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JP2020189652A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】円滑に封緘することができる包装容器を提供する。【解決手段】本発明は、箱本体1Aの側面を構成する背面板14の端部に蓋板16を連設した包装容器1である。包装容器1は、背面板14と蓋板16との境界に沿って延設され、箱本体1Aに対して蓋板16を開閉する際の回動軸となる主折曲線26と、蓋板16において主折曲線26の近傍で主折曲線26に沿って延設され、蓋板16を開閉する過程で蓋板16を屈曲させた状態にする補助折曲線27と、を備えた。【選択図】図6

Description

本発明は、箱本体の側面を構成する側板の端部に蓋板を連設した包装容器に関する。
例えば、特許文献1に記載のヒンジカバーカートンは、本体と蓋部とから構成されている。蓋部は、折れ線を介して本体の側板に連接された天板を有している。天板を折れ線に沿って折り曲げることで、トレイ状の本体の上面開口が閉鎖され、ヒンジカバーカートンが封緘される。
特開2006−182437号公報
しかしながら、図9に示すように、上記したヒンジカバーカートンを封緘する際、天板が、折れ線で適切に折れずに、本体の内部に突き出すように撓む(歪む)ことがあった。このため、ヒンジカバーカートンを封緘する作業を円滑に行うことができなかった。
本発明は、上記課題を解決するために、円滑に封緘することができる包装容器を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明は、箱本体の側面を構成する側板の端部に蓋板を連設した包装容器であって、前記側板と前記蓋板との境界に沿って延設され、前記箱本体に対して前記蓋板を開閉する際の回動軸となる主折曲線と、前記蓋板において前記主折曲線の近傍で前記主折曲線に沿って延設され、前記蓋板を開閉する過程で前記蓋板を屈曲させた状態にする補助折曲線と、を備えた。
この場合、前記補助折曲線は、その延在方向における前記蓋板の両端から中央側に離れた両端位置の間に形成されたことが好ましい。
この場合、前記補助折曲線の延在方向の両端から外側に向かうにつれて前記蓋板の自由端の側に延設された一対の端部折曲線を更に備えたことが好ましい。
この場合、前記補助折曲線は、それに直交した前記蓋板の突出し方向の寸法よりも長く形成されたことが好ましい。
この場合、前記主折曲線の延在方向の中央部には、前記補助折曲線に沿って切目線が形成されたことが好ましい。
本発明によれば、包装容器を円滑に封緘することができる。
本発明の第1実施形態に係る包装容器であって、蓋板を閉じた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装容器であって、蓋板を開いた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装容器のブランクを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装容器を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装容器であって、蓋板を開いた状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装容器であって、蓋板を閉じる途中を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例に係る包装容器のブランクを示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装容器であって、蓋板を閉じた状態を示す斜視図である。 従来のヒンジカバーカートン(包装容器)の一例を示す斜視図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、各図に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。また、本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態:包装容器の概要]
図1ないし図3を参照して、包装容器1の構成について説明する。図1は蓋板16を閉じた状態を示す斜視図である。図2は蓋板16を開いた状態を示す斜視図である。図3は包装容器1のブランク5を示す平面図である。
図1および図2に示すように、包装容器1は、箱本体1Aの背面(側面)を構成する背面板14(側板)の上端部に蓋板16を連設した紙器である。箱本体1Aは平たいトレイ状に形成され、箱本体1Aの内部には物品(図示せず)が収容される。蓋板16は、箱本体1Aの背面板14に閉閉可能に設けられている。蓋板16が箱本体1Aの上面開口を閉塞することで(図1参照)、包装容器1が封緘される。蓋板16が箱本体1Aの上面開口を開放することで(図2参照)、収容された物品が取り出される。
包装容器1は、図3に示すブランク5を組み立てることで形成される。ブランク5は、一枚の板紙を抜型等で打ち抜いて形成されている。板紙は、多層抄きであるが、これに限らず、単層抄きであってもよい。なお、図3は、包装容器1の外面(表面)側を示している。また、図面に示す「X」は紙の繊維(紙目)が延びる「紙目方向」を示し、「Y」は紙目方向に直交する「幅方向」を示している。また、本明細書では、上下、左右、前後およびこれに類する方向を示す用語は、包装容器1を組み立てた状態(組立状態)における方向を指している。
[ブランク]
図3に示すように、ブランク5は、底面板10と、一対の端面板11と、一対の内フラップ12と、正面板13と、背面板14と、4つの継代片15と、蓋板16と、差込片17と、を備えている。
<底面板、端面板、内フラップ>
底面板10は、紙目方向の寸法よりも幅方向の寸法が長い(約2倍)略長方形状に形成されている。一対の端面板11は、第1折曲線20を介して底面板10の幅方向の両端部に連設されている。各端面板11は略長方形状に形成され、その幅方向の寸法(突出し寸法)は底面板10の紙目方向の寸法よりも十分に短く(1/3以下)に設定されている。一対の内フラップ12は、第2折曲線21を介して一対の端面板11の幅方向の両端部に連設されている。各内フラップ12は、第2折曲線21の側から先端に向かって紙目方向に細くなる略台形状に形成されている。各内フラップ12の幅方向の寸法(突出し寸法)は、端面板11の突出し寸法よりも短く(1/2以下)に設定されている。
各端面板11および各内フラップ12には、一対の折込線22が形成されている。一対の折込線22は、第1折曲線20の両端から内フラップ12の先端に向かって互いに接近するように斜めに延設されている。一対の折込線22の先端同士は紙目方向に離間しており、一対の折込線22は「ハ」の字状を成している。
<正面板、背面板>
正面板13は、第3折曲線23を介して底面板10の紙目方向の一端部(前端部)に連設されている。正面板13は略長方形状に形成され、その紙目方向の寸法(突出し寸法)は端面板11の突出し寸法と略同一である。正面板13の幅方向中央部には、紙目方向の先端から基端に向かって指掛け凹部13Aが凹設されている。背面板14は、第3折曲線23を介して底面板10の紙目方向の他端部(後端部)に連設されている。背面板14は、正面板13と略同一形状(略長方形状)に形成されている。
<継代片>
4つの継代片15は、第4折曲線24を介して正面板13と背面板14との幅方向の両端部に連設されている。各継代片15は、第4折曲線24の側から先端に向かって紙目方向に細くなる略台形状に形成されている。
<蓋板、差込片>
蓋板16は、主折曲線26を介して背面板14の先端部(上端部)に連設されている。蓋板16は、底面板10と略同一形状(略長方形状)に形成されている。差込片17は、第5折曲線25を介して蓋板16の紙目方向の先端部に連設されている。差込片17は、第5折曲線25の側から先端に向かって幅方向に細くなる略台形状(正確には六角形状)に形成されている。差込片17の紙目方向の寸法(突出し寸法)は、正面板13の突出し寸法よりも僅かに短く設定されている。
上記した第1折曲線20、第2折曲線21、折込線22、第4折曲線24および第5折曲線25は、それぞれ、板紙を表面から直線状に凹ませた汎用罫線である。また、上記した第3折曲線23は、汎用罫線上に複数の切目を所定間隔に並べたリード罫線である。なお、各々の折曲線20〜25は、汎用罫線やリード罫線に限らず、板紙を折り曲げるための線であれば如何なるものでもよい。
<主折曲線>
上記した主折曲線26は、背面板14と蓋板16との境界に沿って延設された汎用罫線である。また、主折曲線26の延在方向の中央部には、補助折曲線27に沿って複数の切目線26Aが形成されている。詳細は後述するが、主折曲線26は、箱本体1Aに対して蓋板16を開閉する際の回動軸となる。
<補助折曲線>
蓋板16には、補助折曲線27が主折曲線26の近傍で主折曲線26に沿って延設されている。補助折曲線27は、主折曲線26と略平行に延びた汎用罫線である。具体的には、補助折曲線27は、主折曲線26から蓋板16の先端側に約3.5mm離れた位置に形成されている。なお、補助折曲線27と主折曲線26との間隔は、蓋板16の大きさや板紙の強度等によって適宜変更することができるが、3〜20mmの範囲で設定することが好ましい。
また、補助折曲線27は、その延在方向における蓋板16の両端から中央側に離れた両端位置Pの間に形成されている。換言すれば、補助折曲線27は蓋板16の幅方向の両端までは延びておらず、蓋板16の幅方向の両側には補助折曲線27が形成されない領域が設けられている。補助折曲線27は、それに直交した蓋板16の紙目方向(突出し方向)の寸法よりも長く形成されている。すなわち、蓋板16およびこれを支持する箱本体1Aは、前後方向(紙目方向)よりも左右方向(幅方向)に長い寸法を有している。なお、両端位置Pは、蓋板16の両端から約15mm離れている。両端位置Pと蓋板16の両端との各間隔(補助折曲線27が形成されない領域の幅)は、蓋板16の大きさや板紙の強度等によって適宜変更することができるが、10〜20mmの範囲で設定することが好ましい。
[包装容器の組立]
次に、図2および図4を参照して、包装容器1の組立工程について説明する。図4は包装容器1を折り畳んだ状態を示す斜視図である。なお、包装容器1は、製函機等によって自動または半自動で組み立てられてもよいが、ここでは、一例として、作業者が手作業で包装容器1を組み立てる場合について説明する。
図2に示すように、作業者は、ブランク5の裏面を上方に向けた状態とし、正面板13と背面板14とを第3折曲線23に沿って折り曲げて起立させ、4つの継代片15を第4折曲線24に沿って内側に折り曲げる。続いて、作業者は、一対の端面板11を第1折曲線20に沿って折り曲げて起立させ、4つの継代片15を一対の端面板11の内面に接着する。なお、継代片15は、折込線22によって区画された端面板11の三角形状の角部に接着される。
以上によって、トレイ状の箱本体1Aが形成される。底面板10は箱本体1Aの底面を構成し、一対の端面板11、正面板13および背面板14は箱本体1Aの側面を構成する。
次に、図4に示すように、作業者は、各端面板11と各内フラップ12とを折込線22に沿って谷折りして内側に折り込む。これに伴い、正面板13および背面板14は底面板10上に重なるように折れ曲がり、蓋板16は底面板10上に重なった正面板13上に重なる。
以上によって、包装容器1が平坦に折り畳まれる。なお、包装容器1は、このように折り畳まれた状態で客先に納品される。
[包装容器の封緘]
次に、図1、図2、図5および図6を参照して、包装容器1の内部に物品を収容し、包装容器1を封緘する工程について説明する。図5は蓋板16を開いた状態を示す断面図である。図6は蓋板16を閉じる途中を示す断面図である。
作業者は、上記した包装容器1を折り畳む手順の逆の手順によって、折り畳まれた包装容器1(図4参照)の側面を引き起こす(図2参照)。また、図2および図5に示すように、作業者は、物品を箱本体1Aに収容し易いように、蓋板16を主折曲線26に沿って後方に折り曲げる(開く)。蓋板16は、略垂直に起立した姿勢よりも若干後方に傾斜した姿勢にされることが好ましい。また、図5に示すように、蓋板16を開く過程で、蓋板16は、補助折曲線27に沿って僅かに後方に折れ曲がる。つまり、蓋板16は、主折曲線26と補助折曲線27とで二段階に折れ曲がり、補助折曲線27で軽く略V字状に屈曲した形状となる(図5の円内参照)。
続いて、作業者は、箱本体1Aの底面板10上に物品を配置した後、一対の内フラップ12を第2折曲線21に沿って内側に折り曲げ(図2参照)、主折曲線26を回動軸として蓋板16を前方に回動させる(図6参照)。具体的には、作業者は、蓋板16の左右両側に指を掛けて蓋板16を手前に倒す(閉じる)操作を行う。ここで、仮に、補助折曲線27が蓋板16に形成されていない場合、蓋板16は、一枚の平坦な板形状になるため、折り曲げる力のかかり方によっては主折曲線26で適切に折れず、箱本体1Aの内部に突き出すように撓む(歪む)ことがある。これに対し、図5に示すように、第1実施形態に係る蓋板16は、補助折曲線27で後方(図6では上方)に軽く屈曲しているため、屈曲していない平坦な板形状に比べて、撓み難く(歪み難く)なっている。そして、蓋板16は補助折曲線27で折れた状態を維持しながら主折曲線26を回転軸として前方に回動するため、蓋板16が箱本体1Aの内部に突き出すように撓む(歪む)ことが抑制される。
作業者は、蓋板16を主折曲線26に沿って折り曲げながら(閉じながら)、差込片17を第5折曲線25に沿って下方に折り曲げて正面板13と一対の内フラップ12との間に差し込む。
以上によって、蓋板16がトレイ状の箱本体1Aの上面開口を閉塞し、包装容器1が封緘される(図1参照)。なお、包装容器1を開封する場合には、作業者は、正面板13の指掛け凹部13Aに露出した差込片17に指を掛けて蓋板16を引き上げる(開く)。この際にも、蓋板16は、補助折曲線27で軽く屈曲しながら主折曲線26を回動軸として上方(または後方)に回動する。
以上説明した第1実施形態に係る包装容器1では、補助折曲線27が、蓋板16を開閉する過程で蓋板16を屈曲させた状態にする構成とした。また、蓋板16が、補助折曲線27で折れた状態を維持しながら主折曲線26周りに回動する構成とした。この構成によれば、補助折曲線27で折れた蓋板16は撓み難くなるため、蓋板16を歪めることなく主折曲線26周りに回動させることができる。これにより、蓋板16の開閉を円滑に行うことができるため、包装容器1を円滑に封緘することができる。なお、以上の説明では、蓋板16が補助折曲線27に沿って図5で後方(図6で上方に)軽く屈曲していたが、蓋板16は補助折曲線27で前方(または下方)に軽く屈曲していてもよい(図示せず)。
ところで、蓋板16は補助折曲線27で折れた状態で主折曲線26周りに回動するため、蓋板16には補助折曲線27による折り癖が付きやすい。この折り癖によって箱本体1Aと主折曲線26と補助折曲線27とで囲まれた範囲(主折曲線26の付近)には隙間ができる(図示せず)。仮に、補助折曲線27が蓋板16の左右両端まで延設された場合、蓋板16の折り癖によってできた隙間が包装容器1の左右両端(主折曲線26の付近)に露出するため、包装容器1の意匠性が低下する。これに対し、第1実施形態に係る包装容器1では、蓋板16の左右両側には補助折曲線27が形成されない領域が存在した。この構成によれば、補助折曲線27が蓋板16の左右両端まで延設された場合に比べて、蓋板16の左右両端部での折り癖を少なくすることができる。これにより、蓋板16の折り癖による隙間を目立たなくすることができ、封緘時の包装容器1を無駄な隙間のない良好な形状とすることができる。
また、第1実施形態に係る包装容器1によれば、左右方向に長い蓋板16は、その中央付近で撓み易いが、蓋板16を補助折曲線27で折れた状態に維持しながら主折曲線26周りに回動させることで、蓋板16を撓み難くすることができる。これにより、包装容器1を円滑に封緘することができる。
また、第1実施形態に係る包装容器1によれば、補助折曲線27が切目線26Aによって弱められるため、蓋板16を折り曲げ易くすることができる。これにより、蓋板16を歪めることなく円滑に開閉することができる。
なお、第1実施形態に係る包装容器1では、補助折曲線27が蓋板16の左右両端まで延設されず、蓋板16の左右両側に補助折曲線27が形成されていなかったが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1変形例として、上記した蓋板16の折り癖によってできた隙間を無視できるのであれば、補助折曲線27が蓋板16の左右両端まで延設されてもよい(図示せず)。
また、図7に示すように、第2変形例として、一対の端部折曲線28が、補助折曲線27の延在方向の両端から外側に向かうにつれて蓋板16の自由端(差込片17)の側に延設されてもよい。例えば、一対の端部折曲線28は、互いに接近する方向に凸となる円弧状の汎用罫線である。この構成によれば、一対の端部折曲線28は補助折曲線27から離れているため、蓋板16の折り癖による隙間を目立たなくすることができる。これにより、封緘時の包装容器1を無駄な隙間のない良好な形状とすることができる。なお、一対の端部折曲線28は、互いに離間する方向に凹となる円弧状に形成されてもよいし、直線状に形成されてもよい(図示せず)。また、各端部折曲線28は、汎用罫線に限らず、ミシン刃線等の他の折曲線でもよい。さらに、各端部折曲線28は、補助折曲線27の端部から連続して延びていたが、これに限らず、補助折曲線27の端部との間に隙間を有していてもよい(図示せず)。
また、第1実施形態に係る包装容器1では、包装容器1(蓋板16)は、平面から見て左右方向に長い長方形状に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、包装容器1(蓋板16)は、平面から見て正方形でもよいし、前後方向に長い長方形状に形成されてもよい(図示せず)。この場合、補助折曲線27が蓋板16の前後方向(突出し方向)の寸法よりも短く形成されてもよい。このような構成であっても、蓋板16を歪めることなく主折曲線26周りに回動させ、包装容器1を円滑に封緘することができる。
また、第1実施形態に係る包装容器1では、主折曲線26が背面板14と蓋板16との間に形成され、補助折曲線27が蓋板16に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、第2実施形態に係る包装容器2は、いわゆるA式の箱であってもよい。この場合、主折曲線26が側面板30(側版)とフラップ31(蓋板)との間に形成され、補助折曲線27がフラップ31に形成される。
また、第1実施形態に係る包装容器1等は、板紙で形成されていたが、これに限らず、例えば、樹脂製の板、紙製または樹脂製の段ボールシート等で形成されていてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る包装容器における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1,2 包装容器
1A 箱本体
14 背面板(側版)
16 蓋板
26 主折曲線
26A 切目線
27 補助折曲線
28 端部折曲線
30 側面板(側版)
31 フラップ(蓋板)
P 両端位置

Claims (5)

  1. 箱本体(1A)の側面を構成する側板(14)の端部に蓋板(16)を連設した包装容器(1)であって、
    前記側板と前記蓋板との境界に沿って延設され、前記箱本体に対して前記蓋板を開閉する際の回動軸となる主折曲線(26)と、
    前記蓋板において前記主折曲線の近傍で前記主折曲線に沿って延設され、前記蓋板を開閉する過程で前記蓋板を屈曲させた状態にする補助折曲線(27)と、を備えたことを特徴とする包装容器。
  2. 前記補助折曲線は、その延在方向における前記蓋板の両端から中央側に離れた両端位置(P)の間に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記補助折曲線の延在方向の両端から外側に向かうにつれて前記蓋板の自由端の側に延設された一対の端部折曲線(28)を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の包装容器。
  4. 前記補助折曲線は、それに直交した前記蓋板の突出し方向の寸法よりも長く形成されたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の包装容器。
  5. 前記主折曲線の延在方向の中央部には、前記補助折曲線に沿って切目線(26A)が形成されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装容器。
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