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JP2020195713A - マッサージ機 - Google Patents

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JP2020195713A
JP2020195713A JP2019105175A JP2019105175A JP2020195713A JP 2020195713 A JP2020195713 A JP 2020195713A JP 2019105175 A JP2019105175 A JP 2019105175A JP 2019105175 A JP2019105175 A JP 2019105175A JP 2020195713 A JP2020195713 A JP 2020195713A
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清水 新策
Shinsaku Shimizu
新策 清水
震海 張
Zhenhai Zhang
震海 張
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Daito Electric Machine Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】使用者の背中が接する背部体の上部に、マッサージ部材を備えた枕体を設けて、その枕体の位置を調整可能とすることで、マッサージの位置を容易に切り替えることができると共に、使用者の体型に合わせることができるマッサージ機を提供する。【解決手段】本発明は、使用者の背中が接する背部体2と、背部体2の上端に設けられていて、使用者の頭部が接する枕体3と、枕体3に備えられていて、使用者の施療部に対してマッサージ動作を付与する第1マッサージ部材4と、を有しているマッサージ機1において、第1マッサージ部材4は、施療部に対してマッサージ動作を付与するマッサージ位置を切り替えることが可能な構成とされている。【選択図】図1

Description

本発明は、椅子などに載置して使用可能であり且つ、床面に寝かせても使用可能なマッサージ機に関する。
従来より、例えば、マッサージ機能を有さないソファ、リクライニングチェア、オフィスチェアなどの一般的な椅子の背もたれにもたれ掛かるように載置して、使用者の肩部から腰部(背部)にかけて施療することが可能なプレート型のマッサージ機がある。このマッサージ機は、椅子型マッサージ機のようにリビングルームなどに限定されずに様々な場所で使用することができる。このようなプレート型のマッサージ機としては、例えば、特許文献1に開示されているものがある。
特開2016−135191号公報
ところで、特許文献1に開示されているマッサージ機は、使用者に対してマッサージ効果を十分に付与することができるものである。
しかしながら、近年では、マッサージに関する要望は多種多様となり、例えば、一つのマッサージ機において、「首周辺に対するマッサージや、肩周辺に対するマッサージをその時々で変えたい」といった要望や、「背が低く小柄な体型の使用者や、背が高く大柄な体型の使用者といった体型の異なる使用者それぞれに対応することができるようにして欲しい」といった要望が使用者から挙がってきている。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、使用者の背中が接する背部体の上部に、マッサージ部材を備えた枕体を設けて、その枕体の位置を調整可能とすることで、マッサージの位置を容易に切り替えることができると共に、使用者の体型に合わせることができるマッサージ機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明にかかるマッサージ機は、使用者の背中が接する背部体と、前記背部体の上端に設けられていて、前記使用者の頭部が接する枕体と、前記枕体に備えられていて、前記使用者の施療部に対してマッサージ動作を付与する第1マッサージ部材と、を有しているマッサージ機において、前記第1マッサージ部材は、前記施療部に対してマッサージ動作を付与するマッサージ位置を切り替えることが可能な構成とされていることを特徴とする。
好ましくは、前記枕体は、下端が前記背部体の上端に、左右方向向く軸心回りに回動自在に取り付けられていて、前記枕体は、左右方向向く軸心を中心にして、前記背部体に対して近接可能な方向に傾斜可能な構成とされているとよい。
好ましくは、前記枕体が傾斜することによって、前記使用者に対するマッサージ位置が切り替わるとよい。
好ましくは、前記背部体と前記枕体との間には、前記枕体の傾斜角度を所定の角度に切り替えて、当該角度で係合することができる角度変更部が設けられていて、前記角度変更部により前記枕体の傾斜角度が切り替えられ、前記第1マッサージ部材に設けられた施療子の突出量及び位置が変更されることにより、前記マッサージ位置が切り替わるとよい。
好ましくは、前記角度変更部は、前記枕体の傾斜角度を所定の角度に切り替えて、当該角度で係合することができるラチェット機構とされているとよい。
好ましくは、前記背部体には、第2マッサージ部材が備えられていて、前記第2マッサージ部材は、前記背部体の長手方向に移動可能とされているとよい。
好ましくは、前記背部体の下端には、連結部材を介して、座部が取り付けられているとよい。
好ましくは、前記連結部材は、可撓性を有する部材で形成されているとよい。
好ましくは、前記使用者の身長方向における前記枕体と前記背部体と前記座部との位置関係は、前記枕体が前記使用者の頭部に接し、前記背部体の下端が前記使用者の腰部に接し、前記座部が前記使用者の臀部に接する位置とされていて、前記連結部材は、前記背部体の下端と、前記座部の上端との間に配備され、前記背部体と前記座部を連結するように取り付けられているとよい。
本発明によれば、使用者の背中が接する背部体の上部に、マッサージ部材を備えた枕体を設けて、その枕体の位置を調整可能とすることで、マッサージの位置を容易に切り替えることができると共に、使用者の体型に合わせることができる。
本発明にかかるマッサージ機の概略を模式的に示した斜視図であり、枕体を傾斜させた状態を示した図である。 本発明にかかるマッサージ機の概略を模式的に示した斜視図であり、枕体を直立させた状態を示した図である。 枕体の傾斜状態と直立状態の側面図である。 枕体及び第1マッサージ機構を示した図である。 枕体を傾斜させた状態における角度変更部を示した拡大図である。 枕体を直立させた状態における角度変更部を示した拡大図である。 本発明にかかるマッサージ機を椅子に載置して使用する一例を示した斜視図である。 本発明にかかるマッサージ機を床面などに載置して使用する一例を示した平面図である。
以下、本発明にかかるマッサージ機1の実施形態を、図を参照して説明する。
なお、本実施形態においては、図7に示すように、マッサージ機1を一般的な椅子50に載置して使用するときの場合を例に挙げて説明するが、これは本発明を具体化した一例であって、その具体例をもって本発明の構成及び使用方法を限定するものではない。例えば、図8に示すように、本発明にかかるマッサージ機1は床面などに載置して使用することもできる。
また、図面に関して、見やすくするため、構成部品の一部を省略したり、仮想線などを用いて描いている。マッサージ機1の前後及び左右等の方向については、図面に示す通りである。これは椅子50などに着座した使用者から見た方向と一致する。以降の説明においては、図面において示す方向を、本発明のマッサージ機1を説明する際の方向とする。
図1〜図8は、本発明にかかるマッサージ機1の実施形態を示している。
まず、図1〜図7などに示す使用状態を例にして、本発明のマッサージ機1を説明する。
図1〜図7などに示すように、本実施形態のマッサージ機1は、例えば、使用者が着座可能な椅子50の座面51に載置すると共に、背もたれ52に立てかけて使用することが可能なものである。
本実施形態のマッサージ機1は、使用者の背中が接する背部体2と、背部体2の上端に設けられていて、使用者の頭部が接する枕体3と、枕体3に備えられていて、使用者の施療部に対してマッサージ動作を付与する第1マッサージ部材4と、背部体2において長手方向に移動可能に備えられていて、使用者の施療部に対してマッサージ動作を付与する第2マッサージ部材5と、を有している。
すなわち、本実施形態のマッサージ機1は、椅子50に着座し、背部体2に凭れ掛かった使用者の首筋や肩部を、第1マッサージ部材4によりマッサージすると共に、第2マッサージ部材5により背中の上側から下側(肩部〜腰部)に掛けてマッサージするものである。
なお、第1マッサージ部材4及び第2マッサージ部材5の構成などについては、後ほど説明する。
背部体2は、長尺の部材であり、椅子50に載置したとき、座面51から上方に向かって延びるように背もたれ52に立てかけられるものである。本実施形態においては、背部体2は、凭れ掛かる使用者の上体を支持することができる背もたれ部となっている。
すなわち、背部体2は、前後方向を向いて起立するように椅子50に設置され、使用者の背中(肩部〜腰部)に沿うように且つ、その背中を全面に亘って覆うように接する部材である。この背部体2は、幅が使用者の肩幅よりやや広く、且つ、上下方向に長尺な板形状(プレート形状)であり、内部が空洞となった筐体である。また、背部体2は、前後方向の厚みが幅方向に比して薄いものとなっている。
また、背部体2の幅方向の中央側には、上下方向に沿い、前方に向かって開口する開口部6が形成されている。開口部6は、背部体2の下側から上側に掛けて、上下方向に長い帯状に開口された部位である。この開口部6は、第2マッサージ部材5が前方に突出するように配備される空間である。
つまり、開口部6は、第2マッサージ部材5を備える第2マッサージ機構31(詳細は後述)が背部体2の内部を上下方向(長手方向)に自在に移動する移動エリアとなっている。
なお、開口部6は、第2マッサージ部材5が使用者の背中の施療部に直接当たらないように、布状の表カバー体(図示せず)などにより隙間なく覆われている。
すなわち、背部体2は、空間内に、上下に長い開口部6に沿って移動可能となるように第2マッサージ機構31を収容すると共に、開口部6から第2マッサージ部材5の施療子35を前方に突出するように配備する。その開口部6は、表カバー体などで閉鎖される。
枕体3は、背部体2に比して短尺の部材であり、椅子50に載置したとき、背部体2の上端から上方に向かって延びるように備えられるものである。本実施形態においては、枕体3は、背部体2に凭れ掛かる使用者の頭部を支持することができるものとなっている。
すなわち、枕体3は、背部体2の上側において、前後方向を向いて起立するように設置され、使用者の後頭部から首筋に亘って覆うように接する部材である。この枕体3は、幅が背部体2の幅とほぼ同じで且つ、上下方向に短尺な板形状(プレート形状)であり、内部が空洞となった筐体である。また、枕体3は、前後方向の厚みが幅方向に比して薄いものとなっている。
また、枕体3の幅方向の中央側には、上下方向に沿い、前方に向かって開口する開口部7が形成されている。開口部7は、枕体3の下側から上側に掛けて、上下方向に短い帯状に開口された部位である。この開口部7は、第1マッサージ部材4が前方に突出するように配備される空間である。
なお、開口部7は、第1マッサージ部材4が使用者の頭部、首筋及び肩部などの施療部に直接当たらないように、布状の表カバー体(図示せず)などにより隙間なく覆われている。
すなわち、枕体3は、空間内に、第1マッサージ部材4を備える第1マッサージ機構17(詳細は後述)を固定状態で収容し、開口部7から第1マッサージ部材4の揉み施療子21を前方に突出するように配備する。その開口部7は、表カバー体などで閉鎖される。
図3〜図6などに示すように、本実施形態の枕体3は、下端が背部体2の上端に、左右方向向く軸心回りに回動自在に取り付けられている。この枕体3は、左右方向向く軸心を中心にして、背部体2に対して近接可能な方向に傾斜可能な構成とされている。
つまり、枕体3と背部体2との間には、枕体3を背部体2に対して所定の方向に揺動させて所定の姿勢に切り替えることができる揺動支持部8が設けられている。揺動支持部8は、左右両端に一対設けられている。
揺動支持部8は、背部体2の上端右側(上端左側)内に収容されている支持部材9と、枕体3の下端右側(下端左側)から垂下状に設けられ、支持部材9に揺動自在に支持される揺動部材10と、を有している。
揺動部材10が、支持部材9を左右方向に貫通して設けられる支持軸11の軸心回りに回転することにより、枕体3を前方へ傾斜させたり、後方へ揺動させることができるようになっている。
また、背部体2と枕体3との間には、枕体3の傾斜角度を所定の角度に切り替えて、当該角度で係合することができる角度変更部12が設けられている。
本実施形態においては、右側の揺動支持部8が角度変更部12を有するものとなっている。つまり、角度変更部12は、少なくとも左右一方側に配備されているとよい。また、枕体3の傾斜角度の変更をモータの駆動力で行うようにしても良い。
図5、図6などに示すように、角度変更部12は、揺動部材10の傾斜度合いを切り替えることで、枕体3の姿勢を複数の方向にて維持する。
角度変更部12は、枕体3に設けられていて、枕体3が所定の姿勢に切り替えられることにより係合される係合部材13と、係合部材13を左右方向を向く軸心回りに揺動自在に支持する支持軸11と、背部体2に設けられていて、支持軸11を支持する支持部材9と、支持軸11の外側を周回するように設けられたバネ部材14と、を有している。
本実施形態においては、係合部材13は右側の揺動部材10に設けられている。係合部材13は、支持部材9に設けられた係合片(図示せず)に係合されることにより、所定の傾斜角度で保持される。
バネ部材14は、反力で係合部材13を揺動させて、枕体3を元の姿勢(図2のような枕体3を略直立する状態)に戻す部材である。つまり、枕体3は、最大傾斜角度より傾けられると係合が解除され、バネ部材14の反力により、図2に示す枕体3と背部体2が略一直線上になる状態に戻される。
すなわち、本実施形態の角度変更部12は、枕体3の傾斜角度を所定の角度に切り替えて、当該角度で係合することができるラチェット機構とされている。
ただし、角度変更部12の構成について、枕体3を前後方向の所定の姿勢となる位置にて固定し、別の姿勢に切り替えるときには、枕体3の固定を解除できる構成であれば、特に限定はしない。
このように、角度変更部12により枕体3の傾斜角度が切り替えられ、第1マッサージ部材4に設けられた揉み施療子21の突出量及び位置が変更されることにより、使用者に対するマッサージ位置(背中、肩など)が切り替わる。
図3に示すように、例えば、マッサージ機1の背部体2を椅子50の背もたれ52に立てかけるように載置した場合、枕体3は角度変更部12により、背部体2からお辞儀するように、前斜め下方へ傾斜する。
第1マッサージ部材4は、前斜め下方を向き(図3中のAとA’)、揉み施療子21が前方に突出する(図3中のB)。
また、第1マッサージ部材4に揉み施療子21が複数設けられている場合、枕体3が前斜め下方へ傾斜すると、その枕体3の上側に配置された揉み施療子21が前方に突出し、枕体3の下側に配置された掴み施療子27は後方へ引っ込むように移動する。
図3に示すように、本実施形態のマッサージ機1によれば、例えば身長が低い使用者の場合、椅子50に座ると肩部や首筋の位置が低くなるので、枕体3を前斜め下方へ傾斜させて枕体3の高さを低い位置に変更することにより、その肩部や首筋に第1マッサージ部材4の揉み施療子21を当接させることができるようになる。
また、身長が高い使用者の場合、椅子50に座ると肩部や首筋の位置が高くなるので、枕体3を後方へ傾斜させて枕体3の高さを高い位置に変更することにより、その肩部や首筋に第1マッサージ部材4の揉み施療子21を当接させることができるようになる。
つまり、本実施形態のマッサージ機1は、使用者の様々な体型に合わせることができる。
図7に示すように、本実施形態のマッサージ機1には、座部15が設けられている。
具体的には、座部15は、連結部材16を介して、背部体2の下端に取り付けられている。座部15は、使用者が座ることができる程度の面積を有し、内部にはクッション材が収容されている。なお、座部15は、背部体2を略直立状態に配置した場合、後述する連結部材16により吊下状態となる。
座部15は、背部体2を椅子50に載置したとき、椅子50の座面51上に配備される。なお、背部体2を床面に設置して使用する場合、座部15は、仰向けに寝た使用者の臀部を支持するようになっている。
すなわち、座部15は、背部体2の長手方向に対して交差する方向に配備可能とされると共に、背部体2の長手方向に沿う方向に配備可能とされている。
この座部15の厚みと背部体2との厚みは略同じとすることが好ましい。座部15の厚みが薄いと、使用者の臀部が落ち込み、背部体2から受けるマッサージが通常のものと異なるといった不都合が生じる虞があるためである。
図8に示すように、連結部材16は、背部体2の下端と、座部15の上端との間に配備され、背部体2と座部15を連結するように取り付けられている。
連結部材16は、可撓性を有する部材で形成されている。好ましくは、連結部材16は、布材など折りたたみ自在の材料で形成されているとよい。連結部材16の長さは、使用者の腰部から臀部にかけての長さとされているとよい。なお、連結部材16は、背部体2から着脱することができる構成としてもよい。
つまり、連結部材16は、背部体2を床面上に載置して連結部材16を伸長させ、その背部体2上に使用者が仰向けに寝て使用するときにおいて、座部15の位置に使用者の臀部が接するようになる長さであるとよい。
すなわち、使用者の身長方向における枕体3と背部体2と座部15との位置関係は、枕体3が使用者の頭部に接し、背部体2の下端が使用者の腰部に接し、座部15が使用者の臀部に接する位置とされている。
このように、座部15と連結部材16を設けることにより、使用者はマッサージ機1上において、フラットに仰向けに寝ることができるようになる。
さて、第1マッサージ部材4は、第1マッサージ機構17に備えられている。
なお、以降に説明する第1マッサージ機構17の基本的な装置構成については、例えば、特開2018−029722号公報に記載の構成などとほぼ同じである。
図4に示すように、第1マッサージ機構17は、使用者の肩部、首筋などの施療部に対して揉み施療子21と掴み施療子27を押し当てて、施療部に対して揉み施療子21及び掴み施療子27による掴み揉みマッサージを行うものである。
第1マッサージ機構17は、長尺の板材で形成された揉みアーム部材4(第1マッサージ部材4)と、回転駆動力を出力する駆動部18と、出力された回転駆動力により回転する回転軸19と、その回転軸19の回転を揺動運動に変換して、揉みアーム部材4を揺動させる第1揺動変換部20と、を有している。
揉みアーム部材4(第1マッサージ部材4)は、左右一対備えられている。揉みアーム部材4は、先端側が径外側(前方向)に向かって突出し、その先端側に揉み施療子21が設けられている。本実施形態においては、揉み施療子21は二つずつ設けられている。
回転軸19は、軸心が左右方向を向き、駆動部18の駆動モータにより回転する。
第1揺動変換部20は、回転軸19に取り付けられる第1ボス部材22と、第1ボス部材22のカム面に摺動自在に嵌り込む第1環状嵌合部23と、揉みアーム部材4が回転軸19と同伴回動することを規制する第1規制部24と、を有している。
第1環状嵌合部23は、揉みアーム部材4の基端側に設けられている。なお、第1ボス部材22のカム面については、回転軸19の軸心に対して、傾斜した面や偏心した面とされていてもよい。
また、第1マッサージ機構17は、長尺の板材で形成された掴みアーム部材25と、回転軸19の回転を揺動運動に変換して、掴みアーム部材25を揺動させる第2揺動変換部26と、を有している。
掴みアーム部材25は、揉みアーム部材4(第1マッサージ部材4)の内側であって、左右一対備えられている。掴みアーム部材25は、先端側が径外側(前方向)に向かって突出し、その先端側に掴み施療子27が設けられている。
第2揺動変換部26は、回転軸19に取り付けられる第2ボス部材28と、第2ボス部材28のカム面に摺動自在に嵌り込む第2環状嵌合部29と、掴みアーム部材25が回転軸19と同伴回動することを規制する第2規制部30と、を有している。
第2環状嵌合部29は、掴みアーム部材25の基端側に設けられている。第2ボス部材28のカム面については、回転軸19の軸心に対して、傾斜した面や偏心した面とされていてもよい。
すなわち、回転する第1ボス部材22のカム面回りに第1環状嵌合部23が摺動することにより、揉みアーム部材4が揺動運動すると共に、回転する第2ボス部材28のカム面回りに第2環状嵌合部29が摺動することにより、掴みアーム部材25が揺動運動することで、揉み施療子21と掴み施療子27が上下方向に近接離反する。
上記した第1マッサージ機構17は、叩きマッサージも行える構成を有していてもよい。この第1マッサージ機構17は掴み揉み機能を有するものであるため、図4などに示すように、枕体3の傾斜角度の調整することで、施療部(使用者の肩)に対する掴み角度が変わり、揉み感や体感が変わり、非常に効果的なマッサージを付与することが可能となる。
また、第2マッサージ部材5は、第2マッサージ機構31に備えられている。
なお、以降に説明する第2マッサージ機構31の基本的な装置構成については、例えば、特開2017−086804号公報に記載の構成などとほぼ同じである。
第2マッサージ機構31は、使用者の肩部〜背部〜腰部(すなわち施療部)に対して揉みマッサージを行うものである。
第2マッサージ機構31は、長尺の板材で形成されたアーム部材(第2マッサージ部材5)と、回転駆動力を発生する駆動部32と、その回転駆動力により回転する回転軸33と、その回転軸33の回転を揺動運動に変換して、第2マッサージ部材5を揺動させる揺動変換部34と、を有している。
第2マッサージ部材5は、長手方向中央が基端とされ、その基端から上方向と下方向の2方向に分かれて突出した部材である。つまり、第2マッサージ部材5は、上端が前方斜め上側に、また下端が前方斜め下側に突出したような形状となっている。その分岐した上端と下端とのそれぞれに施療子35が設けられている。
回転軸33は、軸心が左右方向を向き、駆動部32の駆動モータにより回転する。
揺動変換部34は、回転軸33に取り付けられる回転ボス部材36と、回転ボス部材36のカム面に摺動自在に嵌り込む環状嵌合部37と、第2マッサージ部材5が回転軸33と同伴回動することを規制する規制部38と、を有している。
環状嵌合部37は、第2マッサージ部材5の基端側(長手方向中央)に設けられている。なお、回転ボス部材36のカム面については、回転軸33の軸心に対して、傾斜した面や偏心した面とされていてもよい。
すなわち、回転する回転ボス部材36のカム面回りに環状嵌合部37が摺動することにより、揉み第2マッサージ部材5が揺動運動する。第2マッサージ部材5が揺動運動することで、上側に設けられた左右一対の施療子35が左右方向に近接すると、下側に設けられた左右一対の施療子35が左右方向に離反し、上側の施療子35が左右方向に離反すると、下側の施療子35が左右方向に近接する揺動運動が繰り返される。
なお、第2マッサージ機構31は、叩きマッサージも行える構成を有していてもよい。また、第1マッサージ部材4の揺動と第2マッサージ部材5の揺動を協働させて、使用者にマッサージ動作を付与する制御部が設けられているとよい。
この第2マッサージ機構31は、移動駆動部39により所定の軌道に沿って、当該軌道の一方側から他方側(上下方向)へと移動する。
図1、図2などに示すように、移動駆動部39は、第2マッサージ機構31を昇降及び下降させる昇降部40と、第2マッサージ機構31を昇降部材42に沿って案内する案内部41と、を有している。
昇降部40は、回転駆動力を出力する昇降モータ(図示せず)と、出力された回転駆動力により回転する昇降軸(図示せず)と、回転駆動力を昇降動作に変換する昇降部材42と、を有している。
昇降軸は、軸心が軌道の方向に対して交差する方向(左右方向)に配備されていて、両端には昇降部材42が設けられている。
昇降部材42は、昇降軸に設けられた駆動部材43と、駆動部材43が移動する駆動レール部材44と、を有している。なお、本実施形態においては、駆動部材43をピニオンギアとし、駆動レール部材44をラックギアとしている。
ピニオンギア43は、昇降軸の両端のそれぞれに取り付けられていて、昇降軸の回転と共に回転する。ピニオンギア43と対面する背部体2には、ラック歯が上下方向に沿って直線上に並んで形成されているラックギア44が配備されている。
昇降部材42の左右方向外側には、第2マッサージ機構31を上下方向に案内する案内部41が配備されている。案内部41は、第2マッサージ機構31の側方に取り付けられている案内部材45と、案内部材45を一方側から他方側へと案内するレール部材46と、を有している。
案内部材45は、軸心が左右方向を向き、レール部材46内に転動乃至は摺動自在に嵌入されるローラ部材である。このローラ部材45は、第2マッサージ機構31の略四隅にそれぞれ備えられている。レール部材46は、ローラ部材45が転動乃至は摺動自在に嵌り込むレール部材である。
昇降軸の回転によりピニオンギア43がラックギア44上を移動することで、ローラ部材45がレール部材46に沿って一方側から他方側へ案内されることにより、第2マッサージ機構31が背部体2内において上昇及び下降することとなる。
[作動態様]
次いで、本実施形態のマッサージ機1の作動態様について説明する。
図7に示すように、まず、本実施形態のマッサージ機1を、例えば一般的な椅子50の背もたれ52に立てかけて、座部15を座面51に載置する。なお、連結部材16は折りたたまれている。
使用者は自身の体型(肩部の位置)に合わせて枕体3を前方へ傾斜させて、角度変更部12により所定の角度で係合する。なお、枕体3の傾斜角度の調整については、椅子50に着座して行ってもよいし、着座する前に行ってもよい。そして、使用者はマッサージ機1に凭れかかってマッサージ機1の電源をONにする。
すると、第1マッサージ機構17(第1マッサージ部材4)は、使用者の肩部、首筋などの施療部に対して掴み揉みマッサージを行うこととなる。また、 第2マッサージ機構31(第2マッサージ部材5)は、移動駆動部39により上下方向に移動しながら、使用者の肩部〜腰部などの施療部に対して揉みマッサージを行うこととなる。これにより、様々な体型(身長)の使用者においても、首筋〜肩部〜腰部にかけて良好なマッサージを付与することができる。
図8に示すように、本実施形態のマッサージ機1は、例えば、床面などに載置して使用することもできる。
図8に示すように、本実施形態のマッサージ機1(背部体2)を床面に載置して、使用者が背部体2及び枕体3上に仰向けに寝て使用する場合、その使用者の頭部側(枕体3)を上側とし、脚部(下肢)側(座部15)を下側とする。またそのとき、使用者が床面から見上げた方向を、前側乃至は天方とする。
つまり、マッサージ機1上において仰向けに寝た使用者から見た「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」と一致する。
まず、マッサージ機1(背部体2)を床面に寝かすように載置する。また、連結部材16を伸ばして、座部15を所定の位置(臀部に対応する位置)に設置する。そして、使用者は肩部の位置と、第1マッサージ機構17(第1マッサージ部材4)が合うように、背部体2及び枕体3上に仰向けに寝る。このとき、使用者の臀部は座部15に接する。これにより、使用者は真っ直ぐに仰臥することとなる。
なお、枕体3の傾斜角度の調整については、使用者の好みにより、水平の状態にしてもよいし、起き上げるように天方へ傾斜させて、角度変更部12により所定の角度で係合するようにしてもよい。また、枕体3の傾斜角度の調整については、仰向けに寝た状態で行ってもよいし、仰臥する前に行ってもよい。
マッサージ機1の電源をONにすると、第1マッサージ機構17(第1マッサージ部材4)が使用者の肩部、首筋などの施療部に対して掴み揉みマッサージを行い、 第2マッサージ機構31(第2マッサージ部材5)は移動駆動部39により上下方向に移動しながら、使用者の肩部〜腰部などの施療部に対して揉みマッサージを行うこととなる。
この場合においても、使用者の首筋〜肩部〜腰部にかけて良好なマッサージを付与することができる。
以上、本発明によれば、使用者の背中が接する背部体の上部に、マッサージ部材を備えた枕体を設けて、その枕体の位置(傾斜角度)を調整可能とすることで、マッサージの位置を容易に切り替えることができると共に、使用者の体型に合わせることができる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。
特に、今回開示された実施形態において、明示されていない事項、例えば、作動条件や操作条件、構成物の寸法、重量などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。例えば、マッサージ機構に備えられている揉みアームの長さや、揉みアームの回転駆動軸に対する傾斜角度、左右にある揉みアームの離間距離などは、施療範囲を鑑み適宜変更可能である。
また、枕体3を後方に傾斜させることができる構成としてもよい。
1 マッサージ機
2 背部体
3 枕体
4 第1マッサージ部材(揉みアーム部材)
5 第2マッサージ部材
6 開口部(背部体)
7 開口部(枕体)
8 揺動支持部
9 支持部材
10 揺動部材
11 支持軸
12 角度変更部
13 係合部材
14 バネ部材
15 座部
16 連結部材
17 第1マッサージ機構
18 駆動部
19 回転軸
20 第1揺動変換部
21 揉み施療子
22 第1ボス部材
23 第1環状嵌合部
24 第1規制部
25 掴みアーム部材
26 第2揺動変換部
27 掴み施療子
28 第2ボス部材
29 第2環状嵌合部
30 第2規制部
31 第2マッサージ機構
32 駆動部
33 回転軸
34 揺動変換部
35 施療子
36 回転ボス部材
37 環状嵌合部
38 規制部
39 移動駆動部
40 昇降部
41 案内部
42 昇降部材
43 駆動部材(ピニオンギア)
44 駆動レール部材(ラックギア)
45 案内部材(ローラ部材)
46 レール部材
50 椅子
51 座面
52 背もたれ

Claims (9)

  1. 使用者の背中が接する背部体と、前記背部体の上端に設けられていて、前記使用者の頭部が接する枕体と、前記枕体に備えられていて、前記使用者の施療部に対してマッサージ動作を付与する第1マッサージ部材と、を有しているマッサージ機において、
    前記第1マッサージ部材は、前記施療部に対してマッサージ動作を付与するマッサージ位置を切り替えることが可能な構成とされている
    ことを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記枕体は、下端が前記背部体の上端に、左右方向向く軸心回りに回動自在に取り付けられていて、
    前記枕体は、左右方向向く軸心を中心にして、前記背部体に対して近接可能な方向に傾斜可能な構成とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記枕体が傾斜することによって、前記使用者に対するマッサージ位置が切り替わることを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。
  4. 前記背部体と前記枕体との間には、前記枕体の傾斜角度を所定の角度に切り替えて、当該角度で係合することができる角度変更部が設けられていて、
    前記角度変更部により前記枕体の傾斜角度が切り替えられ、前記第1マッサージ部材に設けられた施療子の突出量及び位置が変更されることにより、前記マッサージ位置が切り替わる
    ことを特徴とする請求項3に記載のマッサージ機。
  5. 前記角度変更部は、前記枕体の傾斜角度を所定の角度に切り替えて、当該角度で係合することができるラチェット機構とされていることを特徴とする請求項4に記載のマッサージ機。
  6. 前記背部体には、第2マッサージ部材が備えられていて、
    前記第2マッサージ部材は、前記背部体の長手方向に移動可能とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  7. 前記背部体の下端には、連結部材を介して、座部が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  8. 前記連結部材は、可撓性を有する部材で形成されていることを特徴とする請求項7に記載のマッサージ機。
  9. 前記使用者の身長方向における前記枕体と前記背部体と前記座部との位置関係は、前記枕体が前記使用者の頭部に接し、前記背部体の下端が前記使用者の腰部に接し、前記座部が前記使用者の臀部に接する位置とされていて、
    前記連結部材は、前記背部体の下端と、前記座部の上端との間に配備され、前記背部体と前記座部を連結するように取り付けられている
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載のマッサージ機。
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