JP2020078096A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020078096A JP2020078096A JP2017047988A JP2017047988A JP2020078096A JP 2020078096 A JP2020078096 A JP 2020078096A JP 2017047988 A JP2017047988 A JP 2017047988A JP 2017047988 A JP2017047988 A JP 2017047988A JP 2020078096 A JP2020078096 A JP 2020078096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- time
- current value
- power conversion
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
【課題】負荷の状態に関わらず、高精度に電力変換装置と電動機との未接続を検出することを可能とする。【解決手段】電力変換装置であって、整流器およびスイッチング回路を有する電力変換部と、前記スイッチング回路を制御する制御部と、を備え、制御部は、電力変換部からの情報を用いて電動機の各相に流れる電流値を演算し、三相電流値を出力する電流再現部と、外部から入力される速度指令と三相電流値とを比較して、PWM制御指令を出力する速度制御部と、速度制御部からの指令に基づいて前記スイッチング回路にスイッチング信号を出力するPWM制御部と、電流再現部の電流値の絶対値が、所定の判定時間内に所定の閾値を下回った場合に、エラーを出力する未接続判定部とを有し、判定時間は、電力変換部に電力が投入されてから位置決め動作が終了するまでのうち、増加時間が経過した後であるもの。【選択図】 図1
Description
本発明は、電動機を制御する電力変換装置に係り、特に電動機と電力変換装置の接続の有無を検出する電力変換装置に関する。
近年、産業用機械や家庭用電化製品等の機器に電力変換装置で速度制御を可能とする同期電動機を使用する例が増加している。これらの機器に同期電動機を使用する場合、通常は電力変換装置を接続した状態で同期電動機を機器に搭載される。電力変換装置はPWM信号を制御することで電動機への三相駆動電流を制御し、電動機の回転速度を制御しているが、電力変換装置と同期電動機の未接続状態で機器に組み込まれた同期電動機は、電源を投入しても三相駆動電流がない状態では回転を開始することができない。このような場合、その原因を究明するために、電力変換装置と同期電動機とを機器から取り外すことにより、これらが未接続の状態にあるか否かの確認もすることができるが、このような確認方法では、非常な手間と時間が掛かる作業が強いられることになる。そこで、このような未接続を検出する技術が提案されている。
特許文献1には、同期電動機の起動時に、磁極位置検出をすることなく未接続を検出する技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術は、同期電動機の起動時、電力変換装置により、同期電動機の電機子巻線による所定の通流経路に徐々に増加する直流電流を流す位置決めモードと、位置決めモードに続いて、可変電圧,可変周波数の交流電流を電機子巻線に供給する同期運転モードとを設定する永久磁石同期電動機の制御方法であって、位置決めモードにあるとき、永久磁石同期電動機の電機子巻線に流れる電流値を検出し、電流値が予め設定されて閾値以下のとき、同期電動機が電力変換装置と未接続であると判定し、警報を発生することを特徴とするものであるため、同期電動機の起動開始とともに、同期電動機と電力変換装置との未接続を、同期電動機に流れる電流の有無を検出することにより、検出するものであるため、この未接続を迅速に検出することができることを特徴とするものである。
しかし、負荷の状態や必要な加速時間によってはさらに精度よく未接続を検出する技術が望まれる。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の発明を適用する。一例をあげるならば、電力変換装置であって、整流器およびスイッチング回路を有する電力変換部と、スイッチング回路を制御する制御部と、を備え、制御部は、電力変換部からの情報を用いて電動機の各相に流れる電流値を演算し、三相電流値を出力する電流再現部と、外部から入力される速度指令と前記三相電流値とを比較して、PWM制御指令を出力する速度制御部と、速度制御部からの指令に基づいて前記スイッチング回路にスイッチング信号を出力するPWM制御部と、電流再現部の電流値の絶対値が、所定の判定時間内に所定の閾値を下回った場合に、エラーを出力する未接続判定部とを有し、判定時間は、前記電力変換部に電力が投入されてから位置決め動作が終了するまでのうち、増加時間が経過した後であるもの。
本発明によれば、高精度に同期電動機と電力変換装置の未接続を検出できる電力変換装置を提供することができる。
本発明の他の課題・構成・効果は以下の記載から明らかになるであろう。
以下、本発明を適用した実施例1について図1から図2を用いて説明する。
図1に、本実施例の電力変換装置100と電動機6、交流電源1とを接続した全体構成を示す。
電力変換装置100は、整流器2、平滑コンデンサ3、電流検出器5およびスイッチング回路4を備える電力変換部110と、スイッチング回路内のスイッチング素子(例えばトランジスタ等)のON/OFFを制御しスイッチング動作をさせる制御部120とから構成される。
外部の交流電源1から電力変換部110に入力される電流は、整流器2と平滑コンデンサ3により直流電流に変換され、スイッチング回路4に直流電流として供給される。スイッチング回路4がスイッチング動作をすることで、電動機6の固定子巻線に電流が流れて回転磁界を発生させることにより、電動機6の回転子が回転する。
制御部120には、外部の速度指令等を格納する記憶部11、速度指令と電力変換部内の電流値とを比較してPWM制御指令を出力する速度制御部10、PWM制御指令を受けてスイッチング回路のスイッチング動作を行うためのスイッチング信号を出力するPWM制御部14、遮断部12、未接続判定部13、電流検出器5で検出された電流値に基づき、電動機6の各相の電流値を算出する電流再現部15などが含まれる。本実施例では、平滑コンデンサ3とスイッチング回路4との間に設けたシャント抵抗を電流検出器5として用いている。
次に、電力変換装置100の動作について説明する。
外部から入力された速度指令8は一度記憶部11に格納される。速度制御部10は記憶部11に格納された速度指令8に対応する電流値に、電流再現部15から得られる電流値が近づくように電動機6を回転させるためのPWM制御指令を出力する。PWM制御指令は遮断部12を介してPWM制御部14へ送信される。PWM制御部14は、PWM制御指令に基づいてスイッチング回路4内の各スイッチング素子をON/OFFするスイッチング信号を出力することで、電力変換部110を流れる電流を所望の大きさ、および周波数に変換する。
電流再現部15は算出した電流値を速度制御部10へ送信するとともに未接続判定部13にも送信する。
未接続判定部13は、あらかじめ設定された判定時間の間に、電流再現部15から電流値を受け取り、記憶部11に記憶された各相の閾値と比較する。閾値よりも電流の絶対値が低い相が一相でもある場合には、その相が断線(あるいはモータ内部の絶縁破壊による短絡)していると判断し、遮断部12へモータ未接続信号を送信し、操作パネル等のユーザーインターフェースにエラー信号を送信する。エラー信号を受けた操作パネルは、モータ未接続と判断されたためモータの運転を停止する旨を表示する。
モータ未接続信号を受信した遮断部12は速度制御部10からPMW制御部14への信号を遮断する。
なお、各相の電流値の絶対値がいずれも閾値を超えていた場合には、モータ未接続判定部13は、各相とも正常に接続されていると判定し、遮断部12や操作パネル等への信号は出力しない。
次に判定時間について、図2を用いて説明する。
図2に、電流再現部15が算出した電流値と時間との関係を示す。図中の3本の線はそれぞれU相、V相およびW相の電流値を示し、それぞれの相ごとに閾値が設定されている。この閾値は記憶部11に格納されている。
電動機6の運転を開始する際は、まず磁極の位置決め動作を行う。その後加速動作で一定の回転速度まで上げ、外部の速度指令に基づいた回転速度制御が可能な状態となる。
位置決め動作では、各相の電流値を目標値まで上げ、電流値が安定するように電流を一定に保つ制御を行う。この間に固定子の回転磁界に回転子が追従し、磁極位置が決まるのを待つ。図2に示すように、増加時間16経過した段階で目標値には到達しているものの、電流値に電流脈動が発生している。脈動の程度は負荷の状況や目標値の大きさや増加時間16の長さによっても変わってくるが、時間が経てば脈動は減衰し、電流値は安定する。増加時間後、安定するまでの時間を安定時間17と呼び、この時間に未接続判定を行う点が、本発明の特徴の一つである。
また、安定時間17の前半で発生する電流値の乱れの程度によっては、電流値が判定のための閾値を下回ってしまう場合があり、そのような場合には電動機6の各相が正しく接続され欠相していないにもかかわらず、未接続と判定されてしまう虞がある。このような電流脈動が激しい場合でも、増加時間と加速動作開始との間に安定時間17を設け、さらに安定時間17の後半に未接続の判定処理を行うことで、負荷の状況にかかわらず誤判定の虞をさらに低減することができる。即ち、判定精度を向上させた電力変換装置を提供することが可能となる。
増加時間16、安定時間17、未接続判定を開始するまでの判定待機時間18、判定処理を行う判定時間19のそれぞれの長さはあらかじめ設定され、操作器7を介して記憶部11に格納される。その他、判定時間19内に何回判定処理を行うかといった判定回数や各相の電流の目標値、閾値も同様に記憶部に格納される。
本実施例では、判定時間19を安定時間17の後ろ1/2としているが、2/3や1/4等としても構わない。装置構成や負荷の用途によって求められる増加時間・安定時間も異なり、回路を構成するCPUの信号処理能力によっても変わってくる。少なくとも、判定時間19は安定時間17と同じあるいは判定時間よりも短ければよい。判定時間19の方が短い場合には、判定開始時刻が、安定時間17の開始時刻より遅い時刻であればよい。
本実施例によれば、位置決め動作中に増加時間と安定時間とを設け、脈動が減衰した後に未接続判定を行うことで、負荷の状況に関わらず高精度に判定を行うことが可能となる。
本実施例では、電流検出器5として、スイッチング回路4と電動機6とを繋ぐ三相の線のうち二相に取り付けられたホールセンサ(あるいは電流センサ)を用いた例を示す。
図3に本実施例の電力変換装置の構成図を示す。実施例1とは電流検出器5を設ける位置が異なっている。本実施例の位置に電流検出器を設けても、三相のうち二相の電流値が分かれば残り一相の電流値を計算できるため、実施例1と同様に電流再現部5が三相の電流値を算出可能である。
その他の構成および動作については実施例1と同様であるため説明を省略する。
本実施例では、遮断器の機能を速度制御部に持たせた場合の構成を説明する。
図4に本実施例の電力変換装置の構成図を示す。本実施例では、未接続判定部13は、未接続フラグを速度制御部10へ送信し、速度制御部10はフラグ受信後に送信するPWM速度指令を0に変更し、PWM制御部14へ出力する。
その他の構成および動作については他の実施例と同様であるため説明を省略する。
1:交流電源、2:整流器、3:平滑コンデンサ、4:スイッチング回路、5:電流検出器、6:電動機、8:速度指令、10:速度制御部、11:記憶部、12:遮断部、13:未接続判定部、14:PWM制御部、15:電流再現部、100:電力変換装置、110:電力変換部、120:制御部。
Claims (2)
- 整流器およびスイッチング回路を有する電力変換部と、前記スイッチング回路を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記電力変換部からの情報を用いて電動機の各相に流れる電流値を演算し、三相電流値を出力する電流再現部と、
外部から入力される速度指令と前記三相電流値とを比較して、PWM制御指令を出力する速度制御部と、
前記速度制御部からの指令に基づいて前記スイッチング回路にスイッチング信号を出力するPWM制御部と、
前記電流再現部の電流値の絶対値が、所定の判定時間内に所定の閾値を下回った場合に、エラーを出力する未接続判定部とを有し、
前記判定時間は、前記電力変換部に電力が投入されてから位置決め動作が終了するまでのうち、増加時間が経過した後であるものである電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置において、
前記増加時間とは、前記電力変換部に電力が投入されてから電流値が前記速度指令と対応する電流値に達するまでの時間である電力変換装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017047988A JP2020078096A (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | 電力変換装置 |
PCT/JP2018/009055 WO2018168656A1 (ja) | 2017-03-14 | 2018-03-08 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017047988A JP2020078096A (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | 電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020078096A true JP2020078096A (ja) | 2020-05-21 |
Family
ID=63522138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017047988A Pending JP2020078096A (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | 電力変換装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020078096A (ja) |
WO (1) | WO2018168656A1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5256837B2 (ja) * | 2007-11-06 | 2013-08-07 | パナソニック株式会社 | インバータ装置 |
JP2013106424A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Hitachi Ltd | モータ制御装置 |
-
2017
- 2017-03-14 JP JP2017047988A patent/JP2020078096A/ja active Pending
-
2018
- 2018-03-08 WO PCT/JP2018/009055 patent/WO2018168656A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2018168656A1 (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10056851B2 (en) | System and method for induction motor speed estimation using a soft starter system | |
US7501787B2 (en) | Method for controlling AC motor | |
JP2006238688A (ja) | 回転磁界機械のための欠相検出 | |
CN111510044A (zh) | 检测场定向控制永磁同步电机中的故障 | |
CN108602182A (zh) | 电动工具 | |
JP6165877B2 (ja) | 電力変換装置および永久磁石同期電動機の制御方法 | |
JP6924048B2 (ja) | 単相誘導電動機を始動させるための装置、システムおよび方法 | |
EP3133732B1 (en) | Power conversion device and power conversion method | |
JPWO2015097734A1 (ja) | 電力変換装置 | |
CN107134958B (zh) | 一种直流电动机控制方法及控制装置 | |
JP2020078096A (ja) | 電力変換装置 | |
KR20100070222A (ko) | 센서리스 bldc 모터의 기동 장치 및 방법 | |
AU2018226492A1 (en) | Power-loss ridethrough system and method | |
JP2013172634A (ja) | モータ駆動装置 | |
KR102564593B1 (ko) | 모터 구동 장치 및 공기 조화기 | |
JP5651322B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP5257661B2 (ja) | 同期モータの制御方法及び制御装置 | |
KR102523153B1 (ko) | 이상 동작 방지 알고리즘을 수행하는 모터 구동 장치 | |
JP2016032372A (ja) | モータ制御装置およびそれを用いた空気調和機 | |
CN113261196B (zh) | 电力转换装置及其控制方法 | |
KR102047877B1 (ko) | Pwm 신호 제어 장치 및 방법 | |
KR101837983B1 (ko) | Bldc 팬 모터 제어 방법 | |
JP5082586B2 (ja) | 交流電動機の制御方法 | |
KR102509725B1 (ko) | 모터 구동 장치 | |
KR20180087803A (ko) | 모터 구동 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170315 |