JP2021172905A - 医療用マスク - Google Patents
医療用マスク Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021172905A JP2021172905A JP2020075920A JP2020075920A JP2021172905A JP 2021172905 A JP2021172905 A JP 2021172905A JP 2020075920 A JP2020075920 A JP 2020075920A JP 2020075920 A JP2020075920 A JP 2020075920A JP 2021172905 A JP2021172905 A JP 2021172905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- face shield
- medical mask
- unit
- suction fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000004887 air purification Methods 0.000 claims description 12
- 238000005202 decontamination Methods 0.000 claims description 9
- 230000003588 decontaminative effect Effects 0.000 claims description 9
- 244000052769 pathogen Species 0.000 claims description 3
- 241000700605 Viruses Species 0.000 abstract description 13
- 208000015181 infectious disease Diseases 0.000 abstract description 7
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 17
- 101100269850 Caenorhabditis elegans mask-1 gene Proteins 0.000 description 4
- 241000711573 Coronaviridae Species 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 2
- 210000001061 forehead Anatomy 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- WMBWREPUVVBILR-WIYYLYMNSA-N (-)-Epigallocatechin-3-o-gallate Chemical compound O([C@@H]1CC2=C(O)C=C(C=C2O[C@@H]1C=1C=C(O)C(O)=C(O)C=1)O)C(=O)C1=CC(O)=C(O)C(O)=C1 WMBWREPUVVBILR-WIYYLYMNSA-N 0.000 description 1
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 208000035473 Communicable disease Diseases 0.000 description 1
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
- 230000002155 anti-virotic effect Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
- 230000009385 viral infection Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
Description
また、マスク本体と顔との間に隙間ができないように、マスク本体を顔の凹凸に沿うように立体的な形状としたり、ノーズクリップを設けたりするなどの工夫がなされている。
しかしながら、顔の凹凸は各人異なり、また話をするなど口を動かすこともある。このため、マスク本体と顔との間に隙間ができてしまうことがあり、この隙間から空気中を浮遊するウイルスが侵入することもある。
最近、世界的に流行している新型コロナウイルスはエアロゾル感染(空気感染)することが懸念されており、特に医療従事者にとって大きな脅威となっている。
図5に示す顔全面を覆う大きさのフェイスシールドであっても、両サイドや下側には頭部との間に大きな隙間があり、エアロゾル化したウイルスの回り込みによる侵入は阻止できない。
すなわち、人の手や体の動きによって室内でも気流が生じるため、また息をすると少なからず吸い込み気流が発生するため、これらの気流に乗ってエアロゾル化したウイルスは隙間を通ってフェイスシールドの内側に簡単に入り込むことが予想される。
換言すれば、従来のフェイスシールドは直線的に移動(飛散)するウイルスをブロックする機能は有しているものの、空気中を浮遊するウイルスを阻止する観点からは実用性が極めて低い、というのが現状である。
宇宙服のように頭部を気密状態に完全に覆うフルヘルメット型とした場合には、酸素ボンベに接続するなど設備コストの増大を避けられず、機動性も低い。
図1は、本実施の形態に係る医療用マスク1の使用状態を示している。医療用マスク1は、医療従事者3の頭部5に装着されるヘッドバンド7と、該ヘッドバンド7に設けられ、頭部5の前部を顔の前方に空間を形成するように覆う袋状の透明なフェイスシールド9と、一端部がフェイスシールド9内に気密状態で挿入されたエアホース11と、該エアホース11の他端部に設けられ、外部空気を吸引して清浄化する空気清浄化ユニット13と、エアホース11のフェイスシールド9の近傍に設けられ、空気清浄化ユニット13によって吸引された空気の流速を増大させる中継用吸引ファンユニット15とを有している。
コイルワイヤで補強されたエアホース11の他端部は二股に分岐され、それぞれの端部に空気清浄化ユニット13が設けられている。
フェイスシールド9は、ポリカーボネート等のプラスチックフィルムで袋状(容器状、箱状の概念を含む)に形成されており、顔を含む頭部5の前部を覆う大きさに形成されている。また、メガネやマスク104を着けた状態でも装着可能な大きさとなっている。
フェイスシールド9は、両側面9b、9cの上部を側方部7cに設けられた留め具17で支持されており、上面9aにはエアホース11の一端部11aが貫通して入り込んでいる。すなわち、フェイスシールド9は3点で支持されている。フェイスシールド9のフィルム厚みは、上記の支持が無くてもそれ自体で袋形状を維持する保形性が得られる程度に設定されている。
また、フェイスシールド9はその開口部9eを顔に宛がったときに変形してフィットする柔軟性を有している。図2において、符号9dはフェイスシールド9の底面を、9fは前面(フロント面)をそれぞれ示している。
エアホース11の一端部11aは、フェイスシールド9の上面9aを貫通して内部に進入し、上面9aの内外に位置するネジ止め構成の着脱自在な固定部材25で気密状態に固定されている。フェイスシールド9が汚染された場合には、固定部材25と留め具17による固定を解除することによりフェイスシールド9のみを取り外して洗浄したり交換したりすることが可能となっている。
すなわち、空気清浄化ユニット13から吸引されたクリーンエアCAは、中継用吸引ファンユニット15によって流速を増大され、フェイスシールド9の上面9aから内部に流入する。流入したクリーンエアCAはフェイスシールド9の内面(底面9dや側面9b、9c等)にぶつかって滞留し、これによってフェイスシールド9内は陽圧(正圧)となる。
フェイスシールド9内が大気圧を超えると、フェイスシールド9と頭部5との隙間からクリーンエアCAが矢印EXで示すように外部に流出する。これによって外部の汚染空気(エアロゾル化したウイルスを含む空気)がフェイスシールド9内に入り込むことが防止される。フェイスシールド9内には常にクリーンエアCAが供給されて陽圧に保たれるので、フェイスシールド9内はクリーンルーム化を維持されることになる。
本実施の形態では除染フィルタ35として、茶カテキンフィルタを利用している。円筒ケース27の底面には、異物侵入を防止するための粗目のフィルタ37が設けられている。
空気清浄化ユニット13は1つでもよいが、重量化を来さずに清浄機能を向上させるために小型のものを2つ設ける構成としている。
エアホース11を分岐して空気清浄化ユニット13を2つ設けた場合、これらがぶら下がった状態でランダムに揺れると医療従事者3の動きを阻害するため、図1に示すように2つの空気清浄化ユニット13は紐39で連結されており、さらに紐39に通されたカラビナフック41でズボンのベルト通しに連結して振れ止めできるようになっている。
医療従事者3が患者に対して問診を行っている場合、エアロゾル化したウイルスは非常に軽く、問診が行われている高さの空気層を漂うので、空気清浄化ユニット13がなるべく汚染されていない空気を吸引するように(ひいては除染フィルタ35のフィルタ機能が早期に低下しないように)空気清浄化ユニット13を下方(腰近傍)に位置付けている。
空気清浄化ユニット13を床面近傍に位置付けると、医療従事者3の立ち居振る舞い(機動性)が阻害されるので、これとの兼ね合いから上記のように腰近傍に設定している。
中継用吸引ファンユニット15と各空気清浄化ユニット13は、図2に示すように、中継用吸引ファンユニット15のケース19の外面に設けられたスイッチ43で同時に作動するように配線されている。
フルヘルメット型に酸素供給をする構成等に比べて、簡易且つ低コストの構成で機動性を向上させつつウイルス感染を抑制できる。
例えば、中継用吸引ファンユニット15を頭部5の上面に固定する構成としたが、医療従事者3の肩部や背中に配置する構成としてもよい。
また、エアホース11の一端部11aをフェイスシールド9の上面9aから内部に挿入する構成としたが、フェイスシールド9内を陽圧に保つ機能を阻害しない範囲で側面9b、9cや底面9dから挿入する構成としてもよい。
また、中継用吸引ファンユニット15や空気清浄化ユニット13にインバータ装置を取り付けてファンの回転数(風量)を調節できる構成としてもよい。
11…エアホース 13…空気清浄化ユニット 15…中継用吸引ファンユニット
34…吸引ファン 35…除染フィルタ 104…マスク
Claims (6)
- 頭部に装着されるヘッドバンドと、該ヘッドバンドに設けられ、頭部の前部を顔の前方に空間を形成するように覆う袋状の透明なフェイスシールドと、一端部が前記フェイスシールド内に気密状態で挿入されたエアホースと、前記エアホースの他端部に設けられ、外部空気を吸引して清浄化する空気清浄化ユニットとを有し、前記空気清浄化ユニットによって清浄化された空気を前記フェイスシールドに供給して該フェイスシールド内を陽圧に保つことを特徴とする医療用マスク。
- 請求項1に記載した医療用マスクにおいて、
前記空気清浄化ユニットが、吸引ファンと、該吸引ファンの吸引方向下流側に配置され、空気中の病原体を除去する除染フィルタとを有し、前記除染フィルタを交換可能に設けられていることを特徴とする医療用マスク。 - 請求項1又は2に記載した医療用マスクにおいて、
前記エアホースの前記フェイスシールドの近傍に、前記空気清浄化ユニットによって吸引された空気の流速を増大させる中継用吸引ファンユニットを有していることを特徴とする医療用マスク。 - 請求項3に記載した医療用マスクにおいて、
前記中継用吸引ファンユニットが前記ヘッドバンドに固定されていることを特徴とする医療用マスク。 - 請求項1から4のいずれかに記載した医療用マスクにおいて、
マスク装着者が立った状態又は座った状態で、前記空気清浄化ユニットが腰の近傍に位置するように前記エアホースの長さが設定されていることを特徴とする医療用マスク。 - 請求項5に記載した医療用マスクにおいて、
前記エアホースの前記他端部が二股に分岐され、それぞれの端部に前記空気清浄化ユニットが設けられていることを特徴とする医療用マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020075920A JP2021172905A (ja) | 2020-04-22 | 2020-04-22 | 医療用マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020075920A JP2021172905A (ja) | 2020-04-22 | 2020-04-22 | 医療用マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021172905A true JP2021172905A (ja) | 2021-11-01 |
Family
ID=78279180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020075920A Pending JP2021172905A (ja) | 2020-04-22 | 2020-04-22 | 医療用マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021172905A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7296670B1 (ja) | 2021-12-07 | 2023-06-23 | 株式会社クリスタルシステム | ウイルス感染防止装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56150558U (ja) * | 1980-04-08 | 1981-11-11 | ||
JP2005002545A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Keigen Ko | 感染防護服 |
US20070000493A1 (en) * | 2005-06-01 | 2007-01-04 | Cox Kingsley J | Apparatus for maintaining airway patency |
CN101664749A (zh) * | 2009-09-24 | 2010-03-10 | 乔建春 | 室内或车内二手烟直接外排器 |
JP2010540174A (ja) * | 2007-10-05 | 2010-12-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | レスピレーターホース及び取付け装置並びに方法 |
-
2020
- 2020-04-22 JP JP2020075920A patent/JP2021172905A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56150558U (ja) * | 1980-04-08 | 1981-11-11 | ||
JP2005002545A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Keigen Ko | 感染防護服 |
US20070000493A1 (en) * | 2005-06-01 | 2007-01-04 | Cox Kingsley J | Apparatus for maintaining airway patency |
JP2010540174A (ja) * | 2007-10-05 | 2010-12-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | レスピレーターホース及び取付け装置並びに方法 |
CN101664749A (zh) * | 2009-09-24 | 2010-03-10 | 乔建春 | 室内或车内二手烟直接外排器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7296670B1 (ja) | 2021-12-07 | 2023-06-23 | 株式会社クリスタルシステム | ウイルス感染防止装置 |
JP2023092417A (ja) * | 2021-12-07 | 2023-07-03 | 株式会社クリスタルシステム | ウイルス感染防止装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP4007643A1 (en) | Respirator devices with source control mechanisms and associated systems and methods | |
JP2020532666A (ja) | 透明なプラスチック片を有するフェイスマスク | |
EP3137173A1 (en) | Filtering face respirator having optimized facial filter location | |
US20210308496A1 (en) | Respiratory mask | |
US20110108035A1 (en) | Nex-Gen Respirator / Surgical Mask | |
JP2011000430A (ja) | パーフェクトプロテクトマスク | |
KR101699153B1 (ko) | 방진용 코마스크 | |
US11547880B2 (en) | Particle protection headwear apparatus | |
US20220295920A1 (en) | Personal protection equipment mask conversion | |
JP2010042087A (ja) | 防護マスク | |
JP2021172905A (ja) | 医療用マスク | |
KR20190001328A (ko) | 탈부착식 방재 마스크 | |
US20220312867A1 (en) | Facemask with an Integrated Slit to Exhaust Exhaled Air | |
JP3230579U (ja) | マスク | |
CN211910614U (zh) | 面部保护装置及其支撑架 | |
RU38110U1 (ru) | Защитная маска для лица | |
KR102526346B1 (ko) | 안면 보호구 | |
US12138492B2 (en) | Personal protective facemask system | |
JP2021168898A (ja) | マスク | |
US20220161065A1 (en) | Personal Protective Facemask System | |
JP3230086U (ja) | おしゃぶり一体型フェイスシールド | |
US20220032091A1 (en) | Filter mask with accessory belt | |
JP3230437U (ja) | 頭部カバー具 | |
US20210308498A1 (en) | Personal protective system and methods of use | |
EP4059526A1 (en) | A device for protection of upper respiratory tract |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230828 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20240701 |