JP2020131623A - 複合材自動積層装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、簡便な構成で、複合材シート片の長さを短く切断することの可能な複合材自動積層装置を提供することを目的とする。【解決手段】積層ステージ11と、複合材シート6を供給する複合材巻回部26と、積層ステージ11の上面11aまたは上面11aに配置された他の複合材シート5上に、複合材シート6を送る供給用ローラ35,36と、供給用ローラ35,36の下流側に配置され、複合材シート6と面接触するとともに、複合材シート6を押圧するコンパクションローラ14と、複合材シート6のうち、コンパクションローラ14と面接触する部分を幅方向に切断することで、複合材シート片を形成する切断部41と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、複合材自動積層装置に関する。
航空機の主翼や胴体の外板として、複合材シートが積層された複合材積層部材が用いられている。複合材積層部材を形成する際には、自動で複合材シートを積層させる複合材自動積層装置が用いられている。
複合材自動積層装置は、複合材シートを切断して、複合材シート片を形成するカッター(切断部)と、複合材シート片を押圧することで他の複合材シート上に複合材シートを積層させるコンパクションローラと、を備える。
このような構成とされた複合材自動積層装置では、複合材シート片の長さの最小は、カッターからコンパクションローラまでの距離と一致する。
このような構成とされた複合材自動積層装置では、複合材シート片の長さの最小は、カッターからコンパクションローラまでの距離と一致する。
ところで、カッターからコンパクションローラまでの距離よりも短い長さとされた複合材シート片が必要となる場合がある。
このような場合において、カッターからコンパクションローラまでの距離が大きい複合材自動積層装置を用いると、複合材シートの無駄が発生するとともに、手作業により複合材シート片を構成する余分な複合材シートを除去する必要があった。
このような場合において、カッターからコンパクションローラまでの距離が大きい複合材自動積層装置を用いると、複合材シートの無駄が発生するとともに、手作業により複合材シート片を構成する余分な複合材シートを除去する必要があった。
特許文献1には、複合材シート片の長さを短く切断することの可能な薄型トウ制御モジュールが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された薄型トウ制御モジュールは、数多くの部品で構成された複雑な構造とされているため、簡便な構成で複合材シート片の長さを短く切断することが望まれている。
そこで、本発明は、簡便な構成で、複合材シート片の長さを短く切断することの可能な複合材自動積層装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る複合材自動積層装置は、積層ステージと、複合材シートを供給する複合材巻回部と、前記積層ステージの上面または前記積層ステージの上面に配置された他の複合材シート上に、前記複合材シートを送る供給用ローラと、前記供給用ローラの下流側に配置され、前記複合材シートと面接触するとともに、前記複合材シートを押圧するコンパクションローラと、前記複合材シートのうち、前記コンパクションローラと面接触する部分を幅方向に切断することで、複合材シート片を形成する切断部と、を備える。
本発明によれば、供給用ローラの下流側に配置され、複合材シートと面接触するとともに、複合材シートを押圧するコンパクションローラと、複合材シートのうち、コンパクションローラと面接触する部分を幅方向に切断することで、複合材シート片を形成する切断部と、とを備えることで、コンパクションローラの近くに切断部を配置させることが可能となる。これにより、コンパクションローラから離れた位置に切断部を配置させた場合と比較して、複合材シート片の長さを短く切断することができる。
また、上記本発明の一態様に係る複合材自動積層装置において、前記切断部は、前記複合材シートを切断する刃を有し、前記コンパクションローラの外周部には、前記コンパクションローラの外周面から前記コンパクションローラの回転軸に向かう方向に延び、前記刃の先端が挿入される溝が形成されていてもよい。
このように、コンパクションローラの外周面からコンパクションローラの回転軸に向かう方向に延び、切断部の刃の先端が挿入される溝をコンパクションローラの外周部に形成することで、複合材シートを完全に貫通するように刃の先端を深く挿入することが可能となるので、複合材シートを確実に切断することができる。
また、溝の深さを刃の先端が当接されない深さにすることで、切断部の刃によるコンパクションローラの損傷を抑制することができる。
また、溝の深さを刃の先端が当接されない深さにすることで、切断部の刃によるコンパクションローラの損傷を抑制することができる。
また、上記本発明の一態様に係る複合材自動積層装置において、前記溝は、前記コンパクションローラの周方向に等間隔で複数形成されていてもよい。
このように、コンパクションローラの周方向に等間隔で複数の溝を形成することで、複合材シートの長さが所望の長さとなるように細かく調整することができる。
また、上記本発明の一態様に係る複合材自動積層装置において、前記供給用ローラ、前記コンパクションローラ、及び前記切断部を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記供給用ローラの回転速度を遅くするか、或いは前記供給用ローラの回転を停止させた後、前記切断部により前記複合材シートを切断させてもよい。
このような制御を行う制御装置を有することで、複合材シートの切断を安全に実施することができる。
また、上記本発明の一態様に係る複合材自動積層装置において、前記供給用ローラと前記コンパクションローラとの間に設けられ、前記コンパクションローラの外周面と前記複合材シートとの接触面積が増加するように、前記複合材シートの方向を転換させる方向転換用ローラをさらに備えてもよい。
このような構成とされた方向転換用ローラをさらに備えることで、コンパクションローラの周方向において、コンパクションローラの外周面と複合材シートとが接触する領域を増加させることが可能となる。これにより、コンパクションローラの周方向において、切断部を配置可能な領域が増加するため、切断部を設ける位置の自由度を高めることができる。
また、上記本発明の一態様に係る複合材自動積層装置において、前記コンパクションローラの材料は、自己再生樹脂であってもよい。
このように、コンパクションローラの材料として自己再生樹脂を用いることで、切断部によりコンパクションローラに傷が発生した際に、傷を自己修復させることができる。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る複合材自動積層装置は、積層ステージと、複合材シートを供給する複合材巻回部と、前記積層ステージの上面または前記積層ステージの上面に配置された他の複合材シート上に、前記複合材シートを送る供給用ローラと、前記切断部の下流側に配置され、前記複合材シートを押圧する第1のコンパクションローラと、前記切断部の下流側で、かつ前記第1のコンパクションローラの上流側に配置され、前記複合材シートを押圧する第2のコンパクションローラと、前記供給用ローラの下流側に配置され、前記複合材シートを幅方向に切断することで、複合材シート片を形成する切断部と、を備える。
このように、第1のコンパクションローラの他に、切断部の下流側で、かつ第1のコンパクションローラの上流側に配置され、複合材シート片を押圧する第2のコンパクションローラを設けることで、第2のコンパクションローラと切断部との間の距離を近づけることが可能となる。これにより、第1のコンパクションローラのみを設けた場合と比較して、複合材シート片の長さを短くすることができる。
また、上記本発明の一態様に係る複合材自動積層装置において、前記複合材巻回部、及び前記供給用ローラを収容する筐体を備え、前記切断部は、前記筐体の外側に配置されていてもよい。
このように、複合材巻回部、及び供給用ローラを収容する筐体の外側に切断部を配置させることで、第2のコンパクションローラと切断部との間の距離をさらに近づけることが可能となる。これにより、複合材シート片の長さをさらに短くすることができる。
また、上記本発明の一態様に係る複合材自動積層装置において、前記第2のコンパクションローラの外径は、前記第1のコンパクションローラの外径よりも小さくてもよい。
このように、第2のコンパクションローラの外径を第1のコンパクションローラの外径よりも小さくすることで、第2のコンパクションローラにより近接させて切断部を配置させることが可能となるので、複合材シート片の長さをより短くすることができる。
本発明によれば、簡便な構成で、複合材シート片の長さを短く切断することができる。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1を参照して、第1の実施形態の複合材自動積層装置10について説明する。図1に示すO1は、コンパクションローラ14の回転軸(以下、「回転軸O1」という)を示している。
図1において、X方向は積層ステージ11の幅方向(押圧時にコンパクションローラ14が移動する方向)、Z方向はX方向に対して直交する鉛直方向をそれぞれ示している。
図1では、一例として、積層ステージ11の上面11aに配置された他の複合材シート5の上面5aに複合材シート6を積層させる場合を例に挙げて図示する。
さらに、図1には、切断前の複合材シート片6Aを図示する。
図1を参照して、第1の実施形態の複合材自動積層装置10について説明する。図1に示すO1は、コンパクションローラ14の回転軸(以下、「回転軸O1」という)を示している。
図1において、X方向は積層ステージ11の幅方向(押圧時にコンパクションローラ14が移動する方向)、Z方向はX方向に対して直交する鉛直方向をそれぞれ示している。
図1では、一例として、積層ステージ11の上面11aに配置された他の複合材シート5の上面5aに複合材シート6を積層させる場合を例に挙げて図示する。
さらに、図1には、切断前の複合材シート片6Aを図示する。
複合材自動積層装置10は、積層ステージ11と、積層用ロボット13と、コンパクションローラ14と、昇降移動押圧機構15と、制御装置16と、を有する。
積層ステージ11は、他の複合材シート5が載置される上面11aを有する。積層ステージ11の上面11aは、平面とされている。他の複合材シート5としては、例えば、プリプレグシートを用いることが可能である。
積層用ロボット13は、複合材供給部21と、ロボットアーム22と、を有する。
複合材供給部21は、筐体25と、複合材巻回部26と、引き出し用ローラ32と、供給用ローラ35,36と、回転駆動部37A,37Bと、ガイド部38と、切断部41と、を有する。
複合材供給部21は、筐体25と、複合材巻回部26と、引き出し用ローラ32と、供給用ローラ35,36と、回転駆動部37A,37Bと、ガイド部38と、切断部41と、を有する。
筐体25は、ロボットアーム22の先端部に設けられており、ロボットアーム22により支持されている。筐体25は、図1の紙面の奥側に延びる筒状の部材である。筐体25は、筐体25が延びる方向において、両端が開放端とされている。
筐体25は、筐体25の上端から下端に向かうにつれて、X方向の幅が狭くなる形状とされている。筐体25内には、収容空間25Aが区画されている。
筐体25の下端には、筐体25と同じ方向に延びる溝部25Bが形成されている。溝部25Bは、収容空間25Aと連通している。
筐体25の下端には、筐体25と同じ方向に延びる溝部25Bが形成されている。溝部25Bは、収容空間25Aと連通している。
上記構成とされた筐体25は、複合材巻回部26、引き出し用ローラ32、及び供給用ローラ35,36を収容している。
つまり、複合材巻回部26、引き出し用ローラ32、及び供給用ローラ35,36は、収容空間25Aに配置されている。
なお、第1の実施形態では、一例として、筐体25が延びる方向において両端が開放端の場合を例に挙げて説明したが、例えば、筐体25の両端に開閉可能な扉を設けてもよい。
複合材巻回部26は、収容空間25Aのうち、ロボットアーム22が接続された側とは反対側に配置されている。
複合材巻回部26は、支持棒44と、支持棒44の外周面に巻回された複合材シート6と、を有する。
支持棒44は、筐体25が延びる方向と同じ方向に延びている。支持棒44は、円柱形状とされている。支持棒44は、回転可能な状態で筐体25に支持されている。複合材シート6としては、例えば、プリプレグシートを用いることが可能である。
複合材巻回部26は、支持棒44と、支持棒44の外周面に巻回された複合材シート6と、を有する。
支持棒44は、筐体25が延びる方向と同じ方向に延びている。支持棒44は、円柱形状とされている。支持棒44は、回転可能な状態で筐体25に支持されている。複合材シート6としては、例えば、プリプレグシートを用いることが可能である。
引き出し用ローラ32は、収容空間25Aの中央付近に設けられている。引き出し用ローラ32は、筐体25と同じ方向に延びる軸部32A及びローラ本体32Bを有する。
軸部32Aは、X方向において、支持棒44から離れた状態で支持棒44と対向している。軸部32Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。
軸部32Aは、X方向において、支持棒44から離れた状態で支持棒44と対向している。軸部32Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。
ローラ本体32Bは、軸部32Aの外側に固定されている。ローラ本体32Bは、軸部32Aとともに回転する。
ローラ本体32Bは、支持棒44から引き出し用ローラ32に向かう方向に、支持棒44に巻回された複合材シート6を引き出す。引き出された複合材シート6は、ローラ本体32Bの外周面の一部と接触している。
ローラ本体32Bは、支持棒44から引き出し用ローラ32に向かう方向に、支持棒44に巻回された複合材シート6を引き出す。引き出された複合材シート6は、ローラ本体32Bの外周面の一部と接触している。
供給用ローラ35は、引き出し用ローラ32の下方に配置されている。供給用ローラ35は、筐体25が延びる方向と同じ方向に延びる軸部35A及びローラ本体35Bを有する。
軸部35Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。ローラ本体35Bは、軸部35Aの外側に固定されている。ローラ本体35Bは、軸部35Aとともに回転する。ローラ本体35Bは、複合材シート6と接触する外周面を有する。
軸部35Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。ローラ本体35Bは、軸部35Aの外側に固定されている。ローラ本体35Bは、軸部35Aとともに回転する。ローラ本体35Bは、複合材シート6と接触する外周面を有する。
供給用ローラ36は、X方向において、供給用ローラ35と対向するように配置されている。供給用ローラ36は、筐体25が延びる方向と同じ方向に延びる軸部36A及びローラ本体36Bを有する。
軸部36Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。ローラ本体36Bは、軸部36Aの外側に固定されている。ローラ本体36Bは、軸部36Aとともに回転する。ローラ本体36Bは、複合材シート6と接触する外周面を有する。
軸部36Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。ローラ本体36Bは、軸部36Aの外側に固定されている。ローラ本体36Bは、軸部36Aとともに回転する。ローラ本体36Bは、複合材シート6と接触する外周面を有する。
回転駆動部37Aは、図1に示す矢印方向に供給用ローラ35を回転させる。回転駆動部37Bは、図1に示す矢印方向に供給用ローラ36を回転させる。
図1に示す矢印方向に供給用ローラ35,36が回転させられることで、ガイド部38を介して、複合材巻回部26を構成する複合材シート6が積層ステージ11の上面11aに向かう方向に送り出される。
図1に示す矢印方向に供給用ローラ35,36が回転させられることで、ガイド部38を介して、複合材巻回部26を構成する複合材シート6が積層ステージ11の上面11aに向かう方向に送り出される。
ガイド部38は、供給用ローラ35,36の下流側に設けられている。ガイド部38は、第1の板部38Aと、第2の板部38Bと、溝38Cと、を有する。
第1及び第2の板部38A,38Bは、X方向において対向するように、筐体25の溝部25Bに設けられている。
第1及び第2の板部38A,38Bは、X方向において対向するように、筐体25の溝部25Bに設けられている。
溝38Cは、第1の板部38Aと第2の板部38Bとの間に形成されている。溝38Cは、筐体25が延びる方向と同じ方向に延びている。
溝38Cの延在方向の両端は、開放端とされている。X方向における溝38Cの幅は、複合材シート6を通過させることが可能な大きさとされている。
上記構成とされたガイド部38は、複合材シート6を積層ステージ11に向かう方向に案内する。
溝38Cの延在方向の両端は、開放端とされている。X方向における溝38Cの幅は、複合材シート6を通過させることが可能な大きさとされている。
上記構成とされたガイド部38は、複合材シート6を積層ステージ11に向かう方向に案内する。
切断部41は、筐体25の外側に設けられている。切断部41は、複合材シート6を切断する刃46を有する。刃46の先端46Aは、X方向において、複合材シート6を介して、複合材シート6の外面6aを押圧状態にあるコンパクションローラ14の回転軸O1と対向するように配置されている。
図1に示す状態において、筐体25の外側に位置する複合材シート6は、コンパクションローラ14の外周面14aの右側下半分と面接触している。
したがって、刃46の先端46Aは、X方向において、複合材シート6のうち、コンパクションローラ14の外周面14aと接触する部分と対向配置されている。
したがって、刃46の先端46Aは、X方向において、複合材シート6のうち、コンパクションローラ14の外周面14aと接触する部分と対向配置されている。
刃46は、X方向に移動可能な構成とされている。刃46は、複合材シート6の送り出しを遅くした状態、或いは複合材シート6の送り出しが停止された状態において、X方向に移動させられる。これにより、複合材シート6を貫通して、コンパクションローラ14の外周面14aに刃46の先端46Aが当接されることで、複合材シート6が幅方向(紙面の奥行方向)に切断されて、複合材シート片6Aが形成される。
切断部41は、例えば、ギロチンカッターやロータリーカッター等を用いることが可能である。
切断部41は、例えば、ギロチンカッターやロータリーカッター等を用いることが可能である。
コンパクションローラ14は、供給用ローラ35,36及びガイド部38の下流側に配置されている。コンパクションローラ14は、筐体25と同じ方向に延びる軸部14A及びローラ本体14Bを有する。
軸部14Aは、回転可能な状態で昇降移動押圧機構15に支持されている。ローラ本体14Bは、軸部14Aの外側に固定されている。ローラ本体14Bは、軸部14Aとともに回転する。
軸部14Aは、回転可能な状態で昇降移動押圧機構15に支持されている。ローラ本体14Bは、軸部14Aの外側に固定されている。ローラ本体14Bは、軸部14Aとともに回転する。
第1の実施形態では、複合材シート6とローラ本体14Bとが接触する部分を切断する際、切断部41の刃46がローラ本体14B(コンパクションローラ14)の外周面14aに押し当てられる。
このため、ローラ本体14Bの材料としては、例えば、自己再生樹脂を用いることが好ましい。自己再生樹脂としては、例えば、ウレタン樹脂やアイオノマー樹脂等を例示することが可能である。
このように、ローラ本体14Bの材料として、自己再生樹脂を用いることで、複合材シート6の切断時に刃46の先端46Aによりローラ本体14Bの外周面に傷が発生した際、傷を自己修復することができる。
このように、ローラ本体14Bの材料として、自己再生樹脂を用いることで、複合材シート6の切断時に刃46の先端46Aによりローラ本体14Bの外周面に傷が発生した際、傷を自己修復することができる。
昇降移動押圧機構15は、コンパクションローラ14をX方向に移動させたり、Z方向に昇降させたりするための機構である。
制御装置16は、昇降移動押圧機構15、回転駆動部37A,37B、及び切断部41と電気的に接続されている。
制御装置16は、軸部14A及びローラ本体14Bの位置を移動させる際や複合材シート6を押圧させる際に昇降移動押圧機構15を制御する。
制御装置16は、軸部14A及びローラ本体14Bの位置を移動させる際や複合材シート6を押圧させる際に昇降移動押圧機構15を制御する。
制御装置16は、複合材シート6を送り出す際に回転駆動部37A,37Bにより供給用ローラ35,36を回転させる。
また、制御装置16は、メンテナンスする際や切断部41を用いて複合材シート6を切断する際には回転駆動部37A,37Bにより供給用ローラ35,36の回転速度を遅くするか、或いは供給用ローラ35,36の回転を停止させる。
このような制御を行う制御装置16を有することで、複合材シート6の切断を安全に実施することができる。
また、制御装置16は、メンテナンスする際や切断部41を用いて複合材シート6を切断する際には回転駆動部37A,37Bにより供給用ローラ35,36の回転速度を遅くするか、或いは供給用ローラ35,36の回転を停止させる。
このような制御を行う制御装置16を有することで、複合材シート6の切断を安全に実施することができる。
さらに、制御装置16は、複合材シート6を切断して複合材シート片6Aを形成する際には、切断部41をX方向に移動させる制御を行う。
第1の実施形態の複合材自動積層装置10によれば、供給用ローラ35,36及びガイド部38の下流側に配置され、複合材シート6と面接触するとともに、複合材シート6を押圧するコンパクションローラ14と、複合材シート6のうち、コンパクションローラ14の外周面14aと面接触する部分(図1に示す紙面右側下半分)を幅方向に切断することで、複合材シート片6Aを形成する切断部41と、とを備えることで、コンパクションローラ14の近くに切断部41を配置させることが可能となる。これにより、コンパクションローラ14から離れた位置に切断部41を配置させた場合と比較して、複合材シート片6Aの長さを短く切断することができる。
次に、図2を参照して、第1の実施形態の変形例に係る複合材自動積層装置50について説明する。図2に示すO2は、コンパクションローラ53の軸部14Aの回転軸(以下、「回転軸O2」という)を示している。図2では、複数の溝53Bを見やすくする観点から軸部14A、ローラ本体53A、及び溝53Bのみを断面で図示する。
図2において、Dは溝53Bの深さ(以下、「深さD」という)、Wは溝53Bの幅(以下、「幅W」という)をそれぞれ示している。図2において、図1に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
図2において、Dは溝53Bの深さ(以下、「深さD」という)、Wは溝53Bの幅(以下、「幅W」という)をそれぞれ示している。図2において、図1に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
複合材自動積層装置50は、第1の実施形態の複合材自動積層装置10を構成するコンパクションローラ14に替えて、コンパクションローラ53を有すること以外は、複合材自動積層装置10と同様に構成されている。
コンパクションローラ53は、軸部14Aと、ローラ本体53Aと、複数の溝53Bと、を有する。
ローラ本体53Aは、軸部14Aの外周面に設けられており、円柱形状とされている。ローラ本体53Aは、第1の実施形態で説明したローラ本体14Bと同様な構成とされている。
ローラ本体53Aは、軸部14Aの外周面に設けられており、円柱形状とされている。ローラ本体53Aは、第1の実施形態で説明したローラ本体14Bと同様な構成とされている。
複数の溝53Bは、コンパクションローラ53の外周部を構成するローラ本体53Aの外周部に形成されている。
複数の溝53Bは、ローラ本体53Aの周方向に等間隔で形成されている。各溝53Bは、ローラ本体53Aの外周面53a(コンパクションローラ53の外周面)から軸部14Aの回転軸Oに向かう方向に延び延びている。つまり、複数の溝53Bは、放射状に形成されている。
複数の溝53Bは、ローラ本体53Aの周方向に等間隔で形成されている。各溝53Bは、ローラ本体53Aの外周面53a(コンパクションローラ53の外周面)から軸部14Aの回転軸Oに向かう方向に延び延びている。つまり、複数の溝53Bは、放射状に形成されている。
各溝53Bは、刃46の先端46Aを収容可能で、かつ刃46の先端46Aがローラ本体53Aに当接されない形状(深さD及び幅W)とするとよい。各溝53Bの深さD及び幅Wは、刃46の形状に応じて適宜設定することができる。
第1の実施形態の変形例の複合材自動積層装置50によれば、ローラ本体53Aの外周面53aからコンパクションローラ53の回転軸O2に向かう方向に延び、切断部41の刃46の先端46Aが挿入される複数の溝53Bをコンパクションローラ53の外周部に形成することで、コンパクションローラ53に対して刃46の先端46Aを深く挿入することが可能となるので、複合材シート6を確実に切断することができる。
また、複数の溝53Bの深さを刃46の先端46Aが当接されない深さにすることで、切断部41の刃46によるコンパクションローラ53の損傷を抑制することができる。
さらに、コンパクションローラ53の周方向に等間隔で複数の溝53Bを形成することで、複合材シート6の長さが所望の長さとなるように細かく調整することができる。
さらに、コンパクションローラ53の周方向に等間隔で複数の溝53Bを形成することで、複合材シート6の長さが所望の長さとなるように細かく調整することができる。
なお、第1の実施形態の変形例の複合材自動積層装置50では、一例として、複数の溝53Bを形成した場合を例に挙げて説明したが、溝53Bの数は、1つ以上であればよく、図2に示す溝53Bの数に限定されない。
(第2の実施形態)
図3を参照して、第2の実施形態の複合材自動積層装置60について説明する。図3において、Aはコンパクションローラ14の外周面14aと複合材シート6とが面接触している領域(以下、「領域A」という)を示している。図3において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図3を参照して、第2の実施形態の複合材自動積層装置60について説明する。図3において、Aはコンパクションローラ14の外周面14aと複合材シート6とが面接触している領域(以下、「領域A」という)を示している。図3において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
複合材自動積層装置60は、第1の実施形態の複合材自動積層装置10の構成に、さらに方向転換用ローラ61を設け、切断部41の位置を変更させたこと以外は、複合材自動積層装置10と同様に構成されている。
方向転換用ローラ61は、コンパクションローラ14の外周面14aと複合材シート6の外面6aとの接触面積が増加するように、ガイド部38から導出される複合材シート6の方向を変換させるためのローラである。
方向転換用ローラ61は、筐体25と同じ方向に延びる軸部61A及びローラ本体61Bを有する。
軸部61Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。ローラ本体61Bは、軸部61Aの外側に固定されている。ローラ本体61Bは、複合材シート6の一部と接触している。ローラ本体61Bは、軸部61Aとともに回転可能な構成とされている。
方向転換用ローラ61は、筐体25と同じ方向に延びる軸部61A及びローラ本体61Bを有する。
軸部61Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。ローラ本体61Bは、軸部61Aの外側に固定されている。ローラ本体61Bは、複合材シート6の一部と接触している。ローラ本体61Bは、軸部61Aとともに回転可能な構成とされている。
上記構成とされた方向転換用ローラ61は、供給用ローラ35,36の下流側に設けられたガイド部38とコンパクションローラ14との間(筐体25の外側)に設けられている。方向転換用ローラ61は、Z方向において、ガイド部38の一部と対向するようにガイド部38の下方に設けられている。
方向転換用ローラ61は、コンパクションローラ14の外周面14aの右半分(領域Aに対応する部分)と複合材シート6とが接触することが可能なように、コンパクションローラ14の位置よりも左側(図3における左側)に配置されている。
つまり、第2の実施形態では、第1の実施形態と比較して、コンパクションローラ14の外周面14aと複合材シート6とが接触する面積が2倍とされている。
つまり、第2の実施形態では、第1の実施形態と比較して、コンパクションローラ14の外周面14aと複合材シート6とが接触する面積が2倍とされている。
切断部41は、コンパクションローラ14の上方に設けられている。切断部41は、Z方向において、コンパクションローラ14の回転軸O1と対向するように配置されている。
第2の実施形態の複合材自動積層装置60によれば、上記構成とされた方向転換用ローラ61を備えることで、コンパクションローラ14の周方向において、コンパクションローラ14の外周面14aと複合材シート6とが接触する領域を増加させることが可能となる。これにより、コンパクションローラ14の周方向において、切断部41を配置可能な領域が増加するため、切断部41を設ける位置の自由度を高めることができる。
(第3の実施形態)
図4及び図5を参照して、第3の実施形態の複合材自動積層装置65について説明する。図4において、Bは複合材自動積層装置65のうちの一部を囲む領域(以下、「領域B」という)を示している。図4において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図5において、R1は第1のコンパクションローラ71の外径(以下、「外径R1」という)、R2は第2のコンパクションローラ72の外径(以下、「外径R2」という)をそれぞれ示している。図4及び図5において、同一構成部分には同一符号を付す。
図4及び図5を参照して、第3の実施形態の複合材自動積層装置65について説明する。図4において、Bは複合材自動積層装置65のうちの一部を囲む領域(以下、「領域B」という)を示している。図4において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図5において、R1は第1のコンパクションローラ71の外径(以下、「外径R1」という)、R2は第2のコンパクションローラ72の外径(以下、「外径R2」という)をそれぞれ示している。図4及び図5において、同一構成部分には同一符号を付す。
複合材自動積層装置65は、第1の実施形態の複合材自動積層装置10の構成に、さらに、ローラ67と、切断台用ローラ68と、を設け、かつ切断部41の位置を変更するとともに、複合材自動積層装置10を構成するコンパクションローラ14及び昇降移動押圧機構15に替えて、第1のコンパクションローラ71、第2のコンパクションローラ72、及び昇降移動押圧機構73,74を有すること以外は、複合材自動積層装置10と同様に構成されている。
ローラ67は、ガイド部38の下流側(筐体25の外側)で、かつ切断台用ローラ68の上流側に配置されている。ローラ67は、ガイド部38の下方に配置されるとともに、Z方向において、ガイド部38の一部と対向している。
ローラ67は、筐体25と同じ方向に延びる軸部67A及びローラ本体67Bを有する。
軸部67Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。ローラ本体67Bは、軸部67Aの外側に固定されている。ローラ本体67Bは、複合材シート6の一部と接触することで、複合材シート6を斜め下方(図4の斜め左下)に案内する。ローラ本体67Bは、軸部67Aとともに回転可能な構成とされている。
軸部67Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。ローラ本体67Bは、軸部67Aの外側に固定されている。ローラ本体67Bは、複合材シート6の一部と接触することで、複合材シート6を斜め下方(図4の斜め左下)に案内する。ローラ本体67Bは、軸部67Aとともに回転可能な構成とされている。
切断台用ローラ68は、ローラ67の下流側で、かつ第2のコンパクションローラ72の上流側に設けられている。
切断台用ローラ68は、筐体25と同じ方向に延びる軸部68A及びローラ本体68Bを有する。
切断台用ローラ68は、筐体25と同じ方向に延びる軸部68A及びローラ本体68Bを有する。
軸部68Aは、回転可能な状態で筐体25に支持されている。ローラ本体68Bは、軸部68Aの外側に固定されている。ローラ本体68Bは、軸部68Aとともに回転する。
ローラ本体68Bの外周面68a(切断台用ローラ68の外周面)は、ローラ67と第2のコンパクションローラ72との間に配置された複合材シート6の内面に当接されている。
上記構成とされた切断台用ローラ68は、切断部41を用いて、複合材シート6を切断する際、切断部41の刃46の先端46Aが当接される台として機能するローラである。
ローラ本体68Bの外周面68a(切断台用ローラ68の外周面)は、ローラ67と第2のコンパクションローラ72との間に配置された複合材シート6の内面に当接されている。
上記構成とされた切断台用ローラ68は、切断部41を用いて、複合材シート6を切断する際、切断部41の刃46の先端46Aが当接される台として機能するローラである。
切断部41は、筐体25の外側で、かつローラ67の下流側で、かつ第2のコンパクションローラ72の上流側に設けられている。このように、切断部41を筐体25の外側に配置させることで、切断部41と第1のコンパクションローラ71との間の距離を小さくすることができる。
切断部41は、刃46の先端46Aがローラ67と第2のコンパクションローラ72との間に位置する複合材シート6の外面6aと対向するように配置されている。つまり、切断部41は、複合材シート6を介して、外面6aに対して直交する方向において切断台用ローラ68と対向している。
第1のコンパクションローラ71は、切断部41の下流側に配置されている。第1のコンパクションローラ71は、筐体25と同じ方向に延びる軸部71A及びローラ本体71Bを有する。
軸部71Aは、回転可能な状態で昇降移動押圧機構73に支持されている。ローラ本体71Bは、軸部71Aの外側に固定されている。ローラ本体71Bの外周面71aは、複合材シート6の外面6aを押圧する面である。ローラ本体71Bは、軸部71Aとともに回転する。
軸部71Aは、回転可能な状態で昇降移動押圧機構73に支持されている。ローラ本体71Bは、軸部71Aの外側に固定されている。ローラ本体71Bの外周面71aは、複合材シート6の外面6aを押圧する面である。ローラ本体71Bは、軸部71Aとともに回転する。
第2のコンパクションローラ72は、切断部41の下流側で、かつ第1のコンパクションローラ71の上流側に配置されている。
したがって、第2のコンパクションローラ72は、第1のコンパクションローラ71よりも切断部41に近い位置に配置されている。
したがって、第2のコンパクションローラ72は、第1のコンパクションローラ71よりも切断部41に近い位置に配置されている。
第2のコンパクションローラ72は、筐体25と同じ方向に延びる軸部72A及びローラ本体72Bを有する。
軸部72Aは、回転可能な状態で昇降移動押圧機構74に支持されている。ローラ本体72Bは、軸部72Aの外側に固定されている。ローラ本体72Bの外周面72aは、複合材シート6の外面6aを押圧する面である。ローラ本体72Bは、軸部72Aとともに回転する。
軸部72Aは、回転可能な状態で昇降移動押圧機構74に支持されている。ローラ本体72Bは、軸部72Aの外側に固定されている。ローラ本体72Bの外周面72aは、複合材シート6の外面6aを押圧する面である。ローラ本体72Bは、軸部72Aとともに回転する。
第2のコンパクションローラ72の外径R2は、例えば、第1のコンパクションローラ71の外径R1よりも小さくするすことが好ましい。
このように、切断部41側に配置される第2のコンパクションローラ72の外径R2を第1のコンパクションローラ71の外径R1よりも小さくすることで、第1のコンパクションローラ71に切断部41をより近づけることが可能となるので、切断部41により切断される複合材シート片6Aの長さをより短くすることができる。
このように、切断部41側に配置される第2のコンパクションローラ72の外径R2を第1のコンパクションローラ71の外径R1よりも小さくすることで、第1のコンパクションローラ71に切断部41をより近づけることが可能となるので、切断部41により切断される複合材シート片6Aの長さをより短くすることができる。
また、第2のコンパクションローラ72の下流側に、第2のコンパクションローラ72の外径R2よりも大きい外径R1とされた第1のコンパクションローラ71を配置させることで、第2のコンパクションローラ72による押圧力の不足が生じた際、第1のコンパクションローラ71により第2のコンパクションローラ72による押圧力不足を補うことができる。
昇降移動押圧機構73は、第1のコンパクションローラ71をX方向に移動させたり、Z方向に昇降させたりするための機構である。
昇降移動押圧機構74は、第2のコンパクションローラ72をX方向に移動させたり、Z方向に昇降させたりするための機構である。
昇降移動押圧機構74は、第2のコンパクションローラ72をX方向に移動させたり、Z方向に昇降させたりするための機構である。
第3の実施形態の複合材自動積層装置65によれば、第1のコンパクションローラ71の他に、切断部41の下流側で、かつ第1のコンパクションローラ71の上流側に配置された第2のコンパクションローラ72を設けることで、第2のコンパクションローラ72と切断部41との間の距離を近づけることが可能となる。これにより、第1のコンパクションローラ71のみを設けた場合と比較して、複合材シート片6Aの長さを短くすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
5…他の複合材シート
5a…上面
6…複合材シート
6a…外面
6A…複合材シート片
6b…内面
10,50,60,65…複合材自動積層装置
11…積層ステージ
11a…上面
13…積層用ロボット
14,53…コンパクションローラ
14a,53a,68a,71a,72a…外周面
14A、32A,35A,36A,61A,67A,68A,71A,72A…軸部
14B、32B,35B,36B,53A,61B,67B,68B,71B,72B…ローラ本体
15,73,74…昇降移動押圧機構
16…制御装置
21…複合材供給部
22…ロボットアーム
25…筐体
25A…収容空間
25B…溝部
26…複合材巻回部
32…引き出し用ローラ
35,36…供給用ローラ
37A、37B…回転駆動部
38…ガイド部
38A…第1の板部
38B…第2の板部
38C…溝
41…切断部
44…支持棒
46…刃
46A…先端
53B…溝
61…方向転換用ローラ
67…ローラ
68…切断台用ローラ
71…第1のコンパクションローラ
72…第2のコンパクションローラ
A,B…領域
D…深さ
O1〜O3…回転軸
W…幅
R1,R2…外径
5a…上面
6…複合材シート
6a…外面
6A…複合材シート片
6b…内面
10,50,60,65…複合材自動積層装置
11…積層ステージ
11a…上面
13…積層用ロボット
14,53…コンパクションローラ
14a,53a,68a,71a,72a…外周面
14A、32A,35A,36A,61A,67A,68A,71A,72A…軸部
14B、32B,35B,36B,53A,61B,67B,68B,71B,72B…ローラ本体
15,73,74…昇降移動押圧機構
16…制御装置
21…複合材供給部
22…ロボットアーム
25…筐体
25A…収容空間
25B…溝部
26…複合材巻回部
32…引き出し用ローラ
35,36…供給用ローラ
37A、37B…回転駆動部
38…ガイド部
38A…第1の板部
38B…第2の板部
38C…溝
41…切断部
44…支持棒
46…刃
46A…先端
53B…溝
61…方向転換用ローラ
67…ローラ
68…切断台用ローラ
71…第1のコンパクションローラ
72…第2のコンパクションローラ
A,B…領域
D…深さ
O1〜O3…回転軸
W…幅
R1,R2…外径
Claims (9)
- 積層ステージと、
複合材シートを供給する複合材巻回部と、
前記積層ステージの上面または前記積層ステージの上面に配置された他の複合材シート上に、前記複合材シートを送る供給用ローラと、
前記供給用ローラの下流側に配置され、前記複合材シートと面接触するとともに、前記複合材シートを押圧するコンパクションローラと、
前記複合材シートのうち、前記コンパクションローラと面接触する部分を幅方向に切断することで、複合材シート片を形成する切断部と、
を備える複合材自動積層装置。 - 前記切断部は、前記複合材シートを切断する刃を有し、
前記コンパクションローラの外周部には、前記コンパクションローラの外周面から前記コンパクションローラの回転軸に向かう方向に延び、前記刃の先端が挿入される溝が形成されている請求項1記載の複合材自動積層装置。 - 前記溝は、前記コンパクションローラの周方向に等間隔で複数形成されている請求項2記載の複合材自動積層装置。
- 前記供給用ローラ、前記コンパクションローラ、及び前記切断部を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記供給用ローラの回転速度を遅くするか、或いは前記供給用ローラの回転を停止させた後、前記切断部により前記複合材シートを切断させる請求項1から3のうち、いずれか一項記載の複合材自動積層装置。 - 前記供給用ローラと前記コンパクションローラとの間に設けられ、前記コンパクションローラの外周面と前記複合材シートとの接触面積が増加するように、前記複合材シートの方向を転換させる方向転換用ローラをさらに備える請求項1から4のうち、いずれか一項記載の複合材自動積層装置。
- 前記コンパクションローラの材料は、自己再生樹脂である請求項1から5のうち、いずれか一項記載の複合材自動積層装置。
- 積層ステージと、
複合材シートを供給する複合材巻回部と、
前記積層ステージの上面または前記積層ステージの上面に配置された他の複合材シート上に、前記複合材シートを送る供給用ローラと、
前記切断部の下流側に配置され、前記複合材シートを押圧する第1のコンパクションローラと、
前記切断部の下流側で、かつ前記第1のコンパクションローラの上流側に配置され、前記複合材シートを押圧する第2のコンパクションローラと、
前記供給用ローラの下流側に配置され、前記複合材シートを幅方向に切断することで、複合材シート片を形成する切断部と、
を備える複合材自動積層装置。 - 前記複合材巻回部、及び前記供給用ローラを収容する筐体を備え、
前記切断部は、前記筐体の外側に配置されている請求項7記載の複合材自動積層装置。 - 前記第2のコンパクションローラの外径は、前記第1のコンパクションローラの外径よりも小さい請求項7または8記載の複合材自動積層装置。
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