JP2020011175A - Chemical injection device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、薬注装置に関する。 The present invention relates to a drug injection device.
従来、井戸水等の原水から処理水を生成する水処理システムとして、給水ライン上に、原水に含まれる鉄分及びマンガン分を除去する除鉄除マンガン装置を備えた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、除鉄除マンガン装置の上流側において、原水に含まれる鉄分を不溶性の鉄化合物(酸化水酸化鉄(III)等)に酸化させるために、原水に次亜塩素酸ナトリウムを添加する。そして、不溶性の鉄化合物は、除鉄除マンガン装置の濾材によってろ過することで除去される。また、除鉄除マンガン装置に供給される原水に含まれるマンガン分は、除鉄除マンガン装置の濾材と接触したときに、次亜塩素酸ナトリウムの作用により酸化が進行し、濾材によって吸着され、除去される。
BACKGROUND ART Conventionally, as a water treatment system that generates treated water from raw water such as well water, a technology including an iron removing manganese removing device that removes iron and manganese contained in raw water on a water supply line is known (for example, Patent Document 1). The technology described in
原水への次亜塩素酸ナトリウムの薬注は、処理水中の残留塩素濃度を基準値と比較することにより管理されることが通常である。しかし、薬注装置から薬注ポンプを用いて次亜塩素酸ナトリウムを水処理システムに投入する前段で、薬液タンクに貯蔵される次亜塩素酸ナトリウムが時間の経過に伴って劣化した場合、次亜塩素酸ナトリウムの投入量を増加する必要があるが、この増加に伴って次亜塩素酸ナトリウムの分解によって発生する塩素酸の量も増加し、水道法で定められる塩素酸濃度(0.4mg/L以下)の基準を超えかねない。 Injection of sodium hypochlorite into raw water is usually controlled by comparing the residual chlorine concentration in treated water with a reference value. However, if sodium hypochlorite stored in the chemical tank deteriorates over time before the sodium hypochlorite is injected into the water treatment system using the chemical injection pump from the chemical injection device, It is necessary to increase the input amount of sodium chlorite, but with this increase, the amount of chloric acid generated by the decomposition of sodium hypochlorite also increases, and the chloric acid concentration (0.4 mg / L or less).
従って、水処理システムにおいて薬注される次亜塩素酸ナトリウムの劣化の度合いを簡便に検知可能な手法が求められる。これは、次亜塩素酸ナトリウムに限られることではなく、水処理システムにおいて薬注される薬剤の劣化の度合いを簡便に検知することが可能な手法が求められている。 Accordingly, there is a need for a method that can easily detect the degree of deterioration of sodium hypochlorite injected into a water treatment system. This is not limited to sodium hypochlorite, and there is a need for a method that can easily detect the degree of deterioration of a chemical injected into a water treatment system.
本発明は、水処理システムで用いられる薬注装置であって、薬注される薬剤の劣化の度合いを簡便に検知することが可能な薬注装置を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a drug injection device used in a water treatment system, which can easily detect the degree of deterioration of a drug to be injected.
本発明は、水処理システムで用いられる薬注装置であって、薬液を貯蔵する薬液タンクと、前記薬液タンク周辺の温度、及び/又は前記薬液タンク中の前記薬液の温度を検知する温度検知部と、前記温度の検知結果に基づいて、所定期間における前記薬液の劣化度を算出する劣化度算出部と、前記薬液の前記薬液タンクへの貯蔵開始時点からの前記劣化度の積算値が、第1の閾値を超えた場合に警報を発報する警報部と、を備える薬注装置に関する。 The present invention is a chemical injection device used in a water treatment system, and a chemical liquid tank for storing a chemical liquid, and a temperature detecting unit for detecting a temperature around the chemical liquid tank and / or a temperature of the chemical liquid in the chemical liquid tank. And a deterioration degree calculation unit that calculates the degree of deterioration of the chemical solution during a predetermined period based on the temperature detection result, and an integrated value of the degree of deterioration from the start of storage of the chemical solution in the chemical solution tank, A warning unit that issues a warning when the value exceeds a threshold value of 1.
また、前記薬液は次亜塩素酸ナトリウムを含み、前記警報部は、前記貯蔵開始時点での前記薬液の有効塩素濃度から、前記劣化度の積算値を減じた値が、第2の閾値を下回った場合に警報を発報することが好ましい。 Further, the chemical solution contains sodium hypochlorite, and the alarm unit determines that the value obtained by subtracting the integrated value of the degree of deterioration from the effective chlorine concentration of the chemical solution at the time of starting the storage is lower than a second threshold value. It is preferable to issue an alarm in the event of a failure.
また、前記劣化度算出部は、単位期間及び単位温度当たりの劣化度係数であって、前記薬液の有効塩素濃度によって異なる劣化度係数を用いて、前記劣化度を算出することが好ましい。 Further, it is preferable that the deterioration degree calculating section calculates the deterioration degree using a deterioration degree coefficient per unit period and per unit temperature, which differs depending on an effective chlorine concentration of the chemical solution.
また、本発明の薬注装置は、前記水処理システムに含まれるラインへの前記薬液の薬注履歴に係る情報を格納する履歴格納部を更に備えることが好ましい。 In addition, it is preferable that the chemical dosing device of the present invention further includes a history storage unit that stores information relating to a chemical dosing history of the chemical solution to a line included in the water treatment system.
本発明によれば、水処理システムで用いられる薬注装置であって、薬注される薬剤の劣化の度合いを簡便に検知することが可能な薬注装置を提供することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to provide the chemical | medical-feeding apparatus used in a water treatment system, and can detect easily the degree of deterioration of the chemical | medical-agent to which chemical | medical-pouring is performed.
〔1 水処理システムの構成〕
以下、本発明に係る薬剤装置を含む水処理システムの全体構成を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る水処理システム1の全体構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る水処理システム1は、加圧ポンプ2と、インバータ3と、除鉄除マンガン装置としての濾過装置4と、貯水タンク5と、を備える。
[1 Configuration of water treatment system]
Hereinafter, an overall configuration of a water treatment system including a drug device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a
また、水処理システム1は、塩素剤供給手段としての薬注ポンプ8を備える薬注装置6と、吐出量チェッカ9と、残留塩素濃度測定手段としての残留塩素計10と、制御装置100と、を備える。図1では、電気的な接続の経路を破線で示す。
Further, the
更に、水処理システム1は、一次給水ラインL1と、二次給水ラインL2と、薬剤供給ラインL3と、を備える。本明細書における「ライン」とは、流路、径路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。
Further, the
本明細書において、「一次給水」とは、所要の保有水量を有する水槽部に供給される水であって、且つ塩素剤溶液の供給対象となる水のことをいう。また、「二次給水」とは、水槽部から送出される水であって、且つ残留塩素濃度の測定対象となる水のことをいう。本実施形態においては、後述するように、造水装置としての濾過装置4が備える処理槽を水槽部として位置付けている。
In the present specification, “primary water supply” refers to water supplied to a water tank having a required amount of retained water and water to which a chlorine agent solution is supplied. Further, the “secondary water supply” refers to water that is sent from the water tank unit and that is a target of measurement of the residual chlorine concentration. In the present embodiment, as described later, the processing tank provided in the
一次給水ラインL1は、一次給水W1を濾過装置4に供給するラインである。一次給水ラインL1の上流側の端部は、一次給水W1の供給源(地下水、工業用水、河川水等)に接続されている。一次給水ラインL1の下流側の端部は、濾過装置4の一次給水導入口に接続されている。
The primary water supply line L1 is a line that supplies the primary water supply W1 to the
加圧ポンプ2は、一次給水W1を吸入し、濾過装置4に向けて吐出する装置である。加圧ポンプ2は、インバータ3(後述)と電気的に接続されている。加圧ポンプ2には、インバータ3から周波数が変換された駆動電力が供給される。加圧ポンプ2は、供給された駆動電力の周波数(以下、「駆動周波数」ともいう)に応じた回転速度で駆動される。
The pressurizing
インバータ3は、加圧ポンプ2に、周波数が変換された駆動電力を供給する電気回路である。インバータ3は、制御装置100と電気的に接続されている。インバータ3には、制御装置100から電流値信号が入力される。インバータ3は、入力された電流値信号に対応する駆動周波数の駆動電力を加圧ポンプ2に出力する。
The
除鉄除マンガン装置としての濾過装置4は、導入された一次給水W1中に含まれる不純物を除去して、二次給水W2を製造する設備である。濾過装置4は、濾過材(不図示)を収容するための処理槽を備えている。この処理槽は、濾過材の空隙部及びフリーボード部の存在によって所要の保有水量を有しているため、水槽部と称することもできる。なお、一次給水W1中に含まれる不純物には、一次給水W1に元々含まれているもの(例えば、コロイド粒子)のほか、一次給水W1の溶存物質(例えば、第一鉄イオン)と次亜塩素酸塩溶液(塩素剤溶液)との反応により生成されたもの(例えば、水酸化第二鉄)がある。なお、マンガンイオンは、一次給水W1に投入した次亜塩素酸塩溶液だけでは酸化しにくいため、濾過材に担持させた触媒と接触酸化させることにより除去される。
The
二次給水ラインL2は、濾過装置4の処理槽(水槽部)で製造された二次給水W2を、需要先(不図示)へ送出するラインである。二次給水ラインL2の上流側の端部は、濾過装置4の二次給水導出口に接続されている。二次給水ラインL2の下流側の端部は、二次給水W2の需要先(又は後処理装置)に接続されている。
The secondary water supply line L2 is a line for sending the secondary water W2 produced in the treatment tank (water tank section) of the
貯水タンク5は、濾過装置4で製造された二次給水W2を、一時的に貯留する設備である。貯水タンク5は、二次給水ラインL2において、濾過装置4の下流側の近傍に設けられている。貯水タンク5に貯留された二次給水W2は、二次給水ラインL2を介して需要先へ送出される。
The
薬注装置6は、薬液を一次給水ラインL1に薬注する装置である。薬注装置6は、薬液タンク7と薬注ポンプ8を備える。
The
薬液タンク7は、薬液として塩素剤溶液を貯留するタンクである。本実施形態において、塩素剤溶液は、次亜塩素酸ナトリウム溶液に代表される次亜塩素酸塩溶液である。次亜塩素酸塩溶液は、一次給水W1に含まれる鉄、マンガン、アンモニア性窒素を酸化させる酸化剤、及び菌類等の殺菌剤を兼ねている。なお、塩素剤溶液はあくまで一例である。以降では、薬液が塩素剤溶液である態様を例に説明するが、本実施形態の態様はこれには限定されない。
The
薬注ポンプ8は、薬液タンク7に貯留された塩素剤溶液を、薬剤供給ラインL3を介して一次給水ラインL1に供給する装置である。薬注ポンプ8は、薬液タンク7に併設されている。薬注ポンプ8は、例えば、ダイヤフラムを電磁駆動力により往復運動させるダイヤフラムポンプにより構成される。薬注ポンプ8は、制御装置100と電気的に接続されている。薬注ポンプ8におけるダイヤフラムポンプの作動は、制御装置100から送信されるパルス信号により制御される。すなわち、薬注ポンプ8は、制御装置100からパルス信号が入力される毎に、薬液タンク7から予め設定された投入量の塩素剤溶液を一次給水ラインL1に供給する。
The
薬剤供給ラインL3は、薬液タンク7と一次給水ラインL1との間を接続するラインである。薬剤供給ラインL3の上流側の端部は、薬注ポンプ8に接続されている。薬剤供給ラインL3の下流側の端部は、接続部J2において一次給水ラインL1に接続されている。接続部J2は、一次給水ラインL1において、接続部J1と濾過装置4との間に配置されている。薬剤供給ラインL3には、吐出量チェッカ9が設けられている。
The drug supply line L3 is a line that connects between the
吐出量チェッカ9は、薬剤供給ラインL3における塩素剤溶液の流通を検出する機器である。吐出量チェッカ9は、薬剤供給ラインL3において、薬液タンク7と接続部J1との間に設けられている。吐出量チェッカ9は、制御装置100と電気的に接続されている。吐出量チェッカ9は、薬剤供給ラインL3における塩素剤溶液の流通を検出した場合には、制御装置100に検出信号を送信する。
The discharge amount checker 9 is a device that detects the flow of the chlorine agent solution in the medicine supply line L3. The discharge amount checker 9 is provided between the
残留塩素計10は、濾過装置4の出口側における二次給水W2の残留塩素濃度を測定する機器である。残留塩素計10は、接続部J2において二次給水ラインL2に接続されている。接続部J2は、二次給水ラインL2において、濾過装置4と貯水タンク5との間に配置されている。残留塩素計10は、制御装置100と電気的に接続されている。残留塩素計10で測定された二次給水W2の残留塩素濃度(以下、「測定残留塩素濃度値SP」ともいう)は、制御装置100へ検出信号として送信される。
The
本実施形態において、残留塩素計10は、連続測定式(例えば、ポーラログラフ電極式)の残留塩素計である。水処理システム1の運転中において、残留塩素計10は、検出信号として、常に4〜20mAの伝送信号を制御装置100へ出力する。
In the present embodiment, the
制御装置100は、CPU及びメモリを含むマイクロプロセッサ(不図示)により構成される。制御装置100は、上述した水処理システム1を構成する各部を制御する。また、制御装置100を構成するマイクロプロセッサには、時間の計時等を管理する不図示のインテグレーテッドタイマユニット(以下、「ITU」ともいう)が組み込まれている。
The
制御装置100は、本実施形態の水処理システム1を構成する各部を制御する。図1に示すように、制御装置100は、例えば、インバータ3、薬注ポンプ8、吐出量チェッカ9、残留塩素計10等に電気的に接続される。
The
〔2 薬注装置の構成〕
図2は、薬注装置6の機能ブロック図を示す。
薬注装置6は、上記のように薬液タンク7及び薬注ポンプ8を備えるのに加え、温度検知部11、劣化度算出部12、警報部13、及び履歴格納部14を備える。なお、薬液タンク7及び薬注ポンプ8は、図1に示す薬液タンク7及び薬注ポンプ8と同一であるため、その詳細な説明を省略する。
[2 Configuration of chemical dosing device]
FIG. 2 shows a functional block diagram of the
The
温度検知部11は、薬液タンク7周辺の温度(とりわけ気温)、及び/又は薬液タンク7中の薬液の温度を検知する。
温度検知部11が、薬液タンク7周辺の温度を検知する場合、温度検知部11を例えば薬液タンク7の側面に設置するとよい。これにより、温度検知部11を薬液により腐食しにくくできると共に、検知場所によって検知温度が変わってしまう可能性を減少させることが可能となる。
また、温度検知部11が、薬液タンク7中の薬液の温度を検知する場合、薬液の温度をダイレクトで検知することにより、薬液タンク7周辺の温度を検知する場合に比較して、検知温度と、薬液の劣化度との相関が高くなる。
The
When the
Further, when the
劣化度算出部12は、温度検知部11による温度検知結果に基づいて、所定期間における薬液の劣化度を算出する。とりわけ、薬液が次亜塩素酸ナトリウムを含む薬液であった場合、劣化度算出部12は、後述の実施例で具体例を示すように、単位期間及び単位温度当たりの劣化度係数であって、薬液の有効塩素濃度によって異なる劣化度係数を用いて、劣化度を算出することが可能である。
劣化度算出部12は、例えば、薬注装置6の記憶部(不図示)に格納された温度毎の劣化度係数のテーブルに基づいて、劣化度を算出してもよい。
The
The deterioration
警報部13は、薬液の薬液タンク7への貯蔵開始時点からの、劣化度算出部12によって算出された劣化度の積算値が閾値を超えた場合に、警報を発報する。とりわけ、薬液が次亜塩素酸ナトリウムを含む薬液であった場合、警報部13は、薬液の薬液タンク7への貯蔵開始時点での有効塩素濃度から、劣化度算出部12によって算出された劣化度の積算値を減じた値が、第2の閾値を下回った場合に、警報を発報することが可能である。
The
履歴格納部14は、水処理システム1に含まれる一次給水ラインL1への薬剤の薬注履歴に係る情報、例えば、薬注ポンプ8による薬注量、薬注の日時、温度検知部11によって検知される薬液の温度等の履歴情報を格納する。
The
薬注装置6は、上記の構成を有することにより、薬液タンク7周辺の温度、及び/又は薬液の温度に基づいて所定期間の薬液の劣化度を算出し、劣化度の積算値が閾値を超えた場合に警報を発報する。
By having the above-described configuration, the
〔3 実施例〕
以下、図3〜図6を参照することにより、本実施形態の実施例について説明する。
図3は、次亜塩素酸ナトリウムを含む薬液を薬液タンク7に貯蔵してからの経過日数に対する有効塩素濃度の推移の例を、温度別に示すグラフである。図4は、次亜塩素酸ナトリウムを含む薬液を薬液タンク7に貯蔵してからの経過日数に対する有効塩素濃度の減衰比の推移の例を、温度別に示すグラフである。図5は、次亜塩素酸ナトリウムを含む薬液を薬液タンク7に貯蔵してからの経過日数に対する薬品の劣化度の推移の例を、温度別に示すグラフである。図6は、次亜塩素酸ナトリウムを含む薬液を薬液タンク7に貯蔵してからの経過日数に対する塩素の最大注入率の推移の例を、温度別及び初期濃度別に示すグラフである。
[3 Example]
Hereinafter, an example of the present embodiment will be described with reference to FIGS.
FIG. 3 is a graph showing an example of a change in the effective chlorine concentration with respect to the number of days elapsed after storing a chemical solution containing sodium hypochlorite in the
図3において、三角印は、1日の平均気温が19℃〜28℃で変動する場合の、経過日数に対する有効塩素濃度の推移を示す。また、丸印は、1日の平均気温が主として20℃となる場合の、経過日数に対する有効塩素濃度の推移を示す。また、四角印は、1日の平均気温が主として30℃となる場合の、経過日数に対する有効塩素濃度の推移を示す。なお、何れの場合も、薬液タンク7への貯蔵を開始した時点での薬液の有効塩素濃度は12%である。
In FIG. 3, the triangles indicate the transition of the available chlorine concentration with respect to the elapsed days when the average daily temperature fluctuates between 19 ° C. and 28 ° C. The circles indicate the transition of the available chlorine concentration with respect to the number of elapsed days when the average daily temperature is mainly 20 ° C. The square marks indicate the transition of the available chlorine concentration with respect to the number of elapsed days when the average daily temperature is mainly 30 ° C. In any case, the effective chlorine concentration of the chemical at the start of the storage in the
何れの場合も、薬液を薬液タンク7に貯蔵してからの日数が経過するに従い、有効塩素濃度は減少する。これは、薬液中の次亜塩素酸ナトリウムが劣化したことによるものである。
In any case, the effective chlorine concentration decreases as the number of days after storing the drug solution in the
また、平均気温の高低による有効濃度の減少の度合いを比較すると、1日の平均気温が高くなる程、有効塩素濃度の減少の度合い、すなわち次亜塩素酸ナトリウムの劣化の度合いは高くなる。 Also, comparing the degree of decrease in effective concentration due to the level of the average temperature, the higher the average temperature in one day, the higher the degree of decrease in the effective chlorine concentration, that is, the degree of deterioration of sodium hypochlorite.
なお、図3に示すグラフにおいて、丸印の場合も、三角印の場合も、四角印の場合も、有効塩素濃度は、ほぼ線形に単調減少するが、これはあくまで一例であってこれには限定されない。例えば、有効塩素濃度は、相対的に経過日数の短い間に大きな幅で単調減少し、経過日数が長くなって以降は小さな幅で単調減少してもよい。 In the graph shown in FIG. 3, the effective chlorine concentration decreases almost linearly and monotonously in the case of the circle, the triangle, and the square, but this is merely an example, Not limited. For example, the available chlorine concentration may monotonically decrease in a relatively large range while the elapsed days are relatively short, and may decrease monotonically in a small range after the elapsed days become longer.
許容される有効塩素濃度が、例えば図3の一点鎖線で示されるように8.40であった場合、1日の平均気温が主として30℃となるケースにおいては、経過日数が6日に達した時点で有効塩素濃度は許容範囲の限界となるため、次亜塩素酸ナトリウムの薬注が必要となる。 When the allowable effective chlorine concentration is, for example, 8.40 as shown by the dashed line in FIG. 3, in the case where the average daily temperature is mainly 30 ° C., the elapsed days have reached 6 days. At this point, the effective chlorine concentration is at the limit of the allowable range, so that sodium hypochlorite needs to be injected.
図4は、図3のグラフの縦軸を、有効塩素濃度の初期値に対応する減衰比に換算したものである。ここで、減衰比は、以下の数式により算出される。
N日目の初期値換算減衰比(%)=(N日目の有効塩素濃度(%)/薬液タンク7への貯蔵を開始した時点での薬液の有効塩素濃度(%))×100・・・(式1)
FIG. 4 is a graph obtained by converting the vertical axis of the graph of FIG. 3 into an attenuation ratio corresponding to the initial value of the effective chlorine concentration. Here, the damping ratio is calculated by the following equation.
Initial value conversion attenuation ratio on day N (%) = (effective chlorine concentration (%) on day N / effective chlorine concentration (%) of chemical solution when storage in
なお、図4においては、図3内の有効塩素濃度=8.40%に対応して、初期値換算減衰比=70%を、初期値換算減衰比の許容ラインとして一点鎖線で示す。 In FIG. 4, the initial value-converted attenuation ratio = 70% is shown by a dashed line as an allowable line of the initial value-converted attenuation ratio, corresponding to the effective chlorine concentration of 8.40% in FIG.
図4においても図3と同様に、丸印の場合も、三角印の場合も、四角印の場合も、初期値換算減衰比は、ほぼ線形に単調減少する。1日の平均気温が主として30℃となるケースにおいては、経過日数が6日に達した時点で初期値換算減衰比は許容範囲の限界となるため、次亜塩素酸ナトリウムの薬注が必要となる。 In FIG. 4, similarly to FIG. 3, in the case of the circle, the triangle, and the square, the initial value conversion attenuation ratio monotonically decreases almost linearly. In the case where the average daily temperature is mainly 30 ° C, the initial value-converted attenuation ratio becomes the limit of the allowable range when the number of elapsed days reaches 6 days. Therefore, it is necessary to inject sodium hypochlorite. Become.
図5は、図4のグラフの縦軸を、初期値換算減衰比に対応する薬品劣化度に換算したものである。ここで、薬品劣化度は、以下の数式により算出される。
N日目の薬品劣化度(%)=100−N日目の初期値換算減衰比(%)・・・(式2)
FIG. 5 is a graph obtained by converting the vertical axis of the graph of FIG. 4 into a chemical deterioration degree corresponding to the initial value conversion attenuation ratio. Here, the chemical deterioration degree is calculated by the following equation.
Degree of chemical deterioration on day N (%) = 100−initial value converted attenuation ratio on day N (%) (Equation 2)
なお、図5においては、図4内の初期値換算減衰比=70%に対応して、薬品劣化度=30%を、薬品劣化度の許容ラインとして一点鎖線で示す。 In FIG. 5, the degree of chemical deterioration = 30% is shown by a dashed line as an allowable line of the degree of chemical deterioration, corresponding to the initial value converted attenuation ratio = 70% in FIG.
図5においては、図3及び図4と異なり、丸印の場合も、三角印の場合も、四角印の場合も、薬品劣化度は、ほぼ線形に単調増加する。1日の平均気温が主として30℃となるケースにおいては、経過日数が6日に達した時点で薬品劣化度は許容範囲の限界となるため、次亜塩素酸ナトリウムの薬注が必要となる。 In FIG. 5, unlike FIG. 3 and FIG. 4, the degree of chemical deterioration monotonically increases almost linearly in the case of circles, triangles, and squares. In the case where the average daily temperature is mainly 30 ° C., the degree of chemical deterioration reaches the limit of the allowable range when the number of elapsed days reaches six days, and therefore, chemical injection of sodium hypochlorite is required.
図3〜図5の例においては、1日の平均気温が主として20℃となるケースで、0日目に12%であった次亜塩素酸ナトリウムの濃度が、10日後には9.5%となるため、1日当たりの有効塩素濃度の劣化度は、(12−9.5)/10=0.25(%)となる。
一方、1日の平均気温が主として30℃となるケースで、0日目に12%あった次亜塩素酸ナトリウムの濃度が、10日後には6%となるため、1日当たりの有効塩素濃度の劣化度は、(12−6)/10=0.60(%)となる。
これらにより、1日当たり、及び平均気温の差分が1℃当たりの劣化度係数は、(0.60−0.25)/(30−20)=0.035(/日・℃)となる。
In the examples of FIGS. 3 to 5, in the case where the average temperature per day is mainly 20 ° C., the concentration of sodium hypochlorite which was 12% on the 0th day was increased to 9.5% after 10 days. Therefore, the degree of deterioration of the effective chlorine concentration per day is (12-9.5) /10=0.25 (%).
On the other hand, in the case where the average daily temperature is mainly 30 ° C., the concentration of sodium hypochlorite, which was 12% on
As a result, the deterioration degree coefficient per day and the difference in average temperature per 1 ° C. is (0.60−0.25) / (30−20) = 0.035 (/ day · ° C.).
劣化度算出部12は、劣化度係数0.035(/日・℃)を用いて、
N日目の劣化度=(N日目の平均温度−20℃)×0.025+0.25・・・(式3)
と算出する。
The deterioration
Degree of deterioration on day N = (average temperature on day N−20 ° C.) × 0.025 + 0.25 (formula 3)
Is calculated.
警報部13は、0日目の有効塩素濃度である12%から劣化度の積算値を減じることにより、N日目の有効塩素濃度(%)を算出する。具体的には、N日経過後の有効塩素濃度をYN(%)とした場合、
YN=YN−1−(N日目の劣化度)・・・(式)
となる。
このYNが図3の一点鎖線で示す許容ラインを下回った時点で、警報部13は警報を発報する。
The
Y N = Y N−1 − (N-day deterioration degree) (expression)
Becomes
When this Y N falls below the permissible line indicated by a chain line in FIG. 3, the
なお、警報部13が警報を発報した際に、薬注装置6によって次亜塩素酸ナトリウムを薬注する際は、上記のように、次亜塩素酸ナトリウムの投入量の増加に伴って、次亜塩素酸ナトリウムの分解によって発生する塩素酸の量も増加し、水道法で定められる塩素酸濃度(0.4mg/L以下)の基準を超えかねないことに留意する必要がある。
In addition, when sodium hypochlorite is injected by the
図6は、次亜塩素酸ナトリウムの初期濃度別に、次亜塩素酸ナトリウムを薬液タンク7に貯蔵を開始してからの経過日数に対する塩素の最大注入率を示す。
次亜塩素酸ナトリウムを薬液タンク7に貯蔵してからの日数が経過するに伴い、次亜塩素酸ナトリウムの分解によって発生した塩素酸が蓄積されているため、注入することが可能な塩素の最大注入量は、単調減少する。
また、同一の保管温度のグラフを比較すると、貯蔵開始時点での次亜塩素酸ナトリウムによる有効塩素濃度が高いほど、次亜塩素酸ナトリウムの分解によって発生した塩素酸が蓄積されているため、注入することが可能な塩素の最大注入量は、低くなる。
また、貯蔵開始時点での次亜塩素酸ナトリウムによる有効塩素濃度が同一のグラフを比較すると、保管温度が高いほど、次亜塩素酸ナトリウムの分解によって発生した塩素酸が蓄積されているため、注入することが可能な塩素の最大注入量は、低くなる。
FIG. 6 shows the maximum chlorine injection rate with respect to the number of days elapsed since the storage of sodium hypochlorite in the
As the number of days since the storage of sodium hypochlorite in the
Also, comparing the same storage temperature graphs, the higher the effective chlorine concentration of sodium hypochlorite at the start of storage, the more chloric acid generated by the decomposition of sodium hypochlorite is accumulated. The maximum chlorine injection that can be performed is lower.
Also, comparing the graphs in which the effective chlorine concentration by sodium hypochlorite at the start of storage is the same, the higher the storage temperature, the more chloric acid generated by the decomposition of sodium hypochlorite is accumulated. The maximum chlorine injection that can be performed is lower.
〔4 本実施形態の効果〕
上述した薬注装置6によれば、例えば以下の効果が得られる。
薬注装置6は、薬液タンク7周辺の温度、及び/又は薬液タンク7中の薬液の温度を検知する温度検知部11と、温度の検知結果に基づいて、所定期間における薬液の劣化度を算出する劣化度算出部12と、薬液の薬液タンク7への貯蔵開始時点からの劣化度の積算値が、第1の閾値を超えた場合に警報を発報する警報部13と、を備える。
[4 Effects of the present embodiment]
According to the above-described
The
薬液タンク7周辺の温度、及び/又は薬液の温度に基づいて所定期間の薬液の劣化度を算出するという簡便な手法により劣化度を判定することが可能であると共に、劣化度の積算値が閾値を超えた場合に警報を発報することにより、適切なタイミングで、例えば薬液タンクに貯蔵される薬液を交換する等の対処を実行することが可能となる。
The degree of deterioration can be determined by a simple method of calculating the degree of deterioration of the chemical solution for a predetermined period based on the temperature around the
また、薬注装置6において、薬液は次亜塩素酸ナトリウムを含み、警報部13は、貯蔵開始時点での薬液の有効塩素濃度から、劣化度の積算値を減じた値が、第2の閾値を下回った場合に警報を発報する。
Further, in the
薬液が次亜塩素酸ナトリウムを含む場合、処理水に含まれる塩素酸の濃度が水道法で定められる基準を超えてしまう前に、警報に基づいて薬液タンク内の薬液を交換する等の対処を実行することが可能となる。 If the chemical contains sodium hypochlorite, take measures such as replacing the chemical in the chemical tank based on an alarm before the concentration of chloric acid in the treated water exceeds the standard specified by the Water Supply Law. It is possible to execute.
また、薬注装置6において、劣化度算出部12は、単位期間及び単位温度当たりの劣化度係数であって、薬液の有効塩素濃度によって異なる劣化度係数を用いて、劣化度を算出する。
In the
薬液タンクに貯蔵される薬液の有効塩素濃度に応じて適切な劣化度係数を用いることにより、より正確に劣化度を算出することで、処理水に含まれる塩素酸の濃度が水道法で定められる基準を超えてしまうリスクを、より確実に減少させることが可能となる。 By using an appropriate deterioration degree coefficient according to the effective chlorine concentration of the chemical stored in the chemical tank, the degree of chloric acid contained in the treated water is determined by the Water Law by calculating the degree of deterioration more accurately. The risk of exceeding the standard can be reduced more reliably.
また、薬注装置6は、水処理システム1に含まれるラインへの薬剤の薬注履歴に係る情報を格納する履歴格納部14を更に備える。
In addition, the
例として、薬注量、薬注の日時、薬液の温度等の履歴情報を記録しておくことにより、これらの履歴情報に基づいて、薬注を管理することが可能となる。 As an example, by recording history information such as a medicine injection amount, a date and time of a medicine injection, and a temperature of a chemical solution, it becomes possible to manage the medicine injection based on these history information.
〔5 変形例〕
上記の実施形態においては、薬注装置6は除鉄除マンガン装置としての濾過装置4による処理水に、次亜塩素酸ナトリウムを薬注するが、これには限定されない。例えば、薬注装置6は、貯水タンク5の残留塩素濃度に基づいて、貯水タンク5に薬注してもよい。
[5 Modifications]
In the above embodiment, the
また、薬注装置6が備わる水処理システム1において、濾過装置4は、除鉄除マンガン装置であるとしたが、これには限定されない。例えば、濾過装置4は、砂ろ過装置であってもよい。
Further, in the
また、薬注装置6が備える構成要素の一部、例えば、劣化度算出部12や警報部13は、薬注装置6ではなく、制御装置100に備わっていてもよい。
In addition, some of the components included in the
1 水処理システム
4 濾過装置
5 貯水タンク
6 薬注装置
7 薬液タンク
8 薬注ポンプ
9 吐出量チェッカ
10 残留塩素計
11 温度検知部
12 劣化度算出部
13 警報部
14 履歴格納部
100 薬注装置
REFERENCE SIGNS
Claims (4)
薬液を貯蔵する薬液タンクと、
前記薬液タンク周辺の温度、及び/又は前記薬液タンク中の前記薬液の温度を検知する温度検知部と、
前記温度の検知結果に基づいて、所定期間における前記薬液の劣化度を算出する劣化度算出部と、
前記薬液の前記薬液タンクへの貯蔵開始時点からの前記劣化度の積算値が、第1の閾値を超えた場合に警報を発報する警報部と、を備える薬注装置。 A chemical dosing device used in a water treatment system,
A chemical tank for storing the chemical;
A temperature detector that detects the temperature around the chemical solution tank, and / or the temperature of the chemical solution in the chemical solution tank,
Based on the temperature detection result, a deterioration degree calculation unit that calculates the degree of deterioration of the chemical solution in a predetermined period,
An alarming unit that issues an alarm when the integrated value of the degree of deterioration from the start of storage of the liquid medicine in the liquid medicine tank exceeds a first threshold value.
前記警報部は、前記貯蔵開始時点での前記薬液の有効塩素濃度から、前記劣化度の積算値を減じた値が、第2の閾値を下回った場合に警報を発報する、請求項1に記載の薬注装置。 The chemical solution contains sodium hypochlorite,
2. The alarm unit according to claim 1, wherein the alarm unit issues an alarm when a value obtained by subtracting the integrated value of the degree of deterioration from the effective chlorine concentration of the chemical solution at the time of the storage start falls below a second threshold. 3. Injection device as described.
The chemical dosing device according to any one of claims 1 to 3, further comprising a history storage unit that stores information relating to a chemical dosing history of the chemical solution to a line included in the water treatment system.
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