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JP2020160807A - 位置検出方法、位置検出装置、及び、インタラクティブプロジェクター - Google Patents

位置検出方法、位置検出装置、及び、インタラクティブプロジェクター Download PDF

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JP2020160807A JP2019059590A JP2019059590A JP2020160807A JP 2020160807 A JP2020160807 A JP 2020160807A JP 2019059590 A JP2019059590 A JP 2019059590A JP 2019059590 A JP2019059590 A JP 2019059590A JP 2020160807 A JP2020160807 A JP 2020160807A
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Makoto Otani
信 大谷
陽 池田
Hiromi Ikeda
陽 池田
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Abstract

【課題】操作面に対する指示体の位置を精度良く検出する。【解決手段】位置検出方法は、(a)第1カメラに対して指示体の操作面への影を実質的に撮像されないように設けられた第1照明部で照明を行い、第1カメラを用いて、操作面を背景とした指示体を撮影して、第1撮像画像を取得する工程と、(b)第1カメラと異なる位置に設けられた第2カメラに対して指示体の操作面への影を実質的に撮像されないように設けられた第2照明部で照明を行い、第2カメラを用いて、操作面を背景とした指示体を撮影して、第2撮像画像を取得する工程と、(c)第1撮像画像と第2撮像画像とを用いて、操作面に対する指示体の位置を検出する工程と、を備える。【選択図】図10

Description

本開示は、指示体の位置を検出する技術に関するものである。
特許文献1には、投写画面をスクリーンに投写するとともに、指などの指示体を含む画像をカメラで撮像し、この撮像画像を用いて指示体の位置を検出することが可能なプロジェクターが開示されている。このプロジェクターは、指示体の先端がスクリーンに接している時に投写画面に対して描画等の所定の指示が入力されているものと認識し、その指示に応じて投写画面を再描画する。従って、ユーザーは、投写画面をユーザーインターフェースとして用いて、各種の指示を入力することが可能である。このように、スクリーン上の投写画面を入力可能ユーザーインターフェースとして利用できるタイプのプロジェクターを、「インタラクティブプロジェクター」と呼ぶ。また、指示体を用いた指示の入力に使用される表面としてのスクリーン面を「操作面」とも呼ぶ。指示体の位置は、複数のカメラで撮像された複数の画像を用いて、三角測量を利用して決定される。
国際公開第2016/092617号公報
しかしながら、従来技術では、撮像画像における指示体と指示体の影とを判別して、指示体の位置を検出している。指示体と指示体の影との判別が十分でない場合等には、影の影響により、指示体の位置の検出精度が必ずしも十分でないという問題があった。
本開示の一形態によれば、操作面に対する指示体の位置を検出する位置検出方法が提供される。この位置検出方法は、(a)第1カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように設けられた第1照明部で照明を行い、前記第1カメラを用いて、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第1撮像画像を取得する工程と、(b)前記第1カメラと異なる位置に設けられた第2カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように設けられた第2照明部で照明を行い、前記第2カメラを用いて、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第2撮像画像を取得する工程と、(c)前記第1撮像画像と前記第2撮像画像とを用いて、前記操作面に対する前記指示体の位置を検出する工程と、を備える。
本開示は、位置検出方法以外の種々の形態で実現することも可能であり、例えば、位置検出装置やインタラクティブプロジェクター、それらの方法又は装置の機能を実現するためのコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した一時的でない記録媒体等の様々な形態で実現することができる。
第1実施形態におけるインタラクティブプロジェクションシステムの斜視図。 撮像画像に影が生じる場合の一例を示す図。 撮像画像に影が実質的に生じない場合の一例を示す図。 プロジェクターの拡大図。 第1照明部と第2照明部の他の例。 第1照明部と第2照明部の他の例。 第1照明部と第2照明部の他の例。 インタラクティブプロジェクションシステムの側面図。 インタラクティブプロジェクションシステムの正面図。 インタラクティブプロジェクターの機能ブロック図。 位置検出処理の手順を示すフローチャート。 ステップS100における撮像処理の手順を示すフローチャート。 撮像処理の内容を示す説明図。 第2実施形態における位置検出システムの正面図。 位置検出システムの機能ブロック図。
A.第1実施形態
図1は、第1実施形態におけるインタラクティブプロジェクションシステム800の斜視図である。このシステム800は、インタラクティブプロジェクター100と、スクリーン板820とを有している。スクリーン板820の前面は、指示体80を用いた指示の入力に使用される操作面SSとして利用される。操作面SSは、また、投写画面PSが投写される投写面としても利用される。プロジェクター100は壁面等に固定されており、スクリーン板820の前方かつ上方に設置されている。なお、図1では操作面SSを鉛直に配置しているが、操作面SSを水平に配置してこのシステム800を使用することも可能である。図1では、スクリーン板820の前方方向がZ方向で、上方方向がY方向で、右方向がX方向である。例えばZ=0として、操作面SSの平面内の位置は2次元座標系(X,Y)で検出できる。
プロジェクター100は、画像をスクリーン板820に投写する投写レンズ210と、指示体80を含む画像を撮影する第1カメラ310と第2カメラ320の2台のカメラと、指示体80を検出するための光を照射し、第1カメラ310と第2カメラ320のそれぞれに対応した第1照明部410と第2照明部420の2台の照明部とを有する。
投写レンズ210は、操作面SS上に投写画面PSを投写する。投写画面PSは、プロジェクター100内で描画された画像を含んでいる。プロジェクター100内で描画された画像がない場合には、プロジェクター100から投写画面PSに光が照射されて、白色画像が表示される。本明細書において、「操作面SS」とは、指示体80を用いた指示の入力に使用される表面を意味する。また、「投写画面PS」とは、プロジェクター100によって操作面SS上に投写された画像の領域を意味する。
このインタラクティブプロジェクションシステム800では、1つ又は複数の非発光の指示体80を利用可能である。指示体80としては、指やペンなどの非発光の物体を使用可能である。また、非発光の指示体80の指示のための先端部は、赤外光に対する反射特性にすぐれ、さらには再帰反射特性を有することが好ましい。
第1カメラ310と第2カメラ320は、それぞれ操作面SSの全体を撮影可能に設定され、操作面SSを背景とした指示体80の画像をそれぞれ撮影する機能を有する。第1カメラ310と第2カメラ320は、フィルター等の設置により特定波長領域の画像を撮影可能である。第1カメラ310と第2カメラ320は、第1照明部410と第2照明部420から照射された光のうち、操作面SSと指示体80で反射された光を受光することによって指示体80を含む画像を作成する。本実施形態では、第1照明部410と第2照明部420は、検出光として赤外光を照射し、第1カメラ310と第2カメラ320は、赤外光の画像を撮影する。この画像において、指示体80は、操作面SSよりは明るい輝点として検出される。検出光としては、赤外光以外の光を用いてもよい。検出光として可視光を用いる場合には、インタラクティブプロジェクションシステム800を、投写画面PSの表示品質を低下させないように構成することが好ましい。
第1照明部410は、第1カメラ310の光軸の周囲を赤外光で照明する周囲照明部としての機能を有する。図1の例では、第1照明部410は、第1カメラ310の周囲を囲うように配置された4つの照明素子411を含んでいる。第1照明部410は、第1カメラ310で指示体80の画像を撮影する時に、第1照明部410による指示体80の影が実質的に生じないように構成されている。ここで、「影が実質的に生じない」とは、その画像を使用して指示体80の3次元位置を求める処理に対して、指示体80の影の影響が無い程度に影が薄いことを意味する。第2照明部420は、第2カメラ320の周囲を囲うように配置された4つの照明素子421を含んでいる。第2カメラ320も、第1照明部410と同様の構成及び機能を有しており、第2カメラ320の光軸の周囲を赤外光で照明する周囲照明部としての機能を有する。第1照明部410を上記の構成とすることにより、第1カメラ310は、操作面SSと第1カメラ310と間に存在する指示体80の操作面SSへの影を実質的に撮影しない。また、第2照明部420を上記の構成とすることにより、第2カメラ320は、操作面SSと第2カメラ320と間に存在する指示体80の操作面SSへの影を実質的に撮影しない。これらの様子を、図2及び図3を用いて説明する。
図2は、撮像画像に影が生じる場合の一例を示す図である。図2には、第1照明部410が消灯しオフ状態で、第1照明部410以外からの光がある場合における、指示体80と操作面SSの位置関係と、撮像画像とのイメージが示されている。図2では、第1照明部410以外からの光として、第2照明部420からの光や、第2照明部420以外からの光である外光を示している。図2の上段は、操作面SSに沿う方向から指示体80を見た図であり、図2の下段は、その時に第1カメラ310によって撮影された撮像画像IM1a、IM1bを示す。図2の左側「A」は、指示体80が操作面SSから離れた状態であり、図2の右側「B」は、指示体80が操作面に接触した状態である。図2では、第1照明部410がオフの状態であるので、撮像画像IM1a、IM1bには、第1照明部410以外の光による、指示体80の操作面SSへの影が撮影される。指示体80と操作面SSが離れている状態「A」における撮像画像IM1aでは、指示体80と影SHとは区別でき、指示体80の特徴点を検出できる。しかし、指示体80と操作面SSが接触している状態「B」における撮像画像IM1bでは、指示体80と影SHとは区別は容易ではなく、指示体80の特徴点を検出する精度が低下する。
図3は、撮像画像に実質的に影が生じない場合の一例を示す図である。図3には、第1照明部410が点灯しオン状態である場合における、指示体80と操作面SSの位置関係と、撮像画像とのイメージが示されている。図3の上段は、操作面SSに沿う方向から指示体80を見た図であり、図3の下段は、その時に第1カメラ310によって撮影された撮像画像IM1c、IM1dを示す。図3の左側「C」は、指示体80が操作面SSから離れた状態であり、図3の右側「D」は、指示体80が操作面に接触した状態である。図3には、図2において影SHが表れていた領域Rが示されている。図3では、第1照明部410がオンの状態であり、第1照明部410が周囲照明部として機能するので、撮像画像IM1c、IM1dには、指示体80の操作面SSへの影は実質的に撮影されない。指示体80と操作面SSが離れている状態「C」の撮像画像IM1cにおいて、指示体80の特徴点を容易に検出できる。また、指示体80と操作面SSが接触の状態「D」の撮像画像IM1dにおいても、指示体80の影はSH実質的に撮影されないので、指示体80の特徴点を検出する精度が向上する。なお、図3において、第2照明部420をオフとすれば、第1カメラ310で撮影した画像において、第2照明部420による指示体80の影をよりいっそう含まないようにすることができる。
図4は、プロジェクター100の拡大図である。本実施形態におけるプロジェクター100では、上述したように、第1照明部410を構成する照明素子411の数は4つであり、第2照明部420を構成する照明素子421の数は4つである。なお、照明素子411の数は、4つに限らず、2つ以上の任意の数としてもよい。但し、第1照明部410を構成する複数の照明素子411は、第1カメラ310を中心とした回転対称の位置に配置されることが好ましい。また、複数の照明素子411を用いる代わりに、リング状の照明素子を用いて第1照明部410を構成してもよい。更に、第1照明部410として、第1カメラ310のレンズを通して赤外光を出射する同軸照明部を用いるようにしても良い。これらの変形例は、第2照明部420にも適用可能である。なお、Nを2以上の整数として、N台のカメラを設ける場合には、各カメラに対して周囲照明部又は同軸照明部をそれぞれ設ける。これらの例を、図5から図7に示す。図5に示すプロジェクター100aは、2つの照明素子411が第1カメラ310を中心としてX方向に対象の位置に配置された第1照明部410aと、2つの照明素子421が第2カメラ320を中心としてX方向に対象の位置に配置された第2照明部420aとを備える。図6に示すプロジェクター100bは、2つの照明素子411が第1カメラ310を中心としてZ方向に対象の位置に配置された第1照明部410bと、2つの照明素子421が第2カメラ320を中心としてX方向に対象の位置に配置された第2照明部420bとを備える。図7に示すプロジェクター100cは、第1カメラ310の光軸の周囲を囲うように配置された第1照明部410cと、第2カメラ320の光軸の周囲を囲うように配置された第2照明部420cと、を備える。第1照明部410cは、第1カメラ310に対する同軸照明を行う同軸照明部として機能し、第2照明部420cは、第2カメラ320に対する同軸照明を行う同軸照明部として機能する。
図8は、インタラクティブプロジェクションシステム800の側面図であり、図9はその正面図である。本明細書では、操作面SSの左端から右端に向かう方向をX方向と定義し、操作面SSの下端から上端に向かう方向をY方向と定義し、操作面SSの法線に沿った方向をZ方向と定義している。なお、便宜上、X方向を「幅方向」とも呼び、Y方向を「上方向」とも呼び、Z方向を「距離方向」とも呼ぶ。なお、図8では、図示の便宜上、スクリーン板820のうちの投写画面PSの範囲にハッチングを付している。投写画面PSが投写される操作面SSの座標位置は、例えばZ=0として、2次元座標系(X、Y)の2次元座標として検出できる。また、第1カメラ310の撮像画像の2次元座標系(V、U)と第2カメラ320の撮像画像の2次元座標系(η、ξ)は、第1カメラ310と第2カメラ320の配置や特性からそれぞれ異なり、また、投写画面PS及び操作面SSの座標系(X、Y)とも異なる。これらの座標系は、キャリブレーション処理により、変換係数等を求め、対応付けられる。
図9の例は、インタラクティブプロジェクションシステム800がホワイトボードモードで動作している様子を示している。ホワイトボードモードは、指示体80を用いて投写画面PS上にユーザーが任意に描画できるモードである。操作面SS上には、ツールボックスTBを含む投写画面PSが投写されている。このツールボックスTBは、処理を元に戻す取消ボタンUDBと、マウスポインターを選択するポインターボタンPTBと、描画用のペンツールを選択するペンボタンPEBと、描画された画像を消去する消しゴムツールを選択する消しゴムボタンERBと、画面を次に進めたり前に戻したりする前方/後方ボタンFRBと、を含んでいる。ユーザーは、指示体80を用いてこれらのボタンをクリックすることによって、そのボタンに応じた処理を行ったり、ツールを選択したりすることが可能である。なお、システム800の起動直後は、マウスポインターがデフォールトツールとして選択されるようにしてもよい。図9の例では、ユーザーがペンツールを選択した後、指示体80の先端部を操作面SSに接した状態で投写画面PS内で移動させることにより、投写画面PS内に線が描画されてゆく様子が描かれている。この線の描画は、後述する投写画像生成部500によって行われる。
なお、インタラクティブプロジェクションシステム800は、ホワイトボードモード以外の他のモードでも動作可能である。例えば、このシステム800は、図示しないパーソナルコンピューターから通信回線を介して転送されたデータの画像を投写画面PSに表示するPCインタラクティブモードでも動作可能である。PCインタラクティブモードにおいては、例えば表計算ソフトウェアなどのデータの画像が表示され、その画像内に表示された各種のツールやアイコンを利用してデータの入力、作成、修正等を行うことが可能となる。
図10は、インタラクティブプロジェクター100の機能ブロック図である。プロジェクター100は、制御部700と、投写部200と、投写画像生成部500と、位置検出部600と、撮像部300と、照明部400と、を有している。撮像部300は、第1カメラ310と第2カメラ320を含み、照明部400は、第1照明部410と第2照明部420を含む。
制御部700は、プロジェクター100の各部の制御を行う。また、制御部700は、撮像部300と照明部400とを用いて指示体80の画像を取得する撮像制御部710としての機能を有する。更に、制御部700は、位置検出部600で検出された指示体80によって投写画面PS上で行われた指示の内容を認識するとともに、その指示の内容に従って投写画像を作成又は変更することを投写画像生成部500に指令する操作実行部720としての機能を有する。本実施形態では、制御部700は、指示体80の操作面SSへの接触が検出されると、ユーザーによる指示がなされたと認識する。
投写画像生成部500は、投写画像を記憶する画像メモリー510を有しており、投写部200によって操作面SS上に投写される投写画像を生成する機能を有する。また、指示体80による線の描画等を画像メモリー510に記憶された投写画像に重畳させる機能を有する。投写画像生成部500は、更に、投写画面PSの台形歪みを補正するキーストーン補正部としての機能を有することが好ましい。
投写部200は、投写画像生成部500で生成された投写画像を操作面SS上に投写する機能を有する。投写部200は、図8で説明した投写レンズ210の他に、光変調部220と、光源230とを有する。光変調部220は、画像メモリー510から与えられる投写画像データに応じて光源230からの光を変調することによって投写画像光IMLを形成する。この投写画像光IMLは、典型的には、RGBの3色の可視光を含むカラー画像光であり、投写レンズ210によって操作面SS上に投写される。なお、光源230としては、超高圧水銀ランプ等の光源ランプの他、発光ダイオードやレーザーダイオード等の種々の光源を採用可能である。また、光変調部220としては、透過型又は反射型の液晶パネルやデジタルミラーデバイス等を採用可能であり、色光別に複数の光変調部220を備えた構成としてもよい。
照明部400は、第1照明部410と第2照明部420とを有する。第1照明部410と第2照明部420は、指示体80の先端部を検出するための照射検出光IDLを操作面SSとその前方の空間にわたってそれぞれ照射することが可能である。照射検出光IDLは赤外光である。後述するように、第1照明部410と第2照明部420は、排他的なタイミングで点灯する。
撮像部300は、第1カメラ310と第2カメラ320とを有している。第1カメラ310と第2カメラ320は、照射検出光IDLの波長を含む波長領域の光を受光して撮像する機能を有する。図10の例では、照明部400によって照射された照射検出光IDLが指示体80で反射され、その反射検出光RDLが第1カメラ310と第2カメラ320によって受光されて撮像される様子が描かれている。
位置検出部600は、第1カメラ310が撮影して、取得された第1撮像画像と、第2カメラ320が撮影して、取得された第2撮像画像とを用いて、指示体80の先端部の位置を求める機能を有する。位置検出部600は、第1撮像画像と第2撮像画像とに基づいて、三角測量等により指示体80の先端部の3次元位置を検出する。位置検出部600は、図1に示した第1カメラ310と第2カメラ320に対する操作面SSの距離を、プロジェクター100と操作面SSの間の代表的な距離として測定可能である。この距離は、例えば予め準備された基準パターン画像を操作面SSに投写して第1カメラ310と第2カメラ320でそれぞれ撮像し、それらの撮像画像を用いた三角測量を用いて測定可能である。位置検出部600は、検出された指示体80の先端部の位置と、第1カメラ310と第2カメラ320から操作面SSまでの距離とを用いて、操作面SSに対する指示体80の位置を検出可能である。本実施形態において、位置検出部600は、第1撮像画像と第2撮像画像を用いて算出される指示体80と操作面SSとの距離が、予め定められた閾値以内である場合に、指示体80が操作面SSに接触していると判定する。
制御部700の各部の機能と位置検出部600の機能は、例えば、プロジェクター100内のプロセッサーがコンピュータープログラムを実行することによって実現される。また、これらの各部の機能の一部をFPGA(field−programmable gate array)等のハードウェア回路で実現してもよい。
図11は、実施形態における位置検出処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、インタラクティブプロジェクションシステム800の稼働中に繰り返し実行される。
ステップS100では、撮像部300が操作面SSを背景とした指示体80を撮影することによって、第1カメラ310と第2カメラ320が撮像した複数の画像を取得する。
図12は、図11のステップS100における撮像処理の手順を示すフローチャートであり、図13は、撮像処理の内容を示す説明図である。図14において、第1画像IM1_1とIM1_2は、第1カメラ310で撮影された2次元座標系(U、V)で示され、第2画像IM2_1とIM2_2は、第2カメラ320で撮影された2次元座標系(η、ξ)で示される。図12の手順は、撮像制御部710の制御の下で実行される。
ステップS110では、第1照明部410がオンで第2照明部420がオフの状態とする。すなわち、第1照明部410が点灯して照明を行い、第2照明部420が消灯して照明を行わない状態とする。ステップS120では、第1カメラ310と第2カメラ320を用いて画像を撮影する。この結果、図13の上段左に示す撮像画像IM1_1及び撮像画像IM2_1が取得される。撮像画像IM1_1の周囲を囲う破線は強調のために付したものである。撮像画像IM1_1は、操作面SSを背景とした指示体80を含む画像である。図1で説明したように、第1照明部410は、第1カメラ310で指示体80の画像を撮影する時に、第1照明部410による指示体80の影が実質的に生じないように構成されている。従って、撮像画像IM1_1は、第1照明部410が点灯した時に第1カメラ310が撮影した撮像画像であり、指示体80の影を実質的に含んでいない、第1撮像画像である。一方、図13の上段右に示す撮像画像IM2_1は、第2照明部420が消灯した時に第2カメラ320が撮影した撮像画像であり、指示体80の影SH1を含んでいる。この撮像画像IM2_1は、撮影しなくてもよい。撮像画像IM1_1は、指示体80の影を含んでいないため、指示体80の先端部の位置検出の精度向上に利用できる。一方、撮像画像IM2_1は、指示体80の影SH1を含んでいるため、指示体80の先端部の位置検出の精度向上に利用できない。
ステップS130では、第1照明部410がオフで第2照明部420がオンの状態とする。すなわち、第1照明部410を消灯して照明を行わず、第2照明部420を点灯して照明を行う状態とする。ステップS140では、第2カメラ320を用いて画像を撮影する。この結果、図13の中段右に示す第2画像IM2_2が取得される。第2照明部420は、第2カメラ320で指示体80の画像を撮影する時に、第2照明部420による指示体80の影が実質的に生じないように構成されている。従って、撮像画像IM2_2は、第2照明部420が点灯した時に第2カメラ320が撮影した画像であり、指示体80の影を実質的に含んでいない、第2撮像画像である。一方、図13の中段左に示す撮像画像IM1_2は、第1照明部410が消灯した時に第1カメラ310が撮影した画像であり、指示体80の影SH2を含んでいる。この撮像画像IM1_2は、撮影しなくてもよい。撮像画像IM2_2は、指示体80の影を含んでいないため、指示体80の先端部の位置検出の精度向上に利用できる。一方、撮像画像IM1_2は、指示体80の影SH2を含んでいるため、指示体80の先端部の位置検出の精度向上に利用できない。
ステップS120及びステップS140における撮影が終了すると、図13の下段に示すように、第1カメラ310で撮影された実質的に影の無い第1撮像画像IM1_1と、第2カメラ320で撮影された実質的に影の無い第2撮像画像IM2_2とが得られる。図12のステップS150では、第1照明部410と第2照明部420がオフ状態とされてステップS100の処理を終了し、次の撮影まで待機する。なお、ステップS150は省略してもよい。また、図12の処理が終了した後に、直ちに図12の処理を再開するようにしてもよい。
ステップS100の処理が終了すると、図11のステップS200において、位置検出部600が、ステップS100で得られた第1撮像画像IM1_1と第2撮像画像IM2_2を用いて、三角測量等によって指示体80の3次元位置を求め、操作面SSに対する指示体80の位置を検出する。本実施形態では、第1撮像画像IM1_1と第2撮像画像IM2_2は、必要に応じて変換係数等により操作面SSの座標系に変換される。
図11のステップS300では、位置検出部600が、指示体80が操作面SSに接触しているか否かを判定する。位置検出部600は、操作面SSと指示体80との間の距離ΔZが、予め設定された閾値Th以下である場合に、ステップS300を肯定判定する。距離ΔZが閾値Th以下であれば、ステップS400において操作実行部720が指示体80の先端位置に応じた操作を実行する。閾値Thは、指示体80の先端が操作面SSに極めて近いと判定できる値であり、例えば3〜5mmの範囲に設定される。ステップS400の操作は、図9で説明した描画のような操作面SS上の処理である。なお、操作面SSにおける指示体80の先端位置のXY座標は、第1撮像画像IM1_1と第2撮像画像IM2_2における指示体80のパターンマッチングや特徴検出などの公知の方法を用いて決定可能である。
以上のように、第1実施形態では、第1撮像画像IM1_1と第2撮像画像IM2_2は指示体80の影SH1、SH2を実質的に含まないので、影SH1、SH2の影響により操作面SSに対する指示体80の位置が誤検出されることを抑制することができる。そのため、操作面SSに対する指示体80の位置の検出精度を向上させることができる。また、撮像画像において指示体80と影とを判別する工程を省略することができる。
なお、第1撮像画像と第2撮像画像とは、同じタイミングで取得してもよい。この場合には、第1照明部410を点灯させ、かつ、第2照明部420を点灯させた状態で、第1カメラ310と第2カメラ320で操作面SSを背景とした指示体80を撮影して、第1撮像画像と第2撮像画像とを取得すればよい。
なお、カメラの台数は3以上でもよい。すなわち、Nを3以上の整数として、N台のカメラを設けるようにしてもよい。この場合には、各カメラに対して、照明部を設ける。この場合には、各カメラを順次選択して、選択されていないカメラに対して設けられた照明部では照明を行わずに、選択されたカメラに対して設けられた照明部で照明を行いながら選択されたカメラを用いて撮影を実行することによって、N個の撮像画像を1つずつ異なるタイミングで順次取得する。N個の撮像画像は、指示体80の影を実質的に含んでいない。位置検出部600は、Mを1以上{N(N−1)/2}以下の整数として、N個の画像のうちから2個が選択されたM組の撮像画像を用いて、三角測量等により操作面SSに対する指示体80の位置を検出することができる。この構成によれば、3台以上のカメラにより取得された、指示体80の影を実質的に含まない撮像画像を用いて、操作面に対する指示体の位置を検出するので、操作面に対する指示体の位置の検出精度をより向上させることができる。
B.第2実施形態
図14は、第2実施形態における位置検出システム900の正面図である。位置検出システム900は、画像表示パネル200aと、指示体80を含む画像を撮影する第1カメラ310と第2カメラ320の2台のカメラと、指示体80を検出するための赤外光を照射する第1照明部410と第2照明部420とを有する。第1カメラ310及び第2カメラ320と第1照明部410及び第2照明部420の構成は第1実施形態におけるこれらの構成と同じである。画像表示パネル200aは、いわゆるフラットパネルディスプレイである。画像表示パネル200aの画像表示面は、操作面SSに相当する。
図15は、位置検出システム900の機能ブロック図である。この位置検出システム900は、図10に示したインタラクティブプロジェクター100の構成のうち、投写部200を画像表示パネル200aに変更し、投写画像生成部500を画像生成部500aに変更したものであり、他の構成はインタラクティブプロジェクター100と同じである。また、位置検出システム900による位置検出処理は、図11〜図13で説明した第1実施形態の処理と同様なので、説明を省略する。また、第2実施形態も、第1実施形態と同様の効果を奏する。
C.他の実施形態
本開示は、上述した実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実現することができる。例えば、本開示は、以下の形態(aspect)によっても実現可能である。以下に記載した各形態中の技術的特徴に対応する上記実施形態中の技術的特徴は、本開示の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、本開示の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
(1)本開示の第1の形態によれば、操作面に対する指示体の位置を検出する位置検出方法が提供される。この位置検出方法は、(a)第1カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように設けられた第1照明部で照明を行い、前記第1カメラを用いて、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第1撮像画像を取得する工程と、(b)前記第1カメラと異なる位置に設けられた第2カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように設けられた第2照明部で照明を行い、前記第2カメラを用いて、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第2撮像画像を取得する工程と、(c)前記第1撮像画像と前記第2撮像画像とを用いて、前記操作面に対する前記指示体の位置を検出する工程と、を備える。 この位置検出方法によれば、第1撮像画像と第2撮像画像は指示体の影を実質的に含まないので、影の影響により操作面に対する指示体の位置が誤検出されることを抑制することができる。そのため、操作面に対する指示体の位置の検出精度を向上させることができる。
(2)上記位置検出方法において、前記工程(a)と前記工程(b)とを、異なるタイミングで順次実行してもよい。
この位置検出方法によれば、異なるタイミングで取得された第1撮像画像と第2撮像画像とを用いて、操作面に対する指示体の位置を検出して、操作面に対する指示体の位置の検出精度を向上させることができる。
(3)上記位置検出方法において、前記工程(a)では、前記第2照明部は照明を行わず、前記工程(b)では、前記第1照明部は照明を行わなくてもよい。
この位置検出方法によれば、第1撮像画像は第2照明部の影響を受けず、第2撮像画像は第1照明部の影響を受けないので、第1撮像画像と第2撮像画像を、指示体の影をより含まないようにすることができる。そのため、影の影響により操作面に対する指示体の位置が誤検出されることをより抑制することができる。
(4)上記位置検出方法において、前記第1照明部及び前記第2照明部は、赤外光で照明を行い、前記第1カメラは、前記第1照明部からの赤外光が前記操作面を背景とした前記指示体での反射光を撮影し、前記第2カメラは、前記第2照明部からの赤外光が前記操作面を背景とした前記指示体での反射光を撮影してもよい。
この位置検出方法によれば、操作面に表示される画像の品質を維持しつつ、操作面に対する指示体の位置の検出精度を向上させることができる。
(5)上記位置検出方法において、前記第1照明部は、前記第1カメラに対する同軸照明を行う同軸照明部と、前記第1カメラの光軸の周囲を囲うように配置された周囲照明部と、の少なくとも一方を含み、前記第2照明部は、前記第2カメラに対する同軸照明を行う同軸照明部と、前記第2カメラの光軸の周囲を囲うように配置された周囲照明部と、の少なくとも一方を含んでもよい。
この位置検出方法によれば、同軸照明部と周囲照明部との少なくとも一方により、第1撮像画像と第2撮像画像が指示体の影を実質的に含まないようにすることができる。
(6)上記位置検出方法において、前記工程(c)では、前記第1撮像画像と前記第2撮像画像とを用いて算出される前記操作面と前記指示体との間の距離が、予め定められた閾値以内である場合に、前記操作面に前記指示体が接触していると判定してもよい。
この位置検出方法によれば、操作面に指示体が接触していることを精度良く判定することができる。
(7)本開示の第2の形態によれば、操作面に対する指示体の位置を検出する位置検出装置が提供される。この位置検出装置は、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第1撮像画像を取得する第1カメラと、前記第1カメラと異なる位置に配置され、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第2撮像画像を取得する第2カメラと、を含む撮像部と、前記第1カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように照明を行うように構成された第1照明部と、前記第2カメラにして前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように照明を行うように構成された第2照明部と、を含む照明部と、前記第1照明部で照明を行い前記第1カメラが取得した前記第1撮像画像と、前記第2照明部で照明を行い前記第2カメラが取得した前記第2撮像画像とを用いて、前記操作面に対する前記指示体の位置を検出する、位置検出部と、を備える。
この位置検出装置によれば、第1撮像画像と第2撮像画像は指示体の影を実質的に含まないので、影の影響により操作面に対する指示体の位置が誤検出されることを抑制することができる。そのため、操作面に対する指示体の位置の検出精度を向上させることができる。
(8)上記位置検出装置において、前記第1撮像画像と前記第2撮像画像を異なるタイミングで順次取得する撮像制御部を備えていてもよい。
この位置検出装置によれば、異なるタイミングで取得された第1撮像画像と第2撮像画像とを用いて、操作面に対する指示体の位置を検出して、操作面に対する指示体の位置の検出精度を向上させることができる。
(9)上記位置検出装置において、前記第1カメラは、前記第2照明部が照明を行わないタイミングで撮影を行い前記第1撮像画像を取得し、前記第2カメラは、前記第1照明部は照明を行わないタイミングで撮影を行い前記第2撮像画像を取得してもよい。
この位置検出装置によれば、第1撮像画像は第2照明部の影響を受けず、第2撮像画像は第1照明部の影響を受けないので、第1撮像画像と第2撮像画像を、指示体の影をより含まないようにすることができる。そのため、影の影響により操作面に対する指示体の位置が誤検出されることをより抑制することができる。
(10)上記位置検出装置において、前記第1照明部及び前記第2照明部は、赤外光で照明を行い、前記第1カメラは、前記第1照明部からの赤外光が前記操作面を背景とした前記指示体での反射光を撮影し、前記第2カメラは、前記第2照明部からの赤外光が前記操作面を背景とした前記指示体での反射光を撮影してもよい。
この位置検出装置によれば、操作面に表示される画像の品質を維持しつつ、操作面に対する指示体の位置の検出精度を向上させることができる。
(11)上記位置検出装置において、前記第1照明部は、前記第1カメラに対する同軸照明を行う同軸照明部と、前記第1カメラの光軸の周囲を囲うように配置された周囲照明部と、の少なくとも一方を含み、前記第2照明部は、前記第2カメラに対する同軸照明を行う同軸照明部と、前記第2カメラの光軸の周囲を囲うように配置された周囲照明部と、の少なくとも一方を含んでもよい。
この位置検出装置によれば、同軸照明部と周囲照明部との少なくとも一方により、第1撮像画像と第2撮像画像が指示体の影を実質的に含まないようにすることができる。
(12)上記位置検出装置において、前記位置検出部は、前記第1撮像画像と前記第2撮像画像とを用いて算出される前記操作面と前記指示体との間の距離が予め定められた閾値以内である場合に、前記操作面に前記指示体が接触していると判定してもよい。
この位置検出装置によれば、操作面に指示体が接触していることを精度良く判定することができる。
(13)本開示の第3の形態によれば、操作面に対する指示体の位置を検出するインタラクティブプロジェクターが提供される。このインタラクティブプロジェクターは、投写画像を前記操作面に投写する投写部と、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第1撮像画像を取得する第1カメラと、前記第1カメラと異なる位置に配置され、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第2撮像画像を取得する第2カメラと、を含む撮像部と、前記第1カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように照明を行うように構成された第1照明部と、前記第2カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように照明を行うように構成された第2照明部と、を含む照明部と、前記第1照明部で照明を行い前記第1カメラが取得した前記第1撮像画像と、前記第2照明部で照明を行い前記第2カメラが取得した前記第2撮像画像と、を用いて、前記操作面に対する前記指示体の位置を検出する、位置検出部と、を備える。
このインタラクティブプロジェクターによれば、第1撮像画像と第2撮像画像は指示体の影を実質的に含まないので、影の影響により操作面に対する指示体の位置が誤検出されることを抑制することができる。そのため、操作面に対する指示体の位置の検出精度を向上させることができる。
80…指示体、100、100a、100b、100c、100d…インタラクティブプロジェクター、200…投写部、200a…画像表示パネル、210…投写レンズ、220…光変調部、230…光源、300…撮像部、310…第1カメラ、320…第2カメラ、400…照明部、410、410a、410b、410c…第1照明部、420、420a、420b、420c…第2照明部、411、421…照明素子、500…投写画像生成部、500a…画像生成部、510…画像メモリー、600…位置検出部、700…制御部、710…撮像制御部、720…操作実行部、800…インタラクティブプロジェクションシステム、820…スクリーン板、900…位置検出システム

Claims (13)

  1. 操作面に対する指示体の位置を検出する位置検出方法であって、
    (a)第1カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように設けられた第1照明部で照明を行い、前記第1カメラを用いて、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第1撮像画像を取得する工程と、
    (b)前記第1カメラと異なる位置に設けられた第2カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように設けられた第2照明部で照明を行い、前記第2カメラを用いて、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第2撮像画像を取得する工程と、
    (c)前記第1撮像画像と前記第2撮像画像とを用いて、前記操作面に対する前記指示体の位置を検出する工程と、
    を備える、位置検出方法。
  2. 請求項1に記載の位置検出方法であって、
    前記工程(a)と前記工程(b)とを、異なるタイミングで順次実行する、位置検出方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の位置検出方法であって、
    前記工程(a)では、前記第2照明部は照明を行わず、
    前記工程(b)では、前記第1照明部は照明を行わない、位置検出方法。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の位置検出方法であって、
    前記第1照明部及び前記第2照明部は、赤外光で照明を行い、
    前記第1カメラは、前記第1照明部からの赤外光が前記操作面を背景とした前記指示体での反射光を撮影し、
    前記第2カメラは、前記第2照明部からの赤外光が前記操作面を背景とした前記指示体での反射光を撮影する、位置検出方法。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の位置検出方法であって、
    前記第1照明部は、前記第1カメラに対する同軸照明を行う同軸照明部と、前記第1カメラの光軸の周囲を囲うように配置された周囲照明部と、の少なくとも一方を含み、
    前記第2照明部は、前記第2カメラに対する同軸照明を行う同軸照明部と、前記第2カメラの光軸の周囲を囲うように配置された周囲照明部と、の少なくとも一方を含む、位置検出方法。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の位置検出方法であって、
    前記工程(c)では、前記第1撮像画像と前記第2撮像画像とを用いて算出される前記操作面と前記指示体との間の距離が、予め定められた閾値以内である場合に、前記操作面に前記指示体が接触していると判定する、位置検出方法。
  7. 操作面に対する指示体の位置を検出する位置検出装置であって、
    前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第1撮像画像を取得する第1カメラと、前記第1カメラと異なる位置に配置され、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第2撮像画像を取得する第2カメラと、を含む撮像部と、
    前記第1カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように照明を行うように構成された第1照明部と、前記第2カメラにして前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように照明を行うように構成された第2照明部と、を含む照明部と、
    前記第1照明部で照明を行い前記第1カメラが取得した前記第1撮像画像と、前記第2照明部で照明を行い前記第2カメラが取得した前記第2撮像画像とを用いて、前記操作面に対する前記指示体の位置を検出する、位置検出部と、
    を備える、位置検出装置。
  8. 請求項7に記載の位置検出装置であって、
    前記第1撮像画像と前記第2撮像画像を異なるタイミングで順次取得する撮像制御部を備える、位置検出装置。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の位置検出装置であって、
    前記第1カメラは、前記第2照明部が照明を行わないタイミングで撮影を行い前記第1撮像画像を取得し、
    前記第2カメラは、前記第1照明部は照明を行わないタイミングで撮影を行い前記第2撮像画像を取得する、位置検出装置。
  10. 請求項7から請求項9までのいずれか一項に記載の位置検出装置であって、
    前記第1照明部及び前記第2照明部は、赤外光で照明を行い、
    前記第1カメラは、前記第1照明部からの赤外光が前記操作面を背景とした前記指示体での反射光を撮影し、
    前記第2カメラは、前記第2照明部からの赤外光が前記操作面を背景とした前記指示体での反射光を撮影する、位置検出装置。
  11. 請求項7から請求項10までのいずれか一項に記載の位置検出装置であって、
    前記第1照明部は、前記第1カメラに対する同軸照明を行う同軸照明部と、前記第1カメラの光軸の周囲を囲うように配置された周囲照明部と、の少なくとも一方を含み、
    前記第2照明部は、前記第2カメラに対する同軸照明を行う同軸照明部と、前記第2カメラの光軸の周囲を囲うように配置された周囲照明部と、の少なくとも一方を含む、位置検出装置。
  12. 請求項7から請求項11までのいずれか一項に記載の位置検出装置であって、
    前記位置検出部は、前記第1撮像画像と前記第2撮像画像とを用いて算出される前記操作面と前記指示体との間の距離が、予め定められた閾値以内である場合に、前記操作面に前記指示体が接触していると判定する、位置検出装置。
  13. 操作面に対する指示体の位置を検出するインタラクティブプロジェクターであって、
    投写画像を前記操作面に投写する投写部と、
    前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第1撮像画像を取得する第1カメラと、前記第1カメラと異なる位置に配置され、前記操作面を背景とした前記指示体を撮影して、第2撮像画像を取得する第2カメラと、を含む撮像部と、
    前記第1カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように照明を行うように構成された第1照明部と、前記第2カメラに対して前記指示体の前記操作面への影を実質的に撮像されないように照明を行うように構成された第2照明部と、を含む照明部と、
    前記第1照明部で照明を行い前記第1カメラが取得した前記第1撮像画像と、前記第2照明部で照明を行い前記第2カメラが取得した前記第2撮像画像と、を用いて、前記操作面に対する前記指示体の位置を検出する、位置検出部と、
    を備える、インタラクティブプロジェクター。
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