JP2020082356A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送経路に残存した媒体を的確に検出することのできる記録装置を提供する。【解決手段】プリンターの制御部は、用紙Pの詰まりを検出した後に前記搬送経路からの前記媒体の排出処理の完了を判定したときには、回動駆動部を制御して駆動ローラー133を中心としてベルト搬送部132を水平位置から傾斜位置まで回動させる処理と、ベルト搬送部132を制御して用紙Pを搬送する処理と、回動駆動部を制御して駆動ローラー133を中心としてベルト搬送部132を傾斜位置から水平位置まで回動させる処理と、第2用紙センサー132SBの検出結果に基づいて用紙Pの詰まりを判定する処理とを実行する。【選択図】図4
Description
本発明は、記録装置に関する。
従来、記録装置の一例として、用紙が載置された無端状の搬送ベルトを周回させつつ、記録ヘッドに対向する位置まで用紙を搬送することにより、用紙に対して印刷を行うインクジェット式のプリンターが知られている。例えば特許文献1に記載のプリンターでは、用紙の搬送経路を開放または閉塞するように移動する搬送ユニットを備えている。そして、搬送ジャムが発生した場合には、用紙の搬送経路を開放する位置まで搬送ユニットを移動させることにより、搬送ジャムを発生した用紙が搬送経路から除去される。
ところで、搬送ジャムを発生した場合に、用紙を搬送経路から除去する手順を実行した場合であっても、何らかの理由で用紙が搬送経路から除去されずに、搬送経路に残存することがある。そして、用紙が搬送経路に残存した状態で次の用紙の搬送を再開すると、搬送経路に残存した用紙が搬送ベルトを駆動する駆動部に巻き込まれる虞があった。
上記課題を解決する記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送部と、前記搬送部を前記媒体の幅方向に沿う回動軸を中心として回動させる回動駆動部と、前記記録部より前記媒体の搬送経路の下流で前記媒体を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて前記媒体の詰まりを判定する第1判定部と、前記搬送経路からの前記媒体の排出処理の完了を判定する第2判定部と、前記回動駆動部及び前記搬送部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記検出部が前記媒体の詰まりを検出した後に前記第2判定部が前記搬送経路からの前記媒体の排出処理の完了を判定したときには、前記回動駆動部を制御して前記回動軸を中心として前記搬送部を初期位置から回動させる第1処理と、前記搬送部を制御して前記媒体を搬送する第2処理と、前記回動駆動部を制御して前記回動軸を中心として前記搬送部を初期位置まで回動させる第3処理と、前記第1処理と前記第2処理との後に、前記検出部により前記媒体を検出する動作を実行し、前記検出部の検出結果に基づいて前記第1判定部が前記媒体の詰まりを判定する第4処理とを実行する。
以下、記録システムの一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、記録システム1000は、媒体に記録を行う記録装置の一例であるプリンター100と、媒体の一例としての用紙Pを搬送する搬送装置200とを含んで構成されている。本実施の形態においては、さらに、用紙Pに後処理を行う後処理装置300も含んで構成されている。記録システム1000は、図1における左右方向Xの右側から左側へ順に、プリンター100、搬送装置200、後処理装置300が並んで配置されることで構成されている。すなわち、本実施の形態では、記録された用紙Pの搬送方向となる左右方向Xを並び方向として、プリンター100と搬送装置200とが互いに隣接するとともに、搬送装置200と後処理装置300とが互いに隣接し、プリンター100と後処理装置300との間に搬送装置200が介在されている。
プリンター100は、用紙Pにインクを付着させることで文字や写真などの画像を記録するインクジェット式のプリンターであり、直方体状の記録装置側筐体101を有している。鉛直方向Zにおいて、記録装置側筐体101の上部には、プリンター100の各種の操作を行うための操作部102が取り付けられている。
プリンター100には、鉛直方向Zにおいて、プリンター100の中央部から下部に亘って用紙カセット103が設けられている。本実施の形態において、用紙カセット103は、鉛直方向Zに4つ並んで配置され、それぞれにプリンター100が記録を行う用紙Pを積層状態で収容している。そして、用紙カセット103における左右方向Xの中央部には、ユーザーが把持可能な把持部103aがそれぞれ形成されている。すなわち、用紙カセット103は、左右方向X及び鉛直方向Zの双方と交差する前後方向Yにおいて記録装置側筐体101に対して挿抜可能に構成されている。なお、それぞれの用紙カセット103に収容される用紙Pは、それぞれ異なる種別のものでもよいし、同じ種別のものであってもよい。
鉛直方向Zにおいて、最上段の用紙カセット103と隣り合う位置には、矩形状の前板カバー104が設けられている。前板カバー104は、用紙カセット103と隣り合う長辺を基端として回動可能に設けられ、基端とは反対側となる先端側がプリンター100から離間する開位置と、記録装置側筐体101の一部を構成する閉位置との間で回動自在に構成されている。前板カバー104が開位置をとると、プリンター100を構成するフレーム105の一部が露出する。フレーム105には、前板カバー104よりも面積の小さい矩形状のフレームカバー105aが設けられている。フレームカバー105aは、前板カバー104と同様に、鉛直方向Zにおいて下方となる一辺を基端として開位置と閉位置との間で回動自在に構成されている。フレームカバー105aが開位置をとると、フレーム105に形成された開口部105bが露出する。この開口部105bは、ユーザーの手が差し入れ可能な程度の大きさでフレーム105に開口している。なお、前板カバー104は、右側端部において鉛直方向Zに延在する辺を基端として回動して開閉する構成でもよい。
プリンター100において、搬送装置200が取り付けられる面であって左右方向Xにおいて左側の面である左側面には、記録装置側筐体101の側壁の一部を構成するとともに記録装置側筐体101から引き出し可能に設けられた引出面部106が設けられている。引出面部106において鉛直方向Zにおける上部には、ユーザーが手を掛けることが可能な手掛部107が形成されている。引出面部106が、左右方向Xにおいて左向きとなる引出方向に沿って記録装置側筐体101から引き出されると、これと連動し、後述する引出ユニット170が記録装置側筐体101から引き出される。
また、図3に示すように、引出面部106において、手掛部107における鉛直方向Zの下方となる位置には、記録が行われた用紙Pが排出される排出口108が形成されてい
る。そして、さらにその下方には、左右方向Xにおいて左向きに延びる排紙トレイ109が必要に応じて取り付け可能に設けられている。すなわち、排出口108を介して排出された用紙Pは、排紙トレイ109上に載置される。なお、この排紙トレイ109は、引出面部106に対して着脱可能に構成され、引出面部106に接続される基端から、基端とは反対側となる先端に向かうにつれて上向きに傾斜する上り勾配の形状を有している。
る。そして、さらにその下方には、左右方向Xにおいて左向きに延びる排紙トレイ109が必要に応じて取り付け可能に設けられている。すなわち、排出口108を介して排出された用紙Pは、排紙トレイ109上に載置される。なお、この排紙トレイ109は、引出面部106に対して着脱可能に構成され、引出面部106に接続される基端から、基端とは反対側となる先端に向かうにつれて上向きに傾斜する上り勾配の形状を有している。
図1及び図2に戻って、並び方向である左右方向Xにおいて、プリンター100の左側面に取り付けられる搬送装置200は、直方体状の搬送装置側筐体201を有している。搬送装置側筐体201は、プリンター100により記録された用紙Pが導入される導入部202と、導入部202よりも左右方向Xにおいて左側に位置して後処理装置300へ用紙Pを導出する導出部203とを含んで構成されている。
また、導出部203の上部には、プリンター100側に向かうように、左右方向Xにおいて右向きに延びる板状の天板部204が必要に応じて取り付け可能に設けられている。天板部204は、鉛直方向Zにおいて、引出面部106の上部よりも高い位置に形成され、引出面部106が移動したときに干渉しないよう構成されている。さらに、天板部204の下方に位置する排紙トレイ109は、その屈曲した上昇形状により、導出部203を避けるように設けられている。
並び方向である左右方向Xにおいて、搬送装置200の左側面に取り付けられる後処理装置300は、直方体状の後処理装置側筐体301を有している。後処理装置300は、プリンター100により記録され、搬送装置200により搬送された用紙Pに対して後処理を行う。後処理としては、例えば、裁断や紙折り、パンチ穴あけやステープルなどがある。そして、後処理を行われた用紙Pは、後処理装置300の左側面から左向きに延びるスタッカー302に載置される。
次に、プリンター100の構造について説明する。
図3に示すように、プリンター100が有する記録装置側筐体101内には、用紙Pに対して鉛直方向Zの上方から記録を行う記録部110と、用紙Pを搬送経路120に沿って搬送する搬送部130とが設けられている。プリンター100の制御部100Sは、記録部110及び搬送部130の動作を制御する。搬送経路120は、前後方向Yに沿う方向を用紙Pの幅方向としたときに、この幅方向と交差する方向を搬送方向として用紙Pが搬送されるように形成されている。
記録部110は、用紙Pの幅方向の略全域に亘って同時にインクを吐出可能なラインヘッド型の記録ヘッド111を下部に備えている。記録部110は、記録ヘッド111から吐出されるインクが用紙Pにおいて記録ヘッド111と対向する記録面に付着されることで、用紙Pに画像を形成する。
搬送部130は、搬送経路120に沿って配置されている複数の搬送ローラー対131と、記録部110の直下に設けられるベルト搬送部132とを有している。すなわち、ベルト搬送部132によって搬送されている用紙Pに対して、記録ヘッド111からインクが吐出され、記録が行われる。
ベルト搬送部132は、記録ヘッド111よりも搬送方向の上流に配置されている駆動ローラー133と、記録ヘッド111よりも搬送方向の下流に配置されている従動ローラー134と、これらの各ローラー133、134に掛けられた無端状をなす環状のベルト135とを有している。駆動ローラー133が駆動回転することによりベルト135が周回し、その周回するベルト135によって用紙Pが下流へ搬送される。すなわち、ベルト
135の外周面が、記録が行われる用紙Pを支持する支持面として機能する。
135の外周面が、記録が行われる用紙Pを支持する支持面として機能する。
また、搬送部130は、用紙Pの幅方向の両側に延びる回動軸の一例としての駆動ローラー133を中心としてベルト搬送部132を回動させる回動駆動部132Aを有している。回動駆動部132Aは、プリンター100の制御部100Sが実行する制御に基づいて、ベルト搬送部132における用紙Pを支持する支持面を、水平方向に延びる水平位置と、水平方向に対して傾斜した傾斜位置との間で回動させる。ベルト搬送部132が傾斜位置にあるときには、用紙Pを支持する支持面は、駆動ローラー133を上端として用紙Pの搬送方向の下流に向けて下り勾配となるように傾斜している。
また、ベルト搬送部132に対して用紙Pの搬送方向の上流に隣接する位置には、記録が行われる前の用紙Pを検出する第1用紙センサー132SAが配置されている。また、ベルト搬送部132に対して用紙Pの搬送方向の下流に隣接する位置には、記録が行われた後の用紙Pを検出する第2用紙センサー132SBが配置されている。第1用紙センサー132SAは、記録装置側筐体101に支持されている。第2用紙センサー132SBは、記録装置側筐体101に対して着脱可能に構成された引出ユニット170に支持されている。そして、プリンター100の制御部100Sは、第1用紙センサー132SA及び第2用紙センサー132SBから出力される検出信号に基づいて、用紙Pの搬送位置を検出する。また、プリンター100の制御部100Sは、第1用紙センサー132SA及び第2用紙センサー132SBから出力される検出信号に基づいて、搬送経路120において用紙Pの詰まりが発生したか否かを判定する。より詳細には、プリンター100の制御部100Sは、第1用紙センサー132SAが用紙Pを検出した時点でベルト搬送部132の搬送量のカウントを開始する。そして、プリンター100の制御部100Sは、ベルト搬送部132の搬送量のカウント値が所定の閾値に達した時点で第2用紙センサー132SBが用紙Pを検出した場合には、搬送経路120において用紙Pの詰まりが発生していないと判定する。一方、プリンター100の制御部100Sは、ベルト搬送部132の搬送量のカウント値が所定の閾値に達した時点で第2用紙センサー132SBが用紙Pを検出できなかった場合には、搬送経路120において用紙Pの詰まりが発生したと判定する。そして、プリンター100の制御部100Sは、用紙Pの詰まりが発生したか否かについて、記録装置側筐体101の外部に設けられた報知部500を通じて報知する。
搬送経路120は、記録部110へ向けて用紙Pが搬送される供給経路140と、記録部110により記録が行われ、記録済とされた用紙Pが搬送される排出経路150と、排出経路150から分岐する分岐経路160とを有している。
供給経路140は、第1供給経路141と、第2供給経路142と、第3供給経路143とを有している。第1供給経路141では、記録装置側筐体101の右側面に備えられたカバー141aを開けることによって露出する挿入口141bから挿入される用紙Pが記録部110へ搬送される。すなわち、挿入口141bから挿入された用紙Pは、第1駆動ローラー対144の回転駆動によって記録部110へ向かって直線的に搬送される。
第2供給経路142では、鉛直方向Zにおいて、記録装置側筐体101の下部に備えられた用紙カセット103にそれぞれ収容された用紙Pが、記録部110へ搬送される。すなわち、用紙カセット103に積層状態で収容された用紙Pは、最上位の用紙Pがピックアップローラー142aにより送り出され、分離ローラー対145で一枚ずつに分離された後、鉛直方向Zにおける姿勢が反転されながら、第2駆動ローラー対146の回転駆動によって記録部110へ向かって搬送される。
第3供給経路143では、用紙Pに対して両面に画像を記録する両面印刷を行う場合に、記録部110によって片面が記録済とされた用紙Pが、再び記録部110へ搬送される
。すなわち、記録部110よりも搬送方向の下流には、排出経路150から分岐する分岐経路160が設けられている。すなわち、両面印刷を行う際、用紙Pは、排出経路150の途中に設けられた分岐機構147の動作によって分岐経路160へ搬送される。また、分岐経路160には、正転と逆転の双方の回転が可能な分岐経路ローラー対161が分岐機構147よりも下流に設けられている。
。すなわち、記録部110よりも搬送方向の下流には、排出経路150から分岐する分岐経路160が設けられている。すなわち、両面印刷を行う際、用紙Pは、排出経路150の途中に設けられた分岐機構147の動作によって分岐経路160へ搬送される。また、分岐経路160には、正転と逆転の双方の回転が可能な分岐経路ローラー対161が分岐機構147よりも下流に設けられている。
両面印刷に際して、一面が印刷された用紙Pは、分岐機構147により一旦この分岐経路160へ案内され、正転する分岐経路ローラー対161によって分岐経路160内を下流に搬送される。その後、分岐経路160へ搬送された用紙Pは、逆転する分岐経路ローラー対161によって分岐経路160内を下流から上流へ逆搬送される。すなわち、分岐経路160を搬送される用紙Pは搬送の向きが反転される。
分岐経路160から逆搬送される用紙Pは第3供給経路143へ搬送され、複数の搬送ローラー対131によって記録部110へ向かって搬送される。第3供給経路143を搬送されることによって、用紙Pは印刷されていない他面が記録部110と対向するように反転され、第3駆動ローラー対148の回転駆動によって記録部110へ向かって搬送される。すなわち、第3供給経路143は、鉛直方向Zにおける用紙Pの姿勢を反転させながら搬送する反転搬送経路として機能する。
各供給経路141、142、143のうち、第2供給経路142及び第3供給経路143は、鉛直方向Zにおいて用紙Pの姿勢が湾曲されながら記録部110へ向けて用紙Pが搬送される。その一方で、第1供給経路141は、第2供給経路142及び第3供給経路143と比較して、用紙Pの姿勢が大きく湾曲されることなく記録部110へ向けて用紙Pが搬送される。
各供給経路141、142、143を搬送される用紙Pは、記録部110よりも搬送方向の上流に配設された整列ローラー対149まで搬送されたのち、回転が停止した整列ローラー対149にその先端が突き当たる。そして、用紙Pは、このような整列ローラー対149へ突き当たった状態によって搬送方向に対する傾きが補正される。そして傾きが補正された用紙Pは、その後の整列ローラー対149の回転駆動によって、整列状態となって記録部110へ搬送される。
記録部110により片面又は両面に記録が行われ、記録が完了された用紙Pは、搬送ローラー対131により搬送経路120の下流部を構成する排出経路150に沿って搬送される。排出経路150は、分岐経路160と分岐する位置よりも下流となる位置で、第1排出経路151、第2排出経路152、第3排出経路153に分岐している。すなわち、記録が完了された用紙Pは、排出経路150の上流部を構成する共通排出経路154を搬送された後、共通排出経路154の下流端に設けられた案内機構180により、排出経路150の下流部を構成する第1〜第3の各排出経路151、152、153のうち何れかの経路へ案内される。
第1排出経路151は、記録装置側筐体101の上方へ向かうとともに、分岐経路160に沿うように湾曲して延びて設けられている。第1排出経路151を搬送される用紙Pは、第1排出経路151の終端となるように記録装置側筐体101の一部に開口する排出口155から排出される。そして、排出口155から排出された用紙Pは、鉛直方向Zの下方へ落下し、図3において二点鎖線で示すように、積層された状態で載置台156に排紙される。なお、排出経路150の複数箇所に配置された搬送ローラー対131により、用紙Pは、排出口155から片面印刷時における記録面が鉛直方向Zの下方を向く姿勢にて載置台156に排紙される。
載置台156は、左右方向Xにおける右方向に向かうにつれて、鉛直方向Zの上方に上昇する先上がりの傾斜した形状を有し、この載置台156に用紙Pが積層状態で載置される。このとき、載置台156に載置された各用紙Pは、載置台156の傾斜に沿って左方向に移動し、記録装置側筐体101の排出口155の下方に設けられた縦側壁157に接近して載置される。
また、第1排出経路151は、記録部110により記録された用紙Pが排出口155まで搬送される間において、その用紙Pの表裏を反転させる湾曲反転経路151aを有している。すなわち、湾曲反転経路151aは、記録部110により記録された用紙Pの記録面を内側にして湾曲させるとともに、その用紙Pの記録面が鉛直方向Zにおいて鉛直方向Zの上方に向く状態から鉛直方向Zの下方に向く状態に用紙Pを反転させる。したがって、排出経路150では、用紙Pは、この湾曲反転経路151aを通ることによって片面印刷時における記録面が載置台156と対峙する状態となって排出口155から排出される。
第2排出経路152は、第1排出経路151よりも鉛直方向Zの下方に分岐し、記録部110から記録装置側筐体101の一部を形成する引出面部106に向かって直線的に延びている。そのため、第2排出経路152を搬送される用紙Pは、第1排出経路151のように湾曲した姿勢で搬送されず、その姿勢が記録部110を通過したときと同様に一定に保たれたまま直線的に搬送され、引出面部106に形成された排出口108から引出面部106に取り付けられた排紙トレイ109に排出される。すなわち、第2排出経路152は、鉛直方向における用紙Pの姿勢を反転させることなく排紙トレイ109へ向けて用紙Pを搬送する非反転排出経路として機能する。
第3排出経路153は、第2排出経路152よりも鉛直方向Zの下方に分岐し、記録装置側筐体101の下方へ向かうように、鉛直方向Zにおいて斜め下方に向かって延びている。そして、その下流端は、搬送装置200が有する導入経路211の上流端と記録装置側筐体101内にて接続されている。すなわち、第3排出経路153を搬送される用紙Pは、搬送装置200へ排出される。
排出経路150の一部及び分岐経路160の一部は、記録装置側筐体101に設けられた引出ユニット170に取り付けられている。この引出ユニット170は、引出面部106と一体的に取り扱い可能に接続されている。そのため、引出ユニット170は、引出面部106が引き出されることによって記録装置側筐体101から引き出され、記録装置側筐体101から露出する。
引出ユニット170には、第1排出経路151の湾曲した内側のガイド面の一部及び分岐経路160の湾曲した外側のガイド面の一部を構成する第1経路形成部171と、分岐経路160の湾曲した内側のガイド面の一部を構成する第2経路形成部172とが、引出ユニット170に設けられた軸173を中心に回動可能に取り付けられている。すなわち、引出ユニット170を引き出した状態において、各経路形成部171、172が軸173を中心として図3における時計回り方向に回動することにより、分岐経路160及び第1排出経路151の内部が露出される。
次に、本実施の形態のプリンター100の動作について、特に、用紙Pの詰まりが発生したときに搬送経路120から用紙Pを取り出す際の動作に着目して以下説明する。
図4(a)に示す例では、用紙Pの先端がベルト搬送部132と引出ユニット170との間の空間で詰まりを生じている。こうした用紙Pの詰まりの発生は、制御部100Sが、第1用紙センサー132SAにより用紙Pの先端を検出した時点からベルト搬送部13
2が所定の搬送量だけ用紙Pを搬送したときに、用紙Pの先端が第2用紙センサー132SBによって検出されるか否かに基づいて判定する。そして、制御部100Sは、用紙Pの詰まりが発生したと判定したときには、用紙Pの詰まりが発生した旨を報知部500を通じて報知する。
2が所定の搬送量だけ用紙Pを搬送したときに、用紙Pの先端が第2用紙センサー132SBによって検出されるか否かに基づいて判定する。そして、制御部100Sは、用紙Pの詰まりが発生したと判定したときには、用紙Pの詰まりが発生した旨を報知部500を通じて報知する。
続いて、図4(b)に示すように、ユーザーは、報知部500による報知を通じて用紙Pの詰まりが発生した旨を把握すると、引出ユニット170を記録装置側筐体101から取り外す。そして、詰まりが発生した用紙Pをベルト搬送部132から排出する。この場合、何らかの理由で同図に示すように、用紙Pが記録ヘッド111とベルト搬送部132との間にそのまま残存してしまうことがある。こうした用紙Pを搬送経路120から排出する必要がある。
そこで、図4(c)に示すように、制御部100Sは、引出ユニット170が記録装置側筐体101に装着されることにより用紙Pの排出処理が完了したと判定した場合、回動駆動部132Aを制御して、ベルト搬送部132における用紙Pを支持する支持面を、水平方向に延びる水平位置から水平方向に対して傾斜した傾斜位置まで回動させる。そして、制御部100Sは、ベルト搬送部132が傾斜位置まで回動した時点で、所定の搬送量だけ用紙Pを搬送する。
そして、図4(d)に示すように、制御部100Sは、ベルト搬送部132による用紙Pの搬送量が所定の搬送量に到達した時点で、回動駆動部132Aを制御して、ベルト搬送部132における用紙Pを支持する支持面を、水平方向に対して傾斜した傾斜位置から水平方向に延びる水平位置まで回動させる。そして、制御部100Sは、ベルト搬送部132が水平位置まで回動した時点で、第2用紙センサー132SBから検出信号を取得する。この場合、制御部100Sは、第2用紙センサー132SBから取得した検出信号に基づいて用紙Pの先端を検出したときには、用紙Pの詰まりが依然として発生している旨を、報知部500を通じて報知する。
そして以降、ベルト搬送部132から用紙Pが検出されなくなるまで、ベルト搬送部132からの用紙Pの先端の排出処理と用紙Pの先端の検出処理とを繰り返す。
次に、本実施の形態のプリンター100の制御部100Sが実行する用紙検出処理について、図面を参照して説明する。
図5に示すように、制御部100Sは、第1用紙センサー132SA及び第2用紙センサー132SBから出力される検出信号に基づいて、用紙Pの詰まりの発生を検出する(ステップS10)。
続いて、制御部100Sは、引出ユニット170が開状態(引き出された状態)にあるか否かを判定する(ステップS11)。そして、制御部100Sは、引出ユニット170が開状態にないときには(ステップS11=NO)、引出ユニット170が開状態となるまで待機する。一方、制御部100Sは、引出ユニット170が開状態となったときには(ステップS11=YES)、引出ユニット170が開状態から閉状態(収納された状態)に切り替わったか否かを判定する(ステップS12)。
そして、制御部100Sは、引出ユニット170が開状態に維持されていると判定したときには(ステップS12=NO)、引出ユニット170が開状態から閉状態に切り替わるまで待機する。一方、制御部100Sは、引出ユニット170が開状態から閉状態に切り替わったと判定したときには(ステップS12=YES)、搬送経路120からの用紙Pの排出処理が完了したと判定する。そして、制御部100Sは、第1処理として、回動
駆動部132Aを制御して、ベルト搬送部132において用紙Pを支持する支持面を水平位置から傾斜位置まで回動させる(ステップS13)。そして、制御部100Sは、第2処理として、回動駆動部132Aの駆動量が所定の値に達した時点で、ベルト搬送部132に載置された用紙Pを所定の搬送量だけ搬送する(ステップS14)。
駆動部132Aを制御して、ベルト搬送部132において用紙Pを支持する支持面を水平位置から傾斜位置まで回動させる(ステップS13)。そして、制御部100Sは、第2処理として、回動駆動部132Aの駆動量が所定の値に達した時点で、ベルト搬送部132に載置された用紙Pを所定の搬送量だけ搬送する(ステップS14)。
続いて、制御部100Sは、第3処理として、回動駆動部132Aを制御して、ベルト搬送部132において用紙Pを支持する支持面を傾斜位置から水平位置まで回動させる(ステップS15)。
その後、制御部100Sは、第4処理として、第2用紙センサー132SBから出力される検出信号に基づいて、用紙Pの検出がオフであるか否かを判定する(ステップS16)。そして、制御部100Sは、用紙Pの検出がオンであると判定したときには(ステップS16=NO)、その処理をステップS11に戻し、ステップS11〜ステップS16の処理を繰り返す。一方、制御部100Sは、用紙Pの検出がオフであると判定したときには(ステップS16=YES)、搬送経路120に用紙Pが残存していないと判断し、図5に示す用紙検出処理を終了する。
次に、本実施の形態のプリンター100の作用について説明する。
一般に、記録ヘッド111とベルト搬送部132との間の搬送経路120において用紙Pが詰まりを発生したときには、詰まりが発生した用紙Pを搬送経路120から排出する必要がある。しかしながら、搬送経路120から用紙Pを排出する際、何らかの理由で用紙Pが搬送経路120から除去されずに搬送経路120に残存してしまうことがある。こうした用紙Pが搬送経路120に残存すると、用紙Pがベルト搬送部132に巻き込まれる虞があるため、用紙Pを的確に検出して搬送経路120から排出することが望ましい。
この点、本実施の形態では、引出ユニット170の開閉操作が行われた時点で、ユーザーによる搬送経路120からの用紙Pの排出処理が完了したと判定する。そして、駆動ローラー133を回動中心としてベルト搬送部132を回動させることにより、ベルト搬送部132における用紙Pの支持面を水平位置から傾斜位置まで回動させる。そして、ベルト搬送部132における用紙Pの支持面が傾斜位置まで回動すると、ベルト搬送部132に載置された用紙Pを所定の搬送量だけ搬送する。この場合、ベルト搬送部132における用紙Pの支持面は、用紙Pの搬送方向の上流から下流に向けて下り勾配をなすように傾斜している。そのため、ベルト搬送部132に載置された用紙Pには、支持面の傾斜に沿うように鉛直方向Zの下方に向けた力が重力に従って作用する。そのため、ベルト搬送部132に載置された用紙Pは、ベルト135の周回に伴って用紙Pの搬送方向の上流から下流に向けて円滑に搬送される。
そして、ベルト搬送部132に載置された用紙Pの搬送量が所定の搬送量に到達すると、駆動ローラー133を回動中心としてベルト搬送部132を回動させることにより、ベルト搬送部132における用紙Pの支持面を傾斜位置から水平位置まで回動させる。そのため、ベルト搬送部132に載置された用紙Pと、引出ユニット170に支持された第2用紙センサー132SBとの距離が接近する。そのため、制御部100Sは、第2用紙センサー132SBから出力される検出信号に基づいて、搬送経路120に残存した用紙Pを的確に検出することができる。
以上説明したように、上記実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)制御部100Sは、用紙Pの詰まりを検出した後に搬送経路120からの用紙Pの排出処理が完了したと判定したときには、回動駆動部132Aを制御して駆動ローラー
133を中心としてベルト搬送部132を水平位置から傾斜位置に回動させる処理と、ベルト搬送部132を制御して用紙Pを搬送する処理と、回動駆動部132Aを制御して駆動ローラー133を中心としてベルト搬送部132を傾斜位置から水平位置まで回動させる処理と、第2用紙センサー132SBの検出結果に基づいて用紙Pの詰まりを判定する処理とを実行する。そのため、搬送経路120に残存した用紙Pを的確に検出することができる。
133を中心としてベルト搬送部132を水平位置から傾斜位置に回動させる処理と、ベルト搬送部132を制御して用紙Pを搬送する処理と、回動駆動部132Aを制御して駆動ローラー133を中心としてベルト搬送部132を傾斜位置から水平位置まで回動させる処理と、第2用紙センサー132SBの検出結果に基づいて用紙Pの詰まりを判定する処理とを実行する。そのため、搬送経路120に残存した用紙Pを的確に検出することができる。
(2)制御部100Sが用紙Pの詰まりを判定したときに報知を行う報知部500を備えている。そのため、搬送経路120において用紙Pの詰まりが発生した旨をユーザーに的確に伝達することができる。
(3)第2用紙センサー132SBは、回動駆動部132Aの制御を通じて駆動ローラー133を中心としてベルト搬送部132を傾斜位置から水平位置まで回動させる処理が実行された後に搬送経路120における用紙Pの有無を検出する。そのため、第2用紙センサー132SBとベルト搬送部132に載置された用紙Pとが接近するため、搬送経路120に用紙Pが残存しているか否かについて的確に検出することができる。
なお、上記実施の形態は以下に示す変更例のように変更してもよい。さらに、上記実施の形態および以下に示す変更例を適宜組み合わせたものを、更なる変更例としてもよいし、以下に示す変更例同士を適宜組み合わせたものを、更なる変更例としてもよい。
・上記実施の形態において、第2用紙センサー132SBは、回動駆動部132Aの制御を通じて駆動ローラー133を中心としてベルト搬送部132を傾斜位置から水平位置まで回動させる処理が実行される前に搬送経路120における用紙Pの有無を検出してもよい。そのため、搬送経路120に用紙Pが残存しているか否かについて迅速に検出することができる。
・上記実施の形態において、第2用紙センサー132SBは、光学式センサーであって、回動駆動部132Aの制御を通じて駆動ローラー133を中心としてベルト搬送部132を傾斜位置から水平位置まで回動させる処理が実行されている間に搬送経路120における用紙Pの有無を検出してもよい。そのため、第2用紙センサー132SBから照射された光が用紙Pにおいて反射されるとき、反射光の向きが予め想定していた向きからずれたとしても、搬送経路120に用紙Pが残存しているか否かについて検出することができる。
・上記実施の形態において、報知部500は、制御部100Sが用紙Pの詰まりが発生したと判定したときに限らず、用紙Pの詰まりが発生していないと判定したときにも、用紙Pの詰まりが発生しているか否かについて報知を行ってもよい。
・上記実施の形態において、駆動ローラー133を中心としてベルト搬送部132を傾けた状態で、記録ヘッド111に対向する位置まで移動して記録ヘッド111のメンテナンスを行うメンテナンス部を設けてもよい。この構成によれば、メンテナンス部の移動範囲とベルト搬送部132の設置スペースとが重畳するため、装置全体の省スペース化が図られる。
・上記実施の形態において、ベルト搬送部132は、従動ローラー134を回動中心として回動可能に構成されてもよい。この場合、ベルト搬送部132が傾斜位置に配置されたとき、ベルト搬送部132における用紙Pの支持面が用紙Pの搬送方向の上流から下流に向けて上り勾配となるように傾斜する。
・上記実施の形態において、ベルト搬送部132の初期位置は、必ずしも水平位置である必要はなく、水平方向に対して若干傾いた位置であってもよい。
以下、前記実施の形態および変更例から把握される技術思想を、効果と共に記載する。
媒体に記録を行う記録部と、前記媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送部と、前記搬送部を前記媒体の幅方向に沿う回動軸を中心として回動させる回動駆動部と、前記記録部より前記媒体の搬送経路の下流で前記媒体を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて前記媒体の詰まりを判定する第1判定部と、前記搬送経路からの前記媒体の排出処理の完了を判定する第2判定部と、前記回動駆動部及び前記搬送部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記検出部が前記媒体の詰まりを検出した後に前記第2判定部が前記搬送経路からの前記媒体の排出処理の完了を判定したときには、前記回動駆動部を制御して前記回動軸を中心として前記搬送部を初期位置から回動させる第1処理と、前記搬送部を制御して前記媒体を搬送する第2処理と、前記回動駆動部を制御して前記回動軸を中心として前記搬送部を初期位置まで回動させる第3処理と、前記第1処理と前記第2処理との後に、前記検出部により前記媒体を検出する動作を実行し、前記検出部の検出結果に基づいて前記第1判定部が前記媒体の詰まりを判定する第4処理とを実行する。
この構成によれば、搬送経路に残存した媒体を的確に検出することができる。
上記記録装置において、前記回動軸を中心として前記搬送部を傾けた状態で、前記記録部に対向する位置まで移動して前記記録部のメンテンナンスを行うメンテナンス部をさらに備えるとよい。
この構成によれば、メンテナンス部の移動範囲と搬送部の設置スペースとが重畳するため、装置全体の省スペース化を図ることができる。
上記記録装置において、前記第1判定部が前記媒体の詰まりを判定したときに報知を行う報知部をさらに備えるとよい。
この構成によれば、搬送経路において媒体の詰まりが発生した旨をユーザーに的確に伝達することができる。
上記記録装置において、前記検出部は、前記第4処理として、前記第3処理を実行する前の時点で前記媒体を検出するとよい。
この構成によれば、搬送経路に媒体が残存しているか否かについて迅速に検出することができる。
上記記録装置において、前記検出部は、前記第4処理として、前記第3処理を実行した後の時点で前記媒体を検出するとよい。
この構成によれば、検出部と搬送部に載置された媒体とが接近するため、搬送経路に媒体が残存しているか否かについて的確に検出することができる。
上記記録装置において、前記検出部は、光学式センサーであって、前記第4処理として、前記第3処理を実行している間に前記媒体を検出するとよい。
この構成によれば、検出部から照射された光が媒体において反射されるとき、反射光の向きが予め想定していた向きからずれたとしても、搬送経路に媒体が残存しているか否か
について検出することができる。
について検出することができる。
100…記録装置の一例としてのプリンター、100S…第1判定部及び第2判定部として機能する制御部、110…記録部、120…搬送経路、130…搬送部、132A…回動駆動部、132SB…検出部の一例としての第2用紙センサー、500…報知部、P…媒体の一例としての用紙。
Claims (6)
- 媒体に記録を行う記録部と、
前記媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送部と、
前記搬送部を前記媒体の幅方向に沿う回動軸を中心として回動させる回動駆動部と、
前記記録部より前記媒体の搬送経路の下流で前記媒体を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて前記媒体の詰まりを判定する第1判定部と、
前記搬送経路からの前記媒体の排出処理の完了を判定する第2判定部と、
前記回動駆動部及び前記搬送部を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記検出部が前記媒体の詰まりを検出した後に前記第2判定部が前記搬送経路からの前記媒体の排出処理の完了を判定したときには、
前記回動駆動部を制御して前記回動軸を中心として前記搬送部を初期位置から回動させる第1処理と、
前記搬送部を制御して前記媒体を搬送する第2処理と、
前記回動駆動部を制御して前記回動軸を中心として前記搬送部を初期位置まで回動させる第3処理と、
前記第1処理と前記第2処理との後に、前記検出部により前記媒体を検出する動作を実行し、前記検出部の検出結果に基づいて前記第1判定部が前記媒体の詰まりを判定する第4処理と
を実行する
ことを特徴とする記録装置。 - 前記回動軸を中心として前記搬送部を傾けた状態で、前記記録部に対向する位置まで移動して前記記録部のメンテンナンスを行うメンテナンス部をさらに備える
請求項1に記載の記録装置。 - 前記第1判定部が前記媒体の詰まりを判定したときに報知を行う報知部をさらに備える
請求項1または請求項2に記載の記録装置。 - 前記検出部は、前記第4処理として、前記第3処理を実行する前の時点で前記媒体を検出する
請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録装置。 - 前記検出部は、前記第4処理として、前記第3処理を実行した後の時点で前記媒体を検出する
請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録装置。 - 前記検出部は、光学式センサーであって、前記第4処理として、前記第3処理を実行している間に前記媒体を検出する
請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2018214426A Pending JP2020082356A (ja) | 2018-11-15 | 2018-11-15 | 記録装置 |
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JP (1) | JP2020082356A (ja) |
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2018
- 2018-11-15 JP JP2018214426A patent/JP2020082356A/ja active Pending
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