JP2021087310A - 故障判定回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】適切に故障診断が可能な故障判定回路を提供する。【解決手段】故障判定回路1は、車両に搭載される電源装置2の正端子2Aが接続された時は導通状態となり、電源装置2の負端子2Bが接続された時は非導通状態となる第1ダイオード11、及び第1ダイオード11と並列に接続して設けられる第1スイッチ12を有する第1スイッチ部10と、第1スイッチ部10に隣接して設けられる温度検出部30と、温度検出部30による検出結果に基づいて、第1スイッチ12が故障しているか否かを判定する判定部40と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、電源装置と当該電源装置から出力される電力が供給される負荷との間に設けられる故障判定回路に関する。
従来、電源装置と負荷との間に、電源装置から出力される電力の供給と遮断とを切り替え可能とする電源制御装置が使用されてきた。このような電源制御装置には、電源装置の正端子及び負端子が夫々逆に接続された場合に、負荷を保護する機能を備えたものがある(例えば特許文献1及び2)。
特許文献1には、車載システムが開示されている。この車載システムは、バッテリとインバータとの間に、直列に接続された電源リレーと逆接リレーとが設けられる。電源リレーはバッテリ側に設けられ、逆接リレーは負荷側に設けられ、夫々、Nチャネル型の電界効果トランジスタが用いられる。
特許文献2には、モータ制御装置が開示されている。このモータ制御装置は、バッテリとモータとの間を接続又は遮断するスイッチング素子と、バッテリが順接続されたときは導通状態となり、バッテリが逆接続されたときは非導通状態となって電流の逆流を防止する逆流防止素子とを有する逆接保護手段と、逆接保護手段のスイッチング素子によりバッテリとモータとの間が遮断されているときの逆接保護手段の上流側と下流側の電位差である遮断電位差と、バッテリとモータとの間が接続されているときの逆接保護手段の上流側と下流側の電位差である接続電位差との差分に基づいて逆接保護手段の故障診断を行う故障診断手段とを備えている。
特許文献1に記載の技術は、逆接リレーがスイッチ部とダイオード部とを備え、バッテリの電圧低下を検知した場合にスイッチ部を遮断状態にするように構成されている。しかしながら、逆接リレーが故障しているか否かを診断することまで想定されていない。
また、特許文献2に記載の技術は、上述した遮断電位差と接続電位差との差分に基づいて逆接保護手段の故障診断を行っている。しかしながら、接続電位差は微小な値であることから測定誤差や特性ばらつきに起因して、故障診断が適切に行えない可能性がある。
そこで、適切に故障診断が可能な故障判定回路が求められる。
本発明に係る故障判定回路の特徴構成は、車両に搭載される電源装置の正端子が接続された時は導通状態となり、前記電源装置の負端子が接続された時は非導通状態となる第1ダイオード、及び前記第1ダイオードと並列に接続して設けられる第1スイッチを有する第1スイッチ部と、前記第1スイッチ部に隣接して設けられる温度検出部と、前記温度検出部による検出結果に基づいて、前記第1スイッチが故障しているか否かを判定する判定部と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、第1スイッチの温度に基づいて、第1スイッチの温度上昇が正常か否かを判定することができる。このため、第1スイッチの温度上昇が正常でない場合には、第1スイッチを開状態にすることで、第1スイッチに流れる電流を遮断できるので、下流側の装置への電力供給を遮断することが可能となる。また、第1スイッチの温度に基づいて第1スイッチが故障しているか否かを判定するので、誤検知することなく適切に故障診断を行うことが可能である。
また、前記第1スイッチ部と前記温度検出部とは一つの基板に実装され、前記温度検出部は、前記基板の温度も検出すると好適である。
このような構成とすれば、基板全体の温度を考慮して故障診断を行うことが可能となる。
また、前記第1スイッチ部と前記電源装置から供給される電力によって駆動する負荷との間に設けられ、前記電源装置からの電力を遮断可能な第2スイッチ、及び前記第2スイッチと並列に接続して設けられ、前記第1スイッチにカソード端子が接続される第2ダイオードを有する第2スイッチ部を更に備え、前記温度検出部は、前記第2スイッチ部の温度も検出すると好適である。
このような構成とすれば、第2スイッチの温度も考慮して、第2スイッチの温度上昇が正常か否かを判定することができる。このため、温度検出部による検出結果に基づいて、第2スイッチ部を保護することも可能となる。
また、前記車両が前輪及び後輪の双方での操舵が可能な四輪操舵車であって、前記判定部は、前記電源装置から供給される電力によって駆動する負荷が前記後輪の操舵を行う後輪操舵用モータ及び当該後輪操舵用モータの通電を制御するインバータの通電中において判定すると好適である。
このような構成とすれば、温度検出部の検出結果に基づき後輪操舵用モータの通電を停止した場合であっても、車両は前輪の操舵が可能であるので、車両の走行に対する影響を抑制できる。
本発明に係る故障判定回路は、電源装置の正負一対の端子を逆に接続した場合に下流側の装置を保護する保護回路の故障診断を行うことができるように構成される。以下、本実施形態の故障判定回路1について説明する。
図1は、本実施形態の故障判定回路1の構成を模式的に示した図である。故障判定回路1は、第1スイッチ部10、第2スイッチ部20、温度検出部30、判定部40を備えて構成される。
第1スイッチ部10は、第1ダイオード11と第1スイッチ12とを有する。第1ダイオード11は、電源装置2の正端子2Aが接続された時は導通状態となり、電源装置2の負端子2Bが接続された時は非導通状態となる。電源装置2は、故障判定回路1を介して負荷Lに供給される電力を出力する。具体的には車両に搭載されるバッテリが相当する。このような電源装置2は、正端子2Aと負端子2Bとが設けられる。負端子2Bは接地され、正端子2Aは第1ダイオード11のアノード端子に接続される。第1ダイオード11のカソード端子は後述する第2スイッチ22の上流側の端子に接続される。このため、第2スイッチ22が閉状態である時は、第1ダイオード11は順方向電流が流れる導通状態となる。一方、仮に第1ダイオード11のアノード端子に電源装置2の負端子2Bが接続された時には、第2スイッチ22が閉状態であるか否かに拘らず、第1ダイオード11は順方向電流が流れない非導通状態となる。
第1スイッチ12は第1ダイオード11と並列に接続して設けられる。第1スイッチ12は、第1ダイオード11のアノード端子に上流側の端子が接続され、第1ダイオード11のカソード端子に下流側の端子が接続される。本実施形態では、第1スイッチ12は、Pチャネル型の電界効果トランジスタ(以下「P−MOSFET」とする)が用いられ、第1スイッチ12のドレーン端子に第1ダイオード11のアノード端子が接続され、第1スイッチ12のソース端子に第1ダイオード11のカソード端子が接続される。第1スイッチ12は、電源装置2の正端子2Aが適切にドレーン端子に接続されたことが確認された場合に、ソース端子に対するゲート端子の電位を閾値電圧以下とすることで、閉状態とされる。この場合には、電源装置2から出力される電力は、第1スイッチ12を介して下流側に供給される。
第2スイッチ部20は、第2ダイオード21、及び第2スイッチ22を有する。第2スイッチ22は、第1スイッチ部10と電源装置2から供給される電力によって駆動する負荷Lとの間に設けられ、電源装置2からの電力が遮断可能である。第2スイッチ22は、第1スイッチ12のソース端子に上流側の端子が接続され、負荷Lの一例であるモータMを流れる電流を制御するインバータINVを介してモータMに下流側の端子が接続される。本実施形態では、第2スイッチ22も、第1スイッチ12と同様に、Pチャネル型の電界効果トランジスタ(以下「P−MOSFET」とする)が用いられ、第2スイッチ22のソース端子に第1スイッチ12のソース端子が接続され、第2スイッチ22のドレーン端子にインバータINVが接続される。第2スイッチ22は、電源装置2からの電力をモータMに供給する場合に、ソース端子に対するゲート端子の電位を閾値電圧以下とすることで、閉状態とされる。これにより、電源装置2から出力される電力は、第2スイッチ22及びインバータINVを介してモータMに供給される。一方、第2スイッチ22のソース端子に対するゲート端子の電位を閾値電圧より大きくすることで、第2スイッチ22は開状態となり、電源装置2から出力される電力は遮断される。
第2ダイオード21は、第2スイッチ22と並列に接続して設けられ、第1スイッチ12にカソード端子が接続される。本実施形態では、第2スイッチ22は、P−MOSFETが用いられる。第2ダイオード21のカソード端子は、第2スイッチ22のソース端子に接続され、第2ダイオード21のアノード端子は第2スイッチ22のドレーン端子に接続される。
温度検出部30は、第1スイッチ部10に隣接して設けられる。本実施形態では、温度検出部30は、温度によって抵抗値が変化するサーミスタが用いられる。温度変化を適切に検出するために、サーミスタには一定の電位が印加される。本実施形態では、定電圧出力部50から出力される一定の電位が印加される。定電圧出力部50は、入力端子がダイオード51を介して電源装置2の正端子2Aに接続される。具体的には、定電圧出力部50の入力端子はダイオード51のカソード端子に接続され、ダイオード51のアノード端子が電源装置2の正端子2Aに接続される。定電圧出力部50の出力端子は、サーミスタ(温度検出部30の一例)の一方の端子に接続される。定電圧出力部50は、例えばレギュレータを用いて構成することが可能である。これにより、電源装置2から出力される電位を、所定の電位に降圧させることが可能となる。なお、図1では、定電圧出力部50の接地端子は省略している。
ここで、上述した温度検出部30は第1スイッチ部10に隣接して設けられるとは、図1に示される回路上、隣接して設けられるのではなく、実装上、隣接して設けられることを意味する。P−MOSFETは、オン抵抗に応じて発熱することから、温度検出部30を第1スイッチ12のドレーン端子に隣接して設けると好適である。
サーミスタの他方の端子と接地電位との間には、所定の抵抗値を有する抵抗器R1が直列に接続される。これにより、サーミスタが受ける温度変化に応じて、サーミスタの他方の端子における電位を変化させることができる。すなわち、サーミスタが受ける温度変化に応じて、抵抗器R1の端子間電圧を変化させることが可能となる。この電位は温度検出部30による検出結果として、後述する判定部40に入力される。
本実施形態では、第1スイッチ部10と温度検出部30とは一つの基板に実装される。すなわち、第1スイッチ部10と温度検出部30とは、同じ基板に実装される。これにより、サーミスタが第1スイッチ部10の温度を検出し易くなると共に、基板の温度も検出することになるため、基板周辺の雰囲気温度に対する第1スイッチ部10の温度変化を検出することが可能となる。
また、本実施形態では、温度検出部30は、第2スイッチ部20の温度も検出する。このため、例えばサーミスタは、第1スイッチ部10及び第2スイッチ部20の双方に隣接して設けると好適である。係る場合、温度検出部30を第2スイッチ22のドレーン端子にも隣接して設けると好適である。
判定部40は、温度検出部30による検出結果に基づいて、第1スイッチ12が故障しているか否かを判定する。上述したように、温度検出部30の一例であるサーミスタが第1スイッチ部10に隣接して設けられ、サーミスタと抵抗器R1とで定電圧出力部50の電位が分圧される。この分圧された電位が、温度検出部30による検出結果として判定部40に入力される。
例えば環境温度に応じて抵抗値が大きくなる温度係数を有するサーミスタを用いている場合には、第1スイッチ12の温度上昇に応じてサーミスタの抵抗値が大きくなることから、判定部40に入力される電位が小さくなる。このため、予め設定された値よりも前記入力される電位が小さくなれば、第1スイッチ12が故障していると判定することが可能となる。
また、例えば環境温度に応じて抵抗値が小さくなる温度係数を有するサーミスタを用いている場合には、第1スイッチ12の温度上昇に応じてサーミスタの抵抗値が小さくなることから、判定部40に入力される電位が大きくなる。このため、予め設定された値よりも前記入力される電位が大きくなれば、第1スイッチ12が故障していると判定することが可能となる。
ここで、本実施形態では、第1スイッチ12のソース端子とゲート端子との間に抵抗器R2が設けられ、ゲート端子にはエミッタ端子が接地されたnpn型トランジスタTR1のコレクタ端子に一方の端子が接続された抵抗器R3の他方の端子が接続される。また、トランジスタTR1のベース端子は抵抗器R4を介して制御部60が接続される。制御部60には、上述した判定部40が備えられ、制御部60からトランジスタTR1のベース端子に所定の電位以上の電圧が印加される。
また、判定部40により第1スイッチ12が故障していると判定された場合には、制御部60がトランジスタTR1のベース端子に印加する電位を所定の電位未満にする。これにより、第1スイッチ12が閉状態から開状態になり、第1スイッチ12を介した負荷Lへの電力供給が停止される。なお、制御部60及び判定部40には、上述した定電圧出力部50を介して電源供給が行われると良い。
同様に、第2スイッチ22のソース端子とゲート端子との間に抵抗器R5が設けられ、ゲート端子にはエミッタ端子が接地されたnpn型トランジスタTR2のコレクタ端子に一方の端子が接続された抵抗器R6の他方の端子が接続される。また、トランジスタTR2のベース端子は抵抗器R7を介して制御部60が接続される。制御部60からは、トランジスタTR2のベース端子に所定の電位以上の電圧が印加される。
判定部40により第2スイッチ22が故障していると判定された場合や、負荷Lへの通電を停止する必要がある場合には、制御部60がトランジスタTR2のベース端子に印加する電位を所定の電位未満にする。これにより、第2スイッチ22が閉状態から開状態になり、第2スイッチ22を介した負荷Lへの電力供給が停止される。
なお、上記構成にあっては、第1スイッチ12が開状態であっても、第1ダイオード11を介して電源装置2から第2スイッチ22のソース端子側に電流が流れるため、第2スイッチ22が開状態にされなければ負荷Lへの電力供給を停止することができない。すなわち、モータMへの電流を遮断することができない。第1ダイオード11を介してモータMに電流が流れる場合、当該電流に基づく損失が第1ダイオード11の許容損失以下であれば良いが、第1ダイオード11の許容損失を超え、第1スイッチ部10の温度が想定以上に高くなった場合には、制御部60はトランジスタTR2のベース端子に印加する電位を所定の電位未満にする。これにより、温度に応じて第1スイッチ12を閉状態にすると共に、第2スイッチ22を閉状態にして、第1ダイオード11を流れる電流を停止することが可能となる。もちろん、上記電流に基づく損失が第1ダイオード11の許容損失以下であっても、制御部60はトランジスタTR2のベース端子に印加する電位を所定の電位未満にするように構成しても良い。
ここで、上述したように電源装置2は車両に搭載されるバッテリである。この車両は、前輪及び後輪の双方で操舵が可能な四輪操舵車であっても良い。係る構成において、電源装置2から供給される電力によって駆動する負荷Lは、後輪の操舵を行う後輪操舵用モータとして用いることが可能であり、インバータINVは、制御信号(例えばPWM信号)に基づいて後輪操舵用モータの通電を制御するインバータにあたる。この場合、判定部40は、後輪操舵用モータ及びインバータINVの通電中において第1スイッチ12が故障しているか否かを判定することになるが、判定部40により第1スイッチ12が故障していると判定され、第1スイッチ12が開状態とされた時には後輪操舵用モータが停止されるだけである。このため、前輪駆動用モータに電力供給がされていれば、車両が進行方向を変更することが可能である。
以上のように故障判定回路1は構成され、適切に故障診断を行うことが可能である。
〈その他の実施形態〉
上記実施形態では、第1スイッチ部10と温度検出部30とは一つの基板に実装されるとして説明したが、第1スイッチ部10と温度検出部30とは互いに異なる基板に実装していても良い。また、温度検出部30は、基板の温度を検出しないように構成することも可能である。
上記実施形態では、第1スイッチ部10と温度検出部30とは一つの基板に実装されるとして説明したが、第1スイッチ部10と温度検出部30とは互いに異なる基板に実装していても良い。また、温度検出部30は、基板の温度を検出しないように構成することも可能である。
上記実施形態では、第2スイッチ部20を備えるとして説明したが、第2スイッチ部20を備えなくても良い。
上記実施形態では、車両が前輪及び後輪の双方での操舵が可能な四輪操舵車であって、判定部40は、後輪操舵用モータ及び当該後輪操舵用モータの通電を制御するインバータINVの通電中において判定するとして説明したが、本故障判定回路1は前輪操舵用モータ及び当該前輪操舵用モータを制御するインバータの通電中において判定するように構成することも可能である。
上記実施形態では、第1スイッチ12及び第2スイッチ22はP−MOSFETを用いて構成されるとして説明したが、N−MOSFETを用いて構成することも可能である。係る場合、第1スイッチのソース端子を電源装置2の正端子2Aに接続すると共に、第1スイッチのドレーン端子と第2スイッチのソース端子とを接続し、第2スイッチのドレーン端子をインバータINVに接続すると良い。また、これに伴い、夫々のゲート端子に入力する信号は、例えば電源装置2の正端子2Aから出力される電位よりも高い電圧値の信号とすると良い。
上記実施形態では、温度検出部30として、サーミスタを例に挙げて説明したが、温度検出部30はサーミスタ以外のものであっても良い。
本発明は、電源装置と当該電源装置から出力される電力が供給される負荷との間に設けられる故障判定回路に用いることが可能である。
1:故障判定回路
2:電源装置
2A:正端子
2B:負端子
10:第1スイッチ部
11:第1ダイオード
12:第1スイッチ
20:第2スイッチ部
21:第2ダイオード
22:第2スイッチ
30:温度検出部
40:判定部
INV:インバータ
L:負荷
2:電源装置
2A:正端子
2B:負端子
10:第1スイッチ部
11:第1ダイオード
12:第1スイッチ
20:第2スイッチ部
21:第2ダイオード
22:第2スイッチ
30:温度検出部
40:判定部
INV:インバータ
L:負荷
Claims (4)
- 車両に搭載される電源装置の正端子が接続された時は導通状態となり、前記電源装置の負端子が接続された時は非導通状態となる第1ダイオード、及び前記第1ダイオードと並列に接続して設けられる第1スイッチを有する第1スイッチ部と、
前記第1スイッチ部に隣接して設けられる温度検出部と、
前記温度検出部による検出結果に基づいて、前記第1スイッチが故障しているか否かを判定する判定部と、
を備える故障判定回路。 - 前記第1スイッチ部と前記温度検出部とは一つの基板に実装され、
前記温度検出部は、前記基板の温度も検出する請求項1に記載の故障判定回路。 - 前記第1スイッチ部と前記電源装置から供給される電力によって駆動する負荷との間に設けられ、前記電源装置からの電力を遮断可能な第2スイッチ、及び前記第2スイッチと並列に接続して設けられ、前記第1スイッチにカソード端子が接続される第2ダイオードを有する第2スイッチ部を更に備え、
前記温度検出部は、前記第2スイッチ部の温度も検出する請求項1又は2に記載の故障判定回路。 - 前記車両が前輪及び後輪の双方での操舵が可能な四輪操舵車であって、
前記判定部は、前記電源装置から供給される電力によって駆動する負荷が前記後輪の操舵を行う後輪操舵用モータ及び当該後輪操舵用モータの通電を制御するインバータの通電中において判定する請求項1から3のいずれか一項に記載の故障判定回路。
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