JP2020196600A - シート搬送装置、原稿読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストダウンを図ることが可能でありながら、シート搬送手段の制御が適切に選択されるようにすることが可能なシート搬送装置を提供する。【解決手段】ADFは、装置本体において幅方向における第1範囲W1に配置された第1原稿有無検知センサと、第1範囲W1の外で第2範囲W2に配置された第2原稿有無検知センサとを備える。制御部は、第1原稿有無検知センサ及び第2原稿有無検知センサのON信号により原稿を大サイズと判定し、第1原稿有無検知センサのON信号、かつ第2原稿有無検知センサのOFF信号により原稿を小サイズと判定する。そして、この第2原稿有無検知センサの検出位置P2を、第1原稿有無検知センサの検出位置P1に対して搬送方向における上流側に配置することで、大サイズの原稿を小サイズと誤検出することの防止を図る。【選択図】図6
Description
本発明は、シート積載手段に積載されたシートを搬送するシート搬送装置、原稿読取装置、及び画像形成装置に関する。
例えば複写機や複合機等の画像形成装置には、シートである原稿を画像読取部に搬送する自動原稿搬送装置(以下、「ADF」という)が備えられているものがある。このようなADFにおいては、例えば名刺や小切手等の小さいサイズの原稿が大きいサイズの原稿に比してコシが弱いことがあるので、原稿の保護や重送の防止を図るために原稿のサイズによって搬送速度を変更する等、搬送制御を変更する必要がある。
原稿のサイズ情報は、ユーザの操作入力によって得られることもあるが、サイズ情報が入力されなかったり、入力されたサイズ情報が実際の原稿サイズと不一致であったりすると、適切な搬送制御が選択できないため、原稿サイズを検知することが望まれる。そこで、原稿の幅方向の位置を規制するサイド規制板(給紙ガイド)の位置を2つのセンサで判定し、原稿のサイズを判定して原稿の給送速度を変更するものが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1のようにサイド規制板の位置をセンサにより検出するためには、サイド規制板を設けた原稿トレイの内部にサイド規制板に連動する部材やセンサを設ける必要が生じる。特にADFにおける原稿トレイは、排出した原稿を取り出し易くするために回動可能に設けられるが、その原稿トレイの内部にセンサを設けると、配線の配策が煩雑となり、コストダウンの妨げとなる。
そのため、原稿トレイの搬送方向の下流側にあって装置本体の側にあって、例えば幅方向の中央側と外側とに2つのセンサを設け、それらのセンサの検知結果によって原稿のサイズを判定することが考えられる。このように装置本体にセンサを配置することで、配線の配策を容易にし、コストダウンを図ることが可能となる。
しかし、2つのセンサの検知位置が原稿トレイよりも搬送方向の下流側に配置されていると、ユーザにより原稿が奥までしっかりセットされない場合や原稿に折れがあった場合等、2つのセンサのうち一方がシートを検知しない場合が発生する虞がある。すると、原稿の幅サイズが大きいサイズであるにも拘らず、幅サイズが小さいサイズの原稿が積載されたと誤判定してしまうことがあり、適切な搬送制御が選択されない虞がある。
そこで本発明は、コストダウンを図ることが可能でありながら、シート搬送手段の制御が適切に選択されるようにすることが可能なシート搬送装置、原稿読取装置、及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明の一態様は、装置本体に対して回動可能に支持されてシートを積載する積載トレイを有するシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートを搬送するシート搬送手段と、前記シート積載手段に積載されたシートを、幅方向における第1範囲の位置と、幅方向における前記第1範囲を含む第2範囲の位置と、に規制する幅規制手段と、前記装置本体において幅方向における前記第1範囲の内に配置され、前記シート積載手段に積載されるシートの有無を検知する第1検知センサと、前記装置本体において幅方向における前記第1範囲の外でかつ前記第2範囲の内に配置され、前記シート積載手段に積載されるシートの有無を検知する第2検知センサと、前記第1検知センサ及び前記第2検知センサによりシートの有りを検知した場合にシートを第1サイズと判定し、前記第1検知センサによりシートの有りを検知し、かつ前記第2検知センサによりシートの有りを検知していない場合にシートを前記第1サイズよりも小さい第2サイズと判定する制御手段と、を備え、前記第2検知センサは、前記第1検知センサに対してシートの搬送方向における上流側に配置された、ことを特徴とするシート搬送装置である。
本発明によると、装置本体に第1検知センサ及び第2検知センサを配置してコストダウンを図ることができる。また、第1サイズのシートがセットされた際に第1検知センサよりも第2検知センサがシートの有りを検知し易くなり、第1サイズのシートを第2サイズとして誤検出することの防止を図ることができる。これにより、シート搬送手段の制御が適切に選択されるようにすることができる。
<第1の実施の形態>
〔全体構成〕
以下、第1の実施の形態について説明する。本第1の実施の形態に係る画像形成装置としてのプリンタ100は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。プリンタ100は、図1に示すように、プリンタ本体70と、プリンタ本体70の上部に装着される原稿読取装置10と、表示部91及び操作キー92を有する操作部90と、を備えている。プリンタ本体70には、図1、図2(a)及び図2(b)に示すように、画像形成エンジン60と、プリンタ100並びに原稿読取装置10を制御する制御部80と、画像形成エンジン60に給送するシートを収納するカセット71と、が備えられている。なお、以下において、シートとは、普通紙の他にも、厚紙、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含むものとし、原稿もシートの一例である。
〔全体構成〕
以下、第1の実施の形態について説明する。本第1の実施の形態に係る画像形成装置としてのプリンタ100は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。プリンタ100は、図1に示すように、プリンタ本体70と、プリンタ本体70の上部に装着される原稿読取装置10と、表示部91及び操作キー92を有する操作部90と、を備えている。プリンタ本体70には、図1、図2(a)及び図2(b)に示すように、画像形成エンジン60と、プリンタ100並びに原稿読取装置10を制御する制御部80と、画像形成エンジン60に給送するシートを収納するカセット71と、が備えられている。なお、以下において、シートとは、普通紙の他にも、厚紙、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含むものとし、原稿もシートの一例である。
画像形成部としての画像形成エンジン60は、図2(b)に示すように、電子写真方式の画像形成手段としての画像形成ユニットPUと、定着装置7と、を備えている。画像形成動作の開始が指令されると、感光体である感光ドラム1が回転し、ドラム表面が帯電装置2によって一様に帯電される。すると、露光装置3が、画像読取部としての画像読取装置30又は外部のコンピュータから送信された画像データに基づいてレーザ光を変調して出力し、感光ドラム1の表面を走査して静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像装置4から供給されるトナーによって可視化(現像)されてトナー像となる。
このような画像形成動作に並行して、カセット71又は不図示の手差しトレイに積載されたシートを画像形成エンジン60へ向けて給送する給送動作が実行される。給送されたシートは、画像形成ユニットPUによる画像形成動作の進行に合わせて搬送される。そして、感光ドラム1に担持されたトナー像は、転写ローラ5によってシートに転写される。トナー像転写後に感光ドラム1上に残ったトナーは、クリーニング装置6によって回収される。未定着のトナー像が転写されたシートは、定着装置7へと受け渡されて、ローラ対に挟持されて加熱及び加圧される。トナーがシートに対して溶融及び固着して画像が定着したシートは、排出ローラ対等の排出手段によって、排出される。
[原稿読取装置]
次に、原稿読取装置10について詳述する。原稿読取装置10は、図2(a)に示すように、積載トレイとしての原稿トレイ121に積載された原稿を給送し排出トレイ122に排出するADF(自動原稿搬送装置)20と、ADF20によって搬送される原稿を読取る読取ユニット40と、を備えている。即ち、ADF20は、読取ユニット40に原稿としてのシートを搬送するシート搬送装置を構成している。読取ユニット40は、原稿の表面の画像を読取る画像読取装置30を有する画像読取部を構成している。また、原稿トレイ121は、ADF20の装置本体110における給送下ガイド111と共に、シートとしての原稿を積載するシート積載手段としてのシート積載部120を構成している。なお、このADF20は、原稿台ガラス203が開放可能となるように、ヒンジによって読取ユニット40に対して回動可能に支持されている。また、シートの一例である原稿は、白紙でも、片面又は両面に画像が形成されていてもよい。
次に、原稿読取装置10について詳述する。原稿読取装置10は、図2(a)に示すように、積載トレイとしての原稿トレイ121に積載された原稿を給送し排出トレイ122に排出するADF(自動原稿搬送装置)20と、ADF20によって搬送される原稿を読取る読取ユニット40と、を備えている。即ち、ADF20は、読取ユニット40に原稿としてのシートを搬送するシート搬送装置を構成している。読取ユニット40は、原稿の表面の画像を読取る画像読取装置30を有する画像読取部を構成している。また、原稿トレイ121は、ADF20の装置本体110における給送下ガイド111と共に、シートとしての原稿を積載するシート積載手段としてのシート積載部120を構成している。なお、このADF20は、原稿台ガラス203が開放可能となるように、ヒンジによって読取ユニット40に対して回動可能に支持されている。また、シートの一例である原稿は、白紙でも、片面又は両面に画像が形成されていてもよい。
ADF20は、シート搬送手段として、給送回転体としてのピックアップローラ101と、分離ローラ対を構成する分離駆動ローラ102及びリタードローラ103と、レジストレーションローラ対104と、を有している。さらに、ADF20は、シート搬送手段として、搬送ローラ対105,107と、リードローラ106と、排出ローラ対109とを有している。また、ADF20は、図4に示すように、詳しくは後述する第1原稿有無検知センサSn1と、第2原稿有無検知センサSn2と、原稿検知センサSn3と、排出検知センサSn4と、開閉検知センサSn5と、等を有している。さらに、ADF20は、給送分離モータM1、給送クラッチC1と、搬送モータM2と、排出モータM3と、等を有している。一方、読取ユニット40は、プラテンガラス201と、原稿台ガラス203と、画像読取装置30と、を有している。
また、原稿トレイ121は、図5に示すように、原稿の積載面において、幅方向に移動可能であり、原稿の幅方向の端部に当接して原稿の幅方向の位置を規制する幅規制手段としてのサイド規制手段125を備えている。このサイド規制手段125は、幅方向に移動可能な一対のサイド規制板125A,125Bにより構成されている。これらサイド規制板125A,125Bは、原稿トレイ121の内部に配置された不図示の連動機構である例えばラックアンドピニオン機構により、一方を移動することで連動して幅方向に移動する。本実施の形態では、原稿の搬送中心が幅方向の中央にあり、これらサイド規制板125A,125Bは、幅方向の中央に接近或いは離間するように構成され、つまり原稿のサイズに拘らず、原稿の搬送中心が同じ位置となるように構成されている。
また、ADF20は、本体ユニット110Bとカバーユニット110Aとを有する装置本体110を備えている。図3に示すように、カバーユニット110Aは、本体ユニット110Bに対して支軸110aを支点として矢印A方向に回動自在に構成されている。ADF20は、カバーユニット110Aに設けられた搬送ガイド140aと、本体ユニット110Bに設けられた搬送ガイド140bとによって構成され、上述の各ローラにより原稿が搬送される搬送路140を有している。即ち、カバーユニット110Aを回動することで、搬送ガイド140bに対して搬送ガイド140aが開放され、例えばジャムした原稿を取り除くことが可能となっている。
一方、装置本体110の本体ユニット110Bには、回動軸121aを支点として上方に回動自在となるように原稿トレイ121が取付けられている。原稿トレイ121は、ユーザによって手動で回動されることで、排出トレイ122に排出された原稿を取り出し易くすることが可能となっている。本体ユニット110Bには、排出トレイ122の上面の延長上に繋がるように給送下ガイド111が設けられており、カバーユニット110Aには、給送下ガイド111に対向するように給送上ガイド112が設けられている。図2(a)に示すように、これら給送下ガイド111と給送上ガイド112とによって原稿の束を挿し込む給送口が形成されることになる。そして、給送下ガイド111と原稿トレイ121とによって原稿を積載する積載面が構成される。
一方、図3に示すように、カバーユニット110Aには、上記ピックアップローラ101がアーム101Aによって搖動自在に配設されている。アーム101Aは、給送分離モータM1の駆動力が給送クラッチC1の係合によりピックアップローラ101に伝達されると共に昇降駆動され、ピックアップローラ101を原稿の束における最上位の原稿に当接させる。このアーム101Aには、原稿の搬送方向(シート搬送方向)の下流側の端部に当接する下流側規制手段としての規制板130をロックするロック機構が連動するように設けられている。このロック機構は、図2(a)に示すようにピックアップローラ101が上昇した状態で、規制板130を原稿の先端位置を規制する位置にロックする。また、ロック機構は、ピックアップローラ101が下降された状態で、規制板130のロックを解除して、原稿の通過を可能にする。
そして、図2(a)及び図4に示すように、この規制板130よりも原稿の給送方向の上流側に、第1原稿有無検知センサSn1の検出部材160と、第2原稿有無検知センサSn2の検出部材150とが幅方向に並んで配置されている。また、これら検出部材160と検出部材150とは、ピックアップローラ101よりも給送方向の下流側、具体的にはピックアップローラ101が下降して原稿に当接する位置よりも給送方向の下流側に配置されている。図4及び図5に示すように、第1原稿有無検知センサSn1は、本体ユニット110Bに配置され、検出部材160が原稿により下方に押圧されて回動されるとON信号を出力する。また、第2原稿有無検知センサSn2は、カバーユニット110Aに配置され、検出部材150が原稿により上方に押圧されて回動されるとON信号を出力する。
このように、第1原稿有無検知センサSn1は、本体ユニット110Bの内部に配置されていることで、本体ユニット110Bの内部で配線を配策でき、原稿トレイ121に配線を配策することを不要としている。また、第2原稿有無検知センサSn2は、カバーユニット110Aの内部に配置されていることで、カバーユニット110Aの内部で配線を配策でき、原稿トレイ121に配線を配策することを不要としている。
続いて、原稿の読取動作について図2(a)を用いて説明する。原稿読取装置10は、原稿トレイ121に積載された原稿をADF20により給送しながら原稿画像を走査する流し読みモードと、原稿台ガラス203に載置された原稿を走査する固定読みモードと、により、原稿から画像情報を読取る。流し読みモードは、原稿トレイ121に積載された原稿を第1原稿有無検知センサSn1が検出した場合、又はプリンタ本体70の操作パネル等によってユーザが明示的に指示した場合に選択される。
流し読みモードが実行されると、ピックアップローラ101が下降し、原稿トレイ121上の最上位の原稿に当接する。そして、原稿は、ピックアップローラ101によって給送され、分離駆動ローラ102及びリタードローラ103によって形成される分離手段としての分離ニップにおいて1枚ずつに分離される。リタードローラ103の回転支持構造には、トルクリミッタが配置されており、リタードローラ103は、給送された原稿が1枚の時には分離駆動ローラ102に連れ回り、給送された原稿が2枚以上の時には回転しない。このため、原稿を1枚ずつ分離することができる。なお、リタードローラ103にシート給送方向とは反対方向の駆動を入力してもよい。
分離ニップを通過した原稿の先端及び後端は、原稿検知センサSn3(図4参照)によって検知され、ピックアップローラ101の昇降タイミングや駆動開始及び駆動停止タイミングの基準となる。また、分離ニップを通過した原稿の先端及び後端は、原稿検知センサSn3(図4参照)によって検知され、レジストレーションローラ対104の駆動開始及び駆動停止タイミングの基準となる。なお、ピックアップローラ101及び分離駆動ローラ102は、同一駆動源である給送分離モータM1(図4参照)に接続されて駆動される。
搬送される原稿の先端は、停止状態のレジストレーションローラ対104に突き当たり、原稿の斜行が補正される。斜行が補正された原稿は、レジストレーションローラ対104によって搬送され、搬送ローラ対105によってプラテンガラス201に向けて搬送される。プラテンガラス201に対向してリードローラ106が配置されており、リードローラ106は、プラテンガラス201を通過する原稿がプラテンガラス201から浮かないように案内している。なお、レジストレーションローラ対104、搬送ローラ対105,107は、搬送モータM2(図4参照)に接続されて駆動される。
原稿の表面の画像は、プラテンガラス201を介して画像読取装置30によって読取られる。画像読取装置30の不図示のラインセンサの受光素子によって光電変換された画像情報は、制御部80(図4参照)へと転送される。そして、プラテンガラス201を通過した原稿は、搬送ローラ対107に導かれ、排出ローラ対109によって排出トレイ122に排出される。なお、排出ローラ対109は、排出モータM3(図4参照)に接続されて駆動される。
一方、固定読みモードは、原稿台ガラス203に載置された原稿を装置が検出した場合又はプリンタ本体70の操作パネル等によってユーザが明示的に指示した場合に選択される。この場合、原稿台ガラス203上の原稿は動くことなく、画像読取装置30が原稿台ガラス203に沿って移動して、原稿を走査する。同様に画像読取装置30の不図示のラインセンサの受光素子によって光電変換された画像情報は、制御部80(図4参照)へと転送される。
[制御部]
ついで、プリンタ100並びにADF20の制御手段としての制御部80の構成について図4を用いて説明する。図4に示すように、制御部80は、CPU81、RAM82、ROM83等を有している。また、制御部80には、上述した第1原稿有無検知センサSn1、第2原稿有無検知センサSn2、原稿検知センサSn3、排出検知センサSn4、開閉検知センサSn5がそれぞれ接続されて、それらから信号が入力される。また、制御部80には、給送分離モータM1、給送クラッチC1、搬送モータM2、排出モータM3がそれぞれ接続され、それらに駆動速度や駆動伝達を制御することで、各ローラ対の原稿の搬送速度を設定する。なお、排出検知センサSn4は、不図示の検出部材が排出トレイ122に突出するように配置され、排出トレイ122に排出された原稿の有無を検知する。また、開閉検知センサSn5は、カバーユニット110A又は本体ユニット110Bに配置され、カバーユニット110Aが本体ユニット110Bに対して開放されているか否かを検知する。
ついで、プリンタ100並びにADF20の制御手段としての制御部80の構成について図4を用いて説明する。図4に示すように、制御部80は、CPU81、RAM82、ROM83等を有している。また、制御部80には、上述した第1原稿有無検知センサSn1、第2原稿有無検知センサSn2、原稿検知センサSn3、排出検知センサSn4、開閉検知センサSn5がそれぞれ接続されて、それらから信号が入力される。また、制御部80には、給送分離モータM1、給送クラッチC1、搬送モータM2、排出モータM3がそれぞれ接続され、それらに駆動速度や駆動伝達を制御することで、各ローラ対の原稿の搬送速度を設定する。なお、排出検知センサSn4は、不図示の検出部材が排出トレイ122に突出するように配置され、排出トレイ122に排出された原稿の有無を検知する。また、開閉検知センサSn5は、カバーユニット110A又は本体ユニット110Bに配置され、カバーユニット110Aが本体ユニット110Bに対して開放されているか否かを検知する。
[第1原稿有無検知センサ及び第2原稿有無検知センサによるサイズ検知]
ついで、第1検知センサとしての第1原稿有無検知センサSn1と、第2検知センサとしての第2原稿有無検知センサSn2と、による原稿のサイズ検知について説明する。図6(a)は、小サイズの原稿をセットした状態のADFを示す上方視図である。本実施形態において、小サイズの原稿とは名刺のような幅が短いシートのことをいう。例えば日本で使用されている名刺のサイズは55mm×91mmであり、米国で使用される名刺のサイズは、51mm×89mmや49mm×85mm等である。図6(a)に示すように、例えばユーザにより名刺のような幅が小さい小サイズ(第2サイズ)の原稿S1が原稿トレイ121に積載され、サイド規制板125A,125Bにより原稿S1の幅方向の両端が当接するように幅方向の位置が規制される。すると、原稿S1は幅方向の第1範囲W1にセットされる。第1原稿有無検知センサSn1の検出部材160は、幅方向の中央部分である第1の検出位置P1(幅方向の端部よりも中央に近い位置)に配置されており、つまり第1範囲W1の内に配置されている。そのため、原稿S1が給送方向の下流側に向けて挿入され、規制板130(図5参照)に当接するようにセットされると、図6(b)に示すように検出部材160が下方に押圧されて回動する。これにより、第1原稿有無検知センサSn1は、制御部80にON信号を出力し、原稿S1が有ることが判定される。
ついで、第1検知センサとしての第1原稿有無検知センサSn1と、第2検知センサとしての第2原稿有無検知センサSn2と、による原稿のサイズ検知について説明する。図6(a)は、小サイズの原稿をセットした状態のADFを示す上方視図である。本実施形態において、小サイズの原稿とは名刺のような幅が短いシートのことをいう。例えば日本で使用されている名刺のサイズは55mm×91mmであり、米国で使用される名刺のサイズは、51mm×89mmや49mm×85mm等である。図6(a)に示すように、例えばユーザにより名刺のような幅が小さい小サイズ(第2サイズ)の原稿S1が原稿トレイ121に積載され、サイド規制板125A,125Bにより原稿S1の幅方向の両端が当接するように幅方向の位置が規制される。すると、原稿S1は幅方向の第1範囲W1にセットされる。第1原稿有無検知センサSn1の検出部材160は、幅方向の中央部分である第1の検出位置P1(幅方向の端部よりも中央に近い位置)に配置されており、つまり第1範囲W1の内に配置されている。そのため、原稿S1が給送方向の下流側に向けて挿入され、規制板130(図5参照)に当接するようにセットされると、図6(b)に示すように検出部材160が下方に押圧されて回動する。これにより、第1原稿有無検知センサSn1は、制御部80にON信号を出力し、原稿S1が有ることが判定される。
一方、図7に示すように、例えばユーザによりA4サイズのような幅が大きい大サイズ(第1サイズ)の原稿S2が原稿トレイ121に積載され、サイド規制板125A,125Bにより原稿S2の幅方向の両端が当接するように幅方向の位置が規制される。すると、原稿S2は幅方向の第2範囲W2にセットされる。上述のように第1原稿有無検知センサSn1の検出部材160は、幅方向の中央部分(中央側)である第1の検出位置P1に配置されている。第2原稿有無検知センサSn2の検出部材150は、第1範囲W1の外である幅方向の中央部分より端部側である第2の検出位置P2(幅方向の中央よりも端部に近い位置)に配置されており、つまり第1範囲W1の外かつ第2範囲W2の内に配置されている。そのため、原稿S2が給送方向の下流側に向けて挿入され、規制板130(図5参照)に当接するようにセットされると、検出部材160が下方に押圧されて回動し、検出部材150が上方に押圧されて回動する。これにより、第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2は、両方とも制御部80にON信号を出力し、原稿S2が有ることが判定される。
従って、図6に示すように、第1原稿有無検知センサSn1がON信号を出力し、第2原稿有無検知センサSn2がOFF信号を出力している場合は、制御部80で原稿が小サイズであることを判定できる。また、第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2が両方ともON信号を出力している場合には、制御部80で原稿が大サイズであることを判定できる。なお、第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2の給送方向における位置関係については後述する。
[原稿給送処理]
続いて、制御部80により実行される原稿給送処理について説明する。図9に示すように、例えばユーザにより原稿トレイ121に原稿がセットされるまで、第1原稿有無検知センサSn1又は第2原稿有無検知センサSn2はOFF信号を出力して待機している状態である(S1のNO)。その後、ユーザにより原稿トレイ121に原稿が載置され、第1原稿有無検知センサSn1又は第2原稿有無検知センサSn2がON信号を出力すると(S1のYES)、制御部80は原稿が有ることを判定する(S2)。
続いて、制御部80により実行される原稿給送処理について説明する。図9に示すように、例えばユーザにより原稿トレイ121に原稿がセットされるまで、第1原稿有無検知センサSn1又は第2原稿有無検知センサSn2はOFF信号を出力して待機している状態である(S1のNO)。その後、ユーザにより原稿トレイ121に原稿が載置され、第1原稿有無検知センサSn1又は第2原稿有無検知センサSn2がON信号を出力すると(S1のYES)、制御部80は原稿が有ることを判定する(S2)。
続いて、制御部80は、第2原稿有無検知センサSn2がON信号を出力しているか否かを判定し(S3)、ON信号を出力している場合は(S3のYES)ステップS4に進む。一方、OFF信号を出力している場合は(S3のNO)ステップS6に進む。即ち、第1原稿有無検知センサSn1がON信号を出力し、かつ第2原稿有無検知センサSn2もON信号を出力している場合は、図7に示すように大きいサイズの原稿S2であることを判定する(S4)。すると、制御部80は、搬送速度を通常搬送速度に設定する第1モードに設定する(S5)。具体的に第1モードでは、各駆動ローラであるピックアップローラ101、分離駆動ローラ102、レジストレーションローラ対104、搬送ローラ対105,107、排出ローラ対109を通常速度で駆動するように設定する。
一方、第1原稿有無検知センサSn1がON信号を出力し、かつ第2原稿有無検知センサSn2がOFF信号を出力している場合は、図6(a)に示すように小さいサイズの原稿S1であることを判定する(S6)。すると、制御部80は、コシが弱い原稿である可能性が高いので、搬送速度を通常搬送速度よりも遅い低速搬送速度に設定する第2モードに設定する(S7)。具体的に第2モードでは、各駆動ローラであるピックアップローラ101、分離駆動ローラ102、レジストレーションローラ対104、搬送ローラ対105,107、排出ローラ対109を通常速度よりも低い低速で駆動するように設定する。
その後、操作部90の操作キー92により、読取動作の開始を指示する開始操作の受付を待機し(S8のNO)、開始操作を受付けると(S8のYES)、上記のように設定した搬送速度で原稿を画像読取装置30に給送する原稿給送処理を実行する(S9)。これにより、原稿の画像が読取られて、排出トレイ122に原稿が排出される。続いて、第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2がOFF信号を出力しているか否かを判定する(S10)。第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2がOFF信号を出力していなければ(S10のNO)原稿がまだ原稿トレイ121に有るので、次の原稿の原稿給送処理(S9)を実行する。そして、第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2がOFF信号を出力すると(S10のYES)、つまり原稿トレイ121に原稿が無いので、制御部80は原稿の無しを判定して(S11)、原稿給送処理を終了する。
[第1原稿有無検知センサ及び第2原稿有無検知センサの位置関係]
ついで、第1検知センサとしての第1原稿有無検知センサSn1の検出位置P1と、第2検知センサとしての第2原稿有無検知センサSn2の検出位置P2と、の位置関係について説明する。例えばユーザによりA4サイズのような大サイズの原稿S2が原稿トレイ121に積載されたものの、原稿S2が斜めに積載された場合や原稿S2の図中上側の端部に折れや破れがあることもある。例えば第1原稿有無検知センサSn1の検出位置P1と第2原稿有無検知センサSn2の検出位置P2とが幅方向に一直線上に並んでいるとする。この場合は、第1原稿有無検知センサSn1がON信号を出力し、第2原稿有無検知センサSn2がOFF信号を出力し、小サイズの原稿と判定してしまう虞がある。
ついで、第1検知センサとしての第1原稿有無検知センサSn1の検出位置P1と、第2検知センサとしての第2原稿有無検知センサSn2の検出位置P2と、の位置関係について説明する。例えばユーザによりA4サイズのような大サイズの原稿S2が原稿トレイ121に積載されたものの、原稿S2が斜めに積載された場合や原稿S2の図中上側の端部に折れや破れがあることもある。例えば第1原稿有無検知センサSn1の検出位置P1と第2原稿有無検知センサSn2の検出位置P2とが幅方向に一直線上に並んでいるとする。この場合は、第1原稿有無検知センサSn1がON信号を出力し、第2原稿有無検知センサSn2がOFF信号を出力し、小サイズの原稿と判定してしまう虞がある。
そこで、本実施の形態においては、第2原稿有無検知センサSn2の検出位置P2が、第1原稿有無検知センサSn1の検出位置P1に対して、給送方向において距離L1の分、上流側となるように配置されている。このように検出位置P1と検出位置P2とを配置することで、図8に示すように、例えば原稿S2が浅くセットされ、原稿S2が規制板130に当接する手前の給送方向の上流側に積載されたとしても、第2原稿有無検知センサSn2がON信号を出力する。即ち、第2原稿有無検知センサSn2がON信号を出力するということは、必然的に原稿が原稿トレイ121に有り、かつ大サイズである。従って、原稿S2に折れや破れがある場合でも、第1原稿有無検知センサSn1よりも第2原稿有無検知センサSn2が原稿の有りを検知し易くなり、大サイズの原稿S2を小サイズとして誤検出することの防止を図ることができる。
以上説明したように、本第1の実施の形態に係る原稿読取装置10によると、装置本体110に第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2を配置することで、原稿のサイズを判定することができる。また、原稿トレイ121の内部の配線を不要とし、コストダウンを図ることができる。そして、大サイズの原稿S2がセットされた際に第1原稿有無検知センサSn1よりも第2原稿有無検知センサSn2が原稿の有りを検知し易くなり、大サイズの原稿S2を小サイズとして誤検出することの防止を図ることができる。これにより、搬送制御が適切に選択されるようにすることができる。
なお、第1原稿有無検知センサSn1は、原稿トレイ121における原稿の有無を検知するセンサであるものでありながら、原稿のサイズを検知するセンサとしても利用されている。つまり原稿のサイズを検知する専用のセンサを不要とすることができて、コストダウンを図ることができる。
<第2の実施の形態>
ついで、上記第1の実施の形態を一部変更した第2の実施の形態について図10を用いて説明する。なお、本第2の実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態と同様な部分に同符号を付して、その説明を省略する。
ついで、上記第1の実施の形態を一部変更した第2の実施の形態について図10を用いて説明する。なお、本第2の実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態と同様な部分に同符号を付して、その説明を省略する。
上記第1の実施の形態においては、サイド規制板125A,125Bで幅方向の位置を規制する際、幅方向の中央側を基準に、つまり幅方向のサイズが異なる原稿でも搬送中心が同じとなるように位置決めするものを説明した。本第2の実施の形態においては、図10に示すように、一方のサイド規制板125Dが固定サイド規制板として固定され、他方のサイド規制板125Cが可動サイド規制板として移動可能な、いわゆる片寄せ型の幅規制手段で構成したものである。
このような構成にあっては、小サイズの原稿S1がセットされた場合における幅方向で原稿S1が位置する第1範囲W1が、固定されたサイド規制板125Dの側を端部として設定される。そのため、第1範囲W1の内となるように、第2原稿有無検知センサSn2に対し、幅方向のサイド規制板125Dの側、つまり幅方向の中央より外側に第1原稿有無検知センサSn1の検出部材160が配置される。また、不図示の大サイズの原稿がセットされた場合における幅方向で原稿が位置する第2範囲W2は、サイド規制板125Dの側を端部として第1範囲W1よりも幅広く設定される。そのため、第1範囲W1の外、かつ第2範囲W2の内となるように、第1原稿有無検知センサSn1に対し、幅方向の中央側に第2原稿有無検知センサSn2の検出部材150が配置される。なお、勿論であるが、ピックアップローラ101等の各種ローラは、小サイズの原稿S1が給送可能となるように、第1範囲W1に対応した位置にも配置されている。
このように片寄せ型の幅規制手段で構成した場合でも、第1原稿有無検知センサSn1の検出部材160(検出位置P1)に対し、第2原稿有無検知センサSn2の検出部材150(検出位置P2)を距離L1の分、給送方向の上流側に配置する。これにより、第1の実施の形態と同様に、大サイズの原稿がセットされた際に第1原稿有無検知センサSn1よりも第2原稿有無検知センサSn2が原稿の有りを検知し易くなり、大サイズの原稿を小サイズとして誤検出することの防止を図ることができる。なお、これ以外の構成、作用、効果は、第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
<他の実施の形態の可能性>
以上説明した本実施の形態においては、第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2により原稿トレイ121にセットされた原稿のサイズを検知するものを説明した。しかしながら、これに限らず、シートの有無を検知する2つの検知センサによって、例えば手差しトレイ等にセットされたシートのサイズを検知するものであっても構わない。
以上説明した本実施の形態においては、第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2により原稿トレイ121にセットされた原稿のサイズを検知するものを説明した。しかしながら、これに限らず、シートの有無を検知する2つの検知センサによって、例えば手差しトレイ等にセットされたシートのサイズを検知するものであっても構わない。
また、本実施の形態においては、第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2を、規制板130よりも搬送方向の上流側で、ピックアップローラ101の搬送方向の下流側に配置したものを説明した。しかしながら、これに限らず、装置本体110に第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2が配置され、配線が装置本体110の内部で配策できれば、どのような位置でも構わない。特に第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2が両方とも本体ユニット110B、又はカバーユニット110Aに設けられても構わない。また、第1原稿有無検知センサSn1がカバーユニット110Aに設けられ、第2原稿有無検知センサSn2が本体ユニット110Bに設けられても構わない。
また、本実施の形態においては、原稿をセットした場合に、サイド規制板125A,125Bで幅方向の位置を規制するものを説明した。しかしながら、これに限らず、例えば原稿トレイ121に小サイズや大サイズに相当する凹状の溝部を設けて、溝部で幅方向の位置を規制するものでも構わない。
また、本実施の形態においては、大サイズ(第1サイズ)で通常の搬送速度(第1モード)で、小サイズ(第2サイズ)で低速の搬送速度(第2モード)に制御するものを説明した。しかしながら、これに限らず、大サイズの搬送速度が第1の搬送速度で、小サイズの搬送速度が第1の搬送速度と異なる第2の搬送速度であれば、どちらが通常の搬送速度であっても構わない。即ち、通常の搬送速度とは、一番多く取り扱う原稿のサイズの搬送速度を意図しているが、設計上の初期速度という意味であっても構わない。
また、本実施の形態においては、原稿のサイズの判定に基づいて異なる搬送速度を設定するものを説明した。しかしながら、これに限らず、原稿と原稿の搬送間隔を異なる搬送間隔とするものであっても構わない。この場合は、小サイズ(第2サイズ)と判定した場合は、大サイズ(第1サイズ)と判定した場合と比べて、原稿の搬送間隔を広く設定することが好ましい。
また、本実施の形態においては、原稿サイズの判定に基づいて搬送制御を行うものを説明したが、原稿サイズの判定結果を操作部90に表示するなどをしてもよい。
また、本実施の形態においては、第1原稿有無検知センサSn1が原稿の有無を検知する原稿有無検知センサであるものを説明したが、これに限らず、第1原稿有無検知センサSn1とは別に原稿有無検知センサを設けてもよい。
また、本実施の形態においては、第1原稿有無検知センサSn1及び第2原稿有無検知センサSn2が検出部材を回動させて検知するもので説明した。しかしながら、これに限らず、例えばフォトセンサで原稿の有無を直接的に検知するようなものでもよく、つまりどのようなセンサであってもよい。
10…原稿読取装置:20…シート搬送装置(ADF):30…画像読取部:60…画像形成部(画像形成エンジン):80…制御手段(制御部):100…画像形成装置(プリンタ):101…シート搬送手段、給送回転体(ピックアップローラ):102,103,104,105,106,107,109…シート搬送手段:110…装置本体:120…シート積載手段(シート積載部):121…積載トレイ(原稿トレイ):125…幅規制手段(サイド規制手段):125A,125B…サイド規制板:125C…可動サイド規制板:125D…固定サイド規制板:130…下流側規制手段(規制板):P1…検出位置:P2…検出位置:Sn1…第1検知センサ(第1原稿有無検知センサ):Sn2…第2検知センサ(第2原稿有無検知センサ):W1…第1範囲:W2…第2範囲
Claims (9)
- 装置本体に対して回動可能に支持されてシートを積載する積載トレイを有するシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載されたシートを搬送するシート搬送手段と、
前記シート積載手段に積載されたシートを、幅方向における第1範囲の位置と、幅方向における前記第1範囲を含む第2範囲の位置と、に規制する幅規制手段と、
前記装置本体において幅方向における前記第1範囲の内に配置され、前記シート積載手段に積載されるシートの有無を検知する第1検知センサと、
前記装置本体において幅方向における前記第1範囲の外でかつ前記第2範囲の内に配置され、前記シート積載手段に積載されるシートの有無を検知する第2検知センサと、
前記第1検知センサ及び前記第2検知センサによりシートの有りを検知した場合にシートを第1サイズと判定し、前記第1検知センサによりシートの有りを検知し、かつ前記第2検知センサによりシートの有りを検知していない場合にシートを前記第1サイズよりも小さい第2サイズと判定する制御手段と、を備え、
前記第2検知センサは、前記第1検知センサに対してシートの搬送方向における上流側に配置された、
ことを特徴とするシート搬送装置。 - 前記シート搬送手段は、前記シート積載手段に積載されたシートの給送を開始する給送回転体を有し、
前記第1検知センサ及び前記第2検知センサの検出位置は、シート搬送方向における前記給送回転体よりも下流側に配置された、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。 - 前記シート積載手段に積載されるシートの、シート搬送方向における下流側の端部に当接してシートの位置を規制する下流側規制手段を備え、
前記第1検知センサ及び前記第2検知センサの検出位置は、シート搬送方向における前記下流側規制手段よりも上流側に配置された、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート搬送装置。 - 前記幅規制手段は、前記シート積載手段に対して幅方向へ移動可能に配置され、前記シート積載手段に積載されたシートの幅方向の端部に当接してシートの位置を規制する一対のサイド規制板であり、
前記第1検知センサの検出位置は、前記第2検知センサの検出位置よりも幅方向の中央側に配置された、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記幅規制手段は、前記シート積載手段に対して固定された固定サイド規制板と、幅方向へ移動可能に配置され、前記シート積載手段に積載されたシートの幅方向の端部に当接して前記固定サイド規制板との間でシートの位置を規制する可動サイド規制板と、であり、
前記第1検知センサの検出位置は、前記第2検知センサの検出位置よりも幅方向における前記固定サイド規制板の側に配置された、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記制御手段は、シートを前記第1サイズと判定した場合に前記シート搬送手段を第1モードで制御し、シートを前記第2サイズと判定した場合に前記シート搬送手段を第2モードで制御する、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記制御手段は、前記第2モードにおいて、前記シート搬送手段によるシートの搬送速度を前記第1モードよりも遅くする、
ことを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
前記シート搬送装置により搬送されたシートの画像を読取る画像読取部と、を備える、
ことを特徴とする原稿読取装置。 - 請求項8に記載の原稿読取装置と、
前記原稿読取装置により読取った画像を別のシートに形成する画像形成部と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
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CN202010487374.6A CN112055125A (zh) | 2019-06-05 | 2020-06-02 | 片材传送装置、原稿读取装置和成像设备 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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