JP2021039030A - 電流センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】隣同士のバスバーで引き起こされる電磁誘導の影響を低減することができる電流センサを提供する。【解決手段】第1バスバー20は、第1検出素子50に対応する部分であると共に第3バスバー40に対向する部分が凹んだ第1凹部23を有する。第2バスバー30は、第2検出素子60に対応する部分であると共に第3バスバー40に対向する部分が凹んだ第2凹部33を有する。第3バスバー40は、第3検出素子70に対応する部分であると共に第1凹部23に対向する部分が凹んだ第3凹部43と第2凹部33に対向する部分が凹んだ第4凹部44とを有する。第1凹部23及び第2凹部33は、投影面80における形状が仮想線81に対して線対称の形状である。第3凹部43及び第4凹部44は、投影面80における形状が仮想線81に対して線対称の形状である。【選択図】図4
Description
本発明は、電流センサに関する。
従来より、3本のバスバーに流れる電流を検出する電流センサが、例えば特許文献1で提案されている。各バスバーは、一方向に沿った直線状の配線部品である。各バスバーは、平行に配置される。電流を検出するための検出部は、バスバー毎に設置される。
また、各バスバーは、検出部に対応する位置が凹んだ凹部を有する。凹部の形状及び凹みの方向は、各バスバーで同じである。これにより、各バスバーのうちの検出部に対応する部分は、バスバーのうちの凹部が設けられていない部分よりも隣のバスバーとの距離が長くなる。
上記従来の技術において、隣同士のバスバーで引き起こされる電磁誘導の影響をさらに低減するためには、隣同士の検出部の距離を大きくしなければならない。しかし、従来の技術では、各バスバーが全て同じ形状であるので、隣同士のバスバー自体の距離を大きくしなければならない。
本発明は上記点に鑑み、隣同士のバスバーで引き起こされる電磁誘導の影響を低減することができる電流センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1バスバー(20)、第2バスバー(30)、第3バスバー(40)、第1検出素子(50)、第2検出素子(60)、及び第3検出素子(70)を含む。
第1バスバー、第2バスバー、及び第3バスバーは、交流電流が流れると共に一方向に沿った形状であり、並列に配置される。第1検出素子、第2検出素子、及び第3検出素子は、第1バスバー、第2バスバー、第3バスバーのそれぞれに対応して設けられ、各バスバーに流れる交流電流をそれぞれ検出する。
第3バスバーは、第1バスバーと第2バスバーとの間に配置される。第1バスバーは、第1検出素子に対応する部分であると共に第3バスバーに対向する部分が凹んだ第1凹部(23)を有する。第2バスバーは、第2検出素子に対応する部分であると共に第3バスバーに対向する部分が凹んだ第2凹部(33)を有する。第3バスバーは、第3検出素子に対応する部分であると共に第1凹部に対向する部分が凹んだ第3凹部(43)と第2凹部に対向する部分が凹んだ第4凹部(44)とを有する。
各バスバーの並列方向に垂直な垂直方向に各バスバーが投影される面を投影面(80)と定義する。投影面において並列方向及び垂直方向に垂直な方向を直線方向と定義する。投影面に投影された第3バスバーのうちの第3凹部及び第4凹部が形成されていない部分において並列方向の幅の中心位置を通ると共に直線方向に平行な直線を仮想線(81)と定義する。
第1凹部及び第2凹部は、投影面における形状が仮想線に対して線対称の形状である。第3凹部及び第4凹部は、投影面における形状が仮想線に対して線対称の形状である。
これによると、各バスバーが仮想線に対して線対称の形状になるので、第3バスバーの第3凹部の底部から第1バスバーの第1凹部の底部までの距離を長く確保することができる。同様に、第3バスバーの第4凹部の底部から第2バスバーの第2凹部の底部までの距離を長く確保することができる。したがって、隣同士のバスバーで引き起こされる電磁誘導の影響を低減することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る電流センサは、インバータ装置からモータ等に供給される3相交流電流を検出する際に用いられる。電流センサは、バスバーが一体化された構成を備える。
以下、第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る電流センサは、インバータ装置からモータ等に供給される3相交流電流を検出する際に用いられる。電流センサは、バスバーが一体化された構成を備える。
具体的には、図1、図2、及び図3に示されるように、電流センサ1は、シールド板10、11、3本のバスバー20、30、40、及び3個の検出素子50、60、70を備える。
シールド板10、11は、各バスバー20、30、40から発生する磁界や外部からの外乱磁界を遮蔽する。各シールド板10、11は、電磁鋼板によって構成される。各シールド板10、11は、1枚の電磁鋼板によって構成されていても良いし、複数の電磁鋼板が積層されて構成されていても良い。
シールド板10、11は、各バスバー20、30、40それぞれに設けられる。シールド板10は、平板状に形成されている。シールド板11は、長方形状の板材の両端が平行に対向するように折り曲げられた形状に形成されている。
シールド板11は、折り曲げられた端部の側がシールド板10に向けられた状態で配置される。これにより、各シールド板10、11は、収容空間12、13、14を構成する。各シールド板10、11は、収容空間12〜14に各バスバー20、30、40の一部と各検出素子50、60、70を収容する。なお、各シールド板10、11は、図示しない樹脂部品等の保持部品で保持される。これにより、2枚のシールド板10、11の間に収容空間12〜14が形成される。
各バスバー20、30、40は、3相交流電流が流れる導体部品である。各バスバー20、30、40は、銅板等の板材がプレス加工されることで形成される。各バスバー20、30、40は、一方向に沿った形状である。各バスバー20、30、40には異なる位相の電流が流れる。
各バスバー20、30、40は、一端部21、31、41と他端部22、32、42との間の一部が収容空間12〜14に位置するように並列に配置される。各バスバー20、30、40が並列に配置される方向を並列方向とする。各バスバー20、30、40の一端部21、31、41は例えばインバータ装置に接続される。各バスバー20、30、40の他端部22、32、42は例えばモータ等の負荷装置に接続される。
ここで、3本のバスバー20、30、40を、第1バスバー20、第2バスバー30、第3バスバー40と定義する。第3バスバー40は、第1バスバー20と第2バスバー30との間に配置される。各バスバー20、30、40は、板面が同じ面に位置するように、並列に配置される。各バスバー20、30、40は、位置ずれや回転防止のためにモールド樹脂にインサート成形される。
各検出素子50、60、70は、各バスバー20、30、40に流れる交流電流をそれぞれ検出する部品である。各検出素子50、60、70は、第1バスバー20、第2バスバー30、第3バスバー40のそれぞれに対応して設けられる。各検出素子50、60、70は、収容空間12〜14において、バスバー20、30、40の上方に配置される。
各検出素子50、60、70は、磁気抵抗素子あるいはホール素子を用いた磁気検出方式を採用している。各検出素子50、60、70は、各バスバー20、30、40に交流電流が流れることによって各バスバー20、30、40の周方向に発生する信号磁界を検出する。各検出素子50、60、70は、信号磁界の強度に比例する信号を出力する。
なお、磁気抵抗素子には、GMR素子(Giant Magneto Resistance;GMR)、TMR素子(Tunneling Magneto Resistance;TMR)、AMR素子(Anisotropic Magneto Resistance;AMR)が含まれる。以上が、本実施形態に係る電流センサ1の構成である。
次に、各バスバー20、30、40の具体的な形状について説明する。図2及び図3に示されるように、各バスバー20、30、40は、各検出素子50、60、70に対応する部分の形状が一端部21、31、41や他端部22、32、42とは異なる。
第1バスバー20は、第1検出素子50に対応する部分に第1凹部23及び第1段差部24を有する。第1凹部23は、第1バスバー20のうちの第3バスバー40に対向する部分が凹んだ部分である。第1段差部24は、第1バスバー20に対応したシールド板11の両端が配置される部分である。
第2バスバー30は、第2検出素子60に対応する部分に第2凹部33及び第2段差部34を有する。第2凹部33は、第3バスバー40に対向する部分が凹んだ部分である。第2段差部34は、第2バスバー30に対応したシールド板11の両端が配置される部分である。
第3バスバー40は、第3検出素子70に対応する部分に第3凹部43、第4凹部44、第3段差部45、及び第4段差部46を有する。第3凹部43は、第3バスバー40のうちの第1凹部23に対向する部分が凹んだ部分である。第4凹部44は、第3バスバー40のうちの第2凹部33に対向する部分が凹んだ部分である。つまり、第3バスバー40はくびれた形状である。
第3段差部45は、第3バスバー40に対応したシールド板11の両端のうちの一端側が配置される部分である。第4段差部46は、第3バスバー40に対応したシールド板11の両端のうちの他端側が配置される部分である。
続いて、図4に示されるように、各バスバー20、30、40の並列方向に垂直な垂直方向に各バスバー20、30、40が投影される面を投影面80と定義する。垂直方向は、図4の紙面垂直方向と同じである。また、投影面80において並列方向及び垂直方向に垂直な方向を直線方向と定義する。
さらに、投影面80に投影された第3バスバー40のうちの第3凹部43及び第4凹部44が形成されていない部分において並列方向の幅の中心位置を通ると共に直線方向に平行な直線を仮想線81と定義する。
上記の定義のもと、第1バスバー20の第1凹部23及び第2バスバー30の第2凹部33は、投影面80における形状が仮想線81に対して線対称の形状である。第3バスバー40の第3凹部43及び第4凹部44は、投影面80における形状が仮想線81に対して線対称の形状である。
本実施形態では、投影面80に投影される第1凹部23及び第2凹部33の形状の種類と第3凹部43及び第4凹部44の形状の種類とが同じである。具体的には、第1バスバー20の第1凹部23及び第2バスバー30の第2凹部33は、投影面80における形状が矩形状である。同様に、第3バスバー40の第3凹部43及び第4凹部44は、投影面80における形状が矩形状である。
なお、第1段差部24及び第2段差部34は、仮想線81に対して線対称の形状になっていても良いし、なっていなくても良い。同様に、第3段差部45及び第4段差部46は、仮想線81に対して線対称の形状になっていても良いし、なっていなくても良い。
また、第1凹部23及び第2凹部33の深さと第3凹部43及び第4凹部44の深さとが同じである。深さとは、投影面80において、隣のバスバーの側の端から並列方向における凹部のうちの最も底の部分までの距離である。例えば、第1バスバー20において、隣の第3バスバー40の側の端から第1凹部23のうちの最も底の部分までの距離が第1凹部23の深さとなる。
以上の各バスバー20、30、40の形状によると、第3凹部43の底部が仮想線81に近づけられると共に、第1凹部23の底部が第3バスバー40から遠ざけられる。このため、第3バスバー40の第3凹部43の底部から第1バスバー20の第1凹部23の底部までの距離を長く確保することができる。同様に、第3バスバー40の第4凹部44の底部から第2バスバー30の第2凹部33の底部までの距離を長く確保することができる。したがって、隣同士のバスバー20、30、40で引き起こされる電磁誘導の影響を低減することができる。
さらに、隣同士のバスバー20、30、40の間隔を広く確保する必要がない。すなわち、並列方向において、第1バスバー20のうちの第3バスバー40側とは反対側の端から、第2バスバー30のうちの第3バスバー40側とは反対側の端までの距離を変化させる必要がない。したがって、電流センサ1の全体のサイズを大型化せずに済む。
変形例として、図5に示されるように、各バスバー20、30、40は、各段差部24、34、45、46を有していなくても良い。また、各凹部23、33、43、44の形状の種類が同じであっても、深さが異なっていても良い。
変形例として、図6に示されるように、第1バスバー20の第1凹部23及び第2バスバー30の第2凹部33は、投影面80における形状が台形状になっていても良い。同様に、第3バスバー40の第3凹部43及び第4凹部44は、投影面80における形状が台形状になっていても良い。
変形例として、図7に示されるように、第1バスバー20の第1凹部23及び第2バスバー30の第2凹部33は、投影面80における形状が円形状になっていても良い。同様に、第3バスバー40の第3凹部43及び第4凹部44は、投影面80における形状が円形状になっていても良い。ここで、円形状は、円弧の一部を指す。また、円形状は、真円の円弧の一部だけでなく、楕円の円弧の一部や、任意の曲線の一部も含む。
変形例として、図8に示されるように、第1バスバー20の第1凹部23及び第2バスバー30の第2凹部33は、投影面80における形状が三角形状になっていても良い。同様に、第3バスバー40の第3凹部43及び第4凹部44は、投影面80における形状が三角形状になっていても良い。
変形例として、図9に示されるように、第1バスバー20の第1凹部23及び第2バスバー30の第2凹部33は、投影面80における形状が階段状になっていても良い。同様に、第3バスバー40の第3凹部43及び第4凹部44は、投影面80における形状が階段状になっていても良い。さらに、各凹部23、33、43、44の形状としては、仮想線81に対する対称の形状であれば、任意の形状でも構わない。
変形例として、図10に示されるように、各バスバー20、30、40は、平板状ではなく、円柱状に形成されたものでも良い。もちろん、円柱状に限られず、楕円柱、四角柱等の多角柱でも構わない。各バスバー20、30、40が柱状であったとしても、投影面80における各凹部23、33、43、44の形状が仮想線81に対して対称になっていれば良い。
(第2実施形態)
本実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。図11に示されるように、第1バスバー20は、第1突出部25を有する。第1突出部25は、第1検出素子50に対応する部分のうちの第3バスバー40の側とは反対側の部分が、第3バスバー40の側とは反対側に突出した部分である。第1突出部25は、第1バスバー20のうちの第1凹部23の底部を構成する。
本実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。図11に示されるように、第1バスバー20は、第1突出部25を有する。第1突出部25は、第1検出素子50に対応する部分のうちの第3バスバー40の側とは反対側の部分が、第3バスバー40の側とは反対側に突出した部分である。第1突出部25は、第1バスバー20のうちの第1凹部23の底部を構成する。
同様に、第2バスバー30は、第2突出部35を有する。第2突出部35は、第2検出素子60に対応する部分のうちの第3バスバー40の側とは反対側の部分が、第3バスバー40の側とは反対側に突出した部分である。第2突出部35は、第2バスバー30のうちの第2凹部33の底部を構成する。
上記の構成によると、並列方向において、各突出部25、35が設けられていない場合よりも第1突出部25の先端から第2突出部35の先端までの距離が長くなる。しかしながら、第1凹部23及び第2凹部33は第3凹部43及び第4凹部44よりも深く形成することができる。したがって、電磁誘導の影響をさらに低減することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。図12に示されるように、投影面80に投影される第1凹部23及び第2凹部33の形状の種類と第3凹部43及び第4凹部44の形状の種類とが異なる。具体的には、投影面80に投影される第1凹部23及び第2凹部33の形状は三角形状である。これに対し、第3凹部43及び第4凹部44の形状は円形状である。これにより、第1実施形態と同様の効果が得られる。
本実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。図12に示されるように、投影面80に投影される第1凹部23及び第2凹部33の形状の種類と第3凹部43及び第4凹部44の形状の種類とが異なる。具体的には、投影面80に投影される第1凹部23及び第2凹部33の形状は三角形状である。これに対し、第3凹部43及び第4凹部44の形状は円形状である。これにより、第1実施形態と同様の効果が得られる。
変形例として、投影面80に投影される第1凹部23及び第2凹部33の形状が円形状であり、第3凹部43及び第4凹部44の形状が三角形状でも良い。例えば、三角形状、円形状、矩形状、台形状、階段状、任意の形状のうちの2つの種類を任意に組み合わせれば良い。
変形例として、図13に示されるように、第1バスバー20は第1突出部25を有し、第2バスバー30は第2突出部35を有していても良い。例えば、投影面80に投影される第1凹部23及び第2凹部33の形状は任意の形状であり、第3凹部43及び第4凹部44の形状は矩形状である。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された電流センサ1の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、各突出部25、35の外縁部の形状は、角形状ではなく、曲線形状でも構わない。
上記各実施形態で示された電流センサ1の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、各突出部25、35の外縁部の形状は、角形状ではなく、曲線形状でも構わない。
また、直線方向における第1、第2凹部23、33と第3、第4凹部43、44の最大長さは異なっていても良い。例えば、図8に示された三角形状の底辺に対応する部分の長さについて、第1、第2凹部23、33の底辺に対応する部分の長さが第3、第4凹部43、44の底辺に対応する部分よりも長くなるように、各凹部23、33、43、44が形成されていても良い。
20、30、40 バスバー
23、33、43、44 凹部
25、35 突出部
50、60、70 検出素子
80 投影面
81 仮想線
23、33、43、44 凹部
25、35 突出部
50、60、70 検出素子
80 投影面
81 仮想線
Claims (6)
- 交流電流が流れると共に一方向に沿った形状であり、並列に配置された第1バスバー(20)、第2バスバー(30)、及び第3バスバー(40)と、
前記第1バスバー、前記第2バスバー、前記第3バスバーのそれぞれに対応して設けられ、前記各バスバーに流れる前記交流電流をそれぞれ検出する第1検出素子(50)、第2検出素子(60)、及び第3検出素子(70)と、
を含み、
前記第3バスバーは、前記第1バスバーと前記第2バスバーとの間に配置され、
前記第1バスバーは、前記第1検出素子に対応する部分であると共に前記第3バスバーに対向する部分が凹んだ第1凹部(23)を有し、
前記第2バスバーは、前記第2検出素子に対応する部分であると共に前記第3バスバーに対向する部分が凹んだ第2凹部(33)を有し、
前記第3バスバーは、前記第3検出素子に対応する部分であると共に前記第1凹部に対向する部分が凹んだ第3凹部(43)と前記第2凹部に対向する部分が凹んだ第4凹部(44)とを有し、
前記各バスバーの並列方向に垂直な垂直方向に前記各バスバーが投影される面を投影面(80)と定義し、前記投影面において前記並列方向及び前記垂直方向に垂直な方向を直線方向と定義し、前記投影面に投影された前記第3バスバーのうちの前記第3凹部及び前記第4凹部が形成されていない部分において前記並列方向の幅の中心位置を通ると共に前記直線方向に平行な直線を仮想線(81)と定義すると、
前記第1凹部及び前記第2凹部は、前記投影面における形状が前記仮想線に対して線対称の形状であり、
前記第3凹部及び前記第4凹部は、前記投影面における形状が前記仮想線に対して線対称の形状である電流センサ。 - 前記第1バスバーは、前記第1検出素子に対応する部分のうちの前記第3バスバーの側とは反対側の部分が、前記第3バスバーの側とは反対側に突出した第1突出部(25)を有し、
前記第2バスバーは、前記第2検出素子に対応する部分のうちの前記第3バスバーの側とは反対側の部分が、前記第3バスバーの側とは反対側に突出した第2突出部(35)を有する請求項1に記載の電流センサ。 - 前記投影面に投影される前記第1凹部及び前記第2凹部の形状の種類と前記第3凹部及び前記第4凹部の形状の種類とが同じである請求項1または2に記載の電流センサ。
- 前記第1凹部及び前記第2凹部は、前記投影面における形状が矩形状であり、
前記第3凹部及び前記第4凹部は、前記投影面における形状が矩形状である請求項3に記載の電流センサ。 - 前記第1凹部及び前記第2凹部は、前記投影面における形状が台形状であり、
前記第3凹部及び前記第4凹部は、前記投影面における形状が台形状である請求項3に記載の電流センサ。 - 前記投影面に投影される前記第1凹部及び前記第2凹部の形状の種類と前記第3凹部及び前記第4凹部の形状の種類とが異なる請求項1または2に記載の電流センサ。
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