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JP2020140176A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 より簡易な構成で、周囲の状況を把握可能な情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】 本発明の情報処理システムは、第一の情報処理装置および当該第一の情報処理装置と接続された第二の情報処理装置を備える情報処理システムであって、前記第一の情報処理装置は、所定のセンサを有するセンサ部と、前記センサ部が取得したデータを前記第二の情報処理装置に送信する第一送信部とを有し、前記第二の情報処理装置は、前記データを解析する第二解析部と、前記第二解析部による解析の結果に応じて第三の情報処理装置に前記データまたは前記解析の結果を送信する第二送信部とを有する。【選択図】 図4

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムに関する。
近年、少子高齢化社会による様々な社会問題が生じている。特に、介護職などの働き手の減少の問題は解決すべき課題である。
例えば特許文献1のように、人感センサなどの検知機器を活用することで見守りに必要な人員数を抑える方法などが提案されている。
特開2018−132795号公報
しかしながら、赤外線センサなどの検知機器の新たな設置には多大な費用が必要であり、個人宅等での導入は難しいという問題がある。
また、介護や宅配サービスなど第三者から見えない部屋で行われるサービスにおいては、サービスを提供する側とサービス受ける側との間で生じるトラブルが解決され難いという問題も生じている。
そのため、本発明の目的は、より簡易な構成で、周囲の状況を把握可能な情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の情報処理システムは、第一の情報処理装置および当該第一の情報処理装置と接続された第二の情報処理装置を備える情報処理システムであって、第一の情報処理装置は、所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを第二の情報処理装置に送信する第一送信部とを有し、第二の情報処理装置は、データを解析する第二解析部と、第二解析部による解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信する第二送信部とを有することを特徴とする。
センサ部は、振動センサ、音声センサ、位置センサまたは生体センサの少なくとも一つを有することができる。
センサ部が音声センサを有し、第二の情報処理装置は、さらに、音声センサが取得した音声データを録音して所定時間毎に分割データとして記憶する録音部を有し、第二解析部は、分割データ毎に特定の音声が含まれるか否かを解析し、第二送信部は、特定の音声が含まれると解析された分割データを第三の情報処理装置に送信することができる。
情報処理システムは、第三の情報処理装置を備え、第三の情報処理装置は、特定の音声が含まれると解析された分割データの音声を認識しテキスト変換する音声認識部と、音声認識部により分割データの音声に特定のワードが含まれると認識された場合に、アラートを通知する通知部とを備えることができる。
第三の情報処理装置は、特定の音声が含まれると解析された分割データに含まれる時刻情報に基づいて、特定の音声が含まれると解析された分割データがある部分とない部分とを、録音開始時間から録音終了時間までの間で時系列順に表示することができる。
通知部は、音声認識部により分割データの音声に特定のワードが含まれると認識された場合に、第二の情報処理装置に対してアラートを通知することができる。
特定のワードは、異常を示すワードとすることができる。
センサ部が音声センサを有し、第一の情報処理装置は、さらに、音声センサが取得した音声データを所定時間毎に特定の音声が含まれるか否かを解析する第一解析部を有し、第一送信部は、特定の音声が含まれると解析された場合に、音声データを第二の情報処理装置に送信することができる。
特定の音声は、人間の声とすることができる。
本発明の情報処理装置は、所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを送信する第一送信部とを有する第一の情報処理装置と接続される情報処理装置であって、情報処理装置は、データを解析する第二解析部と、第二解析部による解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信する第二送信部とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを送信する第一送信部とを有する第一の情報処理装置と接続される情報処理装置における情報処理方法であって、情報処理装置に、データを解析する第二解析ステップと、第二解析ステップにおける解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信する第二送信ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを送信する第一送信部とを有する第一の情報処理装置と接続される情報処理装置で実現されるコンピュータプログラムであって、情報処理装置に、データを解析する第二解析機能と、第二解析機能による解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信する第二送信機能とを実現させることを特徴とする。
本発明によれば、より簡易な構成で、周囲の状況を把握可能な情報処理システム、情報処理方法、コンピュータプログラムおよび情報処理装置を提供することが可能となる。
本発明の情報処理システムの第一の実施形態のイメージの一例を示す概念図である。 本発明の情報処理システムの第一の実施形態のシステム構成の一例を示す構成図である。 本発明の情報処理システムの第一の実施形態の構成の一例を示す構成図である。 本発明の情報処理システムの第二の実施形態のイメージを示す概念図である。 本発明の情報処理システムの第二の実施形態のシステム構成の一例を示す構成図である。 本発明の情報処理システムの第二の実施形態の構成の一例を示す構成図である。 本発明の情報処理装置における情報処理方法の一例を示すフロー図である。 本発明のコンピュータプログラムの機能に関する回路構成図である。
本発明の情報処理システム、処理方法およびコンピュータプログラムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
初めに、本発明の情報処理システムの第一の実施形態について図1〜図3を参照しながら説明する。
第一の実施形態において、本発明の情報処理システムは、図1に一例として活用イメージが示されるように、スマートフォンSを用いた高齢者U1の見守りサービスを提供するのに活用されることができる。なお、本例は単なる一例であって、他のサービスにおいて活用することを阻害するものではない。
第一の実施形態において、本発明の情報処理システム100は、図2に示されるように、第一の情報処理装置110および当該第一の情報処理装置110と接続された第二の情報処理装置120を備える。
第一の情報処理装置110と第二の情報処理装置120とは、所定のネットワークを介して無線接続されることができる。
第一の情報処理装置110は、図3に示されるように、センサ部111と、第一の送信部112とを有する。
第一の情報処理装置110は、例えば、見守られる対象である高齢者等のユーザが有するスマートフォン、スマートウィッチまたはタブレット端末などとすることができる。これらの装置は近年高齢者にも普及しており、新たな導入コストが必要ない点で有利である。
センサ部111は、所定のセンサを有する。具体的には、センサ部111は、振動センサ、音声センサ、位置センサ、加速度センサ、ジャイロセンサまたは生体センサの少なくとも一つを有することができる。
振動センサは、振動を検知するものである。音声センサは、音声を検知するものである。位置センサは、位置を検知するものである。加速度センサは、加速度を検知するものである。ジャイロセンサは、傾きを検知するものである。生体センサは、ユーザの生体情報を検知するものであり、脈拍、呼吸、脳波、血圧などの生体情報を検知することができるものとする。
なお、上記生体センサは、上記第一の情報処理装置110ではなく、別のウェアラブルブル装置が備えるものを用いてもよい。
第一送信部112は、センサ部111が取得したデータを第二の情報処理装置120に送信する。
センサ部111が取得したデータは、第一の情報処理装置110に所定期間記憶されることができる。この所定期間は一時的ものであってもよいし、ユーザまたは他のユーザに定められた期間(数日等)とすることもできる。
データの送信は、リアルタイムに送信されることもできるし、所定間隔ごとに送信されることもできる。この間隔はユーザまたは他のユーザにより設定されることができる。
第二の情報処理装置120は、図3に示されるように、第二解析部121と、第二送信部122とを有する。
第二の情報処理装置120は、例えば、他のユーザが有するパーソナルコンピュータなどの装置とするのが好ましい。他のユーザとは、ユーザを見守る側の者であって、ユーザの親族などの直接的な関係を有する者であってもよいし、介護施設のスタッフや警備会社のスタッフなどであってもよい。
第二解析部121は、データを解析する。具体的には、データが振動センサにより取得された振動データである場合には、振動データを解析することによって、ユーザの行動またはユーザの周囲の状況を推定することができる。
第二送信部122は、第二解析部121による解析の結果に応じて第三の情報処理装置130にデータまたは解析の結果を送信する。
第三の情報処理装置130は、図2に示されたとおり、第二の情報処理装置120とネットワークを介して接続されることができる。そして、第三の情報処理装置130は、ユーザの親族など直接的な関係を有する者が携帯するスマートフォンなどとすることができる。
例えば、解析の結果、ユーザが倒れたと推定された場合、第二送信部122は、第三の情報処理装置130にその推定内容を送信することができる。
また、例えば、解析の結果、ユーザが動いていないと推定された場合には、第二送信部122は、第三の情報処理装置130にその推定内容を送信することができる。
一方で、例えば、解析の結果、ユーザが歩いているだけであると推定された場合には、第二送信部122は、第三の情報処理装置130にその推定内容を送信しないものとすることができる。
このように、第三の情報処理装置130への送信の可否のレベルはユーザまたは他のユーザにより予め設定しておくことが可能である。
以上の構成によれば、従来よりも簡易な構成で、周囲の状況を把握可能である。特に、第二解析部121による解析の結果に応じて第三の情報処理装置130にデータまたは解析の結果を送信することで、不要な情報までもが他のユーザに通知されることがなくなり、ユーザのプライバシーの保護およびネットワークにおける通信量の削減を実現することができるようになる。
続いて、本発明の情報処理システムの第二の実施形態について図4〜図6を参照しながら説明する。
第二の実施形態において、本発明の情報処理システムは、図4に一例として活用イメージが示されるように、宅配サービスなど第三者から見えない部屋で行われるサービスを提供する際に活用されることができる。なお、本例は単なる一例であって、他のサービスにおいて活用することを阻害するものではない。
本発明の情報処理システム200は、図5に示されるように、第一の情報処理装置210および当該第一の情報処理装置210と接続された第二の情報処理装置220を備える。
第一の情報処理装置210と第二の情報処理装置220とは、近距離無線通信技術を用いて無線接続されることができる。
第一の情報処理装置210は、図6に示されるように、センサ部211と、第一の送信部212とを有する。
第一の情報処理装置210は、例えば、宅配スタッフなどのユーザU2が装着しているイヤフォン、スマートウォッチ、および/またはスマートグラスなどのウェアラブルデバイスとすることができる。
センサ部211は、所定のセンサを有する。具体的には、センサ部111は、音声センサであるものとする。
第一送信部212は、センサ部211が取得したデータを第二の情報処理装置220に送信する。
第二の情報処理装置220は、図6に示されるように、第二解析部221と、第二送信部222とを有する。
第二の情報処理装置220は、例えば、宅配スタッフなどのユーザが有するスマートフォンおよび/またはタブレット端末とすることができる。
第二送信部222は、第二解析部221による解析の結果に応じて第三の情報処理装置230にデータまたは解析の結果を送信する。
第三の情報処理装置230は、図5に示されたとおり、第二の情報処理装置220とネットワークを介して接続されることができる。そして、第三の情報処理装置230は、宅配スタッフであるユーザの管理者であるサービス提供会社のサーバ装置とすることができる。
以上の構成によれば、従来よりも簡易な構成で、周囲の状況を把握可能である。特に、第二解析部221による解析の結果に応じて第三の情報処理装置230にデータまたは解析の結果を送信することで、不要な情報までもが他のユーザに通知されることがなくなり、ユーザのプライバシーの保護およびネットワークにおける通信量の削減を実現することができるようになる。
また、第二の情報処理装置220は、図6に示すように、さらに、録音部223を有することができる。
録音部223は、音声センサが取得した音声データを録音して所定時間毎に分割データとして記憶する
そして、第二解析部221は、分割データ毎に特定の音声が含まれるか否かを解析し、第二送信部222は、特定の音声が含まれると解析された分割データを第三の情報処理装置230に送信することができる。
以上の構成によれば、音声データが録音されるため、トラブルが生じた際に証拠として事後的な検証を行うことができるようになる。また、音声センサにより取得した音声データのうち、必要な部分の分割データが第三の情報処理装置230に送信されるため、不要な部分のデータを送信するデータ容量を抑えることができる。
あるいは、第二解析部221は、分割データ毎にノイズのみが含まれるか否かを解析し、第二送信部222は、ノイズのみが含まれると解析された分割データを第三の情報処理装置230に送信しないものとすることができる。
本発明の情報処理システム200は、第三の情報処理装置230を備えるものとしてもよい。
第三の情報処理装置230は、図6に示すように、音声認識部231と、通知部232を備えることができる。
音声認識部231は、特定の音声が含まれると解析された分割データの音声を認識しテキスト変換する。この特定の音声は、人間の声とすることができる。具体的には、宅配スタッフなどのサービスを提供する側の人間の声と、サービスを受ける側の人間の声とが含まれるものとする。
通知部232は、音声認識部231により分割データの音声に特定のワードが含まれると認識された場合に、アラートを通知する。
第三の情報処理装置230をオペレータなどが常時監視している場合には、上記アラートをもとに第二の情報処理装置220に対してコンタクトを取るなどの対応を取ることができる。
また、通知部232は、音声認識部231により分割データの音声に特定のワードが含まれると認識された場合に、第二の情報処理装置220に対して自動的にアラートを通知することができる。
特定のワードは、予め第三の情報処理装置230に登録されているものとすることもできるし、学習するものとすることもできる。特定のワードとなる異常を示すワードは、具体的には、「やめてください」などの拒否を示すワードであるが、これに限られるものではない。
以上の構成によれば、音声データに通常とは異なる異常を示すワードが含まれる場合に、第二の情報処理装置を携帯するユーザに対してアラートを通知することができるため、トラブルをほぼリアルタイムで回避させる通知を行うことができる。
また、第三の情報処理装置230は、特定の音声が含まれると解析された分割データに含まれる時刻情報に基づいて、特定の音声が含まれると解析された分割データがある部分とない部分とを、録音開始時間から録音終了時間までの間で時系列順に表示することができる。
以上の構成によれば、分割データがない部分に対して、録音自体が存在しないのか、録音はされたものの特定の音声が含まれないため送信されなかったものなのかが認識できるようになる。
あるいは、第一の情報処理装置210は、図6に示すように、さらに、第一解析部213を有する構成とすることもできる。
その場合、第一解析部213は、音声センサが取得した音声データを所定時間毎に特定の音声が含まれるか否かを解析する。
そして、第一送信部212は、特定の音声が含まれると解析された場合に、音声データを第二の情報処理装置220に送信するものとしてもよい。
以上の構成によれば、第一の情報処理装置210から第二の情報処理装置220へ送信されるデータ量を抑えることができる。
続いて、本発明の情報処理装置について説明を行う。
本発明の情報処理装置は、所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを送信する第一送信部とを有する第一の情報処理装置と接続される情報処理装置である。
情報処理装置は、データを解析する第二解析部と、第二解析部による解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信する第二送信部とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置が備える各部の詳細については第二の情報処理装置において説明したものと同様である。
以上の構成によれば、従来よりも簡易な構成で、周囲の状況を把握可能である。特に、第二解析部による解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信することで、不要な情報までもが他のユーザに通知されることがなくなり、ユーザのプライバシーの保護およびネットワークにおける通信量の削減を実現することができるようになる。
続いて、本発明の情報処理方法について図面を参照しながら説明を行う。
本発明の情報処理方法は、所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを送信する第一送信部とを有する第一の情報処理装置と接続される情報処理装置における情報処理方法である。
具体的には、図7に示すように、情報処理装置に、第二解析ステップS410と、第二送信ステップS420とを実行させることを特徴とする。
第二解析ステップS410は、データを解析する。第二解析ステップS410は、第二解析部121,221により実行される。第二解析部121,221の詳細については上述したとおりである。
第二送信ステップS420は、第二解析ステップにおける解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信する。第二送信ステップS420は、第二送信部122,222により実行される。第二送信部122,222の詳細については上述したとおりである。
以上の構成によれば、従来よりも簡易な構成で、周囲の状況を把握可能である。特に、第二解析ステップにおける解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信することで、不要な情報までもが他のユーザに通知されることがなくなり、ユーザのプライバシーの保護およびネットワークにおける通信量の削減を実現することができるようになる。
最後に、本発明のコンピュータプログラムについて図面を参照しながら説明を行う。
本発明のコンピュータプログラムは、所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを送信する第一送信部とを有する第一の情報処理装置と接続される情報処理装置で実現されるコンピュータプログラムである。
具体的には、情報処理装置に、第二解析機能と、第二送信機能とを実現させることを特徴とする。
第二解析機能は、データを解析する。
第二送信機能は、第二解析機能による解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信する。
上記第二解析機能および第二送信機能は、図8に示す第二解析回路510および第二送信回路520により実現されることができる。第二解析回路510および第二送信回路520はそれぞれ第二解析部121,221および第二送信部122,222により実現されるものとする。各部の詳細については上述したとおりである。
以上の構成によれば、従来よりも簡易な構成で、周囲の状況を把握可能である。特に、第二解析機能による解析の結果に応じて第三の情報処理装置にデータまたは解析の結果を送信することで、不要な情報までもが他のユーザに通知されることがなくなり、ユーザのプライバシーの保護およびネットワークにおける通信量の削減を実現することができるようになる。
また、上述した実施形態に係るサーバ装置又は端末装置として機能させるために、コンピュータ又は携帯電話などの情報処理装置を好適に用いることができる。このような情報処理装置は、実施形態に係るサーバ装置又は端末装置の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、情報処理装置の記憶部に格納し、情報処理装置のCPUによって当該プログラムを読み出して実行させることによって実現可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、実施形態に記載した手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウェア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウェア手段を構築し、このソフトウェア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、計算機内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。記憶部は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。
100 情報処理システム
110 第一の情報処置装置
111 センサ部
112 第一送信部
120 第二の情報処置装置
121 第二解析部
122 第二送信部
130 第三の情報処理装置
200 情報処理システム
210 第一の情報処置装置
211 センサ部
212 第一送信部
213 第一解析部
220 第二の情報処置装置
221 第二解析部
222 第二送信部
223 録音部
230 第三の情報処理装置
231 音声認識部
232 通知部

Claims (12)

  1. 第一の情報処理装置および当該第一の情報処理装置と接続された第二の情報処理装置を備える情報処理システムであって、
    前記第一の情報処理装置は、所定のセンサを有するセンサ部と、
    前記センサ部が取得したデータを前記第二の情報処理装置に送信する第一送信部と
    を有し、
    前記第二の情報処理装置は、
    前記データを解析する第二解析部と、
    前記第二解析部による解析の結果に応じて第三の情報処理装置に前記データまたは前記解析の結果を送信する第二送信部と
    を有する情報処理システム。
  2. 前記センサ部は、振動センサ、音声センサ、位置センサまたは生体センサの少なくとも一つを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記センサ部が音声センサを有し、
    前記第二の情報処理装置は、さらに、前記音声センサが取得した音声データを録音して所定時間毎に分割データとして記憶する録音部を有し、
    前記第二解析部は、前記分割データ毎に特定の音声が含まれるか否かを解析し、
    前記第二送信部は、前記特定の音声が含まれると解析された分割データを前記第三の情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理システムは、前記第三の情報処理装置を備え、
    前記第三の情報処理装置は、前記特定の音声が含まれると解析された分割データの音声を認識しテキスト変換する音声認識部と、
    前記音声認識部により前記分割データの音声に特定のワードが含まれると認識された場合に、アラートを通知する通知部と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記第三の情報処理装置は、前記特定の音声が含まれると解析された分割データに含まれる時刻情報に基づいて、前記特定の音声が含まれると解析された分割データがある部分とない部分とを、録音開始時間から録音終了時間までの間で時系列順に表示することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理システム。
  6. 前記通知部は、前記音声認識部により前記分割データの音声に特定のワードが含まれると認識された場合に、前記第二の情報処理装置に対して前記アラートを通知することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  7. 前記特定のワードは、異常を示すワードであることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記センサ部が音声センサを有し、
    前記第一の情報処理装置は、さらに、前記音声センサが取得した音声データを所定時間毎に特定の音声が含まれるか否かを解析する第一解析部を有し、
    前記第一送信部は、前記特定の音声が含まれると解析された場合に、前記音声データを前記第二の情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  9. 前記特定の音声は、人間の声であることを特徴とする請求項3から8のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  10. 所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを送信する第一送信部とを有する第一の情報処理装置と接続される情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、
    前記データを解析する第二解析部と、
    前記第二解析部による解析の結果に応じて第三の情報処理装置に前記データまたは前記解析の結果を送信する第二送信部と
    を備える情報処理装置。
  11. 所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを送信する第一送信部とを有する第一の情報処理装置と接続される情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記情報処理装置に、
    前記データを解析する第二解析ステップと、
    前記第二解析ステップにおける解析の結果に応じて第三の情報処理装置に前記データまたは前記解析の結果を送信する第二送信ステップと
    を実行させる情報処理方法。
  12. 所定のセンサを有するセンサ部と、センサ部が取得したデータを送信する第一送信部とを有する第一の情報処理装置と接続される情報処理装置で実現されるコンピュータプログラムであって、
    前記情報処理装置に、
    前記データを解析する第二解析機能と、
    前記第二解析機能による解析の結果に応じて第三の情報処理装置に前記データまたは前記解析の結果を送信する第二送信機能と
    を実現させるコンピュータプログラム。

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