JP2020029681A - Guide rail structure for shutter - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シャッター用ガイドレール構造に関する。 The present invention relates to a guide rail structure for a shutter.
建物用シャッターのシャッターカーテンは、複数のシャッターカーテン構成部材であるスラットを連設することにより構成される。このスラットは、連設方向と直交方向の端部に、シャッターカーテンの端縁が案内されるガイドレールに係止してこのガイドレールからのシャッターカーテンの抜け止めをするフック部材の端部が挿入されて固定されている。 A shutter curtain of a building shutter is configured by connecting a plurality of slats, which are components of a shutter curtain, in series. This slat is inserted into the end in the direction perpendicular to the continuous direction with the end of a hook member which is engaged with a guide rail on which the edge of the shutter curtain is guided to prevent the shutter curtain from coming off from the guide rail. Has been fixed.
しかしながら、シャッターカーテンの開閉昇降時、スラットカーテンの案内状態に端縁側でガイドレールに対して歪んだり、スラットの偏り、すなわち隣接するスラット同士に長手方向の相対的なずれが起きると、ガイドレールの溝底と、フック部材の先端面とが接触することがある。フック部材の先端面とガイドレールの溝底とが面同士で摺接すると、接触面積が大きいため、摩擦が大きくなり、異音が発生しやすくなった。 However, at the time of opening and closing the shutter curtain, when the guide state of the slat curtain is distorted with respect to the guide rail on the edge side, or when the slats are unbalanced, that is, when the relative displacement of the adjacent slats in the longitudinal direction occurs, the guide rails are moved. The groove bottom may come into contact with the tip surface of the hook member. When the front end surface of the hook member and the groove bottom of the guide rail are in sliding contact with each other, the contact area is large, so that the friction is increased and abnormal noise is easily generated.
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ガイドレールとフック部との摺接により生じる異音を抑制できるシャッター用ガイドレール構造を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a shutter guide rail structure capable of suppressing abnormal noise caused by sliding contact between a guide rail and a hook portion.
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載のシャッター用ガイドレール構造は、長尺の略矩形板状に形成され複数枚を長手方向に沿う長辺部同士で係合して開口部13を昇降する面状のシャッターカーテン23を構成するスラット21と、
所定枚数置きの前記スラット21の両端に前記長手方向に沿って首部45が突出して固定され、該首部45の突出方向先端には前記シャッターカーテン23の厚み方向に突出するフック部47を有して平面視T字形状に形成される一対の抜け止め部材31と、
前記開口部13の左右に前記昇降方向に延在して固定され前記シャッターカーテン23の両側の縁部53を前記厚み方向から挟む平面視コ字状の溝59を有し、該溝59には前記首部45を挟み前記フック部47を抜け止めする一対の抜け止め片67が形成されるとともに、前記溝59の溝底51には前記フック部47を挟み前記首部45と反対側の先端面49に摺接する凸条69が前記昇降方向に沿って連続して形成される一対のアルミ製のガイドレール33と、
を備えることを特徴とする。
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
The guide rail structure for a shutter according to claim 1 of the present invention has a planar shape which is formed in a long and substantially rectangular plate shape and a plurality of which are engaged with each other at long sides along the longitudinal direction to move up and down the
A
It has a
It is characterized by having.
このシャッター用ガイドレール構造では、スラット21の長手方向の両端に抜け止め部材31が固定される。抜け止め部材31は、ガイドレール33の溝59に挿入される。溝59に挿入された抜け止め部材31は、溝59の内側に、首部45を挟んで設けられる一対の抜け止め片67により、フック部47が引っ掛かることにより抜け止めされる。すなわち、この抜け止めは、スラット21の縁部53が、溝59から抜け出る方向の移動を規制する。これにより、シャッターカーテン23がガイドレール33から抜け止めされる。
シャッター用ガイドレール構造では、ガイドレール33の溝底51に、凸条69が、昇降方向に連続して形成されている。この凸条69は、抜け止め部材31の先端面49に当たる。凸条69は、シャッターカーテン23の厚み方向の幅長が、抜け止め部材31の先端面49における同方向の幅長よりも十分に小さく形成されている。これにより、抜け止め部材31は、溝底51との接触面積が、凸条69を設けていない場合に比べ、小さくなる。溝底51との接触面積が小さくなった抜け止め部材31は、シャッターカーテン23の昇降時、先端面49が溝底51に摺接することがあっても、発生する摩擦が、凸条69を設けていない構造に比べ、小さくなる。すなわち、異音の発生が抑えられる。
In this shutter guide rail structure, the
In the guide rail structure for a shutter, a
本発明の請求項2記載のシャッター用ガイドレール構造は、請求項1記載のシャッター用ガイドレール構造であって、
前記フック部47の先端面49が凸曲面で形成されていることを特徴とする。
The shutter guide rail structure according to claim 2 of the present invention is the shutter guide rail structure according to claim 1,
A
このシャッター用ガイドレール構造では、スラット21がガイドレール33の溝59に進入する方向に移動すると、抜け止め部材31の先端面49に形成された凸曲面が、溝底51の凸条69に当たる。凸曲面は、昇降方向を中心軸とする例えば円弧面となる。シャッターカーテン23は、例えば風圧により長手方向の中央部が、開口部13において屋内外側に撓むと、スラット21の端部が溝内において傾斜する。この時、抜け止め部材31は、先端面49が凸曲面で形成されていることにより、平坦面で形成されている場合に比べ、厚み方向の両端側(角部)が、溝底51から離間しやすくなる。すなわち、スラット21は、端部が傾斜しても抜け止め部材31の先端面49が、凸条69のみとの接触を維持しつづけることができる。
In this shutter guide rail structure, when the
本発明の請求項3記載のシャッター用ガイドレール構造は、請求項1または2記載のシャッター用ガイドレール構造であって、
前記ガイドレール71が、前記溝59の内側に、平面視コ字状に形成されたスチール製の補強部材73を嵌合する二重構造で構成され、前記一対の抜け止め片67が、前記補強部材73の内面に一体に形成され、前記凸条69が、前記補強部材73の溝底51に形成されることを特徴とする。
The guide rail structure for a shutter according to claim 3 of the present invention is the guide rail structure for a shutter according to claim 1 or 2,
The
このシャッター用ガイドレール構造では、平面視コ字状に形成されるアルミ製のガイドレール71の溝59に、同じく平面視コ字状に形成されるスチール製の補強部材73が嵌合される。ガイドレール71は、これにより、耐火性能が高められる。この場合、アルミ製のガイドレール71には、一対の抜け止め片67及び凸条69が溝59に形成されない。これら一対の抜け止め片67及び凸条69は、ガイドレール71の溝59の内側に嵌合するスチール製の補強部材73に形成される。これにより、防火性能が高められた防火シャッター用ガイドレールにおいても、抜け止め部材31は、補強部材73の溝底51との接触面積が、凸条69を設けていない場合に比べ、小さくなる。補強部材73の溝底51との接触面積が小さくなった抜け止め部材31は、シャッターカーテン23の昇降時、先端面49が補強部材73の溝底51に摺接しても、発生する摩擦が、凸条69を設けていない構造に比べ、小さくなる。
In the shutter guide rail structure, a
本発明に係る請求項1記載のシャッター用ガイドレール構造によれば、ガイドレールの溝底に凸条が形成されることで、ガイドレールとフック部との摺接により生じる異音を抑制できる。 According to the guide rail structure for a shutter according to the first aspect of the present invention, since the protrusion is formed at the groove bottom of the guide rail, abnormal noise caused by sliding contact between the guide rail and the hook portion can be suppressed.
本発明に係る請求項2記載のシャッター用ガイドレール構造によれば、スラットが開口部の内外方向に撓んだ場合であっても、先端面を溝底に接触しにくくでき、すなわち、スラットは、端部が傾斜しても抜け止め部材の先端面が、凸条のみとの接触を維持しつづけることができる。 According to the guide rail structure for a shutter according to claim 2 of the present invention, even when the slat is bent inward and outward of the opening, the tip surface can be hardly in contact with the groove bottom. Even if the end is inclined, the tip end surface of the retaining member can maintain contact with only the ridge.
本発明に係る請求項3記載のシャッター用ガイドレール構造によれば、アルミ製のガイドレールの内側にスチール製の補強部材を嵌合し、耐火性能を高めた二重構造の防火シャッター用ガイドレールにおいても、ガイドレールとフック部との摺接により生じる異音を抑制できる。 According to the guide rail structure for a shutter according to claim 3 of the present invention, a steel reinforcing member is fitted inside an aluminum guide rail, and a double-layered guide rail for a fireproof shutter having improved fire resistance. In this case as well, abnormal noise caused by sliding contact between the guide rail and the hook portion can be suppressed.
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造を備えるシャッター装置11の外観を表す斜視図である。
この第1の実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造は、例えば住宅の開口部13を覆うシャッター装置11に好適に用いることができる。住宅の外壁15には、開口部13が設けられる。この開口部13には、サッシ窓17が取り付けられる。シャッター装置11は、サッシ窓17の外側に取り付けられる。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
FIG. 1 is a perspective view illustrating an appearance of a
The shutter guide rail structure according to the first embodiment can be suitably used, for example, for a
シャッター装置11は、開口部13の上方に取り付けられるシャッター収納部19を有する。シャッター収納部19には、複数のスラット21を連結して構成したシャッターカーテン23が収容可能となる。シャッターカーテン23は、繰り出し方向の先端に、座板25を有する。シャッター収納部19には、シャッターカーテン23を巻き取り・繰り出す開閉機(図示略)が設けられる。シャッターカーテン23は、開閉機により巻き取り・繰り出されることにより、開口部13を昇降し、開閉する。
The
サッシ窓17の左右外側には、上端が収納部に接続する一対の長尺の外枠27が上下方向を延在方向として垂下する。外枠27は、外壁15に固定される。一対の外枠27の下端は、サッシ窓17よりも下側に位置する横方向に延在する下枠29の左右両端によって連結される。
On the left and right outer sides of the
外枠27,下枠29には、アルミ合金などによる押出成形品を用いることができる。外枠27,下枠29は、アルミ合金よりなることで、意匠性、防錆性を持たせることができる。
For the
図2は図1に示した一方のガイドレール近傍の平断面図である。
第1の実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造は、スラット21と、抜け止め部材31と、ガイドレール33と、を主要な構成として有する。
FIG. 2 is a plan sectional view showing the vicinity of one guide rail shown in FIG.
The guide rail structure for a shutter according to the first embodiment has a
外枠27は、L字爪部35を有する外側板37と、螺着部39を有する内側板41がベース板43により接続されて形成される。外枠27は、ベース板43が躯体固定ネジ(図示略)により外壁15に固定される。外枠27は、外側板37と内側板41との間に開放部を有し、この開放部にガイドレール33が取り付けられる。
The
スラット21は、長尺の略矩形板状に形成される。スラット21は、複数枚を長手方向に沿う長辺部同士で係合して開口部13を昇降する面状のシャッターカーテン23を構成する。シャッターカーテン23は、開口部13を、外壁15の外側で昇降して覆う。つまり、シャッターカーテン23は、サッシ窓17を外壁15の外側から覆う。シャッターカーテン23は、操り出し方向の先端に、座板25が取り付けられる。座板25は、シャッターカーテン23が下降した際、下枠29に着座する。シャッターカーテン23を構成するスラット21は、アルミ製やスチール製となる。
The
抜け止め部材31は、所定枚数置きのスラット21の両端に長手方向に沿って首部45が突出して固定される。抜け止め部材31は、この首部45の突出方向先端に、シャッターカーテン23の厚み方向に突出するフック部47を有する。抜け止め部材31は、首部45にフック部47が連続する形状により、平面視T字形状となる。
The
フック部47は、首部45と反対側の先端面49が、凸曲面で形成されている。凸曲面は、昇降方向を中心軸として溝底51に向かって突出する例えば円弧面となる。
The
ガイドレール33は、開口部13の左右に昇降方向に延在して、それぞれの外枠27に固定される。それぞれのガイドレール33は、シャッターカーテン23の両側の縁部53を厚み方向(図2の上下方向)から挟む。それぞれのガイドレール33は、表面板部55と、表面板部55から屋内側へ突出するL字板部57とにより、開口部13に開放する溝59を有した断面略h状に形成される。図2には、屋内から屋外を向いて左手側となるガイドレール33を表している。なお、図示は省略するが右側のガイドレール33は、図2に示したガイドレール33を左右反転させた構成となる。
The guide rails 33 extend in the vertical direction to the left and right of the
表面板部55は、開口部13と反対側の端に、係合凹部61を有する。係合凹部61は、外枠27に形成されたL字爪部35と係合する。表面板部55は、係合凹部61と反対側の端に、消音帯取付溝63を有する。
The
L字板部57は、係合凹部61と反対側の端に、消音帯取付溝63を有する。つまり、消音帯取付溝63は、溝59を挟んで一対が設けられている。一対の消音帯取付溝63のそれぞれには、モヘア等の消音帯(図示略)が取り付けられる。L字板部57は、消音帯取付溝63の反対側に、ビス貫通片65が形成される。ビス貫通片65は、外枠27のL字爪部35と反対側の端に形成された螺着部39にビスにより固定される。外枠27と、ガイドレール33とは、L字爪部35と係合凹部61が係合され、ビス貫通片65と螺着部39がビスにより締結されることで一体に固定される。
The L-shaped
ガイドレール33は、平面視コ字状の溝59を有し、この溝59にはスラット21の首部45を挟み、フック部47を抜け止めする一対の抜け止め片67が形成される。
The
ガイドレール33は、溝59の溝底51に、フック部47を挟み首部45と反対側の先端面49に摺接する凸条69が昇降方向に沿って連続して形成される。ガイドレール33は、アルミ製の押出成形品として製造することができる。凸条69は、ガイドレール33の押出成形時に用いられる口金の形状に、同一断面形状の成形部を付与することにより、別途の加工を行うことなく、ガイドレール33の押出成形と同時に容易に形成することができる。
In the
次に、上記した構成の作用を説明する。
図3はスラット21が移動した時の動作説明図である。
第1の実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造では、複数枚のスラット21が、長辺部同士で係合されて面状のシャッターカーテン23を構成する。シャッターカーテン23は、両側の縁部53が、開口部13の左右に設けられたガイドレール33の溝59に挟まれて、昇降が案内される。それぞれのスラット21は、長辺部同士を長手方向から相互に差し入れて水平係合軸回りに揺動する係合構造により、巻回可能な面状となる。ここで、個々のスラット21は、昇降方向の上下で隣接する相手スラットに対し、長手方向で相対移動が可能となる。
Next, the operation of the above configuration will be described.
FIG. 3 is an operation explanatory diagram when the
In the shutter guide rail structure according to the first embodiment, a plurality of
スラット21は、長手方向の両端に抜け止め部材31が固定される。抜け止め部材31は、ガイドレール33の溝59に挿入される。溝59に挿入された抜け止め部材31は、溝59の内側に、首部45を挟んで設けられる一対の抜け止め片67により、フック部47が引っ掛かることにより抜け止めされる。すなわち、抜け止め部材31は、スラット21の縁部53が、溝59から抜け出る方向の移動を規制する。一方、長手方向で相対移動が可能なそれぞれのスラット21は、溝59に進入する方向(図3の矢印a方向)に移動すると、両端に設けた何れか一方の抜け止め部材31が、溝59の溝底51に当たる。これは、スラット21の端部が、抜け止め片67に当たるよりも、先に抜け止め部材31の先端面49が溝底51に当たるように設定されているためである。これにより、アルミ製のスラット21の端部が、金属製の抜け止め片67に摺接することが防止されている。
The
抜け止め部材31は、一般的に樹脂材料により成形される。抜け止め部材31は、溝底51に先端面49が摺接しても、スラット21の端部と抜け止め片67が摺接する金属同士の摺接に比べ、異音の発生は小さい。
The retaining
シャッター用ガイドレール構造では、ガイドレール33の溝底51に、凸条69が、昇降方向に連続して形成されている。この凸条69は、抜け止め部材31の先端面49に当たる。凸条69は、シャッターカーテン23の厚み方向の幅長が、抜け止め部材31の先端面49における同方向の幅長よりも十分に小さく形成されている。これにより、抜け止め部材31は、溝底51との接触面積が、凸条69を設けていない場合に比べ、小さくなる。溝底51との接触面積が小さくなった抜け止め部材31は、シャッターカーテン23の昇降時、先端面49が溝底51に摺接しても、発生する摩擦が、凸条69を設けていない構造に比べ、さらに小さくなる。
In the guide rail structure for the shutter, a
また、このシャッター用ガイドレール構造では、スラット21がガイドレール33の溝59に進入する方向に移動すると、抜け止め部材31の先端面49に形成された凸曲面が、溝底51の凸条69に当たる。凸曲面は、昇降方向を中心軸とする例えば円弧面となる。シャッターカーテン23は、例えば風圧により長手方向の中央部が、開口部13において屋内外側に撓むと、スラット21の端部が溝内において傾斜する。この時、抜け止め部材31は、先端面49が凸曲面で形成されていることにより、平坦面で形成されている場合に比べ、厚み方向の両端側(角部)が、溝底51から離間しやすくなる。すなわち、スラット21は、端部が傾斜しても抜け止め部材31の先端面49が、凸条69のみとの接触を維持しつづけることができる。その結果、スラット21が開口部13の内外方向に撓んだ場合であっても、先端面49を溝底51に接触しにくくできる。
Further, in this shutter guide rail structure, when the
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態を説明する。
図4は第2の実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造における一方のガイドレール近傍の平断面図である。なお、この第2の実施形態においては、上記第1の実施形態に示した部材・部位と同等の部材・部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
シャッター用ガイドレール構造は、ガイドレール71が、溝59の内側に、平面視コ字状に形成されたスチール製の補強部材73を嵌合する二重構造で構成することができる。この場合、一対の抜け止め片67は、補強部材73の内面に一体に形成される。それぞれの抜け止め片67は、補強部材73の溝側壁に曲げ等の加工を施すことにより形成することができる。また、凸条69は、補強部材73の溝底51に、張り出し等の加工を施すことにより形成することができる。
[Second embodiment]
Next, a second embodiment will be described.
FIG. 4 is a plan sectional view showing the vicinity of one guide rail in the shutter guide rail structure according to the second embodiment. In the second embodiment, the same reference numerals are given to members / parts equivalent to the members / parts shown in the first embodiment, and redundant description will be omitted.
The guide rail structure for the shutter can be configured as a double structure in which the
また、ガイドレール71は、表面板部55と消音帯取付溝63との間に、係止溝75が形成される。この係止溝75には、補強部材73の溝59を挟む一方の開口縁が挿入される。補強部材73は、一方の開口縁が係止溝75に挿入され、他方の開口縁がガイドレール71の内面に形成されたテーパ面77に接し、溝59から離脱が規制される。
In the
この二重構造では、ガイドレール71と補強部材73とを固定するリベット等が、溝59の内側へ突出しないため、抜け止め部材31やスラット21が、リベット等と干渉することによる異音の発生を防止できる。ガイドレール71の内方に補強部材73を嵌合した二重構造のシャッター用ガイドレール構造は、防火シャッター用ガイドレールとして用いることができる。
In this double structure, since the rivet or the like for fixing the
次に、上記した構成の作用を説明する。
図5は第2の実施形態のスラット21が移動した時の動作説明図である。
このシャッター用ガイドレール構造では、平面視コ字状に形成されるアルミ製のガイドレール71の溝59に、同じく平面視コ字状に形成されるスチール製の補強部材73が嵌合される。ガイドレール71は、これにより、耐火性能が高められる。
Next, the operation of the above configuration will be described.
FIG. 5 is an operation explanatory diagram when the
In the shutter guide rail structure, a
この場合、アルミ製のガイドレール71には、一対の抜け止め片67及び凸条69が溝59に形成されていない。これら一対の抜け止め片67及び凸条69は、ガイドレール71の溝59の内側に嵌合するスチール製の補強部材73に形成される。これにより、防火性能が高められた防火シャッター用ガイドレールにおいても、抜け止め部材31は、補強部材73の溝底51との接触面積が、凸条69を設けていない場合に比べ、小さくなる。補強部材73の溝底51との接触面積が小さくなった抜け止め部材31は、シャッターカーテン23の昇降時、先端面49が補強部材73の溝底51に摺接しても、発生する摩擦が、凸条69を設けていない構造に比べ、小さくなる。
In this case, the pair of retaining
その結果、アルミ製のガイドレール71の内側にスチール製の補強部材73を嵌合し、耐火性能を高めた二重構造の防火シャッター用ガイドレールにおいても、ガイドレール71とフック部47との摺接により生じる異音を抑制できる。
As a result, a
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態を説明する。
図6は第3の実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造における一方のガイドレール近傍の平断面図である。なお、この第3の実施形態においては、上記第1の実施形態及び第2の実施形態に示した部材・部位と同等の部材・部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
シャッター用ガイドレール構造は、補強部材79の一対の抜け止め片67のうち建物側となる一方の抜け止め片67と溝底51とに挟まれる補強部材内壁部に、折り曲げ凸条部81を形成する。補強部材79は、折り曲げ凸条部81が溝59の内側と反対側に突出する。
[Third Embodiment]
Next, a third embodiment will be described.
FIG. 6 is a plan sectional view showing the vicinity of one guide rail in the shutter guide rail structure according to the third embodiment. In the third embodiment, the same reference numerals are given to members / parts equivalent to the members / parts shown in the first embodiment and the second embodiment, and overlapping description is omitted. .
The guide rail structure for the shutter has a
一方、ガイドレール83は、第2の実施形態に示したガイドレール71と略同一形状となるが、建物側となる一方の抜け止め片67と溝底51とに挟まれるガイドレール内壁部に、凹状部85を有する。
On the other hand, the
補強部材79は、折り曲げ凸条部81が、ガイドレール83の凹状部85に加締め固定されることにより、係止溝75と凹状部85とによりガイドレール83に固定されるようになっている。
The reinforcing
次に、上記した構成の作用を説明する。
このシャッター用ガイドレール構造では、上記の構成と同様に、平面視コ字状に形成されるアルミ製のガイドレール83の溝59に、同じく平面視コ字状に形成されるスチール製の補強部材79が嵌合される。ガイドレール83は、これにより、耐火性能が高められる。一対の抜け止め片67及び凸条69は、上記の構成と同様に、スチール製の補強部材79に形成される。従って、防火性能が高められた防火シャッター用ガイドレールにおいても、抜け止め部材31は、補強部材79の溝底51との接触面積が、凸条69を設けていない場合に比べ、小さくなる。補強部材79の溝底51との接触面積が小さくなった抜け止め部材31は、シャッターカーテン23の昇降時、先端面49が補強部材79の溝底51に摺接しても、発生する摩擦が、凸条69を設けていない構造に比べ、小さくなる。すなわち、異音の発生が抑えられる。
Next, the operation of the above configuration will be described.
In this shutter guide rail structure, similarly to the above configuration, a steel reinforcing member also formed in a U-shape in a
補強部材79は、一対の抜け止め片67のうち建物側となる一方の抜け止め片67と溝底51とに挟まれる補強部材内壁部に、溝59の内側と反対側に突出する折り曲げ凸条部81が形成される。折り曲げ凸条部81は、ガイドレール83の溝59の内側と反対側に突出する凹状部85に加締め固定される。すなわち、折り曲げ凸条部81と凹状部85は、相互に加締められた固定部87を形成する。
The reinforcing
防火シャッター用ガイドレールは、補強部材79をガイドレール83に固定する際、ガイドレール83の溝底51にリベット等で固定することが多い。ところが、ガイドレール83は、外部から火災の熱を受けると、屋外側から溶解が進む。ガイドレール83の溝底51は、背面が屋外側となる。ガイドレール83の溝底51にリベット等で固定された補強部材79は、溝底51が溶解すると、溶解したガイドレール83と共に固定がなくなる。このため、補強部材79は、スラット21を保持しきれなくなる。
When fixing the reinforcing
これに対し、本実施形態の防火シャッター用ガイドレールは、固定部87の位置を、比較的熱を受けにくいガイドレール83の建物側に近い位置(屋内側)とすることにより、固定部87の溶解によるスラット21の保持解除を回避することができる。また、固定部87は、折り曲げ凸条部81を内側から凹状部85の外側に向かって加締めるので、リベット等による固定構造に比べ、昇降方向における抜け止め部材31の引っ掛かりを抑制することができる。
On the other hand, in the guide rail for a fireproof shutter of the present embodiment, the position of the fixing
その結果、折り曲げ凸条部81の内側から外側の凹状部85に向かって加締めて、リベットを使用せずにアルミ製のガイドレール83の内側にスチール製の補強部材79を嵌合し、耐火性能を高めた二重構造の防火シャッター用ガイドレールにおいても、ガイドレール83とフック部47との摺接により生じる異音を抑制できる。
As a result, the reinforcing
従って、上記した各実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造によれば、ガイドレール33とフック部47との摺接により生じる異音を抑制できる。
Therefore, according to the shutter guide rail structure according to each of the above-described embodiments, it is possible to suppress abnormal noise caused by sliding contact between the
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。 The present invention is not limited to the above embodiments, and it is also possible for those skilled in the art to modify and apply the configurations of the embodiments to each other based on the description, the description, and the well-known techniques. The invention is intended to be included in the scope for which protection is sought.
例えば上記の構成例では、上記の実施形態では、凸条が溝底に設けられる例を説明したが、凸条は、フック部の先端面に形成されてもよい。この場合においても、凸条を溝底に接触させることで接触面積を減らし、異音発生を抑制することが可能となる。 For example, in the above configuration example, in the above embodiment, an example in which the ridge is provided at the groove bottom is described, but the ridge may be formed on the tip end surface of the hook portion. Also in this case, the contact area can be reduced by contacting the ridge with the groove bottom, and it is possible to suppress the generation of abnormal noise.
13…開口部
21…スラット
23…シャッターカーテン
31…抜け止め部材
45…首部
47…フック部
49…先端面
51…溝底
53…縁部
59…溝
67…抜け止め片
69…凸条
71…ガイドレール
73…補強部材
DESCRIPTION OF
Claims (3)
所定枚数置きの前記スラットの両端に前記長手方向に沿って首部が突出して固定され、該首部の突出方向先端には前記シャッターカーテンの厚み方向に突出するフック部を有して平面視T字形状に形成される一対の抜け止め部材と、
前記開口部の左右に前記昇降方向に延在して固定され前記シャッターカーテンの両側の縁部を前記厚み方向から挟む平面視コ字状の溝を有し、該溝には前記首部を挟み前記フック部を抜け止めする一対の抜け止め片が形成されるとともに、前記溝の溝底には前記フック部を挟み前記首部と反対側の先端面に摺接する凸条が前記昇降方向に沿って連続して形成される一対のアルミ製のガイドレールと、
を備えることを特徴とするシャッター用ガイドレール構造。 A slat forming a planar shutter curtain that is formed in a long, substantially rectangular plate shape and engages a plurality of the long sides along the longitudinal direction and moves up and down the opening.
A neck portion protrudes along the longitudinal direction and is fixed to both ends of the predetermined number of the slats, and has a hook portion protruding in a thickness direction of the shutter curtain at a tip end of the neck portion in a protruding direction. A pair of retaining members formed on the
It has a U-shaped groove extending in the elevating direction and fixed to the left and right sides of the opening and sandwiching the edges on both sides of the shutter curtain from the thickness direction, and the groove sandwiches the neck. A pair of retaining pieces for retaining the hook portion are formed, and at the groove bottom of the groove, a convex ridge that slides on the tip surface opposite to the neck portion across the hook portion is continuous in the vertical direction. A pair of aluminum guide rails formed as
A guide rail structure for a shutter, comprising:
前記一対の抜け止め片が、前記補強部材の内面に一体に形成され、
前記凸条が、前記補強部材の溝底に形成されることを特徴とする請求項1または2記載のシャッター用ガイドレール構造。 The guide rail has a double structure in which a steel reinforcing member formed in a U-shape in plan view is fitted inside the groove,
The pair of retaining pieces are integrally formed on the inner surface of the reinforcing member,
The guide rail structure for a shutter according to claim 1, wherein the ridge is formed at a groove bottom of the reinforcing member.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018155201A JP2020029681A (en) | 2018-08-22 | 2018-08-22 | Guide rail structure for shutter |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5253694A (en) * | 1991-11-27 | 1993-10-19 | Bernardo Richard G | Rolling shutter slat end retainer |
JP2001146884A (en) * | 1999-11-24 | 2001-05-29 | Bunka Shutter Co Ltd | Structure of guide rail for closing body |
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JP2018003543A (en) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | 文化シヤッター株式会社 | Guide rail structure for shutter |
-
2018
- 2018-08-22 JP JP2018155201A patent/JP2020029681A/en active Pending
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