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JP2020072542A - ロータ、ステータ、およびモータ - Google Patents

ロータ、ステータ、およびモータ Download PDF

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JP2020072542A
JP2020072542A JP2018204603A JP2018204603A JP2020072542A JP 2020072542 A JP2020072542 A JP 2020072542A JP 2018204603 A JP2018204603 A JP 2018204603A JP 2018204603 A JP2018204603 A JP 2018204603A JP 2020072542 A JP2020072542 A JP 2020072542A
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辰也 伊藤
Tatsuya Ito
辰也 伊藤
陽平 角田
Yohei Tsunoda
陽平 角田
康晶 中原
Yasuaki Nakahara
康晶 中原
英明 内勢
Hideaki Uchise
英明 内勢
宏 北垣
Hiroshi Kitagaki
宏 北垣
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Nidec Corp
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Abstract

【課題】ステータとハウジングとの保持を強固に行う構造を提供する。【解決手段】ロータコア13の外周面から径方向外側に伸び、周方向に隣り合うマグネット132の間に配置されるコア突起部を有し、コア突起部は、軸方向上側に位置する上側突起部と、軸方向下側に位置する下側突起部と、上側突起部と下側突起部とを軸方向につなぐ中間突起部と、を有し、ロータ樹脂137は、ロータコア13の上端を覆う上部樹脂1371と、ロータコア13の下端を覆う下部樹脂部1372と、上部樹脂1371と下部樹脂部1372とを接続する連結樹脂1373と、を有し、上側突起部の径方向の寸法は、中間突起部の径方向の寸法よりも、長く、下側突起部の径方向の寸法は、中間突起部の径方向の寸法よりも、長く、上側突起部の径方向の寸法は、下側突起部の径方向の寸法と、同一であり、連結樹脂1373は、上側突起部、中間突起部、および下側突起部を覆う。【選択図】図11

Description

本発明は、ロータ、ステータ、およびモータに関する。
従来、モータは、ロータと、ステータと、ハウジングと、ベアリングと、バスバと、バスバホルダと、を有する。ハウジング内には、ロータとステータとが収容される。ステータは、ステータコアと、コイルと、インシュレータと、を有する。ステータの中には、ステータの上部および下部が樹脂にて覆われているものがある。ロータは、シャフトを有する。ベアリングは、シャフトを回転可能に支持する。バスバホルダは、バスバを保持する。
特開2011−30406号公報
しかしながら、ステータがハウジング内部に収容された際、樹脂が収縮してしまい、ステータの樹脂で覆われている部分とハウジングの内部との径方向の間に隙間ができる虞がある。そのため、ステータがハウジングの内部でガタつく虞がある。
また、上述のようなモータにおいて、外部装置に取り付けられる際に、外部装置の一部とモータとを固定する必要がある。しかし、ネジなどの固定部材を使って固定する場合には、部品点数が増えてしまい、組立工数およびコストが増加してしまう虞がある。
ステータをハウジングに挿入する際、ステータをジグ等で保持しながら、挿入作業を行う必要がある。しかしながら、ステータの形状によっては、ジグ等による保持が難しい場合がある。
また、モータが外部装置に取り付けられる際、外部装置側の筐体がインシュレータの近くにまで配置されることがある。この場合、外部装置の筐体がインシュレータやコイルなどに接触して、インシュレータおよびコイルの破損や変形などが発生する虞がある。
また、ベアリングは、例えば、ベアリングホルダなどの別部材に保持される。しかし、別部材をモータに取り付けると、取り付けのための工数やコストが増加してしまう。
また、バスバホルダは、バスバを保持する。しかし、バスバの形状が複雑である場合には、バスバの製造にコストや工数がかかってしまう。また、バスバにはコイルから引き出された引出線が接続されるため、引出線が接続しやすい形状が必要になる。
また、軸方向から見たときに、ロータの形状が完全に同一であると、ステータと組み合わせるときに、ロータの向きを作業者等が判別することが困難となってしまう虞がある。
また、ロータは、ロータコアとマグネットとが樹脂を用いた射出成形により、一体の構成になっている場合がある。この場合、ゲートの形状や、溶融した樹脂が金型内に流れやすくなるようにロータコアの形状を、工夫する必要がある。
そこで、ステータとハウジングとの保持を強固に行う構造が求められている。
また、部品点数を増やさずに、外部装置とモータとを固定する構造が求められている。
また、ステータをハウジングに挿入しやすいステータ形状が求められている。
また、外部装置とモータとの固定の際に、インシュレータ等の破損等を防止することが求められている。
また、ベアリングを、別部材を用いることなく保持するモータ構造が求められている。
また、製造が容易で、バスバホルダに容易に取り付け可能なバスバおよびバスバ取り付け構造が求められている。
また、ロータの組立の向きを容易に判別して、モータの組立を容易に行うことができるロータ構造が求められている。
また、射出成形により、ロータコアとマグネットとを容易に一体にすることができるロータ構造が求められている。
本発明の一実施形態のロータは、中心軸に沿って伸びる筒状のロータコアと、前記ロータコアの外周面に配置される複数のマグネットと、前記ロータコアおよび前記マグネットの少なくとも一部を覆うロータ樹脂と、を備え、前記ロータコアは、ロータコアの外周面から径方向外側に伸び、周方向に隣り合う前記マグネットの間に配置されるコア突起部と、を有し、前記コア突起部は、軸方向上側に位置する上側突起部と、軸方向下側に位置する下側突起部と、前記上側突起部と前記下側突起部とを軸方向につなぐ中間突起部と、を有し、前記ロータ樹脂は、前記ロータコアの上端を覆う上部樹脂と、前記ロータコアの下端を覆う下部樹脂部と、前記上部樹脂と前記下部樹脂部とを接続する連結樹脂と、を有し、前記上側突起部の径方向の寸法は、前記中間突起部の径方向の寸法よりも、長く、前記下側突起部の径方向の寸法は、前記中間突起部の径方向の寸法よりも、長く、前記上側突起部の径方向の寸法は、前記下側突起部の径方向の寸法と、同一であり、前記連結樹脂は、上側突起部、中間突起部、および下側突起部を覆う。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、ステータとハウジングとの保持を強固に行うことができる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、部品点数を増やさずに、外部装置とモータとを固定することができる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、ステータをハウジングに挿入しやすいステータ形状を提供できる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、外部装置とモータとの固定の際に、インシュレータ等の破損等を防止することができる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、ベアリングを、別部材を用いることなく保持することができる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、製造が容易で、バスバホルダに容易に取り付け可能なバスバおよびバスバ取り付け構造を提供できる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、ロータの組立の向きを容易に判別して、モータの組立を容易に行うことができる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、射出成形により、ロータコアとマグネットとを容易に一体にすることができる。
図1は、本実施形態のモータを示す断面図である。 図2は、本実施形態のステータの正面図である。 図3は、本実施形態のステータの斜視図である。 図4は、本実施形態のモータの一部の断面図である。 図5は、本実施形態のモータの一部の断面図である 。 図6は、本実施形態のバスバホルダとバスバを示す斜視図である。 図7は、本実施形態のバスバホルダの一部の部分拡大図である。 図8は、本実施形態のバスバホルダの一部を拡大した平面図である。 図9は、本実施形態のバスバの斜視図である。 図10は、本実施形態のロータの平面図である。 図11は、本実施形態のロータの正面図である。 図12は、本実施形態のロータコアの斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のモータ10は、ハウジング11と、ステータ12と、一方向に延びる中心軸Jに沿って配置されるシャフト20を備えるロータ13と、ベアリングホルダ14と、ベアリング15,16と、を備える。ハウジング11は、底部を有する筒状 であり、ステータ12、ロータ13、ベアリングホルダ14およびベアリング15,16を収容する。ステータ12は、ロータ13の径方向外側においてロータ13と径方向に隙間を介して対向する。シャフト20は、ベアリング15,16に回転可能に支持される。ベアリング15,16は、例えば、ボールベアリングである。上側ベアリング15は、ベアリングホルダ14に保持される。下側ベアリング16は、ハウジング11の底部に保持される。シャフト20は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる円柱状である。
各図においては、中心軸Jが延びる一方向と平行な方向をZ軸で示す。以下の説明では、中心軸Jが延びる一方向と平行な方向を単に「軸方向」と呼ぶ。中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。また、Z軸方向の正の側を「上側」とし、Z軸方向の負の側を「下側」とする。
本実施形態において下側は、軸方向一方側に相当する。上側は、軸方向他方側に相当する。なお、上側および下側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
<ステータ>
本実施形態において、ステータ12は、ステータコア121と、コイル122と、インシュレータ123と、ステータ樹脂部124と、を有する。ステータコア121は、軸方向に積層された複数の電磁鋼板である。複数の電磁鋼板は、例えば、溶接、カシメ、接着などにより、互いに固定される。ステータコア121は、環状のコアバック1211と、コアバック1211の内側面から径方向内側へと伸びる複数のティース1213と、を有する。ティース1213は、ロータ13と径方向に対向する。
コアバック1211は、外周面に、少なくとも1つの平面部1214を有する。平面部1214は、コアバック1211の上端面から下端面まで軸方向に延びる。軸方向から見たときに、平面部1214は、略直線状である。本実施形態において、コアバック1211は、周方向に隣り合う一対の平面部1214の組を、複数有する。一対の平面部1214の組は、周方向に間隔をあけて配置される。より好ましくは、一対の平面部1214の組は、周方向に等間隔に配置される。
周方向において、一対の平面部1214の間には、径方向内側に向かって凹むコアバック溝1212が形成される。コアバック溝1212は、コアバック1211の上端から下端まで軸方向に延びる。
インシュレータ123は、ティース1213の外側面を覆う筒部1232と、筒部1232の径方向外側に位置する外壁部1231と、を有する。外壁部1231は、筒部1232の径方向外側の部位において、軸方向上側および下側にそれぞれ配置される。軸方向上側に位置する外壁部1231は、軸方向上側に突出する外壁部突起(図示省略)を有する。インシュレータ123の材料は、絶縁性の樹脂である。外側突起部は、バスバホルダ18に設けられた孔に嵌る。これにより、バスバホルダ18は、インシュレータ123に取り付けられる。
コイル122は、インシュレータ123を介してティース1213に取り付けられる。本実施形態では、コイル122は、導線が巻き回されることにより構成される。コイル122は、軸方向に引き出される引出線(図示省略)を有する。
バスバホルダ18は、ステータ12の軸方向上側に配置される。バスバホルダ18は、略円盤状の部材である。バスバホルダ18は、インシュレータ123と、軸方向に接触する。より詳細には、外壁部1231は、バスバホルダ18の軸方向下側の面と、軸方向に当たる。これにより、バスバホルダ18は、軸方向に位置決めされる。
バスバホルダ18の材料は、例えば、絶縁性の樹脂である。バスバホルダ18は、少なくとも1つのバスバ19を保持する。バスバ19には、コイル122から引き出された引出線が接続される。バスバ19と引出線とは、例えば、溶接やカシメなどにより、接続される。
ステータ12とバスバホルダ18とは、樹脂によって一体に構成される。より詳細には、樹脂は、ステータ12の軸方向上側および軸方向下側の部位を覆う。樹脂は、インシュレータ123、コイル122、引出線、およびバスバホルダ18を覆う。樹脂は、コアバック1211の上面および下面を覆う。バスバの軸方向上側の部位は、樹脂によって覆われず、樹脂から露出する。露出しているバスバの軸方向上側の部位は、外部電源や他の接続端子と接続可能である。
ステータ12を覆う樹脂(以下、ステータ樹脂124)は、コアバック1211の下面を覆う下面部1241と、下面部1241から軸方向に下側に延びる第1下側樹脂部1242と、第1下側樹脂部1242の外側面から径方向外側に突出する複数の樹脂壁部1243と、コアバック1211の上面を覆う上面部1244と、上面部1244から伸びてステータ12の上部およびバスバホルダ18を覆うステータ上部樹脂部1245と、を有する。
第1下側樹脂部1242の外径は、コアバック1211の外径および下面部1241の外径よりも小さい。第1下側樹脂部1242の外側面は、コアバック1211および下面部1241よりも、径方向内側に位置する。
樹脂壁部1243は、第1下側樹脂部1242の外側面において、周方向に間隔をあけて配置される。径方向において、樹脂壁部1243は、コアバック1211の外側面と第1下側樹脂部1242の外側面との間に位置する。樹脂壁部1243の外側面は、コアバック1211の外側面および下面部1241の外側面と、面一である。
周方向に隣り合う樹脂壁部1243の間には、空隙が構成される。言い換えると、周方向に隣り合う樹脂壁部1243は、周方向に対向する。各樹脂部の周方向の長さは、それぞれ、同じであってもよく、異なってもよく、同じものと異なるものとが混在していてもよい。軸方向から見たときに、コアバック溝部1212は、隣り合う樹脂壁部1243の間の空隙内に位置する。軸方向から見たときに、コアバック溝部1212の軸方向上側の開口は、隣り合う樹脂壁部1243の間の空隙に連通する。
樹脂壁部1243の径方向外側の側面(外側面)には、径方向外側に突出し軸方向に伸びるリブ1246が形成される。リブ1246は、隣り合う一対の樹脂壁部1243に、それぞれ形成されるのが好ましい。一対の樹脂壁部1243に形成されるリブ1246のうち、一方のリブ1246は、一対の樹脂壁部1243の間の空隙の近くに配置される。
さらに、リブ1246の軸方向一方側の端部には、面取りが施されている。より詳細には、リブ1246の軸方向一方側の端部の周方向の幅は、軸方向上方に向かうにつれて徐々に小さくなる。
ステータ上部樹脂部1245は、径方向内側へ凹む上部樹脂溝部を有する。上部樹脂溝部は、ステータ上部樹脂部1245の外側面において、上面部1244から軸方向上側に伸びる。上部樹脂溝部の周方向の位置は、コアバック溝部1212の周方向の位置と、略同じである。すなわち、上部樹脂溝部、コアバック溝部1212、および一対の樹脂壁部1243の間の空隙は、軸方向に連通する。
上述のように、上部樹脂溝部、コアバック溝部1212、および一対の樹脂壁部1243の間の空隙は、軸方向に連通する。そのため、ステータ12およびバスバホルダ18がハウジング11内に挿入される際、ジグを上部樹脂溝部、コアバック溝部1212、および一対の樹脂壁部1243の間の空隙に当てることができ、ステータ12およびバスバホルダ18を安定して支持しながら、ハウジング11の内部へと配置することができる。
上述のように、樹脂壁部1243は、径方向に突出するリブ1246を有する。ステータ12およびバスバホルダ18がハウジング11内に挿入される際、リブ1246が弾性変形して、ステータ樹脂部124がハウジング11に対して圧入状態となる。その結果、ステータ樹脂部124とハウジング11との間のガタツキを防止することができる。
上述のように、リブ1246の軸方向一方側の端部には、面取りが施されている。より詳細には、リブ1246の軸方向一方側の端部の周方向の幅は、軸方向上方に向かうにつれて徐々に小さくなる。これにより、ステータ12をハウジング11内に挿入する際に、リブ1246を滑らかにハウジング11の内部に挿入することができる。その結果、リブ1246の端部が削れた結果削りカスが発生して、ハウジング11内に溜まることを防止することができる。
上述のように、隣り合う樹脂壁部1243同士の間には、周方向に間隙が構成される。ステータ12およびバスバホルダ18がハウジング11内に挿入された後、隣り合う樹脂壁部1243とハウジング11の内側面とによって、隙間が構成される。例えば、本実施形態のモータが外部装置に取り付けられる際、外部装置が有する取り付け部材が、当該隙間内に配置される。当該隙間を構成するハウジング11の側壁の一部を径方向外側から内側へと塑性変形させることにより、当該取り付け部材をステータ樹脂部124とハウジング11とで保持することができる。言い換えると、ハウジング11の一部についてカシメを行うことにより、当該取り付け部材をモータ10に保持することができる。
なお、上述のように、ステータ12の下部は、ステータ樹脂部124によって覆われる。インシュレータ123の軸方向下側の下部も、ステータ樹脂部124によって覆われる。ステータ樹脂部124は、さらに、第2下側樹脂部1247と、樹脂段差部1243と、を有する。
樹脂段差部1243は、第1下側樹脂部1242の上端部から径方向内側に伸びる。軸方向から見たときに、樹脂段差部1243は、略環状の部位である。樹脂段差部1243と第1下側樹脂部1242とが接続される部位は、面取りされている。すなわち、樹脂段差部1243と第1下側樹脂部1242とが接続される部位は、湾曲面となっている。なお、当該部位は、湾曲面に代えて、傾斜面であってもよい。
第2下側樹脂部1247は、筒状の部位である。第2下側樹脂部1247は、樹脂段差部1243から軸方向上側に向かって伸びる。第2下側樹脂部1247と樹脂段差部1243とが接続される部位は、湾曲面となっている。
ステータ樹脂部124は、例えば、樹脂を用いた射出成形によって行われる。射出成形では、金型内に、ステータ12およびバスバホルダ18を配置して、溶融した樹脂を金型のゲートを介して流し込む。固化したステータ樹脂部124は、少なくとも1つのゲート痕1248を有する。本実施形態においては、複数のゲート痕1248は、樹脂段差部1243に配置される。複数のゲート痕1248は、周方向に等間隔に配置されるのが望ましい。これにより、射出成形の際に、金型内において、溶融した樹脂が均一に流れて固化する。
軸方向下側において、インシュレータ123の外側壁部1231の少なくとも一部は、第1下側樹脂部1242に埋もれる。外側壁部1231は、樹脂段差部1243と、軸方向に重なる。コイル122は、樹脂段差部1243および第2下側樹脂部1247と、軸方向に重なる。
上述のように、ステータ樹脂部124が、第1下側樹脂部1242、樹脂段差部1243、および第2下側樹脂部1247を有する。すなわち、ステータ樹脂部124が、複数の段を有する形状となっている。モータが、外部装置(図示省略)に取り付けられる際、外部装置の筐体(図示省略)がインシュレータ123の近くにまで配置される場合であっても、ステータ樹脂部124によってインシュレータ123が覆われているため、当該筐体は樹脂段差部1243に当たって軸方向に位置決めされる。かつ、当該筐体が、インシュレータ123と直接接触することが防止される。
本実施形態では、インシュレータ123の外側壁部1231が樹脂に埋もれている。そのため、インシュレータ123の寸法公差や取り付けのズレなどにより、インシュレータ123の配置が所定の位置からずれている場合であっても、射出成形の際にインシュレータ123が金型に当たることがない。
<下側ベアリングの保持>
第2下側樹脂部1247の内部には、第1内径部1247d1と、第1内径部1247d1よりも内径の小さい第2内径部1247d2と、を有する。第1内径部1247d1と第2内径部1247d2とが接続される部位には、内径段差部1247d3が形成される。第1内径部1247d1内には、下側ベアリング16の少なくとも一部が配置される。下側ベアリング16は、内径段差部1247d3と、軸方向に当たる。これにより、下側ベアリング16の軸方向の位置決めを行うことができる。
<バスバホルダ>
上述のように、バスバホルダ18は、略円盤状の部材である。軸方向から見たときに、バスバホルダ18は、略環状である。バスバホルダ18は、軸方向に貫通する引出線貫通孔181と、引出線切り欠き182と、第1バスバ支持部183と、第2バスバ支持部184と、第3バスバ支持部185と、を有する。
引出線貫通孔181は、バスバホルダ18の板面を軸方向に貫通する貫通孔である。複数のコイル122からそれぞれ引き出された引出線のうち、少なくとも一つの引出線は、引出線貫通孔181を通される。
引出線切り欠き182は、バスバホルダ18の径方向外側の端部に位置する。複数のコイル122からそれぞれ引き出された引出線のうち、少なくとも一つの引出線は、引出線切り欠き182を通される。
第1バスバ支持部183および第2バスバ支持部184は、バスバホルダ18の上面から軸方向上側に向かって伸びる。軸方向から見たときに、第1バスバ支持部183および第2バスバ支持部184は、略矩形である。第1バスバ支持部183は、第2バスバ支持部184の径方向外側に位置する。第1バスバ支持部183と第2バスバ支持部184との間には、バスバ収容間隙が構成される。
第1バスバ支持部183および第2バスバ支持部184の周方向の長さは、略同一である。第1バスバ支持部183と第2バスバ支持部184の軸方向の高さは、略同一である。
軸方向から見たときに、第3バスバ支持部185は、略矩形である。第3バスバ支持部185は、バスバ収容間隙内に位置する。第3バスバ支持部185は、第1バスバ支持部183と第1バスバ支持部184とを径方向に接続する。径方向から見たときに、第3バスバ支持部185の周方向一方側の側面には、周方向他方側へと凹む一方側凹部が形成され、第3バスバ支持部185の周方向他方側の側面には、周方向一方側へと凹む他方側凹部が形成される。
第3バスバ支持部185の軸方向の高さは、第1バスバ支持部183の高さおよび第1バスバ支持部184の高さよりも、低い。第3バスバ支持部185の周方向の幅は、第1バスバ支持部183の幅および第1バスバ支持部184の幅よりも、狭い。
本実施形態において、バスバホルダ18は、第1バスバ支持部183、第2バスバ支持部184、および第3バスバ支持部185の組を3つ有する。
<バスバ>
バスバ19の材料は、導電性である。本実施形態において、バスバ19は、導電性の金属である。本実施形態において、バスバ19は、バスバ本体部191と、外部接続部192と、コイル接続部193と、一対の脚部194と、を有する。
バスバ本体部191は、略板状の部位である。
外部接続部192は、バスバ本体部191の上端部から軸方向上側に向かって伸びる。外部接続部192の周方向の幅は、バスバ本体部191の周方向の幅よりも、短い。外部接続部192は、外部装置と電気的に接続される。
コイル接続部193は、バスバ本体部191の周方向一方側の部位から周方向一方側へと伸びる。コイル接続部193は引出線と、電気的に接続される。本実施形態において、コイル接続部193は、軸方向から見たときに略U字形状である。そのため、コイル接続部193は、引出線を把持することができる。なお、コイル接続部193は、引出線と、溶接やカシメなどにより固定されてもよい。
一対の脚部194は、バスバ本体部191の下端から軸方向下側に向かって伸びる。一対の脚部194は、間隙を介して互いに対向する。本実施形態では、一対の脚部194のうち一方の脚部194は、他方の脚部194に向かって突出する一方側突起を有する。同様に、一対の脚部194のうち他方の脚部194には、一方の脚部194に向かって突出する他方側突起を有する。一方側突起は、他方側突起と、間隙を介して対向する。
バスバ19がバスバホルダ18に取り付けられる際には、バスバ本体部191の少なくとも一部が、第1バスバ支持部183と第2バスバ支持部184との間の間隙に、軸方向上側から下側(バスバホルダ18の上面)に向かって移動され、収容される。これにより、バスバ本体部191の径方向両側に第1バスバ支持部183および第2バスバ支持部184が配置され、バスバ本体部191の径方向への移動が抑制される。
次に、一対の脚部194が第3バスバ支持部185を周方向両側から挟み込む。より詳細には、一対の脚部194が周方向へ広がりつつ弾性変形し、一方側凹部に一方側突起部が収容され、他方側凹部に他方側突起部が収容される。これにより、一対の脚部194が第3バスバ支持部185と嵌め合い、バスバ19が軸方向上側へと移動することが抑制される。なお、第3バスバ支持部185は、一方側凹部および他方側凹部を有しなくてもよい。この場合、一方側突起および他方側突起が、第3バスバ支持部185の周方向両側の側面を、挟み込むことにより、スバ19が第3バスバ支持部185に固定されてもよい。さらに、一方側突起および他方側突起が、第3バスバ支持部185の周方向両側の側面を挟み込む場合、一方側突起部および他方側突起部が、第3バスバ支持部185の周方向両側の側面に食い込んでもよい。
コイル接続部193は、引出線貫通孔181および引出線切り欠き182を介して引き出されてきた引出線と、接続される。好ましくは、コイル接続部193は、引出線を挟む。この状態において、溶接などにより、コイル接続部193が引出線と固定される。
<ロータ>
上述のように、ロータ13は、ロータコア131と、マグネット132と、ロータカバー138と、を有する。ロータコア131は、軸方向に複数積層された電磁鋼板である。複数の電磁鋼板は、例えば、カシメや溶接などにより、互いに固定される。
ロータコア131は、シャフト孔133と、複数の肉抜き孔134と、複数のコア突起部135と、を有する。シャフト孔133は、ロータコア131を軸方向に貫通する貫通孔である。
肉抜き孔134は、シャフト孔133の径方向外側に位置する。肉抜き孔134は、小径孔部1341と、大径孔部1342と、を有する。小径孔部1341および大径孔部1342は、ロータコア131を軸方向に貫通する貫通孔である。大径孔部1342の内径は、小径孔部1341の内径よりも大きい。小径孔部1341と大径孔部1342とは、周方向につながっている。小径孔部1341は、大径孔部1342の周方向一方側または他方側に位置する。これにより、モータの組立時において、作業者等がロータコア131の位置や配置などの判別を行いやすくなり、モータの組立を容易に行うことができる。
複数のコア突起部135は、ロータコア131の外周面から径方向外側に伸びる。各コア突起部135は、ロータコア131の軸方向上側から下側まで伸びる。複数のコア突起部135は、周方向に間隔をあけて配置される。周方向に隣り合うコア突起部135の間には、マグネット132が配置される。言い換えると、ロータコア131の外側面において、周方向に隣り合うコア突起部135の間には、径方向内側に凹むマグネット収容部136が形成される。マグネット132は、当該マグネット収容部136内に配置される。
コア突起部135は、上側突起部1351と、下側突起部1352と、中間突起部1353と、を有する。上側突起部1351は、コア突起部135の軸方向上側の部位である。下側突起部1352は、コア突起部135の軸方向下側の部位である。中間突起部1353は、上側突起部1351と下側突起部1352とに軸方向に挟まれる部位である。
上側突起部1351の周方向の幅および下側突起部1352の周方向の幅は、中間突起部1353の周方向の幅と異なる。より詳細には、上側突起部1351の周方向の幅および下側突起部1352の周方向の幅は、中間突起部1353の周方向の幅よりも、広い。
上側突起部1351の径方向の寸法は、中間突起部1353の径方向の寸法よりも、長い。下側突起部1352の径方向の寸法は、中間突起部1353の径方向の寸法よりも、長い。上側突起部1351の径方向の寸法は、下側突起部1352の径方向の寸法と、略同一である。
ここで、上側突起部1351の径方向の寸法は、ロータコア131の外側面から上側突起部1351の径方向外側の端部までの径方向の寸法である。下側突起部1352の径方向の寸法は、ロータコア131の外側面から下側突起部1352の径方向外側の端部までの径方向の寸法である。中間突起部1353の径方向の寸法は、ロータコア131の外側面から中間突起部1353の径方向外側の端部までの径方向の寸法である。
すなわち、コア突起部135の径方向の寸法は、軸方向の位置によって異なる部位がある。
マグネット132は、軸方向に伸びる略板状の部材である。マグネット132の上端面および下端面は、ロータコア131の上端面および下端面と、それぞれ面一である。マグネット132は、ロータコア131の外周面に配置される。マグネット132は、周方向に隣り合う突起部の間に配置される。
周方向において、マグネット132とコア突起部135との間には、隙間が構成される。上側突起部1351とマグネット132との隙間の周方向の寸法は、中間突起部1353とマグネット132との隙間の周方向の寸法よりも狭い。下側突起部1352とマグネット132との隙間の周方向の寸法は、中間突起部と1353マグネット132との隙間の周方向の寸法よりも狭い。
コア突起部135の外側面は、マグネット132の外側面よりも径方向内側に位置する。すなわち、隣り合うマグネット132との間には、コア突起部135が内部に位置する空間が構成される。
ロータコア131の少なくとも一部とマグネット132の少なくとも一部とは、樹脂(以下、ロータ樹脂137)によって覆われる。言い換えると、ロータコア131およびマグネット132とは、ロータ樹脂137を介して一体に構成される。ロータ樹脂137は、上部樹脂1371と、下部樹脂部と1372、連結樹脂1373と、を有する。
上部樹脂部1371は、ロータコア131の上端を覆う。上部樹脂部1371の径方向外側には、複数の上部マグネット孔1374が配置される。上部マグネット孔1374は、上部樹脂1371を軸方向に貫通する。各上部マグネット孔1374の周方向の位置は、各マグネット132の周方向の位置と同じである。軸方向から見たときに、マグネット132は、上部マグネット孔1374から露出する。上部樹脂1371において、上部マグネット孔1374は、径方向外側に開口する。上部マグネット孔1374の周方向の幅は、軸方向上側から下側に向かうにつれて、徐々に小さくなる。
下部樹脂部1372は、ロータコア131の下部を覆う。下部樹脂部1372の径方向外側には、複数の下部マグネット孔が配置される。下部マグネット孔は、下部樹脂部1372を軸方向に貫通する。下部マグネット孔の周方向の位置は、マグネット132の周方向の位置と略同じである。軸方向から見たときに、マグネット132は、下部マグネット孔から露出する。下部マグネット孔の周方向の位置は、上部マグネット孔の周方向の位置と、略同じである。
連結樹脂1373は、上部樹脂部1371と下部樹脂部1372とをつなぐ。連結樹脂1373は、隣り合うマグネット132の間の空間に配置される。連結樹脂1373は、コア突起部(すなわち、上側突起部、中間突起部、下側突起部)を覆う。連結樹脂1373部の外側面は、マグネット132の外側面と、面一である。
ロータコア131とマグネット132とをロータ樹脂にて一体に構成する際には、金型内にロータコア131とマグネット132を配置し、溶融した樹脂を金型内に流し込む。この際、溶融した樹脂による圧力によってマグネット132がずれないように軸方向両側からピンなどで支持する必要がある。樹脂の固化した後にピンを上部樹脂部1371から外す際に、上部マグネット孔の内径が一定であると、ピンが外れにくく、上部樹脂部が破損する虞がある。しかしながら、上部マグネット孔の内径が軸方向に変化することから、ピンを容易に抜くことができ、上部マグネット孔の破損を防止することができる。
ロータカバー138は、筒状の部材である。ロータカバー138の材料は、例えば、鉄やアルミニウムなどの金属である。ロータカバー138は、内部に、ロータコア131、マグネット132、ロータ樹脂を収容する。ロータカバー138の軸方向上側の開口端の少なくとも一部は、径方向内側へ向かって折り曲げられ、上部樹脂部1371に食い込む。ロータカバー138の軸方向下側の開口端の少なくとも一部は、径方向内側へ向かって折り曲げられ、下部樹脂部1372に食い込む。これにより、ロータカバー138がロータコア131およびロータ樹脂に保持される。
上述した実施形態のモータの用途は、特に限定されない。また、本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10 モータ
11 ハウジング
12 ステータ
121 ステータコア
122 コイル
123 インシュレータ
1231 外壁部
1232 筒部
124 ステータ樹脂
1241 下面部
1242 第1下側樹脂部
1243 樹脂壁部
1244 上面部
1245 上部樹脂部
1246 リブ
1247 第2下側樹脂部
1247d1 第1内径部
1247d2 第2内径部
1247d3 内径段差部
1248 ゲート痕
1249 上部樹脂溝部
1211 コアバック
1212 コアバック溝部
1213 ティース
1214 平面部
20 シャフト
13 ロータ
131 ロータコア
132 マグネット
133 シャフト孔
134 肉抜き孔
1341 小径孔部
1342 大径孔部
135 コア突起部
1351 上側突起部
1352 下側突起部
1353 中間突起部
136 マグネット収容部
137 ロータ樹脂
1371 上部樹脂
1372 下部樹脂
1373 連結樹脂
1374 上部マグネット孔
138 ロータカバー
14 ベアリングホルダ
15 上側ベアリング
16 下側ベアリング
18 バスバホルダ
181 引出線貫通孔
182 引出線切り欠き
183 第1バスバ支持部
184 第2バスバ支持部
185 第3バスバ支持部
19 バスバ
191 バスバ本体部
192 外部接続部
193 コイル接続部
194 脚部

Claims (12)

  1. 中心軸を基準とする環状のステータと、
    前記ステータの径方向内側に位置するロータと、
    前記ステータの軸方向上側に配置され、少なくとも1つのバスバを保持するバスバホルダと、
    前記ステータ、前記ロータ、および前記バスバホルダを内部に収容する筒状のハウジングと、
    を備え、
    前記ステータは、
    環状のコアバックと、
    前記コアバックの内側面から径方向内側に伸びる複数のティースと、
    前記ティースのそれぞれに配置される複数のコイルと、
    を有し、
    前記ステータの上部、前記ステータの下部、前記バスバホルダ、および前記バスバの一部は、ステータ樹脂によって覆われ、
    前記ステータ樹脂は、
    前記コアバックの下面を覆う下面部と、
    前記下面部から軸方向下側に延びる第1下側樹脂部と、
    前記第1下側樹脂部の外側面から径方向外側に突出する複数の樹脂壁部と、
    前記コアバックの上面を覆う上面部と、
    前記上面部から伸びて前記ステータの上部およびバスバホルダを覆うステータ上部樹脂部と、
    を有し、
    前記樹脂壁部の外側面には、径方向外側に突出し軸方向に伸びるリブが形成され、
    前記ステータ樹脂部は、前記リブを介して前記ハウジングと接触する、モータ。
  2. 前記リブの軸方向一方側の端部の周方向の幅は、軸方向上方に向かうにつれて徐々に小さくなる、請求項1に記載のモータ。
  3. 中心軸を基準とする環状のステータと、
    前記ステータの径方向内側に位置するロータと、
    前記ステータの軸方向上側に配置され、少なくとも1つのバスバを保持するバスバホルダと、
    前記ステータ、前記ロータ、および前記バスバホルダを内部に収容する筒状のハウジングと、
    を備え、
    前記ステータは、
    環状のコアバックと、
    前記コアバックの内側面から径方向内側に伸びる複数のティースと、
    前記ティースのそれぞれに配置される複数のコイルと、
    を有し、
    前記ステータの上部、前記ステータの下部、前記バスバホルダ、および前記バスバの一部は、ステータ樹脂によって覆われ、
    前記ステータ樹脂は、
    前記コアバックの下面を覆う下面部と、
    前記下面部から軸方向に下側に延びる第1下側樹脂部と、
    前記第1下側樹脂部の外側面から径方向外側に突出する複数の樹脂壁部と、
    前記コアバックの上面を覆う上面部と、
    上面部から伸びて前記ステータの上部およびバスバホルダを覆うステータ上部樹脂部と、
    を有し、
    前記樹脂壁は、周方向に間隔をあけて配置され、
    隣り合う前記樹脂壁と前記ハウジングの内側面との間には、隙間が構成される、モータ。
  4. 中心軸を基準とする環状のステータと、
    前記ステータの径方向内側に位置するロータと、
    前記ステータの軸方向上側に配置され、少なくとも1つのバスバを保持するバスバホルダと、
    前記ステータ、前記ロータ、および前記バスバホルダを内部に収容する筒状のハウジングと、
    を備え、
    前記ステータは、
    環状のコアバックと、
    前記コアバックの内側面から径方向内側に伸びる複数のティースと、
    前記ティースのそれぞれに配置される複数のコイルと、
    を有し、
    前記ステータの上部、前記ステータの下部、前記バスバホルダ、および前記バスバの一部は、ステータ樹脂によって覆われ、
    前記コアバックは、外周面には、前記コアバックの上端から下端まで軸方向に延びる一対の平面部を有し、
    周方向に隣り合う一対の平面部の間には、径方向内側に向かって凹むコアバック溝が形成され、
    前記コアバック溝の一部には、前記ステータ樹脂の一部が配置される、モータ。
  5. 中心軸を基準とする環状のステータと、
    前記ステータの径方向内側に位置するロータと、
    前記ステータの軸方向上側に配置され、少なくとも1つのバスバを保持するバスバホルダと、
    前記ステータ、前記ロータ、および前記バスバホルダを内部に収容する筒状のハウジングと、
    を備え、
    前記ステータは、
    環状のコアバックと、
    前記コアバックの内側面から径方向内側に伸びる複数のティースと、
    前記ティースを覆うインシュレータと、
    前記ティースのそれぞれに配置される複数のコイルと、
    を有し、
    前記ステータの上部、前記ステータの下部、前記バスバホルダ、およびバスバの一部は、ステータ樹脂によって覆われ、
    前記ステータ樹脂は、
    前記コアバックの下面を覆う下面部と、
    前記下面部から軸方向に下側に延びる第1下側樹脂部と、
    前記第1下側樹脂部の外側面から径方向外側に突出する複数の樹脂壁部と、
    前記コアバックの上面を覆う上面部と、
    上面部から伸びて前記ステータの上部およびバスバホルダを覆うステータ上部樹脂部と、
    前記第1下側樹脂部の上端部から径方向内側に伸びる樹脂段差部と、
    前記樹脂段差部から軸方向上側に向かって伸びる第2下側樹脂部と、
    を有し、
    前記樹脂段差部は、複数のゲート痕を有し、
    前記インシュレータは、
    前記ティースの外側面を覆う筒部と、
    前記筒部の径方向外側に位置し、軸方向に伸びる外側壁部と、
    を有し、
    前記外側壁部の少なくとも一部は、前記第1下側樹脂部に覆われ、かつ、前記樹脂段差部と、軸方向に重なる、モータ。
  6. 中心軸を基準とする環状のステータと、
    軸方向に沿って延びるシャフトを有し、前記ステータの径方向内側に位置するロータと、
    前記ステータの軸方向上側に配置され、少なくとも1つのバスバを保持するバスバホルダと、
    前記ステータ、前記ロータ、および前記バスバホルダを内部に収容する筒状のハウジングと、
    前記シャフトを支持するベアリングと、
    を備え、
    前記ステータは、
    環状のコアバックと、
    前記コアバックの内側面から径方向内側に伸びる複数のティースと、
    前記ティースを覆うインシュレータと、
    前記ティースのそれぞれに配置される複数のコイルと、
    を有し、
    前記ステータの上部、前記ステータの下部、前記バスバホルダ、およびバスバの一部は、ステータ樹脂によって覆われ、
    前記ステータ樹脂は、
    前記コアバックの下面を覆う下面部と、
    前記下面部から軸方向に下側に延びる第1下側樹脂部と、
    前記第1下側樹脂部の外側面から径方向外側に突出する複数の樹脂壁部と、
    前記コアバックの上面を覆う上面部と、
    上面部から伸びて前記ステータの上部およびバスバホルダを覆うステータ上部樹脂部と、
    前記第1下側樹脂部の上端部から径方向内側に伸びる樹脂段差部と、
    前記樹脂段差部から軸方向上側に向かって伸びる第2下側樹脂部と、
    を有し、
    前記第2下側樹脂部は、
    第1内径部と、
    前記第1内径部よりも内径の小さい第2内径部と、
    を有し、
    前記第1内径部と前記第2内径部とが接続される部位には、内径段差部が形成され、
    前記第1内径部内には、前記ベアリングの少なくとも一部が配置され、
    前記ベアリングは、前記内径段差部と、軸方向に当たる、
    モータ。
  7. 複数のコイルを有し、中心軸を基準とする環状のステータと、
    前記ステータの径方向内側に位置するロータと、
    前記ステータの軸方向上側に配置され、少なくとも1つのバスバを保持するバスバホルダと、
    前記ステータ、前記ロータ、および前記バスバホルダを内部に収容する筒状のハウジングと、
    を備え、
    前記バスバホルダは、
    前記バスバホルダの上面から軸方向上側に向かって伸びる第1バスバ支持部と、
    前記バスバホルダの上面から軸方向上側に向かって伸び、前記第1バスバ支持部の径方向内側に位置する第2バスバ支持部と、
    前記第1バスバ支持部と前記第2バスバ支持部とを径方向に接続する第3バスバ支持部と、
    を有し、
    前記バスバは、
    バスバ本体部と、
    前記バスバ本体部の上端部から軸方向上側に向かって伸びる外部接続部と、
    前記コイルと電気的に接続されるコイル接続部と、
    前記バスバ本体部の下端から軸方向下側に向かって伸びる一対の脚部と、
    を有し、
    前記バスバ本体部の少なくとも一部は、前記第1バスバ支持部と前記第2バスバ支持部との間の間隙内に配置され、
    一対の前記脚部は、前記第3バスバ支持部を周方向両側から挟みこむ、
    モータ。
  8. 前記第3バスバ支持部は、
    周方向一方側の側面に形成され、周方向他方側へと凹む一方側凹部と、
    周方向他方側の側面に形成され、周方向一方側へと凹む他方側凹部と、
    を有し、
    一対の前記脚部のうち一方の脚部は、他方の脚部に向かって突出する一方側突起を有し、
    一対の前記脚部のうち他方の脚部は、一方の脚部に向かって突出し、前記一方側突起と対向する他方側突起を有し、
    前記一方側凹部に前記一方側突起部が収容され、
    前記他方側凹部に前記他方側突起部が収容される、
    請求項7に記載のモータ。
  9. 中心軸に沿って伸びる筒状のロータコアと、
    前記ロータコアの外周面に配置される少なくとも1つのマグネットと、
    を有し、
    前記ロータコアは、
    前記ロータコアを軸方向に貫通するシャフト孔と、
    前記シャフト孔の径方向外側に位置する複数の肉抜き孔と、
    前記肉抜き孔は、
    前記ロータコアを軸方向に貫通する貫通孔である小径孔部と、
    前記ロータコアを軸方向に貫通する貫通孔である大径孔部と、
    を有し、
    前記小径孔部は、前記大径孔部の周方向一方側または他方側に位置し、
    前記大径孔部の内径は、前記小径孔部の内径よりも大きく、
    前記小径孔部と前記大径孔部とは、周方向につながっている、
    モータ。
  10. 中心軸に沿って伸びる筒状のロータコアと、
    前記ロータコアの外周面に配置される少なくとも1つのマグネットと、
    前記ロータコアおよび前記マグネットの少なくとも一部を覆うロータ樹脂と、
    を備え、
    前記ロータ樹脂は、
    前記ロータコアの上端を覆う上部樹脂と、
    前記ロータコアの下端を覆う下部樹脂部と、
    前記上部樹脂と前記下部樹脂部とを接続する連結樹脂と、
    を有し、
    前記上部樹脂の径方向外側には、前記上部樹脂を軸方向に貫通する上部マグネット孔が複数配置され、
    前記下部樹脂部の径方向外側には、前記上部樹脂を軸方向に貫通する下部マグネット孔が複数配置され、
    前記マグネットの上端は、前記上部マグネット孔から露出し、
    前記マグネットの下端は、前記下部マグネット孔から露出する、
    ロータ。
  11. 中心軸に沿って伸びる筒状のロータコアと、
    前記ロータコアの外周面に配置される複数のマグネットと、
    前記ロータコアおよび前記マグネットの少なくとも一部を覆うロータ樹脂と、
    を備え、
    前記ロータコアは、
    ロータコアの外周面から径方向外側に伸び、周方向に隣り合う前記マグネットの間に配置されるコア突起部と、
    を有し、
    前記コア突起部は、
    軸方向上側に位置する上側突起部と、
    軸方向下側に位置する下側突起部と、
    前記上側突起部と前記下側突起部とを軸方向につなぐ中間突起部と、
    を有し、
    前記ロータ樹脂は、
    前記ロータコアの上端を覆う上部樹脂と、
    前記ロータコアの下端を覆う下部樹脂部と、
    前記上部樹脂と前記下部樹脂部とを接続する連結樹脂と、
    を有し、
    前記上側突起部の径方向の寸法は、前記中間突起部の径方向の寸法よりも、長く、
    前記下側突起部の径方向の寸法は、前記中間突起部の径方向の寸法よりも、長く、
    前記上側突起部の径方向の寸法は、前記下側突起部の径方向の寸法と、同一であり、
    前記連結樹脂は、上側突起部、中間突起部、および下側突起部を覆う、
    ロータ。
  12. 前記上側突起部の周方向の幅および前記下側突起部の周方向の幅は、前記中間突起部の周方向の幅と異なる、請求項11に記載のロータ。
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