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JP2020092069A - 移動型ガス遮断器 - Google Patents

移動型ガス遮断器 Download PDF

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JP2020092069A JP2018230350A JP2018230350A JP2020092069A JP 2020092069 A JP2020092069 A JP 2020092069A JP 2018230350 A JP2018230350 A JP 2018230350A JP 2018230350 A JP2018230350 A JP 2018230350A JP 2020092069 A JP2020092069 A JP 2020092069A
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昌之 星野
Masayuki Hoshino
昌之 星野
好男 秦
Yoshio Hata
好男 秦
福田 英樹
Hideki Fukuda
英樹 福田
晃太 渡部
Kota Watabe
晃太 渡部
誠健 小川
Masatake Ogawa
誠健 小川
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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Abstract

【課題】 搬送時おけるガスの充填及び回収を簡便にした移動型ガス遮断器を提供する。【解決手段】 遮断器本体11と、ゴムなどの膨縮自在な袋体からな内側タンク21と該内側タンク21を覆う外側タンク22とからなる二重構造のガスタンク20と、内側タンク21と外側タンク22との間の空間に気体を流入する圧縮機30と、を備え、遮断器本体11からSF6ガスを回収するときは、遮断器本体11と内側タンク21との間の接続バルブ25を開放して前記遮断器本体11から前記内側タンク21にSF6ガスを流入させ、前記遮断器本体11にSF6ガスを充填するときは、前記接続バルブ25を開放するとともに前記圧縮機30により外側タンク22内の空気を流入して内側タンク21を潰すことにより内側タンク21から遮断器本体11にSF6ガスを流入させる。【選択図】 図1

Description

この発明は、大電流を遮断するためのガス遮断器に関し、とくに災害地などに搬送して使用に供される移動型ガス遮断器に関する。
ガス遮断器には、絶縁性ガス、例えばSF6ガスが高圧(例えば、5kgf/cm2)で充填されており、このようなガス遮断器を移動させるには、一旦、SF6ガスを回収する必要がある。これは、ガス遮断器内部構造が複雑なため、高圧ガスが充填されたまま搬送させたときに、振動などによりガス漏れが生じてしまう恐れがあるためである。
そのため、従来、ガス遮断器を搬送する際には、搬送前にガス遮断器からSF6ガスを回収し、搬送先においてガス遮断器にSF6ガスを再充填していた。
図7は従来のガス遮断器100とガス回収装置110とを接続した状態の概略構成図である。
具体的には、先ず、ガスタンク111、真空ポンプ112及びコンプレッサ113を備えたガス回収装置110をガス遮断器100に接続して、SF6ガスをガスタンク111に回収する。次に、ガス回収装置110をガス遮断器100から外し、ガス抜きしたガス遮断器100とガス回収装置110とを搬送先に搬送させる。そして、搬送先において、ガス回収装置110をガス遮断器100に再び接続し、SF6ガスをガス回収装置110からガス遮断器100に再充填を行う。ガス遮断器100にSF6ガスの充填が完了した後、ガス回収装置110をガス遮断器100から切り離すことで、ガス遮断器100が運転可能にされる。
特開2011−060725号公報
しかしながら、ガス回収装置110にはガスタンク111、真空ポンプ112及びコンプレッサ113などで構成されているため、ガス回収装置110自体が大きく、重量も嵩むため、搬送の手間、搬送コスト等が甚大であった。また、現場におけるガス遮断器100とガス回収装置110との接続、取外し作業などに時間と手間が掛かり、搬送先でのガス遮断器の運転を迅速にできないという問題もあった。
特許文献1の発明には、ガス回収装置が記載されているだけで、ガス遮断器に一体に設けられたものではなく、上述の課題を有する。ただ、SF6ガスの回収タンクがガス採集袋になったものが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたガス回収タンクは、袋体のタンク(ガス採集袋)が示されているだけで、搬送の際に破損の恐れや取扱い性が悪いという問題もあった。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、高圧の絶縁性ガス中で電流の開閉を行う遮断器本体と、該遮断器本体内の絶縁性ガスを貯蔵するとともに絶縁性ガスを収容しその収容容積が可変な内側タンクと該内側タンクを覆う外側タンクとからなるガスタンクと、前記内側タンクと前記遮断器本体とを接続する接続バルブと、前記内側タンクの前記収容容積を縮小させる縮小手段と、を備え、前記遮断器本体の絶縁性ガスを回収するときは、前記接続バルブを開放して絶縁性ガスを前記遮断器本体から前記内側タンクに流入させ、前記遮断器本体に絶縁性ガスを充填するときは、前記接続バルブを開放するとともに前記縮小手段により内側タンクの前記収容容積を縮小して絶縁性ガスを内側タンクから遮断器本体に流入するようにした、ことを特徴とする。
この発明によれば、ガス遮断器の遮断器本体側の絶縁性ガスを低圧にして、ガスタンクと一体にしてガス遮断器を搬送する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の移動型ガス遮断器において、前記内側タンクが膨縮自在な袋体からなり、前記縮小手段は前記内側タンクと前記外側タンクとの間の空間に気体を流入させて前記収容容積を縮小させる圧縮機からなる、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の移動型ガス遮断器において、前記縮小手段は前記内側タンクを押圧して前記収容容積を縮小させる押圧手段からなる、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、高圧の絶縁性ガス中で電流の開閉を行う遮断器本体と、該遮断器本体内の絶縁性ガスを貯蔵するとともに前記収容容積が可変な内側タンクと該内側タンクを覆う外側タンクとからなるガスタンクと、前記内側タンクと前記遮断器本体とを接続する接続バルブと、前記内側タンクの前記収容容積を縮小させる縮小手段と、を備えた移動型ガス遮断器における絶縁性ガスの回収と充填方法であって、移動型ガス遮断器の移動前に、前記接続バルブを開放して前記遮断器本体から絶縁性ガスを前記内側タンクに回収し、前記接続バルブを閉塞して移動型ガス遮断器を移動させ、移動型ガス遮断器の移動後、前記接続バルブを開放するとともに前記縮小手段により内側タンクの前記収容容積を縮小して絶縁性ガスを遮断器本体に充填する、ことを特徴とする。
請求項1及び請求項4の発明によれば、SF6ガスを回収する内側タンクを膨縮自在な袋体にしたので、内側タンクにSF6ガスが流入すると、内側タンクの容積は徐々に大きくなりその内圧は漸増するだけで、SF6ガスの移送がスムースに行われる。そのため、従来の場合に比較して、遮断器本体側の減圧をより促進することができ、遮断器本体をより低圧にすることができる。これにより、移動型ガス遮断器内の絶縁性ガスは残留した状態ではあるが、低圧であるため、搬送時おいて振動などでガス漏れを生じることはなく。
請求項2の発明によれば、内側タンクを縮小する縮小手段を圧縮機とし、外側タンクと内側タンクとの間の空間に気体を流入させるようにしたので、圧縮機を比較的小型なにものすることができ、装置全体の大型化を抑制することができる。
請求項3の発明によれば、内側タンクを縮小する縮小手段を押圧手段にしたので、機械的な構造で、確実に内側タンクに充填された絶縁性ガスを遮断器本体側に流出することができる。
図2及び図3とともに、この発明の実施の形態1を示すもので、本図は全体の概略を示す構成図である。 遮断器本体にガスを充填する前の状態を示す要部拡大図である。 遮断器本体にガスを充填した後の状態を示す要部拡大図である。 図5及び図6とともに、この発明の実施の形態2を示すもので、本図は全体の概略を示す構成図である。 遮断器本体にガスを充填する前の状態を示す要部拡大図である。 遮断器本体にガスを充填した後の状態を示す要部拡大図である。 従来のガス遮断器とガス回収装置とを概略的に示す構成図である。
以下、この発明を図示の各実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1乃至図3は、この実施の形態1に係る移動型ガス遮断器10を示すもので、図1は全体の概略を示す構成図であり、図2は遮断器本体にガスを充填する前の状態を示す要部拡大図で、図3は遮断器本体にガスを充填した後の状態を示す要部拡大図である。
移動型ガス遮断器10は、災害などの緊急時に災害地に搬送し、使用に供される。
移動型ガス遮断器10は、高圧の絶縁性ガス(例えばSF6ガス)中で電流の開閉を行う遮断器本体11と、SF6ガスを貯蔵するとともに前記収容容積が可変な内側タンク21と該内側タンク21を覆う外側タンク22とからなるガスタンク20と、前記内側タンク21と前記遮断器本体11とを接続する接続バルブ25と、前記内側タンク21と前記外側タンク22との間の空間23に空気を流入する圧縮機30と、を備える。
遮断器本体11は、接続バルブ25を介してガスタンク11に接続されていて、これら遮断器本体11及び内側タンク21内には、遮断器本体11にすべて充填されたとすると、遮断器本体11内の圧力が5kgf/cm2になる量のSF6ガスが封入されている。
内側タンク21はゴムなどの膨縮自在な袋体からなり、外側タンク22内に収納されて二重構造のガスタンク20が構成され、前記外側タンク22は金属製でいわゆるガスボンベのように高圧に耐え得るものとなっている。
外側タンク22にはバルブ31を介して圧縮機30が接続されており、圧縮機30の起動により外側タンク22内に空気が流入して高圧になるようになっており、これにより内側タンク21がその外表面から圧力を受け、内側タンク21が収縮するようになっている。
圧縮機30は、外側タンク22と内側タンク21との間の空間23に気体を流入するもので、その圧力は、遮断器本体11内の圧力が5kgf/cm2になればよいので、これと同程度かやや高ければよいため、比較的小型の圧縮機30を用いることができる。
次に、遮断器本体11へのSF6ガスの充填、回収する手順について説明する。
移動型ガス遮断器10は、災害などの緊急時に災害地に搬送して使用に供されるため、通常は、遮断器本体11には、SF6ガスが充填されておらず、内側タンク21にSF6ガスが充填された状態で保管されている(図2参照)。そのため、搬送先において遮断器本体11側へSF6ガスの充填を行う必要があるため、先ず、遮断器本体11へのSF6ガスの充填について説明する。
搬送された移動型ガス遮断器10は、ガスタンク20の内側タンク21にSF6ガスが充填され、遮断器本体11にはSF6ガスが入っていない状態で、かつ、接続バルブ25が閉塞されている状態である(図2参照)。
また、外側タンク22内に内側タンク21は膨張した状態で外側タンク22と内側タンク21との間に空間23がほぼない状態になっており、外側タンク22と圧縮機30とを接続するバルブ31も閉塞されている。
先ず、上記接続バルブ25及びバルブ31を開放し、圧縮機30を起動する。上記接続バルブ25を開放することで、内側タンク21と遮断器本体11とが連通し、内側タンク21内のSF6ガスは徐々に遮断器本体11内に移送され、内側タンク21が収縮し始める。また、圧縮機30の起動により、外側タンク22内に空気が流入され、内側タンク21はその外表面から押圧されることになる。外側タンク22と内側タンク21との間に空間23の圧力が高まると、内側タンク21がさらに収縮し、内側タンク21のSF6ガスが全て遮断器本体11側に移送される(図3参照)。
このとき、内側タンク21はほぼ圧潰された状態となり、また、遮断器本体11内の圧力が5kgf/cm2にされる。
この状態で、接続バルブ25を閉塞するとともに、圧縮機30を停止し、バルブ31を閉塞することで、遮断器本体11へのSF6ガスの充填が完了し、移動型ガス遮断器10が運転可能な状態とされる。
なお、図示は省略したが、外側タンク22には内部圧力を開放するための弁が設けられ、移動型ガス遮断器10が運転可能な状態になったときに上記弁を開放し、外側タンク22の内部圧力が大気圧にされる。
次に、使用に供された移動型ガス遮断器10の遮断器本体11からガスタンク20内にSF6ガスを回収する手順について説明する。
先ず、遮断器本体11と内側タンク21との間の接続バルブ25を開放する。また、外側タンク22に設けられた図示しない上記弁も開放する。これにより、内側タンク21と遮断器本体11とが連通するため、両者内の圧力差によりSF6ガスは徐々に遮断器本体11側から内側タンク21内に移送され、内側タンク21は徐々に膨張し、遮断器本体11内はその分徐々に減圧され低圧になる。このとき、内側タンク21と外側タンク22との間の空間23は、内側タンク21の膨張に伴い、狭くなるが上記弁の開放により外側タンク22内の空気が流出するため、内側タンク21の膨張が阻害されることはない。
そして、遮断器本体11が低圧になった状態で、各バルブ25、30を閉塞して、搬送可能状態にされる。
この実施の形態1に係る移動型ガス遮断器10によれば、SF6ガスを回収する内側タンク21をゴムなどの膨縮自在な袋体にしたので、内側タンク21にSF6ガスが流入すると、内側タンク21の容積は徐々に大きくなりその内圧は漸増するだけで、SF6ガスの移送がスムースに行われる。そのため、従来のような金属製のガスタンクにSF6ガスを回収する場合に比較して、遮断器本体11側の減圧をより促進することができ、遮断器本体11をより低圧にすることができる。
また、上述のように、ガス回収のためのガスタンク20は、真空ポンプや大型コンプレッサを必要としないため小型化することでき、よって、遮断器本体11とガスタンク20とを連結した状態にすることができ、従来のように、移動型ガス遮断器とガス回収装置をと別々に搬送する必要はなく、また搬送の前後において、ガス遮断器とガスタンクとの接続及び切り離し作業が不要となる。そのため、搬送から設置、運転開始までを迅速に行うことができ、災害などの緊急時においても有効に機能させることができる。
さらに、SF6ガスを回収する内側タンク21は袋体のものであるが、金属製の外側タンク22で覆って、ガスタンク20を二重構造としたので、内側タンク21が破損することもない。
なお、搬送時の遮断器本体11内はより低圧であることが好ましいため、更に低圧にするためには、ガスタンクの容量を大きくすることが考えられる。また、補助的に小型ポンプを用い遮断器本体11のSF6ガスを強制的にガスタンク20へ移送するようにしても良い。このようにすれば、ガスタンク20の容量を大きくすることもなく、むしろ小型化することができる。
また、この実施の形態1において、内側タンク21の前記収容容積を縮小させる縮小手段として圧縮機30としたが、本発明はこれに限らず、電動又は手動のポンプであっても良い。要は、外側タンク22と内側タンク21との空間に気体を流入させることができ、かつその圧力が5kgf/cm2以上にすることができるものであれば良い。
(実施の形態2)
図4乃至図6は、この実施の形態2に係る移動型ガス遮断器40を示すもので、図4は全体の概略を示す構成図であり、図5は遮断器本体にガスを充填する前の状態を示す要部拡大図で、図6は遮断器本体にガスを充填した後の状態を示す要部拡大図である。
この実施の形態2では、内側タンク51を縮小させる縮小手段が、内側タンク51を直接押圧する押圧手段60となっている点で、実施の形態1と構成が異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することで説明を省略する。
ガスタンク50は内側タンク51と外側タンク52とで構成されている点は上記実施の形態1と同様であるが、外側タンク52内には、内側タンク51を一端側へ押圧する押圧部材61が設けられている。
押圧手段60は、外側タンク52内を摺動する押圧部材61と、該押圧部材61を摺動させる駆動機構62と、を備え、該駆動機構62と前記押圧部材61とはロッド63によって連結されている。
駆動機構62は外側タンク52内の内側タンク51とは反対側の一端部に設けられ、押圧部材61が駆動機構62の内側タンク51側に配されている。
駆動機構62の駆動により、押圧部材61が外側タンク52内で内側タンク51を押圧する方向及びその反対方向に往復運動するようになっている。
先ず、遮断器本体11にSF6ガスを充填する手順について説明する。
上記接続バルブ25を開放して、遮断器本体11と内側タンク51とを連通すると、両者内の圧力差によりSF6ガスは徐々に内側タンク51内のSF6ガスは徐々に遮断器本体11内に移送される。
そして、上記押圧手段60の駆動機構62を駆動すると、押圧部材61が駆動機構62側から他端側へ移動するため、内側タンク51が押圧されて収縮されて行く。これにより内側タンク51内のSF6ガスは更に遮断器本体11側に移送される。
そして、押圧手段60は内側タンク51が圧潰した状態になるまで駆動され、内側タンク51が圧潰されると、SF6ガスは全て遮断器本体11側に移送される。
この状態で、押圧手段60の駆動を停止し、接続バルブ25を閉塞することで、遮断器本体11へのSF6ガスの充填が完了し、移動型ガス遮断器40が運転可能な状態とされる。
次に、使用に供された移動型ガス遮断器40の遮断器本体11からガスタンク50内にSF6ガスを回収する手順について説明する。
先ず、前記駆動機構62を駆動させ、押圧部材61を内側タンク51から離間した位置へと移動させておく。そして、遮断器本体11と内側タンク51との間の接続バルブ25を開放する。これにより、内側タンク51と遮断器本体11とが連通するため、両者内の圧力差によりSF6ガスは徐々に遮断器本体11側から内側タンク51内に移送され、内側タンク51は徐々に膨張し、遮断器本体11内はその分徐々に減圧され低圧になる。上述のように、予め押圧部材61を内側タンク51から離間した位置に移動させているため、内側タンク51の膨張が阻害されることはない。
そして、遮断器本体11が低圧になった状態で、各接続バルブ25を閉塞して、搬送可能状態にされる。
この実施の形態2に係る移動型ガス遮断器40によれば、ゴムなどの膨縮自在な袋体の内側タンク51を縮小する縮小手段を押圧手段60にしたので、機械的な構造で、確実に内側タンク51に充填されたSF6ガスを遮断器本体11側に流出することができる。
以上、この発明の各実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。
10 移動型ガス遮断器
11 遮断器本体
20 ガスタンク
21 内側タンク
22 外側タンク
25 接続バルブ
30 圧縮機(縮小手段)
40 ガス遮断器
41 遮断器本体
50 ガスタンク
51 内側タンク
52 外側タンク
60 押圧手段(縮小手段)



Claims (4)

  1. 高圧の絶縁性ガス中で電流の開閉を行う遮断器本体と、該遮断器本体内の前記絶縁性ガスを貯蔵するとともに前記絶縁性ガスを収容しその収容容積が可変な内側タンクと該内側タンクを覆う外側タンクとからなるガスタンクと、前記内側タンクと前記遮断器本体とを接続する接続バルブと、前記内側タンクの前記収容容積を縮小させる縮小手段と、を備え、
    前記遮断器本体の前記絶縁性ガスを回収するときは、前記接続バルブを開放して前記絶縁性ガスを前記遮断器本体から前記内側タンクに流入させ、
    前記遮断器本体に前記絶縁性ガスを充填するときは、前記接続バルブを開放するとともに前記縮小手段により前記内側タンクの前記収容容積を縮小して前記絶縁性ガスを前記内側タンクから前記遮断器本体に流入する
    ことを特徴とする移動型ガス遮断器。
  2. 前記内側タンクが膨縮自在な袋体からなり、
    前記縮小手段は前記内側タンクと前記外側タンクとの間の空間に気体を流入させて前記収容容積を縮小させる圧縮機からなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動型ガス遮断器。
  3. 前記縮小手段は前記内側タンクを押圧して前記収容容積を縮小させる押圧手段からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動型ガス遮断器。
  4. 高圧の絶縁性ガス中で電流の開閉を行う遮断器本体と、該遮断器本体内の前記絶縁性ガスを貯蔵するとともに前記絶縁性ガスを収容しその収容容積が可変な内側タンクと該内側タンクを覆う外側タンクとからなるガスタンクと、前記内側タンクと前記遮断器本体とを接続する接続バルブと、前記内側タンクの前記収容容積を縮小させる縮小手段と、を備えた移動型ガス遮断器における前記絶縁性ガスの回収と充填方法であって、
    移動型ガス遮断器の移動前に、前記接続バルブを開放して前記遮断器本体から前記絶縁性ガスを前記内側タンクに回収し、
    前記接続バルブを閉塞して移動型ガス遮断器を移動させ、
    移動型ガス遮断器の移動後、前記接続バルブを開放するとともに前記縮小手段により前記内側タンクの前記収容容積を縮小して前記絶縁性ガスを前記遮断器本体に充填する
    ことを特徴とする移動型ガス遮断器の絶縁性ガスの回収及び充填方法。


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