JP2020037366A - トラクタ - Google Patents
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Abstract
Description
車軸に動力伝達する差動機構が内装されたミッションケースと、前記ミッションケースの横側部に連結ボルトによって連結され、前記車軸を回転可能に支持する車軸ケースと、ブレーキディスク、ディスク受け部、及び、前記ブレーキディスクを前記ディスク受け部に押圧操作する回転カムを有し、前記車軸に制動作用するブレーキ装置と、が備えられ、前記ブレーキディスク、前記ディスク受け部及び前記回転カムは、前記ミッションケースの内部に装備されている。
車軸に動力伝達する差動機構が内装されたミッションケース、及び、前記ミッションケースの横側部に連結ボルトによって連結され、前記車軸を回転可能に支持する車軸ケースを有する車体フレームと、
前記車体フレームの内部に設けられ、前記車軸に制動作用するブレーキ装置と、
前記ミッションケースの内部に揺動可能に設けられ、前記ブレーキ装置を入り切り操作するカム操作アームと、
前記ミッションケースの外部に揺動可能に設けられ、前記カム操作アームを揺動操作するブレーキ操作具と、
前記ミッションケースにおける側壁部の貫通穴に回転可能に装着されると共に前記カム操作アーム及び前記ブレーキ操作具に連結され、前記カム操作アーム及び前記ブレーキ操作具を前記側壁部に揺動可能に支持させると共に前記カム操作アームと前記ブレーキ操作具とを連動連結する回転支軸と、
前記回転支軸に相対回転可能に外嵌すると共に前記貫通穴を通る状態で前記側壁部に固定され、前記回転支軸を支持するボス部材と、が備えられ、
前記ボス部材の前記カム操作アーム側部分が前記側壁部から前記ミッションケースの内側に突出されて前記カム操作アームの基端側部分に当接されており、
前記ボス部材の前記ブレーキ操作具側部分が前記側壁部から前記ミッションケースの外側に突出されて前記ブレーキ操作具の基端側部分に当接されている。
カム操作アームと側壁部との位置関係がカム操作アームと側壁部との間に隙間ができる位置関係にボス部材によって設定され、側壁部の内側面が鋳肌のままであっても、カム操作アームが鋳肌による悪影響を受けないでスムーズに揺動する。ブレーキ操作具と側壁部との位置関係がブレーキ操作具と側壁部との間に隙間ができる位置関係にボス部材によって設定され、ブレーキ操作具に連結する連動ロッドなどの部材を側壁部に触れないようにしつつ連結しやすい。
なお、以下の説明では、トラクタの車体に関し、図1に示される矢印Fの方向を「車体前方」、矢印Bの方向を「車体後方」、矢印Uの方向を「車体上方」、矢印Dの方向を「車体下方」、紙面表側の方向を「車体左方」、紙面裏側の方向を「車体右方」とする。
図1に示されるように、トラクタは、走行装置としての左右一対の前車輪1が駆動可能かつ揺動操向可能に装備され、かつ、走行装置としての左右一対の後車輪2が駆動可能に装備された車体を備えている。車体の前部に、エンジン3を有する原動部4が形成されている。車体の後部に、運転座席5、及び、前車輪1を操向操作するステアリングホィール6を有する運転部7が形成されている。運転部7には、搭乗空間を覆うキャビン7aが備えられている。車体フレーム8の後部に、各種の作業装置を昇降操作可能に連結するリンク機構9が装備されている。
エンジン3の動力を前車輪1及び後車輪2に伝達する走行用伝動装置16が図2に示される如く構成されている。走行用伝動装置16は、ミッションケース11を備えている。走行用伝動装置16において、ミッションケース11の前後方向が車体の前後方向と一致し、ミッションケース11の上下方向が車体の上下方向と一致するように設定してある。ミッションケース11は、前側分割ミッションケース11aと、後側分割ミッションケース11bと、に分割可能に構成されている。
図1に示されるように、車体フレーム8の後部に、左の後車輪2に制動作用する左側のブレーキ装置30、及び、右の後車輪2に制動作用する右側のブレーキ装置30が設けられている。左側のブレーキ装置30と右側のブレーキ装置30とは、左側のブレーキ装置30が車体フレーム8の左横側部に設けられ、右側のブレーキ装置30が車体フレーム8の右横側部に設けられている点において異なる構成を備えているが、他の点においては、同じ構成を備えている。以下において、左側のブレーキ装置30のみについて説明する。
ブレーキ操作部50は、図3に示されるように、ミッションケース11の外部に設けられたブレーキ操作具51と、ミッションケース11の内部に設けられたカム操作アーム52と、ミッションケース11の側壁部11dに支持された回転支軸54と、を備えている。
(1)上記実施形態では、貫通穴53が側壁部11dのうちのボス部11eを有する部分に開口されている例を示したが、ボス部11eを備えないで実施してもよい。
8 車体フレーム
11 ミッションケース
11d 側壁部
11f 上壁部
12 車軸ケース
19 差動機構
30 ブレーキ装置
31 ブレーキディスク
32 ディスク受け部
33 回転カム
40 連結ボルト
51 ブレーキ操作具
52 カム操作アーム
53 貫通穴
54 回転支軸
55 ボス部材
55a ブレーキ操作具側部分(フランジ部)
55b カム操作アーム側部分
60 作業口
61 蓋体
Claims (6)
- 車軸に動力伝達する差動機構が内装されたミッションケースと、
前記ミッションケースの横側部に連結ボルトによって連結され、前記車軸を回転可能に支持する車軸ケースと、
ブレーキディスク、ディスク受け部、及び、前記ブレーキディスクを前記ディスク受け部に押圧操作する回転カムを有し、前記車軸に制動作用するブレーキ装置と、が備えられ、
前記ブレーキディスク、前記ディスク受け部及び前記回転カムは、前記ミッションケースの内部に装備されているトラクタ。 - 前記ミッションケースの内部に揺動可能に設けられ、前記回転カムを回転操作するカム操作アームと、
前記ミッションケースの外部に揺動可能に設けられ、前記カム操作アームを揺動操作するブレーキ操作具と、
前記ミッションケースにおける側壁部の貫通穴に回転可能に装着されると共に前記カム操作アーム及び前記ブレーキ操作具に連結され、前記カム操作アーム及び前記ブレーキ操作具を前記側壁部に揺動可能に支持させると共に前記カム操作アームと前記ブレーキ操作具とを連動連結する回転支軸と、が備えられている請求項1に記載のトラクタ。 - 前記回転支軸に相対回転可能に外嵌すると共に前記貫通穴を通る状態で前記側壁部に固定され、前記回転支軸を支持するボス部材が備えられ、
前記ボス部材の前記カム操作アーム側部分が前記側壁部から前記ミッションケースの内側に突出されて前記カム操作アームの基端側部分に当接されている請求項2に記載のトラクタ。 - 前記ボス部材の前記ブレーキ操作具側部分が前記側壁部から前記ミッションケースの外側に突出されて前記ブレーキ操作具の基端側部分に当接されている請求項3に記載のトラクタ。
- 前記ミッションケースの上壁部のうち、前記カム操作アームの上方に対応する部位に開口された作業口と、
前記作業口を開閉する蓋体と、が備えられている請求項2から4のいずれか一項に記載のトラクタ。 - 車軸に動力伝達する差動機構が内装されたミッションケース、及び、前記ミッションケースの横側部に連結ボルトによって連結され、前記車軸を回転可能に支持する車軸ケースを有する車体フレームと、
前記車体フレームの内部に設けられ、前記車軸に制動作用するブレーキ装置と、
前記ミッションケースの内部に揺動可能に設けられ、前記ブレーキ装置を入り切り操作するカム操作アームと、
前記ミッションケースの外部に揺動可能に設けられ、前記カム操作アームを揺動操作するブレーキ操作具と、
前記ミッションケースにおける側壁部の貫通穴に回転可能に装着されると共に前記カム操作アーム及び前記ブレーキ操作具に連結され、前記カム操作アーム及び前記ブレーキ操作具を前記側壁部に揺動可能に支持させると共に前記カム操作アームと前記ブレーキ操作具とを連動連結する回転支軸と、
前記回転支軸に相対回転可能に外嵌すると共に前記貫通穴を通る状態で前記側壁部に固定され、前記回転支軸を支持するボス部材と、が備えられ、
前記ボス部材の前記カム操作アーム側部分が前記側壁部から前記ミッションケースの内側に突出されて前記カム操作アームの基端側部分に当接されており、
前記ボス部材の前記ブレーキ操作具側部分が前記側壁部から前記ミッションケースの外側に突出されて前記ブレーキ操作具の基端側部分に当接されているトラクタ。
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CN201980058263.9A CN112601905A (zh) | 2018-09-05 | 2019-09-02 | 拖拉机、拖拉机的行进用传动装置、及具备该拖拉机的行进用传动装置的拖拉机 |
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