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JP2021020142A - 吸収体処理方法、吸収体破砕方法、吸収体脱水方法、吸収体処理装置、吸収体破砕装置、吸収体脱水装置 - Google Patents

吸収体処理方法、吸収体破砕方法、吸収体脱水方法、吸収体処理装置、吸収体破砕装置、吸収体脱水装置 Download PDF

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JP2021020142A JP2019136770A JP2019136770A JP2021020142A JP 2021020142 A JP2021020142 A JP 2021020142A JP 2019136770 A JP2019136770 A JP 2019136770A JP 2019136770 A JP2019136770 A JP 2019136770A JP 2021020142 A JP2021020142 A JP 2021020142A
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Abstract

【課題】 処理工程が少なく効率的な処理が可能な各種方法と、構造が簡潔でメンテナンス性に優れ、小型化が可能な各種装置を提供する。【解決手段】 本発明の吸収体処理方法は、吸収体を破砕手段で破砕する工程と、吸収体に含まれる吸収性ポリマーの体積を処理液によって縮小する工程と、破砕後の破砕物及び処理排液を脱水槽21に排出する工程と、脱水槽21を第一の速度で回転させる工程と、脱水槽21を第一の速度と異なる第二の速度で回転させ、脱水槽21内の破砕物を脱水槽外に排出する工程を備えている。本発明の吸収体処理装置は、破砕装置と破砕物及び処理排液を脱水する脱水装置とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨て紙オムツをはじめとする吸収性ポリマーを含む物品(以下「吸収体」という)の処理に用いる方法及び装置に関し、より詳しくは、吸収体を破砕物と処理排液とに分離して処理するのに用いる方法及び装置に関する。
介護や育児等の現場では、使い捨て紙オムツが広く利用されている。使用のたびに洗濯をしなければならない布オムツと異なり、使い捨て紙オムツは洗濯が不要であるため、介護や育児等にかかわる人々の負担軽減に貢献している。
使い捨て紙オムツは一回使いきりであるため、使用後には適切に処分する必要がある。使用後の紙オムツ(使用済み紙オムツ)は焼却や埋め立てなどによって処理されることもあるが、近年では、環境への影響を考慮して、専用の処理装置が用いられることもある。
従来、使用済み紙オムツの処理装置として、使用済み紙オムツを回転ドラムで落下させ、その落下による衝撃によって、使い捨て紙オムツを解体するものが知られている(特許文献1及び2)。特許文献1及び2の処理装置によれば、使用済み紙オムツを破砕物と処理排液とに分離して処理することができる。
特開2003−019169号公報 特開2003−190928号公報
しかし、従来の処理装置は処理工程が多いため一回の処理サイクルが長く、効率的な処理という点で改善の余地がある。また、処理液を加温或いは保温するためのヒータや、液面の位置を検出するための複数の液面検出器(センサ)が設けられているなど構造が複雑であるため、メンテナンスに労力がかかる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、紙オムツをはじめとする各種吸収体の処理に用いることのできる方法及び装置であって、処理工程が少なく効率的な処理が可能な吸収体処理方法、吸収体破砕方法及び吸収体脱水方法と、構造が簡潔でメンテナンス性に優れ、小型化が可能な吸収体処理装置、吸収体破砕装置及び吸収体脱水装置を提供することにある。
[吸収体処理方法]
本発明の吸収体処理方法は、吸収体の処理方法であって、吸収体を破砕手段で破砕する工程と、吸収体に含まれる吸収性ポリマーの体積を処理液によって縮小する工程と、吸収体の破砕物及び処理排液を脱水槽に排出する工程と、破砕物及び処理排液の入った脱水槽を第一の速度で回転させる工程と、脱水槽を第一の速度と異なる第二の速度で回転させ、脱水槽内の破砕物を脱水槽外に排出する工程を備えた方法である。
[吸収体破砕方法]
本発明の吸収体破砕方法は、吸収体の破砕方法であって、吸収体を破砕手段で破砕する工程と、吸収体に含まれる吸収性ポリマーの体積を処理液によって縮小する工程と、吸収体の破砕物及び処理排液を外部に排出する工程を備えた方法である。
[吸収体脱水方法]
本発明の吸収体脱水方法は、吸収体の脱水方法であって、破砕物及び処理排液の入った脱水槽を第一の速度で回転させることによって破砕物及び処理排液を脱水する工程と、脱水槽を第一の速度と異なる第二の速度で回転させることによって脱水槽内の破砕物を脱水槽外に排出する工程を備えた方法である。
[吸収体処理装置]
本発明の吸収体処理装置は、吸収体の処理装置であって、吸収体を破砕する破砕装置と破砕装置で破砕された破砕物及び処理排液を脱水する脱水装置を備えた装置である。破砕装置は、処理液が貯留されるケースと、ケース内に投入される吸収体を破砕する破砕手段を備えている。脱水装置は、ケースから排出される破砕物及び処理排液を脱水槽と、脱水槽を駆動させる脱水槽駆動手段を備えている。ケースにはケース内の破砕物及び処理排液をケース外に排出する排出口が設けられている。脱水槽は、脱水槽駆動手段によって少なくとも第一の速度と当該第一の速度と異なる第二の速度で回転させられるようにしてある。この吸収体処理装置は、破砕手段によってケース内の吸収体が破砕されるとともに、当該ケース内の処理液によって吸収体に含まれる吸収性ポリマーの体積が縮小され、破砕手段で破砕された破砕物及び処理排液が当該排出口から前記脱水装置の脱水槽に排出され、破砕物及び処理排液の入った脱水槽が前記第一の速度で回転したのち、前記第二の速度で回転することで、当該脱水槽内の破砕物が脱水槽外に排出されるように構成されている。
[吸収体破砕装置]
本発明の吸収体破砕装置は、吸収体の破砕装置であって、処理液が貯留されるケースと、ケース内に投入される吸収体を破砕する破砕具を備えたコンベアと、コンベアを駆動させるコンベア駆動手段を備えている。ケースには破砕物及び処理排液をケース外に排出する排出口が設けられている。この吸収体破砕装置は、コンベア駆動手段によってコンベアが回転すると、破砕具によってケース内の吸収体が破砕されるとともに、ケース内の処理液によって吸収体に含まれる吸収性ポリマーの体積が縮小され、吸収体の破砕処理及び吸収性ポリマーの縮小処理が完了すると、破砕具で破砕された破砕物及び処理排液が排出口からケース外に排出されるように構成されている。
[吸収体脱水装置]
本発明の吸収体脱水装置は、吸収体の脱水装置であって、破砕物及び処理排液を脱水する脱水槽と、脱水槽を駆動させる脱水槽駆動手段を備えている。この吸収体脱水装置は、脱水槽駆動手段によって脱水槽が第一の速度で回転すると、脱水槽内の破砕物が脱水され、脱水槽駆動手段によって前記脱水槽が第一の速度と異なる第二の速度で回転すると、脱水後の破砕物が脱水槽外に排出されるように構成されている。
本発明の吸収体処理方法、吸収体破砕方法及び吸収体脱水方法は、処理工程が少なく、一回の処理サイクルが短いため、吸収体の効率的な処理が可能である。また、本発明の吸収体処理装置、吸収体破砕装置及び吸収体脱水装置は、構造が簡潔であるため、メンテナンス性に優れ、装置の小型化を図ることができる。
本発明の吸収体処理装置(オムツ処理装置)の一例を示す斜視図。 破砕装置の内部構造の一例を示す斜視図。 破砕装置の内部構造の一例を示す平面図。 破砕装置の内部構造の一例を示す側面図。 脱水装置の内部構造の一例を示す側面図。 脱水装置の内部構造の一例を示す平面図。 本発明の吸収体処理方法(オムツ処理方法)の一例を示すフローチャート。 図1のオムツ処理装置で使用済み紙オムツを処理した場合の、処理排液と破砕物の流れを示す説明図。
(実施形態)
本発明の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。本願の処理対象である吸収体には使い捨て紙オムツや生理用品等の吸収性ポリマー(高分子ポリマー)を備えた各種物品が含まれるが、ここでは、吸収体が使い捨て紙オムツの場合を一例とする。なお、本願において、「破砕物」には使い捨て紙オムツ(吸収体)を構成する不織布、ビニール、吸収性ポリマー、テープ、汚物などが含まれ、「処理排液」には処理に使用された処理液や尿などの液体が含まれる。
一例として図1に示す吸収体処理装置(以下、「オムツ処理装置」という)は、破砕装置10と脱水装置20とダストボックス30を備えている。破砕装置10はラック40の最上段に、脱水装置20は当該ラック40の中段に、ダストボックス30は当該ラック40の下段にそれぞれ載置されている。
前記破砕装置10は使用済み紙オムツを破砕すると共に、使用済み紙オムツに含まれる吸収性ポリマーを還元する装置である。ここでいう還元とは、処理液を吸収した吸収性ポリマーから処理排液を排出して、その体積を縮小することをいう。
図2に示すように、この実施形態の破砕装置10は、処理液が貯留されるケース11と、ケース11内に設置されたコンベア12と、コンベア12に設けられた可動破砕具13と、コンベア12を駆動させるコンベア駆動手段を備えている。
図2〜図4に示すように、ケース11は上面側に開口部を備えた箱型のケース本体11aと、当該開口部を開閉する蓋11bを備えている。ケース本体11aは底面11c、前方壁11d、後方壁11e、左側壁11f、右側壁11gを備えている。ケース本体11aの形状は一例であり、これ以外の形状とすることもできる。
ケース本体11aの底面11cには破砕物及び処理排液をケース本体11a外に排出する排出口11h(図8参照)が設けられている。排出口11hの周縁には排出管11iが下向きに突設され、排出口11hから排出される破砕物及び処理液が排出管11i内を通過して脱水装置20へ移動するようにしてある。この実施形態では、排出管11iに設けられたバルブ(図示しない)を開くことで排出管11iが開放されるようにしてある。
前記蓋11bはケース本体11a上面の開口部を閉塞できる大きさの板材であり、中央付近に使用済み紙オムツを投入する投入口11jが設けられている。投入口11jの周縁には、投入された使用済み紙オムツを押さえるフード11kが設けられている。
フード11kはコンベア12の正回転方向先方側に向けて傾斜する案内部11mを備えている。案内部11mを備えたフード11kを設けることによって、コンベア12の回転によって移動する使用済み紙オムツがケース11内に確実に誘導されるようにしてある。
蓋11bの内面には、コンベア12に設けられた可動破砕具13と協働して使用済み紙オムツを破砕する固定破砕具14が設けられている。この実施形態の固定破砕具14は台形状の板材である。固定破砕具14は五枚一組で前後方向に間隔をあけて二組設けられている。各組の五枚は、蓋11bの幅方向に間隔をあけて設けられている。固定破砕具14はケース本体11aの内面に設けることもできる。可動破砕具13のみで十分な破砕力を確保できる場合、固定破砕具14は、枚数や組数を減らしたり、省略したりすることができる。なお、特許請求の範囲における破砕具とは、可動破砕具13と固定破砕具14の双方又はいずれか一方を意味する。
前記コンベア12は間隔をあけて配置された二本のドライブチェーン12aと、当該ドライブチェーン12a間に設けられた複数枚のプレート12bを備えている。複数枚のプレート12bには可動破砕具13が設けられている。可動破砕具13は蓋11bに設けられた固定破砕具14と協働して使用済み紙オムツを破砕するものである。可動破砕具13はコンベア12に固定され、コンベア12の回転に伴って同方向に回転するようにしてある。
この実施形態の可動破砕具13は四枚一組であり、コンベア12の回転方向に間隔をあけて複数組設けられている。各組の可動破砕具13はコンベア12の幅方向に間隔をあけて設けられている。四枚の可動破砕具13の幅方向の間隔は、各組の固定破砕具14の間を通過できる間隔としてある。一組を構成する可動破砕具13の数は四枚より多くても少なくてもよい。
コンベア12は、コンベア駆動手段によって回転(駆動)するように構成されている。この実施形態のコンベア駆動手段は、図3に示すように、コンベア駆動用のモータM1と、当該モータM1の出力軸に設けられた主動プーリー15aと、主動プーリー15aの動力で駆動する従動プーリー15bと、モータM1の動力を主動プーリー15aから従動プーリー15bに伝達する動力伝達ベルト15cと、各ドライブチェーン12aが周回する第一主動スプロケット15d及び第一従動スプロケット15eを備えている。
モータM1は、ケース本体11aの前方壁11dの先方側に設けられた載置台16の上に設けられている。モータM1の出力軸には主動プーリー15aが設けられている。この実施形態では、モータM1として、出力0.2kWの小型モータを用いているが、モータM1はこれ以外であってもよい。
従動プーリー15bは、ケース本体11aの左側壁11f及び右側壁11gを貫通する二本の回転軸(以下「前側回転軸15f」と「後側回転軸15g」という)のうち、前側回転軸15fの右側壁11gよりも外側に突出する部分に設けられている。動力伝達ベルト15cは主動プーリー15aと従動プーリー15bの外周に周回されている。
第一主動スプロケット15dは、前側回転軸15fのケース本体11a内に位置する部分に設けられている。この実施形態では、第一主動スプロケット15dが前側回転軸15fに二つ設けられている。二つの第一主動スプロケット15dは、前側回転軸15fの軸方向に間隔をあけて設けられている。
第一従動スプロケット15eは、後側回転軸15gのケース本体11a内に位置する部分に設けられている。この実施形態では、第一従動スプロケット15eが後側回転軸15gに二つ設けられている。二つの第一従動スプロケット15eは後側回転軸15gの軸方向に間隔をあけて設けられている。
第一主動スプロケット15dと第一従動スプロケット15eは、左側同士及び右側同士が前後方向に一列に並ぶ位置に設けられている。前後方向に並ぶ第一主動スプロケット15dと第一従動スプロケット15eには、それぞれ一本ずつコンベア12のドライブチェーン12aが周回されている。
コンベア12の両ドライブチェーン12aは、テンションローラ17によって下向きに付勢されており、ドライブチェーン12a及びプレート12bの一部がケース本体11aに貯留した処理液内に浸かるようにしてある。
この実施形態のコンベア駆動手段は以上のように構成されているため、モータM1が正方向に回転すると、その回転力が主動プーリー15a−動力伝達ベルト15c−従動プーリー15b−前側回転軸15f−第一主動スプロケット15d−ドライブチェーン12a−第一従動スプロケット15e−後側回転軸15gの順に伝達され、コンベア12が正方向に回転する。他方、モータM1が逆方向に回転すると、その回転力が正回転の場合と同じ経路で伝達され、コンベア12が正回転時とは逆方向に回転する。
この実施形態の破砕装置10では、コンベア駆動手段によってコンベア12が回転すると、可動破砕具13と固定破砕具14によってケース11内の使用済み紙オムツが破砕されるとともに、当該使用済み紙オムツに含まれる吸収性ポリマーが前記ケース11内の処理液によって還元される。この実施形態では、可動破砕具13と固定破砕具14によって使用済み紙オムツが15mm×50mm程度の大きさ、或いは25mm×25mm程度の大きさに破砕されるようにしてある。この大きさは一例であり、脱水装置で脱水可能な大きさであればこれ以外であってもよい。
前述のとおり、この実施形態のコンベア12は、ドライブチェーン12aがテンションローラ17によって下向きに付勢され、処理液内に浸かるようにしてあるため、コンベア12及び可動破砕具13への破砕物の付着が防止される。また、この実施形態では、使用済み紙オムツの破砕と吸収性ポリマーの還元を一つの破砕装置10内で同時並行的に行うことができるため、処理効率がよい。
前記吸収性ポリマーを還元する処理液としては、例えば、濃度10%程度の塩化カルシウム溶液を用いることができる。処理液は塩化カルシウムのタブレット(錠剤)と水道水で生成することができる。具体的には、ケース本体11a内に10〜20リットル程度の水道水と、その水道水に所定数の塩化カルシウムのタブレットを投入することで塩化カルシウム溶液を生成する。水道水及び塩化カルシウムのタブレットは、処理サイクル毎にケース11内に自動投入されるようにすることができる。
なお、この実施形態では、コンベア12、可動破砕具13、コンベア駆動手段及び固定破砕具14が、特許請求の範囲に記載の破砕手段に該当する。破砕手段はこれ以外の構成とすることもできる。
前記脱水装置20は、ケース11から排出される破砕物及び処理排液を脱水して脱水後の破砕物を脱水槽21外に排出する装置である。図5及び図6に示すように、この実施形態の脱水装置20は、破砕物及び処理排液を脱水する脱水槽21と、脱水槽21を駆動(回転)させる脱水槽駆動手段と、脱水槽21から排出される処理排液を貯留する処理排液タンク22と、処理排液タンク22の外側に設けられた外筒体23を備えている。
この実施形態の脱水槽21は、上方に開口部21aを備えた上向き広がりの容器である。脱水槽21の底面及び周面には、処理排液を排出するための排液排出口21bが設けられている。この実施形態では、排液排出口21bとして幅0.3mm未満のスリットが複数設けられている。排液排出口21bは直径0.3mm未満の孔等であってもよい。
排液排出口21bを0.3mm未満としたのは、処理排液が通過し、還元後の(体積縮小後の)吸収性ポリマーが通過しないようにするためである。ただしこの寸法は一例であり、所期の目的を達成できる限り、排液排出口21bこれより大きくすることも小さくすることもできる。
脱水槽21は脱水槽駆動手段によって駆動(回転)するようにしてある。図5に示すように、この実施形態の脱水槽駆動手段は、脱水槽21用のモータM2と、当該モータM2の出力軸に設けられた第二主動スプロケット24aと、脱水槽21の底側に下向きに突設されたスピンドル24bと、スピンドル24bの下端側に設けられた第二従動スプロケット24cと、第二主動スプロケット24aと第二従動スプロケット24cの外周に周回された動力伝達ベルト24dを備えている。この実施形態では、モータM2として、出力0.4kWの小型モータを用いている。モータM2はこれ以外であってもよい。
モータM2を正方向に回転すると、その回転力が第二主動スプロケット24a−動力伝達ベルト24d−第二従動スプロケット24c−スピンドル24bの順に伝達され、当該スピンドル24bに連結された脱水槽21が正方向に回転する。他方、モータM2が逆方向に回転すると、その回転力が正回転の場合と同じ経路で伝達され、脱水槽21が正回転時とは逆方向に回転する。
この実施形態では、脱水槽21を異なる三段階の速度で回転させられるようにしてある。一段階目は250〜350rpm程度で回転する水切りモード、二段階目は350〜1200rpm程度で回転する脱水モード、三段階目は1200〜1800rpm程度で回転する排出モードである。この実施形態では、それぞれの回転時間を水切りモード20秒程度、脱水モード30秒程度、排出モード10秒程度としてある。回転速度や回転時間はこれ以外とすることもできる。なお、本願において、水切りとは吸収ポリマーに吸収されなかった処理排液を脱水槽21外に出すことを、脱水とは水切りでは排出しきれなかった処理排液(破砕物内の処理排液を含む)を脱水槽21外に出すことを意味する。
この実施形態では、ケース11から排出された破砕物及び処理排液が脱水槽21に投入されると、脱水槽21が水切りモードで所定時間回転するようにしてある。水切りモードが終了すると自動的に脱水モードに切り替わり、脱水槽21が水切り時の回転速度(第三の速度)よりも早い速度(第一の速度)で所定時間回転するようにしてある。脱水モードが終了すると自動的に排出モードに切り替わり、脱水槽21が脱水時の回転速度(第一の速度)よりも早い速度(第二の速度)で所定時間回転するようにしてある。
前記水切りモードでは、脱水槽21内の処理排液が脱水槽21の排液排出口21bから排出され、水切りモード時よりも大きな遠心力がかかる脱水モードでは、脱水槽21内の破砕物及び処理排液がさらにしっかりと脱水される。脱水完了後の排出モードでは、脱水モード時よりもさらに大きな遠心力が働き、脱水により軽量化し、接触面との摩擦力が小さくなった破砕物がその遠心力によって脱水槽21の上方の開口部21aから排出される。なお、脱水槽21の回転モードは三段階より多くすることも少なくすることもできる。
前記処理排液タンク22は、脱水槽21から排出される処理排液を回収するタンクである。この実施形態の処理排液タンク22は上面開口の有底円筒状であり、脱水槽21を囲うように脱水槽21の外側に設けられている。
処理排液タンク22の底面側には処理排液排出用のドレイン25が設けられ、そのドレイン25を通じて処理排液を処理排液タンク22から下水道管(図示しない)へ排出できるようにしてある。図示は省略しているが、ドレイン25の先方に濾し網(フィルタ)を配置し、その濾し網で不要物が回収されるようにすることもできる。
この実施形態では処理排液タンク22の外側に外筒体23が設けられている。外筒体23は脱水槽21から排出された破砕物が散乱するのを防止すると共に、当該破砕物をダストボックス30内に誘導するための部材である。
この実施形態の外筒体23は上下開口の円筒状であり、下端側に固定用のフランジ23aが外向きに突設されている。下方の開口23bは、ダストボックス30の上方の開口部と同じ或いはそれよりも小径として、脱水槽21から排出されたすべての破砕物がダストボックス30内に誘導されるようにしてある。
外筒体23の上方の開口は外筒蓋23cで閉塞されている。脱水槽21の開口部21aから排出された破砕物はこの外筒蓋23cの内面にぶつかって落下し、ダストボックス30内に誘導される(図8参照)。この実施形態では、外筒体23及び外筒蓋23cの内面にフッ素コート層を設けて、破砕物がこれらの内面に貼りつきにくいようにしてある。外筒体23及び外筒蓋23cの内面には、フッ素コート層以外の撥水層(破砕物が貼りつきにくくなる層)を設けることもできる。
前記ダストボックス30は脱水装置20から排出される脱水後の破砕物を収容するものである。一例として図5に示すダストボックス30は、上下に開口部を備えた下方窄みの容器である。ダストボックス30の上方の開口部は、脱水槽21から排出される破砕物を全て回収できるように外筒体23よりも大径としてある。
外筒体23や外筒蓋23cと同様、ダストボックス30の内面にはフッ素コート層を設けて、破砕物が貼りつきにくいようにしてある。ダストボックス30の下方には図示しない回収袋を取り付けられるようにしてある。外筒体23や外筒蓋23cと同様、ダストボックス30の内面には、フッ素コート層以外の撥水層(破砕物が貼りつきにくくなる層)を設けることもできる。
(その他の実施形態)
前記実施形態は、吸収体が使い捨て紙オムツの場合を一例としているが、本発明の方法及び装置は、生理用品その他の吸収体の処理に用いることもできる。
前記実施形態では、破砕装置10と脱水装置20を備えたオムツ処理装置として説明をしているが、前記実施形態の破砕装置10と脱水装置20は、それぞれ独立した装置として実施することもできる。
前記実施形態では、脱水槽21が水切りモード、脱水モード、排出モードのすべてが行われる場合を一例としているが、水切りモードと脱水モードはいずれか一方を省略することもできる。
前記実施形態では説明を省略しているが、オムツ処理装置には、図示しない脱臭手段又は/及び滅菌手段を設けることができる。脱臭手段と滅菌手段の双方を設ける場合、個別の脱臭装置や滅菌装置を設けることも、双方の機能を備えた脱臭滅菌装置を設けることもできる。
前記実施形態では説明を省略しているが、オムツ処理装置には、図示しないスタートボタンが設けられ、処理者が当該スタートボタンを押すことによって、使用済み紙オムツの処理が自動的に開始されるようにしてある。
次に、本発明の吸収体処理方法(吸収体破砕方法及び吸収体脱水方法を含む。)の実施形態の一例を、前記オムツ処理装置を用いる場合を一例として説明する。図7に示すように、この実施形態のオムツ処理方法は、使用済み紙オムツは破砕・還元工程S1−排出工程S2−脱水工程S3−破砕物排出工程S4を備えている。
前記破砕・還元工程S1は、処理液が入ったケース11内に設けられた可動破砕具13で当該ケース11内の使用済み紙オムツを破砕するとともに、当該使用済み紙オムツに含まれる吸収性ポリマーを前記処理液によって還元する(吸収性ポリマーの体積を縮小する)工程である。
この工程はスタートボタンが押されることによって開始される。具体的には、処理者によってスタートボタンが押されると、ケース11内に水道水と塩化カルシウムのタブレットが自動投入され、ケース11内に処理液が生成されるとともに、コンベア12が回転し、使用済み紙オムツの破砕及び当該使用済み紙オムツに含まれる吸収性ポリマーの還元が行われる。なお、破砕と還元は同一ケース内で行われるようにするのが好ましいが、状況に応じて別々のケース内で行われるようにすることもできる。
前記排出工程S2は、破砕装置10での破砕処理及び還元処理が完了した破砕物及び処理排液を、排出口11hから脱水槽21に排出する工程である。この実施形態では、破砕装置10での破砕処理及び還元処理が完了すると自動的にバルブが開放され、ケース11内の破砕物及び処理排液が排出口11hから脱水槽21に排出されるようにしてある。
前記脱水工程S3は、ケース11から排出された破砕物及び処理排液を受け入れた脱水槽21を回転させることによって、破砕物及び処理排液を脱水する工程である。この実施形態では、脱水槽21を350〜1200rpmの速度(第一の速度)で回転させて破砕物及び処理排液を脱水するようにしてある。
前記破砕物排出工程S4は、脱水槽21を脱水時の回転速度(第一の速度)よりも早い速度(第二の速度)で回転させ、その回転によって生じる遠心力によって脱水後の破砕物を脱水槽21外に排出する工程である。この実施形態では、脱水槽21を1200〜1800rpmの範囲で回転させて脱水後の破砕物を脱水槽21外のダストボックス30に排出するようにしてある。
前記脱水工程S3での破砕物の脱水前には、破砕物を受け入れた脱水槽21を脱水時の回転速度(第一の速度)よりも遅い速度(第三の速度)で回転させることによって処理排液を水切りする水切り工程を設けることもできる。この実施形態では、脱水槽21を250〜350rpmの範囲で回転させることによって、処理排液を水切りできるようにしてある。
また、前記オムツ処理方法においては、破砕物を脱臭する脱臭工程と滅菌する滅菌工程の双方又はいずれか一方の工程を設けることもできる。脱臭や滅菌には、既存の又は新規の脱臭滅菌装置などを用いることができる。なお、本願における滅菌とは、菌を死滅或いは減少させる程度の意味であり、厳密な意味で菌が全滅していない状態をも含む概念である。
この実施形態のオムツ処理装置では、前記破砕・還元工程S1から破砕物排出工程S4を一処理サイクルとして、使用済み紙オムツを一枚ずつ処理することができる。この実施形態では、一処理サイクルが概ね5分以内で完了するようにしてある。
なお、前記オムツ処理方法の各工程はすべてが必須の工程というわけではなく、不要な工程は適宜省略することができる。
前記工程を経た使用済み紙オムツは、処理排液と破砕物とに分離して処理される。具体的には、図8に示すように、ケース11内での処理に使われた処理排液は脱水槽21へ排出され、脱水槽21の排液排出口21bを通過して処理排液タンク22に排出される。処理排液タンク22に排出された処理排液は、処理排液タンク22に接続されたドレイン25を通過して、下水管に排出される。
他方、ケース11内で破砕された破砕物は脱水槽21へ排出され、脱水槽21で脱水される。脱水された破砕物は、脱水槽21の遠心力によって脱水槽21の上方の開口部21aから脱水槽21外へ排出される。脱水槽21の上方の開口部21aから排出された破砕物は、外筒蓋23cの内面にぶつかって落下し、そのままダストボックス30内に排出されて回収される。
本発明の吸収体処理方法、吸収体破砕方法、吸収体脱水方法、吸収体処理装置、吸収体破砕装置、吸収体脱水装置は、介護施設や支援施設をはじめ、一般家庭、公共施設など、様々な施設のトイレ(個々のトイレブースを含む)に設置して使用することができる。
また、本発明の吸収体処理方法及び吸収体処理装置は、使用済み吸収体を一枚ずつ処理することができるため、複数枚の使用済み吸収体をまとめて処理する場合のように、使用済み吸収体を保管する必要がない。このため、これまで、これらの点に苦慮していた人々にも利用されることが期待できる。
10 破砕装置
11 ケース
11a ケース本体
11b 蓋
11c 底面
11d 前方壁
11e 後方壁
11f 左側壁
11g 右側壁
11h 排出口
11i 排出管
11j 投入口
11k フード
11m 案内部
12 コンベア
12a ドライブチェーン
12b プレート
13 可動破砕具
14 固定破砕具
15a 主動プーリー
15b 従動プーリー
15c 動力伝達ベルト
15d 第一主動スプロケット
15e 第一従動スプロケット
15f 前側回転軸
15g 後側回転軸
16 載置台
17 テンションローラ
20 脱水装置
21 脱水槽
21a 開口部
21b 排液排出口
22 処理排液タンク
23 外筒体
23a フランジ
23b 開口
23c 外筒蓋
24a 第二主動スプロケット
24b スピンドル
24c 第二従動スプロケット
24d 動力伝達ベルト
25 ドレイン
30 ダストボックス
40 ラック
M1 (コンベア駆動用の)モータ
M2 (脱水槽用の)モータ

Claims (12)

  1. 吸収体の処理方法であって、
    吸収体を破砕手段で破砕する工程と、
    前記吸収体に含まれる吸収性ポリマーの体積を処理液によって縮小する工程と、
    前記吸収体の破砕物及び処理排液を脱水槽に排出する工程と、
    前記破砕物及び処理排液の入った脱水槽を第一の速度で回転させる工程と、
    前記脱水槽を前記第一の速度と異なる第二の速度で回転させ、当該脱水槽内の破砕物を当該脱水槽外に排出する工程を備えた、
    ことを特徴とする吸収体処理方法。
  2. 請求項1記載の吸収体処理方法において、
    破砕物及び処理排液を受け入れた脱水槽を第一の速度で回転させることにより、当該破砕物及び処理排液を脱水する、
    ことを特徴とする吸収体処理方法。
  3. 請求項2記載の吸収体処理方法において、
    破砕物及び処理排液の脱水前に、破砕物及び処理排液を受け入れた脱水槽を第一の速度と異なる第三の速度で回転させることによって処理排液を水切りする工程を備えた、
    ことを特徴とする吸収体処理方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収体処理方法において、
    破砕物を脱臭する脱臭工程又は/及び破砕物を滅菌する滅菌工程を備えた、
    ことを特徴とする吸収体処理方法。
  5. 吸収体の破砕方法であって、
    吸収体を破砕手段で破砕する工程と、
    前記吸収体に含まれる吸収性ポリマーの体積を処理液によって縮小する工程と、
    前記吸収体の破砕物及び処理排液を外部に排出する工程を備えた、
    ことを特徴とする吸収体破砕方法。
  6. 吸収体の脱水方法であって、
    破砕物及び処理排液の入った脱水槽を第一の速度で回転させることによって、当該破砕物及び処理排液を脱水する工程と、
    前記脱水槽を第一の速度と異なる第二の速度で回転させることによって、当該脱水槽内の破砕物を脱水槽外に排出する工程を備えた、
    ことを特徴とする吸収体脱水方法。
  7. 吸収体の処理装置であって、
    吸収体を破砕する破砕装置と、当該破砕装置で破砕された破砕物及び処理排液を脱水する脱水装置を備え、
    前記破砕装置は、処理液が貯留されるケースと、当該ケース内に投入される吸収体を破砕する破砕手段を備え、
    前記脱水装置は、前記ケースから排出される破砕物及び処理排液を脱水する脱水槽と、当該脱水槽を駆動させる脱水槽駆動手段を備え、
    前記ケースは、ケース内の破砕物及び処理排液をケース外に排出する排出口を備え、
    前記脱水槽は、前記脱水槽駆動手段によって少なくとも第一の速度と当該第一の速度と異なる第二の速度で回転可能であり、
    前記破砕手段によってケース内の吸収体が破砕されるとともに、当該ケース内の処理液によって吸収体に含まれる吸収性ポリマーの体積が縮小され、
    前記破砕手段で破砕された破砕物及び処理排液が当該排出口から前記脱水装置の脱水槽に排出され、
    前記破砕物及び処理排液の入った脱水槽が前記第一の速度で回転したのち、前記第二の速度で回転すると、当該脱水槽内の破砕物が脱水槽外に排出される、
    ことを特徴とする吸収体処理装置。
  8. 請求項7記載の吸収体処理装置において、
    破砕物及び処理排液を受け入れた脱水槽が第一の速度で回転すると、当該破砕物及び処理排液が脱水される、
    ことを特徴とする吸収体処理装置。
  9. 請求項8記載の吸収体処理装置において、
    破砕装置の排出口から破砕物及び処理排液が脱水槽に排出されると、当該脱水槽が第一の速度と異なる第三の速度で回転し、当該回転によって処理排液が水切りされる、
    ことを特徴とする吸収体処理装置。
  10. 請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の吸収体処理装置において、
    破砕物を脱臭する脱臭手段又は/及び破砕物を滅菌する滅菌手段が設けられた、
    ことを特徴とする吸収体処理装置。
  11. 吸収体の破砕装置であって、
    処理液が貯留されるケースと、当該ケース内に投入される吸収体を破砕する破砕具を備えたコンベアと、当該コンベアを駆動させるコンベア駆動手段を備え、
    前記ケースは、ケース内の破砕物及び処理排液をケース外に排出する排出口を備え、
    前記コンベア駆動手段によってコンベアが回転すると、前記破砕具によってケース内の吸収体が破砕されるとともに、当該ケース内の処理液によって吸収体に含まれる吸収性ポリマーの体積が縮小され、
    吸収体の破砕処理及び吸収性ポリマーの縮小処理が完了すると、当該破砕具で破砕された破砕物及び処理排液が前記排出口からケース外に排出される、
    ことを特徴とする吸収体破砕装置。
  12. 吸収体の脱水装置であって、
    破砕物及び処理排液を脱水する脱水槽と、当該脱水槽を駆動させる脱水槽駆動手段を備え、
    前記脱水槽駆動手段によって前記脱水槽が第一の速度で回転すると、当該脱水槽内の破砕物が脱水され、
    前記脱水槽駆動手段によって前記脱水槽が前記第一の速度と異なる第二の速度で回転すると、当該脱水槽内の破砕物が脱水槽外に排出される、
    ことを特徴とする吸収体脱水装置。
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