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JP2021032378A - ジョイント部材 - Google Patents

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JP2021032378A
JP2021032378A JP2019155386A JP2019155386A JP2021032378A JP 2021032378 A JP2021032378 A JP 2021032378A JP 2019155386 A JP2019155386 A JP 2019155386A JP 2019155386 A JP2019155386 A JP 2019155386A JP 2021032378 A JP2021032378 A JP 2021032378A
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哲明 平元
Tetsuaki Hiramoto
哲明 平元
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COBA CO Ltd
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Abstract

【課題】縦ビームと縦ビームの間に横ビームを取り付ける際に、後から他の横ビームも取り付けられるようにするとともに、すべての連結箇所で単一のジョイント部材を使用して連結できるようにする。【解決手段】縦ビーム3や横ビーム4を連結してラック1を組み立てることができるようにしたジョイント部材2において、上方部分に縦ビーム3の端部に設けられた雄ネジ部31を螺着させるための上方取付部21と、下方部分に他の縦ビーム3の端部に設けられた雌ネジ部32をネジ7で取り付けられるようにした下方取付部24と、側方部分に横ビーム4の端部に設けられたフランジ部41aを上方から挿入させて固定するスリット状の受け部27と、当該受け部27に挿入されたフランジ部41aの抜けを防止する抜け防止部材5とを備える。そして、この抜け防止部材5を、縦ビーム3のジョイント部材2への螺着によって固定できるようにする。【選択図】図4

Description

本発明は、ラックを組み立てる際に使用されるジョイント部材に関するものである。
一般に、パイプなどの棒状部材(以下、「ビーム」と称する)を用いて格子状のラックを組み立てる場合、ジョイント部材が用いられる。
このようなジョイント部材は、ビームとビームの端部を連結できるものであって、直交するXYZ軸方向に設けられた6箇所のビーム挿入穴にビームを挿入できるようにしたものや、ラックのコーナー部分に使われるように、XYZ軸方向の3箇所に設けられたビーム挿入穴にビームを挿入できるようにしたなど、多数のものが存在しており、使用箇所に応じて適宜選択して使用される。
ところで、このようなビームやジョイント部材を用いてラックを組み立てる場合、一般には、ランダムに縦ビームや横ビームを連結させていく方法や、あるいは、縦方向のビームを連結して壁面状の格子面を組み立てた後、左右に対向する壁面に横ビームを連結させていく方法などで組み立てられる。
しかしながら、このような方法でラックを組み立てる場合、次のような問題がある。
すなわち、このようなビームを用いて立体的なラックを組み立てる場合、左右一対の縦ビームに対して横ビームを連結させると、左右の縦ビームの間隔がその横ビームを挿入させた幅寸法に固定されてしまう。そのため、事後的に、他の横ビームを縦ビームと縦ビームの間に取り付けようとしても、すでに取り付けられている横ビームのジョイント部分への挿入分だけ左右間隔が狭くなっているために、他の横ビームを取り付けることができなくなる。そこで、立体的にラックを組み立てる場合は、縦ビームのジョイント部材にすべての横ビームを挿入した後、すべての横ビームの先端部分に対向するジョイント部材のビーム挿入穴を位置決めして挿入しなければならない。しかるに、このような方法で横ビームを取り付けようとすると、すべての横ビームの先端にジョイント部材のビーム挿入穴を同時に位置決めしなければならず、一か所でもビーム挿入穴からずれると、すべての横ビームを挿入させることができなくなってしまうといった問題があった。
また、このような横ビームを挿入しやすくするために、ジョイント部材を樹脂などのような可撓性部材で構成し、そのジョイント部材の挿入部のわずかな撓みを利用して横ビームを順次挿入していく方法もあるが、このような方法では、ジョイント部材の撓みによってラックが不安定になってしまうといった問題があった。
さらには、従来のジョイント部材は、ビームの連結箇所に応じてその種類を選択して使用しなければならないため、それぞれの連結箇所に応じた種類のジョイント部材をあらかじめ用意しておかなければならないといった問題があった。
一方、このようなジョイント部材において、左右の縦ビームとの間隔が設定された状態であっても、後から横ビームを取り付けられるようにした構造が特許文献1に提案されている。
このジョイント部材は、中空ボックス状に構成されるものであって、XYZ方向の側面に設けられた開口部に、凸状の継合部や外壁部を有する継手部を着脱可能に取り付けることができるようにしたもので、これに対応して、横ビームを、下向きに開口した逆溝形状に構成して取り付けられるようにしたものである。そして、この横ビームを取り付ける際には、中空ボックスに取り付けられた凸状の継合部の上から逆溝形状の横ビームを載せて取り付けられるようにしている。このように構成すれば、左右の縦ビームとの間隔が横ビームによって固定された状態であっても、後から他の横ビームを上から取り付けることが可能となり、しかも、一種類のジョイント部材を用いてあらゆる箇所で縦ビームや横ビームを連結させることができるというメリットがある。
しかしながら、このようなジョイント部材を用いて連結する場合、横ビームを上から載せて取り付けるだけの構造であるため、ラックの強度が弱くなるばかりでなく、また、ラックを移動させる際に横ビームを持ってしまうと、横ビームが外れてしまうといった問題があった。
特開2007−232167号公報
そこで、本発明は上記課題に着目してなされたものであり、縦ビームと縦ビームの間に横ビームを取り付ける際に、後から他の横ビームを取り付けられるようにするとともに、すべての連結箇所で単一のジョイント部材を使用してラックを組み立てられるようにすることを目的とする。
すなわち、本発明のジョイント部材は、上記課題を解決するために、縦ビームや横ビームを連結できるようにしたジョイント部材において、上方部分に縦ビームの端部を取り付けるための上方取付部と、下方部分に他の縦ビームの端部を取り付けるための下方取付部と、側方部分に横ビームの端部に設けられた挿入部を上下左右のいずれかの方向から挿入させて固定する受け部と、当該受け部に挿入された挿入部の抜けを防止する抜け防止部材とを備えるようにしたものである。
また、このような発明において、前記抜け防止部材として、前記上方取付部に縦ビームを取り付けた際に、前記受け部に挿入された挿入部の抜けを防止できるものを用いる。
さらに、前記上方取付部もしくは下方取付部として、縦ビームの端部に設けられた雄ネジ部を挿入することによって螺着させるものを用いる。
また、前記上方取付部もしくは下方取付部として、縦ビームの端部に設けられた雌ネジ部に対し、中空部に挿入されたネジを介して取り付けられるものを用いる。
また、前記横ビームが取り付けられていない受け部に、当該受け部を隠すカバー体を挿入可能に設けるようにする。
また、前記縦ビームが取り付けられていない上方取付部に、当該上方取付部を隠す上方カバー体を着脱可能に設けるようにする。
本発明によれば、縦ビームや横ビームを連結できるようにしたジョイント部材において、上方部分に縦ビームの端部を取り付けるための上方取付部と、下方部分に他の縦ビームの端部を取り付けるための下方取付部と、側方部分に横ビームの端部に設けられた挿入部を上下左右のいずれかの方向から挿入させて固定する受け部と、当該受け部に挿入された挿入部の抜けを防止する抜け防止部材とを備えるようにしたので、左右の縦ビームの間隔が横ビームによって固定されている状態であっても、後から横ビームを受け部に挿入して取り付けることができるようになる。しかも、抜け防止部材によって、その横ビームの抜けを防止して、強固にラックを形成することができるようになる。
本発明の一実施の形態におけるラック全体を示す図 同形態における縦ビームを示す図 同形態における横ビームを示す図 同形態におけるジョイント部材を用いた組み立て概念図 同形態におけるジョイント部材を上面から見た断面概略図 同形態におけるジョイント部材の側面から見た断面概略図 同形態におけるジョイント部材に抜け防止部材の底面図 同形態におけるジョイント部材の外観斜視図
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
この実施の形態におけるジョイント部材2は、図1に示すように、縦ビーム3や横ビーム4などを取り付けられるようにしたものであって、図4に示すように、上方から縦ビーム3を取り付けるための上方取付部21と、下方から他の縦ビーム3を取り付けるための下方取付部24と、側面の四方向に、横ビーム4の端部の挿入部41(フランジ部41a)を挿入して取り付けられるようにした受け部27と、この受け部27に挿入された挿入部41の抜けを防止する抜け防止部材5とを設けるようにしたものである。そして、このように構成することによって、横ビーム4を取り付けて縦ビーム3と縦ビーム3との間隔が固定された状態であっても、後から他の横ビーム4を上から挿入して抜け防止部材5で固定できるようにするとともに、取り付けられた横ビーム4の抜けを防止できるようにしたものである。以下、本実施の形態におけるジョイント部材2の構成、および、ラック1の構成などについて詳細に説明する。
まず、このジョイント部材2に取り付けられる縦ビーム3は、図2に示すように、金属製の棒状部材30を有するように構成されるものであって、一端側に雄ネジ部31を軸方向に突出させて設けるとともに、他端側に凹状の雌ネジ部32を設けるように構成している。なお、ここでは両端に雄ネジ部31と雌ネジ部32を設けるようにしているが、両端に雌ネジ部を設けるようにしておき、片側に両ネジボルトを挿入して片方のみを雄ネジ部31として使用できるようにしてもよい。
一方、横ビーム4は、縦ビーム3と同様に、金属製の棒状部材40を有するように構成されるものであって、図3に示すように、両端部に挿入部41を設けて構成されている。この挿入部41は、ジョイント部材2の側面に設けられた受け部27に挿入できるようなものであればどのような形状でもよいが、ここでは、横ビーム4の軸方向と直交する平面状のフランジ部41aで構成している。このフランジ部41aは、横ビーム4と一体的に設けられてもよく、あるいは、横ビーム4の両端に凹状の雌ネジ部(図示せず)を設けておき、ここにフランジ部41aを螺着させるようにしてもよい。このフランジ部41aは、後述するジョイント部材2のスリット状の受け部27に内接するような厚みとなっており、また、棒状部材40とフランジ部41aとの隙間42についても、受け部27の前壁面を挟み込むような隙間にして、受け部27とフランジ部41aとのガタツキをなくすようにしている。
このように構成された縦ビーム3や横ビーム4を連結させるジョイント部材2は、金属部材で構成されるものであって、図4から図5などに示されるような構造によって、互いに直交するXYZ軸方向から縦ビーム3や横ビーム4などを取り付けられるようにしている。
このうち、ジョイント部材2の上方には、図4や図8に示すように、縦ビーム3を上方から取り付けられるようにした上方取付部21が設けられる。この上方取付部21は、底部25を有する凹部22の上側内壁部分にネジ溝を形成して設けられており、上方から縦ビーム3の雄ネジ部31を螺着させるようになっている。このネジ溝は、縦ビーム3の雄ネジ部31と同じ長さに設定されており、ジョイント部材2の上下方向の中央付近に縦ビーム3の先端部分を位置させて固定できるようになっている。
一方、ジョイント部材2の下方には、図4などに示すように、下から縦ビーム3を取り付けられるようにした下方取付部24が設けられる。この下方取付部24は、底部25の中央に開口するネジ穴26を設けて構成されており、この凹部22にネジ7を挿入して底部25のネジ穴26から先端部分を突出させ、そのネジ7に縦ビーム3の雌ネジ部32を螺着させるようになっている。そして、このように縦ビーム3を取り付けることによって、縦ビーム3の平面状の端部と底部25の平面部分とを密着させて、安定的に固定させるようになっている。
このジョイント部材2の左右方向に設けられる受け部27は、図4や図8などに示すように、横ビーム4の両端に設けられたフランジ部41aを上から挿入させるようにしたものであって、上方に開口した開口部28からフランジ部41aを挿入させるように構成されている。そして、この受け部27にフランジ部41aを上から挿入させることによって、図4や図5に示すように、フランジ部41aを受け部27で挟み込んで固定できるようにするとともに、フランジ部41aを挿入した際は、ジョイント部材2と横ビーム4の棒状部材30との隙間42を視認させないようにすることで、図1に示すように、外部からはどのように連結させているのかが分からないようにしている。そして、この受け部27にフランジ部41aを挿入させた状態において、この受け部27の開口部28を抜け防止部材5で覆えるようにしている。
この抜け防止部材5は、図4や図6などに示すように、ジョイント部材2の上方から取り付けられるようにしたものであって、中央部分に縦ビーム3の雄ネジ部31だけを通すことができるようにした中央穴51を設けるとともに、図7に示すように、底面の左右方向の四ケ所に、横ビーム4の棒状部材30の外周面に沿った湾曲凹部52を設けている。そして、横ビーム4を取り付けた後、ジョイント部材2の上方に抜け防止部材5を被せて、その上から縦ビーム3を螺着させることにより、縦ビーム3の棒状部材30の端部で抜け防止部材5を押圧し、その抜け防止部材5で横ビーム4の棒状部材40を抜けないようにしている。なお、このように抜け防止部材5を介して縦ビーム3を取り付けることによって、図1に示すように、縦ビーム3がどのように連結されているのかが外部から分からないようにするとともに、横ビーム4の受け部27の上方部分についても、抜け防止部材5の湾曲凹部52によってどのように横ビーム4を連結されているのか分からないようにしている。
ところで、このジョイント部材2の受け部27には、図1に示すように、ラック1の側面やコーナー部分などのように、横ビーム4が連結されない箇所がある。そこで、この実施の形態では、横ビーム4の取り付けられていない箇所については、そのスリット状の受け部27を外部から視認させないように、カバー体61を取り付けるようにしている。このカバー体61は、図4などに示すように、横ビーム4の端部に設けられたフランジ部41aと同様のフランジ部62を有するものであって、そのフランジ部62を受け部27の上方の開口部28から挿入させるとともに、挿入した状態において、湾曲した頭部63によって、その受け部27を有する部分がジョイント部材2と一体となって球体として視認させるようにしている(図1や図5参照)。
また、同様に、上方取付部21についても、例えば、ラック1の最上部のように、縦ビーム3が取り付けられない箇所もある。そこで、この上方取付部21についても、図1に示すような上方カバー体64を取り付けるようにしている。この上方カバー体64は、縦ビーム3の雄ネジ部31の近傍と同じ雄ネジ部を有するものであって、縦ビーム3と同様に下方に突出した雄ネジ部を螺着させることによって抜け防止部材5を押圧し、これによって、抜け防止部材5を固定させるようにするとともに、上方取付部21の凹部22を隠せるようにしている。なお、ここでは、上方カバー体64を縦ビーム3と同じような構造を有するものを用いたが、側面に取り付けられるカバー体61と同様に、湾曲した頭部を有する部材を凹部22に螺着させて、全体として球体をなすようにしてもよい。
次に、このように構成されたジョイント部材2を用いてラック1を組み立てる場合の方法について説明する。
まず、ジョイント部材2の下方に縦ビーム3を取り付ける場合、図4に示すように、ジョイント部材2の凹部22にネジ7を挿入して、底部25のネジ穴26から下方にネジ7を突出させ、縦ビーム3の雌ネジ部32に螺着させる。この縦ビーム3を下方から螺着をさせる場合、ジョイント部材2の凹部22にネジ7を入れた後、ドライバーを用いて、そのネジ7を回転させて縦ビーム3の雌ネジ部32に螺着させる。このとき、ジョイント部材2の底面は平面状となっており、また、縦ビーム3の端部も平面状となっているため、縦ビーム3が安定して取り付けられる。
次に、ジョイント部材2に横ビーム4を取り付ける。この横ビーム4を取り付ける場合、ジョイント部材2のスリット状の受け部27に横ビーム4のフランジ部41aを上から挿入する。このとき、このフランジ部41aはスリット状の受け部27と密着するように挿入されるため、横ビーム4が安定して状態で取り付けられ、横ビーム4に外力が作用した場合であっても、すべての方向の力を受け部27と密着するフランジ部41aで受けることができるようになる。
一方、このようにラック1を組み立てる際、横ビーム4が取り付けられない箇所もあるため、そのような箇所については、図1や図5、図6などに示すように、スリット状の受け部27にカバー体61が挿入して取り付けられる。これにより、側面の受け部27を隠すことができるとともに、そのカバー体61の湾曲した頭部73によって、図1に示すように、全体として球状をなすように視認させることができる。
そして、このように横ビーム4やカバー体61を取り付けた後、ジョイント部材2の上方に抜け防止部材5を取り付けるようにする。このとき、抜け防止部材5は、凹部22の上端外周部分の縁部22aに嵌合するように取り付けられ、その後、中央穴51の上から縦ビーム3を挿入させるようにする。
そして、このように抜け防止部材5を被せて、縦ビーム3の雄ネジ部31を抜け防止部材5の中央穴51に挿入し、凹部22のネジ溝に螺着させる。すると、縦ビーム3の棒状部材30の端部によって抜け防止部材5が固定され、横ビーム4やカバー体61の抜けが防止される。また、このように抜け防止部材5が取り付けられることによって、ジョイント部材2と横ビーム4や縦ビーム3の連結部分などが隠され、全体として一つの球体となるように視認させることができるようになる。
そして、ラック1の上面部分などのように、縦ビーム3が取り付けられない箇所については、抜け防止部材5の上から上方カバー体64を螺着させ、これによって抜け防止部材5を固定して凹部22を隠せるようにする。
このように、上記実施の形態によれば、縦ビーム3や横ビーム4を連結できるようにしたジョイント部材2において、上方部分に縦ビーム3の端部を取り付けるための上方取付部21と、下方部分に他の縦ビーム3の端部を取り付けるための下方取付部24と、側方部分に横ビーム4の端部に設けられたフランジ部41aを上方から挿入させて固定するスリット状の受け部27と、当該受け部27に挿入されたフランジ部41aの抜けを防止する抜け防止部材5とを備えるようにしたので、単一の部材を用いて縦ビーム3や横ビーム4を連結させることができるとともに、左右の縦ビーム3の間隔が横ビーム4で固定された場合であっても、後から横ビーム4を上下左右からスリット状の受け部27に挿入して取り付けることができるようになる。しかも、抜け防止部材5によって、横ビーム4の抜けを防止して、ラック1を安定させることができるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、挿入部41として円盤状のフランジ部41aを設けるようにしたが、このような形状に限らず、矩形状のフランジ部、もしくは、棒状部材40の軸方向に沿って突出した鉤状の挿入部によって構成するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、縦ビーム3や横ビーム4を断面円形状の部材で構成するようにしたが、断面が矩形状をなす部材で構成してもよい。
さらに、上記実施の形態では、横ビーム4を取り付ける際に、受け部27の上方の開口部28からフランジ部41aを挿入させるようにしたが、横方向や下方向からフランジ部41aを挿入させるようにしてもよい。この場合、挿入後においては、そのフランジ部41aの抜けを防止するように構成しておく。
また、上記実施の形態では、カバー体61や抜け防止部材5を取り付けることによって、全体として球体をなすように構成したが、全体としてボックス形状をなすように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、縦ビーム3や横ビーム4によって格子状のラック1を組み立てるようにしたが、このように組み立てられた横ビーム4に、後から板状体を載せて棚板として使用できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、上方取付部21を凹部22に螺着させる構造とし、下方取付部24についてはネジ7で螺着させる構造としたが、これらについて逆に設けるようにしてもよい。
1・・・ラック
2・・・ジョイント部材
21・・・上方取付部
22・・・凹部
22a・・・縁部
23・・・ネジ溝
24・・・下方取付部
25・・・底部
26・・・ネジ穴
27・・・受け部
28・・・開口部
3・・・縦ビーム
30・・・棒状部材
31・・・雄ネジ部
32・・・雌ネジ部
33・・・フランジ部
4・・・横ビーム
40・・・棒状部材
41・・・挿入部(41aフランジ部)
42・・・隙間
5・・・抜け防止部材
51・・・中央穴
52・・・湾曲凹部
61・・・カバー体
62・・・フランジ部
63・・・頭部
64・・・上方カバー体
7・・・ネジ

Claims (6)

  1. 縦ビームや横ビームを連結できるようにしたジョイント部材において、
    上方部分に縦ビームの端部を取り付けるための上方取付部と、
    下方部分に他の縦ビームの端部を取り付けるための下方取付部と、
    側方部分に横ビームの端部に設けられた挿入部を上下左右のいずれかの方向から挿入させて固定する受け部と、
    当該受け部に挿入された挿入部の抜けを防止する抜け防止部材と、
    を備えたことを特徴とするジョイント部材。
  2. 前記抜け防止部材が、前記上方取付部に縦ビームを取り付けた際に、前記受け部に挿入された挿入部の抜けを防止するものである請求項1に記載のジョイント部材。
  3. 前記上方取付部もしくは下方取付部が、縦ビームの端部に設けられた雄ネジ部を挿入することによって螺着されるものである請求項1に記載のジョイント部材。
  4. 前記上方取付部もしくは下方取付部が、縦ビームの端部に設けられた雌ネジ部に対し、中空部に挿入されたネジを介して取り付けられるものである請求項1に記載のジョイント部材。
  5. 前記横ビームが取り付けられていない受け部に、当該受け部を隠すカバー体を挿入可能に設けた請求項1に記載のジョイント部材。
  6. 前記縦ビームが取り付けられていない上方取付部に、当該上方取付部を隠す上方カバー体を着脱可能に設けた請求項1に記載のジョイント部材。
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