JP2020516545A - 喫煙物品用容器 - Google Patents

Abstract

開放位置と閉鎖位置との間で回転可能なヒンジ式蓋３を含む外装箱体２を有する、喫煙物品用の容器１が開示されている。内装袋体５は、喫煙物品を取り出すことができるアクセス用開口６が設けられている。アクセス用開口６は、ヒンジ式蓋３が閉鎖位置にあるとき、再閉鎖可能なフラップ８によって覆われ得る。蓋３が閉鎖位置にある状態では、再閉鎖可能なフラップ８は、アクセス用開口６の周囲に延在する内装袋体５の表面との重なり領域を形成する。重なり領域は、内装袋体５の表面と再閉鎖可能なフラップ８とを剥離可能に付着する第１の接着領域と、第１の非接着領域とを含む。第１の非接着領域は、アクセス用開口６の周囲の一部分を含む。

Description

本発明は、消費財用の容器、特に喫煙物品用の容器に関する。

国際公開第２００８／１４２５４０号パンフレットに説明されているように、いくつかの煙草容器は、剛性の外装箱体、及び煙草が入れられる封止式内装袋体を含む。それらの容器は、その封止式内装袋体に、カバーフラップによって選択的に覆われる再封止可能な取出口を有する。カバーフラップは、ヒンジ式蓋に接続されているため、蓋の開閉によって、再封止可能な取出口の上側を覆うカバーフラップを同時に開け閉めする。カバーフラップは、取出口の周囲全体に延在する接着剤を使用して、内装袋体に固定されるため、カバーフラップは、内装袋体から引き離され、かつ再び固定され得る。これにより、蓋が閉鎖されているときに、カバーフラップが内装袋体内に煙草を封入できるようにする。

公知の容器設計に関連して、いくつかの問題が生じる。第１の問題は、ばらの状態のタバコの刻み葉（ｌｏｏｓｅ ｔｏｂａｃｃｏ ｃｒｕｍｂｓ）が接着剤に付着されるようになり得ることであり、これは、ユーザにとって不快であることがあり、及び接着剤の効果を減少させ得ることである。別の問題は、いくつかの大気条件下では、公知のカバーフラップによってもたらされた封止が、実際には、喫煙物品内でのタバコの保存に有害となり得ることである。本発明の目的は、これらの問題のいくつかを克服しかつ軽減することである。

本発明の態様によれば、開放位置と閉鎖位置との間で回転可能なヒンジ式蓋を含む外装箱体；及び消費財を取り出すことができるアクセス用開口を含む、外装箱体内にある、消費財の内装袋体であって、アクセス用開口は、再閉鎖可能なフラップによって覆われている、内装袋体；を含む、消費財用容器が提供され、閉鎖位置では、再閉鎖可能なフラップは、アクセス用開口の周囲に延在する内装袋体の表面との重なり領域を形成し、重なり領域は、内装袋体の表面と再閉鎖可能なフラップとを剥離可能に付着する第１の接着領域と、第１の非接着領域とを含み、第１の非接着領域は、アクセス用開口の周囲の一部分を含む。

このようにして、再閉鎖可能なフラップが閉鎖位置にあるときでも、外部環境と内装袋体の内部との間での酸素交換が可能にされる。これは、アクセス用開口の周囲の一部分を含む第１の非接着領域が非接着性であるため、可能である。それゆえ、再閉鎖可能なフラップは、一般的に、非接着領域においては内装袋体に取り付けられない。再閉鎖可能なフラップ及び内装袋体は、接触又は密接に接触し得、及びそれら２つの間には微小な間隙があってもよく、それにより、内装袋体の内部と外部との間の流体連通を可能にし得る。これにより、通気性シールを生じ得、これは、実際に、特定の大気条件におけるタバコ製品の保存を改善し得る。

第１の非接着領域は、好ましくは、アクセス用開口の縁から重なり領域の外部縁まで延在して、そこに流体連通がもたらされるようにし得る。

非接着領域は、内装袋体と再閉鎖可能なフラップとを接着しないことを保証するために、中和され得る。例えば、重なり領域は、初めは、接着領域及び非接着領域の双方に再封止可能な接着剤が提供され得るが、その後、非接着領域の再封止可能な接着剤は、接着剤の接着性を除去して中和され得る。例えば、重なり領域の一方の表面は、接着領域及び非接着領域の双方に再封止可能な接着剤を備え、及び重なり領域の他方の表面は、非接着領域に剥離剤を備えるため、再封止可能な接着剤は非接着領域において接着しない。好ましい実施形態では、再閉鎖可能なフラップは、接着領域及び非接着領域の双方に再封止可能な接着剤を備え、及び内装袋体の表面は、非接着領域に剥離剤を備える。

剥離剤は、シリコーンベースの剥離剤とし得る。好ましくは、剥離剤は、インクなどの、印刷可能な組成物の形態にあるとし得る。

用語「再封止可能な接着剤」は、本明細書を通して、２つの基材間に接続部を形成することができ、２つの基材が互いに繰り返し分離されかつ再び取り付けられることができるようにする、一般的に低粘着性の除去可能な接着剤を説明するために使用される。

本明細書では、用語「前」、「後」、「上（方）」、「下（方）」、「上部」、「底」及び「側（面）」は、外装箱体の蓋が閉鎖位置にありかつヒンジ線が容器の後面にある状態で、容器が直立位置にあるときの、本発明による容器の複数の部分及びその構成要素の相対位置を指す。内装袋体内のアクセス用開口は、内装袋体の上方前縁に設けられるため、蓋が開放位置にあるときに露出される。

容器は、再閉鎖可能なフラップをヒンジ式蓋に取り付けるための手段、好ましくはヒンジ式蓋の内表面を含み得る。このようにして、蓋を開けることによって、同時に再閉鎖可能なフラップを開放し得る。同様に、蓋を閉鎖することによって、同時に再閉鎖可能なフラップを閉鎖し得る。

好ましい実施形態では、再閉鎖可能なフラップをヒンジ式蓋に取り付けるための手段が提供されるため、再閉鎖可能なフラップの端部は、ヒンジ式蓋の内表面に取り付けられるようになり得る。再閉鎖可能なフラップの端部の外表面は、ヒンジ式蓋の内表面に接続され得るため、再閉鎖可能なフラップの端部は平らなままであり、及び再閉鎖可能なフラップの残りの部分から分離され、それにより、ヒンジ式蓋を開放するときに、再閉鎖可能なフラップにＳ字形状の曲げ部を形成させる。あるいは、再閉鎖可能なフラップの端部の内表面は、ヒンジ式蓋の内表面に接続され得るため、再閉鎖可能なフラップの端部は、再閉鎖可能なフラップの残りの部分の上へと折り重なり（例えば１８０°のみ）、それにより、ヒンジ式蓋を開放するときに、再閉鎖可能なフラップにＵ字形状の曲げ部を形成させる。

用語「内表面」は、本明細書を通して、容器が閉鎖位置にあるときに、容器の内部の方へ、例えば消費財の方へ向く、組み立てられた容器の構成要素の面を指すために使用される。用語「外表面」は、本明細書を通して、容器が閉鎖位置にあるときに、容器の外部の方へ向く、容器の構成要素の面を指すために使用される。

再閉鎖可能なフラップは、永久接続によって、例えば、永久接着剤によって、ヒンジ式蓋に取り付けられ得る。用語「永久接着剤」は、本明細書を通して、一般的に、２つの基材間に、信頼性が高くかつしっかりとした接続を形成でき、容器の通常の及び目的の用途の最中に２つの基材が実質的に分離されないようにする、高粘着性の接着剤を指すために使用される。実際、永久接着剤によって互いに付着された２つの基材の分離は、一般に、関係する基材の一方又は双方に、何らかの望ましくない損傷（例えば引裂き）を引き起こす。

再閉鎖可能なフラップは、再閉鎖可能なフラップの表面、蓋の表面、又はそれら双方に提供された少なくとも１つの活性化接着剤要素によって、蓋に取り付けられ得る。再閉鎖可能なフラップと蓋との間のボンドすなわち接着は、容器の製造中にではなく、容器を使用する間に、消費者によって生み出される。これにより、再閉鎖可能なフラップをヒンジ式蓋に接続する厄介なステップが排除されるため、製造プロセスを単純にする。

いくつかの実施形態では、少なくとも１つの接着剤要素は、バッキング材の層によって保護され、及びバッキング材の層は、露出するように除去され、それにより、接着剤要素を活性化し得る。他の実施形態では、少なくとも１つの接着剤要素は、圧力を加えることによって、又は水分もしくは熱を供給することによって、活性化可能である。これらの実施形態では、接着剤要素は、バッキング材の層によって保護され得る、例えば、覆われ得るか、又は保護されないとし得る。

本明細書では、用語「活性化可能」は、消費者に非粘着状態で供給されて、容器の別の構成要素にくっつくことができないようにする接着剤要素を説明するために使用される。活性化可能な接着剤要素は、別の構成要素への適用のための粘着状態をもたらすために、消費者の側での何らかの形態の活性化を必要とする。

再閉鎖可能なフラップは、内装袋体に対してヒンジ線の周りで可動となるように、内装袋体に接続され得る。いくつかの実施形態では、再閉鎖可能なフラップは、内装袋体の外表面に取り付けられ得るため、内装袋体にあるアクセス用開口を覆う。そのような場合には、再閉鎖可能なフラップは、好ましくは、アクセス用開口の周囲を越えて延在する。

他の実施形態では、再閉鎖可能なフラップは、内装袋体の外表面にある切断線又は弱化線によって規定され、それがアクセス用開口を覆う。そのような場合には、接着ラベルは、再閉鎖可能なフラップが接着ラベルに重なる部分において、内装袋体の内表面に接着され得、及びアクセス用開口は、例えば、切欠き部又は弱化線、又はアクセス用開口を覆うフラップを規定する切断線によって、接着ラベルに設けられる。

再閉鎖可能なフラップのヒンジ線は、アクセス用開口の第１の側に設けられ、及び第１の非接着領域は、アクセス用開口の第２の側に、好ましくはアクセス用開口の対向する側に設けられ得る。このようにして、非接着領域はヒンジ線から分離される。それゆえ、非接着領域は、開けるときに内装袋体から最初に剥がされる、再閉鎖可能なフラップの端部に設けられ得る。接着性の欠如は、特に容器が初めて開けられるときに、及び特に再閉鎖可能なフラップがヒンジ式蓋に取り付けられているときに、容器の開け易さを改善し得るため、好都合とし得る。さらに、非接着領域のこの位置決めは、ユーザが、指で接着剤に触ることなく、再閉鎖可能なフラップの自由端部を掴むことができるようにする。

再閉鎖可能なフラップがヒンジ式蓋に接続される実施形態では、第１の非接着領域は、蓋が閉鎖位置、開放位置及び全中間位置にある状態で、ヒンジ式蓋に隣接して提供される。再閉鎖可能なフラップは、再閉鎖可能なフラップの自由端部をヒンジ式蓋に接続する接続部分を含み得、及び第１の非接着領域は接続部分に提供され得る。

第１の非接着領域は、ヒンジ線に隣接して提供され得る。タバコの刻み葉は、ヒンジ線によって生じる、再閉鎖可能なフラップと内装袋体との間のピンチポイントに、優先的に集まることが分かっている。いくつかの配置構成では、タバコの刻み葉は、再閉鎖可能なフラップの動きによってヒンジ線の方へ誘導され得る。ヒンジ線に隣接して、接着剤のない領域を提供することによって、再閉鎖可能なフラップに接着するタバコの刻み葉の量を減少させることが可能である。これは、内装袋体内にある喫煙物品へのアクセスを改善するために、再閉鎖可能なフラップがより十分に開放できるようにすることによって、追加的な利点を提供し得る。

いくつかの構成では、第１の非接着領域は、再閉鎖可能なフラップに沿って及びヒンジ線から離れるように延びる、少なくとも約４ｍｍ、例えば少なくとも６ｍｍ、例えば少なくとも約８ｍｍの寸法を有する。従来技術の容器に接着するタバコの刻み葉の大部分は、約３ｍｍ未満の平均サイズを有することが観察されている。これらの容器では、時には、ある程度のタバコの刻み葉の平均サイズは約３ｍｍ〜５ｍｍである。平均サイズが約１ｍｍまでの、孤立したより大きなタバコの刻み葉は、再閉鎖可能なフラップの開閉によって、より大きなタバコの刻み葉がこすれ落ちるか又はより小さな粒子に壊れるかのいずれかであるため、ほとんど認識できない。それゆえ、少なくとも約４ｍｍの寸法の第１の非接着領域を提供することによって、容器の寿命を通じて重なり領域でのタバコの刻み葉の蓄積は減少されるが、これは、タバコの刻み葉が重なり領域において接着する可能性が低く、及び容器を使用している間、接着するそれらの一部分がより小さな粒子にされ、かつ第１の非接着領域の方へ運ばれ、そこでそれらが最終的には零れ落ちるためである。第１の非接着領域を拡大することによって、さらに、タバコの刻み葉の蓄積は減少される。

寸法は、再閉鎖可能なフラップに沿って、ヒンジ線に対して実質的に垂直な寸法とし得る。いくつかの実施形態では、寸法は曲げ部とし得る。これは、ヒンジ線が内装袋体の後壁にあり、及び重なり領域の第２の部分が部分的に後壁に沿って及び部分的に上壁に沿って延在するときに、発生し得る。

第１の非接着領域は、ヒンジ線に対して実質的に平行な条片で提供され得る。別の配置構成では、重なり領域の一部分は、接着性が減少されて提供され、及び再閉鎖可能なフラップのヒンジ線に対してアクセス用開口の他方の側に位置決めされ得る。

ヒンジ線は、内装袋体の上壁に提供され得る。他の配置構成では、ヒンジ線は、ヒンジ式蓋に隣接して、内装袋体の後壁に提供され得る。再閉鎖可能なフラップは、上壁及び／又は後壁において内装袋体に接続され得る。

内装袋体は、上壁及び前壁を有し得、及び第１の接着領域は、少なくとも部分的に上壁及び少なくとも部分的に前壁に提供され得る。閉鎖時に再閉鎖可能なフラップを所望の位置に位置決めすることを助け得るため、上壁及び前壁に再封止可能な接着剤を提供することが好都合であることが分かっている。閉鎖動作では、接着は、最初に上壁で発生し、これにより、再閉鎖可能なフラップが上方前縁に巻き付き、及び前壁に対して接着することを助け得る。これは、再閉鎖可能なフラップがヒンジ式蓋に接続される実施形態において特に好都合である。

接着領域は、袋体に沿って、及び上壁に沿って前壁から離れるように延在する、少なくとも約４ｍｍ、例えば少なくとも約６ｍｍ、例えば少なくとも約８ｍｍである長さを有し得る。いくつかの実施形態では、接着領域の長さは少なくとも約１２ｍｍである。

第１の接着領域は、上壁において、内装袋体の上壁の深さの少なくとも約２５％である長さを有し得る。別の配置構成では、結合領域の第１の部分は、上壁において、上方前縁と再閉鎖可能なフラップのヒンジ線との間の距離の少なくとも約２５％である長さを有し得る。

重なり領域は、第２の非接着領域を含み得、ここで、第１の接着領域は、第１の非接着領域と第２の非接着領域との間にある。第２の非接着領域は、任意選択的に、アクセス用開口の周囲の一部分を含み得る。例えば、再閉鎖可能なフラップのヒンジ線は、アクセス用開口の第１の側に設けられ得、第１の非接着領域はヒンジ線に隣接し得、第２の非接着領域はアクセス用開口の第２の対向する側に設けられ得る。

重なり領域は、複数の接着領域及び複数の非接着領域を含み得、ここでは、接着領域は非接着領域間に差し込まれる。好ましくは、接着領域及び非接着領域は、ヒンジ線に対して好ましくは実質的に平行な条片として提供される。

本発明の別の態様によれば、開放位置と閉鎖位置との間で回転可能なヒンジ式蓋を含む外装箱体を提供するステップ；外装箱体内に消費財の内装袋体を提供するステップであって、内装袋体は、消費財を取り出すことができるアクセス用開口を含むステップ；内装袋体のアクセス用開口を覆うように再閉鎖可能なフラップを提供するステップであって、閉鎖位置では、再閉鎖可能なフラップは、アクセス用開口の周囲に延在する内装袋体の表面との重なり領域を形成するステップ；内装袋体の表面と再閉鎖可能なフラップとを剥離可能に付着するように、重なり領域に第１の接着領域を提供するステップ；及び第１の非接着領域を提供するステップであって、第１の非接着領域は、アクセス用開口の周囲の一部分を含むステップを含む、消費財用容器の製造方法が提供される。

接着領域は、重なり領域内に、そこに再封止可能な接着剤を提供することによって、提供され得る。非接着領域は、実質的に接着剤がない領域を提供することによって、重なり領域内に提供され得る。例えば、非接着領域は、初めは、接着領域及び非接着領域の双方に再封止可能な接着剤を備えるが、その後、非接着領域における再封止可能な接着剤は、接着剤の接着性を除去するために中和され得る。他の例では、重なり領域の１つの表面は、接着領域及び非接着領域の双方に再封止可能な接着剤を備え得、及び重なり領域の他方の表面は、非接着領域に剥離剤を備えて、再封止可能な接着剤が非接着領域において接着しないようにし得る。この例の好ましい実施形態では、再閉鎖可能なフラップは、接着領域及び非接着領域の双方に再封止可能な接着剤を備え、及び内装袋体の表面は、非接着領域に剥離剤を備える。

方法は、内装袋体に、アクセス用開口に対して再閉鎖可能なフラップを位置決めして、非接着領域がアクセス用開口の周囲の予め規定された部分を含むようにすることを含み得る。これは、アクセス用開口に対して重なり領域の第１の非接着領域を参照することによって、達成され得る。これにより、再閉鎖可能なフラップが正しく位置決めされて、内装袋体の内容物を確実に効果的に封止できるようにする。

いくつかの実施形態では、アクセス用開口の周囲の予め規定された部分は、再閉鎖可能なフラップのヒンジ線に隣接し得る。他の実施形態では、再閉鎖可能なフラップのヒンジ線は、アクセス用開口の第１の側に設けられ得、及びアクセス用開口の周囲の予め規定された部分は、アクセス用開口の第２の側に、例えばアクセス用開口の対向する側に設けられ得る。

本発明の実施形態について、ここで、例として、図面を参照して説明する。

本発明の第１の実施形態にある容器の上部の斜視図である。 本発明の第１の実施形態にある容器の再閉鎖可能なフラップの平面図である。 本発明の第２の実施形態にある容器の上部の斜視図である。 本発明の第２の実施形態にある容器の再閉鎖可能なフラップの平面図である。 本発明の第３の実施形態にある容器の上部の斜視図である。 本発明の第４の実施形態にある容器の上部の斜視図である。 本発明の第４の実施形態にある容器の再閉鎖可能なフラップの平面図である。 本発明の第４の実施形態にある容器の内装袋体の正面図である。 蓋の開放位置における、本発明の第５の実施形態にある容器の斜視図を示す。 図９の容器の詳細を示す。 蓋が中間位置にある状態の、図９の容器を示す。 本発明の第１〜第４の実施形態にある容器の外装箱体を形成するためのブランクの実施形態を示す。 本発明の第５の実施形態にある容器の外装箱体を形成するためのブランクの実施形態を示す。 本発明の第５の実施形態にある容器の外装箱体を形成するためのブランクの、それぞれ、第２及び第３の実施形態を示す。 本発明の内装袋体を形成するブランクの２つの異なる実施形態を示す。 本発明のインナーフレームを形成するブランクの実施形態を示す。 本発明の内装袋体を形成するシステムを示す。

図１に示すヒンジ式蓋容器１は、箱２と、ヒンジ線に沿って箱２にヒンジ接合で取り付けられる蓋３とを含む。図１は、蓋３が開放位置にある容器１を示す。内装袋体５にくるまれた一束の煙草が、容器１の箱２に収納されている。

箱２は、箱前壁、箱左側壁、箱右側壁、箱後壁、及び箱底壁を有する。箱２の上部は開放して、煙草を取り出すことができる上部開口を提供する。

蓋３は、蓋前壁、蓋左側壁、蓋右側壁、蓋後壁及び蓋上壁を有する。容器１が閉鎖されると、蓋３の壁の自由縁は、当接線に沿って箱２の壁の自由縁に当接する。それゆえ、閉鎖位置では、蓋３の壁は、箱２の対応する壁の拡張部を形成して、外装箱体１の壁を画成する。

内装袋体５は、煙草を取り出すことができるアクセス用開口６を含む。煙草の内装袋体５が箱２内の適所にあるとき、アクセス用開口６は、箱２の開放上端に位置決めされる。アクセス用開口６は、アクセス用開口６を覆うフラップ５８を規定する切断線５７を含む。フラップ５８は、アクセス用開口６を覆ったり及び覆いを取り除いたりするように可動であり、それゆえ、煙草へのアクセスを防止したり又は可能にしたりする。フラップ５８は、容器１を最初に開放したときにのみ、内装袋体５から分離されるようにするために、切断線５７の代わりに弱化線が提供されてもよい。あるいは、アクセス用開口６は切欠き部５９（図１６Ｂを参照）である。

容器１の内装袋体５内にインナーフレーム４（図１７に示すブランク４０より形成される）が実装される。インナーフレーム４は、内装袋体前壁、内装袋体左側壁及び内装袋体右側壁のそれぞれの内表面に近接して位置決めされる、インナーフレーム前壁、インナーフレーム左側壁、及びインナーフレーム右側壁を含む。インナーフレーム４は、任意選択的に、内装袋体５に接続され得る、例えば、糊で付けられ得る。インナーフレーム前壁は、上部自由縁に矩形の切欠き部を含んで、箱２からの煙草の取り出しを容易にする。矩形の切欠き部は、内装袋体５内のアクセス用開口６の前壁部分に実質的に対応する。インナーフレーム４の壁は、箱２の上縁の上方に延在する。

再閉鎖可能なフラップ８が内装袋体５の外表面に取り付けられて、内装袋体５のアクセス用開口６を覆うようにする。再閉鎖可能なフラップ８は、再閉鎖可能なフラップ８がアクセス用開口６を開閉するように旋回できるヒンジ線７を提供する内装袋体５の上部後縁において内装袋体５に付着される。再閉鎖可能なフラップ８は、アクセス用開口６の周囲を越えて延在し、かつ又は内装袋体フラップ５８に付着される。

この実施形態における再閉鎖可能なフラップ８は、粘着ラベルである。ラベル８は、アクセス用開口６の周囲で内装袋体５の一部分に重なるその内表面に再封止可能な接着剤を含む。蓋３が閉鎖位置にあるとき、再封止可能な接着剤は、接着ラベル８を内装袋体５に付着する。

再封止可能な接着剤は又、再閉鎖可能なフラップ８を内装袋体フラップ５８に付着するために使用され得るが、永久接着剤を使用して、内装袋体フラップ５８が、何回か開けた後にラベル８から剥がれるのを防止することが好ましい。再封止可能な接着剤は感圧接着剤とし得る。永久接着剤はＵＶ硬化感圧接着剤とし得る。

永久接着剤は、図２に示すように、アクセス用開口６の周囲５７の範囲内の再封止可能な接着剤の枠の内側に提供され得、そこでは、永久接着剤は、アクセス用開口６の周囲５７の範囲内の領域１７に提供される。枠は、アクセス用開口６の周囲５７と約１〜５ｍｍ、例えば約２〜３ｍｍの最小距離で分離し得る。アクセス用開口６の周囲５７の内側の永久接着剤領域１７の周りに再封止可能な接着剤の枠を提供することによって、何回か開けた後に内装袋体フラップ５８がラベル８から剥がれるのを軽減するのを可能にする一方で、内装袋体フラップ５８に対するラベル８の位置決め公差を吸収し、それにより、ラベル８を内装袋体５に、アクセス用開口６の内側及び外側で、永久的に接着させ得るため、それを損傷させることなく、内装袋体５の開放を防止する。この実施形態では図示されるにすぎないが、永久接着剤領域１７は、内装袋体フラップ５８を有するいずれかの実施形態において、任意選択的に存在し得る。

アクセス用開口６が切欠き部５９である代替的な実施形態では、ラベル８は、アクセス用開口６の周囲５７の範囲内に実質的に接着剤がない。

図１に示すように、再閉鎖可能なフラップ８は、一方の端部において内装袋体５に、及び他方の端部においてヒンジ式蓋３の内表面に取り付けられる。ラベル８の外表面は、例えばラベル８及び／又は蓋３の内表面（例えばホットメルト接着剤のスポット）に又はキャリア材（例えば両面接着テープ）に流体状態で提供される永久接着剤によって、その自由端部９においてヒンジ式蓋３の内表面に永久的に付着される。その結果、蓋３の動きによって、ラベル８の動きを引き起こす。ラベル８の自由端部９がヒンジ式蓋３に接続されるとき、自由端部９は、ラベル８の接続部分を構成する。

再閉鎖可能なフラップ８の内表面は重なり領域を含み、そこでは、蓋３が閉鎖位置にある状態で、再閉鎖可能なフラップ８は、アクセス用開口６の周囲５７の辺りで内装袋体５の隣に提供される。再閉鎖可能なフラップ８の内表面は、内装袋体５と再閉鎖可能なフラップ８とを剥離可能に付着する再封止可能な接着剤を有する第１の部分１４と、実質的に接着剤がない第２の部分１６とを含む。この実施形態では、重なり領域の第２の部分１８は、内装袋体５の上壁に、再閉鎖可能なフラップ８のヒンジ線７に隣接して提供される。閉鎖位置では、再閉鎖可能なフラップ８の第１の部分１４は、内装袋体５の封止部分１５の隣に設けられるため、それぞれの壁が接着する。当然ながら、別の実施形態では、再封止可能な接着剤は、再閉鎖可能なフラップ８ではなく、内装袋体５の封止部分１５に提供されてもよい。閉鎖位置では、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、アクセス用開口６の周囲５７の、内装袋体５の対応する部分の隣に提供されるが、２つの表面の間は接着されない。それぞれの表面は、非常に近くにあっても、又は直接接触していてもよいが、封止係合が欠如していることは、内装袋体５の内部と外部環境との間の流体交換を可能とし得ることを意味する。これにより、アクセス用開口６に通気性シールを生み出し、これが、いくつかの大気条件下で煙草内でのタバコの保存に役立ち得る。

この実施形態では、実質的に接着剤がない、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、ヒンジ線７に隣接して提供される。タバコの刻み葉はヒンジ線７に優先的に集まり、及びこの領域に接着剤がないことは、通常の使用時に認識できるタバコの刻み葉の量を減少させることが可能であることを意味することが分かっている。

再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６をヒンジ線７に隣接して提供することによって、接着を減少させることも可能であり、これにより、蓋が開放位置にある場合に、再閉鎖可能なフラップ８が完全に開くことを防止又は制限し得る。この配置構成は、内装袋体５内の煙草へのアクセスを好都合にも改善し得る。

図１は、閉鎖位置にあるときに、アクセス用開口６の縁５７から再閉鎖可能なフラップ８の外部まで延在して、通気性領域が規定されるようにする第２の部分１６を示す。この領域は、共に、容器１の重なり領域の非接着領域であるとみなされ得る。例えば、組み合わせたとき、再閉鎖可能なフラップ８及び内装袋体５は一緒に重なって、第２の部分１６は、内装袋体５の対応する部分と組み合わせられたときに非接着性領域を規定する。任意選択的に、この領域は、重なり領域の内側縁から外部縁まで延在して、非接着領域が、アクセス用開口６を取り囲むシールに切れ目を形成して、内装袋体５のアクセス用開口６に通気性シールを提供する。

図２は、図１に示す容器１において使用される再閉鎖可能なフラップ８の内表面の平面図である。アクセス用開口６の周囲５７は、簡単に参照できるように示されているが、再閉鎖可能なフラップ８の一部ではない。ヒンジ線７も点線で示している。同様に、横点線は、再閉鎖可能なフラップ８が閉鎖位置において内装袋体５の上側にあるときの、内装袋体５の上方前縁及び上方後縁の相対位置を示す。

図２に示すように、再閉鎖可能なフラップ８は、蓋３が閉鎖位置にあるときの、後面８１、上面８２及び前面８３を含む。これらは、内装袋体５である直方体での再閉鎖可能なフラップ８の関連の面８１、８２、８３の位置である。再封止可能な接着剤が実質的にない、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、ヒンジ線７に対して実質的に垂直な方向に、上面８２に沿って、ヒンジ線７から延在する、約４．５ｍｍの長さｌ_２を有する。

少なくとも上面８２及び前面８３にある再閉鎖可能なフラップ８の第１の部分１４に再封止可能な接着剤を提供することが好都合であることが分かっている。これにより、再閉鎖可能なフラップ８を、信頼性の高い方法で、内装袋体５の上部前縁に巻き付けることができ、これは、蓋３が開放位置から閉鎖位置へ動かされるときに、再閉鎖可能なフラップ８が確実に正しく位置決めされるのを助け得る。この実施形態では、再閉鎖可能なフラップ８の第１の部分１４は、上面８２に沿って、ヒンジ線７に対して実質的に垂直な方向に、ヒンジ線７の方へ延在する、約１４ｍｍの長さｌ_１を有する。

別の実施形態では（図示せず）、再閉鎖可能なフラップ８の第１の部分１４は、上面８２に沿って、ヒンジ線７に対して実質的に垂直な方向に、ヒンジ線７の方へ延在する、約９ｍｍの長さｌ_１を有する。この同じ実施形態では、実質的に再封止可能な接着剤がない、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、上面８２に沿って、ヒンジ線７に対して実質的に垂直な方向に、ヒンジ線７から延在する、約９ｍｍの長さｌ_２を有する。

それゆえ、再封止可能な接着剤は、アクセス用開口６の周囲５７の下方縁の辺り、内装袋体５の前壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び右縁の辺り、及び内装袋体５の上壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び右縁の一部分の辺りに延在する。

再閉鎖可能なフラップ８の自由端部９の外表面は、蓋３の内表面に取り付けるための永久接着剤（図示せず）を備える。

別の実施形態では（図示せず）、内装袋体５は剥離剤を備え得、接着層を実質的に含む再閉鎖可能なフラップ８が内装袋体５に重なって、再閉鎖可能なフラップ８がその領域において内装袋体５に接着しないようにする。

図３は、本発明の第２の実施形態における容器１の上部の斜視図であり、及び図４は、再閉鎖可能なフラップ８の平面図である。簡潔にするために、図１及び図２に示す実施形態の特徴とは異なる特徴のみを下記で説明する。この配置構成では、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、フラップ８の全幅にわたって延在する。再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６の中央セクションは、使用時に、内装袋体５のフラップ５８の後ろ側にある。それゆえ、内装袋体フラップ５８の両側に突出する第２の部分１６の端部のみが、通常の使用時に露出される。

図５は、本発明の第３の実施形態における容器１の上部の斜視図である。この配置構成では、実質的に再封止可能な接着剤がない、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、ラベル８の自由端部９において、及びアクセス用開口６の周囲５７の一部の辺りで、ヒンジ式蓋３に隣接して提供される。再封止可能な接着剤を備える、再閉鎖可能なフラップ８の第１の部分１４は、第２の部分１６からヒンジ線７まで延在する。図５から理解され得るように、再封止可能な接着剤は、内装袋体５の上壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び側縁の辺りに、内装袋体５の前壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び側縁の一部分の辺りに延在するが、アクセス用開口６の下方周囲５７の辺りには延在しない。

蓋３の閉鎖位置では、実質的に接着剤がない、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、アクセス用開口６の周囲５７の傍らで内装袋体５の隣にある。この領域において封止係合が存在しないことによって、通気性シールが生み出され、これは、内装袋体５の内部と外部環境との間の酸素交換を可能にすることを意味する。蓋３へのラベル８の接続部分９に全く再封止可能な接着剤が存在しないことによって、容器１の開け易さを高めるため、さらなる利点が生み出される。通常の開放動作中に、ヒンジ式蓋３は、再閉鎖可能なフラップ８を内装袋体５から引き離すため、それらが接着されている箇所でそれらは剥がれる。開放の際、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、接着されていないため、内装袋体５から簡単に動く。これにより、ヒンジ式蓋３の最初の開放が容易になり、及びひとたびこの剥がしプロセスが始まったら、第１の部分１４の剥がし易さを高める。

アクセス用開口６は、この実施形態では、湾曲した下方周囲５７を含み、これは、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６の曲面に対応する。アクセス用開口６のこの形状は、ユーザの煙草１１へのアクセスし易さを高め得ることが分かっている。この実施形態では単なる説明にすぎないが、下方周囲５７にあるアクセス用開口６の湾曲形状は、本発明の任意の他の実施形態において実装される。

代替的な実施形態では（図示せず）、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、フラップ８の全幅にわたって延在し得る。それゆえ、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６の中央セクションは、使用中、内装袋体フラップ５８の後ろ側にあり得る。それゆえ、内装袋体フラップ５８の外側に突出する第２の部分１６のセクションのみが、通常の使用中に露出される。

図６は、本発明の第４の実施形態における容器１の斜視図であり、及び図７は、再閉鎖可能なフラップ８の平面図である。図８は、この実施形態の容器１において使用するための内装袋体５の正面図である。再閉鎖可能なフラップ８は、再封止可能な接着剤を有する第１の部分１４と、実質的に再封止可能な接着剤がなく、及びヒンジ線７に隣接する第２の部分１６とを備える。再閉鎖可能なフラップ８は又第３の部分１８を含み、この第３の部分は、実質的に接着剤がなく、具体的にはラベル８の接続部分（自由端部９）において、ヒンジ式蓋３に隣接する。図６から理解され得るように、第３の部分１８は、アクセス用開口６の周囲５７の一部分を含まない。それゆえ、再封止可能な接着剤は、アクセス用開口６の周囲５７の下方縁の辺り、内装袋体５の前壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び右縁の辺り、及び内装袋体５の上壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び右縁の一部分の辺りに延在する。

この配置構成では、再閉鎖可能なフラップ８は、好都合にも、ヒンジ線７に隣接するフラップ８にタバコの刻み葉がくっつくのを回避し、蓋３を広く開けるのを促し、及び蓋３の開け易さを高める。さらに、容器１は、内装袋体５の内部と外部環境との間の酸素交換を可能にすることによって、タバコの保存を促す。

代替的な実施形態では（図示せず）、第３の部分１８は、図５に示す、本発明の第３の実施形態のラベル８の第２の部分１６と同様の実施形態において、アクセス用開口６の周囲５７の下方部分を含む。その結果、再封止可能な接着剤は、内装袋体５の上壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び右縁の一部分の辺りに、及び内装袋体５の前壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び側縁の一部分の辺りに延在する。再封止可能な接着剤は、アクセス用開口６の下方周囲５７の辺りに延在しない。

再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、実質的に再封止可能な接着剤がないと説明された。しかしながら、本明細書で説明する好都合な効果の少なくともいくつかは、第１の部分１４と比べて接着性を減少させて第２の部分１６を提供することによって実現され得る。

図９は、ヒンジ式蓋容器１の別の実施形態の斜視図である。図１０に示すように、蓋前壁は、蓋外側前面パネル３１と、折り目線によって蓋外側前面パネル３１に接続された２つの蓋内側前面パネル３２、３３とを含む。第１の蓋内側前面パネル３２は、第１の蓋内側前面パネル３２が蓋外側前面パネル３１に対して回転し得る回転軸３２’を規定する折り目線によってのみ蓋外側前面パネル３１に接続される。それゆえ、第１の蓋内側前面パネル３２は、蓋３の下部前縁の周りで蓋外側前面パネル３１に対して回転可能である。第２の蓋内側前面パネル３３は、折り目線及び永久接着剤によって蓋外側前面パネル３１に接続されるため、蓋外側前面パネル３１及び第２の蓋内側前面パネル３３は、相対的に動かない。

ラベル８の外表面は、その自由端部９において、例えば永久接着剤、例えばホットメルト接着剤、又はキャリア材によって担持される接着剤条片によって、第１の蓋内側前面パネル３２に永久的に付着される。その結果、蓋３の動きによって、ラベル８及び第１の蓋内側前面パネル３２の動きを引き起こし、これは、蓋外側前面パネル３１に対して回転する。

この配置構成では、実質的に再封止可能な接着剤がない、再閉鎖可能なフラップ８の第２の部分１６は、本発明の第３の実施形態と同様に、ラベル８の自由端部９に、及びアクセス用開口６の周囲５７の一部の辺りに提供される。再封止可能な接着剤を備える、再閉鎖可能なフラップ８の第１の部分１４は、第２の部分１６からヒンジ線７まで延在する。図９から理解され得るように、再封止可能な接着剤は、内装袋体５の上壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び側縁の辺りに、内装袋体５の前壁にあるアクセス用開口６の周囲５７の左縁及び側縁の一部分の辺りに延在するが、アクセス用開口６の下方周囲５７には延在しない。当然ながら、以前示した再閉鎖可能なフラップ８の任意の他の実施形態が、図９に示す再閉鎖可能なフラップ８の代わりに使用され得る。

内装袋体５内の煙草にアクセスするために、ヒンジ蓋３は、閉鎖位置から、図９に示す開放位置へと動かされる。蓋３が閉鎖位置から動かされるとき、第１の蓋内側前壁３２の縁３２”は、内装袋体５の外表面と回動接触される。これにより、第１の蓋内側前壁３２を、第１の蓋内側前壁３２が蓋外側前壁３１に対して実質的に平行である初期位置から、図１１から理解され得るような、第１の蓋内側前壁３２が蓋外側前壁３１に対してほぼ垂直である位置まで、縁３２”の周りで旋回させる。ヒンジ蓋３をさらに回転させることによって、ラベル８を内装袋体５から剥がし、それにより、内装袋体５にあるアクセス用開口６の覆いを取り除き、そこを通して１本以上の煙草を取り出すことができる。

それゆえ、本実施形態の容器１は、蓋３の２段階の開放を提供する。第１の段階では、再閉鎖可能なフラップ又はラベル８の自由端部９が、内装袋体５の周りで旋回される。第２の段階では、再閉鎖可能なフラップ又はラベル８は内装袋体５から剥がされ、それにより、内装袋体５にあるアクセス用開口６の覆いを取り除く。第１の段階では、再閉鎖可能なフラップ又はラベル８は、好ましくは、アクセス用開口６の覆いを部分的でさえも取り除かない。

容器１を閉鎖するために、ヒンジ蓋３は、開放位置から閉鎖位置へ動かされる。蓋３が開放位置から動かされるとき、ラベル８は、内装袋体５の上側で転がされ、それにより、内装袋体５にあるアクセス用開口６を覆う。第１の蓋内側前面パネル３２は、ラベル８が開放位置になるように伸び、かつ蓋を閉鎖する間は、ラベル８に張力をかけ、それにより、内装袋体５に対する接着ラベル８の正確な再位置決めを保証する。第１の蓋内側前壁３２の縁３２”は、図１１に示すストップモーション位置において、内装袋体５と接触するようになる。ヒンジ蓋３をさらに回転させることによって、第１の蓋内側前壁３２が蓋外側前壁３１に対してほぼ垂直である初期位置から、第１の蓋内側前壁３２を、第１の蓋内側前壁３２が蓋外側前壁３１に対して実質的に平行である位置まで、縁３２”の周りで旋回させ、それにより、容器１を閉鎖する。

それゆえ、本実施形態の容器１は、蓋３の２段階の閉鎖を提供する。第１の段階では、再閉鎖可能なフラップ又はラベル８は内装袋体５の上側で転がり、それにより、内装袋体５にあるアクセス用開口６を覆う。第２の段階では、再閉鎖可能なフラップ又はラベル８の自由端部９は、内装袋体５の周りで旋回される。

それゆえ、蓋３は、図１１に示す中間の安定位置を通過して、箱２の周りで開放位置と閉鎖位置との間で可動である。閉鎖位置と中間位置との間の蓋３の動きは、又は逆も同様に、再閉鎖可能なフラップ８と、可動蓋パネル、この実施形態では第１の蓋内側前面パネル３２との協働によって生成され得る付勢力に打ち勝つ必要がある。

図１２は、図１、３、５及び６に示す外装箱体１を形成するためのブランク１０を示す。ブランク１０は、２つのブランク部分、すなわち箱部分２０及び蓋部分３０に分割される。各ブランク部分は複数のパネルを含み、そこでは、それぞれ個々のパネルが、例えば、折り目又は折り線によって、少なくとも別のパネルに接続されている。

箱部分２０は、箱前面パネル２１、箱外側及び内側左側面パネル２２’、２２”、箱外側及び内側右側面パネル２３’、２３”、箱後面パネル２４、箱底面パネル２５及び２つの箱糊付けフラップ２６を含む。図１２には、複数の平行な縦折り目線として、箱前面パネル２１及び箱後面パネル２４の箱外側及び内側左及び右側面パネル２３’、２３”、２４’、２４”への接続部を示すが、これらの接続部は、単一の縦折り目線によって等しく作製され得る。残りのパネル接続部は、単一の横折り目線である。

外装箱体１の箱２を組み立てるために、箱糊付けフラップ２６は、箱底面パネル２５に糊付けされて、箱底壁を形成する。箱左側壁を形成するために、箱内側左側面パネル２２”が箱外側左側面パネル２２’に糊付けされる。箱内側右側面パネル２３”は箱外側右側面パネル２３’に糊付けされて、箱右壁を形成する。

蓋部分３０は、蓋外側前面パネル３１、１つの蓋内側前面パネル３２、蓋外側及び内側左側面パネル３４’、３４”、蓋外側及び内側右側面パネル３５’、３５”、蓋後面パネル３６、蓋上面パネル３７及び２つの蓋糊付けフラップ３８を含む。蓋後面パネル３６は、箱後面パネル２４にヒンジ接続される（例えば折り目線によって）。

蓋外側前面パネル３１及び蓋後面パネル３６の蓋外側及び内側左及び右側面パネル３４’、３４”、３５’、３５”への接続部を、複数の平行な縦折り目線として示すが、単一の縦折り目線がこれらの接続部を等しく作り得る。残りのパネル接続部は、単一の横折り目線である。

蓋３を形成するために、蓋内側前面パネルは、蓋外側前面パネル３１に対して１８０°折られ、及び一緒に糊付けされる。蓋糊付けフラップ３８は、蓋上部パネル３７に糊付けされて、蓋上壁を形成する。蓋左側壁は、蓋内側左側面パネル３４”を蓋外側側面パネル３４’に糊付けすることによって、形成される。最後に、蓋内側右側面パネル３５”が蓋外側右側面パネル３５’に糊付けされる。

図１３は、図９〜１１に示す、外装箱体１を形成するためのブランク１１を示す。簡潔にするために、ブランクの違いのみを下記で説明し、及び図１２に示すブランク１０に使用されるものと同じ符号を、同様の要素を指すために使用する。

ブランク１１は、図１２に示すブランク１０とは、蓋部分３０が２つの蓋内側前面パネル３２、３３を有し、それら双方が、第１の蓋内側前面パネル３２が第２の蓋内側前面パネル３３によって取り囲まれているため、蓋外側前面パネル３１に接続されている点で、異なる。

図１３には示さないが、第１及び第２の蓋内側前面パネル３２、３３は、１つ以上の壊れやすい接続部によって接続され得る。これらの１つ以上の壊れやすい接続部は、蓋外側前面パネル３１に接続されない、第１の蓋内側前面パネル３２の縁のうちの少なくとも１つに沿って、好ましくは、蓋外側前面パネル３１に接続される第１の蓋内側前面パネル３２の縁３２’に対向する縁３２”に沿って少なくとも設けられ得る。

蓋３を形成するときに、両蓋内側前面パネルは、蓋外側前面パネル３１に対して１８０°折られるため、それらは接触するが、蓋外側前面パネル３１及び第２の蓋内側前面パネル３３のみが糊付けされる。

好ましくは、第１の蓋内側前面パネル３２の周囲に、接着剤のない領域が規定されて、接着剤が第１の蓋内側前面パネル３２に垂れるのを防止する。接着剤のない領域の平均幅は、少なくとも１ｍｍ、例えば約２ｍｍとし得る。

図１４及び図１５は、図９〜１１に示すものと同様の外装箱体１を形成するための代替的なブランク１２、１３を示す。簡潔にするために、それらブランクの違いのみを下記で説明し、及びブランク１１に使用されたものと同じ符号を、同様の要素を指すために使用する。

図１４に示すブランク１２は、図１３に示すブランク１１とは、蓋部分３０が１つのみの蓋内側前面パネル３２を有する点で、異なる。蓋３が形成されると、蓋内側前面パネル３２は、蓋外側前面パネル３１に対して１８０°折られるため、それらは接触するが、それら２つのパネルを接着するために糊は付けられない。

図１５に示すブランク１３は、図１３に示すブランク１１とは、第１の蓋内側前面パネル３２が１つの縁３２’において折り目又は折り線によって蓋外側前面パネル３０に、及び別の対向する縁３２”において１列のミシン目などの弱化線によって第２の蓋内側前面パネル３３に接続される点で、異なる。弱化線３２”は、ブランク１２のいずれかのパネルが折られる前に、好ましくは例えば回転式スコアリング工具によって、外装箱体１の形成ステップの最中に形成され得る。

蓋３が形成されると、第１の蓋内側前面パネル３２は、蓋外側前面パネル３１に対して１８０°折られるため、接触する。第２の蓋内側前面パネル３３は第１の蓋内側前面パネル３２に接続されているため、第１の蓋内側前面パネル３２を蓋外側前面パネル３１に対して折ることによって、第２の蓋内側前面パネル３３及び蓋外側前面パネル３１も接触する。これら後者のパネルは接着される。

好ましくは、接着剤のない領域が第１の蓋内側前面パネル３２の周囲に規定されて、接着剤が第１の蓋内側前面パネル３２に垂れるのを防止する。接着剤のない領域の平均幅は、少なくとも１ｍｍ、例えば約２ｍｍとし得る。

再閉鎖可能なフラップ８が第１の蓋内側前面パネル３２に付着され、及び容器１が初めて開けられるとき、開放力によって、第１及び第２の蓋内側前面パネル３２、３３を接続する弱化線３２”を壊し、それにより、第１の蓋内側前面パネル３２を動かし、それにより、蓋外側前面パネル３１に接続する折り目線３２’の周りで回転可能となる。第２の蓋内側前面パネル３３は蓋外側前面パネル３１に取り付けられたままである。

図１６Ａ及び図１６Ｂは、図１〜１１に示す内装袋体５を形成するための２つの代替的なブランクを示す。内装袋体ブランク５０は、図１６Ａ及び図１６Ｂに示す縦破線及び横破線に沿って折られる実質的に矩形の包装材料シートから作製される。

内装袋体ブランク５０は、内装袋体前面パネル５１、内装袋体外側及び内側左側面パネル５２’、５２”、内装袋体外側及び内側右側面パネル５３’、５３”、内装袋体後面パネル５４、内装袋体底面パネル５５及び内装袋体上面パネル５６を含む。図１５Ａ及び図１５Ｂには、それぞれ２つの平行の縦折り線として、内装袋体外側及び内側左及び右側面パネル５３’、５３”、５４’、５４”からの内装袋体前面パネル５１及び内装袋体後面パネル５４の分離部を示すが、この分離部は、単一の縦折り線によって等しく作製され得る。

図１６Ａに示す内装袋体ブランク５０は、フラップ５８を規定する切断線５７を含む。フラップ５８が、容器１を最初に開けるときにのみ、内装袋体５から分離するようにするために、弱化線が切断線の代わりに提供されてもよい。図１６Ｂに示す内装袋体ブランク５０では、切断線５７は切欠き部５９を規定する。

図１６Ａ及び図１６Ｂに示すブランク５０のいずれかから内装袋体５を形成するために、内装袋体外側及び内側左側面パネル５２’、５２”は互いに接続され（例えば糊の塗布又はヒートシーリングによって）、内装袋体外側左壁を形成する。内装袋体右壁は、内装袋体外側及び内側右側面パネル５３’、５３”を接続することによって、形成される。

図１７は、図１〜１１の内装袋体５に収納されるインナーフレームを形成するためのブランク４０を示す。インナーフレームブランク４０はインナーフレーム前面パネル４１、インナーフレーム左側面パネル４２及びインナーフレーム右側面パネル４３を含む。図１７では、複数の平行な縦折り目線として、インナーフレーム左及び右側面パネル４２、４３へのインナーフレーム前面パネル４１の接続部を示すが、これらの接続部は、単一の縦折り目線によって等しく作製され得る。

インナーフレーム前面パネル４１は、上部自由縁に矩形の切欠き部４４を含んで、インナーフレームがブランク４０から組み立てられているときの、箱２からの煙草の取り出しを容易にする。矩形の切欠き部４４は、内装袋体５にあるアクセス用開口６の前壁部分に実質的に対応する。従って、本発明の第３の実施形態では、切欠き部は、内装袋体５にあるアクセス用開口６の湾曲形状の下方周囲に実質的に適合するように湾曲形状である。

インナーフレームを形成するために、インナーフレーム左及び右側面パネル４２、４３は、インナーフレーム前面パネル４１に対して約９０°折られる。組み立て済みの条件では、インナーフレーム前面パネル４１はインナーフレームの前壁に対応し、及びインナーフレーム左及び右側面パネル４２、４３は、それぞれ、インナーフレーム左及び右側壁に対応する。

図１８は、本発明の一実施形態による、喫煙物品、例えば煙草などを収納する内装袋体５を形成するためのシステム又は装置１００を示す。煙草の装入とそれぞれ組み合わせられる一連のインナーフレーム４は、装置１００によってパッケージング経路に沿って矢印Ａの方向に輸送される。フレーム内装入煙草Ｇは、供給ロール（図示せず）から供給される包装材料の連続シート５００（例えば、金属化プラスチックラミネートフィルム）の下側で、搬送される。包装シート５００は、包装シート５００の下側で輸送される各インナーフレーム４のインナーフレーム前面パネル４１にあるそれぞれのアクセス口４４と整列するように、予め形成された再閉鎖可能なフラップ８を有する。

連続的に進行するインナーフレーム４の下方に配置されたローラ１０１は、フレーム内装入煙草Ｇの前面及び後面の上側で、及びフレーム内装入煙草Ｇの対向端部に対して、包装シート５００をぴんと引っ張り、それにより、それらを包装して、内装袋体の前壁、上壁、後壁及び底壁を形成する。その後、ローラ１０１はシーリングヘッド１０２と協働して、引っ張られた包装シート５００を溶融又は封止し、内装袋体後壁（図示せず）に横シームを形成する。その後、ローラ１０１に続いて、さらなる長尺状のシーリングヘッド１０３（又はその対）が、フレーム内装入煙草Ｇのそれぞれの間のバリヤーシート５００において、側方シームを（例えば「フィンシール」として）クランプ及び溶融するように動作して、内装袋体左及び右側壁を形成する。その後、トリマー１０４及びローラ１０５がシーム１３、１４をトリミングしかつ平らにして、個々の内装袋体５を完成させ得る。

図１２〜１５に示す実施形態のいずれかによる外装箱体１を形成するための１組のブランクが、上述の通り、内装袋体５の周りで折られて糊付けされて、箱２及び蓋３を形成する。永久接着剤が再閉鎖可能なフラップ８の外表面に、特にその自由縁９に塗布されて、再閉鎖可能なフラップ８を蓋内側前面パネル３２に接続する。その結果、本発明による消費財用の容器が形成される。

包装用シート５００内で再閉鎖可能なフラップ８を予備形成するために、アクセス用開口６は、まず、包装用シート５００に切断されて、フラップ５８（図１６Ａ）又は切欠き部５９（図１６Ｂ）を形成し、次いで、再閉鎖可能なフラップ８が、アクセス用開口６の上側を覆って包装用シート５００に位置決めされる。再閉鎖可能なフラップ８は、アクセス用開口６に対して位置決めされて、非接着領域が、アクセス用開口６の周囲５７の予め規定された部分を含むようにする。これは、アクセス用開口６に対する重なり領域の非接着領域を参照することによって、達成され得る。

図１〜４及び図６に示す実施形態では、アクセス用開口６の周囲５７の予め規定された部分は、再閉鎖可能なフラップ８及びヒンジ線７に隣接する。図５及び図７〜１１に示す実施形態では、再閉鎖可能なフラップ８のヒンジ線７は、アクセス用開口６の第１の側に設けられ、及びアクセス用開口６の周囲５７の予め規定された部分は、アクセス用開口６の第２の側、この場合アクセス用開口６の対向側に設けられる。

Claims (15)

1. 開放位置と閉鎖位置との間で回転可能なヒンジ式蓋を含む外装箱体；及び
   消費財を取り出すことができるアクセス用開口を含む、前記外装箱体内にある、消費財の内装袋体であって、前記アクセス用開口は、再閉鎖可能なフラップによって覆われている、内装袋体
   を含む、消費財用容器であって、
   前記閉鎖位置では、前記再閉鎖可能なフラップは、前記アクセス用開口の周囲に延在する前記内装袋体の表面との重なり領域を形成し、前記重なり領域は、前記内装袋体の前記表面と前記再閉鎖可能なフラップとを剥離可能に付着する第１の接着領域と、第１の非接着領域とを含み、前記第１の非接着領域は、前記アクセス用開口の前記周囲の一部分を含む、消費財用容器。
2. 前記第１の非接着領域は、前記アクセス用開口の縁から前記重なり領域の外部縁まで延在する、請求項１に記載の容器。
3. 前記容器は、前記再閉鎖可能なフラップを前記ヒンジ式蓋に取り付けるための手段を含む、請求項１又は２に記載の容器。
4. 前記再閉鎖可能なフラップは前記袋体に接続されて、前記袋体に対してヒンジ線の周りで可動となるようにする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の容器。
5. 前記再閉鎖可能なフラップの前記ヒンジ線は、前記アクセス用開口の第１の側に設けられ、及び前記第１の非接着領域は、前記アクセス用開口の第２の側に設けられる、請求項４に記載の容器。
6. 前記第１の非接着領域は前記ヒンジ線に隣接して設けられる、請求項５に記載の容器。
7. 前記第１の非接着領域は、前記再閉鎖可能なフラップに沿って、前記ヒンジ線から離れるように延在する、少なくとも約４ｍｍの寸法を有する、請求項６に記載の容器。
8. 前記第１の非接着領域は、前記ヒンジ線に対して実質的に平行な条片で提供される、請求項４〜７のいずれか１項に記載の容器。
9. 前記袋体は上壁及び前壁を有し、及び前記接着領域は、少なくとも部分的に前記上壁に及び少なくとも部分的に前記前壁に提供される、請求項１〜８のいずれか１項に記載の容器。
10. 前記接着領域は、前記袋体に沿って、及び前記上壁に沿って前記前壁から離れるように延在する、少なくとも約４ｍｍの長さを有する、請求項９に記載の容器。
11. 前記重なり領域は第２の非接着領域を含み、及び前記第１の接着領域は、前記第１の非接着領域と第２の非接着領域との間にある、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の容器。
12. 前記第２の非接着領域は前記アクセス用開口の前記周囲の一部分を含む、請求項１１に記載の容器。
13. 前記重なり領域は第２の接着領域を含む、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の容器。
14. 消費財用容器の製造方法であって：
    開放位置と閉鎖位置との間で回転可能なヒンジ式蓋を含む外装箱体を提供するステップ；
    外装箱体内に消費財の内装袋体を提供するステップであって、前記内装袋体は、消費財を取り出すことができるアクセス用開口を含むステップ；
    前記内装袋体の前記アクセス用開口を覆うように再閉鎖可能なフラップを提供するステップであって、前記閉鎖位置では、前記再閉鎖可能なフラップは、前記アクセス用開口の前記周囲に延在する前記内装袋体の表面との重なり領域を形成するステップ；
    前記内装袋体の前記表面と前記再閉鎖可能なフラップとを剥離可能に付着するように、前記重なり領域に第１の接着領域を提供するステップ；及び
    第１の非接着領域を提供するステップであって、前記第１の非接着領域は、前記アクセス用開口の前記周囲の一部分を含むステップ
    を含む、方法。
15. 前記非接着領域が前記アクセス用開口の前記周囲の予め規定された部分を含むように、前記アクセス用開口に対して前記内装袋体に前記再閉鎖可能なフラップを位置決めする、追加的なステップ
    を含む、請求項１４に記載の方法。

Images