール | |
JP6676888B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP7098025B1 (ja) | 電力変換装置 | |
JP7582488B2 (ja) | スイッチング電源装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210629 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220517 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220606 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7095711 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |