JP2020013369A - 運転支援装置、運転支援システム、及び運転支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の周囲に運転者が警戒すべき警戒対象が複数ある場合、優先順位の高い警戒対象を強調して表示する。【解決手段】警戒対象検出部11は、少なくとも車両の周囲が撮像された撮像画像を用いて、車両の運転者が警戒すべき警戒対象を2つ以上検出し、検出した各警戒対象の優先順位を判定する。画像生成部12は、撮像画像のうちの各警戒対象に対応する撮像画像を抽出すると共に優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を強調して表示用画像を生成する。【選択図】図1
Description
この発明は、車両における運転支援装置、運転支援システム、及び運転支援プログラムに関するものである。
従来、車両周囲における警戒すべき箇所の情報を運転者に提供する手段として、車両後方を撮像するバックカメラ若しくは車両周囲を撮像するアラウンドビューカメラの映像表示、又は超音波センサを利用した警戒すべき方向の警告等が挙げられる。前者は、映像表示機能はあるが、警戒すべき箇所を指示する機能はないことが多い。後者は、車両周囲における警戒すべき方向と距離とを警告する機能はあるが、障害物と接触しそうな箇所の表示及び脱輪の警告等の機能がない。
特許文献1に係る車両周辺監視装置は、車両周囲の側溝、縁石及び障害物等の警戒対象を撮像映像から抽出し、抽出した警戒対象と車両との位置関係を示す簡略化された図形を表示する。
従来の運転支援装置は以上のように構成されているので、警戒対象が複数ある場合、運転者が総合的に警戒すべき箇所を判断した上で車両を運転する必要があるため、運転者の技術及び経験が求められるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、車両の周囲に運転者が警戒すべき警戒対象が複数ある場合、優先順位の高い警戒対象を強調して表示することを目的とする。
この発明に係る運転支援装置は、少なくとも車両の周囲が撮像された撮像画像を用いて、車両の運転者が警戒すべき警戒対象を2つ以上検出し、検出した各警戒対象の優先順位を判定する警戒対象検出部と、撮像画像のうちの各警戒対象に対応する撮像画像を抽出すると共に優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を強調して表示用画像を生成する画像生成部とを備えるものである。
この発明によれば、撮像画像のうちの各警戒対象に対応する撮像画像を抽出すると共に優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を強調して表示用画像を生成するようにしたので、車両の周囲に運転者が警戒すべき警戒対象が複数ある場合、優先順位の高い警戒対象を強調して表示することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る運転支援システムの構成例を示すブロック図である。運転支援システムは、車両周囲を撮像するカメラ、運転支援装置10、表示装置4、及びスピーカを含む。運転支援装置10は、警戒対象検出部11、画像生成部12、及び音声制御部13を含む。
図1は、実施の形態1に係る運転支援システムの構成例を示すブロック図である。運転支援システムは、車両周囲を撮像するカメラ、運転支援装置10、表示装置4、及びスピーカを含む。運転支援装置10は、警戒対象検出部11、画像生成部12、及び音声制御部13を含む。
カメラは、図1の例では車両の右側方を撮像する右サイドカメラ1aと、車両の左側方を撮像する左サイドカメラ1bと、車両の前方を撮像するフロントカメラ1cと、車両の後方を撮像するバックカメラ1dとを含むが、これらに限定されるものではなく、アラウンドビューカメラ等であってもよい。表示装置4は、ダッシュボード又はインスツルメントパネルに設置されたディスプレイ、又は電子ミラーのディスプレイ等である。スピーカは、図1の例では車両の右前方ドア付近に設置された右フロントスピーカ5aと、左前方ドア付近に設置された左フロントスピーカ5bと、右後方ドア付近に設置された右リアスピーカ5cと、左後方ドア付近に設置された左リアスピーカ5dとを含むが、これらに限定されない。
また、図1の例では、運転支援システムは、車両周囲の障害物を検出する障害物検出装置2と、車両の状態を検出する車両センサ3とを含む。障害物検出装置2は、例えば、車両前後に設置された複数の超音波センサを用いて、車両周囲に存在する壁、他車両、及び縁石等の障害物を検出し、検出した障害物の高さ及び車両から障害物までの距離を検出する。車両センサ3は、車両の速度、シフトポジション、操舵角、又はサイドミラー角度のうちの少なくとも1つを検出する。
警戒対象検出部11は、右サイドカメラ1a、左サイドカメラ1b、フロントカメラ1c、及びバックカメラ1dにより撮像された画像を用いて、車両の運転者が警戒すべき警戒対象を1つ以上検出する。なお、警戒対象検出部11は、警戒対象を2つ以上検出した場合、検出した各警戒対象の警戒すべき優先順位を判定する。警戒対象検出部11は、撮像画像と、撮像画像における警戒対象の位置を示す情報と、警戒対象の優先順位とを、画像生成部12へ出力する。また、警戒対象検出部11は、優先順位が最も高い警戒対象の位置を示す情報を、音声制御部13へ出力する。
警戒対象は、車両が接触する可能性がある壁及び他車両等、並びに、車両が脱輪する可能性がある側溝及び縁石等である。警戒対象検出部11は、例えば、ピントをずらした複数の画像を比較することにより被写体までの距離を検出する空間認識技術を用いて、警戒対象を検出すると共に車両から警戒対象までの距離を検出する。
また、警戒対象検出部11は、右サイドカメラ1a、左サイドカメラ1b、フロントカメラ1c、及びバックカメラ1dにより撮像された画像に加えて、障害物検出装置2により検出された障害物の高さ及び障害物までの距離を用いて、車両が接触する可能性がある警戒対象及び車両が脱輪する可能性がある警戒対象を検出してもよい。
また、警戒対象検出部11は、車両との距離が近い警戒対象ほど優先順位を高くする。警戒対象検出部11は、優先順位を判定する際、車両センサ3により検出される操舵角又はサイドミラー角度を用いてもよい。例えば、警戒対象検出部11は、操舵角に基づき、車両が遠ざかる方向に位置する警戒対象の優先順位を低くし、車両が近づく方向に位置する警戒対象の優先順位を高くする。また、警戒対象検出部11は、車両が近づく方向に複数の警戒対象が位置する場合、車両により近い警戒対象の優先順位をより高くする。また、例えば、警戒対象検出部11は、サイドミラー角度に基づき、車体からのサイドミラー最外部を求め、サイドミラー最外部と当該サイドミラーと同じ高さに位置する警戒対象との間の距離を補正する。
また、警戒対象検出部11は、車両センサ3により検出される車速又はシフトポジションに基づき、車両が走行している間だけ警戒対象の検出を行い、車両が停止している間は警戒対象の検出を停止してもよい。また、警戒対象検出部11は、車両センサ3により検出されるシフトポジションに基づき、車両が前方に進む場合は車両後方の警戒対象の検出を停止し、車両が後方に進む場合は車両前方の警戒対象の検出を停止してもよい。
画像生成部12は、撮像画像と、撮像画像における警戒対象の位置を示す情報と、警戒対象の優先順位とを、警戒対象検出部11から受け取る。画像生成部12は、警戒対象検出部11から受け取ったこれらの情報に基づき、撮像画像の中から各警戒対象に対応する撮像画像を抽出し、抽出した撮像画像を合成し、1つの表示用画像を生成する。また、画像生成部12は、表示用画像のうちの優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を強調する。画像生成部12は、生成した表示用画像を表示装置4へ出力し、表示装置4に表示させる。なお、画像生成部12は、警戒対象が2つ以上ある場合、2つ以上の警戒対象に対応する2つ以上の撮像画像を表示用画像として抽出し、抽出した2つ以上の撮像画像を同時に、かつ、並べた状態に、表示装置4に表示させるようにしてもよい。
画像生成部12は、優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を色付き枠で囲う、当該色付き枠を点滅させる、又は優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を優先順位が低い警戒対象に対応する画像より大きくするといった方法により、優先順位が高い警戒情報に対応する撮像画像を強調する。また、画像生成部12は、優先順位が最も高い警戒対象に対応する撮像画像をカラー画像にし、その他の撮像画像をグレースケール画像にしてもよい。強調方法は、優先順位が高い警戒対象の撮像画像が、優先順位が低い警戒対象の撮像画像よりも強調される方法であればよい。
図2は、実施の形態1における画面表示の一例を示す図である。図2の表示用画像は、右サイドカメラ1aの撮像画像から優先順位が最も高い警戒対象が検出され、左サイドカメラ1b及びバックカメラ1dの撮像画像から優先順位が低い警戒対象が検出され、一方、フロントカメラ1cの撮像画像からは警戒対象が検出されなかった場合の表示用画像である。この表示用画像において、優先順位が最も高い警戒対象に対応する右サイドカメラ1aの撮像画像が、他の撮像画像より大きくなっており、強調されている。
図3は、実施の形態1における画面表示の別の例を示す図である。図3の表示用画像は、右サイドカメラ1aの撮像画像から優先順位が最も高い警戒対象が検出され、バックカメラ1dの撮像画像から優先順位が低い警戒対象が検出され、一方、左サイドカメラ1b及びフロントカメラ1cの撮像画像からは警戒対象が検出されなかった場合の表示用画像である。この表示用画像において、優先順位が最も高い警戒対象に対応する右サイドカメラ1aの撮像画像が、色付き枠で囲われており、強調されている。この色付き枠は、赤色のような目立つ色であることが好ましい。
また、画像生成部12は、接触及び脱輪等の警戒の種別に応じて、撮像画像の強調方法を変更してもよい。例えば、画像生成部12は、優先順位が最も高い警戒対象の種別が接触である場合、図2に示される強調方法の表示用画像を生成し、優先順位が最も高い警戒対象の種別が脱輪である場合、図3に示される強調方法の表示用画像を生成する。また、画像生成部12は、接触及び脱輪等の警戒の種別に応じて、色付き枠の色を変更してもよい。
音声制御部13は、優先順位が最も高い警戒対象の位置を示す情報を、警戒対象検出部11から受け取る。音声制御部13は、警戒対象検出部11から受け取った情報に基づき、右フロントスピーカ5a、左フロントスピーカ5b、右リアスピーカ5c、及び左リアスピーカ5dの中から優先順位が最も高い警戒対象の位置に最も近いスピーカを選択する。そして、音声制御部13は、選択したスピーカから警告音を出力させる。例えば、優先順位が最も高い警戒対象が車両の右後方で検出された場合、音声制御部13は、右リアスピーカ5cから警告音を出力させる。また、例えば、優先順位が最も高い警戒対象が車両の前方中央で検出された場合、音声制御部13は、右フロントスピーカ5aと左フロントスピーカ5bとから警告音を出力させる。
また、音声制御部13は、接触及び脱輪等の警戒の種別に応じて、警告音の種類を変更してもよい。また、音声制御部13は、車両と警戒対象との間の距離に応じて、警告音の種類を変更してもよい。
次に、運転支援装置10の動作を説明する。
図4は、実施の形態1に係る運転支援装置10の動作例を示すフローチャートである。例えば、警戒対象検出部11は、車両が走行を開始した場合、図4のフローチャートに示される動作を開始し、車両が走行している間、図4のフローチャートに示される動作を繰り返す。
図4は、実施の形態1に係る運転支援装置10の動作例を示すフローチャートである。例えば、警戒対象検出部11は、車両が走行を開始した場合、図4のフローチャートに示される動作を開始し、車両が走行している間、図4のフローチャートに示される動作を繰り返す。
ステップST1において、警戒対象検出部11は、少なくとも、右サイドカメラ1a、左サイドカメラ1b、フロントカメラ1c、及びバックカメラ1dの撮像画像を用いて、車両周囲の警戒対象を検出する。警戒対象検出部11は、警戒対象を1つ以上検出した場合(ステップST1“YES”)、ステップST2へ進み、それ以外の場合(ステップST1“NO”)、ステップST1を繰り返す。
ステップST2において、警戒対象検出部11は、ステップST1で検出した警戒対象が1つである場合(ステップST2“YES”)、ステップST3へ進み、ステップST1で検出した警戒対象が2つ以上である場合(ステップST2“NO”)、ステップST5へ進む。
ステップST3において、画像生成部12は、警戒対象検出部11により検出された1つの警戒対象に対応する撮像画像を、表示用画像として表示装置4に表示させる。
ステップST4において、音声制御部13は、警戒対象検出部11により検出された1つの警戒対象の位置に最も近いスピーカを選択し、選択したスピーカから警告音を出力させる。
ステップST5において、警戒対象検出部11は、ステップST1で検出した2つ以上の警戒対象の優先順位を判定する。
ステップST6において、画像生成部12は、警戒対象検出部11により検出された2つ以上の警戒対象のそれぞれに対応する2つ以上の撮像画像を抽出して合成した表示用画像を生成する。また、画像生成部12は、表示用画像において、優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を、優先順位が低い警戒対象に対応する撮像画像より強調する。そして、画像生成部12は、表示用画像を表示装置4に表示させる。なお、上述したように、画像生成部12は、抽出した2つ以上の撮像画像を合成して1つの表示用画像を生成してもよいし、抽出した2つ以上の撮像画像を表示用画像として並べて同時に表示装置4に表示させてもよい。
ステップST7において、画像生成部12は、警戒対象検出部11により検出された2つ以上の警戒対象のうち、優先順位が最も高い警戒対象に最も近いスピーカを選択し、選択したスピーカから警告音を出力させる。
ステップST8において、警戒対象検出部11は、ステップST1で検出した全警戒対象が非警戒対象になった場合、警戒解除の通知を画像生成部12及び音声制御部13へ出力する。画像生成部12は、警戒解除の通知を警戒対象検出部11から受け取ると、表示用画像の表示を停止する。音声制御部13は、警戒解除の通知を警戒対象検出部11から受け取ると、警告音の出力を停止する。
図5及び図6は、実施の形態1に係る運転支援装置10のハードウェア構成例を示す図である。運転支援装置10における警戒対象検出部11、画像生成部12、及び音声制御部13の機能は、処理回路により実現される。即ち、運転支援装置10は、上記機能を実現するための処理回路を備える。処理回路は、専用のハードウェアとしての処理回路100であってもよいし、メモリ102に格納されるプログラムを実行するプロセッサ101であってもよい。
図5に示されるように、処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。警戒対象検出部11、画像生成部12、及び音声制御部13の機能を複数の処理回路100で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1つの処理回路100で実現してもよい。
図6に示されるように、処理回路がプロセッサ101である場合、警戒対象検出部11、画像生成部12、及び音声制御部13の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。プロセッサ101は、メモリ102に格納されたプログラムを読みだして実行することにより、各部の機能を実現する。即ち、運転支援装置10は、プロセッサ101により実行されるときに、図4のフローチャートで示されるステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ102を備える。また、このプログラムは、警戒対象検出部11、画像生成部12、及び音声制御部13の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。
ここで、プロセッサ101とは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、又はマイクロプロセッサ等のことである。
メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又はフラッシュメモリ等の不揮発性若しくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク又はフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)又はDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又はフラッシュメモリ等の不揮発性若しくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク又はフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)又はDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
なお、警戒対象検出部11、画像生成部12、及び音声制御部13の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、運転支援装置10における処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の機能を実現することができる。
以上のように、実施の形態1に係る運転支援装置10は、警戒対象検出部11及び画像生成部12を備える。警戒対象検出部11は、少なくとも車両の周囲が撮像された撮像画像を用いて、車両の運転者が警戒すべき警戒対象を2つ以上検出し、検出した各警戒対象の優先順位を判定する。画像生成部12は、撮像画像のうちの各警戒対象に対応する撮像画像を抽出すると共に優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を強調して表示用画像を生成する。これにより、運転支援装置10は、車両の周囲に運転者が警戒すべき警戒対象が複数ある場合、優先順位の高い警戒対象を強調して表示することができる。従来は、警戒対象が複数ある場合、運転者が総合的に警戒すべき箇所を判断する必要があったため、運転者の運転技術及び経験が求められた。これに対し、実施の形態1では、警戒対象が複数ある場合、優先順位が高い警戒対象が強調されるので、運転者の判断が不要となり、運転者に求められていた運転技術及び経験のハードルが下がる。結果、運転者は、より直観的に警戒対象の把握ができ、かつ、警戒対象回避のための運転へ意識を集中させることができる。
また、実施の形態1の画像生成部12は、優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を色付き枠で囲う、当該色付き枠を点滅させる、又は優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を優先順位が低い警戒対象に対応する撮像画像より大きくする。これにより、画像生成部12は、優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を強調することができる。
また、実施の形態1に係る運転支援装置10は、車両に搭載された複数のスピーカの中から、優先順位が最も高い警戒対象の位置に近いスピーカを選択して警告音を出力するよう制御する音声制御部13を備える。これにより、運転支援装置10は、警戒対象の位置を、運転者に直観的に通知することができる。
また、実施の形態1の警戒対象検出部11は、車両との距離が近い警戒対象ほど優先順位を高くする。これにより、運転支援装置10は、早急に回避が必要な警戒対象を、優先して運転者に通知することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、又は実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1a 右サイドカメラ、1b 左サイドカメラ、1c フロントカメラ、1d バックカメラ、2 障害物検出装置、3 車両センサ、4 表示装置、5a 右フロントスピーカ、5b 左フロントスピーカ、5c 右リアスピーカ、5d 左リアスピーカ、10 運転支援装置、11 警戒対象検出部、12 画像生成部、13 音声制御部、100 処理回路、101 プロセッサ、102 メモリ。
Claims (6)
- 少なくとも車両の周囲が撮像された撮像画像を用いて、前記車両の運転者が警戒すべき警戒対象を2つ以上検出し、検出した各警戒対象の優先順位を判定する警戒対象検出部と、
前記撮像画像のうちの前記各警戒対象に対応する撮像画像を抽出すると共に優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を強調して表示用画像を生成する画像生成部とを備える運転支援装置。 - 前記画像生成部は、優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を色付き枠で囲う、当該色付き枠を点滅させる、又は優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を優先順位が低い警戒対象に対応する撮像画像より大きくすることを特徴とする請求項1記載の運転支援装置。
- 前記車両に搭載された複数のスピーカの中から、優先順位が最も高い警戒対象の位置に近いスピーカを選択して警告音を出力するよう制御する音声制御部を備える請求項1記載の運転支援装置。
- 前記警戒対象検出部は、前記車両との距離が近い警戒対象ほど優先順位を高くすることを特徴とする請求項1記載の運転支援装置。
- 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の運転支援装置と、
前記運転支援装置により生成された表示用画像を表示する表示装置とを備えることを特徴とする運転支援システム。 - 少なくとも車両の周囲が撮像された撮像画像を用いて、前記車両の運転者が警戒すべき警戒対象を2つ以上検出し、検出した各警戒対象の優先順位を判定する警戒対象検出手順と、
前記撮像画像のうちの前記各警戒対象に対応する撮像画像を抽出すると共に優先順位が高い警戒対象に対応する撮像画像を強調して表示用画像を生成する画像生成手順とを、コンピュータに実行させる運転支援プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018135761A JP2020013369A (ja) | 2018-07-19 | 2018-07-19 | 運転支援装置、運転支援システム、及び運転支援プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022014274A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | ソニーグループ株式会社 | 通知制御装置、通知制御方法、通知システム |
-
2018
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WO2022014274A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | ソニーグループ株式会社 | 通知制御装置、通知制御方法、通知システム |
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