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JP2020096410A - ロータ - Google Patents

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JP2020096410A
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Shingo Soma
慎吾 相馬
芳永 久保田
Yoshinaga Kubota
芳永 久保田
達也 大図
Tatsuya Ozu
達也 大図
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】永久磁石を冷却しつつ、ロータシャフトの締付荷重によって磁極部に生じる応力を低減することができるロータを提供する。【解決手段】ロータ10は、ロータコア20と、複数の磁極部30と、を備える。ロータコア20は、ロータシャフト孔21と、周方向に沿って設けられた複数の磁石挿入孔421、422と、径方向においてロータシャフト孔21と磁石挿入孔421、422との間に設けられた肉抜き孔71と、を備える。磁極部30は、磁石挿入孔421、422に挿入された永久磁石821、822によって構成される。肉抜き孔71は、各磁極部のq軸と、ロータコア20の軸心Cを中心として磁石挿入孔421、422の最内径部を通る仮想円VCとの交点Xを含み、かつ、隣接する磁極部30の磁石挿入孔421、422と対向するように配置される。【選択図】図2A

Description

本発明は、回転電機に用いられるロータに関する。
特許文献1には、ロータシャフトが締め付けられるロータシャフト孔と、径方向において該ロータシャフト孔の外側に設けられ、周方向に配置された複数の孔部を有する冷媒流路孔と、径方向において冷媒流路孔の外側に設けられ、それぞれ磁石が挿入される複数の磁石挿入孔を有する電磁部と、を備えた、ロータが開示されている。
特許文献1では、ロータコアに設けられた冷媒流路孔を流れる冷媒をロータの回転による遠心力を利用してコイルエンドに供給することが記載されている。
特開2010−081657号
ところで、近年の回転電機の大型化に伴って、磁石の発熱による回転電機の性能の低下が無視できなくなっており、磁石を効率的に冷却する方法が模索されている。特許文献1に記載のロータでは、ロータに配置される磁石を適切に冷却することはできない。磁石を適切に冷却するためには、冷媒流路孔を磁石に近づける必要があるが、冷媒供給孔を磁極部近傍に配置すると、ロータシャフトのロータシャフト孔への締付荷重によって冷媒供給孔が変形し、ロータコアの外周部が変形する虞があった。
本発明は、永久磁石を冷却しつつ、ロータシャフトの締付荷重によって磁極部に生じる応力を低減することができるロータを提供する。
本発明は、
ロータシャフトが締め付けられるロータシャフト孔と、周方向に沿って設けられた複数の磁石挿入孔と、径方向において前記ロータシャフト孔と前記磁石挿入孔との間に設けられた肉抜き孔と、を備えるロータコアと、
前記磁石挿入孔に挿入された永久磁石によって構成される複数の磁極部と、を備えるロータであって、
前記肉抜き孔は、
各磁極部のq軸と、前記ロータコアの軸心を中心として前記磁石挿入孔の最内径部を通る仮想円との交点を含み、かつ、
隣接する磁極部の前記磁石挿入孔と対向するように配置される。
本発明によれば、永久磁石を冷却しつつ、ロータシャフトの締付荷重によって磁極部に生じる応力を低減することができる。
本発明の第1実施形態におけるロータの正面視である。 図1のロータの磁極部周辺の拡大図ある。 本発明の第2実施形態におけるロータの磁極部周辺の拡大図ある。 本発明の第1実施形態、第2実施形態、及び比較例のロータにおけるq軸インダクタンスを示したグラフである。
以下、本発明のロータの各実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態のロータについて、図1及び図2Aを参照しながら説明する。
<ロータの全体構成>
図1に示すように、一実施形態の回転電機のロータ10は、ロータシャフト(不図示)の外周部に取り付けられるロータコア20と、ロータコア20の内部に周方向に所定の間隔で形成された複数の磁極部30(本実施形態では12個)と、を備え、ステータ(不図示)の内周側に配置されている。
ロータコア20は、同一形状の略円環状の電磁鋼板200が軸方向に複数積層されて形成されている。ロータコア20は、軸心Cと同中心のロータシャフト孔21を有する。さらに、軸心Cと各磁極部30の中心とを結ぶ、各磁極部30の中心軸をd軸(図中d−axis)、d軸に対し電気角で90°隔てた軸をq軸(図中q−axis)とした場合、ロータコア20は、q軸上に形成された第1冷媒流路孔71と、磁極部30の径方向内側のd軸上に形成された第2冷媒流路孔72と、を備える。
第1冷媒流路孔71及び第2冷媒流路孔72は、ロータシャフト(不図示)の内部に設けられた不図示の冷媒供給路と連通し、液体媒体である冷媒が第1冷媒流路孔71及び第2冷媒流路孔72の軸方向の一方側から他方側に流れることで、各磁極部30に配置された磁極部30を冷却する。これにより、磁極部30の近傍に冷媒流路を形成することができるので、ロータ10の冷却性能が向上する。
なお、冷媒は、軸方向において第1冷媒流路孔71及び第2冷媒流路孔72の中央から両側へ流れることで各磁極部30を冷却してもよい。各磁極部30を冷却した冷媒は、ロータコア20の端面から外部に排出されてもよく、ロータシャフトに戻ってもよい。
また、ロータコア20は、各磁極部30に対応するように、ロータコア20の外径側にd軸を横切るように形成された外径側磁石挿入孔410と、外径側磁石挿入孔410の内径側にd軸を挟んで径方向外側に向かって広がる略Vハの字状に形成された一対の内径側磁石挿入孔421、422と、内径側磁石挿入孔421、422のd軸側端部に形成され、それぞれ径方向に延びる一対のリブ510、520と、一対のリブ510、520間に形成された空隙部60と、を有する。外径側磁石挿入孔410及び内径側磁石挿入孔421、422は、いずれも径方向内側に凸となる円弧形状を有する。
各磁極部30は、外径側磁石部310及び内径側磁石部320を含む磁石部300を有する。外径側磁石部310は、外径側磁石挿入孔410に挿入され、径方向内側に凸となるように配置された外径側円弧磁石810から構成される。内径側磁石部320は、一対の内径側磁石挿入孔421、422にそれぞれ挿入され、径方向内側に凸となるように配置された一対の内径側円弧磁石821、822から構成される。
外径側円弧磁石810及び一対の内径側円弧磁石821、822は、径方向に磁化されている。また、外径側円弧磁石810及び一対の内径側円弧磁石821、822は、隣り合う磁極部30と磁化方向が異なり、磁極部30が周方向で交互に磁化方向が異なるように配置されている。
ここで、ロータ10の正面視において、軸心Cを下方、d軸方向外径側を上方として見て、一対の内径側磁石挿入孔421、422は、d軸に対して左側に第1内径側磁石挿入孔421、右側に第2内径側磁石挿入孔422が配置され、一対のリブ510、520は、d軸を挟んで左側に第1リブ510、右側に第2リブ520が配置され、一対の内径側円弧磁石821、822は、d軸を挟んで左側に第1内径側円弧磁石821、右側に第2内径側円弧磁石822が配置されている。
以降、本明細書等では説明を簡単且つ明確にするために、ロータ10の正面視において、軸心Cを下方、d軸方向外径側を上方と定義して説明する。図2〜5には、ロータ10の上方をU、下方をD、左側をL、右側をR、として示す。
<磁極部の構成>
図2Aに示すように、外径側円弧磁石810は、同じ円弧中心C10を有する内周面810N及び外周面810Fと、左側端面810Lと、右側端面810Rと、を有する。第1内径側円弧磁石821は、同じ円弧中心C21を有する内周面821N及び外周面821Fと、q軸側端面821Qと、d軸側端面821Dと、を有する。第1内径側円弧磁石821の円弧中心C21は、d軸に対して第1内径側円弧磁石821と反対側の右側に位置している。第2内径側円弧磁石822は、同じ円弧中心C22を有する内周面822N及び外周面822Fと、q軸側端面822Qと、d軸側端面822Dと、を有する。第2内径側円弧磁石822の円弧中心C22は、d軸に対して第2内径側円弧磁石822と反対側の左側に位置している。
外径側円弧磁石810、第1内径側円弧磁石821、及び第2内径側円弧磁石822は、例えば、熱間加工プロセスを用いた成形により形成されたリング状磁石を径方向に切断した円弧磁石を用いることができる。
一般に、熱間押出し成形等の熱間加工プロセスを用いた成形によりリング状磁石を形成する場合、熱間押出し成形することにより、ランダムに配向していたリング状磁石素材の結晶群に径方向の応力が作用し、リング状磁石素材の結晶群は、応力方向と同方向に配向する。その結果、径方向に配向した異方性リング状磁石が得られる。
したがって、高性能な磁化特性を持ったリング状磁石を得るためには、リング状磁石素材の結晶群に作用する応力が全域で均一となることが望ましい。しかし、リング状磁石素材のリング半径が小さく、リング状磁石素材の肉厚が大きい場合は、リング状磁石素材の結晶群に作用する応力が不均一となり、リング状磁石の配向度が低下してしまう。また、リング状磁石素材の肉厚が不均一の場合も、リング状磁石素材の結晶群に作用する応力が不均一となり、リング状磁石の配向度が低下してしまう。よって、リング状磁石素材の結晶群に作用する応力が全域で均一となるためには、(リング状磁石素材の肉厚)/(リング状磁石素材のリング半径)の値が、所定範囲内にある必要があり、円弧磁石の磁石量を増やすに際し、高性能な磁化特性を持った円弧磁石を複数層に配置するには、板厚に応じて円弧磁石の円弧半径も大きくする必要がある。
第1内径側円弧磁石821の板厚d21及び第2内径側円弧磁石822の板厚d22は、外径側円弧磁石810の板厚d10よりも大きくなっている。これにより、第1内径側円弧磁石821及び第2内径側円弧磁石822の磁石量を増やすことができ、回転電機のマグネットトルクを大きくできるので、回転電機の出力性能を向上できる。
また、第1内径側円弧磁石821の板厚d21及び第2内径側円弧磁石822の板厚d22を大きくした分、第1内径側円弧磁石821の内周面821Nの円弧半径r21及び第2内径側円弧磁石822の内周面822Nの円弧半径r22は、外径側円弧磁石810の内周面810Nの円弧半径r10よりも大きくなっている。これにより、高性能な磁化特性を持つ外径側円弧磁石810、第1内径側円弧磁石821、及び第2内径側円弧磁石822を用いることができるので、回転電機の出力性能を向上できる。
ここで、外径側円弧磁石810の内周面810Nの円弧半径r10と、外径側円弧磁石810の板厚d10との比であるd10/r10と、第1内径側円弧磁石821の内周面821Nの円弧半径r21と、第1内径側円弧磁石821の板厚d21との比であるd21/r21と、第2内径側円弧磁石822の内周面822Nの円弧半径r22と、第2内径側円弧磁石822の板厚d22との比であるd22/r22とは、所定範囲で略同一の値であることが好ましい。より好ましくは、第1内径側円弧磁石821の内周面821Nの円弧半径r21と第2内径側円弧磁石822の内周面822Nの円弧半径r22とが同一、かつ、第1内径側円弧磁石821の板厚d21と第2内径側円弧磁石822の板厚d22が同一であり、第1内径側円弧磁石821と第2内径側円弧磁石822とが同一形状となっている。
さらに、第1内径側円弧磁石821と外径側円弧磁石810との距離D11及び第2内径側円弧磁石822と外径側円弧磁石810との距離D12は、いずれも、q軸からd軸に近づくに従って長くなっている。
これにより、磁極部30の周方向長さが大きくなることを抑制できるので、ロータ10が大型化するのを抑制できる。したがって、ロータ10は、第1内径側円弧磁石821及び第2内径側円弧磁石822の磁石量を増やすに際し、大型化を抑制しつつ、高性能な磁化特性を持つ外径側円弧磁石810、第1内径側円弧磁石821、及び第2内径側円弧磁石822を用いることが可能となる。また、ロータ10におけるq軸に沿った磁路(以下、q軸磁路とも呼ぶ)を広くとることができ、回転電機のリラクタンストルクを大きくできるので、回転電機の出力性能を向上できる。さらに、第1内径側円弧磁石821及び第2内径側円弧磁石822と、外径側円弧磁石810とによるマグネット磁束がd軸に集約されやすくなり、回転電機のマグネットトルクを効率的に利用でき、回転電機の出力性能を向上できる。
また、外径側円弧磁石810の円弧中心C10は、d軸上に位置している。これにより、外径側磁石部310を一つの円弧磁石で構成でき、さらに、外径側磁石部310をd軸に対して対称に形成することができるので、シンプルな構造で効率的にマグネットトルクを得ることができる。
さらに、第1内径側円弧磁石821の円弧中心C21と、第2内径側円弧磁石822の円弧中心C22とは、d軸に対して対称に位置している。これにより、内径側磁石部320をd軸に対して対称に形成することができるので、リラクタンストルクを得るための効率的な配置とすることができる。
外径側磁石挿入孔410は、外径側円弧磁石810の内周面810N及び外周面810Fに沿って形成された内周壁面410N及び外周壁面410Fと、左側壁面410Lと、右側壁面410Rと、を有する。第1内径側磁石挿入孔421は、第1内径側円弧磁石821の内周面821N及び外周面821Fに沿って形成された内周壁面421N及び外周壁面421Fと、q軸側壁面421Qと、d軸側壁面421Dと、を有する。第2内径側磁石挿入孔422は、第2内径側円弧磁石822の内周面822N及び外周面822Fに沿って形成された内周壁面422N及び外周壁面422Fと、q軸側壁面422Qと、d軸側壁面422Dと、を有する。
また、第1内径側円弧磁石821のd軸側端面821Dとd軸との間には、径方向に延びる第1リブ510が形成され、第2内径側円弧磁石822のd軸側端面822Dとd軸との間には、径方向に延びる第2リブ520が形成されている。さらに、第1リブ510と第2リブ520の間は、空隙部60となっている。よって、空隙部60は、d軸と重なるように設けられている。
これにより、内径側磁石部320において、d軸上が空隙となるため、d軸インダクタンスを低減することができる。よって、d軸インダクタンスとq軸インダクタンスとの差を大きくすることができるので、リラクタンストルクを有効に利用することが可能となり、回転電機の出力性能を向上できる。
第1リブ510は、第1内径側磁石挿入孔421のd軸側壁面421Dと、空隙部60の左側壁面61によって構成されている。第2リブ520は、第2内径側磁石挿入孔422のd軸側壁面422Dと、空隙部60の右側壁面62によって構成されている。
したがって、第1内径側円弧磁石821による遠心荷重は第1リブ510が受け、第2内径側円弧磁石822による遠心荷重は、第2リブ520が受けることとなる。すなわち、第1リブ510と第2リブ520は、第1内径側円弧磁石821による遠心荷重と第2内径側円弧磁石822による遠心荷重とを、それぞれ別個に受けることとなる。これにより、第1内径側円弧磁石821と第2内径側円弧磁石822の重量バラツキに起因してロータコア20に発生する曲げ応力を低減することができる。
さらに、第1リブ510と第2リブ520は、径方向内側に向かって第1リブ510と第2リブ520との距離D5が長くなる略ハの字状に設けられている。これにより、第1リブ510の径方向外側端部511及び径方向内側端部512と、第2リブ520の径方向外側端部521及び径方向内側端部522のいずれも、角Rを大きくすることができるので、第1リブ510及び第2リブ520の径方向両端部への応力集中を緩和することができる。
ここで、空隙部60には、冷媒が供給されていてもよい。これにより、外径側円弧磁石810、第1内径側円弧磁石821、及び第2内径側円弧磁石822の近傍に冷媒を供給することができるので、外径側円弧磁石810、第1内径側円弧磁石821、及び第2内径側円弧磁石822をより効果的に冷却することができる。
<冷媒供給孔の構成>
第1冷媒流路孔71は、周方向両側及び径方向両側に凸の略四角形状である。第1冷媒流路孔71は、周方向両端部を形成する左端部71a及び右端部71bと、q軸上に配置され、左端部71a及び右端部71bよりもロータコア20の軸心Cからの径方向距離が長く、径方向外側の頂部を形成する外径側頂部71cと、q軸上に配置され、左端部71a及び右端部71bよりもロータコア20の軸心Cからの径方向距離が短く、径方向内側の頂部を形成する内径側頂部71dと、を有する。
さらに、第1冷媒流路孔71は、左端部71aから外径側頂部71cへと延びる左外径壁71fと、右端部71bから外径側頂部71cへと延びる右外径壁71gと、を有する外径壁71eを備える。また、第1冷媒流路孔71は、左端部71aから内径側頂部71dへと延びる左内径壁71iと、右端部71bから内径側頂部71dへと延びる右内径壁71jと、を有する内径壁71hを備える。
第1冷媒流路孔71は、q軸とロータコア20の軸心Cを中心として一対の内径側磁石挿入孔421、422の最内径部を通る仮想円VCとの交点Xを含む位置に配置されている。これにより、ロータシャフトの締付荷重によりロータコア20に生じる応力を第1冷媒流路孔71で吸収することができ、ロータシャフトの締付荷重によって磁極部30に生じる応力を低減することができる。
より好ましくは、第1冷媒流路孔71は、外径側頂部71cが仮想円VCと交差する位置に配置されている。これにより、第1冷媒流路孔71の外径側頂部71cのロータコア20の軸心Cからの距離と、一対の内径側磁石挿入孔421、422の最内径部のロータコア20の軸心Cからの距離とが、略等しくなるので、ロータシャフトの締付荷重による応力を、第1冷媒流路孔71の外径側頂部71cと、一対の内径側磁石挿入孔421、422の最内径部とで分散して受けることかできる。
また、第1冷媒流路孔71の左外径壁71fは、q軸磁路90を挟んで隣接する磁極部30の第2内径側磁石挿入孔422と対向するように配置される。同様に、第1冷媒流路孔71の右外径壁71gは、q軸磁路90を挟んで隣接する磁極部30の第1内径側磁石挿入孔421と対向するように配置される。これにより、第1冷媒流路孔71を流れる冷媒によって、磁極部30を構成する磁石部300を冷却することができる。
さらに、第1冷媒流路孔71の左外径壁71fは、q軸磁路90を挟んで対向する第2内径側磁石挿入孔422の外周壁面422Fよりも第1冷媒流路孔71の中心側に凸状に湾曲した形状を有する。同様に、第1冷媒流路孔71の右外径壁71gは、q軸磁路90を挟んで対向する第1内径側磁石挿入孔421の外周壁面421Fよりも第1冷媒流路孔71の中心側に凸状に湾曲した形状を有する。これにより、q軸磁束が流れるq軸磁路90の幅が確保され、q軸インダクタンスの低下を抑制できる。また、第1内径側磁石挿入孔421の外周壁面421F及び第2内径側磁石挿入孔422の外周壁面422Fは、ロータコア20の径方向内側に凸の円弧形状を有するので、q軸磁路90をq軸磁束FLの流れに沿った形状とすることができ、q軸インダクタンスの低下を抑制できる。
第1冷媒流路孔71の左外径壁71fと、q軸磁路90を挟んで対向する第2内径側磁石挿入孔422の外周壁面422Fとの距離D71f、及び第1冷媒流路孔71の右外径壁71gと、q軸磁路90を挟んで対向する第1内径側磁石挿入孔421の外周壁面421Fとの距離D71gは、第2内径側磁石挿入孔422及び第1内径側磁石挿入孔421の径方向外側の端部におけるq軸と第2内径側磁石挿入孔422及び第1内径側磁石挿入孔421との距離D22、D21よりも長くなっている。
これにより、第1冷媒流路孔71と、対向する第1内径側磁石挿入孔421及び第2内径側磁石挿入孔422との間に形成されるq軸磁路90の幅は、第1内径側磁石挿入孔421及び第2内径側磁石挿入孔422の径方向外側の端部に形成されるq軸磁路90の幅よりも広くなるので、q軸磁束が流れるq軸磁路90をより効果的に確保することができる。
第2冷媒流路孔72は、周方向両側及び径方向両側に凸の略四角形状である。第2冷媒流路孔72は、周方向両端部を形成する左端部72a及び右端部72bと、d軸上に配置され、左端部72a及び右端部72bよりもロータコア20の軸心Cからの径方向距離が長く、径方向外側の頂部を形成する外径側頂部72cと、d軸上に配置され、左端部72a及び右端部72bよりもロータコア20の軸心Cからの径方向距離が短く、径方向内側の頂部を形成する内径側頂部72dと、を有する。
さらに、第2冷媒流路孔72は、左端部72aから外径側頂部72cへと延びる左外径壁72fと、右端部72bから外径側頂部72cへと延びる右外径壁72gと、を有する外径壁72eを備える。また、第2冷媒流路孔72は、左端部72aから内径側頂部72dへと延びる左内径壁72iと、右端部72bから内径側頂部72dへと延びる右内径壁72jと、を有する内径壁72hを備える。
第2冷媒流路孔72は、外径側頂部72cが、径方向において、第1冷媒流路孔71の内径側頂部71dと、左端部71a及び右端部71bとの間に位置するように配置されている。これにより、q軸磁束が流れるq軸磁路90の幅を確保しつつ、ロータシャフトの締付荷重によりロータコア20に生じる応力を、第1冷媒流路孔71と第2冷媒流路孔72とで分散して吸収することができる。
第2冷媒流路孔72の左外径壁72fは、第2冷媒流路孔72の左側に隣接する第1冷媒流路孔71の右内径壁71jと略平行となっている。同様に、第2冷媒流路孔72の右外径壁72gは、第2冷媒流路孔72の右側に隣接する第1冷媒流路孔71の左内径壁71iと略平行となっている。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態のロータ10について図2Bを参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態のロータ10と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。第1実施形態のロータ10では、第1冷媒流路孔71の左外径壁71fは、q軸磁路90を挟んで対向する第2内径側磁石挿入孔422の外周壁面422Fよりも第1冷媒流路孔71の中心側に凸状に湾曲した形状を有している。
図2Bに示すように、第2実施形態のロータ10Aでは、第1冷媒流路孔71の左外径壁71fは、q軸磁路90を挟んで対向する第2内径側磁石挿入孔422の外周壁面422Fに沿って湾曲した形状を有する。本実施形態では、第2内径側磁石挿入孔422の外周壁面422Fは、第2内径側円弧磁石822の外周面822Fに沿った円弧形状を有しており、第1冷媒流路孔71の左外径壁71fは、第2内径側磁石挿入孔422の外周壁面422Fと略同心の円弧形状を有している。
[q軸インダクタンスの比較]
図3は、第1実施形態、第2実施形態、及び比較例におけるロータのq軸インダクタンスLqを示したグラフである。図3で示した比較例は、第1冷媒流路孔71の左外径壁71f及び右外径壁71gが略直線形状である場合を示している。第1実施形態、第2実施形態及び比較例は、磁極部30、第2冷媒流路孔72の構成、形状、配置は同一であり、第1冷媒流路孔71の左端部71a、右端部71b、外径側頂部71c、内径側頂部72d、及び内径壁72hの形状、配置は同一である。すなわち、第1実施形態、第2実施形態及び比較例は、第1冷媒流路孔71の左外径壁71f及び右外径壁71gの形状のみが異なる。
図3に示すように、第1実施形態及び第2実施形態は、電流位相角によらず、全般に渡ってq軸インダクタンスLqが比較例よりも大きな値となっている。また、電流位相角が所定角度以上のとき、第1実施形態は、q軸インダクタンスLqが第2実施形態及び比較例よりも特に大きな値となっている。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態では、第1冷媒流路孔71及び第2冷媒流路孔72は、液体媒体である冷媒が流れるものとしたが、液体媒体が流れていない肉抜き孔としてもよい。このようにしても、肉抜き孔を流れる空気等によって、磁極部30を構成する磁石部300を冷却することができる。
また、内径側磁石部320の第1内径側円弧磁石821及び第2内径側円弧磁石822は、省略することができる。すなわち、磁石部300は、外径側磁石部310の外径側円弧磁石810のみからなっていてもよい。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) ロータシャフトが締め付けられるロータシャフト孔(ロータシャフト孔21)と、周方向に沿って設けられた複数の磁石挿入孔(第1内径側磁石挿入孔421、第2内径側磁石挿入孔422)と、径方向において前記ロータシャフト孔と前記磁石挿入孔との間に設けられた肉抜き孔(第1冷媒流路孔71)と、を備えるロータコア(ロータコア20)と、
前記磁石挿入孔に挿入された永久磁石(第1内径側円弧磁石821、第2内径側円弧磁石822)によって構成される複数の磁極部(磁極部30)と、を備えるロータ(ロータ10)であって、
前記肉抜き孔は、
各磁極部のq軸と、前記ロータコアの軸心(軸心C)を中心として前記磁石挿入孔の最内径部を通る仮想円(仮想円VC)との交点(交点X)を含み、かつ、
隣接する磁極部の前記磁石挿入孔と対向するように配置される、ロータ。
(1)によれば、肉抜き孔は、各磁極部のq軸と、ロータコアの軸心を中心として磁石挿入孔の最内径部を通る仮想円との交点を含むように形成される。これにより、ロータシャフトの締付荷重によりロータコアに生じる応力を肉抜き孔で吸収することができ、ロータシャフトの締付荷重によって磁極部に生じる応力を低減することができる。また、肉抜き孔は、隣接する磁極部の磁石挿入孔と対向するように配置されるので、肉抜き孔を流れる空気等によって、磁極部を構成する永久磁石を冷却することができる。
(2) (1)に記載のロータであって、
前記肉抜き孔は、外径側頂部(外径側頂部71c)が前記仮想円と交差する位置に配置される、ロータ。
(2)によれば、肉抜き孔の外径側頂部のロータコアの中心からの距離と、磁石挿入孔の最内径部のロータコアの中心からの距離とが、略等しくなるので、ロータシャフトの締付荷重による応力を、肉抜き孔の外径側頂部と、磁石挿入孔の最内径部とで、分散して受けることができる。
(3) (1)または(2)に記載のロータであって、
前記肉抜き孔は、
周方向両端部を形成する第1端部(左端部71a)及び第2端部(右端部71b)と、
前記第1端部及び前記第2端部よりも前記ロータコアの前記軸心からの径方向距離が長く、径方向外側の頂部を形成する外径側頂部(外径側頂部71c)と、
前記第1端部から前記外径側頂部へと延びる第1外径壁(左外径壁71f)、及び前記第2端部から前記外径側頂部へと延びる第2外径壁(右外径壁71g)、を有する外径壁(外径壁71e)と、を備え、
前記第1外径壁及び前記第2外径壁は、対向する前記磁石挿入孔の内径壁面(外周壁面421F、422F)に沿った形状、または対向する前記磁石挿入孔の前記内径壁面よりも前記肉抜き孔の中心側に凸状に湾曲した形状を有する、ロータ。
(3)によれば、肉抜き孔の第1外径壁及び第2外径壁は、対向する磁石挿入孔の内径壁面に沿った形状、または対向する磁石挿入孔の内径壁面よりも肉抜き孔の中心側に凸状に湾曲した形状を有するので、q軸磁束が流れるq軸磁路の幅が確保され、q軸インダクタンスの低下を抑制できる。
(4) (3)に記載のロータであって、
各磁極部の前記磁石挿入孔の前記内径壁面は、前記ロータコアの径方向内側に凸状に湾曲した形状を有し、
前記肉抜き孔の前記第1外径壁及び前記第2外径壁は、対向する前記磁石挿入孔の前記内径壁面に沿った形状、または対向する前記磁石挿入孔の前記内径壁面よりも前記肉抜き孔の中心側に凸状に湾曲した形状を有する、ロータ。
(4)によれば、各磁極部の磁石挿入孔の内径壁面は、ロータコアの径方向内側に凸状に湾曲した形状を有し、肉抜き孔の第1外径壁及び第2外径壁は、対向する磁石挿入孔の内径壁面に沿った形状、または対向する磁石挿入孔の内径壁面よりも肉抜き孔の中心側に凸状に湾曲した形状を有するので、q軸磁路をq軸磁束の流れに沿った形状とすることができ、q軸インダクタンスの低下を抑制できる。
(5) (3)または(4)に記載のロータであって、
前記肉抜き孔の前記第1外径壁及び前記第2外径壁は、対向する前記磁石挿入孔の前記内径壁面よりも前記肉抜き孔の中心側に凸状に湾曲した形状を有し、
前記前記第1外径壁及び前記第2外径壁と対向する前記磁石挿入孔との距離(距離D71f、D71g)は、該磁石挿入孔の径方向外側における前記q軸と該磁石挿入孔との距離(距離D22、D21)よりも長い、ロータ。
(5)によれば、肉抜き孔の第1外径壁及び第2外径壁は、対向する磁石挿入孔の内径壁面よりも肉抜き孔の中心側に凸状に湾曲した形状を有し、第1外径壁及び第2外径壁と対向する磁石挿入孔との距離は、該磁石挿入孔の径方向外側におけるq軸と磁石挿入孔との距離よりも長いので、q軸磁束が流れる磁路をより効果的に確保することができる。
10 ロータ
20 ロータコア
21 ロータシャフト孔
30 磁極部
421 第1内径側磁石挿入孔(磁石挿入孔)
421F 外周壁面(内径壁面)
422 第2内径側磁石挿入孔(磁石挿入孔)
422F 外周壁面(内径壁面)
71 第1冷媒流路孔(肉抜き孔)
71a 左端部(第1端部)
71b 右端部(第2端部)
71c 外径側頂部
71f 左外径壁(第1外径壁)
71g 右外径壁(第2外径壁)
71e 外径壁
821 第1内径側円弧磁石(永久磁石)
822 第2内径側円弧磁石(永久磁石)
90 q軸磁路
D21、D22 距離
D71f、D71g 距離
C 軸心
VC 仮想円
X 交点

Claims (5)

  1. ロータシャフトが締め付けられるロータシャフト孔と、周方向に沿って設けられた複数の磁石挿入孔と、径方向において前記ロータシャフト孔と前記磁石挿入孔との間に設けられた肉抜き孔と、を備えるロータコアと、
    前記磁石挿入孔に挿入された永久磁石によって構成される複数の磁極部と、を備えるロータであって、
    前記肉抜き孔は、
    各磁極部のq軸と、前記ロータコアの軸心を中心として前記磁石挿入孔の最内径部を通る仮想円との交点を含み、かつ、
    隣接する磁極部の前記磁石挿入孔と対向するように配置される、ロータ。
  2. 請求項1に記載のロータであって、
    前記肉抜き孔は、外径側頂部が前記仮想円と交差する位置に配置される、ロータ。
  3. 請求項1または2に記載のロータであって、
    前記肉抜き孔は、
    周方向両端部を形成する第1端部及び第2端部と、
    前記第1端部及び前記第2端部よりも前記ロータコアの前記軸心からの径方向距離が長く、径方向外側の頂部を形成する外径側頂部と、
    前記第1端部から前記外径側頂部へと延びる第1外径壁、及び前記第2端部から前記外径側頂部へと延びる第2外径壁、を有する外径壁と、を備え、
    前記第1外径壁及び前記第2外径壁は、対向する前記磁石挿入孔の内径壁面に沿った形状、または対向する前記磁石挿入孔の前記内径壁面よりも前記肉抜き孔の中心側に凸状に湾曲した形状を有する、ロータ。
  4. 請求項3に記載のロータであって、
    各磁極部の前記磁石挿入孔の前記内径壁面は、前記ロータコアの径方向内側に凸状に湾曲した形状を有し、
    前記肉抜き孔の前記第1外径壁及び前記第2外径壁は、対向する前記磁石挿入孔の前記内径壁面に沿った形状、または対向する前記磁石挿入孔の前記内径壁面よりも前記肉抜き孔の中心側に凸状に湾曲した形状を有する、ロータ。
  5. 請求項3または4に記載のロータであって、
    前記肉抜き孔の前記第1外径壁及び前記第2外径壁は、対向する前記磁石挿入孔の前記内径壁面よりも前記肉抜き孔の中心側に凸状に湾曲した形状を有し、
    前記前記第1外径壁及び前記第2外径壁と対向する前記磁石挿入孔との距離は、該磁石挿入孔の径方向外側における前記q軸と該磁石挿入孔との距離よりも長い、ロータ。
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