JP2020095670A - System, method, and program for authentication - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、認証システム、認証方法、認証プログラムに関し、特に本人確認のための認証システム、認証方法、認証プログラムに関する。 The present invention relates to an authentication system, an authentication method, and an authentication program, and more particularly, to an authentication system, an authentication method, and an authentication program for personal identification.
本人確認方法として、従来から顔写真を利用した認証装置が知られている。従来の認証装置には、この顔写真による「なりすまし」を防ぐため、本人認証を行う際に、記憶部に記憶された複数のフレーズから1つのフレーズをランダムに選択し、当該選択されたフレーズを表示装置に出力してユーザに発音させ、ユーザを撮像した撮像データを用いてユーザの口の動き及びユーザが発声した音声の音声データを解析し、ユーザがフレーズを発声しているのかどうかを判定することで本人認証を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。 As a personal identification method, an authentication device using a face photograph has been known. In order to prevent “spoofing” due to this facial photograph, the conventional authentication device randomly selects one phrase from a plurality of phrases stored in the storage unit when performing personal authentication, and selects the selected phrase. It is output to a display device to cause the user to pronounce, and by using the imaged data obtained by imaging the user, the movement data of the user's mouth and the voice data of the voice uttered by the user are analyzed to determine whether or not the user is uttering a phrase. It has been proposed to perform personal authentication by doing so (for example, refer to Patent Document 1).
特許文献1に開示される認証方法では、ユーザの口の動き及びユーザが発声した音声の音声データを解析することでユーザがフレーズを発声しているか否かを判定するため、なりすましを防止できるとしている。しかしながら、本人確認の信頼性において更なる向上の余地がある。 In the authentication method disclosed in Patent Document 1, it is possible to prevent impersonation because it is determined whether or not the user is uttering a phrase by analyzing the movement of the user's mouth and the voice data of the voice uttered by the user. There is. However, there is room for further improvement in the reliability of identity verification.
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、信頼性の高い本人確認を行うことのできる認証システム、認証方法及び認証プログラムを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an authentication system, an authentication method, and an authentication program that can perform highly reliable identity verification.
上記の課題を解決すべく、本発明の認証システムは、本人確認のための認証システムであって、本人確認書類の撮像データを取得する撮像データ取得部と、前記撮像データ取得部で取得された前記撮像データを解析して前記本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する判定部と、を備えることを特徴とする。 In order to solve the above problems, the authentication system of the present invention is an authentication system for identity verification, and is acquired by an imaging data acquisition unit that acquires imaging data of an identity verification document and the imaging data acquisition unit. A determination unit configured to analyze the imaged data and determine whether or not the personal identification document has a thickness.
本発明によれば、信頼性の高い本人確認を行うことのできる認証システム、認証方法及び認証プログラムを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an authentication system, an authentication method, and an authentication program that can perform highly reliable identity verification.
以下、図面を参照して本発明の各実施形態を説明する。なお、本人確認に利用する顔写真付きの本人確認書類としては、運転免許の他、パスポート(旅券)、住民基本台帳カード(写真付のもの)、在留カードなど種々の本人確認書類を利用することができる。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition to the driver's license, passports (passports), Basic Resident Register cards (with photos), residence cards, etc. can be used as the identity verification documents with a face photo used for identity verification. You can
[第1実施形態]
初めに、図1を参照して認証システム1の構成について説明する。認証システム1は、ユーザ端末2及び認証サーバ3を備える。ユーザ端末2及び認証サーバ3は、ネットワーク4を介して接続された構成を有する。なお、認証システム1が具備するユーザ端末2及び認証サーバ3の数は任意である。また、ネットワーク4は、ユーザ端末2及び認証サーバ3が通信できればよくどのような通信網で構成されていてもかまわない。
[First Embodiment]
First, the configuration of the authentication system 1 will be described with reference to FIG. The authentication system 1 includes a
(ユーザ端末2)
ユーザ端末2は、ユーザU(例えば、本人確認の認証を行いたいユーザ)が利用する端末(例えば、スマートフォン、タブレット型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC,ノート型PCなど)である。ユーザUは、ユーザ端末2を利用して、本人確認の認証を行う。
(User terminal 2)
The
図2(a)は、ユーザ端末2のハード構成図、図2(b)は、ユーザ端末2の機能ブロック図である。図2(a)に示すように、ユーザ端末2は、通信IF200A、記憶装置200B、入力装置200C、表示装置200D、撮像装置200E、音声出力装置200F及びCPU200Gがバス200Hを介して接続された構成を備える。
2A is a hardware configuration diagram of the
通信IF200Aは、認証サーバ3と通信するためのインターフェースである。
The
記憶装置200Bは、例えば、HDDや半導体記憶装置である。記憶装置200Bには、認証プログラム(アプリケーションソフトウェア)が記憶されている。また、記憶装置200Bには、後述する動作指示部208において利用される複数の動作を指示するためのテキストデータ及び音声データが動作IDに関連付けて記憶されたデータベースが記憶されている。
The
データベースには、種々の動作のテキストデータ及び音声データが動作IDに関連付けて記憶されている。例えば、「両まぶたを3秒間閉じてください」、「左まぶたを3秒間閉じてください」、「右まぶたを3秒間閉じてください」、「口を大きく開けてください」、「画面に合わせて顔を動かしてください」、「大きくうなずいてください」、「ゆっくりと「あ・お・う・え・お」と発音してください」、「舌を出してください」などのテキストデータ及び音声データが動作IDに関連付けて記憶されている。 Text data and voice data of various actions are stored in the database in association with the action ID. For example, "Please close both eyelids for 3 seconds", "Please close your left eyelid for 3 seconds", "Please close your right eyelid for 3 seconds", "Open your mouth wide", "Face to fit the screen". "Please move your voice", "Please nod loudly", "Slowly pronounce "A-O-U-E-O"", "Put your tongue out" and other text and voice data It is stored in association with the ID.
以下、表1に上記データベースの一例を示す。表1に示すように種々の動作のテキストデータ及び音声データが動作IDに関連付けて記憶されている。
第1実施形態では、表示装置200Dへの上記テキストデータの表示及び音声出力装置200Fからの上記音声データの出力により、ユーザUに対して動作の指示を行うが、表示装置200Dへの上記テキストデータの表示又は音声出力装置200Fからの上記音声データの出力のいずれかにより、ユーザUに対して動作の指示を行うようにしてもよい。
In the first embodiment, the operation instruction is given to the user U by displaying the text data on the
入力装置200Cは、例えば、タッチパネル、キーボード、マウスなどであり、ユーザUは、入力装置200Cを操作して、本人確認の認証を行うことができる。
The
表示装置200Dは、例えば、液晶モニタや有機ELモニタなどである。表示装置200Dは、第1実施形態に係る認証システム1の利用に必要な画面を表示する。
The
撮像装置200Eは、例えば、CCD(電荷結合素子)イメージセンサやCMOS(相補型MOS)イメージセンサ等の個体撮像素子を備えたカメラである。ユーザUは、撮像装置200Eを利用して本人確認書類の動画(以下、第1撮像データともいう)及びユーザUの自撮り動画(以下、第2撮像データともいう)を撮像する。なお、本人確認書類についても動画を撮像させることで、ネット等から取得した本人確認書類の画像等でないことを確認することができ本人確認の信頼性を向上することができる。
The
音声出力装置200Fは、スピーカであり、音声を出力する。
The
CPU200Gは、ユーザ端末2を制御し、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
The
図2(b)に示すように、ユーザ端末2は、撮像装置制御部201、入力受付部202、表示装置制御部203、送信部204、受信部205、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208、音声出力装置制御部209及び記憶装置制御部210などの機能を有する。なお、図2(b)に示す機能は、ユーザ端末2のROM(不図示)に記憶された管理プログラムをCPU200Gが実行することにより実現される。
As shown in FIG. 2B, the
撮像装置制御部201は、撮像装置200Eによる撮像を制御する。具体的には、撮像装置制御部201は、撮像装置200Eを制御する。
The imaging
入力受付部202は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。
The
表示装置制御部203は、表示装置200Dを制御する。具体的には、表示装置制御部203は、第1実施形態に係る認証システム1の利用に必要な画面を表示させる。例えば、表示装置制御部203は、動作指示部208による指示に基づいて、動作抽出部206により抽出された動作IDに対応するテキストデータを読み出して、表示装置200Dに表示する。表示装置200Dには、指示がテキスト(例えば、「3秒間目を閉じてください」)で表示される。
The display
送信部204は、例えば、撮像データ(第1,第2撮像データ)、動作を指示したタイミング(指示タイミング決定部207で決定された動作指示のタイミング(自撮り動画の撮像開始から何秒後か))、動作ID(動作抽出部206で抽出された動作ID)の情報を認証サーバ3へ送信する。
The
受信部205は、認証サーバ3から送信される情報を受信する。
The receiving
動作抽出部206は、記憶装置200Bに記憶されている動作IDから、1以上の動作IDをランダムに抽出する。
The
指示タイミング決定部207は、後述する動作指示部208がユーザUに対して動作を指示するタイミングをランダム(例えば、自撮り動画の撮像開始から3秒後や5秒後)に決定する。
The instruction
動作指示部208は、ユーザUに対して1以上の動作を指示タイミング決定部207で決定されたタイミングで指示する。具体的には、動作指示部208は、指示タイミング決定部207で決定されたタイミングで、動作抽出部206により抽出された動作IDに対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。また、動作指示部208は、指示タイミング決定部207で決定されたタイミングで、動作抽出部206により抽出された動作IDに対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。
The
音声出力装置制御部209は、動作指示部208による指示に基づいて、動作抽出部206により抽出された動作IDに対応する音声データを読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、動作の指示が音声(例えば、「3秒間目を閉じてください」)として出力される。
The audio output
記憶装置制御部210は、記憶装置200Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部210は、記憶装置200Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
The
(認証サーバ3)
認証サーバ3は、ユーザ端末2から送信される情報(ユーザ端末2から送信された第1,第2撮像データ、動作指示のタイミング、動作ID)に基づいて、ユーザUの本人確認を行う。
(Authentication server 3)
The
図3A(a)は、認証サーバ3のハード構成図、図3A(b)は、認証サーバ3の機能ブロック図である。図3B(a)は、認証サーバ3が有する第1判定部304の動作を説明する図、図3B(b)は、認証サーバ3が有する第2判定部305の判定内容を説明する図、図3B(c)は、認証サーバ3が有する第3判定部306の判定内容を説明する図、図3B(d)は、認証サーバ3が有する第4判定部307の判定内容を説明する図である。以下、図3A及び図3Bを参照して認証サーバ3について説明する。
FIG. 3A(a) is a hardware configuration diagram of the
図3A(a)に示すように、認証サーバ3は、通信IF300A、記憶装置300B及びCPU300Cがバス300Dを介して接続された構成を備える。
As shown in FIG. 3A(a), the
通信IF300Aは、ユーザ端末2と通信するためのインターフェースである。
The communication IF 300A is an interface for communicating with the
記憶装置300Bは、例えば、HDDや半導体記憶装置である。記憶装置300Bには、本認証システム1で利用する認証プログラムなどが記憶されている。また、記憶装置300Bには、複数の動作内容が動作毎に動作IDに関連付けて記憶されたデータベースが記憶されている。これは、ユーザ端末2の記憶装置200Bに記憶されているデータベースに対応するものであり、認証サーバ3は、記憶装置300Bに記憶されているデータベースを参照することで、ユーザ端末2から送信される動作IDに基づいて、ユーザ端末2でどのような動作をユーザUに指示したのかを認識することができる。
The storage device 300B is, for example, an HDD or a semiconductor storage device. The storage device 300B stores an authentication program used in the authentication system 1 and the like. Further, the storage device 300B stores a database in which a plurality of operation contents are stored in association with each operation ID for each operation. This corresponds to the database stored in the
CPU300Cは、認証サーバ3を制御し、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
The
図3A(b)に示すように、認証サーバ3は、受信部301(第1,第2取得部)、動作指示タイミング認識部302、静止画像データ抽出部303、第1判定部304、第2判定部305、第3判定部306、第4判定部307、記憶装置制御部308及び送信部309などの機能を有する。なお、図3A(b)に示す機能は、認証サーバ3のROM(不図示)に記憶された管理プログラムをCPU300Cが実行することにより実現される。
As shown in FIG. 3A(b), the
受信部301は、ユーザ端末2から送信される情報、例えば、撮像データ(第1,第2撮像データ)、動作指示のタイミング、動作IDの情報を受信する。
The receiving
動作指示タイミング認識部302は、ユーザ端末2から送信される動作指示のタイミングの情報に基づいて、自撮り動画の撮像開始から何秒後に動作が指示されたかを認識する。
The operation instruction
静止画像データ抽出部303は、受信部301で受信された撮像データ(第1,第2撮像データ)から静止画像データを抽出する(切り出す)。具体的には、静止画像データ抽出部303は、第1撮像データから本人確認書類(顔写真が写っているもの)の静止画像データ(以下、第1画像データともいう)を抽出する。また、静止画像データ抽出部303は、動作指示タイミング認識部302で認識された動作指示のタイミングに基づいて、受信部301で受信した第2撮像データから、動作の指示前の静止画像データ(第2画像データともいう)と、動作の指示後の静止画像データ(以下、第3画像データともいう)とを抽出する。例えば、動作指示タイミング認識部302で認識された動作指示のタイミングが3秒後であれば、静止画像データ抽出部303は、受信部301で受信した第2撮像データから、動作の指示前(自撮り動画の撮像開始から3秒後より前)の静止画像データ(第2画像データ)と、動作の指示後(自撮り動画の撮像開始から3秒後より後)の静止画像データ(第3画像データ)とを抽出する。
The still image
第1判定部304は、静止画像データ抽出部303で抽出された第1画像データ及び第2画像データ(本人確認書類の顔写真の静止画像データと、ユーザUの静止画像データ)に基づいて、本人確認書類の顔写真の人物と、ユーザUとが同一人物であるか否かを判定する(図3B(a)を参照)。
The
具体的には、第1判定部304は、第1,第2画像データから顔(オブジェクト)を含む領域を切り出す。次いで、第1判定部304は、複数の箇所(顔の輪郭、目の輪郭、眉、鼻、口など、人間の顔の特徴が表れる複数の箇所)の内、特に重要視する箇所を傾斜配点(重み付けを行う)して、この傾斜配点により付与された各箇所の類似度(点数:類似しているほど点数が高い)を算出し、算出した点数を足し合わせて総点数を算出する。次いで第1判定部304は、総点数を100点満点で規格化した値を算出し、該値が所定の閾値以上である場合、同一人物であると判定する。
Specifically, the
なお、類似度(点数)は、例えば、以下の観点に基づいて算出することができる。なお、下記の観点は、あくまで一例であり、他の観点(手法)により類似度を算出するようにしてもよい。
(1)距離関係(目と目の間が離れている/近い など)
(2)角度関係(釣り目/たれ目 など)
(3)輪郭中における位置関係(パーツが中心に因っている顔 など)
The degree of similarity (score) can be calculated, for example, from the following viewpoints. The following viewpoints are merely examples, and the similarity may be calculated from other viewpoints (methods).
(1) Distance relationship (eyes are separated/closer, etc.)
(2) Angle relationship (fishing/sagging, etc.)
(3) Positional relationship in the contour (face with parts centered, etc.)
第2判定部305は、静止画像データ抽出部303で抽出された第1画像データ及び第2画像データ(本人確認書類の顔写真の静止画像データと、ユーザUの静止画像データ)に基づいて、第2画像データがユーザUを撮像した画像であるか否か(本人確認書類等の顔写真の画像を流用していないか否か)を判定する(図3B(b)を参照)。
The
具体的には、第2判定部305は、第1,第2画像データから顔(オブジェクト)を含む領域を切り出す。次いで、第2判定部305は、複数の箇所(顔の輪郭、目の輪郭、眉、鼻、口など、人間の顔の特徴が表れる複数の箇所)の類似度(点数:類似しているほど点数が高い)を算出し、算出した点数を足し合わせて総点数を算出する。次いで、第2判定部305は、総点数を100点満点で規格化した値を算出し、該値が所定の閾値(例えば90点)を越える場合、なりすまし、換言すると、本人確認書類を盗まれた場合などに、本人確認書類の顔写真を加工(顔写真を切り取ってユーザの自撮り撮像データとするなど)してユーザの撮像データとして利用したと判定する。なお、第1実施形態においては、第2判定部305での類似度(点数)の算出方法は、第1判定部304と同じであるが、他の方法により類似度を算出するようにしてもよい。
Specifically, the
第1判定部304の判定方法は、例えば、顔の違い(特徴)が特によくあらわれる箇所(目、鼻、口の形状など)の配点割合を高くし(重み付けを重くする)、他の箇所の配点割合を低くする(重み付けを軽くする)傾斜配点を行うことで、同一人物の場合、総点数が略100点となり、同一人物でない場合、総点数が略0点となり、同一人物であるか否かにより総点数に極端な違いがでる。このため同一人物か否かの判定に適した特性(アルゴリズム)となる。一方、同一人物であるか否かにより総点数に極端な違いがでるため、本人確認書類を盗まれた場合などに、本人確認書類の顔写真を加工(顔写真を切り取ってユーザの自撮り撮像データとするなど)してユーザの撮像データとして利用された場合に、本人確認書類の撮像データと、ユーザUの撮像データとが同一人物となるためになりすましを見抜くことが難しい。
The determination method of the
これに対して、第2判定部305の判定方法は、傾斜配点(重み付け)を行わないため、顔のアングル等、細かな角度の違いにより判定結果(総点数)に影響を受けやすい。このため、同一人物であっても規格化後の総点数が90点を超えることは略ないと考えられる。つまり、規格化後の総点数が所定の閾値(例えば、90点)を超えている場合、本人確認書類を盗まれた場合などに、本人確認書類の顔写真を加工(顔写真を切り取ってユーザの自撮り撮像データとするなど)してユーザの撮像データとして利用していることが考えられる(本人確認書類の顔と、自撮りの顔が似すぎている場合には、本人確認書類等の顔写真の流用が疑われる)。
On the other hand, in the determination method of the
このように、第1実施形態では、本人か否かの確認及び本人の画像を流用していないか否かの確認を特性(アルゴリズム)の異なる2つの判定方法を利用して判定している。このため、なりすましを非常に効果的に防止することができる。 As described above, in the first embodiment, the confirmation as to whether or not the person is the original person and the confirmation as to whether or not the image of the person himself/herself are diverted are performed using two determination methods having different characteristics (algorithms). Therefore, spoofing can be prevented very effectively.
なお、上述した第1判定部304の判定手法は、一例であり、上述した同一人物か否かの判定に適した特性(アルゴリズム)となる判定手法であれば、他の傾斜配点割合の採用や判定手法の利用を妨げるものではない。また、上述した第2判定部305の判定手法は、一例であり、上述した本人確認書類等の顔写真の流用か否かの判定に適した特性(アルゴリズム)となる判定手法であれば、他の傾斜配点割合の採用や判定手法の利用を妨げるものではない。例えば、第1判定部304及び第2判定部305の判定において、それぞれの特性が維持されるのであれば、特定箇所の傾斜配点の割合を変更するようにしてもよく、また荷重平均により判定するなど種々の手法を採用することができる。さらに、既知の顔認証の手法を利用してもよいし、既知の顔認証において特定箇所の傾斜配点の割合を変更することにより、第1判定部304及び第2判定部305による判定を行うようにしてもよい。また、人間の顔の特徴が表れる複数の箇所をどの箇所とするかについては任意である。
Note that the determination method of the
第3判定部306は、静止画像データ抽出部303により抽出された動作の指示前の静止画像データ(第2画像データ)と動作の指示後の静止画像データ(第3画像データ)とに基づいて、受信部301で受信した動作IDに対応する動作、換言すると、ユーザUが指示された動作を行ったか否かを判定する(図3B(c)を参照)。なお、第3判定部306による判定には、既知の手法を利用することができる。例えば、動作ID毎に教師データとなる画像を準備して、各動作IDに対応する動作をそれぞれ機械学習させた後、第3判定部306による判定に利用してもよい。
The
第4判定部307は、動作の指示前の静止画像データ(第2画像データ)と動作の指示後の静止画像データ(第3画像データ)とに基づいて、動作の指示前及び動作の指示後の静止画像データに写ったユーザUが同一人物であるか否かを判定する(図3B(d)を参照)。なお、第4判定部307による判定方法は、第1判定部304と同じであるため重複する説明を省略する。
The
なお、第1判定部304から第4判定部307における判定方法には、上記に説明したものに限らず種々の手法を利用することができる。
The determination methods in the
記憶装置制御部308は、記憶装置300Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部308は、記憶装置300Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
The
送信部309は、第1判定部304、第2判定部305、第3判定部306又は第4判定部307のいずれかでの判定結果がNOである場合、認証できなかった旨(認証エラー)をユーザ端末2へ送信する。
If the determination result of any of the
(認証システム1の処理)
以下、図4A及び図4Bを参照して、認証システム1の処理について説明する。
(Processing of Authentication System 1)
Hereinafter, the processing of the authentication system 1 will be described with reference to FIGS. 4A and 4B.
(撮像処理)
初めに、認証システム1のユーザ端末2での撮像処理について図4Aを参照して説明する。なお、図4Aには、ステップS101からステップS105の処理内容を示す参考図又は文(文字)を各ステップの左隣りに記載している。
(Imaging process)
First, the image capturing process in the
(ステップS101)
ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、本人確認書類の動画を撮像する(図4Aでは免許証の両面を撮像する動作を例示)。入力受付部202は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。撮像装置制御部201は、入力受付部202で受け付けられた入力操作に基づいて、撮像装置200Eを制御して撮像する。撮像装置200Eにより撮像された本人確認書類の撮像データは、一旦、記憶装置制御部210により記憶装置200Bへ記憶される。
(Step S101)
The user U operates the
(ステップS102)
次いで、ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、動画の自撮り撮像を開始する(図4AではユーザUの顔を例示)。入力受付部202は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。撮像装置制御部201は、入力受付部202で受け付けられた入力操作に基づいて、撮像装置200Eを制御して動画の撮像を開始する。撮像装置200Eにより開始された動画の撮像データ(第1撮像データ)は、一旦、記憶装置制御部210により記憶装置200Bへ記憶される。
(Step S102)
Next, the user U operates the
(ステップS103)
動作抽出部206は、記憶装置200Bに記憶されている動作から、1以上の動作IDをランダムに抽出する(図4Aでは「3秒間目を閉じてください。」を例示)。
(Step S103)
The
(ステップS104)
指示タイミング決定部207は、後述する動作指示部208がユーザUに対して動作を指示するタイミングをランダムに決定する(図4Aでは「3秒後」を例示)。
(Step S104)
The instruction
(ステップS105)
動作指示部208は、ユーザUに対して1以上の動作を指示タイミング決定部207で決定されたタイミングで指示する(図4Aでは「3秒間目を閉じてください。」を例示)。表示装置制御部203は、動作指示部208による指示に基づいて、動作抽出部206により抽出された動作IDに対応するテキストデータを読み出して、表示装置200Dに表示する。また、音声出力装置制御部209は、動作指示部208による指示に基づいて、動作抽出部206により抽出された動作IDに対応する音声データを読み出して、音声出力装置200Fから出力する。ユーザUは、指示に従い動作を行う(図4Aでは目を閉じたユーザUの顔を例示)。
(Step S105)
The
(ステップS106)
次いで、ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、動画の撮像を終了する。入力受付部202は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。撮像装置制御部201は、入力受付部202で受け付けられた入力操作に基づいて、撮像装置200Eを制御して動画の撮像を終了する。記憶装置制御部210は、撮像データ(第2撮像データ)の記憶装置200Bへの記憶を終了する。
(Step S106)
Next, the user U operates the
(ステップS107)
送信部204は、記憶装置200Bに記憶された撮像データ(第1,第2撮像データ)、指示タイミング決定部207で決定された動作指示のタイミング、動作抽出部206により抽出された動作IDの情報を認証サーバ3へ送信する。
(Step S107)
The
なお上記説明では、本人確認書類の動画を撮像した後、ユーザUの自撮り動画の撮像を行っているが、ユーザUの自撮り動画の撮像を行った後、本人確認書類の動画を撮像するようにしてもよい。また、第1撮像データ及び第2撮像データを最後にまとめて認証サーバ3へ送信しているが、第1撮像データ及び第2撮像データを撮像の度に個別に認証サーバ3へ送信するようにしてもよい。また、ステップS101では、動画により本人確認書類を撮像しているが動画に代えて、本人確認書類の顔写真を含む静止画像を撮像するようにしてもよい。
In the above description, the video of the identity verification document is captured, and then the self-taken video of the user U is captured. However, after the video of the user U's self-captured video is captured, the video of the identity verification document is captured. You may do it. Further, although the first image pickup data and the second image pickup data are collectively sent to the
(認証処理)
次に、認証システム1の認証サーバ3での認証処理について図4Bを参照して説明する。
(Authentication process)
Next, the authentication processing in the
(ステップS201)
受信部301は、ユーザ端末2から送信される情報、例えば、撮像データ(第1,第2撮像データ)、動作指示のタイミング、動作IDの情報を受信する。
(Step S201)
The receiving
(ステップS202)
動作指示タイミング認識部302は、ユーザ端末2から送信される動作指示のタイミングの情報に基づいて、自撮り動画の撮像開始から何秒後に動作が指示されたかを認識する。
(Step S202)
The operation instruction
(ステップS203)
静止画像データ抽出部303は、受信部301で受信された撮像データ(第1,第2撮像データ)から静止画像データを抽出する。具体的には、静止画像データ抽出部303は、第1撮像データから本人確認書類(顔写真が写っているもの)の静止画像データ(第1画像データ)を抽出する。また、静止画像データ抽出部303は、受信部301で受信した第2撮像データから、動作の指示前の静止画像データ(第2画像データ)及び動作の指示後の静止画像データ(第3画像データ)を抽出する。なお、静止画像データ抽出部303による第1,第2撮像データから第1乃至第3画像データを抽出する方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(Step S203)
The still image
(ステップS204)
第1判定部304は、静止画像データ抽出部303で抽出された第1画像データ及び第2画像データ(本人確認書類の顔写真の静止画像データと、ユーザUの静止画像データ)に基づいて、本人確認書類の顔写真の人物と、ユーザUとが同一人物であるか否かを判定する。なお、第1判定部304による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する
(Step S204)
The
(ステップS205)
第1判定部304が、本人確認書類の顔写真の人物と、ユーザUとが同一人物であると判定した場合(S204のYES)、第2判定部305は、第2判定部305は、静止画像データ抽出部303で抽出された第1画像データ及び第2画像データ(本人確認書類の顔写真の静止画像データと、ユーザUの静止画像データ)に基づいて、第2画像データがユーザUを撮像した撮像画像であるか否か(顔写真の画像を流用していないか否か)を判定する。なお、第2判定部305による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(Step S205)
When the
(ステップS206)
第2判定部305が、撮像データがユーザUを撮像した撮像画像であると判定した場合(S205のYES)、第3判定部306は、静止画像データ抽出部303により抽出された動作の指示前の静止画像データ(第2画像データ)と動作の指示後の静止画像データ(第3画像データ)とに基づいて、受信部301で受信した動作IDに対応する動作、換言すると、ユーザUが指示された動作を行ったか否かを判定する。なお、第3判定部306による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(Step S206)
When the
(ステップS207)
第3判定部306が、ユーザUが指示された動作を行ったと判定した場合(ステップS205のYES)、第4判定部307は、動作の指示前の静止画像データ(第2画像データ)と動作の指示後の静止画像データ(第3画像データ)とに基づいて、動作の指示前及び動作の指示後の静止画像データに写ったユーザUが同一人物であるか否かを判定する。なお、第4判定部307による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(Step S207)
When the
(ステップS208)
第1判定処理(S204)、第2判定処理(S205)、第3判定処理(S206)又は第4判定処理(S207)のいずれかでの判定結果がNOである場合、認証サーバ3は、認証エラー処理を行う。具体的には、認証サーバ3は、認証処理を停止するとともに、送信部309は、認証できなかった旨(認証エラー)をユーザ端末2へ送信する。また、第4判定部307が、ユーザUが指示された動作を行ったと判定した場合(S207のYES)、認証サーバ3は、認証処理を終了する。
(Step S208)
If the determination result in any of the first determination processing (S204), the second determination processing (S205), the third determination processing (S206), or the fourth determination processing (S207) is NO, the
なお、図4Bの説明では、第1判定部304から第4判定部307による判定を順番に行っているが、第1判定部304から第4判定部307による判定順序は図4Bに示す順序に限られず順不同である。換言すると、図4Bに示す第1判定部304から第4判定部307による判定の順序を入れ替えてもよい。
In the description of FIG. 4B, the determinations by the
[第1実施形態の変形例]
なお、上記第1実施形態においては、認証サーバ3が、第1判定部304、第2判定部305、静止画像データ抽出部303、第3判定部306、第4判定部307の機能を有し、認証サーバ3において、認証処理を行っているが、ユーザ端末2が、第1判定部304、第2判定部305、静止画像データ抽出部303、第3判定部306、第4判定部307の機能を有し、ユーザ端末2において、認証処理を行うようにしてもよい。上記第1実施形態においては、ユーザ端末2が、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208の機能を有しているが、認証サーバ3が、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208の機能を有し、指示タイミング決定部207で決定されたタイミングで動作抽出部206により抽出された動作を動作指示部208が認証サーバ3の送信部309からユーザ端末2へ送信するようにしてもよい。
[Modification of First Embodiment]
In the first embodiment, the
また、静止画像データ抽出部303の機能をユーザ端末2が有し、第1,第2撮像データから第1乃至第3静止画像データを抽出した後、第1乃至第3静止画像データを認証サーバ3へ送信し、認証サーバ3は、ユーザ端末2から送信された第1乃至第3静止画像データに基づいて図4Bを参照して説明した本人確認の認証を行うようにしてもよい。このようにすれば、ユーザ端末2から送信するデータ量を大幅に削減することができる。
In addition, the
(効果)
以上のように、第1実施形態に係る認証システム1は、本人確認のための認証システム1であって、本人確認書類の顔写真の撮像データ及びユーザの撮像データを取得する受信部301(第1,第2取得部)と、第1取得部により取得された撮像データと、第2取得部により取得された撮像データとに基づいて、本人確認書類の顔写真の人物と、前記ユーザとが同一人物であるか否かを判定する第1判定部304と、第1取得部により取得された撮像データと、第2取得部により取得された撮像データとに基づいて、第2取得部により取得された撮像データがユーザUを撮像した他の撮像画像の流用でないか否かを判定する第2判定部305と、を備えている。
(effect)
As described above, the authentication system 1 according to the first embodiment is the authentication system 1 for personal identification, and includes the receiving unit 301 (first image capturing data of the face photograph of the personal identification document and the image capturing data of the user). 1, second acquisition unit), the imaging data acquired by the first acquisition unit, and the imaging data acquired by the second acquisition unit, based on the imaging data acquired by the second acquisition unit. Based on the
つまり、認証システム1は、本人確認書類の顔写真の人物と、前記ユーザとが同一人物であるか否かの判定と、撮像データがユーザUを撮像した撮像画像であるか否かの判定を行っているため、なりすましを効果的に防止することができる。また、撮像データとしてユーザUの動画を利用しているため、本人確認書類を盗まれた場合などに、本人確認書類の顔写真を加工してユーザの撮像データとして利用される虞がなく、なりすましを効果的に防止することができる。この結果、本人確認の信頼性が高まる。 That is, the authentication system 1 determines whether the person in the face photograph of the personal identification document and the user are the same person, and whether the captured data is a captured image of the user U. Since this is done, spoofing can be effectively prevented. Further, since the moving image of the user U is used as the imaging data, there is no possibility that the face photograph of the identity verification document will be processed and used as the imaging data of the user when the identity verification document is stolen, etc. Can be effectively prevented. As a result, the reliability of identity verification is enhanced.
また、第1判定部304及び第2判定部305は、互いに異なる判定アルゴリズムにより本人確認書類の顔写真の人物と、ユーザとが同一人物であるか否か及び受信部301(第2取得部)により取得された撮像データがユーザUを撮像した撮像画像であるか否かを判定している。このように、第1実施形態では、第1判定部304及び第2判定部305において、本人か否かの確認及び本人の画像を流用していないか否かの確認を特性(アルゴリズム)の異なる2つの判定方法を利用して判定している。このため、なりすましを非常に効果的に防止することができる。この結果、本人確認の信頼性がさらに高まる。
Further, the
また、認証システム1は、ユーザUに対して1以上の動作を指示する動作指示部208と、ユーザUの撮像データから、指示前の静止画像データと、指示後の静止画像データとを抽出する静止画像データ抽出部303と、指示前の静止画像データと指示後の静止画像データとに基づいて、ユーザUが指示された動作を行ったか否かを判定する第3判定部306とを備えている。さらに、認証システム1は、指示前の静止画像データと指示後の静止画像データとに基づいて、指示前及び指示後の静止画像データのユーザUが同一人物であるか否かを判定する第4判定部307を備えている。このため、なりすましを更に効果的に防止することができる。例えば、本人確認書類を盗まれたユーザの動画を、ユーザの撮像データとして利用される虞がなく、なりすましを効果的に防止することができる。
Further, the authentication system 1 extracts the still image data before the instruction and the still image data after the instruction from the
また、認証システム1は、2以上の異なる動作が記憶された記憶装置200Bを参照し、記憶装置200Bから1以上の動作をランダムに抽出する動作抽出部206を備え、動作指示部208は、動作抽出部206により抽出された動作をユーザUに対して指示している。ランダムに抽出された動作を指示することで、なりすまし犯は、事前に指示に対応した撮像データを準備することが難しくなり、なりすましを効果的に防止することができる。
The authentication system 1 also includes a
また、認証システム1は、動作を指示するタイミングをランダムに決定する指示タイミング決定部207を備え、動作指示部208は、指示タイミング決定部207により決定されたタイミングで動作をユーザに対して指示する。動作を指示するタイミングをランダムとすることで、なりすまし犯は、事前に指示に対応した撮像データを準備することが難しくなり、なりすましを効果的に防止することができる。
The authentication system 1 also includes an instruction
また、認証システム1は、動作指示部208は、2以上の異なる動作をユーザUに対して指示している。2以上の異なる動作をユーザUに対して指示することで、なりすまし犯は、事前に指示に対応した撮像データを準備することが難しくなり、なりすましを効果的に防止することができる。
Also, in the authentication system 1, the
[第2実施形態]
第2実施形態では、さらに本人確認の信頼性を高めた認証システムについて説明する。以下、図面を参照して、第2実施形態に係る認証システムについて説明するが、図1から図4Bを参照して説明した第1実施形態及び変形例に係る認証システムと異なる構成について説明し、前記第1実施形態に係る認証システム及び変形例と同一の構成については重複する説明を省略する。
[Second Embodiment]
In the second embodiment, an authentication system that further enhances the reliability of identity verification will be described. Hereinafter, the authentication system according to the second embodiment will be described with reference to the drawings, but a configuration different from the authentication system according to the first embodiment and the modification described with reference to FIGS. 1 to 4B will be described. Overlapping description of the same configurations as those of the authentication system and the modification according to the first embodiment will be omitted.
図5は、第2実施形態に係るユーザ端末2及び認証サーバ3の機能ブロック図である。図5(a)は、ユーザ端末2の機能ブロック図であり、図5(b)は、認証サーバ3の機能ブロック図である。
FIG. 5 is a functional block diagram of the
(ユーザ端末2の機能構成)
図5(a)に示すように、第2実施形態に係るユーザ端末2は、撮像装置制御部201、入力受付部202、表示装置制御部203、送信部204、受信部205、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208、音声出力装置制御部209、記憶装置制御部210及び撮像方法指示部211などの機能を有する。なお、図5(a)に示す機能は、ユーザ端末2のROM(不図示)に記憶された管理プログラムをCPU200Gが実行することにより実現される。以下、図5(a)を参照して、第2実施形態に係るユーザ端末2の機能について説明するが撮像方法指示部211以外の機能については、第1実施形態に係るユーザ端末2と同じであるため重複する説明を省略する。
(Functional configuration of the user terminal 2)
As shown in FIG. 5A, the
初めに、第2実施形態に係るユーザ端末2の記憶装置200Bに記憶されているデータについて説明する。第2実施形態に係るユーザ端末2の記憶装置200Bには、第1実施形態に係るユーザ端末2の記憶装置200Bに記憶されているデータに加えて、撮像方法指示部211で利用されるテキストデータ及び音声データが指示IDに関連付けて記憶されている。
First, the data stored in the
以下の表2に撮像方法指示部211で利用されるテキストデータ及び音声データの一例を示す。なお指示ID「B003」に関連付けられた「表面の撮影が終わりましたら本人確認書類をひっくり返してください。」は「表面の撮影が終わりましたら本人確認書類を裏返して返してください。」としてもよい。
撮像方法指示部211は、第2実施形態に係る認証システム1の撮像処理(図4A参照)が開始されると、所定間隔(例えば、数秒間隔)で、ユーザUに対して上記表2に記載の指示IDに関連付けられた指示を昇順に提示する。具体的には、撮像方法指示部211は、撮像処理が開始されると、所定間隔で指示IDに対応するテキストデータを指示IDの昇順に表示するように表示装置制御部203に指示する。また、撮像方法指示部211は、撮像処理が開始されると、所定間隔で指示IDに対応する音声データを指示IDの昇順に出力するように音声出力装置制御部209に指示する。
When the image capturing process (see FIG. 4A) of the authentication system 1 according to the second embodiment is started, the image capturing
表示装置制御部203は、撮像方法指示部211による指示に基づいて、指示IDに対応するテキストデータを所定間隔で昇順に読み出して、表示装置200Dに表示する。
また、音声出力装置制御部209は、撮像方法指示部211による指示に基づいて、指示IDに対応する音声データを所定間隔で昇順に読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。
The display
Further, the audio output
第2実施形態では、表示装置200Dへの上記テキストデータの表示及び音声出力装置200Fからの上記音声データの出力により、ユーザUに対して本人確認書類の撮像方法を指示するが、表示装置200Dへの上記テキストデータの表示又は音声出力装置200Fからの上記音声データの出力のいずれかにより、ユーザUに対して本人確認書類の撮像方法を指示するようにしてもよい。
In the second embodiment, by displaying the text data on the
(認証サーバ3の機能構成)
図5(b)に示すように、第2実施形態に係る認証サーバ3は、受信部301(第1,第2取得部)、動作指示タイミング認識部302、静止画像データ抽出部303、第1判定部304、第2判定部305、第3判定部306、第4判定部307、記憶装置制御部308、送信部309及び第5判定部310などの機能を有する。なお、図5(b)に示す機能は、認証サーバ3のROM(不図示)に記憶された管理プログラムをCPU300Cが実行することにより実現される。以下、図5(b)を参照して、第2実施形態に係る認証サーバ3の機能について説明するが静止画像データ抽出部303及び第5判定部310以外の機能については、第1実施形態に係る認証サーバ3と同じであるため重複する説明を省略する。
(Functional configuration of the authentication server 3)
As shown in FIG. 5B, the
静止画像データ抽出部303は、受信部301で受信された撮像データ(第1,第2撮像データ)から静止画像データを抽出する(切り出す)。具体的には、静止画像データ抽出部303は、第1撮像データから本人確認書類(顔写真が写っているもの)の静止画像データ(以下、第1画像データともいう)と、1以上の本人確認書類を裏返す際の静止画像データ(以下、第4画像データともいう)とを抽出する。
The still image
また、静止画像データ抽出部303は、動作指示タイミング認識部302で認識された動作指示のタイミングに基づいて、受信部301で受信した第2撮像データから、動作の指示前の静止画像データ(第2画像データともいう)と、動作の指示後の静止画像データ(以下、第3画像データともいう)とを抽出する。例えば、動作指示タイミング認識部302で認識された動作指示のタイミングが3秒後であれば、静止画像データ抽出部303は、受信部301で受信した第2撮像データから、動作の指示前(自撮り動画の撮像開始から3秒後より前)の静止画像データ(第2画像データ)と、動作の指示後(自撮り動画の撮像開始から3秒後より後)の静止画像データ(第3画像データ)とを抽出する。
Further, the still image
第5判定部310は、静止画像データ抽出部303で抽出された1以上の第4画像データから本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する。第5判定部310での判定には、既知の画像認識技術を利用して本人確認書類に厚みがあるか否かを判定してもよい。例えば、既知の画像認識技術を利用して本人確認書類を認識し、認識した本人確認書類の動きから厚みを有するか否かを判定するようにしてもよい。通常、本人確認に利用する顔写真付きの本人確認書類(例えば、運転免許の他、パスポート(旅券)、住民基本台帳カード(写真付のもの)、在留カードなど種々の本人確認書類)は、0.1〜数mm程度の厚みを有するため、本人確認書類を裏返すと、撮像データに本人確認書類の厚みがあることを判別することができる。一方、本人確認書類の表面及び裏面の画像データを流用した場合、本人確認書類の表面から裏面(又は裏面から表面)へと裏返す際に厚みが現れない。逆にいうと、本人確認書類の表面から裏面(又は裏面から表面)へと裏返す際に厚みが現れない場合、本人確認書類の表面及び裏面の画像データを流用した可能性がある。
The
第2実施形態では、第5判定部310が静止画像データ抽出部303で抽出された1以上の第4画像データから本人確認書類に厚みがあるか否かを判定することにより、本人確認書類がユーザU本人の手元にあり、ユーザU本人が指示通り本人確認書類を裏返す動作を行っているか否かを確認することができる。このため、本人確認書類の表面及び裏面の画像データの流用を防止することができる。
In the second embodiment, the
(撮像処理)
図6Aは、第2実施形態に係る認証システム1の処理を示すフローチャート図である(撮像処理)。以下、図6Aを参照して第2実施形態に係る認証システム1の撮像処理について説明する。なお、第2実施形態に係る認証システム1の撮像処理のS101E以降の処理は、図4Aを参照して説明した第1実施形態に係る認証システム1の撮像処理のステップS102以降の処理と同じであるため、ステップS102以降の処理については重複する説明を省略する。なお、図6Aには、ステップS101AからステップS101Eの処理内容を示す参考図又は文(文字)を各ステップの左隣りに記載している。
(Imaging process)
FIG. 6A is a flowchart showing the processing of the authentication system 1 according to the second embodiment (imaging processing). Hereinafter, the imaging process of the authentication system 1 according to the second embodiment will be described with reference to FIG. 6A. The processing after S101E of the image capturing processing of the authentication system 1 according to the second embodiment is the same as the processing after step S102 of the image capturing processing of the authentication system 1 according to the first embodiment described with reference to FIG. 4A. Therefore, redundant description of the processing after step S102 will be omitted. In FIG. 6A, reference diagrams or sentences (characters) showing the processing contents of steps S101A to S101E are shown on the left side of each step.
(ステップS101A)
ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、本人確認書類の動画の撮像を開始する。入力受付部202は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。撮像装置制御部201は、入力受付部202で受け付けられた入力操作に基づいて、撮像装置200Eを制御して撮像処理を開始する。具体的には、撮像方法指示部211は、撮像処理が開始されると、指示ID「B001」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。また、撮像方法指示部211は、撮像処理が開始されると、指示ID「B001」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。
(Step S101A)
The user U operates the
撮像方法指示部211による指示に基づいて、表示装置制御部203は、指示ID「B001」に対応するテキストデータ(例えば、「本人確認書類の撮影を開始します。」)を読み出して、表示装置200Dに表示する。また、撮像方法指示部211による指示に基づいて、音声出力装置制御部209は、指示ID「B001」に対応する音声データ(例えば、「本人確認書類の撮影を開始します。」)を読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。
Based on the instruction from the imaging
(ステップS101B)
所定時間(例えば、数秒)経過後、撮像方法指示部211は、指示ID「B002」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。同様に、撮像方法指示部211は、指示ID「B002」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。撮像方法指示部211による指示に基づいて、表示装置制御部203は、指示ID「B002」に対応するテキストデータ(例えば、「本人確認書類の表面を撮影してください。」)を読み出して、表示装置200Dに表示する。また、撮像方法指示部211による指示に基づいて、音声出力装置制御部209は、指示ID「B002」に対応する音声データ(例えば、「本人確認書類の表面を撮影してください。」)を読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。ユーザUは、指示に基づいて、本人確認書類の表面を撮像する。
(Step S101B)
After a lapse of a predetermined time (for example, several seconds), the imaging
(ステップS101C)
所定時間(例えば、数秒)経過後、撮像方法指示部211は、指示ID「B003」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。同様に、撮像方法指示部211は、指示ID「B003」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。撮像方法指示部211による指示に基づいて、表示装置制御部203は、指示ID「B003」に対応するテキストデータ(例えば、「表面の撮影が終わりましたら本人確認書類をひっくり返してください。」)を読み出して、表示装置200Dに表示する。また、撮像方法指示部211による指示に基づいて、音声出力装置制御部209は、指示ID「B003」に対応する音声データ(例えば、「表面の撮影が終わりましたら本人確認書類をひっくり返してください。」)を読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。ユーザUは、指示に基づいて、撮像を続けたまま、本人確認書類を表面から裏面へひっくり返す。
(Step S101C)
After the elapse of a predetermined time (for example, several seconds), the imaging
(ステップS101D)
所定時間(例えば、数秒)経過後、撮像方法指示部211は、指示ID「B004」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。同様に、撮像方法指示部211は、指示ID「B004」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。撮像方法指示部211による指示に基づいて、表示装置制御部203は、指示ID「B004」に対応するテキストデータ(例えば、「本人確認書類の裏面(うらめん)を撮影してください。」)を読み出して、表示装置200Dに表示する。また、撮像方法指示部211による指示に基づいて、音声出力装置制御部209は、指示ID「B004」に対応する音声データ(例えば、「本人確認書類の裏面(うらめん)を撮影してください。」)を読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。ユーザUは、指示に基づいて、撮像を続けたまま、本人確認書類の裏面を撮像する。
(Step S101D)
After a lapse of a predetermined time (for example, several seconds), the imaging
(ステップS101E)
所定時間(例えば、数秒)経過後、撮像方法指示部211は、指示ID「B005」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。同様に、撮像方法指示部211は、指示ID「B005」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。撮像方法指示部211による指示に基づいて、表示装置制御部203は、指示ID「B005」に対応するテキストデータ(例えば、「続いて、本人動画を撮影します。」)を読み出して、表示装置200Dに表示する。また、撮像方法指示部211による指示に基づいて、音声出力装置制御部209は、指示ID「B005」に対応する音声データ(例えば、「続いて、本人動画を撮影します。」)を読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。
(Step S101E)
After a predetermined time (for example, several seconds) has elapsed, the imaging
以降、図4AのステップS102の処理へと移行し、ユーザUは、指示に基づいて、本人動画(自撮り動画)の撮像を開始する。 After that, the process moves to step S102 of FIG. 4A, and the user U starts to capture a moving image of himself (self-shooting moving image) based on the instruction.
(認証処理)
図6Bは、第2実施形態に係る認証システム1の処理を示すフローチャート図である(撮像処理)。以下、図6Bを参照して第2実施形態に係る認証システム1の認証処理について説明するが、第1実施形態に係る認証システム1の認証処理と同じ処理については同一のステップ番号を付して重複する説明を省略する(図6BのステップS203は、「第1抽出処理」となっているが、図4BのステップS203「抽出処理」と処理内容は同じである)。
(Authentication process)
FIG. 6B is a flowchart showing the process of the authentication system 1 according to the second embodiment (imaging process). Hereinafter, the authentication processing of the authentication system 1 according to the second embodiment will be described with reference to FIG. 6B, and the same processing as the authentication processing of the authentication system 1 according to the first embodiment will be denoted by the same step numbers. Overlapping description will be omitted (step S203 in FIG. 6B is “first extraction processing”, but the processing content is the same as step S203 “extraction processing” in FIG. 4B).
(ステップS301)
静止画像データ抽出部303は、1以上の本人確認書類を裏返す際の静止画像データ(以下、第4画像データともいう)を抽出する。
(Step S301)
The still image
(ステップS302)
第5判定部310は、静止画像データ抽出部303で抽出された1以上の第4画像データから本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する。なお、第5判定部310による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する
(Step S302)
The
なお、図6Bの説明では、第5判定部310による判定の後、第1判定部304から第4判定部307による判定を順番に行っているが、第1判定部304から第4判定部307及び第5判定部310による判定順序は図6Bに示す順序に限られず順不同である。換言すると、図6Bに示す第1判定部304から第4判定部307及び第5判定部310による判定の順序を入れ替えてもよい。
In the description of FIG. 6B, after the determination by the
(効果)
以上のように、第2実施形態では、ユーザ端末2に本人確認書類の両面の撮影を指示する撮像方法指示部211を備え、認証サーバ3に第1撮像データから1以上の本人確認書類を裏返す際の静止画像データ(以下、第4画像データともいう)を抽出する静止画像データ抽出部303と、静止画像データ抽出部303で抽出された1以上の第4画像データから本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する第5判定部310とを備えている。
(effect)
As described above, in the second embodiment, the
このため、本人確認書類がユーザU本人の手元にあり、ユーザU本人が指示通り本人確認書類を裏返す動作を行っているか否かを確認することができ、本人確認書類の表面及び裏面の画像データの流用を防止することができる。この結果、なりすましを効果的に防止することができる。 Therefore, it is possible to confirm whether or not the identity verification document is at hand of the user U and the user U himself is performing the operation of turning over the identity verification document as instructed, and the image data of the front and back sides of the identity verification document can be confirmed. It is possible to prevent the diversion. As a result, spoofing can be effectively prevented.
[第2実施形態の変形例1]
なお、第2実施形態では、静止画像データ抽出部303は、第1撮像データ、換言すると本人確認書類を表面から裏面へと裏返すところを撮像した動画から1以上の第4画像データ、換言すると、本人確認書類を裏返す際の静止画像データ(例えば、本人確認書類に厚みがあることを確認可能な本人確認書類を厚み方向に斜めに傾けた画像データ)を抽出している。しかしながら、静止画像データ抽出部303は、本人確認書類を厚み方向に斜めに傾けた画像データを抽出することが難しい場合、以下のようにして対処してもよい。
[Modification 1 of the second embodiment]
In the second embodiment, the still image
ユーザ端末2の記憶装置200Bに「本人確認書類の厚みがわかるように、本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮影してください。」のテキストデータ及び音声データを記憶し、撮像方法指示部211が図6AのステップS101Cにおいて、撮像方法指示部211が「本人確認書類の厚みがわかるように、本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮影してください。」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示し、「本人確認書類の厚みがわかるように、本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮影してください。」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。
The
表示装置制御部203は、撮像方法指示部211による指示に基づいて、「本人確認書類の厚みがわかるように、本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮影してください。」のテキストを表示装置200Dに表示する。また、音声出力装置制御部209は、撮像方法指示部211による指示に基づいて、「本人確認書類の厚みがわかるように、本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮影してください。」の音声データを読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。ユーザUは、指示に従って本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮影を行う。
The display
認証サーバ3の静止画像データ抽出部303は、ユーザ端末2から送信された第1撮像データから、「本人確認書類の厚みがわかるように、本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮影してください。」のテキストデータが表示された後の数秒間又は「本人確認書類の厚みがわかるように、本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮影してください。」の音声が出力された後の数秒間の動画から1以上の第4画像データを抽出することで、静止画像データ抽出部303は、本人確認書類を厚み方向に斜めに傾けた画像データを効果的に抽出することができる。
The still image
また、第2実施形態では、ユーザUに本人確認書類の両面の撮影、換言すると本人確認書類をひっくり返す動作の撮影を指示し、本人確認書類に厚みがあるか否かを判定することにより、本人確認書類の表面及び裏面の画像データが流用されていないかを判定するようにしているが、他の方法により、本人確認書類の表面及び裏面の画像データが流用されていないかを判定するようにしてもよい。例えば、本人確認書類に光を当て、光沢具合を判定して本人確認書類の表面及び裏面の画像データが流用されていないか、換言すると本人確認書類がユーザU本人の手元にあり、ユーザU本人が指示通り本人確認書類を裏返す動作を行っているか否かを確認するようにしてもよい。また、偽造防止用の特殊印刷が施されている場合、特殊な光(例えば、紫外線)を当てると特殊印刷が浮かび上がるが、このような場合、本人確認書類に紫外線LEDライトを照射する指示をユーザUに対して行い、特殊印刷が浮かび上がるか否かにより本人確認書類が画像データの流用でないか、偽造されていないかなどを判定するようにしてもよい。 In addition, in the second embodiment, the user U is instructed to shoot both sides of the identity verification document, in other words, the operation of flipping over the identity verification document, and by determining whether or not the identity verification document is thick, Although it is determined whether the front and back image data of the confirmation document has not been diverted, another method is used to determine whether the front and back image data of the identity verification document has not been diverted. May be. For example, if the personal identification document is illuminated with light to determine the degree of glossiness and whether the image data of the front and back sides of the personal identification document is diverted, in other words, the personal identification document is in the hand of the user U and the user U May confirm whether or not the person is performing the operation of turning over the personal identification document as instructed. Also, if special printing for anti-counterfeiting is applied, the special printing will be exposed by applying special light (for example, ultraviolet rays). In such a case, it is necessary to instruct the identity verification document to irradiate the ultraviolet LED light. It may be performed for the user U, and it may be determined whether or not the personal identification document is diverted from the image data or is not forged, depending on whether or not the special printing appears.
また、上記第2実施形態においては、認証サーバ3が、第1判定部304、第2判定部305、静止画像データ抽出部303、第3判定部306、第4判定部307、第5判定部310の機能を有し、認証サーバ3において、認証処理を行っているが、ユーザ端末2が、第1判定部304、第2判定部305、静止画像データ抽出部303、第3判定部306、第4判定部307、第5判定部310の機能を有し、ユーザ端末2において、認証処理を行うようにしてもよい。上記第2実施形態においては、ユーザ端末2が、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208、撮像方法指示部211の機能を有しているが、認証サーバ3が、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208、撮像方法指示部211の機能を有し、撮像方法指示部211による指示及び指示タイミング決定部207で決定されたタイミングで動作抽出部206により抽出された動作を動作指示部208が認証サーバ3の送信部309からユーザ端末2へ送信するようにしてもよい。
Further, in the second embodiment, the
また、静止画像データ抽出部303の機能をユーザ端末2が有し、第1,第2撮像データから第1乃至第3静止画像データを抽出した後、第1乃至第4静止画像データを認証サーバ3へ送信し、認証サーバ3は、ユーザ端末2から送信された第1乃至第4静止画像データに基づいて図6B及び図4Bを参照して説明した本人確認の認証を行うようにしてもよい。このようにすれば、ユーザ端末2から送信するデータ量を大幅に削減することができる。
In addition, the
[第2実施形態の変形例2]
また、第2実施形態及びその変形例1では、認証サーバ3に第1撮像データから1以上の本人確認書類を裏返す際の静止画像データ(以下、第4画像データともいう)を抽出する静止画像データ抽出部303と、静止画像データ抽出部303で抽出された1以上の第4画像データから本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する第5判定部310の機能を備えることにより、本人確認書類がユーザU本人の手元にあり、ユーザU本人が指示通り本人確認書類を裏返す動作を行っているか否かを判定している。
[
In addition, in the second embodiment and the first modification thereof, a still image that extracts still image data (hereinafter, also referred to as fourth image data) when the one or more identity verification documents are turned over from the first imaged data to the
しかしながら、認証サーバ3に第5判定部510の機能を備えずに、例えば、認証システム1のシステム管理者等が、ユーザ端末2から送信された第1撮像データのうち、本人確認書類をひっくり返す動作の部分を視聴して本人確認書類に厚みがあることを確認するように構成してもよい。この場合、認証システム1のシステム管理者等が、ユーザ端末2から送信された第1撮像データのうち、本人確認書類をひっくり返す動作の部分を確認して本人確認書類に厚みがあることが確認できると、その旨の信号(以下、確認OKの信号ともいう)を認証サーバ3へ入力又は送信するようにしてもよい。
However, the
図6Cは、第2実施形態の変形例2に係る認証システムの処理を示すフローチャート図である(認証処理)。以下、図6Cを参照して第2実施形態の変形例2に係る認証システム1の撮像処理について説明するが、ステップS303以外のステップについては、第1実施形態に係る認証システム1の撮像処理と同じであるため同一のステップ番号を付して重複する説明を省略する。 FIG. 6C is a flowchart showing a process of the authentication system according to the second modification of the second embodiment (authentication process). Hereinafter, the imaging process of the authentication system 1 according to the modified example 2 of the second embodiment will be described with reference to FIG. 6C. The steps other than step S303 are the imaging process of the authentication system 1 according to the first embodiment. Since they are the same, the same step numbers are assigned and duplicate explanations are omitted.
(ステップS303)
認証サーバ3の受信部301は、ステップS303において、認証システム1のシステム管理者等からの本人確認書類に厚みがあることが確認できた旨の信号(確認OKの信号)を受信したか否かを判定する。受信部301が確認OKの信号を受信した場合(YES)、第1判定部304は、ステップS204の第1判定処理を行う。また、受信部301が確認OKの信号を受信していない場合(NO)、認証サーバ3は、ステップS208の認証エラー処理を行う。
(Step S303)
Whether or not the
なお、認証サーバ3に表示装置及び入力装置を備えるようにし、表示装置を利用してユーザ端末2から送信された第1撮像データのうち、本人確認書類をひっくり返す動作の部分を視聴して本人確認書類に厚みがあることを確認し、入力装置を利用して確認OKの信号を入力するようにしてもよい。また、認証サーバ3と通信可能に接続された別のコンピュータを利用して、ユーザ端末2から送信された第1撮像データのうち、本人確認書類をひっくり返す動作の部分を視聴して本人確認書類に厚みがあることを確認し、確認OKの信号を認証サーバ3へ送信するようにしてもよい。
Note that the
また、第2実施形態の変形例1では、本人確認書類に光又は特殊な光(例えば、紫外線)を当て、光沢具合や特殊印刷の有無を判定して本人確認書類の表面及び裏面の画像データが流用されていないか、換言すると本人確認書類がユーザU本人の手元にあり、ユーザU本人が指示通り本人確認書類を裏返す動作を行っているか否かを判定するが、この判定を認証システム1のシステム管理者等が、ユーザ端末2から送信された第1撮像データのうち、光又は特殊な光(例えば、紫外線)を当てる動作の部分を視聴して光沢具合や特殊印刷の有無を確認し、その旨の信号(確認OKの信号)を認証サーバ3へ入力又は送信するようにしてもよい。
Further, in the modified example 1 of the second embodiment, the personal identification document is exposed to light or special light (for example, ultraviolet light) to determine the gloss condition and the presence or absence of special printing to determine the image data of the front and back surfaces of the personal identification document. Is diverted, in other words, it is determined whether the identity verification document is in the hand of the user U, and the user U is performing the operation of turning over the identity verification document as instructed. The system administrator, etc., of the first imaging data transmitted from the
[第3実施形態]
第3実施形態では、さらに本人確認の信頼性を高めた認証システムについて説明する。以下、図面を参照して、第3実施形態に係る認証システムについて説明するが、第2実施形態及びその変形例1,2に係る認証システムと異なる構成について説明し、第2実施形態及びその変形例1,2と同一の構成については重複する説明を省略する。
[Third Embodiment]
In the third embodiment, an authentication system in which the reliability of identity verification is further enhanced will be described. Hereinafter, an authentication system according to a third embodiment will be described with reference to the drawings, but a configuration different from the authentication system according to the second embodiment and its modification examples 1 and 2 will be described, and the second embodiment and its modification will be described. Overlapping description of the same configurations as Examples 1 and 2 will be omitted.
(ユーザ端末2の機能構成)
図7は、第3実施形態に係るユーザ端末2の機能ブロック図である。第3実施形態に係るユーザ端末2は、撮像装置制御部201、入力受付部202、表示装置制御部203、送信部204、受信部205、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208、音声出力装置制御部209、記憶装置制御部210、撮像方法指示部211及び撮像位置抽選部212などの機能を有する。
(Functional configuration of the user terminal 2)
FIG. 7 is a functional block diagram of the
なお、図7に示す機能は、ユーザ端末2のROM(不図示)に記憶された管理プログラムをCPU200Gが実行することにより実現される。以下、図7を参照して、第3実施形態に係るユーザ端末2の機能について説明するが、表示装置制御部203、送信部204及び撮像位置抽選部212以外の機能については、第2実施形態及びその変形例1,2に係るユーザ端末2と同じであるため重複する説明を省略する。
The functions shown in FIG. 7 are realized by the
初めに、第3実施形態に係るユーザ端末2の記憶装置200Bに記憶されているデータについて説明する。第3実施形態に係るユーザ端末2の記憶装置200Bには、第2実施形態及びその変形例1,2に係るユーザ端末2の記憶装置200Bに記憶されているデータに加えて、撮像位置抽選部212で利用される画像データが位置IDに関連付けて記憶されている。
First, the data stored in the
図8は、第3実施形態に係るユーザ端末2の表示装置200Dに表示される画面100の一例を示す図である。図8に示すように、撮像位置の異なる4つの本人確認書類撮像用の画面100のデータ(以下、画面データともいう)が位置IDに関連付けて格納されている。図8(a)は、位置ID「C001」に関連付けられた画面100であり、本人確認書類を撮像する撮像枠F1の位置が紙面に向かって右下に位置する。図8(b)は、位置ID「C002」に関連付けられた画面100であり、本人確認書類を撮像する撮像枠F1の位置が紙面に向かって左下に位置する。図8(c)は、位置ID「C003」に関連付けられた画面100であり、本人確認書類を撮像する撮像枠F1の位置が紙面に向かって右上に位置する。図8(d)は、位置ID「C004」に関連付けられた画面100であり、本人確認書類を撮像する撮像枠F1の位置が紙面に向かって左上に位置する。また、画面100の撮像枠F1以外の領域は、マスキング(塗りつぶされている)されている。
FIG. 8 is a diagram showing an example of a
なお、図8に示すように、本人確認書類を撮像する画面100には、撮像方法指示部211からの指示に基づいて指示IDに対応するテキストデータが表示される。また、図8に示す画面100における本人確認書類を撮像する撮像枠F1の位置はあくまで一例であり、図8に示す位置に限られるものではない。本人確認書類を撮像する撮像枠F1の位置が互いに異なる画面を複数用意することができればよい。
Note that, as shown in FIG. 8, text data corresponding to the instruction ID is displayed on the
撮像位置抽選部212は、図8に示した画面のうちいずれの画面でユーザUに本人確認書類を撮像させるかをランダムに抽選する。換言すると、撮像位置抽選部212は、位置IDをランダムに抽選する。
The imaging
表示装置制御部203は、本人確認書類の撮像において、撮像位置抽選部212でランダムに抽選された位置IDに対応する画面100を表示装置200Dに表示させる。ユーザUは、撮像枠F1内に本人確認書類が写るように、ユーザ端末2の撮像装置200Eの位置を調整しながら本人確認書類を撮像する。なお、表示装置制御部203のその他の機能ついては、第2実施形態及びその変形例1,2に係る表示装置制御部203と同じである。
The display
なお、送信部204は、本人確認書類の撮像において、撮像装置200Eで撮像された映像のうち、撮像枠F1の領域内の撮像データだけを第1撮像データとして認証サーバ3へ送信するようにしてもよいし、撮像枠F1以外の領域がマスキングされた撮像データを第1撮像データとして認証サーバ3へ送信するようにしてもよい。
It should be noted that the
認証サーバ3の静止画像データ抽出部303では、ユーザ端末2から送信された第1撮像データから本人確認書類の静止画像データ(以下、第1画像データともいう)を抽出するが、ユーザUが撮像枠F1内に本人確認書類が写るように、ユーザ端末2の撮像装置200Eの位置を調整しながら本人確認書類を撮像していない場合、第1判定部304及び第2判定部305にて本人確認書類の顔画像を認識することができず認証エラーとなる。
The still image
(撮像処理)
図9は、第3実施形態に係る認証システムの処理を示すフローチャート図である(撮像処理)。以下、図9を参照して第3実施形態に係る認証システム1の撮像処理について説明する。なお、第3実施形態に係る認証システム1の撮像処理のS100B以降の処理は、図6Aを参照して説明した第2実施形態に係る認証システム1の撮像処理のステップS101A以降の処理と同じであるため、ステップS101A以降の処理については重複する説明を省略する。
(Imaging process)
FIG. 9 is a flowchart showing the processing of the authentication system according to the third embodiment (imaging processing). The imaging process of the authentication system 1 according to the third embodiment will be described below with reference to FIG. 9. The processing after S100B of the image capturing processing of the authentication system 1 according to the third embodiment is the same as the processing after step S101A of the image capturing processing of the authentication system 1 according to the second embodiment described with reference to FIG. 6A. Therefore, duplicated description of the processes after step S101A will be omitted.
(ステップS100A)
撮像位置抽選部212は、図8に示した画面のうちいずれの画面でユーザUに本人確認書類を撮像させるかをランダムに抽選する。換言すると、撮像位置抽選部212は、位置IDをランダムに抽選する。
(Step S100A)
The imaging
(ステップS100B)
表示装置制御部203は、本人確認書類の撮像において、撮像位置抽選部212でランダムに抽選された位置IDに対応する画面100を表示装置200Dに表示させる。
(Step S100B)
The display
以降、図6AのステップS101Aの処理へと移行し、ユーザUは、指示に基づいて、本人確認書類の動画の撮像を開始する。 After that, the process proceeds to step S101A in FIG. 6A, and the user U starts capturing a moving image of the identity verification document based on the instruction.
(効果)
以上のように、第3実施形態に係る認証システム1では、図8に示した画面のうちいずれの画面でユーザUに本人確認書類を撮像させるかをランダムに抽選する撮像位置抽選部212を備え、本人確認書類の撮像において、撮像位置抽選部212でランダムに抽選された位置IDに対応する画面100を表示装置200Dに表示させている。そして、送信部204は、本人確認書類の撮像において、撮像装置200Eで撮像された映像のうち、撮像枠F1の領域内の撮像データだけ、もしくは撮像枠F1以外の領域がマスキングされた撮像データを第1撮像データとして認証サーバ3へ送信している。
(effect)
As described above, the authentication system 1 according to the third embodiment includes the imaging
そして、ユーザUが撮像枠F1内に本人確認書類が写るように、ユーザ端末2の撮像装置200Eの位置を調整しながら本人確認書類を撮像していない場合、第1判定部304及び第2判定部305にて本人確認書類の顔画像を認識することができず認証エラーとなる。このため、本人確認書類がユーザU本人の手元にあり、ユーザU本人が指示通り本人確認書類を撮像する動作を行っているか否かを確認することができ、本人確認書類の表面及び裏面の画像データの流用を防止することができる。この結果、なりすましをより効果的に防止することができる。
When the user U is not capturing the personal identification document while adjusting the position of the
[第3実施形態の変形例]
なお、第3実施形態では、ユーザ端末2の送信部204は、本人確認書類の撮像において、撮像装置200Eで撮像された映像のうち、撮像枠F1の領域内の撮像データだけ、もしくは撮像枠F1以外の領域がマスキングされた撮像データを第1撮像データとして認証サーバ3へ送信しているが、本人確認書類の撮像において、撮像装置200Eで撮像された映像を撮像位置抽選部212で抽選された位置IDとともに送信するようにしてもよい。そして、認証サーバ3の静止画像データ抽出部303は、ユーザ端末2から送信された位置IDに応じて、第1撮像データから静止画像データを抽出(切り出す)する位置を変化させるようにしてもよい。
[Modification of Third Embodiment]
In the third embodiment, the
具体的には、静止画像データ抽出部303は、位置ID「C001」を受信した場合、第1撮像データの右下の領域(例えば、全体の半分から1/4程度の領域)から静止画像データを抽出(切り出す)し、位置ID「C002」を受信した場合、第1撮像データの左下の領域(例えば、全体の半分から1/4程度の領域)から静止画像データを抽出(切り出す)し、位置ID「C003」を受信した場合、第1撮像データの右上の領域(例えば、全体の半分から1/4程度の領域)から静止画像データを抽出(切り出す)し、位置IDC「004」を受信した場合、第1撮像データの左上の領域(例えば、全体の半分から1/4程度の領域)から静止画像データを抽出(切り出す)すようにしてもよい。
Specifically, when the position ID “C001” is received, the still image
このようにしても、ユーザUが撮像枠F1内に本人確認書類が写るように、ユーザ端末2の撮像装置200Eの位置を調整しながら本人確認書類を撮像していない場合、第1判定部304及び第2判定部305にて本人確認書類の顔画像を認識することができず認証エラーとなる。このため、本人確認書類がユーザU本人の手元にあり、ユーザU本人が指示通り本人確認書類を撮像する動作を行っているか否かを確認することができ、本人確認書類の表面及び裏面の画像データの流用を防止することができる。この結果、なりすましをより効果的に防止することができる。
Even in this case, if the user U is not capturing the personal identification document while adjusting the position of the
また、上記第3実施形態においては、ユーザ端末2が撮像位置抽選部212の機能を備えているが、認証サーバ3が撮像位置抽選部212の機能を備え、撮像位置抽選部212がランダムに抽選した位置IDをユーザ端末2へ送信し、ユーザ端末2の表示装置制御部203は、受信部205で受信した位置IDに対応する画面100を表示装置200Dに表示させるようにしてもよい。
Further, in the third embodiment, the
以上説明したように、本発明によれば、信頼性の高い本人確認を行うことのできる認証システム、認証方法及び認証プログラムを提供することができる。 As described above, according to the present invention, it is possible to provide an authentication system, an authentication method, and an authentication program that can perform highly reliable identity verification.
1 認証システム
2 ユーザ端末
200A 通信IF
200B 記憶装置
200C 入力装置
200D 表示装置
200E 撮像装置(カメラ)
200F 音声出力装置(スピーカ)
200G CPU
200H バス(BUS)
201 撮像装置制御部
202 入力受付部
203 表示装置制御部
204 送信部
205 受信部
206 動作抽出部
207 指示タイミング決定部
208 動作指示部
209 音声出力装置制御部
210 記憶装置制御部
211 撮像方法指示部
212 撮像位置抽選部
3 認証サーバ
300A 通信IF
300B 記憶装置
300C CPU
300D バス(BUS)
301 受信部(第1,第2取得部)
302 動作指示タイミング認識部
303 静止画像データ抽出部
304 第1判定部
305 第2判定部
306 第3判定部
307 第4判定部
308 記憶装置制御部
309 送信部
310 第5判定部
4 ネットワーク
1
200F audio output device (speaker)
200G CPU
200H bus (BUS)
201 image pickup
300D Bus (BUS)
301 Reception unit (first and second acquisition unit)
302 operation instruction
Claims (8)
本人確認書類の撮像データを取得する撮像データ取得部と、
前記撮像データ取得部で取得された前記撮像データを解析して前記本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する判定部と、
を備えることを特徴とする認証システム。 An authentication system for identity verification,
An imaging data acquisition unit that acquires the imaging data of the identity verification document,
A determination unit that analyzes the imaged data acquired by the imaged data acquisition unit and determines whether the identity verification document has a thickness,
An authentication system comprising:
前記撮像方法指示部は、
前記本人確認書類の表面及び裏面を撮像するように指示することを特徴とする請求項1に記載の認証システム。 An imaging method instructing unit for instructing the user how to image the identity verification document,
The imaging method instruction unit,
The authentication system according to claim 1, wherein an instruction is given to image the front and back surfaces of the personal identification document.
前記本人確認書類の表面及び裏面を撮像する際に、前記本人確認書類をひっくり返すよう指示することを特徴とする請求項2に記載の認証システム。 The imaging method instruction unit,
The authentication system according to claim 2, wherein when the front surface and the back surface of the personal identification document are imaged, an instruction is made to turn over the personal identification document.
前記本人確認書類の厚みがわかるように、前記本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮像するよう指示することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の認証システム。 The imaging method instruction unit,
The authentication system according to claim 2 or 3, wherein an instruction is given to image the personal identification document in an inclined state so that the thickness of the personal identification document can be seen.
動画により前記本人確認書類を撮像するよう指示することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の認証システム。 The imaging method instruction unit,
The authentication system according to any one of claims 2 to 4, wherein an instruction is given to capture an image of the personal identification document by a moving image.
前記撮像方法指示部は、
前記撮像位置抽選部で抽選された位置で前記本人確認書類を撮像するように指示することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の認証システム。 An image pickup position lottery unit that refers to a storage unit in which a plurality of screen data for identity verification document image capture at different image capture positions is stored, and selects which of the screen data at different image capture positions is used to image the personal identification document. Prepare,
The imaging method instruction unit,
The authentication system according to any one of claims 2 to 5, wherein an instruction is given to take an image of the personal identification document at a position selected by the imaging position drawing section.
撮像データ取得部が、本人確認書類の撮像データを取得する工程と、
判定部が、前記撮像データ取得部で取得された前記撮像データを解析して前記本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する工程と、
を有することを特徴とする認証方法。 An authentication method for personal identification,
A step in which the imaging data acquisition unit acquires imaging data of the personal identification document,
A step of determining whether or not the determination section analyzes the imaged data acquired by the imaged data acquisition section to determine whether the personal identification document has a thickness;
An authentication method comprising:
コンピュータを、
本人確認書類の撮像データを取得する撮像データ取得部、
前記撮像データ取得部で取得された前記撮像データを解析して前記本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する判定部、
として機能させることを特徴とする認証プログラム。
An authentication program to verify your identity,
Computer,
An imaging data acquisition unit that acquires the imaging data of the identity verification document,
A determination unit that analyzes the imaged data acquired by the imaged data acquisition unit and determines whether the identity verification document has a thickness,
An authentication program characterized by functioning as.
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018231361 | 2018-12-11 | ||
JP2018231361 | 2018-12-11 |
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