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JP2020026841A - 溝有りパイプ - Google Patents

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JP2020026841A JP2018151613A JP2018151613A JP2020026841A JP 2020026841 A JP2020026841 A JP 2020026841A JP 2018151613 A JP2018151613 A JP 2018151613A JP 2018151613 A JP2018151613 A JP 2018151613A JP 2020026841 A JP2020026841 A JP 2020026841A
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grooveless
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新治 倉岡
Shinji Kuraoka
新治 倉岡
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Abstract

【課題】ホース装着部が溝有り部を有する場合であっても、パイプに発生するバリや段差を容易に除去できる、溝有りパイプの提供。【解決手段】パイプ10のホース装着部30に凹部31と凸部32を有する溝有り部33が設けられるとともに、ホース装着部30の周方向の一部に、凹部31が形成されていない溝無し部35が設けられている。そのため、パイプ10の成形金型300の合わせ面310a、320aに相当する位置に溝無し部35を設定することで、バリや段差を溝無し部35に形成させることができる。よって、バリや段差が溝有り部33に形成される場合に比べて、バリや段差の除去を容易に行うことができる。【選択図】 図3

Description

本発明は、ホースに挿入されるパイプに関し、特に、ホース装着部が溝有り部を有する溝有りパイプに関する。
従来のパイプは、図8に示すように、軸方向先端部に設けられるバルジ部1aと、バルジ部1aに軸方向に連なるホース装着部1bと、を有する。バルジ部1aとホース装着部1bがゴムホース2内に挿入されており、バルジ部1aでパイプ1からホース2が抜けることを抑制しつつ、ホース装着部1bにホース2がクランプ3等の力で締め付けられている。ホース装着部1bの外周面は、径が一定の円筒面(平滑面)となっている。
パイプ1が自動車の過給器付きエンジンの配管の一部を構成する場合、ホース装着部1bの外周面が円筒面(平滑面)であるため、パイプ1およびホース2の内側に過給圧がかかったときにホース2がパイプ1から抜ける方向に動き「ホースズレ」または最悪は「ホース抜け」と呼ばれる現象が発生するおそれがある。この「ホースズレ」や「ホース抜け」は、過給圧がかかったときだけでなく、相対動きが発生する部品を接続する場合にも発生するおそがある。
このホースズレやホース抜けの問題を解消できる技術として、たとえば特許文献1に開示される技術がある。特許文献1に開示の技術では、パイプのホース装着部が、周方向に延びる凹部と凸部が軸方向に交互に形成される凹凸形状の溝有り部を有している。かかる技術によれば、ホース装着部とホースとの接触面積が小さくなり、ホース装着部とホースとの面圧が高まり、ホースズレやホース抜けを抑制できる。
しかし、上記の特許文献1開示の技術には、つぎの問題点がある。
パイプが型成形品である場合、成形金型の合わせ面に相当するパイプ部分にバリや段差が形成されることがある。バリ等が形成されると、ホースを傷つけるだけでなくホースとのシール性が低下するため、バリ等を後加工で除去する必要がある。しかし、ホース装着部が凹凸形状の溝有り部を有しているため、ホース装着部の形状が複雑でありホース装着部に形成されるバリ等の除去が困難である。
特開平9−229273号公報
本発明の目的は、ホース装着部が溝有り部を有する場合であっても、ホース装着部に形成されるバリや段差を除去できる、溝有りパイプを提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 軸方向先端部に設けられており外周側に膨出するバルジ部と、該バルジ部に軸方向に連なるホース装着部と、を有し、該ホース装着部が、周方向に延びる凹部と凸部が軸方向に交互に形成される溝有り部を有する、溝有りパイプであって、
前記ホース装着部の周方向の一部に、前記凹部が形成されていない溝無し部が設けられている、溝有りパイプ。
(2) 前記溝無し部は、周方向の異なる位置に2箇所以上設けられている、(1)記載の溝有りパイプ。
(3) 前記溝無し部は、前記溝有り部の凸部と同一径とされている、(1)または(2)記載の溝有りパイプ。
(4) 前記溝無し部は、軸方向全体にわたって周方向長さが一定とされている、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の溝有りパイプ。
(5) 前記溝無し部と前記溝有り部の凸部は、前記バルジ部より小径とされている、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の溝有りパイプ。
(6) 軸方向に前記バルジ部と間隔をおいて設けられており外周側に突出するストッパ部を、さらに有しており、
前記ホース装着部は、軸方向で前記バルジ部と前記ストッパ部との間に設けられており、
前記溝有り部と前記溝無し部は、前記ホース装着部の軸方向全体に設けられている、(1)〜(5)のいずれか1つに記載の溝有りパイプ。
(7) 軸方向で隣り合う位置にある前記凹部同士は、連なっておらずそれぞれ独立して設けられており、軸方向で隣り合う位置にある前記凸部同士は、連なっておらずそれぞれが独立して設けられている、(1)〜(6)のいずれか1つに記載の溝有りパイプ。
(8) 前記バルジ部と前記ホース装着部の軸方向の少なくとも一部は、可撓性を有するホース内に挿入されており、
前記ホース装着部に、前記ホースがクランプを用いて締め付けられている、(1)〜(7)のいずれか1つに記載の溝有りパイプ。
上記(1)〜(8)の溝有りパイプでは、つぎの効果を得ることができる。
ホース装着部の周方向の一部に、凹部が形成されていない溝無し部が設けられているため、パイプの成形金型の合わせ面に相当する位置に溝無し部を設定することで、バリや段差を溝無し部に形成させることができる。よって、バリや段差が溝有り部に形成される場合に比べて、バリや段差が形成される部分の形状が単純化されるため、バリや段差の除去を容易に行うことができる。
上記(2)の溝有りパイプでは、つぎの効果を得ることができる。
溝無し部が、周方向の異なる位置に2箇所以上設けられているため、周方向の異なる位置に2箇所以上バリや段差が形成される場合であっても、2箇所以上に形成されるバリや段差の除去を容易に行うことができる。
上記(3)の溝有りパイプでは、つぎの効果を得ることができる。
溝無し部が、溝有り部の凸部と同一径とされているため、溝無し部が溝有り部の凹部と同一径とされている場合に比べて、ホースとのシール性を容易に確保できる。
上記(4)の溝有りパイプでは、つぎの効果を得ることができる。
溝無し部が、軸方向全体にわたって周方向長さが一定とされているため、溝無し部の周方向長さが軸方向で異なる場合に比べて、溝無し部の形状が単純になり、パイプの成形金型の構造を単純化できる。よって、コスト上有利である。
上記(5)の溝有りパイプでは、つぎの効果を得ることができる。
溝無し部と溝有り部の凸部とが、バルジ部より小径とされているため、溝無し部と溝有り部が設けられている場合であっても、バルジ部によるホース抜け止め効果が損なわれることを抑制できる。
上記(6)の溝有りパイプでは、つぎの効果を得ることができる。
軸方向にバルジ部と間隔をおいて設けられており外周側に突出するストッパ部を有するため、パイプをホースに挿入しすぎてしまうことを抑制できる。また、ホース装着部がバルジ部とストッパ部との間に設けられているため、バルジ部とストッパ部との間に位置するホース部分を外周側からクランプを用いて締め付けることで、ホースをクランプで確実にホース装着部に締め付けることができる。また、溝有り部と溝無し部が、ホース装着部の軸方向全体に設けられているため、軸方向でパイプに対するクランプの位置がホース装着部内でばらついても、そのバラつきを許容できる。
上記(7)の溝有りパイプでは、つぎの効果を得ることができる。
軸方向で隣り合う位置にある凹部同士が、連なっておらずそれぞれ独立して設けられており、軸方向で隣り合う位置にある凸部同士が、連なっておらずそれぞれが独立して設けられているため、パイプの内圧が上がりホースにパイプから抜ける抜け力がかかったときに、ホースがパイプに対して回転して抜けてしまうことを抑制できる。
本発明実施例の溝有りパイプの、軸方向から見た正面図である。 本発明実施例の溝有りパイプの、ホースに挿入されている状態における部分断面図である。 本発明実施例の溝有りパイプの、部分側面図である。 図3のA−A線断面図である。なお、図面の明瞭化のために断面表示は省略している。 図3のB−B線断面図である。なお、図面の明瞭化のために断面表示は省略している。 本発明実施例の溝有りパイプの、部分拡大半断面図である。 本発明実施例の溝有りパイプの、該溝有りパイプの成形金型との関係を示す断面図である。 従来のパイプの、ホースに挿入されている状態における部分断面図である。
以下に、図1〜図7を参照して、本発明実施例の溝有りパイプ10(以下、単にパイプともいう)を説明する。
本発明実施例のパイプ10は、たとえば、自動車の過給器付きエンジンの配管の一部を構成するパイプである。ただし、パイプ10は、過給器無しエンジンの配管の一部を構成するパイプであってもよく、自動車のその他の配管の一部を構成するパイプであってもよい。
パイプ10は、たとえば樹脂製であり、より具体的にはPP(ポリプロピレン樹脂),PA(ポリアミド樹脂),PBT(ポリブチレンテレフタラート樹脂),PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)等の硬質樹脂製であり、型成形品である。ただし、パイプ10は、軟質材料(PA12)の内周部に金属や樹脂のカラーを設定するなど硬質樹脂と近しい効果を発揮させることができる材料で構成されていてもよい。パイプ10は、ブロー成型品であってもよく、射出成型品であってもよい。
パイプ10は、円筒形などの筒状であり、図2に示すように、軸方向先端部に設けられており外周側に膨出するバルジ部20と、バルジ部20に軸方向に連なるホース装着部30と、を有する。パイプ10は、さらに、軸方向にバルジ部20と間隔をおいて設けられており外周側に突出するストッパ部40と、一般部50と、を有する。バルジ部20、ホース装着部30、ストッパ部40および一般部50は、軸方向に先端部からこの順に設けられている。
バルジ部20とホース装着部30の軸方向の少なくとも一部は、可撓性を有するホース(ゴムホース)100内に挿入されている。バルジ部20は、パイプ10からホース100が抜けることを抑制するために設けられている。ホース100の外周側にはクランプ200が設けられており、ホース100がクランプ200を用いてパイプ10のホース装着部30に締め付けられている。
ホース装着部30は、軸方向でバルジ部20とストッパ部40との間の全体(ほぼ全体を含む)にわたって連続して設けられている。図3に示すように、ホース装着部30は、溝有り部33と、溝無し部35を、有する。
溝有り部33と溝無し部35は、ホース装着部30の軸方向全体にわたって連続して設けられている。溝無し部35は、周方向の一部のみに設けられており、軸方向全体にわたって周方向長さ(幅)が一定とされている。溝有り部33は、周方向で溝無し部35が設けられていない部分の全体に設けられている。
溝有り部33は、図2に示すように、外周面33aに周方向に延びる凹部31と周方向に延びる凸部32が、軸方向に交互に並んで形成されている部分である。凹部31と凸部32は、溝有り部33の外周面33aのみに形成されている。溝有り部33の内周面33bは、凹部31と凸部32が形成されておらず、円筒面(平滑面)となっている。溝有り部33に凹部31と凸部32が交互に並んで形成されているため、溝有り部33部位では、パイプ10の外周面は軸方向に蛇腹形状(波形状)となっている。なお、蛇腹形状となっているため、凸部32を山部、凹部31を谷部といってもよい。
図6に示すように、凹部31と凸部32は、それぞれ、軸方向断面視で角部を有さない湾曲形状となっている。また、凹部31と凸部32とは、軸方向断面視で、角部を有さずに滑らかに連なっている。したがって、ホース100内にパイプ10を挿入するときにパイプ10をホース100に引っ掛かることなく容易に挿入できるようになっている。また、ホース100内にパイプ10を挿入した後においても、ホース100がパイプ10によって傷つくことが抑制されている。
軸方向で隣り合う位置にある凹部31同士は、連なっておらずそれぞれ独立して設けられている。すなわち、複数の凹部31は、それぞれ、独立して設けられており軸方向と直交する面内に位置している。軸方向で隣り合う位置にある凸部32同士も、連なっておらずそれぞれが独立して設けられている。すなわち、複数の凸部32も、それぞれ、独立して設けられており軸方向と直交する面内に位置している。
溝無し部35は、図3に示すように、周方向の一部のみに設けられている。溝無し部35は、外周面に凹部31が形成されていない部分である。そのため、溝無し部35の径方向外側端面35bは、軸方向に直線状に延びる径が一定の断面円弧面(曲面)となっている。溝無し部35は、パイプ10の成形型の合わせ面に相当する位置に設けられており、たとえば周方向の異なる位置に2か所設けられている。溝無し部35が周方向の異なる位置に2か所設けられる場合、溝無し部35は、たとえば周方向に180°(175°以上で185°以下の略180°を含む)異なる位置(径方向に対向する位置)に一対設けられている。ただし、周方向に設けられる溝無し部35の数は、2箇所に限定されるものではなく、パイプ10の成形型がスライド型を有する場合など合わせ面が3箇所以上となる場合には、3箇所以上に設けられる。
図4、図5に示すように、溝無し部35の内周面35cは、溝有り部33の内周面33bと同一径となっている。そのため、ホース装着部30の内周面は軸方向に直線状に延びる径が一定の円筒面(平滑面)である。溝無し部35の径(径方向外側端の径)は、溝有り部33の凹部31の径D2よりも大であり、溝有り部33の凸部32の径(径方向外側端の径)と同じ径D1とされている。そのため、図4に示す凹部31部位における断面では、溝無し部35は溝有り部33より大径であり、図5に示す凸部32部位における断面では、溝無し部35は溝有り部33と同一径である。
図4に示すように、凹部31部位での断面における溝無し部35の周方向両端部(幅方向両端部)には、周方向外側にいくにつれて(溝有り部33に近づくにつれて)径が小となる傾斜面35aが形成されている。傾斜面35aは、平面であってもよく、湾曲面であってもよい。傾斜面35aと溝無し部35の径方向外側端面35bとの境部35dは、角部を有さない滑らかな湾曲面となっている(断面R形状となっている)。よって、ホース装着部30が溝有り部33と溝無し部35を有する場合であっても、ホース100が境部35dで傷つくことが抑制されている。傾斜面35aと溝有り部33の凹部31の底面31aとの境部35eは、角部を有していてもよく、角部を有さない滑らかな湾曲面となっていてもよい。
溝有り部33の凸部32と溝無し部35は、いずれも、バルジ部20およびストッパ部40よりも小径とされている。バルジ部20は、ストッパ部40よりも小径とされている。
パイプ10は、前述したように型成形品である。図7に示すように、パイプ10を成形する金型300は、たとえば図示略のスライド型を有しない場合には、パイプ10より外周側に固定型310と可動型320を有しており、それぞれの合わせ面310a、320a同士を突き合わせてパイプ10を成形していく。そして、金型300の合わせ面310a、320aに相当する位置には、溝有り部33ではなく溝無し部35が設定されている。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
(A)金型300の使用回数が増えてくると、固定型310と可動型320の合わせ面310a、320a同士に摩耗等が発生してくる。摩耗等が発生すると、(i)合わせ面310a、320a間にパイプ10の固化前の樹脂が流れ込みやすくなり、その結果、固化後(成形後)のパイプ10にバリや段差が発生する。また、(ii)金型300自体においても、合わせ面310a、320aを削る等の金型300のメンテナンスが必要になる。
ここで、本発明実施例では、パイプ10のホース装着部30の周方向の一部に、凹部31が形成されていない溝無し部35が設けられているため、パイプ10の成形金型300の合わせ面310a、320aに相当する位置に溝無し部35を設定することができる。このため、(i)バリや段差を溝無し部35に形成させることができる。よって、バリや段差が溝有り部33に形成される場合に比べて、形状が単純であるため、バリや段差の除去を容易に行うことができる。また、(ii)金型300自体においても、合わせ面310a、320aの形状が単純化されるため、合わせ面310a、320aを削る等の金型300のメンテナンスを容易に行うことができる。
(B)溝無し部35が、周方向の異なる位置に2箇所以上設けられているため、周方向の異なる位置に2箇所以上バリや段差が形成される場合であっても、2箇所以上に形成されるバリや段差の除去を容易に行うことができる。とくに、溝無し部35が周方向に180°異なる位置に一対設けられている場合には、周方向に180°異なる位置に形成される一対(両方)のバリや段差の除去を容易に行うことができる。
(C)溝無し部35が、溝有り部33の凸部32と同一径とされているため、溝無し部35が溝有り部33の凹部31と同一径とされている場合に比べて、ホース100とのシール性を容易に確保できる。
(D)溝無し部35が、軸方向全体にわたって周方向長さ(幅)が一定とされているため、溝無し部35の周方向長さ(幅)が軸方向で異なる場合に比べて、溝無し部35の形状が単純になり、パイプ10の成形金型300の構造を単純化できる。よって、コスト上有利である。
(E)溝無し部35と溝有り部33の凸部32とが、バルジ部20より小径とされているため、溝無し部35と溝有り部33が設けられている場合であっても、バルジ部20によるホース抜け止め効果が損なわれることを抑制できる。
(F)軸方向にバルジ部20と間隔をおいて設けられており外周側に突出するストッパ部40が設けられているため、パイプ10をホース100に挿入しすぎてしまうことを抑制できる。
(G)ホース装着部30がバルジ部20とストッパ部40との間に設けられているため、バルジ部20とストッパ部40との間に位置するホース部分をホース100の外周側からクランプ200を用いて締め付けることで、ホース100をクランプ200で確実にホース装着部30に締め付けることができる。
(H)溝有り部33と溝無し部35が、ホース装着部30の軸方向全体に設けられているため、軸方向でパイプ10に対するクランプ200の位置がホース装着部30内でばらついても、そのバラつきを許容できる。
(I)軸方向で隣り合う位置にある凹部31同士が、連なっておらずそれぞれ独立して設けられており、軸方向で隣り合う位置にある凸部32同士が、連なっておらずそれぞれが独立して設けられているため、パイプ10の内圧が上がりホース100にパイプ10から抜ける抜け力がかかったときに、ホース100がパイプ10に対して回転して抜けてしまうことを抑制できる。
10 溝有りパイプ
20 バルジ部
30 ホース装着部
31 凹部
32 凸部
33 溝有り部
35 溝無し部
35a 傾斜面
35b 径方向外側端面
40 ストッパ部
50 一般部
100 ホース
200 クランプ
300 金型
310 固定型
320 可動型
310a、320a 合わせ面

Claims (8)

  1. 軸方向先端部に設けられており外周側に膨出するバルジ部と、該バルジ部に軸方向に連なるホース装着部と、を有し、該ホース装着部が、周方向に延びる凹部と凸部が軸方向に交互に形成される溝有り部を有する、溝有りパイプであって、
    前記ホース装着部の周方向の一部に、前記凹部が形成されていない溝無し部が設けられている、溝有りパイプ。
  2. 前記溝無し部は、周方向の異なる位置に2箇所以上設けられている、請求項1記載の溝有りパイプ。
  3. 前記溝無し部は、前記溝有り部の凸部と同一径とされている、請求項1または請求項2記載の溝有りパイプ。
  4. 前記溝無し部は、軸方向全体にわたって周方向長さが一定とされている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の溝有りパイプ。
  5. 前記溝無し部と前記溝有り部の凸部は、前記バルジ部より小径とされている、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の溝有りパイプ。
  6. 軸方向に前記バルジ部と間隔をおいて設けられており外周側に突出するストッパ部を、さらに有しており、
    前記ホース装着部は、軸方向で前記バルジ部と前記ストッパ部との間に設けられており、
    前記溝有り部と前記溝無し部は、前記ホース装着部の軸方向全体に設けられている、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の溝有りパイプ。
  7. 軸方向で隣り合う位置にある前記凹部同士は、連なっておらずそれぞれ独立して設けられており、軸方向で隣り合う位置にある前記凸部同士は、連なっておらずそれぞれが独立して設けられている、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の溝有りパイプ。
  8. 前記バルジ部と前記ホース装着部の軸方向の少なくとも一部は、可撓性を有するホース内に挿入されており、
    前記ホース装着部に、前記ホースがクランプを用いて締め付けられている、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の溝有りパイプ。
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