JP2020105572A - オーステナイト系耐熱鋼 - Google Patents
オーステナイト系耐熱鋼 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020105572A JP2020105572A JP2018244633A JP2018244633A JP2020105572A JP 2020105572 A JP2020105572 A JP 2020105572A JP 2018244633 A JP2018244633 A JP 2018244633A JP 2018244633 A JP2018244633 A JP 2018244633A JP 2020105572 A JP2020105572 A JP 2020105572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- content
- creep rupture
- ductility
- rem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
Description
C:0.02〜0.12%、
Si:0.01〜0.40%、
Mn:0.10〜1.50%、
P:0.040%以下、
S:0.020%以下、
Cr:20.0〜24.0%、
Ni:26.0%を超えて35.0%以下、
W:2.5〜7.0%、
Nb:0.01〜0.50%、
V:0.01〜1.0%、
REM:0.005〜0.060%、
B:0.0005〜0.0050%、
Al:0.015〜0.30%、
N:0.13%を超えて0.35%以下、
Mo:0.30%以下、
Cu:0.30%以下、
Ti:0.010%未満、
Co:0〜10.0%、
Mg:0〜0.050%、
Ca:0〜0.050%、
Zr:0〜0.10%、
Hf:0〜1.0%、
Ta:0〜1.0%、
Re:0〜5.0%、
残部:Feおよび不純物であり、
下記(i)式および(ii)式を満足する、
オーステナイト系耐熱鋼。
6.0≦4V+2Nb+W+15N−6Si≦9.0 ・・・(i)
0.030≦15B+REM≦0.075 ・・・(ii)
但し、上記式中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を表す。
Mg:0.0005〜0.050%、
Ca:0.0005〜0.050%、
Zr:0.005〜0.10%、
Hf:0.005〜1.0%、
Ta:0.01〜1.0%、および、
Re:0.01〜5.0%、
から選択される1種以上を含有する、
上記(1)に記載のオーステナイト系耐熱鋼。
各元素の限定理由は下記のとおりである。なお、以下の説明において含有量についての「%」は、「質量%」を意味する。
Cは炭化物を形成してオーステナイト系耐熱合金として必要な高温引張強さ、クリープ破断強度を保持する上で必須の元素である。しかし、その含有量が過剰であると、未固溶炭化物が生じるだけでなく、Crの炭化物が増えて延性、靭性などの機械的性質および耐溶接割れ性を劣化させる。したがって、C含有量は0.02〜0.12%とする。C含有量は0.05%以上であるのが好ましく、0.10%以下であるのが好ましい。
Siは脱酸元素として含有される。また、Siは耐酸化性・耐水蒸気酸化性等を高めるのに有効な元素である。しかし、その含有量が過剰であると、Laves相または窒化物などの析出量、析出形態に影響を及ぼし、クリープ破断強度の低下を招く。したがって、Si含有量は0.01〜0.40%とする。Si含有量は0.35%以下であるのが好ましく、0.30%以下であるのがより好ましい。
MnはSiと同様に溶鋼の脱酸作用を有するとともに、鋼中に不可避的に含有されるSを硫化物として固着し高温での延性を改善する。しかし、その含有量が過剰であると、σ相等の金属間化合物相の析出を助長し、組織安定性、高温強度、機械的性質が劣化する。したがってMn含有量は0.10〜1.50%とする。Mn含有量は0.20%以上であるのが好ましい。また、Mn含有量は1.20%以下であるのが好ましく、1.00%以下であるのがより好ましい。
Pは不可避的不純物として鋼中に含まれ、耐溶接割れ性および高温での延性を著しく低下させる。したがって、P含有量は0.040%以下とする。P含有量は極力低くすることが好ましく、0.030%以下であるのが好ましく、0.020%以下であるのがより好ましい。
SはPと同様に鋼中に不可避的不純物として含有され、耐溶接割れ性および高温での延性を著しく低下させる。したがって、S含有量は0.020%以下とする。熱間加工性を重視する場合は、S含有量は0.010%以下であるのが好ましく、0.003%以下であるのがより好ましい。
Crは耐酸化性、耐水蒸気酸化性、耐高温腐食性などの耐食性改善に優れた作用を発揮するとともに、Cr炭窒化物を形成しクリープ破断強度にも寄与する重要な元素である。しかし、その含有量が過剰であると、σ相の析出などによる組織の不安定化を招き、耐溶接割れ性も劣化する。したがって、Cr含有量は20.0〜24.0%とする。Cr含有量は21.0%以上であるのが好ましく、23.5%以下であるのが好ましい。
Niはオーステナイト組織を安定にする元素であり、耐食性の確保にも有効な元素である。上記のCr含有量とのバランスから、Ni含有量が不足すると、σ相が高温長時間側で析出し、クリープ破断強度、クリープ破断延性および靭性が著しく低下する。しかし、その含有量が過剰であると、耐溶接割れ性および経済性を損なう。したがって、Ni含有量は26.0%を超えて35.0%以下とする。Ni含有量は26.5%以上であるのが好ましく、33.0%以下であるのが好ましい。また、Ni含有量はW等のフェライト安定化元素の含有量も考慮して調整するのが好ましい。
Wは母相に固溶し、固溶強化元素としてクリープ強度向上に寄与するとともに、Fe2W型のLaves相などの金属間化合物相、さらには窒化物を析出させ析出強化によりクリープ強度を大幅に向上させる元素である。しかし、その含有量が過剰であると、析出物が過剰となりクリープ破断延性および靭性の劣化が生じる。したがって、W含有量は2.5〜7.0%とする。W含有量は3.0%以上であるのが好ましい。また、W含有量は6.0%以下であるのが好ましく、5.5%以下であるのがより好ましい。
NbはVとともに微細な炭窒化物を形成し、クリープ破断強度の向上に大きく寄与する元素である。さらに、結晶粒界におけるCr炭窒化物の析出を抑制し、耐応力腐食割れ性の向上にも寄与する。しかし、その含有量が過剰であると、クリープ破断延性および靭性が低下し、耐溶接割れ性、熱間加工性も劣化する。したがって、Nb含有量は0.01〜0.50%とする。Nb含有量は0.05%以上であるのが好ましく、0.10%以上であるのがより好ましい。また、Nb含有量は0.45%以下であるのが好ましい。
VはNbとともに微細な炭窒化物を形成し、クリープ破断強度の向上に大きく寄与する元素である。しかし、その含有量が過剰であると、クリープ破断延性および靭性が低下し、さらに耐高温腐食性も劣化する。したがって、V含有量は0.01〜1.0%とする。V含有量は0.05%以上であるのが好ましく、0.08%以上であるのがより好ましい。また、V含有量は0.80%以下であるのが好ましく、0.70%以下であるのがより好ましい。
REMは粒界のSを硫化物として固定し、特に高温長時間側のクリープ破断延性を向上させる元素である。さらにREMは鋼表面のCr2O3保護皮膜の密着性を改善し、特に、繰り返し酸化時の耐酸化性を改善する作用も有する。しかし、その含有量が過剰であると、粒界の融点が低下することため、耐溶接割れ性が損なわれる。したがって、REM含有量は0.005〜0.060%とする。REM含有量は0.050%以下であるのが好ましく、0.040%以下であるのがより好ましい。
Bは炭化物中または母相に存在し、析出する炭化物およびLaves相などの微細化を促進するだけでなく、粒界を強化することでクリープ破断強度および破断延性を向上させる元素である。しかし、その含有量が過剰であると、高温での延性が低下し融点も低下する。したがって、B含有量は0.0005〜0.0050%とする。B含有量は0.0010%以上であるのが好ましく、0.0015%以上であるのがより好ましい。また、B含有量は0.0045%以下であるのが好ましい。
Alは溶鋼の脱酸剤として含有させる元素であり、上記のREMの効果を最大限に発揮させる効果を有する。しかし、その含有量が過剰であると、非金属介在物が多量析出し、延性、靭性および加工性などが劣化する。したがって、Al含有量は0.015〜0.30%とする。Al含有量は0.25%以下であるのが好ましく、0.20%以下であるのがより好ましい。
NはVまたはNbとともに窒化物を形成し、クリープ破断強度を向上させる元素である。また、固溶強化で引張強度も向上させる効果もある。さらにオーステナイト組織を安定化する作用を有する元素でもある。しかし、その含有量が過剰であると、過剰の窒化物析出による延性および靭性の低下が生じるだけでなく、鋼中にブローホール欠陥を形成する。したがって、N含有量は0.13%を超えて0.35%以下とする。N含有量は0.15%以上であるのが好ましく、0.30%以下であるのが好ましい。
Moは従来、母相に固溶し固溶強化元素としてクリープ強度向上に寄与する元素として、Wと同等の作用を有する元素と考えられてきた。しかし、本発明においてはMoを含有させると長時間側でσ相が析出しクリープ破断強度、延性および靭性が低下することが判明した。特に、本発明においてはCr含有量が20.0%以上であるため、Mo含有量は極力低くする必要がある。したがって、Mo含有量は0.30%以下とする。Mo含有量は0.20%以下であるのが好ましい。
通常のオーステナイト鋼において、Cuは微細なCu相として析出しクリープ破断強度を向上させるが、V、Nbの窒化物およびLaves相などで700℃以上の高温側まで十分高いクリープ破断強度を確保した上で、クリープ破断延性および靭性を重視する本発明鋼においては、REMによる延性向上効果を阻害することも判明した。そのため、溶解原料などから不可避的に混入するCuの含有量は0.30%以下に制限する。
0.13%を超えてNを含有する本発明鋼において、Tiはクリープ破断強度に寄与しない粗大なTi窒化物を形成しNを消費するため、N含有によるクリープ破断強度向上効果を低減させる。そのため、本発明においてTi含有量は0.010%未満に制限する。
CoはNiと同様オーステナイト組織を安定にし、クリープ強度向上にも寄与するため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、その含有量が過剰であると、上記の効果も飽和し経済性が低下するだけである。したがって、含有させる場合のCo含有量は10.0%以下とする。Co含有量は8.0%以下であるのが好ましく、7.0%以下であるのがより好ましい。上記の効果を得たい場合は、Co含有量は0.5%以上であるのが好ましく、1.0%超であるのがより好ましい。
Mgは高温での延性を阻害するSを硫化物として固定して高温延性を改善する作用を有するため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、その含有量が過剰であると、清浄性が低下し、かえって高温延性が損なわれる。したがって、含有させる場合のMg含有量は0.050%以下とする。Mg含有量は0.020%以下であるのが好ましく、0.010%以下であるのがより好ましい。上記の効果を得たい場合は、Mg含有量は0.0005%以上であるのが好ましく、0.001%以上であるのがより好ましい。
Caは高温での延性を阻害するSを硫化物として固定して高温延性を改善する作用を有するため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、その含有量が過剰であると、清浄性が低下し、かえって高温延性が損なわれる。したがって、含有させる場合のCa含有量は0.050%以下とする。Ca含有量は0.020%以下であるのが好ましく、0.010%以下であるのがより好ましい。上記の効果を得たい場合は、Ca含有量は0.0005%以上とするのが好ましく、0.001%以上とするのがより好ましい。
Zrは炭窒化物の微細化を促進するとともに、粒界強化元素としてクリープ破断強度を向上させる元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、その含有量が過剰であると、高温での延性が低下する。したがって、含有させる場合のZr含有量は0.10%以下とする。Zr含有量は0.06%以下であるのが好ましく、0.05%以下であるのがより好ましい。上記の効果を得たい場合は、Zr含有量は0.005%以上であるのが好ましく、0.01%以上であるのがより好ましい。
Hfは炭窒化物として析出強化に寄与しクリープ破断強度を向上させる作用を有するため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、その含有量が過剰であると、加工性および耐溶接割れ性が損なわれる。したがって、含有させる場合のHf含有量は1.0%以下とする。Hf含有量は0.80%以下であるのが好ましく、0.50%以下であるのがより好ましい。上記の効果を得たい場合は、Hf含有量は0.005%以上であるのが好ましく、0.01%以上であるのがより好ましく、0.02%以上であるのがさらに好ましい。
Taは炭窒化物を形成するとともに固溶強化元素として高温強度およびクリープ破断強度を向上させる作用を有するため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、その含有量が過剰であると、加工性および機械的性質が損なわれる。したがって、含有させる場合のTa含有量は1.0%以下とする。Ta含有量は0.70%以下であるのが好ましく、0.60%以下であるのがより好ましい。上記の効果を得たい場合は、Ta含有量は0.01%以上であるのが好ましく、0.05%以上であるのがより好ましく、0.10%以上であるのがさらに好ましい。
Reは主として固溶強化元素として高温強度およびクリープ破断強度を向上させる作用を有するため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、その含有量が過剰であると、加工性および機械的性質が損なわれる。したがって、含有させる場合のRe含有量は5.0%以下とする。Re含有量は4.0%以下であるのが好ましく、3.0%であるのがより好ましい。上記の効果を得たい場合は、Re含有量は0.01%以上であるのが好ましく、0.10%以上であるのがより好ましく、0.50%以上であるのがさらに好ましい。
6.0≦4V+2Nb+W+15N−6Si≦9.0 ・・・(i)
但し、上記式中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を表す。
0.030≦15B+REM≦0.075 ・・・(ii)
但し、上記式中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を表す。
本発明のオーステナイト系耐熱鋼の製造方法については特に制限はないが、例えば、上述の化学組成を有する鋼塊または鋳片に、熱間加工を施すことによって製造することができる。また、当該熱間加工の後に、必要に応じて熱間押出等の異なる方法の熱間加工をさらに施してもよい。さらに、必要に応じて焼鈍を行った後、冷間加工を施してもよい。
Claims (2)
- C:0.02〜0.12%、
Si:0.01〜0.40%、
Mn:0.10〜1.50%、
P:0.040%以下、
S:0.020%以下、
Cr:20.0〜24.0%、
Ni:26.0%を超えて35.0%以下、
W:2.5〜7.0%、
Nb:0.01〜0.50%、
V:0.01〜1.0%、
REM:0.005〜0.060%、
B:0.0005〜0.0050%、
Al:0.015〜0.30%、
N:0.13%を超えて0.35%以下、
Mo:0.30%以下、
Cu:0.30%以下、
Ti:0.010%未満、
Co:0〜10.0%、
Mg:0〜0.050%、
Ca:0〜0.050%、
Zr:0〜0.10%、
Hf:0〜1.0%、
Ta:0〜1.0%、
Re:0〜5.0%、
残部:Feおよび不純物であり、
下記(i)式および(ii)式を満足する、
オーステナイト系耐熱鋼。
6.0≦4V+2Nb+W+15N−6Si≦9.0 ・・・(i)
0.030≦15B+REM≦0.075 ・・・(ii)
但し、上記式中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を表す。 - 前記化学組成が、質量%で、
Mg:0.0005〜0.050%、
Ca:0.0005〜0.050%、
Zr:0.005〜0.10%、
Hf:0.005〜1.0%、
Ta:0.01〜1.0%、および、
Re:0.01〜5.0%、
から選択される1種以上を含有する、
請求項1に記載のオーステナイト系耐熱鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018244633A JP7167707B2 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | オーステナイト系耐熱鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018244633A JP7167707B2 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | オーステナイト系耐熱鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020105572A true JP2020105572A (ja) | 2020-07-09 |
JP7167707B2 JP7167707B2 (ja) | 2022-11-09 |
Family
ID=71450601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018244633A Active JP7167707B2 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | オーステナイト系耐熱鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7167707B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022220242A1 (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-20 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
JP2022163425A (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-26 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
JP2022163586A (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-26 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
JP2022163585A (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-26 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103695806A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-04-02 | 江苏武进不锈股份有限公司 | 一种新型奥氏体耐热钢 |
CN104195460A (zh) * | 2014-09-02 | 2014-12-10 | 江苏武进不锈股份有限公司 | 奥氏体耐热钢 |
WO2016204005A1 (ja) * | 2015-06-15 | 2016-12-22 | 新日鐵住金株式会社 | 高Cr系オーステナイトステンレス鋼 |
WO2017002523A1 (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-05 | 新日鐵住金株式会社 | オーステナイト系耐熱合金及び溶接構造物 |
JP2017014576A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 新日鐵住金株式会社 | オーステナイト系耐熱合金及び溶接構造物 |
JP2017088957A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 新日鐵住金株式会社 | オーステナイト系耐熱鋼 |
-
2018
- 2018-12-27 JP JP2018244633A patent/JP7167707B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103695806A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-04-02 | 江苏武进不锈股份有限公司 | 一种新型奥氏体耐热钢 |
CN104195460A (zh) * | 2014-09-02 | 2014-12-10 | 江苏武进不锈股份有限公司 | 奥氏体耐热钢 |
WO2016204005A1 (ja) * | 2015-06-15 | 2016-12-22 | 新日鐵住金株式会社 | 高Cr系オーステナイトステンレス鋼 |
WO2017002523A1 (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-05 | 新日鐵住金株式会社 | オーステナイト系耐熱合金及び溶接構造物 |
JP2017014576A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 新日鐵住金株式会社 | オーステナイト系耐熱合金及び溶接構造物 |
JP2017088957A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 新日鐵住金株式会社 | オーステナイト系耐熱鋼 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022220242A1 (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-20 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
JP2022163425A (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-26 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
JP2022163586A (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-26 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
JP2022163585A (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-26 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
JP7187606B2 (ja) | 2021-04-14 | 2022-12-12 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
JP7187605B2 (ja) | 2021-04-14 | 2022-12-12 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
JP7187604B2 (ja) | 2021-04-14 | 2022-12-12 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金 |
KR20230070052A (ko) * | 2021-04-14 | 2023-05-19 | 닛테츠 스테인레스 가부시키가이샤 | 내용접 고온 균열성이 우수한 고Ni 합금 |
KR102569355B1 (ko) | 2021-04-14 | 2023-08-22 | 닛테츠 스테인레스 가부시키가이샤 | 내용접 고온 균열성이 우수한 고Ni 합금 |
US11873542B2 (en) | 2021-04-14 | 2024-01-16 | Nippon Steel Stainless Steel Corporation | High nickel alloy excellent in high welding temperature cracking resistance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7167707B2 (ja) | 2022-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4258679B1 (ja) | オーステナイト系ステンレス鋼 | |
JP4433230B2 (ja) | 原子力用高強度Ni基合金管及びその製造方法 | |
JP4431905B2 (ja) | オーステナイト系耐熱合金ならびにこの合金からなる耐熱耐圧部材とその製造方法 | |
US11339462B2 (en) | Austenitic stainless steel weld metal and welded structure | |
JP7167707B2 (ja) | オーステナイト系耐熱鋼 | |
JP2007009324A (ja) | 耐遅れ破壊特性に優れた高張力鋼材ならびにその製造方法 | |
JP6816779B2 (ja) | オーステナイト系耐熱合金部材およびその製造方法 | |
US11021778B2 (en) | Austenitic stainless steel weld metal and welded structure | |
US11339461B2 (en) | Austenitic stainless steel | |
JP6547599B2 (ja) | オーステナイト系耐熱鋼 | |
JP7372537B2 (ja) | オーステナイト系耐熱鋼 | |
JP2013142197A (ja) | −196℃におけるシャルピー試験値が母材、溶接継手共に100J以上である靭性と生産性に優れたNi添加鋼板およびその製造方法 | |
JP7226019B2 (ja) | オーステナイト系耐熱鋼 | |
JP6795038B2 (ja) | オーステナイト系耐熱合金およびそれを用いた溶接継手 | |
CN115461483B (zh) | 奥氏体系耐热钢 | |
JP2020104141A (ja) | フェライト系耐熱鋼溶接金属およびそれを備えた溶接継手 | |
JP2018070962A (ja) | オーステナイト系ステンレス鋼板及びその製造方法 | |
JP2021195602A (ja) | 低合金耐熱鋼 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210810 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220927 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221010 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7167707 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |