JP2020089310A - 釣竿用リールシートのナット及び釣竿用リールシート並びに釣竿 - Google Patents
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Abstract
Description
ナット12は、複数の筒状の部材から構成されている。ナット12の単体の状態を図4〜図7に示している。複数の筒状の部材は、リールシート本体10の中心線を回転中心軸として一体となって回転する。本実施形態では、ナット12は、三つの筒状の部材から構成されているが、二つの筒状の部材から構成されていてもよい。ナット12は、内筒体と外筒体40とを備えている。内筒体は、リールシート本体10の雄ネジ部20に螺合する移動用の雌ネジ部50を内周面に有している。外筒体40は、内筒体の外側に固定されている。外筒体40は内筒体と一体に回転する。外筒体40の外周面は、ナット12の外周面のうち少なくとも一部を構成する。
内筒体は一つの筒状の部材から構成されていてもよいが、本実施形態では二つの筒状の部材から構成されている。即ち、内筒体は、ベース筒体41と中間筒体42とを備えている。ベース筒体41は、移動用の雌ネジ部50を内周面に有している。ベース筒体41の内周面はナット12の内周面である。ベース筒体41は、合成樹脂製であることが好ましい。特に、リールシート本体10が合成樹脂製である場合には、ベース筒体41を合成樹脂製とすることが好ましい。一方、ベース筒体41を金属製とすることもでき、リールシート本体10が金属製である場合にはベース筒体41を金属製とすることが好ましい。
中間筒体42はベース筒体41の外側に固定されている。図5において中間筒体42には多数のドットを付して示している。中間筒体42は、ベース筒体41とは異なる材質から構成されることが好ましく、金属製であることが好ましい。ベース筒体41が合成樹脂製である場合には、中間筒体42は金属製であることが好ましい。中間筒体42は、ベース筒体41の第一外周面52の外側に被せられている。中間筒体42の内周面はベース筒体41の第一外周面52に接着により固定されている。中間筒体42の前端部の内周面には、内側に向かって突出する環状突条60が形成されている。環状突条60は、ベース筒体41の前端部から前側に離間している。環状突条60の内周面は、ベース筒体41の移動用の雌ネジ部50におけるネジ山の先端面よりも小径である。
外筒体40は、中間筒体42に固定されている。また、外筒体40は、ベース筒体41にも固定されている。即ち、外筒体40は、中間筒体42とベース筒体41の双方に固定されている。外筒体40は、中間筒体42の主筒部65の外側に重なり合うように位置する主筒部70と、中間筒体42から後側に突出する突出筒部71とを有している。外筒体40の前端面は中間筒体42の段差部61に当接している。外筒体40の主筒部70の内周面の前部には、中間筒体42の固定用の雄ネジ部64と螺合する固定用の雌ネジ部72が形成されている。主筒部70の内周面は、中間筒体42の第一外周面62と略同じ長さである。
ナット12は、クッション材43を備えている。クッション材43は、中間筒体42の環状突条60とベース筒体41の前端部との間に設けられている。クッション材43は例えば発泡EVA等の発泡樹脂からなる。クッション材43は環状である。クッション材43は、環状突条60とベース筒体41の前端部との間の位置において、中間筒体42の内周面に接着により固定されている。クッション材43の前端面は環状突条60に当接している。クッション材43の内径は環状突条60の先端径よりも小径であり、クッション材43の内周面は環状突条60の先端面よりも内側に突出している。クッション材43の内周面は移動用の雌ネジ部50のネジ山の先端面よりも小径である。
まず、図8のように、中間筒体42と外筒体40とを固定する。中間筒体42の主筒部65の外側に外筒体40を後側から被せる。中間筒体42の固定用の雄ネジ部64に外筒体40の固定用の雌ネジ部72を螺合させる。外筒体40の前端面が中間筒体42の段差部61に当接するまで、外筒体40を中間筒体42にねじ込んでいく。このようにして中間筒体42に外筒体40を固定する。尚、中間筒体42の固定用の雄ネジ部64には予め接着剤を塗布しておく。また、中間筒体42の内側には予めクッション材43を接着固定しておくことが好ましい。
2a 第一のブランク(竿本体)
2b 第二のブランク(竿本体)
3 口金
10 リールシート本体
11 移動フード
11a フード部
12 ナット
20 移動用の雄ネジ部
21 ガイド溝
22 リール脚取付部
23 固定フード部
24 グリップ部
30 係合溝
31 係合凸条
40 外筒体
41 ベース筒体(内筒体)
42 中間筒体(内筒体)
43 クッション材
50 移動用の雌ネジ部
51 段差部
52 第一外周面
53 第二外周面
54 フランジ部
55 突出筒部
56 凹溝(凹部)
60 環状突条
61 段差部
62 第一外周面
63 第二外周面
64 固定用の雄ネジ部(固定部)
65 主筒部
66 突出筒部
70 主筒部
71 突出筒部
72 固定用の雌ネジ部(固定部)
73 貫通孔
74 空洞部
80 接着部
81 接着部
82 接着部(固定部)
Claims (9)
- リールシート本体の雄ネジ部に螺合し、移動フードを移動させるためのナットであって、
リールシート本体の雄ネジ部に螺合する移動用の雌ネジ部を内周面に有する内筒体と、該内筒体の外側に固定され、その外周面がナットの外周面の少なくとも一部となる外筒体とを備え、外筒体は、内外方向に貫通した貫通孔を有し、該貫通孔よりも移動フードから遠い位置に、内筒体の外周面と外筒体の内周面とを固定する固定部を備えている、釣竿用リールシートのナット。 - 固定部は接着部とネジ部のうち少なくとも一方を有している請求項1記載の釣竿用リールシートのナット。
- 内筒体の内周面であって移動用の雌ネジ部よりも移動フードから遠い位置に、クッション材が装着されている請求項1又は2記載の釣竿用リールシートのナット。
- 内筒体は、移動フードから離れる方向に向けて外筒体から突出する突出筒部を有している請求項1乃至3の何れかに記載の釣竿用リールシートのナット。
- 内筒体は、移動用の雌ネジ部を有するベース筒体と、該ベース筒体の外側に固定された中間筒体とを備え、中間筒体の外周面と外筒体の内周面とが固定部により固定されており、中間筒体が突出筒部を有している請求項4記載の釣竿用リールシートのナット。
- 外筒体は、中間筒体よりも移動フード側に突出した突出筒部を有し、ベース筒体は、中間筒体よりも移動フード側に突出した突出筒部を有し、外筒体の突出筒部の内周面がベース筒体の突出筒部の外周面に固定されている請求項5記載の釣竿用リールシートのナット。
- ベース筒体の突出筒部は、外側に突出するフランジ部を有し、該フランジ部に外筒体の移動フード側の端面が当接し、中間筒体の突出筒部は、移動フード側を向いた段差部を有し、該段差部に外筒体の移動フードから遠い側の端面が当接している請求項6記載の釣竿用リールシートのナット。
- 請求項1乃至7の何れかに記載のナットを備えた釣竿用リールシート。
- 請求項8記載の釣竿用リールシートを備えた釣竿。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018113756A (ja) * | 2017-01-10 | 2018-07-19 | 株式会社デンソー | 電池監視装置 |
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-
2018
- 2018-12-06 JP JP2018228941A patent/JP7117987B2/ja active Active
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