JP2020205110A - 予測装置および予測システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予測装置(31)は、車両の前方の所定領域内の第1位置での道路勾配を示す第1勾配値よりも、第1位置よりも車両から離れた第2位置での道路勾配を示す第2勾配値が小さく、かつ、第1勾配値と第2勾配値との変化量が、所定の閾値、若しくは所定の閾値よりも大きい場合、道路標示認識装置(32)において特徴箇所の認識が不可能になると予測する予測部(31D)を備える。
【選択図】図1
Description
開発されている。画像認識装置は、特徴箇所の認識結果に基づき、車両の状態に応じた適
切な制御処理を行う先進運転支援システム(ADAS、Advanced driver-assistance sys
tems)に利用される。先進運転支援システムでは、制御処理として、例えば、白線が認識
できなくなった場合、車両が道路を跨いでいると判定して、運転者に警告を出力すること
が考えられる。
カメラの画像と地図情報とを用いて三次元道路形状を推定することによって、白線や道路
端の道路形状を精度良く推定することが可能な道路形状推定装置が開示されている。
も、白線を認識した場合には新規の道路を走行していると判断する地図データ自動更新シ
ステムが開示されている。
合がある。例えば、車両が上がり坂の終点に差しかかった場合、または、下り坂の始点に
差しかかった場合、車両の水平面に対する傾き角度と、車両前方の道路における勾配の角
度とが大きく乖離するため、車載カメラに前方の道路が映らない虞がある。車載カメラに
前方の道路が映っていない場合、画像認識装置は道路の特徴箇所を認識できない虞がある
。
度認識処理を試みたりといった例外的処理を実行する可能性がある。しかしながら、前述
のように、そもそも撮影画像に道路および特徴箇所がほとんど映っていないため、上述の
例外的処理は無駄な処理となる。
箇所を認識できなかったという誤った結果を出力する虞がある。そのため、結果の出力先
で、誤った処理制御が行われる可能性がある。例えば、ADASは前述の誤った結果を受
けて「道路でない所を車が通行している」と誤判定し、不要な警告を発する虞がある。
能になることを予測することを目的とする。
位置取得部を備える。予測装置は、勾配情報取得部と、予測部と、通知部と、を備える。
勾配情報取得部は、勾配情報を取得する。勾配情報は、前記位置情報に基づいて車両の前
方に設定された所定領域における道路の勾配を示す。予測部は、所定領域に車両が位置す
るときに、特徴認識装置が特徴箇所を認識することが可能か否か、勾配情報取得部が取得
した勾配情報を用いて予測する。ここで、特徴認識装置とは、車両に搭載されたカメラに
よって撮影された画像に映る前記道路の特徴箇所を認識する装置である。通知部は、予測
部が予測した予測結果を他の装置に通知する。そして、予測部は、所定領域に設定された
第1位置での道路の勾配を示す第1勾配値に比べて、所定領域内において第1位置よりも
車両の前方に設定された第2位置での道路の勾配を示す第2勾配値が小さく、かつ、第1
位置から第2位置にかけての勾配の変化量が、所定の閾値、若しくは所定の閾値よりも大
きいと判定した場合、特徴認識装置において特徴箇所の認識が不可能になると予測する。
位置情報と、前記位置での車両の傾き角度を示す傾き情報とを対応付けて記録した走行ロ
グから特定される。
識した認識結果の信頼性を表す信頼係数を算出する係数算出部をさらに備える。
装置は、予測装置の通知部から特徴箇所の認識が不可能になると通知された場合、特徴箇
所を認識する処理を一時的に停止する。
装置は、特徴箇所を認識した認識結果を、運転支援装置へ認識結果を送信する認識結果送
信部を備える。運転支援装置とは、車両の運転を支援する装置である。特徴認識装置が通
知部から特徴箇所の認識が不可能になると通知された場合、認識結果送信部は、運転支援
装置への認識結果の送信を一時的に停止する。
画像に映る道路の特徴箇所を認識する特徴認識装置を含む予測システムである。予測シス
テムは、走行ログ収集部と、勾配情報特定部と、位置取得部と、予測部と、を含む。走行
ログ収集部は、道路を走行した第2車両の位置を示す位置情報と、この位置での第2車両
の傾き角度を示す傾き情報とを対応付けて記録した走行ログを収集する。勾配情報特定部
は、走行ログから、道路の勾配を示す勾配情報を特定する。位置取得部は、第1車両の現
在位置を示す位置情報を取得する。予測部は、位置取得部が取得した位置情報に基づいて
第1車両の前方に設定された所定領域に第1車両が位置するときに、特徴認識装置が特徴
箇所を認識することが可能か否か、勾配情報を用いて予測する。予測部は、第1勾配値に
比べて第2勾配値が小さく、かつ、第1位置から第2位置にかけての勾配の変化量が、所
定の閾値、若しくは前記所定の閾値よりも大きいと判定した場合、特徴認識装置による特
徴箇所の認識が不可能になると予測する。第1勾配値は、所定領域に設定された第1位置
での道路の勾配を示す。第2勾配値は、所定領域において第1位置よりも第1車両の前方
に設定された第2位置での前記道路の勾配を示す。
ができる。
7に基づいて詳細に説明する。予測システム100は、車両900が道路を走行している
にも関わらず、カメラ8の画像から道路の特徴箇所の認識が不可能になる場合を予測する
。
の特徴箇所が完全に認識できなくなる場合だけでなく、認識不良を起こすようになる場合
も含む。道路の特徴箇所は、画像認識で認識可能な特徴であればよく、その種類は特に限
定されない。例えば、道路の特徴箇所とは、道路上に記載された区画線または指示標示で
ある。また例えば、道路の特徴箇所とは、道路上または道路の近傍に設置された標識、ポ
ール、またはコーンである。
特徴箇所の認識が不可能になることを予測する予測システム100について説明する。こ
こで、道路標示認識装置32とは、カメラ8の画像から道路の特徴箇所を認識する装置で
ある。本実施形態では一例として、道路標示認識装置32が、道路の区画線である車道外
側線および車道中央線、ならびに、道路の指示標示である停止線を認識する場合について
説明する。また、以降、道路標示認識装置32において道路の特徴箇所を認識することを
、「特徴認識」とも称する。
される、道路標示認識装置32の動作の一例を簡単に説明する。図2Aは、本実施形態に
係る予測システム100が適用された道路標示認識装置32を搭載した車両900が、あ
る道路R1を走行した際の、道路標示認識装置32の特徴認識のONまたはOFFと、カ
メラ8の画像の例とを示す図である。
を通過する際の道路標示認識装置32の特徴認識のONまたはOFFとを示す。図2Aで
は、車両の進行方向を矢印A1で例示している。また、図2Aでは、地点P1〜地点P6
それぞれにおいて道路標示認識装置32による区画線および指示標示の認識動作がONで
あるかOFFであるかを、吹き出しに記載している。
8の画像を例示している。また、図2Cは、図2Aにおける地点P2若しくは地点P4で
のカメラ8の画像を例示している。
れている。車道中央線L1は、破線だけでなく実線でもよい。車道中央線L1は、白色に
着色されている場合だけでなく、黄色に着色されていてもよい。また、図2Bおよび図2
Cでは、道路の両端に実線の区画線として、車道外側線L2が図示されている。車道外側
線L2は、破線だけでなく実線でもよい。車道外
側線L2は、白色に着色されている場合だけでなく、黄色に着色されていてもよい。
なわち地点P1から地点P6の順に走行したとする。この場合、地点P1、地点P3、地
点P5、および地点P6では、図2Bに示すように、車両900の前方の比較的遠くまで
の道路R1、車道中央線L1、および車道外側線L2が、カメラ8に映る。一方、地点P
2のような上り坂の終点、および地点P4のような下り坂の始点では、図2Cに示すよう
に、車両900の前方の道路R1、車道中央線L1、および車道外側線L2は、カメラ8
にほとんど映らない。地点P2および地点P4では、車両900の傾き角度、すなわち、
カメラ8の撮影方向と、車両900の前方の道路R1の勾配の角度とが大きく異なるから
である。
具体的には、終点および始点の直後の勾配の角度は、終点および始点の直前の道路R1の
勾配の角度に比べて小さい。また、勾配の角度の変化度合いが大きいほど、上り坂または
下り坂は急な坂であるといえる。
1位置での道路の勾配を示す第1勾配値と、所定領域内の第1位置よりも車両900から
離れた位置である第2位置での道路の勾配を示す第2勾配値とを比較して、特徴認識が不
可能になるか否かを予測する。具体的には、予測システム100は、第1勾配値よりも第
2勾配値が小さく、かつ、第1勾配値と第2勾配値との間の変化量が、所定の閾値である
、若しくは所定の閾値よりも大きい場合、特徴認識が不可能になると予測する。
らびに、車両900の車種および車速等に応じて適宜決定されてよい。また、所定の閾値
についても、カメラ8の取付け位置および画角、道路標示認識装置32の性能、ならびに
、車両900の車種および車速等に応じて適宜決定されてよい。
識装置32に通知する。本実施形態に係る道路標示認識装置32は、通知を受けると、特
徴認識を一時的に停止する。
うな上り坂の終点、または下り坂の始点が存在することを予測することができる。さらに
、予測システム100は、車両900が、特徴認識が不可能になる地点に到達する前に、
道路標示認識装置32に特徴認識が不可能になることを予め通知することができる。これ
により、道路標示認識装置32は、車両900が地点P2および地点P4を通過する際に
、特徴認識を一時的にOFFにすることができる。
ングは、特に限定されない。例えば、予測システム100は、特徴認識が可能であるとい
う予測結果を得た際に、道路標示認識装置32に予測結果を通知してもよい。そして、道
路標示認識装置32は、特徴認識がOFFの状態で特徴認識が可能であるとの予測結果を
通知された場合、特徴認識をONにしてもよい。また、道路標示認識装置32は、車両9
00が地点P4を通過後に所定の距離を走行した場合、若しくは地点P4を通過してから
所定の時間が経過した場合に、特徴認識をONにしてもよい。
両900が上り坂の終点、および下り坂の始点を走行するとき、すなわち、道路が特徴認
識不可能な地形である場合は特徴認識をOFFにして、道路が特徴認識可能な地形である
場合は特徴認識をONにすることができる。したがって、本実施形態に係る道路標示認識
装置32は、そもそもカメラ8に道路が映っていない時に、無駄な特徴認識を行わないよ
うにすることができる。よって、自装置の処理負荷を減少させることができる。
を用いた運転支援を実現するための、装置の要部構成を説明する。図1は、本実施形態に
係る予測システム100の要部構成を示すブロック図である。なお、図1では、予測シス
テム100が予測する際に使用する装置と、予測結果を受けて動作する装置も併せて図示
している。また、図1中の実線の矢印、実線の両矢印及び破線の両矢印は、データの流れ
を例示している。
たナビゲーション装置1および予測装置31と、車両900の外部に設置されたサーバ2
とが共働することによって実現される。以下では、ナビゲーション装置1を、ナビ装置1
ともいう。
置1は、各種センサからの情報と地図情報とに基づいて、車両900の現在位置を特定す
る機能と、後述する走行ログを生成する機能と、走行ログをサーバ2に送信する機能と、
予測装置31からの要求に応じて地図情報を抽出および送信する機能と、を有する。なお
、ナビ装置1は車両900のナビゲーションを行う機能を有していてもよい。
を有する。言い換えれば、サーバ2は、走行ログの情報を管理する管理装置として機能す
る。また、サーバ2は、収集した走行ログから道路の勾配を示す勾配情報を生成する機能
を有する。また、サーバ2は、生成した勾配情報を送信する機能を有する。
装置3との関係を示している。しかしながら、サーバ2は複数のナビ装置1から走行ログ
を収集することが望ましい。また、サーバ2は、複数の画像認識装置3の要求に応じて、
勾配情報を生成および送信することが望ましい。
車両900の進行方向を示す方向情報と、サーバ2から取得する勾配情報とに基づいて、
画像認識装置3において特徴認識が不可能になるか否かを予測する装置である。本実施形
態では、予測装置31は、道路標示認識装置32とともに画像認識装置3を構成する1ユ
ニットである。
である。車両900は、図1に示す通り、GPS受信機4、傾きセンサ5、ナビ装置1、
カメラ8、画像認識装置3、運転支援装置6、および表示装置7を含む。
を受信する。GPS信号には、車両900の現在位置の経度および緯度を示す情報が含ま
れている。GPS受信機4は、経度および緯度を示す情報をGPS情報としてナビ装置1
に送信する。言い換えれば、GPS受信機4は、人工衛星から送信される信号から、位置
を測位する衛星測位システムに利用される。
も鉛直方向に対する車両900の傾きを検出する。また、傾きセンサ5は検出結果から、
少なくとも車両900の鉛直方向への傾き角度を特定する。なお、傾きセンサ5は、鉛直
方向だけでなく、互いに直行するX軸、Y軸、およびZ軸の3軸に対する車両900の傾
き角度を特定してもよい。以降、特に付記しない限り、「車両900の傾き」とは、車両
900の鉛直方向への傾きを意味することとする。傾きセンサ5は傾き角度を示す情報を
傾き情報としてナビ装置1に送信する。なお、傾きセンサ5は、単一のセンサであっても
よいし、複数のセンサから成るセンサ群であってもよい。
る加速度を検知することができる。傾きセンサ5としての加速度センサは、基準軸に対す
る加速度と、車両900にかかる重力とから、車両900の鉛直方向への傾き度合いを検
出することができる。
な軸ではなく、水平方向に傾いた軸であることが望ましい。後述する方向特定部12Bに
おいて、傾き情報から車両900の進行方向も特定するためである。
ってもよい。2軸ジャイロセンサは、所定の時間間隔で2軸の基準軸に対する車両900
の角度変化を検出するセンサである。傾きセンサ5は、例えば、2軸ジャイロセンサによ
って、水平面に平行なX軸と、水平面に平行でX軸と直交するY軸とに対する車両900
の角度変化を検出し、加速度センサで車両900の鉛直方向、すなわちZ軸方向への傾き
を検出することができる。これにより、加速度センサ単体で車両900の傾き度合いを検
出する場合に比べて、より正確に傾き度合いを検出することができる。
は、所定の時間間隔で3軸の基準軸に対する車両900の角度変化を検出するセンサであ
る。傾きセンサ5は、例えば、3軸ジャイロセンサによって、X軸と、Y軸と、Z軸とに
対する車両900の角度変化を検出することができる。これにより、加速度センサで車両
900の傾き度合いを検出する場合に比べて、より正確に傾き度合いを検出することがで
きる。
を撮影する。カメラ8は撮影画像を画像認識装置3の道路標示認識装置32に送信する。
カメラ8の種類は特に限定されないが、例えば、夜間でも撮影可能な赤外線カメラをカメ
ラ8として好適に用いることができる。
3は、前述の予測装置31と、特徴認識を実行する道路標示認識装置32とから成る。
標示認識装置32の特徴認識の方法は、特に限定されない。道路標示認識装置32は、認
識結果送信部32Aを含む。認識結果送信部32Aは道路標示認識装置32における特徴
認識の結果を運転支援装置6に通知する。本実施形態では、道路標示認識装置32は、予
測装置31から特徴認識が不可能になるという予測結果を通知された場合、特徴認識を一
時的に停止する。また、道路標示認識装置32は、特徴認識を停止している状態で、予測
装置31から特徴認識が可能であるという予測結果を通知された場合、特徴認識を再開し
てもよい。
道路の特徴箇所が認識不可能になるような場合でも、無駄な例外処理を行うことが無い。
よって、予測システム100は、道路標示認識装置32の処理負荷を減少させることがで
きる。
区画線および指示標示の種類および位置を特定してもよい。例えば、道路標示認識装置3
2は、道路端の車道外側線と、道路中央の車道中央線と、停止線とを区別して認識しても
よい。また、道路標示認識装置32は、運転支援装置6に特徴認識の結果を通知する際に
、区画線および指示標示の種類および位置を併せて通知してもよい。
置である。運転支援装置6の運転支援の内容は特に限定されない。運転支援装置6は、1
つ
の装置であってもよいし、複数の装置で構成されるシステムであってもよい。より具体的
には、運転支援装置6は、先進運転支援システムであってもよい。
900に搭載された各種装置を制御する。例えば、運転支援装置6は、道路標示認識装置
32から区画線および指示標示が認識できたこと、ならびに、区画線および指示標示の種
類および位置を通知された場合、区画線および指示標示の種類および位置に応じて車両9
00の運転制御を行ってもよい。具体的には、運転支援装置6は、道路端の区画線および
指示標示、センターラインの区画線および指示標示、または停止線の区画線および指示標
示が認識された場合、車両900が区画線および指示標示を跨がないようにハンドルまた
はブレーキ等の動作を制御してもよい。
かったことを通知された場合、運転者であるユーザに対して、光、音、画像等で警告を発
してもよい。本実施形態では、区画線および指示標示が認識できなかったことを通知され
た場合、運転支援装置6は表示装置7に警告画面を表示させることとする。
示装置7はナビ装置1のディスプレイであってもよい。また、車両900は表示装置7の
代わりに、または表示装置7とともに、運転支援装置6からの警告を出力するスピーカま
たはランプ等を備えていてもよい。
るために、ナビ記憶部13と、ナビ制御部12と、ナビ通信部11と、を含んでいる。な
お、ナビ装置1は車両900のナビゲーションを行うための構成を有していてもよい。し
かしながら、ナビゲーションを行うための構成は、本実施形態において必須の構成ではな
い。
ビ記憶部13は、地図情報13Aを記憶している。
Aは、各道路のリンクおよびノードを一意に特定するための識別子を含んでいることが望
ましい。ここで、リンクとは、ノードとノードとを結ぶ仮想的な線分である。また、ノー
ドとは、交差点等、地図上の所定の地点を示す。すなわち、リンクとは、あるノードから
あるノードまでの道路を示す。また、地図情報13Aは、各道路の曲率半径を示す情報を
含んでいてもよい。
データである。地図情報13Aは、例えば、予め地図情報が記憶された記録媒体を介して
、ナビ記憶部13に記憶されるデータであってもよい。また、地図情報13Aの更新タイ
ミングは特に限定されない。例えばナビ装置1は、1日1回、定期的にサーバ2または他
のサーバから最新の地図情報13Aをダウンロードしてもよい。また例えば、ナビ装置1
はユーザが手動で地図情報13Aのアップデートを指示する操作を行った時に、サーバ2
または他のサーバから最新の地図情報13Aをダウンロードしてもよい。また、ナビ装置
1は、最新の地図情報13Aの全データをダウンロードするのではなく、ナビ記憶部13
が記憶している地図情報13Aと、最新の地図情報13Aとの差分データをダウンロード
し、ナビ記憶部13に記憶している地図情報13Aに差分データを適用させてもよい。
Cと、を含む。また、ナビ制御部12は、画像認識装置3の予測装置31に地図情報を供
給する地図情報送信部として機能してもよい。また、ナビ制御部12は、地図情報13A
の更新を行う機能を有していてもよい。
PS受信機4からGPS情報を受信すると、地図情報13Aを読み出して、GPS情報に
ついてマップマッチングを実行する。マップマッチングにより、GPS情報から、車両9
00の地図上でのより正確な現在位置を特定することができる。以降の説明では、マップ
マッチングにより特定された位置を示す情報を、位置情報と称する。なお、マップマッチ
ングの詳細な手法は特に限定されない。現在位置特定部12Aは、特定した位置、すなわ
ち現在位置を示す位置情報を、画像認識装置3の予測装置31に送信する。
特定した車両900の進行方向を示す方向情報を、予測装置31に送信する。
とを用いて走行ログを生成する。走行ログとは、道路上での位置を示す位置情報と、その
位置を車両が走行したときの車両の傾き角度とを対応付けて記録したデータである。車両
900の傾き角度は、車両900の居る地点の道路の勾配と略一致するといえる。そのた
め、後述する勾配情報生成部21Cは、走行ログから道路の勾配を示す勾配情報を生成す
ることができる。
計時し、時刻を走行ログに含めてもよい。また、走行ログ生成部12Cは、車両900を
一意に特定するための識別子(例えば、車両ID)を走行ログに含めてもよい。また、走
行ログ生成部12Cは、地図情報13Aを参照して、現在位置が属するリンクまたはノー
ドを一意に特定するための識別子を特定し、識別子を走行ログに含めてもよい。走行ログ
生成部12Cは生成した走行ログを、ナビ通信部11を介してサーバ2に送信する。
の例では、走行ログは「時刻」と、「車両ID」と、「リンクID」と、「位置」と、「
傾き」との6項目から成る。なお、「時刻」と、「車両ID」と、「リンクID」とは必
須の項目ではない。また、走行ログのデータ構造に、リンクIDに加え、ノードIDを追
加してもよい。
。図3に示す例では、車両900が走行した位置の緯度および経度の値が格納されている
。「傾き」の項目には、傾きセンサ5が特定した車両900の傾き角度が格納される。
には、車両900を一意に特定するための識別子が格納される。「リンクID」の項目に
は、「位置」の項目で示される位置が属するリンクを一意に特定するための識別子である
リンクIDが格納される。リンクIDは、走行ログ生成部12Cが現在位置と地図情報1
3Aとを参照して特定することができる。
はサーバ2から地図情報13Aを受信して、ナビ制御部12に送信する。また例えば、ナ
ビ通信部11はナビ制御部12の走行ログ生成部12Cが生成した走行ログを、サーバ2
に送信する。なお、ナビ通信部11とサーバ2との間の通信形式は特に限定されない。ナ
ビ通信部11は、ナビ装置1とサーバ2との無線通信を行うのであれば、ナビ装置1に内
蔵された部材であってもよいし、ナビ装置1に外付けされた部材であってもよい。
部21と、サーバ記憶部22と、サーバ通信部23とを含む。
部22は少なくとも、走行ログDB22Aを記憶する走行ログ記憶部として機能する。以
下では、走行ログデータベース22Aを走行ログDB(Data Base)ともいう。走行ログ
DB22Aは、走行ログの収集対象となる第2車両の走行ログを蓄積したデータベースで
ある。なお、第2車両には第1車両である車両900も含まれる。
行ログDB22Aの1レコードは、1つの走行ログを示す。走行ログDB22Aには、図
3で示した走行ログの各項目が含まれている。したがって、走行ログDB22Aは、リン
クIDと位置情報とが対応付けられた走行履歴情報のデータベースにもなり得る。また、
走行ログDB22Aは、車両の傾き角度と、位置情報とが対応付いた傾き情報のデータベ
ースにもなり得る。また、走行ログDB22Aは、走行ログの収集対象となった第2車両
の車両ID等、第2車両に関する情報を示す車種情報のデータベースにもなり得る。サー
バ2は、複数の車両900から、すなわち、複数のナビ装置1から走行ログを受信し、走
行ログを蓄積管理する。望ましくは、サーバ2は、大量のナビ装置1から走行ログを収集
し、ビッグデータとしての走行ログDB22Aを保有していることが望ましい。
もよい。サーバ記憶部22が記憶する地図情報13Aは、地図更新システム等の他のシス
テムによって、または事業者によって、最新のデータに更新される。
部21Cと、を含む。
21Aは収集した走行ログを、サーバ記憶部22に走行ログDB22Aの一部として記憶
させる。
信した場合、要求が示す条件に合致する走行ログを抽出する。例えば、走行ログ抽出部2
1Bは、走行ログDB22Aに記憶されている走行ログのうち、位置情報が、車両900
の現在位置の前方の所定領域内の位置を示している走行ログを抽出する。これにより、サ
ーバ2に蓄積されたビッグデータである走行ログDB22Aから、予測装置31において
これから特徴認識の可否を予測しようとしている領域について記録された走行ログを抽出
することができる。走行ログ抽出部21Bは抽出した走行ログを勾配情報生成部21Cに
送る。
生成した勾配情報を、サーバ通信部23を介して画像認識装置3の予測装置31に送信す
る。勾配情報生成部21Cが走行ログから勾配情報を生成する方法は、特に限定されない
。
た走行ログが示す傾き角度、または複数の走行ログの傾き角度から算出される2次的な傾
き角度が、道路上でどの位置にあるのかを特定可能なデータであることが望ましい。
走行ログは、位置情報が示す位置での車両の傾き角度を含んでいる。したがって、勾配情
報生成部21Cは、抽出された複数の走行ログの位置を比較することで、各走行ログの道
路上での位置関係を特定することができる。また、勾配情報生成部21Cは、サーバ制御
部21がナビ装置1から車両900の現在位置を取得している場合、現在位置と各走行ロ
グが示す位置とから、各走行ログの、車両900からの距離を特定することができる。所
定領域は車両900の前方の領域であるため、車両900からの距離が遠い走行ログほど
、車両900の先の道の道路勾配を示す走行ログであるといえる。
分類することで、
勾配情報を生成してもよい。具体的には、勾配情報生成部21Cは、各走行ログを、各走
行ログの位置情報が示す地図上の位置に応じて、所定領域よりも小さい細分領域に区画分
けしてもよい。そして、勾配情報生成部21Cは、各細分領域の識別子または各細分領域
内のある1点の位置情報と、各細分領域に分類された走行ログが示す傾き角度の平均値ま
たは中央値とを対応付けたデータを勾配情報として生成してもよい。
み勾配情報に加工するのではなく、予め、走行ログDB22Aに記憶されている全走行ロ
グについての勾配情報を生成して、サーバ記憶部22に記憶させておいてもよい。そして
、走行ログ抽出部21Bは、サーバ記憶部22に記憶された勾配情報の中から、予測装置
31から要求された条件に合致する勾配情報を抽出して、サーバ通信部23を介して予測
装置31に送信してもよい。
示す位置と車両900の現在位置から、各走行ログの車両900からの距離を特定しても
よい。そして、勾配情報生成部21Cは、各走行ログを、車両900からの距離の順に並
べたデータを勾配情報として生成してもよい。
れが示す位置と、傾き角度とを解析することで、所定領域内の道路の3次元形状をメッシ
ュ化したデータを生成してもよい。
勾配情報として画像認識装置3に送信してもよい。走行ログ抽出部21Bが抽出した走行
ログには、走行ログが示す位置における道路の勾配と略一致する角度である、傾き角度が
含まれているからである。この場合、勾配情報生成部21Cは、勾配情報を生成するので
はなく、走行ログDB22Aに保存されている走行ログから、勾配情報として予測装置3
1に送信する勾配情報を特定する勾配情報特定部として機能する。
走行ログをそのままの形式で走行ログDB22Aに格納する例について説明する。しかし
ながら、走行ログは、加工されてから走行ログDB22Aに記録されてもよい。
または他の記憶装置に一旦格納しておき、走行ログがある程度蓄積した段階で、勾配情報
生成部21Cに送信してもよい。そして、勾配情報生成部21Cは、サーバ記憶部22ま
たは他の記憶装置に一旦格納された複数の走行ログを加工して勾配情報を生成してもよい
。
分類してもよい。具体的には、勾配情報生成部21Cは、各走行ログを、各走行ログの位
置情報が示す道路上の位置に応じて区画分けしてもよい。以降、この区画分けされた道路
上の領域を「細分領域」と称する。そして、勾配情報生成部21Cは、各細分領域の識別
子または各細分領域内の代表点の位置情報を、各細分領域に分類された走行ログが示す傾
き角度の平均値に対応付けたデータを生成してもよい。そして、勾配情報生成部21Cは
、生成した加工データを、走行ログDB22Aの1レコードとしてサーバ記憶部22に記
憶させてもよい。この場合、走行ログDB22Aには、「時刻」および「車両ID」の項
目は含まれない。また、「位置」の項目には、各細分領域の識別子または代表点の位置情
報が記録される。
走行ログを用いて予め勾配情報を作成しておく場合、走行ログ抽出部21Bは走行ログを
抽出しなくてよい。例えば、走行ログ抽出部21Bは、予測装置31から受信した要求を
そのまま勾配情報生成部21Cに伝えてもよい。そして、勾配情報生成部21Cは、該要
求条件に合致する勾配情報を、予測装置31に送信してもよい。
理装置通信部として機能する。例えば、サーバ通信部23は、ナビ装置1から走行ログを
受信して、サーバ制御部21に送信する。また例えば、サーバ通信部23はサーバ制御部
21の勾配情報生成部21Cが生成した勾配情報を、画像認識装置3に送信する。なお、
サーバ2とナビ装置1および画像認識装置3の間の通信形式は特に限定されない。サーバ
通信部23は、サーバ2とナビ装置1および画像認識装置3との間の無線通信を行うので
あれば、サーバ2に内蔵された部材であってもよいし、サーバ2に外付けされた部材であ
ってもよい。
関わらず、特徴認識が不可能になる場合を予測する装置である。予測装置31は、位置取
得部31Aと、領域決定部31Bと、勾配情報取得部31Cと、予測部31Dと、通知部
31Eとを含む。
1Aは取得した現在位置を、領域決定部31Bおよび予測部31Dに伝える。方向情報取
得部31Fは、車両900の進行方向を示す方向情報を取得する。方向情報取得部31F
は、取得した方向情報を領域決定部31Bに送る。なお、方向情報取得部31Fは、取得
した方向情報を予測部31Dにも送ってもよい。
サーバ2に要求し取得する。より具体的には、勾配情報取得部31Cは、位置情報が、前
記所定領域内の地点を示す走行ログについての勾配情報を送信するよう、サーバ2に要求
する。これにより、サーバ2から、特徴認識可否予測を行う所定領域についての勾配情報
を取得することができる。勾配情報取得部31Cは、取得した勾配情報を予測部31Dに
送る。
から受信した方向情報とに基づき、勾配情報を取得する対象となる地図上の領域を決定す
る。領域決定部31Bは、車両900の現在位置の前方の所定領域を、勾配情報を取得す
る対象の領域として決定する。領域決定部31Bは、車両900の現在位置を基準として
、現在位置から方向情報が示す進行方向に所定距離離れた、所定の大きさの領域を所定領
域として決定する。所定領域は、勾配情報取得部31Cが取得する勾配情報の要求条件と
なる。領域決定部31Bは、決定した所定領域を勾配情報取得部31Cおよび予測部31
Dに伝える。
31Cが取得した勾配情報とから、所定領域の道路において、道路標示認識装置32にお
ける特徴認識の可否を予測する。予測部31Dにおける予測方法は、勾配情報取得部31
Cが取得する勾配情報のデータ形式に応じて適宜定められてよい。
各細分領域に分類された走行ログが示す傾き角度の平均値または中央値とを対応付けたデ
ータである場合、予測部31Dは、以下の処理手順で、特徴認識の可否を予測する。すな
わち、予測部31Dは、車両900の現在位置の前方の所定領域内のある細分領域の位置
を、第1位置と捉え、第1位置での道路の勾配の平均値または中央値を第1勾配値と捉え
る。そして、予測部31Dは、第1位置よりも車両900から離れた位置にある細分領域
の位置を第2位置と捉え、第2位置での道路の勾配を平均値または中央値を第2勾配値と
捉える。予測部31Dは、第1勾配値と第2勾配値とを比較して、特徴認識が不可能にな
るか否かを予測する。具体的には、予測部31Dは、第1勾配値よりも第2勾配値が小さ
く、かつ、第1勾配値と第2勾配値との間の変化量が、所定の閾値である、若しくは所定
の閾値よりも大きい場合、特徴認識が不可能になると予測する。予測部31Dは、第1勾
配値と第2勾配値との比較判定処理を、第1位置および第2位置とみなせる細分領域の組
み合わせの位置情報の数だけ実行する。
る場合、予測部31Dは、以下の処理手順で、特徴認識の可否を予測する。すなわち、予
測部31Dは、前後の並び順である走行ログの間の傾き角度の差を算出してもよい。
捉え、その走行ログの次の並び順、すなわち、車両900の現在位置からの距離が、第1
位置を示す走行ログの次に近い走行ログの位置を第2位置と捉え、第2位置の走行ログの
傾き角度を第2勾配値と捉えてもよい。そして、予測部31Dは、第1勾配値よりも第2
勾配値が小さく、かつ、第1勾配値と第2勾配値との変化量が、所定の閾値である、若し
くは所定の閾値よりも大きい場合、特徴認識が不可能になると予測する。予測部31Dは
、第1勾配値と第2勾配値との比較判定処理を、第1位置および第2位置とみなせる走行
ログの位置情報の組み合わせの数だけ実行する。
合、予測部31Dはある第1メッシュと、車両900の現在位置からの距離が第1メッシ
ュよりも遠く、かつ第1メッシュと隣り合う第2メッシュとの勾配の変化量を特定する。
この場合、第1メッシュの位置が第1位置、第2メッシュの位置が第2位置に相当する。
も大きいか否か判定する。勾配の変化量が所定の閾値である、若しくは、所定の閾値より
も大きい場合、予測部31Dはさらに、第1メッシュにおける勾配の角度の値である第1
勾配値と、第2メッシュにおける勾配の角度の値である第2勾配値とを比較する。
において特徴認識が不可能になると判定する。一方、勾配の変化量が所定の閾値よりも小
さい場合、第1勾配値と第2勾配値が等しい場合、または、第1勾配値よりも第2勾配値
の方が大きい場合、予測部31Dは、道路標示認識装置32において特徴認識が可能であ
ると判定する。
、ある1点の位置であってもよいし、所定の面積を有する領域であってもよい。
負いずれの値もとり得る。例えば、ある地点が上り坂の途中である場合、その地点の勾配
の値は正の数で示す角度の値となる。一方、ある地点が下り坂の途中である場合、その地
点は負の数で示す角度の値となる。
受信する場合、予測部31Dは、以下のように走行ログを処理することで、特徴認識の可
否を予測してもよい。
元形状を特定してもよい。そして、予測部31Dは、3次元形状から、道路の勾配が所定
の閾値以上減少するか否かを特定してもよい。ここで、「道路の勾配が所定の閾値以上減
少する」とは、例えば、道路のある第1位置における第1勾配値よりも、第1位置よりも
車両900から遠い第2位置の第2勾配値が小さく、かつ、第1勾配値と第2勾配値との
間の変化量が所定の閾値、若しくは所定の閾値よりも大きいことを示す。
べ、前後
の走行ログの間の傾き角度の差を算出してもよい。より詳しくは、予測部31Dは、ある
第1位置の走行ログの傾き角度から、第2位置の走行ログの傾き角度を差し引いてもよい
。ここでの第2位置とは、現在位置からの距離に応じて走行ログを並べた際に、現在位置
からの距離が、第1位置の次に近い位置である。この場合、予測部31Dは、傾き角度が
所定の閾値以上減少する場合は、所定領域において画像認識不可能になると予測する。ま
た、予測部31Dは、傾き角度の減少量が所定の閾値未満である、または傾き角度が減少
しない場合は、所定領域において画像認識可能であると予測する。
じて複数のクラスタに分類し、各クラスタにおける傾き値の平均または中央値から、次に
距離が大きいクラスタにおける傾き値の平均または中央値を差し引くことで、傾き角度の
減少量を算出してもよい。予測部31Dは、予測結果を通知部31Eに送る。
知部31Eは予測結果をナビ装置1、サーバ2、運転支援装置6等に通知してもよい。
い。例えば、サーバ2のサーバ制御部21は、現在位置を取得する現在位置取得部として
機能してもよい。また、サーバ制御部21は、傾き情報を取得する傾き情報取得部として
機能してもよい。また、サーバ制御部21は、走行ログを生成する走行ログ生成部として
機能してもよい。また、サーバ制御部21は、予測装置31へ、車両900の現在位置を
送信する現在位置送信部として機能してもよい。
1をサーバ2に搭載することで、サーバ2は予測装置31と無線通信をする必要が無くな
り、ナビ装置1とのみ無線通信することとなる。したがって、サーバ2の無線通信のデー
タ送信量、およびデータ送信頻度を少なくすることができる。
1を搭載せずとも、サーバ2で予測装置31の各種機能を統括して実行することができる
。したがって、車両900の製造コストを低下させることができる。
る。図5は、予測システム100の処理の流れを示すフローチャートである。以下、フロ
ーチャートでは、ステップをSとも称する。
PS情報と、地図情報13Aとを用いて、マップマッチングを実行する。これにより、車
両900の現在位置が特定される。S102において、方向特定部12Bは、傾きセンサ
5から傾き情報を取得する。S103において、方向特定部12Bは、傾き情報から車両
900の進行方向を特定する。S104において、現在位置特定部12Aは、特定した現
在位置を示す位置情報および方向情報を予測装置31に送信する。S105において、予
測装置31の位置取得部31Aは、位置情報および方向情報を受信する。
て、車両900の走行ログを生成する。S107において、走行ログ生成部12Cは作成
した走行ログを、ナビ通信部11を介してサーバ2に送信する。
信する。S109において、走行ログ収集部21Aは、受信した走行ログを、走行ログD
B22Aの1レコードとしてナビ制御部12に記憶させる。
具体的には、GPS受信機4および傾きセンサ5は、例えば1秒〜10秒程度の時間間隔
で測定を行い、測定結果をナビ制御部12に送信してもよい。また、走行ログ生成部12
Cは、例えば1秒〜10秒程度の時間間隔で走行ログを生成して、サーバ2に送信してよ
い。また、走行ログ生成部12Cは、生成した走行ログを都度サーバ2に送信するのでは
なく、例えば、1時間に1回、所定のタイミングでまとめてサーバ2に送信してもよい。
23との間で通信不良が起こった場合、生成した送信ログを保持しておくか、ナビ記憶部
13に一時的に記憶させてもよい。そして、走行ログ生成部12Cは、ナビ通信部11と
サーバ通信部23とが通信可能な状態になったときに、通信不良の間に生成していた走行
ログを、まとめてサーバ2に送信してもよい。
基準として、勾配情報の要求条件となる所定領域を決定する。S111において、勾配情
報取得部31Cは、領域決定部31Bが決定した所定領域についての勾配情報を、サーバ
2に要求する。
3において、走行ログ抽出部21Bは、要求が示す条件に合致する走行ログ、すなわち、
所定領域内の位置を示す走行ログを走行ログDB22Aから抽出する。S114において
、勾配情報生成部21Cは、走行ログ抽出部21Bが抽出した走行ログから勾配情報を生
成する。S115において、勾配情報生成部21Cは、生成した勾配情報を予測装置31
に送信する。S116において、予測装置31の勾配情報取得部31Cは勾配情報を取得
し、予測部31Dに送る。
してもよい。S118に示すように、ナビ制御部12は要求を受信してもよい。S119
に示すように、ナビ制御部12は地図情報13Aを予測装置31に送信してもよい。なお
、予測装置31は全地図情報ではなく、領域決定部31Bが決定した所定領域の分の地図
情報をナビ装置1に要求し、所定領域の分の地図情報のみを取得してもよい。
した所定領域αと、勾配情報取得部31Cが取得した勾配情報の生成元となる走行ログそ
れぞれが示す位置である地点P7〜地点P10との対応関係の一例を図示したものである
。なお、図6についても、図2Aと同様に、車両900の進行方向を矢印A2で示してい
る。
いての勾配情報をサーバ2に要求する。サーバ2の走行ログ抽出部21Bは、要求に応じ
て、所定領域α内の位置を示す走行ログを抽出する。勾配情報生成部21Cは、抽出され
た走行ログから、所定領域αについての勾配情報を作成し、サーバ通信部23を介して予
測装置31に送信する。これにより、勾配情報には、道路R2のうち、車両900の前方
の所定領域αに含まれる道路についての、道路勾配を示す情報が含まれることになる。な
お、図示の例では、所定領域αは車両900から離れた位置にあるが、所定領域αは、車
両900の現在位置を含む領域であってもよい。
得した勾配情報を用いて、特徴認識可否予測を実行する。図7は、予測装置31が実行す
る、特徴認識可否予測の処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、勾配情報
取得部31Cが勾配情報として走行ログ自体を取得していた場合、予測部31Dは、各走
行ログの傾き角度から、所定領域の道路の3次元形状を特定してから、S201以降の処
理を実行する。
配値よりも、所定領域内の第1位置よりも車両900から離れた位置である第2位置での
道路の勾配を示す第2勾配値が小さいか否かを判定する。なお、S201における第1位
置および第2位置は、上述した勾配情報のデータ形式に応じて適宜設定される。また、予
測部31Dは、S201の判定を、第1位置および第2位置の組み合わせ、すなわち第1
勾配値と第2勾配値の組み合わせの数だけ実行する。
、第1勾配値よりも第2勾配値の方が大きい、若しくは第1勾配値と第2勾配値の値が等
しい場合、予測部31Dは、S203において、特徴認識が可能であると予測する。一方
、S201においてYESの場合、すなわち、いずれかの第1位置および第2位置の組み
合わせで、第1勾配値よりも第2勾配値の方が小さい場合、予測部31Dは、S202の
処理を実行する。すなわち、S202において、予測部31Dは、第1勾配値と第2勾配
値との変化量が、所定の閾値である、または所定の閾値よりも大きいか否かを判定する。
なお、予測部31Dは、S202の判定についても、第1位置および第2位置の組み合わ
せの数だけ実行する。
、第1勾配値と第2勾配値との変化量が閾値よりも小さい場合、予測部31Dは、S20
3において、特徴認識が可能であると予測する。一方、S202においてYESの場合、
すなわち、いずれかの第1位置および第2位置の組み合わせで、第1勾配値と第2勾配値
との変化量が、所定の閾値である、または所定の閾値よりも大きい場合、予測部31Dは
、S204において、特徴認識が不可能になると予測する。予測部31Dは、予測結果を
通知部31Eに伝える。
、通知部31Eは、予測部31Dが、特徴認識が不可能になると予測した場合のみ、道路
標示認識装置32に予測結果を通知することとしてもよい。
もよい。例えば、予測装置31はS105で現在位置の位置情報を受信する度にS110
以降の処理を行ってもよいし、S105で位置情報を受信しておき、所定の時間間隔で、
S110以降の処理を実行してもよい。
、領域決定部31Bにおける所定領域の決定、または予測部31Dにおける特徴認識可否
予測において地図情報13Aを用いない場合は、地図情報を取得しなくてよい。
する傾き角度と、車両前方の道路における勾配の角度とが大きく乖離するため、車載カメ
ラに前方の道路が映らない虞がある。車載カメラに前方の道路が映っていない場合、道路
標示認識装置32は、特徴認識できない虞がある。
。具体的には、終点および始点の直後の勾配の角度は、終点および始点の直前の道路の勾
配の角度に比べて小さい。また、終点および始点の直後の勾配の角度と、終点および始点
の直前の道路の勾配の角度との変化量が多いほど、上り坂または下り坂は急な坂であると
いえる。
合、かつ、第1勾配値と第2勾配値との変化量が、所定の閾値である、若しくは所定の閾
値よりも大きい場合、特徴認識が不可能になると予測する。すなわち、終点または始点が
あり、上り坂または下り坂が、所定の閾値で設定される勾配以上の急勾配である場合、特
徴認識が不可能になると予測する。したがって、予測装置31は、車両900の前方の道
路で特徴認識が不可能になることを予測することができる。
測することができる。換言すると、予測システム100は、過去に車両900または他の
車両が所定領域を走行したときの、実際の車両の傾き、すなわち道の勾配に応じて特徴認
識が不可能になることを予測することができる。したがって、予測システム100は、予
測精度を向上させることができる。
なくとも、走行ログに基づく勾配情報を用いて車両900の前方の道路勾配を特定するこ
とができる。そのため、地図情報にまだ反映されていない、新しく作られた道路について
も道路の勾配を特定することができる。したがって、本実施形態に係る予測システム10
0によれば、車両900が新しい道路を走行しているときでも、特徴認識の可否を予測す
ることができる。
情報を用いて所定領域を決定してもよい。例えば、予測装置31は、カメラ8の取付け位
置および画角を示すカメラ情報、車両900の車種を示す車種情報、および車両900の
車速を示す車速情報のうち少なくとも1つを取得してもよい。また、領域決定部31Bは
、カメラ情報、車種情報、車速情報、および、道路標示認識装置32の特徴認識アルゴリ
ズムの少なくとも1つに応じて、所定領域を決定してもよい。以下、本発明の第2の実施
形態について説明する。なお、説明の便宜上、前述の実施形態で説明した部材と同じ機能
を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。これは、以降の
実施形態についても同様である。
システム200は、車速取得部31Gを含む点で、実施形態1に係る予測システム100
と異なる。また、予測システム200における予測部31Dは、タイミング特定部31H
を含んでいてもよい。本実施形態に係る車両900は、車速測定センサ9を含む点で、実
施形態1に係る車両900と異なる。
は、測定した車速を示す車速情報をナビ制御部12に送信する。ナビ制御部12は、車速
測定センサ9から車速情報を受信すると、車速情報を予測装置31の車速取得部31Gに
送る。
なお、車速取得部31Gは、ナビ制御部12から車速情報を取得する度に、車速情報を領
域決定部31Bに送信してもよい、若しくは、車速取得部31Gは、領域決定部31Bに
おいて、図5のS110に示した所定領域の決定のための処理が実行される直前に、領域
決定部31Bからの要求を受けて、最後に受信した車速情報、すなわち最新の車速情報を
領域決定部31Bに送ってもよい。
。例えば、領域決定部31Bは、所定領域を、車速情報が示す車速が速いほど車両900
の現在位置から遠い位置に決定する。
認識装置32が実際にその地点についての特徴認識を開始する前に予測する必要がある。
本実施形態に係る予測システム200によれば、特徴認識可否予測を行う対象となる所定
領域は、車両900の車速が速いほど現在位置から遠い位置に定められる。これにより、
予測装置31は、車両900が特徴認識可否予測の前に所定領域を通り過ぎてしまうこと
を防ぐことができる。
グ特定部31Hにおいて、車速情報から、車両900の所定領域への到達タイミングを特
定してもよい。ここで、到達タイミングとは、例えば、到達時刻、または到達までにかか
る所要時間である。この場合、車速取得部31Gは、取得した車速を領域決定部31Bと
、予測部31Dとに送る。予測部31Dは、タイミング特定部31Hにおいて、900の
現在位置と、車速情報が示す車両900の車速と、領域決定部31Bの決定した所定領域
の位置とに応じて、車両900が所定領域に到達するまでにかかる所要時間を算出する。
なお、到達タイミングとして、到達時刻を特定する場合、タイミング特定部31Hは、予
測装置31の制御クロック等を参照して、現在時刻を特定し、現在時刻に、算出した所要
時間を足した時刻を、到達時刻として特定してもよい。予測部31Dは所要時間または到
達時間を通知部31Eに伝える。通知部31Eは、予測部31Dの予測結果と、所要時間
または到達時間を道路標示認識装置32に送信する。
認識が不可能になるタイミングを特定することができる。したがって、道路標示認識装置
32における特徴認識のON動作およびOFF動作を、より正確に実行させることができ
る。
として走行ログ自体を取得する場合、取得した勾配情報をさらに絞り込んでから特徴認識
可否予測を実行してもよい。以下、本発明の第3の実施形態について説明する。
システム300は、地図情報送信部12Dと、地図情報取得部31Iとを含む点で、予測
システム100および予測システム200と異なる。また、予測システム300における
勾配情報取得部31Cは、リンク特定部31Jを含む。
、予測装置31の地図情報取得部31Iに送る。地図情報取得部31Iは、地図情報送信
部12Dから地図情報13Aを取得する。地図情報取得部31Iは、取得した地図情報を
、勾配情報取得部31Cに送る。勾配情報取得部31Cの処理については、図10を用い
て説明する。
から領域地図情報を取得する。「領域地図情報」とは、地図情報13Aのうち、少なくと
も、領域決定部31Bが決定した所定領域についての道路の形状を示す情報であって、各
道路のリンクを一意に特定するための識別子を含んでいる情報である。
を一意に特定するための識別子を必ず含む走行ログを生成し、サーバ2の走行ログ収集部
21Aは走行ログを収集および蓄積する。
示すフローチャートである。なお、図10において、図5と同じステップ番号を付したス
テップの処理は、図5の同番号のステップと同じであるため、ここでは説明を繰り返さな
い。図10に示すフローチャートは、S117およびS120の処理の代わりにS300
およびS301の処理を実行する点と、S302〜S303の処理を実行する点で、図5
のフローチャートと異なる。
ビ制御部12の地図情報送信部12Dは、要求に応じた領域地図情報を、地図情報13A
から抽出して予測装置31に送る。S301において、勾配情報取得部31Cは、地図情
報取得部31Iから領域地図情報を取得する。
置および領域地図情報に基づいて、現在リンクと、関連リンクとを特定する。現在リンク
とは、車両900が走行中の道路のリンクである。また、関連リンクとは、現在リンクと
ノードで繋がっており、現在リンクから分岐しているリンクである。リンク特定部31J
は、方向情報取得部31Fが取得した方向情報を参照し、車両900の前方で分岐するリ
ンクを関連リンクとして特定してもよい。
ク、または関連リンクについての勾配情報を抽出する。より具体的には、勾配情報取得部
31Cは、受信した走行ログから、現在リンクおよび関連リンクのいずれかを示す識別子
に対応付けられている走行ログを抽出する。S121において、予測部31Dは、勾配情
報取得部31Cにより抽出された走行ログを用いて特徴認識可否予測を実行する。以降の
処理の流れは、実施形態1の処理の流れと同様である。
模式的に示した図である。図11A〜図11Cでは、車両900と、道路R3〜道路R5
と、領域決定部31Bが決定した所定領域αと、走行ログそれぞれが示す位置を黒点で図
示している。また、図11A〜図11Cでは、車両900の進行方向を矢印A3で示して
いる。
している。勾配情報取得部31Cは、領域決定部31Bが決定した所定領域αについての
走行ログをサーバ2に要求する、走行ログ抽出部21Bは要求条件に合致する、地点P1
1〜地点P18を示す走行ログを走行ログDB22Aから抽出して、勾配情報取得部31
Cに送信する。
が特徴認識可否予測に用いる走行ログをさらに抽出する場面を示している。また、図11
Cは、予測部31Dが特徴認識可否予測に用いる走行ログを示している。前述のように、
勾配情報取得部31Cは、現在リンクおよび関連リンクについての走行ログを走行ログ群
から抽出する。これにより、図11Bに示すように、車両900が走行中の道路と、道路
の前方で分岐している道路以外についての走行ログを特徴認識可否予測の対象から外すこ
とができる。例えば、所定領域αには含まれているが、車両900の後方で繋がっている
道路R3の地点P11および地点P12についての走行ログ、または、車両900の走行
中の道路R4と繋がっていない道路についての走行ログを、予測対象から外すことができ
る。また、車両900の前方における道路R4の分岐先である道路R5についての走行ロ
グ、すなわち地点P15および地点P16についての走行ログは、特徴認識可否予測の対
象とすることができる。よって、予測部31Dは、特徴認識可否予測の精度を向上させる
ことができる。
明した。しかしながら、予測装置31は、ナビ装置1から先に領域地図情報を取得してお
き、領域地図情報から現在リンクと、関連リンクとを特定してもよい。
一例を示すフローチャートである。図12において、図5と同じステップ番号を付したス
テップの処理は、図5の同番号のステップと同じであるため、ここでは説明を繰り返さな
い。
図9のフローチャートと異なる。
400において、地図情報取得部31Iは、ナビ装置1の地図情報送信部12Dに領域地
図情報を要求する。S401において、地図情報取得部31Iは、領域地図情報を取得す
る。地図情報取得部31Iは、取得した領域地図情報を勾配情報取得部31Cに伝える。
S402において、勾配情報取得部
31Cのリンク特定部31Jは、車両900の現在位置と、領域地図情報とに基づいて、
現在リンクと、関連リンクとを特定する。S403において、勾配情報取得部31Cは、
領域決定部31Bから伝えられた所定領域内を示す走行ログであって、かつ、リンク特定
部31Jが特定した現在リンクまたは関連リンクについての走行ログをサーバ2に要求す
る。S406において、サーバ2の走行ログ抽出部21Bは、要求が指定する条件に応じ
た走行ログを抽出する。勾配情報生成部21Cは抽出された走行ログから勾配情報を生成
し、予測装置31に送信する。S404において、勾配情報取得部31Cは、サーバ2か
ら勾配情報を取得する。S121において、予測部31Dは、勾配情報取得部31Cが取
得した勾配情報を用いて、特徴認識可否予測を実行する。以降の処理の流れは、図5に示
した処理の流れと同様である。
で、車両900が走行中の道路と、道路の前方で分岐している道路以外についての走行ロ
グを除外することができる。
していたりする可能性がある。本実施形態に係る処理によれば、予測システム300は、
走行中の道路および走行中の道路と前方で繋がっている道路についての走行ログを用いて
、予測を行うことができる。これにより、予測システム300は、所定領域内に複数の道
路が存在する場合であっても、特徴認識が不可能になるか否かを正確に予測することがで
きる。
ての走行ログも用いて予測処理を行う。そのため、予測対象となる所定領域内に道路の分
岐が存在する場合でも、各分岐先で特徴認識が不可能になるか否かを予測することができ
る。
形状が所定の形状であるか否かに応じて、道路標示認識装置32における特徴認識が不可
能になるか否かを予測してもよい。以下、本発明の第4の実施形態について説明する。
方の道路が映りづらくなる場合がある。例えば、車両900がカーブを走行する場合、カ
ーブの曲率半径によっては、カメラ8に前方の道路が映りづらくなる場合がある。また、
丁字路および交差点等は、一本道の道路と形状が異なるため、車両900が丁字路および
交差点等を走行する場合、カメラ8に前方の道路が映りづらく、特徴認識が困難、または
不可能になることがある。
を示す図である。例えばカーブの内径の方に、ビル等の建造物S1が有る場合、道路R6
の曲率半径が小さい、すなわち、急カーブであればあるほど、道路R6の前方が建造物S
1の影となり、カメラ8に映りづらくなる。本実施形態に係る予測システムは、このよう
な場合にも、道路標示認識装置32による特徴認識が不可能になると予測する。
ある。なお、本実施形態に係る予測システムの要部構成は、予測システム300の要部構
成と同様である。以下、図9を参照しつつ、本実施形態に係る予測システムについて説明
する。本実施形態において、地図情報取得部31Iは、ナビ装置1の地図情報送信部12
Dから形状地図情報を取得し、予測部31Dに送る。ここで、形状地図情報とは、領域地
図情報が有する情報に加え、各道路のノードを示す情報と、各道路の曲率半径を示す情報
とが含まれたデータである。本実施形態において、領域決定部31Bは、決定した所定領
域を予測部31Dに通知する。
部31Bから通知された所定領域内に、ノードが存在するか否かを判定する。S501で
YESの場合、すなわちノードが存在する場合、S504において、予測部31Dは道路
標示認識装置32による特徴認識が不可能になると予測する。一方、S501でNOの場
合、すなわちノードが存在しない場合、S502において、予測部31Dはさらに、地図
情報13Aが示す所定領域内に、道路の曲率半径が所定値と等しい、または所定値よりも
小さくなる地点があるか否かを判定する。S502でYESの場合、すなわち曲率半径が
所定値以下になる地点がある場合、予測部31Dは、S504において、道路標示認識装
置32による特徴認識が不可能になると予測する。一方、S502でNOの場合、すなわ
ち、曲率半径が所定値以下になる地点が無い場合、予測部31Dは、S503において、
道路標示認識装置32による特徴認識が可能であると予測する。
まれている場合、道路の特徴箇所が認識不可能になると予測することができる。これによ
り、前述の丁字路および交差点等、道路の分岐点では、特徴認識が不可能になると予測す
ることができる。また、予測部31Dは、所定領域における道路のカーブの湾曲がある程
度大きい場合に、道路標示認識装置32による特徴認識が不可能になると予測することが
できる。これにより、急カーブで、特徴認識が不可能になると予測することができる。
処理を行ってもよい。また、本実施形態に係る予測装置31は、図7に示した特徴認識可
否予測と、図14に示した特徴認識可否予測との両方を組み合わせて行ってもよい。具体
的には、図7のS201およびS202の両方がYESの場合、ならびに、図14のS5
01およびS502のいずれかでYESの場合、予測部31Dは、道路標示認識装置32
による特徴認識が不可能になると予測してもよい。また、図7のS201およびS202
のいずれか一方がNOの場合、ならびに、図14のS501およびS502の両方でNO
の場合、道路標示認識装置32による特徴認識が可能であると予測してもよい。
1Eから特徴認識が不可能になる旨を通知された場合、画像認識に係る処理を一時的に停
止した。しかしながら、道路標示認識装置32は、通知を受けた際に、画像認識自体は停
止しないが、運転支援装置6への画像認識の結果の送信を、一時的に停止することとして
もよい。
識がなされなかった事を、例えば車両900が道路外を走行している、等と誤認識するこ
とを防ぐことができる。したがって、運転支援装置6における誤動作を防止できる。
ていてもよい。なお、地図情報13Aに含まれる勾配情報は、リンク毎、またはノード毎
に記録された標高等ではなく、例えば数m間隔での、道路の勾配を記録した情報であるこ
とが望ましい。
情報取得部としても機能する。この場合、予測装置31は勾配情報取得部31Cを備えて
いなくてもよい。
情報13Aを、ナビ装置1から取得する。また、方向情報取得部31Fは、方向情報を取
得する。位置取得部31Aおよび方向情報取得部31Fは取得した各種情報を予測部31
Dに送信する。予測部31Dは、地図情報13Aを参照し、所定領域において道路の勾配
が所定の閾値以上減少するか否かを判定する。以降の処理は、各実施形態に記載の予測部
31Dと同様である。
置32における特徴認識の可否を予測することができる。したがって、予測装置31は、
現在位置および方向情報を受信してから、特徴認識可否予測の結果を出すまでにかかる時
間を短縮することができる。また、予測装置31は、サーバ2との間で通信不良が発生し
た場合でも、特徴認識可否予測を実行することができる。また、予測装置31は、サーバ
2との通信が不可能になった場合でも、特徴認識可否予測を実行することができる。
勾配情報とのどちらを特徴認識可否予測に使用するか、状況に応じて選択してもよい。以
下、走行ログから生成された勾配情報を第1勾配情報、地図情報13Aに含まれる勾配情
報を第2勾配情報と称する。
Dは第2勾配情報を用いて特徴認識可否予測を行ってもよい。車両900が、地図情報1
3Aに反映されている道路上を走行中である場合は、第2勾配情報が取得可能であるため
、予測装置31はサーバ2との通信を行う必要がない。したがって、予測装置31は現在
位置および方向情報を受信してから、特徴認識可否予測の結果を出すまでにかかる時間を
短縮することができる。
おいて第1勾配情報を取得してもよい。そして、予測部31Dは第1勾配情報を用いて特
徴認識可否予測を行ってもよい。これにより、予測装置31は、例えば、車両900が地
図情報13Aに反映されていない道路を走行する場合でも、第1勾配情報を用いて特徴認
識可否予測を行うことができる。
を実行してもよい。第1勾配情報と、第2勾配情報との併用方法は特に限定されない。例
えば、予測装置31は、まず特徴認識可否予測の結果を出すまでにかかる時間が短い第2
勾配情報を用いて特徴認識可否予測を実行してもよい。そして、予測装置31は、特徴認
識が不可能になるという予測結果を得た場合、改めて、第2勾配情報よりも精度の高い第
1勾配情報を用いて、特徴認識可否予測を実行してもよい。第1勾配情報は、日々増加す
る走行ログを用いて作成されるため、第2勾配情報に比べて精度が高い情報といえる。そ
のため、第1勾配情報を用いて特徴認識可否予測を実行することで、より精度の高い予測
結果を得ることができる。第1勾配情報を用いた特徴認識可否予測の結果でも特徴認識が
不可能になると予測された場合、通知部31Eは、予測結果を道路標示認識装置32に伝
える。
5に係る予測システム500の要部構成を示すブロック図である。本実施形態の予測シス
テム500は、信頼係数を算出するように構成される。予測システム500は、この点が
上記実施形態1に係る予測システム100と異なる。信頼係数は、道路標示認識装置32
による特徴認識の結果の信頼性を示す係数である。以下、図15において、実施形態1と
同様の構成には同じ符号を付して説明を省略する。
Gは、予測部531Dに備わる。予測装置531は、予測部531Dが係数算出部531
Gを有する構成が、実施形態1の予測装置31と異なる。また、車両502は、各パーツ
の作動状況を検出する作動状況検出部501を備える構成が、実施形態1の車両900と
異なる。
頼係数を算出する。具体的に、係数算出部531Gは、道路標示認識装置32による道路
の特徴認識が
可能であると予測部531Dが予測した場合、信頼係数の値を100にする。また係数算
出部531Gは、道路標示認識装置32による道路の特徴認識が不可能になると予測部5
31Dが予測した場合、第1位置から第2位置にかけての勾配の変化量が大きくなるほど
信頼係数が小さい値となるように、信頼係数を算出する。そして、係数算出部531Gは
、前記勾配の変化量が、カメラ8に道路が全く映らないと予測されるほど大きい場合、信
頼係数の値を0にする。
出した信頼係数を道路標示認識装置32に通知する。道路標示認識装置32は、特徴認識
の結果とともに、信頼係数を運転支援装置506に通知する。
502の動作を判定する。車両502の動作は、2以上の判定材料から複合的に判定され
る。判定材料としては、道路標示認識装置32から通知された特徴認識の結果、および、
作動状況検出部501によって検出される車両502の各パーツの作動状況等が挙げられ
る。なお、運転支援装置506が判定する車両502の動作としては、片側に2以上の車
線が形成された道路における車両502の車線変更等が挙げられる。また、車両502の
各パーツの作動状況としては、ハンドルの切り替え状況や、タイヤの回転状況等が挙げら
れる。
徴認識の結果を利用する比率を他の判定材料よりも下げて、車両502の動作の判定を行
う。すなわち、図2Bに示すように、車両502の前方の比較的遠くの道路R1までカメ
ラ8に映ると予測される場合、係数算出部531Gによって算出される信頼係数の値は1
00となる。そして、運転支援装置506は、道路標示認識装置32による特徴認識の結
果を、他の判定材料と比べて高い比率で、車両502の動作の判定に用いる。
数算出部531Gによって算出される信頼係数の値は例えば30となる。そして、運転支
援装置506は、道路標示認識装置32による特徴認識の結果を、他の判定材料に対して
30%の低い比率で、車両502の動作の判定に用いる。また、運転支援装置506は、
信頼係数の値が0の場合、道路標示認識装置32による特徴認識の結果を車両502の動
作の判定に用いないように構成される。
いて、道路標示認識装置32が道路の特徴箇所を認識した認識結果の信頼性を表す信頼係
数を算出する係数算出部531Gをさらに備える。
1Dによって予測されると、動作を一時的に停止する。これに対して、本実施形態では、
道路標示認識装置32は、特徴認識が不可能になると予測部631Dによって予測された
場合でも、動作を継続できる。これは、車両502の動作の判定に信頼係数が利用される
ことで、道路がほとんど映っていない画像を用いた道路標示認識装置32による特徴認識
の結果によって、運転支援装置506が誤った判定を行う可能性が低いためである。した
がって、運転支援装置506は、上り坂の終点または下り坂の始点を車両502が通過す
るときでも、判定材料をできるだけ減らすことなく、車両502の動作を判定できる。
く映らないと予測されるタイミングで、道路標示認識装置32による特徴認識を一時的に
停止させる構成であってもよい。
ると予測部531Dが予測した場合にのみ、信頼係数を算出する構成であってもよい。さ
らに係数算出部531Gは、道路標示認識装置32による道路の特徴認識が不可能になる
と予測部531Dが予測し、かつ第1位置から第2位置にかけての勾配の変化量が所定の
閾値よりも大きい場合にのみ、信頼係数を算出する構成であってもよい。
認識装置32に含まれる構成であってもよい。
6に係る予測システム600の要部構成を示すブロック図である。本実施形態の予測シス
テム600は、予測部631Dの予測結果に応じて、車両602に搭載されているカメラ
8の撮影方向を自動的に調整できるように構成される。予測システム600は、この点が
上記実施形態1に係る予測システム100と異なる。以下、図16において、実施形態1
と同様の構成には同じ符号を付して説明を省略する。
Dが調整情報算出部631Gを有する構成が、実施形態1の予測装置31と異なる。調整
情報算出部631Gは、カメラ8の撮影方向の調整に関する調整情報を生成する。調整情
報は、カメラ8の撮影方向の変更後の向きと、カメラ8の撮影方向を変更する程度を表す
調整量とを示す。
部631Dが予測した場合に、調整情報を生成する。調整情報は、予測部631Dが特徴
認識可否予測に用いた情報を用いて生成される。具体的に、調整情報算出部631Gは、
第1勾配値よりも第2勾配値が小さく、かつ、第1位置から第2位置にかけての勾配の変
化量が所定の閾値よりも大きい場合、下方向を示す調整情報を生成する。また調整情報算
出部631Gは、第1位置から第2位置にかけての勾配の変化量が大きくなるほど、調整
量が大きい値となるように調整情報を生成する。
半径に基づいて特徴認識可否予測を行う構成の場合、調整情報算出部631Gは、右方向
または左方向を示す調整情報を生成する。この調整情報が示す方向は、道路の湾曲方向と
一致する方向となる。また調整情報算出部631Gは、道路の曲率半径が小さくなるほど
、調整量が大きい値となるように調整情報を生成する。
通知する。道路標示認識装置32は、この通知を受けると、調整情報をカメラ8に送信す
る。
備える。方向調整部608は、道路標示認識装置32から受信した調整情報に基づいて、
カメラ8の撮影方向を変更する。本実施形態において、方向調整部608はカメラ8に備
わる。
が不可能になると予測された位置を車両602が通過するときに、カメラ8の撮影方向を
調整して、比較的遠くの道路までカメラ8に映すことができる。そのため、上り坂の終点
または下り坂の始点を車両602が通過するとき、および、急カーブを車両602が通過
するときでも、道路標示認識装置32による特徴箇所の認識を継続できる。
による車両602の傾き角度も考慮して、特徴箇所認識可否予測を行うとともに、調整情
報の生成を行う構成であってもよい。
ときに傾きセンサ5によって検出される。予測部631Dは、傾きセンサ5が検出した車
両602の傾き角度に応じて、勾配情報取得部31Cが取得した勾配情報を調整する。具
体的に、予測部631Dは、車両602の後ろ側が荷物等の荷重で車両602の前側より
も下がっている場合、勾配情報が示す道路の勾配値を、車両602の傾き分だけ大きくな
るように調整する。予測部631Dは、このように調整された勾配情報を用いて特徴認識
可否予測を行う。また調整情報算出部631Gは、調整された勾配情報を用いて、調整情
報の生成を行う。
、上記実施形態1〜5に適用されてもよい。
ロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実
現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
ウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータ
は、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、プログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、コンピュータにおいて、プロセッサが
プログラムを記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。
プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる
。記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory
)の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用
いることができる。また、プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを
さらに備えていてもよい。また、プログラムは、プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体
を介してコンピュータに供給されてもよい。任意の伝送媒体は、例えば、通信ネットワー
ク、若しくは放送波が挙げられる。なお、本発明の一態様は、プログラムが電子的な伝送
によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得
られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
11 ナビ通信部
12 ナビ制御部
12A 現在位置特定部
12B 方向特定部
12C 走行ログ生成部
12D 地図情報送信部
13A 地図情報
2 サーバ
21 サーバ制御部
21A 走行ログ収集部
21B 走行ログ抽出部
21C 勾配情報生成部
22 サーバ記憶部
22A 走行ログデータベース
23 サーバ通信部
3 画像認識装置
31、531、631 予測装置
31A 位置取得部
31B 領域決定部
31C 勾配情報取得部
31D、531D、631D 予測部
31E 通知部
31F 方向情報取得部
31G 車速取得部
31H タイミング特定部
31J リンク特定部
32 道路標示認識装置
32A 認識結果送信部
6 運転支援装置
8 カメラ
9 車速測定センサ
100、200、300、500、600 予測システム
531G 係数算出部
502、602、900 車両
Claims (6)
- 道路上での車両の現在位置を示す位置情報を取得する位置取得部と、
前記車両に搭載されたカメラで撮影される画像に、前記位置情報に基づいて前記車両の前方に設定された所定領域における前記道路の特徴箇所が映る割合を、前記道路の形状に基づいて予測する予測部と、
前記予測部が予測した予測結果を他の装置に通知する通知部と、を備えることを特徴とする予測装置。 - 車両に搭載されたカメラで撮影される画像に基づいて、道路の特徴箇所を認識する特徴認識装置と通信し、
前記道路上での前記車両の現在位置を示す位置情報を取得する位置取得部と、
前記位置情報に基づいて前記車両の前方に設定された所定領域での前記道路の形状に基づき、前記車両が前記所定領域に位置する場合に、前記特徴認識装置が前記特徴箇所を認識できるか否かを予測する予測部と、
前記予測部が予測した予測結果を他の装置に通知する通知部と、を備えることを特徴とする予測装置。 - 前記予測部は、前記所定領域に、交差点を含む所定の地点に設定されるノードが存在する場合、前記車両が前記所定領域に位置するときに、前記特徴認識装置による前記特徴箇所の認識が不可能になると予測することを特徴とする請求項2に記載の予測装置。
- 前記予測部は、前記所定領域における前記道路が建造物の影になる場合、又は、前記所定領域における前記道路の曲率半径が所定値よりも小さい場合、前記車両が前記所定領域に位置するときに、前記特徴認識装置による前記特徴箇所の認識が不可能になると予測することを特徴とする請求項2に記載の予測装置。
- 前記予測部は、前記所定領域での前記道路の形状に基づき、前記車両が前記所定領域に位置する場合の前記カメラの撮影方向に関する情報を作成する調整情報算出部を備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の予測装置。
- 道路の特徴箇所を認識する特徴認識装置と、前記特徴認識装置による前記特徴箇所の認識が可能か否か予測する予測装置と、車両の運転を支援する運転支援装置とを含み、
前記特徴認識装置は、
前記車両に搭載されたカメラで撮影される画像に基づいて、前記特徴箇所を認識し、
前記予測装置は、
前記道路上での前記車両の現在位置を示す位置情報を取得する位置取得部と、
前記位置情報に基づいて前記車両の前方に設定された所定領域での前記道路の形状に基づき、前記車両が前記所定領域に位置する場合に、前記特徴認識装置が前記特徴箇所を認識できるか否かを予測する予測部とを備え、
前記運転支援装置は、
前記特徴認識装置が認識した前記特徴箇所と、前記予測装置が予測した結果とに基づき、前記車両の運転を支援することを特徴とする予測システム。
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