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JP2020531438A5 - Nkg2d、cd16、およびhla−eに結合するタンパク質 - Google Patents

Nkg2d、cd16、およびhla−eに結合するタンパク質 Download PDF

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JP2020531438A5
JP2020531438A5 JP2020508477A JP2020508477A JP2020531438A5 JP 2020531438 A5 JP2020531438 A5 JP 2020531438A5 JP 2020508477 A JP2020508477 A JP 2020508477A JP 2020508477 A JP2020508477 A JP 2020508477A JP 2020531438 A5 JP2020531438 A5 JP 2020531438A5
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本発明を、その意図または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で具体化することができる。したがって、前記の実施形態は、あらゆる点において本明細書中に記載の発明の限定ではなく例示と見なされるべきである。したがって、本発明の範囲は、前記の説明によるのではなく添付の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と同等の意味および範囲内にある全ての変更形態が本発明に包含されることが意図される。
本発明は、以下の態様を提供しうる。
[1]
タンパク質であって、
(a)NKG2Dに結合する第1の抗原結合部位;
(b)EGFR、HLA−E、CCR4、またはPD−L1に結合する第2の抗原結合部位;および
(c)抗体FcドメインもしくはCD16に結合するのに十分なその一部またはCD16に結合する第3の抗原結合部位
を含む、タンパク質。
[2]
タンパク質であって、
(a)NKG2Dに結合する第1の抗原結合部位;
(b)EGFRに結合する第2の抗原結合部位;および
(c)抗体FcドメインもしくはCD16に結合するのに十分なその一部またはCD16に結合する第3の抗原結合部位
を含む、タンパク質。
[3]
タンパク質であって、
(a)NKG2Dに結合する第1の抗原結合部位;
(b)HLA−Eに結合する第2の抗原結合部位;および
(c)抗体FcドメインもしくはCD16に結合するのに十分なその一部またはCD16に結合する第3の抗原結合部位
を含む、タンパク質。
[4]
タンパク質であって、
(a)NKG2Dに結合する第1の抗原結合部位;
(b)CCR4に結合する第2の抗原結合部位;および
(c)抗体FcドメインもしくはCD16に結合するのに十分なその一部またはCD16に結合する第3の抗原結合部位
を含む、タンパク質。
[5]
タンパク質であって、
(a)NKG2Dに結合する第1の抗原結合部位;
(b)PD−L1に結合する第2の抗原結合部位;および
(c)抗体FcドメインもしくはCD16に結合するのに十分なその一部またはCD16に結合する第3の抗原結合部位
を含む、タンパク質。
[6]
前記第1の抗原結合部位がヒトNKG2Dに結合する、上記[1]〜[5]のいずれかに記載のタンパク質。
[7]
前記第1の抗原結合部位が、重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[5]または上記[6]のいずれかに記載のタンパク質。
[8]
前記重鎖可変ドメインおよび前記軽鎖可変ドメインが同一のポリペプチド上に存在する、上記[7]に記載のタンパク質。
[9]
前記第2の抗原結合部位が、重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、上記[7]または[8]に記載のタンパク質。
[10]
前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインおよび前記軽鎖可変ドメインが、同一のポリペプチド上に存在する、上記[9]に記載のタンパク質。
[11]
前記第1の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインのアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を有する、上記[9]または[10]に記載のタンパク質。
[12]
タンパク質であって、
(a)NKG2Dに結合するFab断片を含む第1の抗原結合部位;
(b)EGFRに結合する単鎖可変断片(scFv)を含む第2の抗原結合部位;および
(c)抗体FcドメインもしくはCD16に結合するのに十分なその一部またはCD16に結合する第3の抗原結合部位
を含む、タンパク質。
[13]
前記scFvが、Ala−Serを含むヒンジを介して前記抗体FcドメインもしくはCD16に結合するのに十分なその一部、またはCD16に結合する前記第3の抗原結合部位に連結しており、ここで、前記scFvが重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、上記[12]に記載のタンパク質。
[14]
前記scFvが前記抗体Fcドメインに連結している、上記[13]に記載のタンパク質。
[15]
前記scFvの前記重鎖可変ドメインが、前記scFvの前記軽鎖可変ドメインとジスルフィド架橋を形成している、上記[13]または[14]に記載のタンパク質。
[16]
前記ジスルフィド架橋が、前記重鎖可変ドメイン由来のC44と前記軽鎖可変ドメイン由来のC100との間に形成されている、上記[15]に記載のタンパク質。
[17]
前記scFvが前記抗体Fcドメインに連結しており、ここで、前記scFvの前記軽鎖可変ドメインが、前記scFvの前記重鎖可変ドメインのN末端に配置されており、可動性リンカー(GlyGlyGlyGlySer) ((G4S) )を介して前記scFvの前記重鎖可変ドメインに連結しており、前記Fabが前記抗体Fcドメインに連結している、上記[16]に記載のタンパク質。
[18]
前記scFvの前記重鎖可変ドメインが、可動性リンカーを介して前記scFvの前記軽鎖可変ドメインに連結している、上記[13]〜[17]のいずれかに記載のタンパク質。
[19]
前記可動性リンカーが(GlyGlyGlyGlySer) ((G4S) )を含む、上記[18]に記載のタンパク質。
[20]
前記scFvの前記重鎖可変ドメインが、前記scFvの前記軽鎖可変ドメインのN末端またはC末端に配置されている、上記[13]〜[19]のいずれかに記載のタンパク質。
[21]
前記scFvの前記軽鎖可変ドメインが、前記scFvの前記重鎖可変ドメインのN末端に配置されている、上記[20]に記載のタンパク質。
[22]
前記Fab断片が、前記抗体FcドメインもしくはCD16に結合するのに十分なその一部、またはCD16に結合する前記第3の抗原結合部位に連結している、上記[12]〜[21]のいずれかに記載のタンパク質。
[23]
前記Fab断片の重鎖部分が重鎖可変ドメインおよびCH1ドメインを含み、前記重鎖可変ドメインが前記CH1ドメインに連結している、上記[22]に記載のタンパク質。
[24]
前記Fabが前記抗体Fcドメインに連結している、上記[22]または[23]に記載のタンパク質。
[25]
配列番号264、配列番号(SEQ IS NO:)265、および配列番号266から選択される配列を含む、上記[12]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[26]
抗体Fcドメインに連結されたscFvを含み、ここで、前記抗体Fcドメインに連結した前記scFvが、配列番号267、配列番号268、および配列番号269から選択される配列で示されている、上記[13]〜[25]のいずれかに記載のタンパク質。
[27]
配列番号267、配列番号268、および配列番号269から選択される配列を含む、上記[13]〜[25]のいずれかに記載のタンパク質。
[28]
配列番号264、配列番号(SEQ IS NO:)265、および配列番号266から選択されるアミノ酸配列と少なくとも90%同一の配列を含む、上記[13]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[29]
配列番号264、配列番号(SEQ IS NO:)265、および配列番号266から選択されるアミノ酸配列と少なくとも95%同一の配列を含む、上記[13]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[30]
配列番号264、配列番号(SEQ IS NO:)265、および配列番号266から選択されるアミノ酸配列と少なくとも99%同一の配列を含む、上記[13]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[31]
配列番号267、配列番号268、および配列番号269から選択されるアミノ酸配列と少なくとも90%同一の配列を含む、上記[13]〜[26]のいずれかに記載のタンパク質。
[32]
配列番号267、配列番号268、および配列番号269から選択されるアミノ酸配列と少なくとも95%同一の配列を含む、上記[13]〜[29]のいずれかに記載のタンパク質。
[33]
配列番号267、配列番号268、および配列番号269から選択されるアミノ酸配列と少なくとも99%同一の配列を含む、上記[13]〜[29]のいずれかに記載のタンパク質。
[34]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号1、配列番号41、配列番号49、配列番号57、配列番号59、配列番号61、配列番号69、配列番号77、配列番号85、および配列番号93から選択されるアミノ酸配列と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[35]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号41と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号42と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[36]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号49と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号50と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[37]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号57と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号58と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[38]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号59と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号60と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[39]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号61と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号62と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[40]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号69と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号70と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[41]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号77と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号78と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[42]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号85と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号86と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[43]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号93と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号94と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[44]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号101と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号102と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[45]
前記第1の抗原結合部位が、配列番号103と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインおよび配列番号104と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[32]のいずれかに記載のタンパク質。
[46]
前記第1の抗原結合部位が単一ドメイン抗体を含む、上記[1]〜[6]のいずれかに記載のタンパク質。
[47]
前記単一ドメイン抗体が、V H断片またはV NAR 断片を含む、上記[46]に記載のタンパク質。
[48]
前記第2の抗原結合部位が、重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、上記[1]〜[6]、[46]、または[47]のいずれかに記載のタンパク質。
[49]
前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインおよび前記軽鎖可変ドメインが、同一のポリペプチド上に存在する、上記[47]に記載のタンパク質。
[50]
前記第2の抗原結合部位がEGFRに結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号151と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号152と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[51]
前記第2の抗原結合部位がEGFRに結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号153と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号154と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[52]
前記第2の抗原結合部位がEGFRに結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号155と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号156と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[53]
前記第2の抗原結合部位がEGFRに結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号157と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号158と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[54]
前記第2の抗原結合部位がEGFRに結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号159と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号160と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[55]
前記第2の抗原結合部位がEGFRに結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号161と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号162と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[56]
前記第2の抗原結合部位がEGFRに結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号163と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号164と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[24]のいずれかに記載のタンパク質。
[57]
前記第2の抗原結合部位がPD−L1に結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号167と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号171と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[11]および上記[33]〜[48]のいずれかに記載のタンパク質。
[58]
前記第2の抗原結合部位がPD−L1に結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号175と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号179と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[11]および上記[33]〜[48]のいずれかに記載のタンパク質。
[59]
前記第2の抗原結合部位がPD−L1に結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号183と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号187と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[11]および上記[33]〜[48]のいずれかに記載のタンパク質。
[60]
前記第2の抗原結合部位がCCR4に結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号192と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号196と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[11]および上記[33]〜[48]のいずれかに記載のタンパク質。
[61]
前記第2の抗原結合部位がCCR4に結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号200と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号204と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[11]および上記[33]〜[48]のいずれかに記載のタンパク質。
[62]
前記第2の抗原結合部位がCCR4に結合し、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインが、配列番号208と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含み、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、配列番号212と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[11]および上記[33]〜[48]のいずれかに記載のタンパク質。
[63]
前記第2の抗原結合部位が単一ドメイン抗体を含む、上記[1]〜[11]のいずれかに記載のタンパク質。
[64]
前記第2の抗原結合部位の前記単一ドメイン抗体が、V H断片またはV NAR 断片を含む、上記[62]に記載のタンパク質。
[65]
前記抗体Fcドメインが、ヒンジおよびCH2ドメインを含む、上記[1]〜[63]のいずれかに記載のタンパク質。
[66]
前記抗体Fcドメインが、ヒトIgG1抗体のヒンジおよびCH2ドメインを含む、上記[64]に記載のタンパク質。
[67]
前記Fcドメインが、ヒトIgG1抗体のアミノ酸234〜332と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む、上記[65]または[66]に記載のタンパク質。
[68]
前記Fcドメインが、ヒトIgG1のFcドメインと、少なくとも90%同一であり、かつQ347、Y349、L351、S354、E356、E357、K360、Q362、S364、T366、L368、K370、N390、K392、T394、D399、S400、D401、F405、Y407、K409、T411、およびK439からなる群から選択される1またはそれを超える位置で異なるアミノ酸配列を含む、上記[67]に記載のタンパク質。
[69]
前記タンパク質が、10nMのK またはそれより弱い親和性でNKG2Dに結合する、上記[1]〜[67]のいずれかに記載のタンパク質。
[70]
前記項のいずれかに記載のタンパク質および薬学的に許容され得る担体を含む製剤。
[71]
上記[1]〜[68]のいずれかに記載のタンパク質を発現する1またはそれを超える核酸を含む細胞。
[72]
腫瘍細胞死を増強する方法であって、腫瘍細胞およびナチュラルキラー細胞を、有効量の上記[1]〜[69]のいずれかに記載のタンパク質に曝露することを含み、ここで、前記腫瘍細胞が、EGFR、HLA−E、CCR4、またはPD−L1のうちの少なくとも1つを発現する、方法。
[73]
がんを処置する方法であって、有効量の上記[1]〜[69]のいずれかに記載のタンパク質または上記[70]に記載の製剤を患者に投与することを含む、方法。
[74]
前記タンパク質の前記第2の抗原結合部位がEGFRに結合し、ここで、前記がんが、頭頸部がん、結腸直腸がん、非小細胞肺がん、神経膠腫、腎細胞癌、膀胱がん、子宮頸がん、卵巣がん、膵臓がん、および肝臓がんからなる群から選択される、上記[73]に記載の方法。
[75]
前記タンパク質の前記第2の抗原結合部位がHLA−Eに結合し、ここで、前記がんが、リンパ腫、頭頸部がん、膀胱がん、子宮頸がん、肺がん、腎がん、黒色腫、結腸直腸がん、卵巣がん、膠芽細胞腫、および肉腫からなる群から選択される、上記[73]に記載の方法。
[76]
前記タンパク質の前記第2の抗原結合部位がPD−L1に結合し、ここで、前記がんが、リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫、頭頸部がん、膀胱がん、子宮頸がん、肺がん、腎がん、黒色腫、結腸直腸がん、卵巣がん、膠芽細胞腫、肉腫、および胃がんからなる群から選択される、上記[73]に記載の方法。
[77]
前記タンパク質の前記第2の抗原結合部位がCCR4に結合し、ここで、前記がんが、成人T細胞リンパ腫/白血病、末梢T細胞リンパ腫、皮膚T細胞リンパ腫、慢性リンパ球性白血病、B細胞悪性疾患、非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫、未分化大細胞リンパ腫、成熟T/ナチュラルキラー(NK)細胞新生物、胸腺腫、胃がん、および腎細胞癌からなる群から選択される、上記[73]に記載の方法。

Claims (21)

  1. タンパク質であって、
    (a)NKG2Dに結合する第1の抗原結合部位;
    (b)HLA−Eに結合する第2の抗原結合部位;および
    (c)抗体FcドメインもしくはCD16に結合するのに十分なその一部またはCD16に結合する第3の抗原結合部位
    を含む、タンパク質。
  2. 前記第1の抗原結合部位がヒトおよびカニクイザルのNKG2Dに結合する、請求項1に記載のタンパク質。
  3. 前記第1の抗原結合部位が、同一のポリペプチド上に存在する重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、請求項1または2に記載のタンパク質。
  4. 前記第2の抗原結合部位が、同一のポリペプチド上に存在する重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、請求項3に記載のタンパク質。
  5. 前記第1の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインのアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を有する、請求項に記載のタンパク質。
  6. 前記第1の抗原結合部位が、配列番号1、配列番号41、配列番号49、配列番号57、および配列番号59から選択されるアミノ酸配列と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載のタンパク質。
  7. 前記第1の抗原結合部位が、
    (a)配列番号41と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列および配列番号42と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列、
    (b)配列番号49と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列および配列番号50と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列、
    (c)配列番号57と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列および配列番号58と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列、
    (d)配列番号59と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列および配列番号60と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列、
    (e)配列番号101と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列および配列番号102と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列、または
    (f)配列番号103と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列および配列番号104と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列
    を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載のタンパク質。
  8. 前記第1の抗原結合部位が、
    (a)配列番号105のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR1配列、配列番号106のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR2配列、配列番号107のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR3配列、
    (b)配列番号43のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR1配列、配列番号44のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR2配列、配列番号45のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR3配列、配列番号46のアミノ酸配列と同一の軽鎖CDR1配列、配列番号47のアミノ酸配列と同一の軽鎖CDR2配列、配列番号48のアミノ酸配列と同一の軽鎖CDR3配列、
    (c)配列番号51のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR1配列、配列番号52のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR2配列、配列番号53のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR3配列、配列番号54のアミノ酸配列と同一の軽鎖CDR1配列、配列番号55のアミノ酸配列と同一の軽鎖CDR2配列、配列番号56のアミノ酸配列と同一の軽鎖CDR3配列、または
    (d)配列番号134のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR1配列、配列番号135のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR2配列、配列番号136のアミノ酸配列と同一の重鎖CDR3配列、配列番号137のアミノ酸配列と同一の軽鎖CDR1配列、配列番号138のアミノ酸配列と同一の軽鎖CDR2配列、配列番号139のアミノ酸配列と同一の軽鎖CDR3配列、
    を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のタンパク質。
  9. 前記第1の抗原結合部位または第2の抗原結合部位が単一ドメイン抗体を含む、請求項1または2に記載のタンパク質。
  10. 前記第1の抗原結合部位の前記単一ドメイン抗体が、VH断片またはVNAR断片を含む、請求項に記載のタンパク質。
  11. 前記第2の抗原結合部位が、同一のポリペプチド上に存在する重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、請求項1〜2、、または10のいずれか1項に記載のタンパク質。
  12. 前記第2の抗原結合部位の前記単一ドメイン抗体が、VH断片またはVNAR断片を含む、請求項に記載のタンパク質。
  13. 前記第2の抗原結合部位が、配列番号166に結合する、請求項1〜12のいずれか一項に記載のタンパク質。
  14. 前記抗体Fcドメインが、
    (a)ヒンジおよびCH2ドメイン、または
    (b)ヒトIgG1抗体のヒンジおよびCH2ドメイン、
    (c)ヒトIgG1抗体のアミノ酸234〜332と少なくとも90%同一のアミノ酸配列、または
    (d)ヒトIgG1のFcドメインと少なくとも90%同一、ヒトIgG1抗体のアミノ酸234〜332と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列であって、Q347、Y349、L351、S354、E356、E357、K360、Q362、S364、T366、L368、K370、N390、K392、T394、D399、S400、D401、F405、Y407、K409、T411、およびK439からなる群から選択される1またはそれを超える位置で異なる、アミノ酸配列
    を含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載のタンパク質。
  15. 前記タンパク質が、10nMのKまたはそれより弱い親和性でNKG2Dに結合する、請求項1〜14のいずれか1項に記載のタンパク質。
  16. 求項1〜15のいずれか1項に記載のタンパク質および薬学的に許容され得る担体を含む製剤。
  17. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のタンパク質をコードする1またはそれを超える核酸を含む細胞。
  18. 療法において使用するための、請求項1〜15のいずれか1項に記載のタンパク質を含む組成物、または請求項16に記載の製剤。
  19. 腫瘍細胞死を増強する方法において使用するための請求項1〜15のいずれか1項に記載のタンパク質を含む組成物、または請求項16に記載の製剤であって、前記方法が前記腫瘍細胞およびナチュラルキラー細胞を、有効量の前記組成物または製剤に曝露することを含み、ここで、前記腫瘍細胞が、HLA−Eを発現する、組成物または製剤
  20. がんを処置する方法において使用するための請求項1〜15のいずれか1項に記載のタンパク質を含む組成物、または請求項16に記載の製剤
  21. 前記がんが、リンパ腫、頭頸部がん、膀胱がん、子宮頸がん、肺がん、腎がん、黒色腫、結腸直腸がん、卵巣がん、膠芽細胞腫、および肉腫からなる群から選択される、請求項20に記載の組成物または製剤
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