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JP2020020991A - 制御装置、方法およびプログラム - Google Patents

制御装置、方法およびプログラム Download PDF

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謙一 本庄
佳範 永山
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佳範 永山
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Abstract

【課題】合焦状態を実現するまでに要する時間を短くする。【解決手段】制御装置は、レンズの位置を検出する位置検出部と、前記レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得し、前記画像からコントラスト評価値を取得し、前記コントラスト評価値と前記レンズの位置との対応関係をメモリに記憶し、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記レンズを移動させる、制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置、方法およびプログラムに関する。
画像を撮像する撮像装置では、コントラストAF(Autofocus)と呼ばれるAF方式で、自動的にレンズの位置を制御して焦点を合わせることが行われている。コントラストAFでは、例えば、レンズを移動させるギアを動かすDC(Direct Current)モータと、当該ギアの回転量を検出する回転センサとを用いて、オートフォーカスの制御が行われる。ここで、DCモータによってギアが一の方向に動かされると、レンズが光軸に平行な所定の方向に移動する。また、当該DCモータによって当該ギアが当該一の方向とは反対の方向に動かされると、当該レンズが当該所定の方向とは反対の方向に移動する。
具体的には、コントラストAFでは、次の3つの手順の処理を行う。1番目の手順は、DCモータによってギアを一の方向に動かしながら撮像素子から得られる画像のコントラスト評価値のピークを検出する手順である。2番目の手順は、その後に当該DCモータによって当該ギアを当該一の方向とは反対の方向に動かしてコントラスト評価値が当該ピークをいったん過ぎるようにする手順である。3番目の手順は、その後に当該DCモータによって当該ギアを当該一の方向に動かしてコントラスト評価値のピークを目標として当該ギアを停止させる手順である。このとき、コントラストAFでは、回転センサによって検出されるギアの回転量に基づいてレンズの位置を特定する。このようなコントラストAFでは、例えば、ギアの隙間(いわゆるバックラッシュ)を考慮して、コントラスト評価値が上昇していく方向にギアを動かして焦点を合わせている。当該方向はいわゆる山登りの方向と呼ばれ、山登りの方向での制御は山登り制御と呼ばれる。
ここで、画像のコントラスト評価値は、画像のコントラストの強弱の度合いを表す評価値である。本明細書では、コントラスト評価値が大きいほど、コントラストが強いことを表す。
なお、特許文献1には、フォーカスレンズの光軸方向における位置をMR(Magneto Resistive)センサによって検出する技術が開示されている(特許文献1の段落0039参照。)。しかしながら、特許文献1では、レンズの位置をMRセンサで検出することは開示されているが、オートフォーカスの制御については開示されていない。
ここで、MRセンサは、磁気抵抗効果素子を用いて、固体の電気抵抗が磁界によって変化する磁気抵抗効果を利用して磁場の大きさを計測するセンサとして知られている。磁気抵抗効果としては、例えば、外部の磁場によって電気抵抗が変化する異方向性磁気抵抗効果(AMR:Anisotropic Magneto Resistive effect)、巨大な磁気抵抗効果が生じる巨大磁気抵抗効果(GMR:Giant Magneto Resistive effect)、磁気トンネル接合素子において磁場が印加されることでトンネル電流が流れて電気抵抗が変化するトンネル磁気抵抗効果(TMR:Tunnel Magneto Resistive effect)などが知られている。
特開2004−37121号公報
上述のように、撮像装置では、コントラストAFによるオートフォーカスの制御を行うに際して、バックラッシュが存在することから、まず、ギアを一の方向に動かしてコントラスト評価値のピークを検出する手順を行う。その後、撮像装置では、当該ギアを当該一の方向とは反対の方向に動かしてコントラスト評価値が当該ピークをいったん過ぎるようにする手順を行う。その後、撮像装置では、当該ギアを当該一方向に動かして当該ピークを目標として当該ギアを停止させる手順を行う。撮像装置では、これらの手順が必要であり、合焦状態を実現するまでに必要なレンズ移動の手順が多くなり、長い時間がかかる場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、合焦状態を実現するまでに要する時間を短くすることができる制御装置、方法およびプログラムを提供することを課題とする。
本発明の一態様に係る制御装置は、レンズの位置を検出する位置検出部と、前記レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得し、前記画像からコントラスト評価値を取得し、前記コントラスト評価値と前記レンズの位置との対応関係をメモリに記憶し、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記レンズを移動させる、制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る制御装置は、前記位置検出部は、前記レンズを固定するレンズ枠に設けられた磁気抵抗効果素子と、前記光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、を備える、構成とされてもよい。
本発明の一態様に係る制御装置は、前記位置検出部は、前記光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、前記磁気部材に設けられたレンズ枠と、前記レンズ枠を前記光軸の方向に移動させるガイド軸に設けられた磁気抵抗効果素子と、を備える、構成とされてもよい。
本発明の一態様に係る制御装置は、前記磁気部材の長さは、前記レンズが移動可能な範囲と前記レンズが移動することにより発生するバックラッシュ分を足した長さよりも長い、構成とされてもよい。
本発明の一態様に係る制御装置は、前記制御部は、前記合焦位置を検出した場合に、前記メモリに前記対応関係を記憶する、構成とされてもよい。
本発明の一態様に係る制御装置は、前記レンズはギア連結機構を介して移動させられる、構成とされてもよい。
本発明の一態様に係る制御装置は、前記レンズは、DCモータ又はステッピングモーターを介して移動させられる、構成とされてもよい。
本発明の一態様に係る方法は、制御装置が、レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得する段階と、前記画像からコントラスト評価値を取得する段階と、前記コントラスト評価値と前記レンズとの対応関係をメモリに記憶する段階と、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記レンズを移動させる段階と、を備える。
本発明の一態様に係るプログラムは、レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得する段階と、前記画像からコントラスト評価値を取得する段階と、前記コントラスト評価値と前記レンズとの対応関係をメモリに記憶する段階と、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記レンズを移動させる段階と、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様によれば、合焦状態を実現するまでに要する時間を短くすることができる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の概略的な外観の構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置の概略的な機能構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置によって行われるオートフォーカス処理の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置によって行われるコントラスト評価値のピーク検出処理の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置によって行われるコントラスト評価値のピーク検出処理の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置によって行われるオートフォーカス処理の手順の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置におけるMRセンサおよび磁気部材の配置の他の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る撮像装置の概略的な機能構成を示す図である。 制御部およびメモリのハードウェア構成の一例を示す図である。 無人航空機および遠隔操作装置の外観の一例を示す図である。 従来のコントラストAFの概略について説明するための図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置1の概略的な外観の構造を示す図である。
撮像装置1は、概略的に、本体部11と、鏡筒部12とを備える。鏡筒部12は、レンズ13を備える。本体部11は、ボタン14〜16と、ファインダー17とを備える。
ここで、各ボタン14〜16は、ユーザによって操作されて、例えば、電源、シャッター、露光などに関する予め定められた指示を受け付ける。
なお、撮像装置1の構造は、図1に示される構造に限定されず、他の構造が用いられてもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る撮像装置1の概略的な機能構成を示す図である。
撮像装置1は、鏡筒部12に、レンズ13と、環状の回転カム21と、レンズ枠31と、カム溝32と、カムピン33と、MRセンサ41と、磁気部材42とを備える。撮像装置1は、本体部11に、ギアボックス22と、撮像部23とを備える。
ギアボックス22は、DC(Direct Current)モータ61と、ギア62と、2相の回転センサ63とを備える。
撮像部23は、撮像素子71と、操作部72と、表示部73と、メモリ74と、制御部75とを備える。制御部75は、取得部81と、移動制御部82と、検出部83と、判定部84と、合焦部85とを備える。
なお、MRセンサ41と制御部75とメモリ74を含む部分の装置が制御装置の一例である。本実施形態では、撮像装置1も制御装置の一例である。
鏡筒部12の構成について説明する。
レンズ13はレンズ枠31に取り付けられて支持される。レンズ枠31はレンズ13を固定する。レンズ枠31には、回転カム21に設けられたカム溝32に嵌合するカムピン33が設けられている。そして、回転カム21の回転機構によって、レンズ枠31はカム溝32に沿って移動することが可能である。これにより、レンズ枠31に取り付けられたレンズ13は、所定の移動可能軸D1に沿って移動することが可能である。レンズ13の移動可能軸D1は、レンズ13の光軸に平行な軸である。つまり、レンズ13は、当該レンズ13の光軸に沿って移動することが可能である。回転カム21が所定の回転方向に回転させられると、レンズ13が移動可能軸D1に沿った所定の一の方向に移動する。逆に、回転カム21が当該所定の回転方向とは反対の方向に回転させられると、レンズ13が移動可能軸D1に沿った当該一の方向とは反対の方向に移動する。なお、図2には、レンズ13の移動可能軸D1を示してある。
レンズ枠31に、磁気抵抗効果素子であるMRセンサ41が設けられている。本実施形態では、レンズ枠31にMRセンサ41が固定されている。また、回転カム21に、磁気部材42が固定されて設けられている。磁気部材42は、レンズ13の移動可能軸D1に平行な方向にN極(第1の極性の一例)とS極(第1の極性とは異なる第2の極性の一例)が一定間隔で逆極性となるように並ぶ磁気配列を有している。つまり、当該磁気配列はレンズ13の光軸に沿って配列されている。この構成により、レンズ13が移動可能軸D1に沿って移動すると、MRセンサ41と磁気部材42との相対的な位置関係が変化する。これにより、MRセンサ41によってレンズ13の移動量に応じた波形が検出される。すなわち、MRセンサ41の位置と対向する磁気部材42の極性がN極とS極とで交互に変化するごとに同じ形状のパルスが発生する。そして、MRセンサ41が同一の方向に移動する間、発生したパルスの数とレンズ13の移動量とが比例する。また、磁気部材42の長さは、所定値よりも長い方が好ましい。当該所定値は、レンズ13が移動可能な範囲の長さと、レンズ13が移動することにより発生するバックラッシュ分の長さとを足した長さである。磁気部材42が当該所定値に相当する部分をカバーすることで、レンズ13の移動量を正確に把握することが可能となる。
本実施形態では、MRセンサ41は、移動量に応じた情報として、発生したパルスの数を検出する。また、本実施形態では、MRセンサ41は、移動量に応じた波形として、サイン波とコサイン波といった2相の波形を検出する。これにより、MRセンサ41によって、レンズ13の移動量とともに、レンズ13が移動する方向を特定することが可能である。
MRセンサ41は、検出された移動量および移動方向を表す情報を制御部75に出力する。ここで、レンズ13の移動量を表す情報としては、例えば、移動量自体が用いられてもよく、あるいは、移動量に比例等するパルスの数などが用いられてもよい。
図2の例では、磁気抵抗効果素子であるMRセンサ41と、磁気部材42を用いて、レンズ13の位置を検出する位置検出部が構成されている。
なお、レンズ13としては、様々なレンズが用いられてもよく、例えば、交換可能なレンズが用いられてもよい。
ギアボックス22の構成について説明する。
ここで、ギア62は、例えば、ギア連結機構を有している。ここで、ギア連結機構とは、複数のギアがかみ合った機構である。このため、ギア連結機構では、一の方向の回転とそれとは反対の方向の回転とで位置誤差が生じ得る。ただし、本実施形態では、説明の便宜上、1個のギアに着目して説明する。
DCモータ61は、制御部75によって制御されて、ギア62を回転させる。ギア62の回転によって回転カム21が回転させられることで、レンズ13が移動可能軸D1に沿って移動する構成となっている。ギア62が所定の回転方向に回転させられると、レンズ13が移動可能軸D1に沿った所定の一の方向に移動する。逆に、ギア62が当該所定の回転方向とは反対の方向に回転させられると、レンズ13が移動可能軸D1に沿った当該一の方向とは反対の方向に移動する。つまり、レンズ13は、DCモータ61を介して移動させられる。また、レンズ13は、ギア連結機構を介して移動させられる。
回転センサ63は、ギア62の回転量を検出する。回転センサ63は、例えば、ギア62の両側のうちの一方に発光部を備え、他方に受光部を備える。そして、発光部が光を発射して、当該光を受光部によって受光する。ギア62には円周に沿って一定の間隔で歯が設けられている。発光部と受光部との間に歯が存在しないときには、発光部からの光が受光部によって受光される。一方、発光部と受光部との間に歯が存在するときには、発光部からの光が当該歯によって遮光されて受光部によって受光されない。このため、回転センサ63によって、ギア62の回転量に応じた波形が検出される。すなわち、発光部と受光部との間をそれぞれの歯が通過するごとに、同じ形状のパルスが発生する。ギア62が同一の方向に回転させられる間、発生したパルスの数とギア62の回転量とが比例する。また、ギア62の回転量とレンズ13の移動量とが比例する。
本実施形態では、回転センサ63は、回転量を表す情報として、発生したパルスの数を検出する。また、本実施形態では、回転センサ63は、回転量に応じた波形として、サイン波とコサイン波といった2相の波形を検出する。これにより、回転センサ63によって、ギア62の回転量とともに、ギア62が回転する方向を特定することが可能である。
回転センサ63は、検出された回転量および回転方向を表す情報を制御部75に出力する。
撮像部23の構成について説明する。
撮像素子71は、レンズ13の光軸上に配置されている。撮像素子71は、レンズ13を通過した光により得られる画像を撮像する。撮像素子71は、撮像された画像を制御部75に出力する。
操作部72は、ユーザによって操作されるボタンなどである。操作部72は、本実施形態では、図1に示されるボタン14〜16などを備える。
表示部73は、撮像素子71から得られる画像などを表示する画面を有する。表示部73は、本実施形態では、図1に示されるファインダー17の画面に画像を表示する。
メモリ74は、情報を記憶する。メモリ74は、本実施形態では、制御部75によって制御される。なお、本実施形態では、撮像部23にメモリ74が備えられる場合を示すが、メモリがレンズ13などに備えられる構成が用いられてもよい。
制御部75は、撮像に関する各種の制御を行う。制御部75は、例えば、操作部72に対する操作を受け付ける処理、表示部73の画面に画像を表示する処理、撮像素子71から画像を受信する処理、メモリ74に情報を記憶する処理、メモリ74から情報を削除する処理、DCモータ61を駆動させる処理、回転センサ63から回転量および方向を表す情報を受信する処理、MRセンサ41から移動量および移動方向を表す情報を受信する処理などの制御を行う。
取得部81は、撮像素子71から得られる画像を取得する。当該画像は、表示部73の画面に表示される。また、当該画像は、シャッターボタンが押された場合、撮像された画像としてメモリ74に記憶される。当該シャッターボタンは、例えば、ボタン15である。
また、取得部81は、MRセンサ41から当該MRセンサ41によって検出された移動量および移動方向を取得する。
ここで、MRセンサ41によって検出される移動量は、レンズ13の絶対的な位置ではなく、所定の基準位置に対するレンズ13の相対的な位置を特定する。本実施形態では、例えば、このような基準位置を表す情報が予めメモリ74に設定される構成、あるいは、このような基準位置を制御部75が検出して当該基準位置を表す情報をメモリ74に記憶する構成が用いられる。なお、メモリ74以外にも鏡筒部12内にもメモリ(図示せず)が設けられてもよい。鏡筒部12内のメモリにはメモリ74に対して格納される情報と同じ情報を格納することができる。鏡筒部12内のメモリにはレンズ13を駆動させるための情報を格納することができる。
このような基準位置としては、任意の位置が用いられてもよい。当該基準位置としては、例えば、レンズ13が移動することが可能な範囲における一端が基準位置として用いられてもよい。この場合、制御部75では、レンズ13を当該一端の位置に向かって移動させていき、MRセンサ41によってパルスが検出されなくなったときに、レンズ13が当該一端の位置に当接して停止したと判定する。そして、制御部75では、レンズ13の基準位置と当該基準位置からの移動量によってレンズ13の絶対的な位置が特定される。すなわち、当該移動量は、基準位置における移動量を0などの初期値としたときに、当該初期値からの差分を表す。
また、制御部75では、レンズ13の移動方向が所定の方向である場合には発生したパルスの数を加算する。逆に、制御部75では、レンズ13の移動方向が当該所定の方向とは反対の方向である場合には発生したパルスの数を減算する。そして、制御部75では、これらのパルスの数の総和をパルスカウントとして算出する。これにより、制御部75では、例えば、基準位置からの移動量を表すパルスカウントとレンズ13の位置とを1対1で対応させることができる。
ここで、基準位置としては、他の位置が用いられてもよく、例えば、予め定められたレンズ13のホーム位置、あるいは、撮像装置1に電源が投入されたときにおけるレンズ13の位置などが用いられてもよい。
また、基準位置は、任意の方法で検出されてもよい。例えば、光を発射する発光部を基準位置のレンズ13以外の部分に備え、当該発光部からの光を受光する受光部をレンズ13の移動経路を介して当該発光部の反対側に備え、レンズ13の側面に光を遮蔽する遮蔽部材を備える構成が用いられてもよい。この構成では、レンズ13が当該基準位置に位置するときに当該発光部からの光が当該遮蔽部材によって遮蔽されて受光部によって受光されない。この場合、制御部75では、発光部からの光が受光部によって受光されないときにレンズ13が基準位置にあると判定する。
なお、制御部75では、レンズ13が基準位置にあるときの移動量を0などの初期値に設定してもよい。
また、本実施形態では、レンズ13の位置は、基準位置と移動量とが組み合わされた絶対的な位置を用いて表されるが、他の例として、基準位置に対する相対的な移動量を用いて表されてもよい。すなわち、本実施形態では、ピークが得られたときにおけるレンズ13の位置を再現することが可能であればよい。
また、取得部81は、回転センサ63から当該回転センサ63によって検出された回転量および回転方向を取得する。
ここで、回転センサ63によって検出される回転量は、レンズ13の絶対的な位置ではなく、レンズ13の相対的な位置を特定する。
なお、本実施形態では、2相のMRセンサ41を用いる場合を示すが、3相以上のMRセンサが用いられてもよい。また、1相のMRセンサが用いられてもよい。1相のMRセンサが用いられる場合、レンズ13の移動方向は、例えば、制御部75によって、DCモータ61の駆動方向などに基づいて判定されてもよい。
同様に、本実施形態では、2相の回転センサ63を用いる場合を示すが、3相以上の回転センサが用いられてもよい。また、1相の回転センサが用いられてもよい。1相の回転センサが用いられる場合、レンズ13の移動方向は、例えば、制御部75によって、DCモータ61の駆動方向などに基づいて判定されてもよい。
移動制御部82は、DCモータ61の駆動を制御して、レンズ13を移動可能軸D1に沿って移動させる。これにより、レンズ13が移動可能軸D1に沿って移動する。
検出部83は、取得部81によって取得された画像について所定のコントラスト評価値を算出する。そして、検出部83は、レンズ13が所定の方向に移動している間に、当該コントラスト評価値のピークを検出する。なお、画像のコントラスト評価値を算出する手法としては、任意の手法が用いられてもよい。一般に、撮像された画像のコントラスト評価値が高い方が、より合焦状態に近い状態で撮像されたと考えられる。
判定部84は、MRセンサ41によって検出された移動量および移動方向に基づいて、検出部83によって検出されたピークが得られた時点のレンズ13の位置を判定する。
ここで、本実施形態では、制御部75は、レンズ13の位置を特定することが可能な情報と、取得部81によって取得された画像のコントラスト評価値を特定することが可能な情報とを対応付けてメモリ74に記憶する。なお、この対応付けは、例えば、時間を介して実現されてもよく、つまり、時間とレンズ13の位置を特定することが可能な情報との対応と、時間とコントラスト評価値を特定することが可能な情報との対応によって、両者の情報が対応付けられてもよい。時間とレンズ13の位置を特定することが可能な情報との対応は、例えば、一定の時間間隔ごとに離散的に得られてもよい。同様に、時間とコントラスト評価値を特定することが可能な情報との対応についても、当該一定の時間間隔ごとに離散的に得られてもよい。
レンズ13の位置を特定することが可能な情報は、例えば、判定部84によって、取得部81によって取得された情報を監視して所定の時間間隔ごとに算出されてもよい。
また、取得部81によって取得された画像のコントラスト評価値を特定することが可能な情報は、例えば、検出部83によって、取得部81によって取得された情報を監視して当該所定の時間間隔ごとに算出されてもよい。
検出部83あるいは判定部84の一方または両方は、このようにメモリ74に記憶された情報に基づいてそれぞれの演算を行ってもよい。
合焦部85は、移動制御部82によってDCモータ61の駆動を制御することで、判定部84によって判定されたレンズ13の位置、すなわち、コントラスト評価値のピークが得られた時点のレンズ13の位置にレンズ13を移動させる制御を行う。
図3を用いて、本発明の一実施形態に係る撮像装置1によって行われるオートフォーカス処理の一例を説明する。
図3に示されるグラフでは、横軸には時間を示してある。また、当該グラフでは、縦軸には時間に対するMRセンサ41のパルスカウントを表すパルスカウント特性1001および時間に対するコントラスト評価値を表すコントラスト特性1002を示してある。
図3の例では、時間0を原点として、時間が早い方から遅い方への順で、時間t1〜時間t4を示してある。
撮像装置1では、時間0でパルスカウントが0であるとする。撮像装置1では、まず、時間0から移動制御部82がDCモータ61の駆動を制御してギア62を所定の回転方向に一定の速度で回転させる。このとき、撮像装置1では、検出部83が時間t1でコントラスト評価値のピークが発生した後に時間t2付近で当該ピークを検出する。そして、撮像装置1では、判定部84が当該ピークが発生した時点のレンズ13の位置を判定する。これに応じて、撮像装置1では、合焦部85が、移動制御部82によって時間t2付近にDCモータ61の駆動を制御してギア62をいったん停止させる。続いて、撮像装置1では、合焦部85が、移動制御部82によってDCモータ61の駆動を制御してギア62を当該所定の回転方向とは反対の方向に一定の速度で回転させる。そして、撮像装置1では、合焦部85が、MRセンサ41によって検出されるパルスカウントに基づいて、レンズ13をピークが発生した時点の位置に移動させて停止させる。これにより、撮像装置1では、時間t4に、合焦状態が実現される。本実施形態では、ギア62を回転させる速度として、回転方向にかかわらず、同じ速度が用いられている。
ここで、図3の例では、コントラスト評価値は、時間0から上昇して時間t1にピークとなって最大値となる。そして、コントラスト評価値は、時間t1から時間t2にわたり下降していく。撮像装置1では、検出部83によって、時間t1におけるコントラスト評価値をピークとして検出し、時間t1におけるレンズ13の位置を検出合焦点P1としてメモリ74に記憶する。
続いて、コントラスト評価値は、時間t2から時間t3まではバックラッシュのために不変である。そして、コントラスト評価値は、時間t3から上昇して時間t4にピークに相当する最大値となる。ここで、理論的には、時間t4におけるコントラスト評価値は検出合焦点P1のコントラスト評価値と一致する。撮像装置1では、時間t4におけるレンズ13の位置を合焦点P2とする。
また、本実施形態では、検出合焦点P1におけるパルスカウント(=100)と合焦点P2におけるパルスカウント(=100)とが一致するように、レンズ13の位置が制御される。このため、撮像装置1では、コントラスト評価値がピークとなった検出合焦点P1をレンズ13の位置が所定の移動方向に通り過ぎた状態において、コントラスト評価値が当該ピークとなるレンズ13の位置を予測することができる。これにより、撮像装置1では、レンズ13の位置を反対方向に移動させて、そのまま直接、合焦点P2となるレンズ13の位置に一致させることができる。
また、図3の例では、撮像装置1では、時間0から時間t3までの期間は、DCモータ61の駆動を制御してレンズ13を移動させつつ、回転センサ63によって検出される回転量を参照している。その後、撮像装置1では、時間t3から時間t4までの期間は、MRセンサ41によって検出されるパルスカウントに基づいて、既に検出された検出合焦点P1のパルスカウントに合わせるように、DCモータ61の駆動を制御してレンズ13の位置を制御する。
ここで、本実施形態では、MRセンサ41によって検出されるパルスカウントは、離散的な値となる。
そこで、判定部84は、例えば、MRセンサ41によって検出されたパルスカウントをそのまま使用してレンズ13の位置を判定してもよい。また、判定部84は、例えば、MRセンサ41によって検出されたパルスカウントを補間してレンズ13の位置を判定してもよい。
パルスカウントを補間してレンズ13の位置を判定する手法としては、任意の手法が用いられてもよい。補間の手法として、例えば、露光時間(シャッター速度)に基づいて、露光時間の中点の時間におけるパルスカウントをピークに対応付けて算出する手法が用いられてもよい。また、補間の手法として、例えば、ローリングシャッターが用いられる場合に、フレームレートなどに基づいて、AF座標に相当する点の時間におけるパルスカウントをピークに対応付けて算出する手法が用いられてもよい。
図4および図5を用いて、本発明の一実施形態に係る撮像装置1によって行われるコントラスト評価値のピーク検出処理の一例を説明する。
図4に示されるグラフにおいて、横軸には時間を示してある。当該グラフにおいて、縦軸にはコントラスト評価値を示してある。当該コントラスト評価値は、検出部83によって算出されるコントラスト評価値である。
図4の例では、時間0を原点として、時間が早い方から遅い方への順で、時間t11〜時間t13を示してある。時間t11〜時間t13は、時間が進む順番にあり、一定間隔の時間であるとする。
撮像装置1では、時間t11〜時間t13のそれぞれにおいて、それぞれのコントラスト評価値の点201〜203が得られたとする。
このとき、撮像装置1では、検出部83が、時間の進みにしたがって、1番目の点201のコントラスト評価値よりも2番目の点202のコントラスト評価値が高く、かつ、当該2番目の点202のコントラスト評価値よりも3番目の点203のコントラスト評価値が低くなるという条件を用いる。そして、撮像装置1では、当該条件を満たす3点を検出した場合に、1番目の点201と3番目の点203との間にコントラスト評価値のピークが存在すると判定する。図4の例では、このような条件が満たされている。
次に、撮像装置1では、検出部83が、1番目の点201と2番目の点202とを通る直線の傾きの絶対値と、2番目の点202と3番目の点203とを通る直線の傾きの絶対値とで、いずれが大きいかを判定する。そして、撮像装置1では、検出部83が、傾きの絶対値が大きい方の直線を選択する。図4の例では、1番目の点201と2番目の点202とを通る直線の傾きの絶対値の方が大きく、当該直線が選択される。
なお、これら2つの直線の傾きの絶対値が同じである場合には、いずれが選択されてもよい。
次に、撮像装置1では、検出部83が、選択された直線と、当該直線の傾きの正負を逆にした傾きを持ち残りの1点を通る直線との交点を算出する。図5の例では、選択された直線が直線211である。また、当該直線211の傾きの正負を逆にした傾きを持ち残りの1点である3番目の点203を通る直線が直線212である。また、これら2つの直線の交点が交点221である。これら2つの直線211、212は、交点221を通り縦軸に平行な直線に対して、対称となる。
そして、撮像装置1では、検出部83は、算出された交点221がコントラスト評価値がピークとなる点であると判定する。
撮像装置1では、このようなコントラスト評価値のピーク検出処理を行うことで、簡易な演算によって短い処理時間で、コントラスト評価値がピークとなる点を検出することができる。
なお、撮像装置1では、検出部83は、2番目の点のコントラスト評価値と3番目の点のコントラスト評価値とが同じ大きさである場合には、例えば、これらのコントラスト評価値よりもコントラスト評価値が低くなる点が見つかるまで、さらに4番目以降の点のコントラスト評価値を求める。そして、撮像装置1では、検出部83は、求められた点に基づいてコントラスト評価値がピークとなる点を求める。
図6は、本発明の一実施形態に係る撮像装置1によって行われるオートフォーカス処理の手順の一例を示す図である。
(ステップS1)
撮像装置1では、移動制御部82が、DCモータ61の駆動を制御してギア62を回転させる。これにより、撮像装置1では、移動制御部82が、レンズ13を移動可能軸D1に沿った所定の一の方向に移動させる。そして、ステップS2の処理へ移行する。
(ステップS2)
撮像装置1では、レンズ13が移動している間に、MRセンサ41によって検出されたレンズ13の位置を特定する情報をメモリ74に記憶する。そして、ステップS3の処理へ移行する。本実施形態では、レンズ13の位置を特定する情報としてパルスカウントが用いられている。そして、当該パルスカウントとコントラスト評価値との対応がメモリ74に記憶される。
(ステップS3)
撮像装置1では、検出部83によってコントラスト評価値がピークとなる合焦位置を検出したか否かを判定する。
この判定の結果、撮像装置1では、検出部83によってコントラスト評価値のピークを検出したと判定した場合(ステップS3:YES)、ステップS4の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、撮像装置1では、検出部83によってコントラスト評価値のピークを検出していないと判定した場合(ステップS3:NO)、ステップS2の処理へ移行する。
(ステップS4)
撮像装置1では、判定部84が、MRセンサ41によって検出されたレンズ13の位置を特定する情報に基づいて、コントラスト評価値のピークにおけるレンズ13の位置を合焦位置として判定する。そして、撮像装置1では、合焦部85が、移動制御部82によってレンズ13が所定の一の方向にピークを過ぎた状態からレンズ13を当該一の方向とは反対の方向に移動させる。撮像装置1では、合焦部85が、合焦位置にレンズ13を移動させて停止させる。そして、本フローの処理が終了する。
なお、制御部75は、合焦位置を検出した場合に、メモリ74にコントラスト評価値とレンズ13の位置との対応関係を記憶させてもよい。
図7は、本発明の一実施形態に係る撮像装置1におけるMRセンサ301および磁気部材302の配置の他の例を示す図である。
図7には、変形例に係る鏡筒部12の構成例を示してある。図7の例では、図2の例と比べて、磁気抵抗効果素子であるMRセンサ301の配置位置と磁気部材302の配置位置とが異なっている点で相違し、他の点で同様である。
すなわち、図7の例では、レンズ枠31が磁気部材302に設けられている。また、図7の例では、レンズ枠31が磁気部材302に固定されている。また、図7の例では、ガイド軸311にMRセンサ301が設けられている。図7の例では、ガイド軸311にMRセンサ301が固定されている。ガイド軸311は、レンズ枠31をレンズ13の光軸の方向に移動させる機構を備える。
このような配置においても、図2に示される配置と同様に、MRセンサ301によってレンズ13の位置を特定する情報を検出することができる。
図7の例では、磁気抵抗効果素子であるMRセンサ301と、磁気部材302を用いて、レンズ13の位置を検出する位置検出部が構成されている。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置1では、レンズ13を一の方向に移動させてコントラスト評価値のピークを検出する。その後、本実施形態に係る撮像装置1では、レンズ13を当該一の方向とは反対の方向に移動させて、MRセンサ41によって検出される移動量に基づいて当該ピークに相当する合焦状態に合わせる。このため、本実施形態に係る撮像装置1では、オートフォーカスの制御において合焦状態を実現するまでに要する時間を短くすることができる。これにより、本実施形態に係る撮像装置1では、オートフォーカスの制御によって合焦状態を実現するまでの処理の高速化を図ることができる。
また、本実施形態に係る撮像装置1では、レンズ13の位置を精密に検出することが可能なMRセンサ41を用いてレンズ13の位置を合焦位置に合わせる。このため、本実施形態に係る撮像装置1では、オートフォーカスの制御によって実現される合焦状態の精度を良好にすることができる。すなわち、本実施形態に係る撮像装置1では、MRセンサ41を用いることで、精度の高いオートフォーカスの制御を行うことができる。
具体的には、本実施形態に係る撮像装置1では、移動制御部82が、レンズ13を光軸に沿って所定の方向(第1の向き)に移動させる。このとき、撮像装置1では、レンズ13を通じて画像を取得する。撮像装置1では、検出部83が、当該画像からコントラスト評価値を取得する。MRセンサ41が、レンズ13の移動量に応じた情報を検出する。撮像装置1では、コントラスト評価値とレンズ13の位置との対応関係をメモリ74に記憶する。検出部83が、レンズ13が当該所定の方向に移動している間に、レンズ13を通過した光により撮像素子71から得られる画像のコントラスト評価値のピークを検出する。判定部84が、MRセンサ41によって検出された情報に基づいて、検出部83によってピークが検出された時点のレンズ13の位置を判定する。合焦部85が、検出部83によってピークが検出された後に、移動制御部82によってレンズ13を当該所定の方向とは反対の方向(第1の向きとは反対の第2の向き)に移動させて、判定部84によって判定されたレンズ13の位置にレンズ13を移動させる。このように、撮像装置1では、コントラスト評価値からレンズ13の合焦位置が検出された後に、メモリ74から当該対応関係を読み出し、レンズ13を所定の方向とは反対の方向に移動させて、合焦位置に対応するレンズ13の位置へレンズ13を移動させる。
本実施形態に係る撮像装置1では、MRセンサ41によって検出される情報に基づくレンズ13の位置を特定する情報と、コントラスト評価値を特定する情報との対応をメモリ74に記憶する。判定部84は、メモリ74に記憶された対応に基づいて、レンズ13の位置を判定する。合焦部85は、MRセンサ41によって検出される情報に基づいて、判定部84によって判定されたレンズ13の位置にレンズ13を移動させる。
本実施形態に係る撮像装置1では、図4および図5に示されるように、検出部83は、時間が進む順番にある3点であって、1番目の点201のコントラスト評価値よりも2番目の点202のコントラスト評価値の方が高く、2番目の点202のコントラスト評価値よりも3番目の点203のコントラスト評価値の方が低い3点を検出する場合、1番目の点201と2番目の点202とを通る直線211と2番目の点202と3番目の点203とを通る直線とのうち傾きの絶対値が大きい直線(図4および図5の例では、直線211)を選択し、選択された直線と、1番目の点201または3番目の点203のうちで当該直線が通らない1つの点(図4および図5の例では、3番目の点203)を通り当該直線の傾きの正負を逆にした傾きを持つ直線(図5の例では、直線212)との交点(図5の例では、交点221)をピークに対応する点として検出する。
ここで、従来のコントラストAFについて説明し、従来との比較により、本実施形態に係る撮像装置1によって得られる効果を示す。
図11を用いて、従来のコントラストAFの概略について説明する。
図11に示されるグラフでは、横軸には時間を示してある。当該グラフでは、縦軸には時間に対する回転センサのパルスカウントを表すパルスカウント特性2001および時間に対するコントラスト評価値を表すコントラスト特性2002を示してある。ここで、回転センサとしては、2相の回転センサが用いられている。また、回転センサは、ギアの回転量に応じて離散的なパルスの数をカウントして検出している。このカウント値がパルスカウントである。
なお、図11の例に係る撮像装置では、DCモータ、ギア、回転センサとしては、例えば、図2に示されるDCモータ61、ギア62、回転センサ63と同様なものが用いられている。
図11の例では、時間0を原点として、時間が早い方から遅い方への順で、時間t101〜時間t106を示してある。
撮像装置では、まず、時間0でパルスカウントが0であるとし、時間0からDCモータの駆動によってギアを所定の回転方向に一定の速度で回転させる。このとき、撮像装置では、時間t101でコントラスト評価値のピークが発生した後に時間t102付近で当該ピークを検出する。これに応じて、撮像装置では、時間t102付近にDCモータの駆動を制御してギアをいったん停止させる。続いて、撮像装置では、DCモータの駆動によってギアを当該所定の回転方向とは反対の方向に一定の速度で回転させる。なお、ギアを回転させる速度として、回転方向にかかわらず、同じ速度が用いられている。
次に、撮像装置では、時間t104でコントラスト評価値のピークが再び発生した後に時間t105付近で当該ピークを検出する。これに応じて、撮像装置では、時間t105付近にDCモータの駆動を制御してギアをいったん停止させる。続いて、撮像装置では、DCモータの駆動によってギアを再び所定の回転方向に一定の速度で回転させる。そして、このような山登り制御によって、撮像装置では、時間t106に、コントラスト評価値のピークが検出された時点のレンズの位置を実現する。なお、図11には、時間t104に実現される合焦点P12および時間t106に実現される合焦点P13を、理論的に検出合焦点P11と同じコントラスト評価値となる点として示してある。
ここで、図11の例では、コントラスト評価値は、時間0から上昇して時間t101にピークとなって最大値となる。そして、コントラスト評価値は、時間t101から時間t102にわたり下降していく。続いて、コントラスト評価値は、時間t102から時間t103まではバックラッシュのために不変である。そして、コントラスト評価値は、時間t103から上昇して時間t104にピークに相当する最大値となる。ここで、理論的には、時間t104におけるコントラスト評価値は検出合焦点P11のコントラスト評価値と一致する。
次に、コントラスト評価値は、時間t104から時間t105にわたり下降していく。続いて、コントラスト評価値は、時間t105から少しの間はバックラッシュのために不変である。その後、コントラスト評価値は、上昇して時間t106にピークに相当する最大値となる。ここで、理論的には、時間t106におけるコントラスト評価値は検出合焦点P11のコントラスト評価値と一致する。撮像装置では、時間t106におけるレンズの位置を合焦点P13とする。
しかしながら、このようなコントラストAFでは、バックラッシュが発生するために山登り制御によってギアを制御することから、時間t104における合焦点P12には合わせられない。そして、時間t104から時間t106までの時間間隔T101が余計な手順に費やされて長い時間を要してしまう。このため、レンズが時間t104に合焦点P12を過ぎたときから当該レンズを山登り制御で時間t106の合焦点P13へ戻すための時間間隔T101が、オートフォーカスの制御において合焦状態を実現する際の遅延時間となっていた。なお、図11の例では、パルスカウント特性2001およびコントラスト特性2002について、基本的には実線で示してあるが、時間間隔T101に相当する部分を点線で示してある。
また、このようなコントラストAFでは、バックラッシュが発生するために検出合焦点P11におけるパルスカウント(=100)と合焦点P12におけるパルスカウント(=80)との間にずれが発生する。撮像装置では、レンズを時間t106における最終的な合焦点P13に移動させるときには、慣性を利用してレンズをおよその合焦点に移動させる制御を行っている。このため、撮像装置では、最終的な合焦点にばらつきが生じ、オートフォーカスの制御によって実現される合焦状態の精度が良好ではない場合があった。
このように、従来のコントラストAFでは、合焦状態を実現するときには必ず山登り制御を行う必要があった。このため、従来のコントラストAFでは、レンズを一の方向に移動させる手順と、当該レンズを当該一の方向とは反対の方向に移動させる手順と、当該レンズを再び当該一の方向に移動させる手順が必要であった。そして、従来のコントラストAFでは、オートフォーカスの制御によって合焦状態を実現するまでの処理に要する時間が長くかかる場合があった。
また、従来のコントラストAFでは、回転センサによって検出されるギアの回転量をフィードバックすることでオートフォーカスの制御が行われるが、ギアのバックラッシュがあるために、オートフォーカスの制御によって実現される合焦状態の精度が良好ではない場合があった。
これに対して、本実施形態に係る撮像装置1では、レンズ13を一の方向に移動させる手順と、レンズ13を当該一の方向とは反対の方向に移動させる手順によって、合焦状態を実現することができる。これにより、本実施形態に係る撮像装置1では、作業の手順を減らすことができ、オートフォーカスの制御によって合焦状態を実現するまでの処理に要する時間を短くすることが可能である。
また、本実施形態に係る撮像装置1では、MRセンサ41を用いることで、オートフォーカスの制御によって実現される合焦状態の精度を良好にすることができる。
なお、本実施形態では、MRセンサ41および磁気部材42からなる磁気機構をレンズの付近に設置するため、例えば、小型カメラよりも、大型レンズを取り扱うような中判カメラに適用されるのに好ましい場合がある。すなわち、小型カメラと比べて中判カメラでは、本実施形態に係る磁気機構を設置することが可能な空間を広くとれることが多く、特に、大型レンズを駆動させる場合に有効である。
また、撮像装置1は、例えば、DCモータ61の代わりにステッピングモーターを備えてもよい。この場合、当該ステッピングモーターが、制御部75によって制御されて、ギア62を回転させる。そして、レンズ13は、ステッピングモーターを介して駆動させられる。なお、ステッピングモーターについても、DCモータ61と同様に位置誤差が発生し得るが、本実施形態に係る撮像装置1によってその不具合を解消することができる。
図8を用いて、他の実施形態を説明する。
図8は、本発明の他の実施形態に係る撮像装置2の概略的な機能構成を示す図である。
図8に示される撮像装置2は、図2に示される撮像装置1と比べて、レンズ13の付近に備えられたMRセンサ41および磁気部材42の代わりに、レンズ13の付近にMR素子以外の位置検出素子401を備えている。他の部分については、図8に示される撮像装置2の構成は、図2に示される撮像装置1の構成と同様であり、同一の符号を付して説明する。
位置検出素子401としては、例えば、レンズ13自体、あるいは、レンズ13の移動と共に一緒に移動する素子あるいは部材を用いて、レンズ13の位置を直接的に検出する素子が用いられる。
位置検出素子401としては、レンズ13の位置を一意に特定することが可能な任意の素子が用いられてもよい。位置検出素子401としては、例えば、ホール素子を用いたセンサ、可変抵抗の分圧でレンズ13の位置を検出するセンサ、ホログラムのパターンでレンズ13の位置を検出するセンサ、光でレンズ13の位置を検出するセンサなどが用いられてもよい。
ホール素子は、ホール効果を利用して磁界を検出する素子である。ホール素子を用いたセンサは、例えば、図2に示されるMRセンサ41と磁気部材42の代わりに、ホール素子と磁気部材42とを備える。そして、当該センサは、ホール素子と磁気部材42との相対位置に応じて、レンズ13の位置を特定することが可能な情報を検出する。
可変抵抗の分圧でレンズ13の位置を検出するセンサは、例えば、図2に示されるMRセンサ41と磁気部材42の代わりに、レンズ13の位置に応じて抵抗値が変化させられる構成とされた可変抵抗と、当該可変抵抗の抵抗値を分圧で検出する検出部とを備える。そして、当該センサは、当該検出部によって検出される分圧に基づいて、レンズ13の位置を特定することが可能な情報を検出する。
ホログラムのパターンでレンズ13の位置を検出するセンサは、例えば、レンズ13の位置によってホログラムのパターンが変化する機構を備える。そして、当該センサは、当該パターンに基づいて、レンズ13の位置を特定することが可能な情報を検出する。
光でレンズ13の位置を検出するセンサは、例えば、図2に示されるMRセンサ41と磁気部材42の代わりに、光を発射する発光部と、当該光を受光する受光素子がレンズ13の移動可能軸D1に沿って並べられた受光部とを備える。そして、当該センサは、当該受光部において当該発光部からの光を受光した受光素子に応じて、レンズ13の位置を特定することが可能な情報を検出する。
このように、撮像装置2では、図2に示されるMRセンサ41および磁気部材42の代わりに、他の位置検出素子401が用いられる場合においても、オートフォーカスの制御に要するレンズ移動の手順を少なくすることができる。
すなわち、撮像装置2では、レンズ13を一の方向に移動させながら、撮像素子71から得られる画像のコントラスト評価値を検出する。そして、撮像装置2では、当該コントラスト評価値が上昇した後にピークが現れて下降した場合に、レンズ13を当該一の方向とは反対の方向に移動させて、位置検出素子401の検出値に基づいて、レンズ13を合焦位置に制御する。
具体的には、撮像装置2では、移動制御部82が、レンズ13を光軸に沿って移動させる。位置検出素子401が、レンズ13の移動量に応じた情報を検出する。検出部83が、レンズ13が所定の方向に移動している間に、レンズ13を通過した光により撮像素子71から得られる画像のコントラスト評価値のピークを検出する。判定部84が、位置検出素子401によって検出された情報に基づいて、検出部83によってピークが検出された時点のレンズ13の位置を判定する。合焦部85が、検出部83によってピークが検出された後に、移動制御部82によってレンズ13を当該所定の方向とは反対の方向に移動させて、判定部84によって判定されたレンズ13の位置にレンズ13を移動させる。
図9は、制御部75およびメモリ74のハードウェア構成の一例を示す図である。
制御部75およびメモリ74は、一例として、コンピュータ501により構成されてもよい。
コンピュータ501は、ホストコントローラ511と、CPU(Central Processing unit)512と、RAM(Random access Memory)513と、入力/出力コントローラ514と、通信インタフェース515と、ROM(Read only Memory)516とを備える。図2の例では、メモリ74は、RAM513、ROM516であってもよい。
ホストコントローラ511は、CPU512、RAM513、入力/出力コントローラ514のそれぞれと接続されており、これらを相互に接続する。また、入力/出力コントローラ514は、通信インタフェース515とROM516のそれぞれと接続されており、これらとホストコントローラ511とを接続する。
CPU512は、例えば、RAM513あるいはROM516に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、各種の処理あるいは制御を実行する。通信インタフェース515は、例えば、ネットワークを介して、他のデバイスと通信する。図2の例では、他のデバイスは、撮像素子71、操作部72、表示部73、DCモータ61、回転センサ63、MRセンサ41であってもよい。
例えば、実施形態に係る各装置(例えば、撮像装置1、2など)の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティング・システム(OS:Operating System)あるいは周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また、記録媒体としては、例えば、一時的にデータを記録する記録媒体であってもよい。
さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバあるいはクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波によって他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)あるいは電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
図10は、無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)601および遠隔操作装置602の外観の一例を示す図である。
UAV601は、UAV本体611と、ジンバル612と、複数の撮像装置613〜615とを備える。UAV601は、回転翼によって飛行する飛行体の一例である。飛行体とは、UAVの他、空中を移動する他の航空機等を含む概念である。
UAV本体611は、複数の回転翼を備える。UAV本体611は、複数の回転翼の回転を制御することでUAV601を飛行させる。UAV本体611は、例えば、4つの回転翼を用いてUAV601を飛行させる。回転翼の数は、4つには限定されない。
撮像装置615は、所望の撮像範囲に含まれる被写体を撮像する撮像用のカメラである。ジンバル612は、撮像装置615の姿勢を変更可能に、撮像装置615を支持する。ジンバル612は、撮像装置615を回転可能に支持する。例えば、ジンバル612は、撮像装置615を、アクチュエータを用いてピッチ軸で回転可能に支持する。ジンバル612は、撮像装置615を、アクチュエータを用いてさらにロール軸およびヨー軸のそれぞれを中心に回転可能に支持する。ジンバル612は、ヨー軸、ピッチ軸、およびロール軸の少なくとも1つを中心に撮像装置615を回転させることで、撮像装置615の姿勢を変更してもよい。
撮像装置613および撮像装置614は、UAV601の飛行を制御するためにUAV601の周囲を撮像するセンシング用のカメラである。2つの撮像装置613、614が、UAV601の機首である正面に設けられてもよい。さらに他の2つの撮像装置(図示省略)が、UAV601の底面に設けられてもよい。正面側の2つの撮像装置613、614はペアとなり、いわゆるステレオカメラとして機能してもよい。底面側の2つの撮像装置(図示省略)もペアとなり、ステレオカメラとして機能してもよい。
撮像装置613および撮像装置614によって撮像された画像に基づいて、UAV601の周囲の3次元空間データが生成されてもよい。UAV601が備える撮像装置613、614の数は4つには限定されない。UAV601は、少なくとも1つの撮像装置613、614を備えていればよい。UAV601は、UAV601の機首、機尾、側面、底面、および天井面のそれぞれに少なくとも1つの撮像装置613、614を備えてもよい。撮像装置613、614で設定できる画角は、撮像装置615で設定できる画角より広くてもよい。すなわち、撮像装置613、614の撮像範囲は、撮像装置615の撮像範囲より広くてもよい。撮像装置613、614は、単焦点レンズまたは魚眼レンズを有してもよい。
遠隔操作装置602は、UAV601と通信して、UAV601を遠隔操作する。遠隔操作装置602は、UAV601と無線で通信してもよい。遠隔操作装置602は、UAV601に上昇、下降、加速、減速、前進、後進、回転などのUAV601の移動に関する各種駆動命令を送信する。
UAV601は、遠隔操作装置602から送信される命令を受信し、当該命令にしたがって各種の処理を行う。
本実施形態では、例えば、図10に示される撮像装置613〜615のうちの1以上として、図2に示される撮像装置1あるいは図8に示される撮像装置2が用いられてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、撮像装置1、2によって行われる処理の段階と同様な処理の段階を備える方法が実施されてもよい。
また、撮像装置1、2をコンピュータにより構成する場合に、当該コンピュータのプロセッサによって実行されるプログラムが実施されてもよい。
1、2、613〜615…撮像装置、11…本体部、12…鏡筒部、13…レンズ、14〜16…ボタン、17…ファインダー、21…回転カム、22…ギアボックス、23…撮像部、31…レンズ枠、32…カム溝、33…カムピン、41、301…MRセンサ、42、302…磁気部材、61…DCモータ、62…ギア、63…回転センサ、71…撮像素子、72…操作部、73…表示部、74…メモリ、75…制御部、81…取得部、82…移動制御部、83…検出部、84…判定部、85…合焦部、201〜203…点、211、212…直線、221…交点、311…ガイド軸、401…位置検出素子、501…コンピュータ、511…ホストコントローラ、512…CPU、513…RAM、514…入力/出力コントローラ、515…通信インタフェース、601…無人航空機、602…遠隔操作装置、611…UAV本体、612…ジンバル、1001…パルスカウント特性、1002…コントラスト特性、P1、P11…検出合焦点、P2、P12、P13…合焦点
本発明の一態様に係る制御装置は、レンズを固定するレンズ枠に設けられた磁気抵抗効果素子と、前記レンズの光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、を備え、前記レンズの位置を検出する位置検出部と、前記レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得し、前記画像からコントラスト評価値を取得し、前記コントラスト評価値と前記レンズの位置と前記磁気抵抗効果素子によって検出された前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントとの対応関係をメモリに記憶し、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントに基づいて前記レンズを移動させる、制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る制御装置は、光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、前記磁気部材に設けられたレンズ枠と、前記レンズ枠を前記光軸の方向に移動させるガイド軸に設けられた磁気抵抗効果素子と、を備え、前記レンズ枠に固定されるレンズの位置を検出する位置検出部と、前記レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得し、前記画像からコントラスト評価値を取得し、前記コントラスト評価値と前記レンズの位置と前記磁気抵抗効果素子によって検出された前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントとの対応関係をメモリに記憶し、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントに基づいて前記レンズを移動させる、制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る制御装置は、前記レンズは、DCモータ又はステッピングモーターを介して移動させられる、構成とされてもよい。
本発明の一態様に係る制御装置は、前記制御部は、時間が進む順番にある3点であって、1番目の点のコントラスト評価値よりも2番目の点のコントラスト評価値の方が高く、前記2番目の点のコントラスト評価値よりも3番目の点のコントラスト評価値の方が低い前記3点を検出する場合、前記1番目の点と前記2番目の点とを通る直線と前記2番目の点と3番目の点とを通る直線とのうち傾きの絶対値が大きい直線を選択し、選択された直線と、前記1番目の点または前記3番目の点のうちで当該直線が通らない1つの点を通り当該直線の傾きの正負を逆にした傾きを持つ直線との交点を前記合焦位置に対応する点として検出する、構成とされてもよい。
本発明の一態様に係る方法は、制御装置が、レンズを固定するレンズ枠に設けられた磁気抵抗効果素子と、前記レンズの光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、を用いて、前記レンズの位置を検出する段階と、前記レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得する段階と、前記画像からコントラスト評価値を取得する段階と、前記コントラスト評価値と前記レンズの位置と前記磁気抵抗効果素子によって検出された前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントとの対応関係をメモリに記憶する段階と、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントに基づいて前記レンズを移動させる段階と、を備える。
本発明の一態様に係る方法は、制御装置が、光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、前記磁気部材に設けられたレンズ枠を前記光軸の方向に移動させるガイド軸に設けられた磁気抵抗効果素子と、を用いて、前記レンズ枠に固定されるレンズの位置を検出する段階と、前記レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得する段階と、前記画像からコントラスト評価値を取得する段階と、前記コントラスト評価値と前記レンズの位置と前記磁気抵抗効果素子によって検出された前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントとの対応関係をメモリに記憶する段階と、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントに基づいて前記レンズを移動させる段階と、を備える。
本発明の一態様に係るプログラムは、レンズを固定するレンズ枠に設けられた磁気抵抗効果素子と、前記レンズの光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、を用いて、前記レンズの位置を検出する段階と、前記レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得する段階と、前記画像からコントラスト評価値を取得する段階と、前記コントラスト評価値と前記レンズの位置と前記磁気抵抗効果素子によって検出された前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントとの対応関係をメモリに記憶する段階と、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントに基づいて前記レンズを移動させる段階と、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様に係るプログラムは、光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、前記磁気部材に設けられたレンズ枠を前記光軸の方向に移動させるガイド軸に設けられた磁気抵抗効果素子と、を用いて、前記レンズ枠に固定されるレンズの位置を検出する段階と、前記レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得する段階と、前記画像からコントラスト評価値を取得する段階と、前記コントラスト評価値と前記レンズの位置と前記磁気抵抗効果素子によって検出された前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントとの対応関係をメモリに記憶する段階と、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記磁気抵抗効果素子のパルスカウントに基づいて前記レンズを移動させる段階と、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。

Claims (9)

  1. レンズの位置を検出する位置検出部と、
    前記レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得し、前記画像からコントラスト評価値を取得し、前記コントラスト評価値と前記レンズの位置との対応関係をメモリに記憶し、前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記レンズを移動させる、制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記位置検出部は、
    前記レンズを固定するレンズ枠に設けられた磁気抵抗効果素子と、
    前記光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、
    を備える、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記位置検出部は、
    前記光軸に沿って配列され、第1の極性と前記第1の極性と異なる第2の極性からなる磁気部材と、
    前記磁気部材に設けられたレンズ枠と、
    前記レンズ枠を前記光軸の方向に移動させるガイド軸に設けられた磁気抵抗効果素子と、
    を備える、請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記磁気部材の長さは、前記レンズが移動可能な範囲と前記レンズが移動することにより発生するバックラッシュ分を足した長さよりも長い、請求項2または請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記合焦位置を検出した場合に、前記メモリに前記対応関係を記憶する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記レンズはギア連結機構を介して移動させられる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記レンズは、DCモータまたはステッピングモーターを介して移動させられる、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 制御装置が、
    レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得する段階と、
    前記画像からコントラスト評価値を取得する段階と、
    前記コントラスト評価値と前記レンズとの対応関係をメモリに記憶する段階と、
    前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記レンズを移動させる段階と、
    を備える方法。
  9. レンズを光軸に沿って第1の向きに移動させて、前記レンズを通じて画像を取得する段階と、
    前記画像からコントラスト評価値を取得する段階と、
    前記コントラスト評価値と前記レンズとの対応関係をメモリに記憶する段階と、
    前記コントラスト評価値から前記レンズの合焦位置が検出された後に、前記メモリから前記対応関係を読み出し、前記レンズを前記第1の向きとは反対の第2の向きに移動させて、前記合焦位置に対応する前記レンズの位置へ前記レンズを移動させる段階と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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