JP2020106043A - Wheel bearing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は車輪用軸受装置に関する。 The present invention relates to a wheel bearing device.
車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置が知られている。車輪用軸受装置は、車輪に接続される内方部材であるハブ輪が転動体を介して回転自在に支持されている。車輪用軸受装置には、外方部材と内方部材との隙間からグリースの漏出を防止するとともに外部から泥水等の入り込みを防止するシール部材が設けられている。 BACKGROUND ART A wheel bearing device that rotatably supports a wheel is known. In the wheel bearing device, a hub wheel, which is an inner member connected to the wheel, is rotatably supported via rolling elements. The wheel bearing device is provided with a seal member that prevents grease from leaking through the gap between the outer member and the inner member and prevents muddy water or the like from entering from the outside.
車輪用軸受装置には、車輪の回転速度を検出する回転速度検出装置が設けられている場合がある。具体的には、車輪用軸受装置において、磁気エンコーダと、当該磁気エンコーダの磁極変化を検出する回転速度センサが設けられる。ここで、回転速度センサは、センサキャップに挿入された状態で車輪用軸受装置に取り付けられる。例えば、特許文献1に記載の如くである。特許文献1に記載の車輪用軸受装置は、センサキャップの底部(軸方向の側面)には、泥水等の異物を排出するために軸方向に突出したドレーン(水抜き孔)が形成されている。 The wheel bearing device may be provided with a rotation speed detection device that detects the rotation speed of the wheel. Specifically, in the wheel bearing device, a magnetic encoder and a rotation speed sensor that detects a magnetic pole change of the magnetic encoder are provided. Here, the rotation speed sensor is attached to the wheel bearing device while being inserted into the sensor cap. For example, it is as described in Patent Document 1. In the bearing device for a wheel described in Patent Document 1, a drain (drain hole) protruding in the axial direction is formed at the bottom portion (side surface in the axial direction) of the sensor cap in order to discharge foreign matter such as muddy water. ..
しかし、特許文献1に記載の車輪用軸受装置は、外方部材のパイロット部の内周面とセンサキャップの内周面とが中心軸に対して平行に形成されているため、内部に入り込んだ泥水等の一部がパイロット部の内周面またはセンサキャップの内周面に滞留する場合がある。滞留した泥水等は、外方部材またはセンサキャップの腐食を促進させる場合がある。また、滞留した泥水の水分が蒸発することで、残留物がパイロット部の内周面またはセンサキャップの内周面に蓄積し、固着することでドレーンの排出機能を阻害する場合もある。 However, in the wheel bearing device described in Patent Document 1, the inner peripheral surface of the pilot portion of the outer member and the inner peripheral surface of the sensor cap are formed parallel to the central axis, so that they have entered the inside. A part of muddy water may stay on the inner peripheral surface of the pilot portion or the inner peripheral surface of the sensor cap. The accumulated muddy water may accelerate the corrosion of the outer member or the sensor cap. In addition, when the accumulated mud water evaporates, the residue accumulates on the inner peripheral surface of the pilot portion or the inner peripheral surface of the sensor cap and sticks to it, which may hinder the drain discharge function.
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、内部に入り込んだ泥水等の排出性を向上させて好適な車輪用軸受装置の提供を目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a suitable wheel bearing device that improves the dischargeability of muddy water and the like that have entered the inside.
即ち、第一の発明は、車体のナックルに嵌合されるパイロット部と、内周に複列の外側軌道面とが形成された外方部材と、外周面に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、および前記ハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪を有し、前記ハブ輪と前記内輪との外周面に、前記複列の外側軌道面に対向する複列の内側軌道面が形成された内方部材と、前記外方部材と前記内方部材との両軌道面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記内方部材のインナー側端部に設けられ、磁性が周方向に等間隔で交互に変化するエンコーダリングと、前記パイロット部の外周面に嵌合される有底円筒状のセンサキャップと、前記センサキャップに設けられる磁気センサと、を備えた車輪用軸受装置において、前記パイロット部の内周面がインナー側に向かって径方向外側に広がるテーパー状に形成され、前記センサキャップは、前記パイロット部の外周面に嵌合される嵌合部と、前記嵌合部に対してインナー側に隣接する水抜き孔と、を有し、前記水抜き孔の内周面のうち前記嵌合部との境界面は、前記パイロット部のインナー側端面と面一又は当該インナー側端面に対してインナー側に位置している車輪用軸受装置である。 That is, the first aspect of the present invention includes a pilot portion fitted to a knuckle of a vehicle body, an outer member having a double row outer raceway surface formed on the inner circumference, and a small-diameter step portion extending axially on the outer circumference surface. A double row having a formed hub wheel and at least one inner ring press-fitted into a small-diameter step portion of the hub wheel, and on the outer peripheral surfaces of the hub wheel and the inner ring facing the outer raceway surface of the double row. An inner member having an inner raceway surface formed therein, a double row rolling element accommodated between both raceway surfaces of the outer member and the inner member so as to be rollable, and an inner side of the inner member. An encoder ring which is provided at an end portion and whose magnetism alternately changes at equal intervals in the circumferential direction, a bottomed cylindrical sensor cap fitted to the outer peripheral surface of the pilot portion, and a magnetic sensor provided on the sensor cap. In the bearing device for a wheel, the inner peripheral surface of the pilot portion is formed in a taper shape that spreads radially outward toward the inner side, and the sensor cap is fitted to the outer peripheral surface of the pilot portion. A fitting portion and a drainage hole adjacent to the fitting portion on the inner side, and a boundary surface between the fitting portion and the inner peripheral surface of the drainage hole is the pilot portion. Is a bearing device for a wheel that is positioned flush with the inner side end surface of or on the inner side with respect to the inner side end surface.
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 The effects of the present invention are as follows.
即ち、第一の発明は、パイロット部の内周面がインナー側端に向かって下る傾斜面に形成されているので、パイロット部の内周面を伝って底部分に集まった泥水等がパイロット部のインナー側端面に隣接している水抜き孔に向かって流れ落ちる。これにより、車輪用軸受装置の内部に入り込んだ泥水や雨水等をパイロット部に滞留させることなくセンサキャップの水抜き孔まで案内し、排出することができる。 That is, according to the first aspect of the invention, since the inner peripheral surface of the pilot portion is formed as an inclined surface that descends toward the inner side end, muddy water or the like collected on the bottom portion along the inner peripheral surface of the pilot portion is Flows down to the drain hole adjacent to the inner end surface of the. As a result, muddy water, rainwater, or the like that has entered the inside of the wheel bearing device can be guided to the water drain hole of the sensor cap and discharged without being retained in the pilot portion.
以下に、図1を用いて、本発明に係る車輪用軸受装置の一実施形態である車輪用軸受装置1について説明する。 Hereinafter, a wheel bearing device 1 which is an embodiment of a wheel bearing device according to the invention will be described with reference to FIG. 1.
図1に示すように、車輪用軸受装置1は、自動車等の車両の懸架装置において車輪を回転自在に支持するものである。車輪用軸受装置1は、外方部材である外輪2、内方部材であるハブ輪3と内輪4、転動列である2列のインナー側ボール列5、アウター側ボール列6、インナー側シール部材9、アウター側シール部材10、センサキャップ12および磁気センサ14を具備する。ここで、インナー側とは、車体に取り付けた際の車輪用軸受装置1の車体側を表し、アウター側とは、車体に取り付けた際の車輪用軸受装置1の車輪側を表す。また、軸方向とは、車輪用軸受装置1の回転軸に沿った方向を表す。
As shown in FIG. 1, a wheel bearing device 1 rotatably supports a wheel in a suspension device of a vehicle such as an automobile. The wheel bearing device 1 includes an
外輪2のインナー側端部には、インナー側シール部材9が嵌合可能なインナー側開口部2aが形成されている。外輪2のアウター側端部には、アウター側シール部材10が嵌合可能なアウター側開口部2bが形成されている。外輪2の内周面には、インナー側の外側軌道面2cと、アウター側の外側軌道面2dとが形成されている。外輪2の外周面には、車体側のナックル100に取り付けるための車体取り付けフランジ2eが一体に形成されている。車体取り付けフランジ2eは、径方向視でインナー側開口部2aに重複する位置に形成されている。車体取り付けフランジ2eには、複数のボルト孔2fが形成されている。
An
車体取り付けフランジ2eのインナー側には、ナックル100に嵌合される円筒状のパイロット部2gが形成されている。パイロット部2gの外周には、ナックル100が嵌合するナックル嵌合面2hと、センサキャップ12が嵌合するセンサキャップ嵌合面2iとが形成されている。ナックル嵌合面2hは、パイロット部2gのアウター側(車体取り付けフランジ2e側)に形成されている。センサキャップ嵌合面2iは、パイロット部2gのインナー側に、ナックル嵌合面2hよりも小さい外径で形成されている。パイロット部2gの内周は、インナー側開口部2aよりも大きい内径に形成されている。
A
ハブ輪3のインナー側端部には、外周面にアウター側端部よりも縮径された小径段部3aが形成されている。ハブ輪3のアウター側端部には、車輪を取り付けるための車輪取り付けフランジ3bが一体に形成されている。車輪取り付けフランジ3bには、円周等配位置に複数のハブボルト3eが設けられている。また、ハブ輪3には、外輪2のアウター側の外側軌道面2dに対向するアウター側の内側軌道面3cが設けられている。ハブ輪3の小径段部3aには、内輪4が設けられている。
At the inner end of the
内輪4は、転動列であって車載時に車体側に配置されるインナー側ボール列5と車載時に車輪側に配置されるアウター側ボール列6とに予圧を与えるものである。内輪4の外周面には、内側軌道面4aが形成されている。内輪4は、圧入および加締加工によりハブ輪3の小径段部3aに固定されている。つまり、ハブ輪3のインナー側には、内輪4によって内側軌道面4aが構成されている。内輪4の内側軌道面4aは、外輪2のインナー側の外側軌道面2cに対向している。
The
転動列であるインナー側ボール列5とアウター側ボール列6とは、転動体である複数のボール8が保持器7によって環状に保持されている。インナー側ボール列5は、内輪4の内側軌道面4aと、外輪2のインナー側の外側軌道面2cとの間に転動自在に挟まれている。アウター側ボール列6は、ハブ輪3の内側軌道面3cと、外輪2のアウター側の外側軌道面2dとの間に転動自在に挟まれている。
In the inner side ball row 5 and the outer side ball row 6 which are rolling rows, a plurality of
車輪用軸受装置1は、外輪2と、ハブ輪3および内輪4と、インナー側ボール列5と、アウター側ボール列6とからなる複列アンギュラ玉軸受で構成されている。なお、本実施形態において、車輪用軸受装置1は、複列アンギュラ玉軸受に限らず、複列円錐ころ軸受で構成されていてもよい。
The wheel bearing device 1 is composed of a double row angular contact ball bearing including an
密閉部材であるインナー側シール部材9は、外輪2のインナー側開口部2aと内輪4との隙間を塞ぐパックシールである。インナー側シール部材9は、例えば2枚のシールリップを接触させる2サイドリップタイプのパックシールから構成されている。
The
密閉部材であるアウター側シール部材10は、主に外輪2とハブ輪3との隙間を塞ぐシール部材である。アウター側シール部材10は、外輪2のアウター側嵌合部に円筒部分が嵌合され、ハブ輪3のリップ摺動面3dに複数のシールリップが油膜を介して接触または近接することで外輪2とハブ輪3との隙間から泥水または異物等の入り込みを防止している。
The
エンコーダリング11(薄墨部分)は、回転側の部材であるハブ輪3および内輪4の回転速度を検出する回転速度検出装置の一部である。エンコーダリング11は、フェライト等の磁性紛体が混入された合成ゴムが環状に形成され、周方向に等ピッチで磁極Nと磁極Sとに着磁されたものである。エンコーダリング11は、金属製の支持環13を介して内輪4の外径面に支持されている。エンコーダリング11は、円筒状に形成されている支持環の折り曲げ部に加硫接着によって一体に接合されている。支持環の他側端部は、アウター側端から内輪4に圧入されている。
The encoder ring 11 (thin black portion) is a part of a rotation speed detection device that detects the rotation speeds of the
センサキャップ12は、外輪2のインナー側開口部2aにおいて磁気センサ14を保持しつつ、外輪2のパイロット部2gの開口部を密閉するキャップである。センサキャップ12は、有底円筒状である。センサキャップ12は、円筒状の円筒部12aと、円盤状の底部12bとを有している。円筒部12aは、パイロット部2gのセンサキャップ嵌合面2iの外径よりも小さい内径に形成されている。つまり、円筒部12aは、センサキャップ嵌合面2iに圧入嵌合可能な内径および軸方向長さの嵌合部12eを有している。底部12bには、磁気センサ14が取り付けられる取付部12cが形成されている。
The
センサキャップ12は、パイロット部2gのセンサキャップ嵌合面2iに嵌合されている。すなわち、センサキャップ12は、インナー側シール部材9を覆うように外輪2のパイロット部2gに嵌合されている。これにより、センサキャップ12は、その底部12bに取り付けられる磁気センサ14をエンコーダリング11に対して適切な位置で保持するとともに、パイロット部2gの開口部を塞いでいる。
The
磁気センサ14は、ハブ輪3と一体的に回転して交互に検出面を通過するエンコーダリング11の各磁性の通過時間を検出する。これにより、車輪用軸受装置1は、エンコーダリング11と磁気センサ14とからなる回転速度検出装置を備えている。なお、本実施形態において、回転速度検出装置は、エンコーダリング11以外の他の被検知部を用いる以外の構成であってもよい。
The
次に、図2と図3を用いて、外輪2のパイロット部2gとセンサキャップ12について具体的に説明する。
Next, the
図2に示すように、パイロット部2gの内周面2jは、アウター側端部の内径よりもインナー側端部の内径が大きい。また、アウター側端部の内径は、インナー側開口部2aの内径よりも大きい。つまり、パイロット部2gの内周面2jは、アウター側(インナー側開口部2a側)からインナー側に向かって径方向外側に広がる勾配αのテーパー状に形成されている。このため、車輪用軸受装置1がナックル100(図1参照)に取り付けられた状態において、パイロット部2gの内周面2jにおける路面G(図3参照)側の底部分は、インナー側に向かって傾斜する傾斜面になる。さらに、パイロット部2gの内周面2jは、路面G側の底部分に向かって傾斜する傾斜面でもある。なお、内周面2jのテーパーの勾配αは、水が流れるとされている2%以上が好ましい。
As shown in FIG. 2, the inner
円筒部12aには、水抜き孔12dが形成されている。具体的には、水抜き孔12dは、円筒部12aのうち嵌合部12eに隣接した位置に配置されている。水抜き孔12dは、嵌合部12eに対してインナー側に配置されている。センサキャップ12が外輪2に嵌合された状態において、水抜き孔12dは、パイロット部2gのインナー側端面(軸方向端面)2kに隣接する位置に形成されている。水抜き孔12dの内周面のうち嵌合部12eとの境界面12fは、パイロット部2gのインナー側端面2kと面一である。また、車輪用軸受装置1がナックル100に取り付けられた状態において、センサキャップ12は、円筒部12aの最も路面Gに近い位置(底部分)に水抜き孔12dが配置される向きで外輪2に嵌合されている。円筒部12aの内周面は、パイロット部2gの内周面2jよりも径方向外側に配置されている。つまり、水抜き孔12dは、パイロット部2gの内周面2jよりも路面G側で鉛直方向に向いた状態で配置されている。
A
図3に示すように、インナー側シール部材9の近傍に泥水等が入り込んだ場合、車輪用軸受装置1は、泥水等をパイロット部2gの内周面2jにおける周方向の傾斜面によって路面G側の底部分まで案内する(図3(A)の黒塗矢印参照)。さらに、車輪用軸受装置1は、パイロット部2gの底部分に案内した泥水等を、軸方向に延びる傾斜面によってパイロット部2gのインナー側端まで案内する(図3(B)の黒塗矢印参照)。パイロット部2gのインナー側端に案内されて集約された泥水等は、パイロット部2gのインナー側端面2kに隣接しているセンサキャップ12の水抜き孔12dに滴下して外部に排出される。特に、パイロット部2fの内周面2jを案内された泥水は、水抜き孔12dに対して段差(インナー側端面2k)を介して更に案内されるので、外部に排出され易い。また、本実施形態に係る水抜き孔12dは、嵌合部12eとの境界面12fがインナー側端面2kと面一であるので、パイロット部2gを介して案内された泥水を早期に外部に排出することができる。
As shown in FIG. 3, when muddy water enters the vicinity of the
なお、水抜き孔12dの内周面のうち嵌合部12eとの境界面12fの位置は、パイロット部2gのインナー側端面2kと面一に限らず、インナー側端面2kに対してインナー側に位置していてもよい。
The position of the boundary surface 12f with the
本願における車輪用軸受装置1は、内方部材として一つの内輪4が嵌合されたハブ輪3を備え、外方部材である外輪2と内方部材である内輪4とハブ輪3の嵌合体で構成された内輪回転仕様の第3世代構造としているが、外方部材である外輪2と内方部材である一対の内輪4で構成された第1世代構造や、外方部材である外輪2と内方部材である一対の内輪4とで構成され、この一対の内輪4がハブ輪3の外周に嵌合される内輪回転仕様の第2世代構造であってもよい。また、車輪用軸受装置1は、従動輪用の車輪用軸受装置として説明したが駆動輪用の車輪用軸受装置でもよい。
A wheel bearing device 1 according to the present application includes a
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to these embodiments at all and is merely an example, and further various modifications may be made without departing from the scope of the present invention. It is needless to say that the scope of the present invention is shown by the description of the claims, and further, the equivalent meanings described in the claims and all modifications within the scope are Including.
1 車輪用軸受装置
2 外輪
2c、2d 外側軌道面
2g パイロット部
2j 内周面
2k インナー側端面
3 ハブ輪
4 内輪
5 インナー側ボール列
6 アウター側ボール列
12 センサキャップ
12d 水抜き孔
12e 嵌合部
12f 境界面
1
Claims (2)
外周面に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、および前記ハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪を有し、前記ハブ輪と前記内輪との外周面に、前記複列の外側軌道面に対向する複列の内側軌道面が形成された内方部材と、
前記外方部材と前記内方部材との両軌道面間に転動自在に収容された複列の転動体と、
前記内方部材のインナー側端部に設けられ、磁性が周方向に等間隔で交互に変化するエンコーダリングと、
前記パイロット部の外周面に嵌合される有底円筒状のセンサキャップと、
前記センサキャップに設けられる磁気センサと、を備えた車輪用軸受装置において、
前記パイロット部の内周面がインナー側に向かって径方向外側に広がるテーパー状に形成され、
前記センサキャップは、前記パイロット部の外周面に嵌合される嵌合部と、前記嵌合部に対してインナー側に隣接する水抜き孔と、を有し、
前記水抜き孔の内周面のうち前記嵌合部との境界面は、前記パイロット部のインナー側端面と面一又は当該インナー側端面に対してインナー側に位置している車輪用軸受装置。 A pilot portion fitted to the knuckle of the vehicle body, and an outer member having a double row outer raceway surface formed on the inner periphery,
A hub wheel having a small-diameter step portion extending in the axial direction on the outer peripheral surface, and at least one inner ring press-fitted into the small-diameter step portion of the hub wheel, wherein the outer peripheral surface of the hub wheel and the inner ring has the An inner member having a double row inner raceway surface facing the double row outer raceway surface,
A double row rolling element housed between the raceways of the outer member and the inner member so as to be rollable,
An encoder ring, which is provided at the inner end of the inner member and in which magnetism alternately changes at equal intervals in the circumferential direction,
A cylindrical sensor cap with a bottom fitted to the outer peripheral surface of the pilot portion,
In a wheel bearing device including a magnetic sensor provided in the sensor cap,
The inner peripheral surface of the pilot portion is formed in a tapered shape that spreads radially outward toward the inner side,
The sensor cap has a fitting portion fitted to the outer peripheral surface of the pilot portion, and a drain hole adjacent to the fitting portion on the inner side,
A bearing device for a wheel, wherein a boundary surface between the fitting portion and an inner peripheral surface of the water drain hole is flush with an inner end surface of the pilot portion or on an inner side with respect to the inner end surface.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021256369A1 (en) | 2020-06-19 | 2021-12-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Light irradiation type cosmetic apparatus and electronic device |
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