JP2020015027A - Shredder and sheet manufacturing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シュレッダーおよびシート製造装置に関する。 The present invention relates to a shredder and a sheet manufacturing apparatus.
従来から、シート等のような被裁断部材を裁断して細片化するシュレッダーが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のシュレッダーは、ほぼ円板状をなす一対のカッタローラを有している。そして、各カッタローラが回転することにより、これらのカッタローラの間で被裁断部材を裁断することができる。
2. Description of the Related Art Conventionally, a shredder that cuts a member to be cut such as a sheet into pieces has been known (for example, see Patent Document 1). The shredder described in
しかしながら、特許文献1に記載のシュレッダーでは、例えば、被裁断部材にしわが寄っていたり、被裁断部材が丸まっていたりした場合等、被裁断部材の状態によっては、被裁断部材が一対のカッタローラの間に噛み込まれずにそのままカッタローラ上に滞留して、裁断されない。そして、この原因としては、各カッタローラがほぼ円板状をなすことが考えられる。
However, in the shredder described in
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下のものとして実現することが可能である。 The present invention has been made to solve the above-described problem, and can be realized as the following.
本発明のシュレッダーは、第1軸と、
前記第1軸を回転軸として回転可能に支持された少なくとも1つの第1回転刃と、
前記第1軸から離間して、前記第1軸と平行に配置された第2軸と、
前記第2軸を回転軸として、前記第1回転刃と反対方向に回転可能に支持され、前記第1回転刃との間でシートを裁断する少なくとも1つの第2回転刃と、を備え、
前記第1回転刃は、前記第1回転刃の外周部に形成され、前記第1軸から最も遠い第1遠位部と、前記第1遠位部よりも前記第1軸側に近い第1近位部とを有し、
前記第2回転刃は、前記第2回転刃の外周部に形成され、前記第2軸から最も遠い第2遠位部と、前記第2遠位部よりも前記第2軸側に近い第2近位部とを有し、
前記第1回転刃および前記第2回転刃は、前記第1軸方向から見たとき、前記第1近位部と前記第2近位部とが交差する交差点を共有し、
前記交差点は、前記第1回転刃および前記第2回転刃の回転に応じて、前記第1軸と前記第2軸とを結ぶ仮想線と交差する方向に変位することを特徴とする。
The shredder of the present invention includes a first shaft,
At least one first rotary blade rotatably supported on the first axis as a rotation axis;
A second axis spaced from the first axis and arranged in parallel with the first axis;
And at least one second rotary blade that is rotatably supported in a direction opposite to the first rotary blade and that cuts a sheet between the first rotary blade and the second rotary shaft with the second axis as a rotation axis,
The first rotary blade is formed on an outer peripheral portion of the first rotary blade, and a first distal portion farthest from the first axis and a first distal portion closer to the first axis side than the first distal portion. Having a proximal portion,
The second rotary blade is formed on an outer peripheral portion of the second rotary blade, and a second distal portion farthest from the second axis and a second distal portion closer to the second axis side than the second distal portion. Having a proximal portion,
The first rotary blade and the second rotary blade share an intersection where the first proximal portion and the second proximal portion intersect when viewed from the first axial direction,
The intersection may be displaced in a direction intersecting an imaginary line connecting the first axis and the second axis according to the rotation of the first rotary blade and the second rotary blade.
本発明のシート製造装置は、本発明のシュレッダーを備え、
前記シュレッダーによって裁断されたシートを原料に新たなシートを製造することを特徴とする。
The sheet manufacturing apparatus of the present invention includes the shredder of the present invention,
A new sheet is manufactured using the sheet cut by the shredder as a raw material.
以下、本発明のシュレッダーおよびシート製造装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, a shredder and a sheet manufacturing apparatus of the present invention will be described in detail based on preferred embodiments shown in the accompanying drawings.
<第1実施形態>
図1は、本発明のシート製造装置の第1実施形態を示す概略側面図である。図2は、図1に示すシート製造装置が備える本発明のシュレッダーの主要部を示す斜視図である。図3および図4は、それぞれ、図2に示すシュレッダーの主要部を矢印A方向から見たときの動作状態を順に示す図である。図5は、図3中の第1回転刃と第2回転刃との交差点の位置関係を示す図である。なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をx軸、y軸およびz軸とする。また、x軸とy軸を含むxy平面が水平となっており、z軸が鉛直となっている。また、各軸の矢印が向いた方向を「+」、その反対方向を「−」と言う。また、図1および図3〜図8の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言うことがある。
<First embodiment>
FIG. 1 is a schematic side view showing a first embodiment of the sheet manufacturing apparatus of the present invention. FIG. 2 is a perspective view showing a main part of the shredder of the present invention included in the sheet manufacturing apparatus shown in FIG. FIG. 3 and FIG. 4 are diagrams sequentially showing the operation state when the main part of the shredder shown in FIG. 2 is viewed from the direction of arrow A. FIG. 5 is a diagram showing a positional relationship between intersections of the first rotary blade and the second rotary blade in FIG. In the following, for convenience of description, as shown in FIG. 1, three axes orthogonal to each other are defined as an x-axis, a y-axis, and a z-axis. The xy plane including the x-axis and the y-axis is horizontal, and the z-axis is vertical. The direction in which the arrow of each axis points is called "+", and the opposite direction is called "-". 1 and FIGS. 3 to 8 may be referred to as “upper” or “upper”, and the lower side may be referred to as “lower” or “lower”.
図1に示すように、シート製造装置100は、原料供給部11と、粗砕部12と、解繊部13と、選別部14と、第1ウェブ形成部15と、細分部16と、混合部17と、ほぐし部18と、第2ウェブ形成部19と、シート形成部20と、切断部21と、ストック部22と、回収部27とを備えている。また、シート製造装置100は、加湿部231と、加湿部232と、加湿部233と、加湿部234と、加湿部235と、加湿部236とを備えている。その他、シート製造装置100は、ブロアー261と、ブロアー262と、ブロアー263とを備えている。
As shown in FIG. 1, the
また、シート製造装置100が備える各部は、制御部28と電気的に接続されている。そして、これら各部の作動は、制御部28によって制御される。制御部28は、CPU(Central Processing Unit)281と、記憶部282とを有している。CPU281は、例えば、各種の判断や各種の命令等を行なうことができる。記憶部282は、例えば、シートSを製造するまでのプログラム等の各種プログラムが記憶されている。また、この制御部28は、シート製造装置100に内蔵されていてもよいし、外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよい。また、外部機器は、例えば、シート製造装置100とケーブル等を介して通信される場合、無線通信される場合、例えばインターネット等のようなネットワークをシート製造装置100と介して接続されている場合等がある。また、CPU281と、記憶部282とは、例えば、一体化されて、1つのユニットとして構成されていてもよいし、CPU281がシート製造装置100に内蔵され、記憶部282が外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよいし、記憶部282がシート製造装置100に内蔵され、CPU281が外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよい。
Each unit included in the
また、シート製造装置100では、原料供給工程と、粗砕工程と、解繊工程と、選別工程と、第1ウェブ形成工程と、分断工程と、混合工程と、ほぐし工程と、第2ウェブ形成工程と、シート形成工程と、切断工程とがこの順に実行される。
In the
以下、各部の構成について説明する。
原料供給部11は、粗砕部12に原料M1を供給する原料供給工程を行なう部分である。この原料M1としては、セルロース繊維を含むシート状材料である。なお、セルロース繊維とは、化合物としてのセルロース(狭義のセルロース)を主成分とし繊維状をなすものであればよく、セルロース(狭義のセルロース)の他に、ヘミセルロース、リグニンを含むものであってもよい。また、原料M1は、織布、不織布等、形態は問わない。また、原料M1は、例えば、古紙を解繊して再生、製造されたリサイクルペーパーや、合成紙のユポ紙(登録商標)であってもよいし、リサイクルペーパーでなくてもよい。また、本実施形態では、原料M1は、使用済みまたは不要となった古紙である。
Hereinafter, the configuration of each unit will be described.
The raw
原料供給部11は、第1トレイ111と、第1トレイ111の上側に配置された第2トレイ112とを有している。第1トレイ111および第2トレイ112には、いずれも、原料M1を載置することができる。
The raw
第1トレイ111に載置された原料M1は、図示しない強制搬送ローラーによって強制的に粗砕部12に送り込まれる。以下、第1トレイ111から供給される原料M1を「原料M1−1」と言う。
The raw material M1 placed on the
一方、第2トレイ112からは、原料M1を手動で、すなわち、手作業で粗砕部12に送り込むことができる。以下、第2トレイ112から供給される原料M1を「原料M1−2」と言う。
On the other hand, the raw material M1 can be sent from the
このように、原料M1には、第1トレイ111から供給される原料M1−1と、第2トレイ112から供給される原料M1−2とがある。
As described above, the raw material M1 includes the raw material M1-1 supplied from the
粗砕部12は、原料供給部11から供給された原料M1を大気中等の気中で粗砕する粗砕工程を行なう部分である。本実施形態では、粗砕部12は、本発明のシュレッダー1で構成されている。シュレッダー1は、原料M1を裁断して粗砕片M2とする裁断部3と、裁断部3によって裁断されて落下してきた粗砕片M2を受ける漏斗状の受け部としてのシュート122とを有している。なお、裁断部3の構成については、後述する。
The crushing
また、シュート122の上方には、加湿部231が裁断部3に隣り合って配置されている。加湿部231は、シュート122内の粗砕片M2を加湿するものである。この加湿部231は、例えば、水分を含むフィルターを有し、フィルターに空気を通過させることにより、湿度を高めた加湿空気を粗砕片M2に供給する気化式の加湿器で構成されている。加湿空気が粗砕片M2に供給されることにより、粗砕片M2が静電気によってシュート122等に付着するのを抑制することができる。
Above the
シュート122は、管241を介して、解繊部13に接続されている。シュート122に集められた粗砕片M2は、管241を通過して、解繊部13に搬送される。
The
解繊部13は、粗砕片M2を気中で、すなわち、乾式で解繊する解繊工程を行なう部分である。この解繊部13での解繊処理により、粗砕片M2から解繊物M3を生成することができる。ここで「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる粗砕片M2を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。そして、この解きほぐされたものが解繊物M3となる。解繊物M3の形状は、線状や帯状である。また、解繊物M3同士は、絡み合って塊状となった状態、すなわち、いわゆる「ダマ」を形成している状態で存在してもよい。
The
解繊部13は、例えば本実施形態では、高速回転するローターと、ローターの外周に位置するライナーとを有するインペラーミルで構成されている。解繊部13に流入してきた粗砕片M2は、ローターとライナーとの間に挟まれて解繊される。
The
また、解繊部13は、ローターの回転により、粗砕部12から選別部14に向かう空気の流れ、すなわち、気流を発生させることができる。これにより、粗砕片M2を管241から解繊部13に吸引することができる。また、解繊処理後、解繊物M3を、管242を介して選別部14に送り出すことができる。
In addition, the
管242の途中には、ブロアー261が設置されている。ブロアー261は、選別部14に向かう気流を発生させる気流発生装置である。これにより、選別部14への解繊物M3の送り出しが促進される。
A
選別部14は、解繊物M3を、繊維の長さの大小によって選別する選別工程を行なう部分である。選別部14では、解繊物M3は、第1選別物M4−1と、第1選別物M4−1よりも大きい第2選別物M4−2とに選別される。第1選別物M4−1は、その後のシートSの製造に適した大きさのものとなっている。その平均長さは、1μm以上30μm以下であるのが好ましい。一方、第2選別物M4−2は、例えば、解繊が不十分なものや、解繊された繊維同士が過剰に凝集したもの等が含まれる。
The sorting
選別部14は、ドラム部141と、ドラム部141を収納するハウジング部142とを有する。
The sorting
ドラム部141は、円筒状をなす網体で構成され、その中心軸回りに回転する篩である。このドラム部141には、解繊物M3が流入してくる。そして、ドラム部141が回転することにより、網の目開きよりも小さい解繊物M3は、第1選別物M4−1として選別され、網の目開き以上の大きさの解繊物M3は、第2選別物M4−2として選別される。 The drum portion 141 is a sieve that is formed of a cylindrical net and rotates around its central axis. The defibrated material M3 flows into the drum section 141. Then, by the rotation of the drum portion 141, the defibrated material M3 smaller than the mesh opening is selected as a first sorted material M4-1, and the defibrated material M3 having a size equal to or larger than the mesh opening is It is sorted as a second sort M4-2.
第1選別物M4−1は、ドラム部141から落下する。
一方、第2選別物M4−2は、ドラム部141に接続されている管243に送り出される。管243は、ドラム部141と反対側、すなわち、下流側が管241に接続されている。この管243を通過した第2選別物M4−2は、管241内で粗砕片M2と合流して、粗砕片M2とともに解繊部13に流入する。これにより、第2選別物M4−2は、解繊部13に戻されて、粗砕片M2とともに解繊処理される。
The first sorted product M4-1 falls from the drum unit 141.
On the other hand, the second sorted product M4-2 is sent out to a
また、ドラム部141からの第1選別物M4−1は、気中に分散しつつ落下して、ドラム部141の下方に位置する第1ウェブ形成部15に向かう。第1ウェブ形成部15は、第1選別物M4−1から第1ウェブM5を形成する第1ウェブ形成工程を行なう部分である。第1ウェブ形成部15は、メッシュベルト151と、3つの張架ローラー152と、吸引部153とを有している。
Further, the first sorted product M4-1 from the drum unit 141 falls while being dispersed in the air, and heads toward the first
メッシュベルト151は、無端ベルトであり、第1選別物M4−1が堆積する。このメッシュベルト151は、3つの張架ローラー152に掛け回されている。そして、張架ローラー152の回転駆動により、メッシュベルト151上の第1選別物M4−1は、下流側に搬送される。
The
第1選別物M4−1は、メッシュベルト151の目開き以上の大きさとなっている。これにより、第1選別物M4−1は、メッシュベルト151の通過が規制され、よって、メッシュベルト151上に堆積することができる。また、第1選別物M4−1は、メッシュベルト151上に堆積しつつ、メッシュベルト151ごと下流側に搬送されるため、層状の第1ウェブM5として形成される。
The first sorted product M4-1 has a size equal to or larger than the aperture of the
また、第1選別物M4−1には、例えば塵や埃等が混在しているおそれがある。塵や埃は、例えば、粗砕や解繊によって生じることがある。そして、このような塵や埃は、後述する回収部27に回収されることとなる。
In addition, for example, dust and dirt may be mixed in the first sorted material M4-1. Dust and dust may be generated, for example, by crushing or fibrillation. Then, such dust and dirt are collected by the collecting
吸引部153は、メッシュベルト151の下方から空気を吸引するサクション機構である。これにより、メッシュベルト151を通過した塵や埃を空気ごと吸引することができる。
The
また、吸引部153は、管244を介して、回収部27に接続されている。吸引部153で吸引された塵や埃は、回収部27に回収される。
Further, the
回収部27には、管245がさらに接続されている。また、管245の途中には、ブロアー262が設置されている。このブロアー262の作動により、吸引部153で吸引力を生じさせることができる。これにより、メッシュベルト151上における第1ウェブM5の形成が促進される。この第1ウェブM5は、塵や埃等が除去されたものとなる。また、塵や埃は、ブロアー262の作動により、管244を通過して、回収部27まで到達する。
A
ハウジング部142は、加湿部232と接続されている。加湿部232は、加湿部231と同様の気化式の加湿器で構成されている。これにより、ハウジング部142内には、加湿空気が供給される。この加湿空気により、第1選別物M4−1を加湿することができ、よって、第1選別物M4−1がハウジング部142の内壁に静電力によって付着してしまうのを抑制することもできる。
The
選別部14の下流側には、加湿部235が配置されている。加湿部235は、水を噴霧する超音波式加湿器で構成されている。これにより、第1ウェブM5に水分を供給することができ、よって、第1ウェブM5の水分量が調整される。この調整により、静電力による第1ウェブM5のメッシュベルト151への吸着を抑制することができる。これにより、第1ウェブM5は、メッシュベルト151が張架ローラー152で折り返される位置で、メッシュベルト151から容易に剥離される。
A
加湿部235の下流側には、細分部16が配置されている。細分部16は、メッシュベルト151から剥離した第1ウェブM5を分断する分断工程を行なう部分である。細分部16は、回転可能に支持されたプロペラ161と、プロペラ161を収納するハウジング部162とを有している。そして、回転するプロペラ161により、第1ウェブM5を分断することができる。分断された第1ウェブM5は、細分体M6となる。また、細分体M6は、ハウジング部162内を下降する。
On the downstream side of the
ハウジング部162は、加湿部233と接続されている。加湿部233は、加湿部231と同様の気化式の加湿器で構成されている。これにより、ハウジング部162内には、加湿空気が供給される。この加湿空気により、細分体M6がプロペラ161やハウジング部162の内壁に静電力によって付着してしまうのを抑制することもできる。
The
細分部16の下流側には、混合部17が配置されている。混合部17は、細分体M6と樹脂P1とを混合する混合工程を行なう部分である。この混合部17は、樹脂供給部171と、管172と、ブロアー173とを有している。
A mixing
管172は、細分部16のハウジング部162と、ほぐし部18のハウジング部182とを接続しており、細分体M6と樹脂P1との混合物M7が通過する流路である。
The
管172の途中には、樹脂供給部171が接続されている。樹脂供給部171は、スクリューフィーダー174を有している。このスクリューフィーダー174が回転駆動することにより、樹脂P1を粉体または粒子として管172に供給することができる。管172に供給された樹脂P1は、細分体M6と混合されて混合物M7となる。
In the middle of the
なお、樹脂P1は、後の工程で繊維同士を結着させるものであり、例えば、熱可塑性樹脂、硬化性樹脂等を用いることができるが、熱可塑性樹脂を用いるのが好ましい。熱可塑性樹脂としては、例えば、AS樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6−12、ナイロン6−66等のポリアミド(ナイロン)、ポリフェニレンエーテル、ポリアセタール、ポリエーテル、dポリフェニレンオキシド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、熱可塑性ポリイミド、ポリエーテルイミド、芳香族ポリエステル等の液晶ポリマー、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー等が挙げられ、これらから選択される1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。好ましくは、熱可塑性樹脂としては、ポリエステルまたはこれを含むものを用いる。
The resin P1 binds the fibers in a later step. For example, a thermoplastic resin, a curable resin, or the like can be used, but it is preferable to use a thermoplastic resin. Examples of the thermoplastic resin include AS resin, ABS resin, polyethylene, polypropylene, polyolefin such as ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA), modified polyolefin, acrylic resin such as polymethyl methacrylate, polyvinyl chloride, polystyrene, and polyethylene. Polyester (nylon) such as polyester such as terephthalate and polybutylene terephthalate,
なお、樹脂供給部171から供給されるものとしては、樹脂P1の他に、例えば、繊維を着色するための着色剤、繊維の凝集や樹脂P1の凝集を抑制するための凝集抑制剤、繊維等を燃えにくくするための難燃剤、シートSの紙力を増強するための紙力増強剤等が含まれていてもよい。または、予めそれらを樹脂P1に含ませて複合化したものを樹脂供給部171から供給してもよい。
In addition, as the material supplied from the
また、管172の途中には、樹脂供給部171よりも下流側にブロアー173が設置されている。ブロアー173が有する羽根等の回転部の作用により、細分体M6と樹脂P1とが混合される。また、ブロアー173は、ほぐし部18に向かう気流を発生させることができる。この気流により、管172内で、細分体M6と樹脂P1とを撹拌することができる。これにより、混合物M7は、細分体M6と樹脂P1とが均一に分散した状態で、ほぐし部18に流入することができる。また、混合物M7中の細分体M6は、管172内を通過する過程でほぐされて、より細かい繊維状となる。
A
ほぐし部18は、混合物M7における、互いに絡み合った繊維同士をほぐすほぐし工程を行なう部分である。ほぐし部18は、ドラム部181と、ドラム部181を収納するハウジング部182とを有する。
The unraveling
ドラム部181は、円筒状をなす網体で構成され、その中心軸回りに回転する篩である。このドラム部181には、混合物M7が流入してくる。そして、ドラム部181が回転することにより、混合物M7のうち、網の目開きよりも小さい繊維等が、ドラム部181を通過することができる。その際、混合物M7がほぐされることとなる。 The drum unit 181 is a sieve that is formed of a cylindrical net and rotates around its central axis. The mixture M7 flows into the drum section 181. Then, by rotating the drum portion 181, fibers and the like of the mixture M7 that are smaller than the mesh openings can pass through the drum portion 181. At that time, the mixture M7 is loosened.
ハウジング部182は、加湿部234と接続されている。加湿部234は、加湿部231と同様の気化式の加湿器で構成されている。これにより、ハウジング部182内には、加湿空気が供給される。この加湿空気により、ハウジング部182内を加湿することができ、よって、混合物M7がハウジング部182の内壁に静電力によって付着してしまうのを抑制することもできる。
The
また、ドラム部181でほぐされた混合物M7は、気中に分散しつつ落下して、ドラム部181の下方に位置する第2ウェブ形成部19に向かう。第2ウェブ形成部19は、混合物M7から第2ウェブM8を形成する第2ウェブ形成工程を行なう部分である。第2ウェブ形成部19は、メッシュベルト191と、張架ローラー192と、吸引部193とを有している。
Further, the mixture M7 loosened by the drum unit 181 drops while being dispersed in the air, and travels to the second
メッシュベルト191は、無端ベルトであり、混合物M7が堆積する。このメッシュベルト191は、4つの張架ローラー192に掛け回されている。そして、張架ローラー192の回転駆動により、メッシュベルト191上の混合物M7は、下流側に搬送される。
The
また、メッシュベルト191上のほとんどの混合物M7は、メッシュベルト191の目開き以上の大きさである。これにより、混合物M7は、メッシュベルト191を通過してしまうのが規制され、よって、メッシュベルト191上に堆積することができる。また、混合物M7は、メッシュベルト191上に堆積しつつ、メッシュベルト191ごと下流側に搬送されるため、層状の第2ウェブM8として形成される。
Most of the mixture M7 on the
吸引部193は、メッシュベルト191の下方から空気を吸引するサクション機構である。これにより、メッシュベルト191上に混合物M7を吸引することができ、よって、混合物M7のメッシュベルト191上への堆積が促進される。
The
吸引部193には、管246が接続されている。また、この管246の途中には、ブロアー263が設置されている。このブロアー263の作動により、吸引部193で吸引力を生じさせることができる。
The
ほぐし部18の下流側には、加湿部236が配置されている。加湿部236は、加湿部235と同様の超音波式加湿器で構成されている。これにより、第2ウェブM8に水分を供給することができ、よって、第2ウェブM8の水分量が調整される。この調整により、静電力による第2ウェブM8のメッシュベルト191への吸着を抑制することができる。これにより、第2ウェブM8は、メッシュベルト191が張架ローラー192で折り返される位置で、メッシュベルト191から容易に剥離される。
A
なお、加湿部231〜加湿部236までに加えられる水分量(合計水分量)は、例えば、加湿前の材料100質量部に対して0.5質量部以上20質量部以下であるのが好ましい。
The amount of water added to the
第2ウェブ形成部19の下流側には、シート形成部20が配置されている。シート形成部20は、第2ウェブM8からシートSを形成するシート形成工程を行なう部分である。このシート形成部20は、加圧部201と、加熱部202とを有している。
A
加圧部201は、一対のカレンダーローラー203を有し、カレンダーローラー203の間で第2ウェブM8を加熱せずに加圧することができる。これにより、第2ウェブM8の密度が高められる。なお、このときの加熱の程度としては、例えば、樹脂P1を溶融させない程度であるのが好ましい。そして、この第2ウェブM8は、加熱部202に向けて搬送される。なお、一対のカレンダーローラー203のうちの一方は、モーター(図示せず)の作動により駆動する主動ローラーであり、他方は、従動ローラーである。
The
加熱部202は、一対の加熱ローラー204を有し、加熱ローラー204の間で第2ウェブM8を加熱しつつ、加圧することができる。この加熱加圧により、第2ウェブM8内では、樹脂P1が溶融して、この溶融した樹脂P1を介して繊維同士が結着する。これにより、シートSが形成される。そして、このシートSは、切断部21に向けて搬送される。なお、一対の加熱ローラー204の一方は、モーター(図示略)の作動により駆動する主動ローラーであり、他方は、従動ローラーである。
The
シート形成部20の下流側には、切断部21が配置されている。切断部21は、シートSを切断する切断工程を行なう部分である。この切断部21は、第1カッター211と、第2カッター212とを有する。
A cutting
第1カッター211は、シートSの搬送方向と交差する方向、特に直交する方向にシートSを切断するものである。
The
第2カッター212は、第1カッター211の下流側で、シートSの搬送方向に平行な方向にシートSを切断するものである。この切断は、シートSの両側端部(y軸方向の端部)の不要な部分を除去して、シートSの幅を整えるものであり、切断除去された部分は、いわゆる「みみ」と呼ばれる。
The
このような第1カッター211と第2カッター212との切断により、所望の形状、大きさのシートSが得られる。そして、このシートSは、さらに下流側に搬送されて、ストック部22に蓄積される。
By cutting the
前述したように、本実施形態では、粗砕部12は、シュレッダー1で構成されている。図1に示すように、シュレッダー1は、原料M1を裁断して粗砕片M2とする裁断部3を備えている。また、図2に示すように、シュレッダー1は、裁断部3を駆動させる駆動部29をさらに備えている。以下、各部の構成について説明する。
As described above, in the present embodiment, the crushing
図2に示すように、裁断部3は、y軸方向と平行に配置された第1軸4Aおよび第2軸4Bと、第1軸4Aに回転可能に支持された複数の第1回転刃5と、第2軸4Bに回転可能に支持された複数の第2回転刃6とを備えている。すなわち、各第1回転刃5は、第1軸4Aに固定的に設置され、各第2回転刃6は、第2軸4Bに固定的に設置されている。
As shown in FIG. 2, the cutting
第1軸4Aおよび第2軸4Bは、いずれも、横断面形状が円形の棒状体で構成されている。なお、図2中の矢印A方向は、第1軸4A方向と同方向を向いている。
Each of the
また、第1軸4Aおよび第2軸4Bは、両持ち支持されており、一端側が駆動部29に連結されている。駆動部29が作動することにより、図3および図4に示すように、+Y軸から−Y軸方向でみたとき、第1軸4Aを第1回転刃5ごと反時計回りに、すなわち、矢印α5方向に回転させることができるとともに、第2軸4Bを第2回転刃6ごと時計回りに、すなわち、矢印α6方向に回転させることができる。第1軸4Aおよび第2軸4Bの回転方向は、逆方向であるが、両者の回転速度の絶対値は、等しい。
The
また、第2軸4Bは、第1軸4Aからz軸方向−側に離間して配置されている。第1軸4Aに対する第2軸4Bの配置方向は、本実施形態ではz軸方向−側であるが、これに限定されず、例えば、z軸方向+側であってもよいし、x軸方向+側または−側であってもよい。
In addition, the
第1軸4Aには、複数の第1回転刃5が矢印A方向に沿って等間隔に配置されている。各第1回転刃5は、板部材で構成され、その中心部を第1軸4Aが挿通している。そして、各第1回転刃5は、第1軸4Aを回転軸として、矢印α5方向に回転することができる。なお、各第1回転刃5と第1軸4Aとは、一体的に形成されていてもよいし、圧入あるいはキーとキー溝とにより固定されていてもよい。
A plurality of
第2軸4Bには、複数の第2回転刃6が矢印A方向に沿って等間隔に配置されている。各第2回転刃6は、板部材で構成され、その中心部を第2軸4Bが挿通している。そして、各第2回転刃6は、第2軸4Bを回転軸として、矢印α5方向と反対方向の矢印α6方向に、第1回転刃5と同期して回転することができる。なお、各第2回転刃6と第2軸4Bとは、一体的に形成されていてもよいし、圧入あるいはキーとキー溝とにより固定されていてもよい。
A plurality of
裁断部3では、第1回転刃5と第2回転刃6とは、y軸方向に沿って交互に重なって配置されている。駆動部29が作動することにより、前述したように各第1回転刃5と各第2回転刃6とを回転させることができる。これにより、隣り合う第1回転刃5と第2回転刃6との間で、原料M1をy軸方向と直交する方向に複数箇所で裁断することができる。その結果、第1回転刃5および第2回転刃6の厚さに相当する幅の短冊状の粗砕片M2が複数得られる。
In the
なお、第1回転刃5および第2回転刃6の配置数は、複数であるが、これに限定されず、少なくとも1つあればよい。
The number of the
また、各第1回転刃5の厚さは、図2に示す構成では同じであるが、これに限定されず、異なっていてもよい。
The thickness of each
また、各第2回転刃6の厚さも、図2に示す構成では同じであるが、これに限定されず、異なっていてもよい。
Further, the thickness of each
また、第1回転刃5の厚さと、第2回転刃6の厚さとは、図2に示す構成では同じであるが、これに限定されず、異なっていてもよい。
Further, the thickness of the
各回転刃の厚さは、特に限定されず、例えば、1mm以上10mm以下であるのが好ましく、2mm以上5mm以下であるのがより好ましい。 The thickness of each rotary blade is not particularly limited, and is, for example, preferably 1 mm or more and 10 mm or less, and more preferably 2 mm or more and 5 mm or less.
各第1回転刃5の構成は、同じであるため、以下、1つの第1回転刃5について代表的に説明する。各第2回転刃6の構成も、同じであるため、以下、1つの第2回転刃6について代表的に説明する。
Since the configuration of each
図3、図4に示すように、板状をなす第1回転刃5の外周部は、第1軸4Aから最も距離が遠い3つの第1遠位部51と、各第1遠位部51よりも距離が第1軸4A側に近い、すなわち、各第1遠位部51を除いた3つの第1近位部52とを有する。各第1遠位部51と、各第1近位部52とは、第1軸4A回りに交互に配置されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the outer peripheral portion of the plate-like
また、板状をなす第2回転刃6の外周部も、第2軸4Bから最も距離が遠い3つの第2遠位部61と、各第2遠位部61よりも距離が第2軸4B側に近い、すなわち、各第2遠位部61を除いた3つの第2近位部62とを有する。各第2遠位部61と、各第2近位部62とは、第2軸4B回りに交互に配置されている。
In addition, the outer peripheral portion of the plate-shaped
そして、裁断部3では、隣り合う第1回転刃5と第2回転刃6とは、矢印A方向(第1軸4A方向)から見たとき、図3、図4に示すように、x軸方向−側、すなわち、原料M1が送り込まれてくる側で、第1近位部52と第2近位部62とが交差する交差点O3を有している。
Then, in the
各第1近位部52は、矢印A方向(+y軸方向)に見たとき、直線状をなす直線状部(第1直線状部)521で構成されている。なお、各第1近位部52は、直線状部521の他に、例えば、矢印A方向(+y軸方向)に見たとき折れ線状または曲線状をなす部分を有していてもよい。
Each first
各第2近位部62は、矢印A方向(+y軸方向)に見たとき、直線状をなす直線状部(第2直線状部)621で構成されている。なお、各第2近位部62は、直線状部621の他に、例えば、矢印A方向(+y軸方向)に見たとき折れ線状または曲線状をなす部分を有していてもよい。
Each second
第1近位部52および第2近位部62がそれぞれこのような直線状をなすことにより、図3、図4に示すように、交差点O3は、第1回転刃5および第2回転刃6の回転に伴って、第1軸4Aの中心と第2軸4Bの中心とを結ぶ仮想線VL4と交差する方向、特に、本実施形態では直交する方向であるx軸方向に変位することができる。すなわち、交差点O3は、第1回転刃5および第2回転刃6の回転に伴って、仮想線VL4と交差点O3との距離が変化する。これにより、第1回転刃5と第2回転刃6とが原料M1を交差点O3まで噛み込む噛み込み深さDP3が、図3に示す浅い状態から、徐々に深くなっていき、図4に示す深い状態となる。以下、この構成を「噛み込み深さ可変構成」と言う。
Since the first
前述したように、原料供給部11から供給される原料M1は、使用済みの古紙である。そのため、原料M1には、例えば、折れ曲がった原料M1、湾曲して波打った原料M1、しわが寄った原料M1、丸まっている原料M1等、変形した原料M1が混在している場合がある。裁断部3では、原料M1が前記のように変形していた場合でも、その変形の状態によらず、噛み込み深さ可変構成により、第1回転刃5と第2回転刃6との間に原料M1を引き込むことができ、そのまま安定して裁断することができる。
As described above, the raw material M1 supplied from the raw
また、図3に示すように、噛み込み深さDP3が浅い状態では、交差点O3を形成する直線状部521と直線状部621とがなす角度θ3を、比較的大きく確保することができる。これにより、第1回転刃5と第2回転刃6との間への挿入方向が異なる原料M1−1と原料M1−2とがであっても、これらを第1回転刃5と第2回転刃6との間に引き込むことができる。
Further, as shown in FIG. 3, when the bite depth DP 3 is shallow, it is possible to ensure a relatively large angle θ 3 between the
前述したように、第1回転刃5の外周部には、直線状部521で構成された3つ(複数)の第1近位部52が形成されている。また、第2回転刃6の外周部には、直線状部621で構成された3つ(複数)の第2近位部62が形成されている。
As described above, three (plural) first
図3に示すように、各直線状部521に沿った仮想直線SL521同士を結んだときの形状は、矢印A方向から見たとき、多角形をなし、特に、本実施形態では正三角形をなす。また、各直線状部621に沿った仮想直線SL621同士を結んだときの形状は、矢印A方向から見たとき、多角形をなし、特に、本実施形態では第1回転刃5と同様に正三角形をなす。
As shown in FIG. 3, the shape when connecting the virtual straight lines SL 521 along each
このような多角形状により、第1回転刃5および第2回転刃6の回転に伴って、交差点O3が繰り返して発生し、その都度、噛み込み深さ可変構成によって、原料M1を引き込むことができる。また、多角形状として正三角形とした場合、噛み込み深さ可変構成の発現が顕著となる。
Such polygonal shape, with the rotation of the
なお、仮想直線SL521同士を結んだときの形状は、本実施形態では正三角形であるが、これに限定されない。この形状としては、直線状部521の全長や形成数に応じて、例えば、二等辺三角形、正方形や長方形等の四角形、五角形等の他の多角形であってもよい。
Note that the shape when the virtual straight lines SL 521 are connected to each other is an equilateral triangle in the present embodiment, but is not limited to this. The shape may be another polygon such as an isosceles triangle, a square such as a square or a rectangle, or a pentagon depending on the total length and the number of the formed
また、仮想直線SL621同士を結んだときの形状は、本実施形態では正三角形であるが、これに限定されない。この形状としては、直線状部621の全長や形成数に応じて、例えば、二等辺三角形、正方形や長方形等の四角形、五角形等の他の多角形であってもよい。
In addition, the shape when the virtual straight lines SL 621 are connected to each other is an equilateral triangle in the present embodiment, but is not limited thereto. The shape may be another polygon such as an isosceles triangle, a square such as a square or a rectangle, or a pentagon depending on the total length and the number of the
また、仮想直線SL521同士を結んだときの形状と、仮想直線SL621同士を結んだときの形状とは、本実施形態では同じであるが、これに限定されず、異なっていてもよい。この場合、第1回転刃5および第2回転刃6の回転数は、それぞれ、異なっているのが好ましい。
In addition, the shape when connecting the virtual straight lines SL 521 and the shape when connecting the virtual straight lines SL 621 are the same in the present embodiment, but are not limited thereto, and may be different. In this case, it is preferable that the rotation speeds of the
前述したように、裁断部3は、第1回転刃5および第2回転刃6を複数備えている。また、第1回転刃5と第2回転刃6とは、y軸方向と平行な第1軸4A方向に沿って交互に重なって配置されている。
As described above, the
図2に示すように、第1軸4A上では、矢印A方向に向って隣り合う各第1回転刃5は、第1軸4A回りに所定角度ずつズレて配置されている。一方、第2軸4B上でも、矢印A方向に向って隣り合う各第2回転刃6は、第2軸4B回りに所定角度ずつズレて配置されている。すなわち、複数枚の第1回転刃5が第1軸4Aの長手方向に沿って捩れたように配置され、同様に、複数枚の第2回転刃6が第2軸4Bの長手方向に沿って捩れたように配置されている。
As shown in FIG. 2, on the
このような配置により、図5に示すように、y軸方向、すなわち、第1軸4A方向に隣り合う交差点O3同士の位置は、矢印A方向から見たとき、異なっている。なお、各交差点O3は、仮想線VL4を垂直に二等分する垂直二等分線BL4上のいずれかの位置と重なる。これにより、矢印A方向にある程度長さを有する原料M1を裁断する際に、各交差点O3における噛み込み深さDP3および角度θ3が同一とならず、駆動部29に掛かる負荷を分散、低減することができる。これにより、原料M1の裁断中に裁断部3が停止するのを防止することができ、よって、原料M1を最後まで裁断し切ることができる。
Such an arrangement, as shown in FIG. 5, y-axis direction, i.e., the position of the intersection O 3 adjacent to the
図3、図4に示すように、各第1遠位部51には、原料M1であるシートの裁断時の回転方向、すなわち、矢印α5方向前方に突出した鋭利な第1爪511が形成されている。第1爪511は、当該第1爪511が形成されている第1遠位部51の両側にある各第1近位部52から連続的に形成されている。なお、第1回転刃5の中心から各第1爪511までの長さは、特に限定されず、例えば、15mm以上40mm以下であるのが好ましく、20mm以上30mm以下であるのがより好ましい。
As shown in FIGS. 3 and 4, a sharp
また、各第2遠位部61には、原料M1であるシートの裁断時の回転方向、すなわち、矢印α6方向前方に突出した鋭利な第2爪611が形成されている。第2爪611は、当該第2爪611が形成されている第2遠位部61の両側にある各第2近位部62から連続的に形成されている。なお、第2回転刃6の中心から各第2爪611までの長さは、特に限定されず、例えば、15mm以上40mm以下であるのが好ましく、20mm以上30mm以下であるのがより好ましい。
In addition, each second
このような第1爪511および第2爪611は、それぞれ、線状の粗砕片M2に衝突するごとに、粗砕片M2の長手方向と交差する方向に裁断することができる。これにより、連続した長尺のものではなく、短冊状の粗砕片M2が得られる。短冊状の粗砕片M2の長さは、第1爪511同士間の距離、または、第2爪611同士間の距離にほぼ等しい。このような粗砕片M2は、解繊部13での解繊に適した形状、寸法となっている。
Each of the
以上のような構成の裁断部3は、駆動部29によって駆動することができる。駆動部29の構成としては、特に限定されず、例えば、モーターと、互いに噛み合う複数の歯車を有する減速機とを備える構成とすることができる。そして、モーターの駆動によって各歯車が回転することができる。この回転力は、第1軸4Aおよび第2軸4Bに伝達されて、前述したように第1回転刃5と第2回転刃6との間で原料M1を裁断することができる。
The
なお、駆動部29は、本実施形態では第1軸4Aおよび第2軸4Bを一括して同じ回転数で回転させるよう構成されているが、これに限定されず、例えば、第1軸4Aおよび第2軸4Bを独立して回転させるよう構成されていてもよい。この場合、第1軸4Aの回転数と、第2軸4Bの回転数とを、同じとすることもできるし、異ならせることもできる。
In the present embodiment, the drive unit 29 is configured to rotate the
以上のように、本発明のシュレッダー1は、第1軸4Aと、第1軸4Aを回転軸として回転可能に支持された少なくとも1つの第1回転刃5と、第1軸4Aから離間して、第1軸4Aと平行に配置された第2軸4Bと、第2軸4Bを回転軸として、第1回転刃5と反対方向に回転可能に支持され、第1回転刃5との間で原料M1であるシートを裁断する少なくとも1つの第2回転刃6と、を備えている。
As described above, the
第1回転刃5は、第1回転刃5の外周部に形成され、第1軸4Aから最も遠い第1遠位部51と、第1遠位部51よりも第1軸4A側に近い第1近位部52とを有している。
The
第2回転刃6は、第2回転刃6の外周部に形成され、第2軸4Bから最も遠い第2遠位部61と、第2遠位部61よりも第2軸4B側に近い第2近位部62とを有している。
The
第1回転刃5および第2回転刃6は、第1軸4A方向、すなわち、矢印A方向に向って見たとき、第1近位部52と第2近位部62とが交差する交差点O3を共有している。この交差点O3は、第1回転刃5および第2回転刃6の回転に応じて、第1軸4Aの中心と第2軸4Bの中心とを結ぶ仮想線VL4と交差する方向に変位する、すなわち、仮想線VL4からの距離が変化する。
The
このような発明によれば、前述したように、シュレッダー1に供給される原料M1が変形していた場合でも、その変形の状態によらず、噛み込み深さ可変構成により、第1回転刃5と第2回転刃6との間に原料M1を引き込んで、安定して裁断することができる。
According to such an invention, as described above, even if the raw material M1 supplied to the
また、本発明のシート製造装置100は、シュレッダー1を備え、シュレッダー1によって裁断された原料M1であるシートを原料にして、新たなシートSを製造することができる。
Further, the
これにより、前述したシュレッダー1の利点を享受しつつ、シートSを適正かつ効率的に製造することができる。
Thereby, the sheet S can be appropriately and efficiently manufactured while enjoying the advantages of the
<第2実施形態>
図6は、本発明のシュレッダーの第2実施形態の主要部を示す図である。
<Second embodiment>
FIG. 6 is a diagram showing a main part of a second embodiment of the shredder of the present invention.
以下、この図を参照して本発明のシュレッダーおよびシート製造装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。 Hereinafter, a second embodiment of the shredder and sheet manufacturing apparatus of the present invention will be described with reference to this drawing, but the description will be focused on the differences from the above-described embodiment, and the description of the same matters will be omitted.
本実施形態は、第1回転刃の第1近位部および第2回転刃の第2近位部の形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。 This embodiment is the same as the first embodiment except that the shapes of the first proximal portion of the first rotary blade and the second proximal portion of the second rotary blade are different.
図6に示すように、本実施形態では、各第1近位部52は、第1軸4A方向から見たとき、第1軸4A側に向かって凹状に湾曲した凹状湾曲部522で構成されている。なお、各第1近位部52は、凹状湾曲部522の他に、例えば、矢印A方向に向って見たとき直線状をなす部分をさらに有していてもよい。
As shown in FIG. 6, in the present embodiment, each first
各第2近位部62は、第1軸4A方向から見たとき、第2軸4B側に向かって凹状に湾曲した凹状湾曲部622を有する。なお、各第2近位部62は、凹状湾曲部622の他に、例えば、矢印A方向から見たとき直線状をなす部分をさらに有していてもよい。
Each second
このような構成により、交差点O3を形成する凹状湾曲部522および凹状湾曲部622は、原料M1との接触面積が広くなる。これにより、原料M1が第1回転刃5と第2回転刃6との間から逃げるのを防止することができ、よって、原料M1の裁断を安定して行うことができる。
With this configuration, the concave
<第3実施形態>
図7は、本発明のシュレッダーの第3実施形態の主要部を示す図である。
<Third embodiment>
FIG. 7 is a diagram showing a main part of a third embodiment of the shredder of the present invention.
以下、この図を参照して本発明のシュレッダーおよびシート製造装置の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。 Hereinafter, a third embodiment of the shredder and sheet manufacturing apparatus of the present invention will be described with reference to this drawing, but the description will be focused on the differences from the above-described embodiment, and the description of the same items will be omitted.
本実施形態は、第1回転刃の第1近位部および第2回転刃の第2近位部の形状が異なること以外は前記第2実施形態と同様である。 This embodiment is the same as the second embodiment except that the shapes of the first proximal portion of the first rotary blade and the second proximal portion of the second rotary blade are different.
図7に示すように、本実施形態では、第1近位部52は、第1軸4A方向(+y軸)に見たとき、凹状湾曲部522よりも第1遠位部51側に第1軸4A側と反対方向に向って凸状に湾曲した凸状湾曲部523を有する。凹状湾曲部522と凸状湾曲部523とは、連続して形成されている。また、凸状湾曲部523は、凹状湾曲部522よりも回転方向後方に形成されているため、凹状湾曲部522が凸状湾曲部523よりも早く交差点O3を形成する。
As shown in FIG. 7, in the present embodiment, the first
第2近位部62は、第1軸4A方向(+y軸)に見たとき、凹状湾曲部622よりも第2遠位部61側に第2軸4B側と反対方向に向って凸状に湾曲した凸状湾曲部623を有する。凹状湾曲部622と凸状湾曲部623とは、連続して形成されている。また、凸状湾曲部623は、凹状湾曲部622よりも回転方向後方に形成されているため、凹状湾曲部622が凸状湾曲部623よりも早く交差点O3を形成する。
When viewed in the direction of the
このような凸状湾曲部523および凸状湾曲部623を有することにより、第1近位部52と第2近位部62との間で原料M1を裁断する際、その裁断終盤での各近位部に掛かる負荷を低減することができる。これにより、原料M1を円滑に裁断することができる。
By having such a convex
<第4実施形態>
図8は、本発明のシート製造装置の第4実施形態における上流側の構成を示す概略側面図である。
<Fourth embodiment>
FIG. 8 is a schematic side view showing the configuration on the upstream side in the fourth embodiment of the sheet manufacturing apparatus of the present invention.
以下、この図を参照して本発明のシュレッダーおよびシート製造装置の第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、原料供給部の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
Hereinafter, a fourth embodiment of the shredder and sheet manufacturing apparatus of the present invention will be described with reference to this drawing, but the description will be focused on the differences from the above-described embodiment, and the same items will not be described.
This embodiment is the same as the first embodiment except that the configuration of the raw material supply unit is different.
前述したように、シート製造装置100は、シートSを切断する切断部21を備えている。この切断部21は、第2カッター212を有している。シートSは、第2カッター212により、搬送方向と交差する方向、すなわち、y軸方向に位置する一方の縁部と他方の縁部とが切断される。そして、この切断により、いわゆる「みみ」と呼ばれる帯状の余剰分S1が生じる。この余剰分S1は、図示しない経路を経て、粗砕して再利用するためにシュレッダー1へ移送される、あるいは、再利用に供するためにストックされる。
As described above, the
図8に示すように、本実施形態では、原料供給部11は、第1トレイ111および第2トレイ112の他に、余剰分S1が裁断部3に向かって案内されるガイド部113を有している。ガイド部113は、図示しない前記経路を介して、第2カッター212と接続されている。余剰分S1は、この経路を通過して、ガイド部113に到達することができる。
As shown in FIG. 8, in the present embodiment, the raw
また、本実施形態では、裁断部3は、第1軸4Aと第2軸4Bとがx方向に離間して配置されている。
Further, in the present embodiment, the
ガイド部113は、裁断部3の上方に配置されている。このガイド部113は、箱状をなし、上方に向かって開口した上部開口部114と、下方に向かって開口した下部開口部115とを有している。上部開口部114からは、余剰分S1が入り込むことができる。下部開口部115からは、余剰分S1が排出される。なお、下部開口部115の高さは、第2トレイ112よりも高いのが好ましい。
The
また、ガイド部113の内径は、下方に向かって漸減している。これにより、ガイド部113の内周部に傾斜部116が形成される。余剰分S1は、傾斜部116に沿って落下することができ、よって、裁断部3に向かうことができる。その後、余剰分S1は、裁断部3で裁断され、粗砕片M2となる。なお、傾斜部116には、低摩擦処理が施されているのが好ましい。これにより、傾斜部116と、この傾斜部116上を摺動する余剰分S1との摩擦が低減され、よって、余剰分S1が裁断部3に向かって円滑に案内される。
Further, the inner diameter of the
以上のような構成により、裁断部3では、原料M1−1、原料M1−2、余剰分S1がそれぞれ供給されてくる際、いずれの方向から供給されても、これらを安定して裁断し、均一な粗砕片M2が得られる。また、余剰分S1は、細長い帯状をなし、原料M1−1、原料M1−2とは、形状が異なるが、シュレッダー1では、このような形状の相違を許容して、均一で適正な裁断を行うことができる。
With the above configuration, the
以上、本発明のシュレッダーおよびシート製造装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、シュレッダーおよびシート製造装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。 As described above, the shredder and the sheet manufacturing apparatus of the present invention have been described with respect to the illustrated embodiment. However, the present invention is not limited to this, and the respective units constituting the shredder and the sheet manufacturing apparatus exhibit similar functions. It can be replaced with any configuration obtained. Further, an arbitrary component may be added.
また、本発明のシュレッダーおよびシート製造装置は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成や特徴を組み合わせたものであってもよい。 Further, the shredder and sheet manufacturing apparatus of the present invention may be a combination of any two or more configurations and features of the above embodiments.
100…シート製造装置、1…シュレッダー、3…裁断部、4A…第1軸、4B…第2軸、5…第1回転刃、51…第1遠位部、511…第1爪、52…第1近位部、521…直線状部、522…凹状湾曲部、523…凸状湾曲部、6…第2回転刃、61…第2遠位部、611…第2爪、62…第2近位部、621…直線状部、622…凹状湾曲部、623…凸状湾曲部、11…原料供給部、111…第1トレイ、112…第2トレイ、113…ガイド部、114…上部開口部、115…下部開口部、116…傾斜部、12…粗砕部、122…シュート、13…解繊部、14…選別部、141…ドラム部、142…ハウジング部、15…第1ウェブ形成部、151…メッシュベルト、152…張架ローラー、153…吸引部、16…細分部、161…プロペラ、162…ハウジング部、17…混合部、171…樹脂供給部、172…管、173…ブロアー、174…スクリューフィーダー、18…ほぐし部、181…ドラム部、182…ハウジング部、19…第2ウェブ形成部、191…メッシュベルト、192…張架ローラー、193…吸引部、20…シート形成部、201…加圧部、202…加熱部、203…カレンダーローラー、204…加熱ローラー、21…切断部、211…第1カッター、212…第2カッター、22…ストック部、231…加湿部、232…加湿部、233…加湿部、234…加湿部、235…加湿部、236…加湿部、241…管、242…管、243…管、244…管、245…管、246…管、261…ブロアー、262…ブロアー、263…ブロアー、27…回収部、28…制御部、281…CPU、282…記憶部、29…駆動部、BL4…垂直二等分線、DP3…噛み込み深さ、M1…原料、M1−1…原料、M1−2…原料、M2…粗砕片、M3…解繊物、M4−1…第1選別物、M4−2…第2選別物、M5…第1ウェブ、M6…細分体、M7…混合物、M8…第2ウェブ、O3…交差点、P1…樹脂、S…シート、S1…余剰分、SL521…仮想直線、SL621…仮想直線、VL4…仮想線、α5…矢印、α6…矢印、θ3…角度
Reference numeral 100: sheet manufacturing apparatus, 1: shredder, 3: cutting section, 4A: first axis, 4B: second axis, 5: first rotating blade, 51: first distal section, 511: first claw, 52 ... 1st proximal part, 521 ... linear part, 522 ... concave curved part, 523 ... convex curved part, 6 ... 2nd rotary blade, 61 ... 2nd distal part, 611 ... 2nd claw, 62 ... 2nd Proximal portion, 621: linear portion, 622: concave curved portion, 623: convex curved portion, 11: raw material supply portion, 111: first tray, 112: second tray, 113: guide portion, 114:
Claims (12)
前記第1軸を回転軸として回転可能に支持された少なくとも1つの第1回転刃と、
前記第1軸から離間して、前記第1軸と平行に配置された第2軸と、
前記第2軸を回転軸として、前記第1回転刃と反対方向に回転可能に支持され、前記第1回転刃との間でシートを裁断する少なくとも1つの第2回転刃と、を備え、
前記第1回転刃は、前記第1回転刃の外周部に形成され、前記第1軸から最も遠い第1遠位部と、前記第1遠位部よりも前記第1軸側に近い第1近位部とを有し、
前記第2回転刃は、前記第2回転刃の外周部に形成され、前記第2軸から最も遠い第2遠位部と、前記第2遠位部よりも前記第2軸側に近い第2近位部とを有し、
前記第1回転刃および前記第2回転刃は、前記第1軸方向から見たとき、前記第1近位部と前記第2近位部とが交差する交差点を共有し、
前記交差点は、前記第1回転刃および前記第2回転刃の回転に応じて、前記第1軸と前記第2軸とを結ぶ仮想線と交差する方向に変位することを特徴とするシュレッダー。 A first axis,
At least one first rotary blade rotatably supported on the first axis as a rotation axis;
A second axis spaced from the first axis and arranged in parallel with the first axis;
And at least one second rotary blade that is rotatably supported in a direction opposite to the first rotary blade and that cuts a sheet between the first rotary blade and the second rotary shaft with the second axis as a rotation axis,
The first rotary blade is formed on an outer peripheral portion of the first rotary blade, and a first distal portion farthest from the first axis and a first distal portion closer to the first axis side than the first distal portion. Having a proximal portion,
The second rotary blade is formed on an outer peripheral portion of the second rotary blade, and a second distal portion farthest from the second axis and a second distal portion closer to the second axis side than the second distal portion. Having a proximal portion,
The first rotary blade and the second rotary blade share an intersection where the first proximal portion and the second proximal portion intersect when viewed from the first axial direction,
The shredder is characterized in that the intersection is displaced in a direction intersecting an imaginary line connecting the first axis and the second axis according to the rotation of the first rotary blade and the second rotary blade.
前記各第1直線状部に沿った直線同士を結んだときの形状は、前記第1軸方向から見たとき、多角形をなす請求項2に記載のシュレッダー。 A plurality of the first linear portions are formed,
3. The shredder according to claim 2, wherein a shape when connecting straight lines along each of the first linear portions is a polygon when viewed from the first axial direction. 4.
前記各第2直線状部に沿った直線同士を結んだときの形状は、前記第1軸方向から見たとき、多角形をなす請求項6に記載のシュレッダー。 A plurality of the second linear portions are formed,
The shredder according to claim 6, wherein a shape when connecting the straight lines along each of the second linear portions is a polygon when viewed from the first axial direction.
前記第2遠位部には、前記シートの裁断時の回転方向前方に突出した第2爪が形成されている請求項1ないし9のいずれか1項に記載のシュレッダー。 A first claw is formed on the first distal portion, the first claw protruding forward in the rotation direction at the time of cutting the sheet,
The shredder according to any one of claims 1 to 9, wherein the second distal portion is formed with a second claw that protrudes forward in a rotation direction when the sheet is cut.
前記第1回転刃と前記第2回転刃とは、前記第1軸方向に沿って交互に重なって配置されており、
前記第1軸方向に隣り合う前記交差点同士の位置は、前記第1軸方向から見たとき、異なっている請求項1ないし10のいずれか1項に記載のシュレッダー。 A plurality of the first rotary blade and the second rotary blade,
The first rotary blade and the second rotary blade are arranged alternately along the first axial direction,
The shredder according to any one of claims 1 to 10, wherein positions of the intersections adjacent in the first axis direction are different when viewed from the first axis direction.
前記シュレッダーによって裁断されたシートを原料に新たなシートを製造することを特徴とするシート製造装置。 A shredder according to any one of claims 1 to 11,
A sheet manufacturing apparatus for manufacturing a new sheet using the sheet cut by the shredder as a raw material.
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WO2021201241A1 (en) | 2020-04-01 | 2021-10-07 | 株式会社リアライズカンパニー | Shredder system |
CN114053932A (en) * | 2020-07-30 | 2022-02-18 | 精工爱普生株式会社 | Stirring device and stirring method |
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