[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2020066241A - 潜水艇 - Google Patents

潜水艇 Download PDF

Info

Publication number
JP2020066241A
JP2020066241A JP2018198152A JP2018198152A JP2020066241A JP 2020066241 A JP2020066241 A JP 2020066241A JP 2018198152 A JP2018198152 A JP 2018198152A JP 2018198152 A JP2018198152 A JP 2018198152A JP 2020066241 A JP2020066241 A JP 2020066241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canopy
boarding space
opening
submersible
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018198152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7208616B2 (ja
Inventor
清貴 宮川
Seiki Miyagawa
清貴 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMYUUZA JAPAN KK
Original Assignee
AMYUUZA JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMYUUZA JAPAN KK filed Critical AMYUUZA JAPAN KK
Priority to JP2018198152A priority Critical patent/JP7208616B2/ja
Publication of JP2020066241A publication Critical patent/JP2020066241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7208616B2 publication Critical patent/JP7208616B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Abstract

【課題】開閉可能なキャノピーを有しつつも、潜水開始時に浸水してしまうことのない潜水艇を提供すること。【解決手段】搭乗スペース4と外部とを隔てる開閉可能なキャノピー2と、搭乗スペース内に設けられた蓄圧器5と、搭乗スペース内の空気を蓄圧器に送るポンプ51とを備える潜水艇1を提供する。搭乗スペース4内の空気を蓄圧器5に送ることで、搭乗スペース4内の気圧が低下する。これを潜水開始前に行うことで、潜水開始時に浸水してしまうことを防止することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、潜水艇に関する。
潜水艇が、魚類の鑑賞等のレジャーにも用いられている。レジャー用の潜水艇は、搭乗スペースの上方に外部が見えるように透明なキャノピーが設けられ、キャノピーによって搭乗スペースと外部とが隔てられている。また、キャノピーを開閉して乗り降りする。
ここで、開閉可能なキャノピーは、潜水時にその周縁から浸水してしまう可能性がある。そこで、例えば特許文献1に開示されたように、浸水を防止する。
特開2011−195126号公報
浸水の防止は、キャノピーの周縁が圧接される開閉部に、例えばゴム製のOリングを設け、キャノピーと開閉部との間を水が流れることを防止することで実現される。搭乗スペース内外の差圧によって、キャノピーが開閉部に圧接されることを利用するものである。
浅深度においては、搭乗スペース外の水圧が小さく、搭乗スペース内外の差圧は、極めて小さい。このため、キャノピーの圧接が弱く、浸水してしまう可能性がある。搭乗者の快適のため、搭乗スペース内は1気圧程度に調製される。そうすると、潜水開始前には、搭乗スペース内外の差圧がなく、キャノピーが開閉部に圧接されていない。この状態から潜水すれば、潜水開始時に浸水してしまうリスクが大きい。
従来は、キャノピーをヒンジ止めする等の手段で固定し、浸水を防止した。しかし、ヒンジ止めでは、ヒンジの位置によってキャノピーの周縁が非一様な力で開閉部に圧接される。そうすると、圧接力の弱い箇所から浸水してしまう可能性があった。
そこで、本発明は、開閉可能なキャノピーを有しつつも、潜水開始時に浸水してしまうことのない潜水艇を提供することを課題とする。
本発明の潜水艇は、
搭乗スペースと外部とを隔てる開閉可能なキャノピーと、
前記搭乗スペース内に設けられた蓄圧器と、
前記搭乗スペース内の空気を前記蓄圧器に送るポンプとを備えることを特徴とする。
この特徴によれば、潜水開始前に、搭乗スペース内の気圧を外圧(浮上した状態における水面上の気圧)よりも小さくして、キャノピーを開閉部に圧接することができる。潜水開始時に浸水してしまうことが防止される。
本発明の潜水艇は、
前記搭乗スペースと外部との気圧差を測定する差圧計を備えることを特徴とする。
この特徴によれば、キャノピーが開閉部に圧接される強さを知ることができ、浸水を確実に防止することができる。
本発明の潜水艇は、
前記ポンプを駆動する駆動部を備え、
前記駆動部は、前記差圧計の測定する気圧差が所定の値未満の時に前記ポンプを駆動し、前記差圧計の測定する気圧差が所定の値以上の時に前記ポンプを駆動しないことを特徴とする。
この特徴によれば、駆動部によって、所定の値の差圧が確実に実現される。ここで、所定の値は、キャノピーの構造等に基づいて設計すればよい。例えば50ヘクトパスカルとすることができる。
本発明の潜水艇は、
前記キャノピーの周縁が一様に圧接される開閉部を備えることを特徴とする。
この特徴によれば、キャノピーの周縁に圧接の弱い部分がなく、差圧に基づく浸水の防止が確実となる。ここで、「一様に」とは、キャノピーの周縁が平面であり、その平面の法線方向に力が加わった時に、その平面における単位面積当たりの圧力が略同一であることを言う。
本発明の潜水艇は、
前記開閉部は、Oリングを備えることを特徴とする。
この特徴によれば、キャノピーの周縁が一様に圧接される具体的な構造が与えられる。
本発明によれば、開閉可能なキャノピーを有しつつも、潜水開始時に浸水してしまうことのない潜水艇を提供することができる。
図1は、潜水艇を示す図である。 図2は、潜水艇の構造を示す断面図である。 図3は、キャノピーを開いた状態を示す図である。 図4は、開閉部を示す平面図である。 図5は、開閉部を示す断面図である。
以下、本発明の実施例を説明する。
図1は、潜水艇を示す図である。潜水艇1には、透明なキャノピー2が設けられ、キャノピー2を開閉して搭降乗する。キャノピー2の下端は開閉部3に当接し、潜水時の浸水を防止している。
図2は、潜水艇の構造を示す断面図である。図1におけるC−C線の断面を示す。キャノピー2は、潜水艇1の内部の搭乗スペース4と外部とを分離している。
搭乗スペース4には、座席41が設けられて搭乗者の快適を確保すると共に、蓄圧器5が設けられている。また、搭乗スペース4と外部との気圧差を測定する差圧計6が設けられている。
図3は、キャノピーを開いた状態を示す図である。キャノピー2は、ヒンジ21を中心に回転して開閉する。ヒンジ21は、キャノピー2と開閉部3との当接に影響しない箇所に設けられている。
図4は、開閉部を示す平面図である。開閉部3は、図4(A)に示すように、キャノピー2の周縁(底面)に合わせた円形状であり、その表面は平面状である。キャノピー2の周縁も平面状であり、キャノピー2の周縁が一様に(ほぼ等圧で)開閉部3に圧接される。キャノピー2の周縁において開閉部3への圧接が弱い箇所はない。
ここで、開閉部3は、図4(B)に示すように、Oリング31を備えることが好ましい。Oリング31は、ゴム等の弾性体であり、その弾性によってキャノピー2に密着し、浸水を防ぐ。
図5は、開閉部を示す断面図である。図4(B)に示すOリング31を備えるものである。キャノピー2を開いた状態では、図5(A)に示すように、Oリング31が開閉部3から突出している。キャノピー2を閉じると、図5(B)に示すように、Oリング31が圧縮されてキャノピー2に密着する。この密着により、浸水を防ぐ。
以下、潜水開始時の浸水の防止について説明する。
潜水開始前に、キャノピー2を閉じ、ポンプ51を作動させて搭乗スペース4内の空気を蓄圧器5に送る。これにより、搭乗スペース4内の気圧が外部よりも低くなる。
その結果、差圧によってキャノピー2の周縁が開閉部3に圧接される。ここで、一様に圧接されているので、キャノピー2の周縁の一部が開閉部3から離脱しやすい(浸水する)ことはない。
圧接の強度は、差圧計6によって把握することができる。潜水開始時に浸水しないだけの差圧となるように蓄圧器に送る空気の量を調整することができる。
ポンプが例えば電気によって駆動されるのであれば、駆動部(非図示)によってポンプ51を駆動し、駆動部が差圧計6からの信号を受けて、所定の差圧となった時にポンプ51を停止して、所定の差圧を実現することができる。
ここで、所定に差圧の値は設計事項として定めてよいが、例えば50ヘクトパスカルとすることができる。外圧が1000ヘクトパスカル、搭乗スペース4内の気圧が950ヘクトパスカルであり、Oリング31を用いれば、潜水開始時の浸水を防止することができる。
所定の差圧又はそれよりも大きな差圧として、潜水を開始する。これにより、浸水を防止することができる。
開閉可能なキャノピーを有しつつも、潜水開始時に浸水してしまうことのない潜水艇である。多くのマリンレジャー提供者による利用が考えられる。
1 潜水艇
2 キャノピー
21 ヒンジ
3 開閉部
31 Oリング
4 搭乗スペース
41 座席
5 蓄圧器
51 ポンプ
6 差圧計

Claims (5)

  1. 搭乗スペースと外部とを隔てる開閉可能なキャノピーと、
    前記搭乗スペース内に設けられた蓄圧器と、
    前記搭乗スペース内の空気を前記蓄圧器に送るポンプとを備えることを特徴とする、潜水艇。
  2. 前記搭乗スペースと外部との気圧差を測定する差圧計を備えることを特徴とする、請求項1に記載の潜水艇。
  3. 前記ポンプを駆動する駆動部を備え、
    前記駆動部は、前記差圧計の測定する気圧差が所定の値未満の時に前記ポンプを駆動し、前記差圧計の測定する気圧差が所定の値以上の時に前記ポンプを駆動しないことを特徴とする、請求項2に記載の潜水艇。
  4. 前記キャノピーの周縁が一様に圧接される開閉部を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の潜水艇。
  5. 前記開閉部は、Oリングを備えることを特徴とする、請求項4に記載の潜水艇。
JP2018198152A 2018-10-22 2018-10-22 潜水艇 Active JP7208616B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018198152A JP7208616B2 (ja) 2018-10-22 2018-10-22 潜水艇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018198152A JP7208616B2 (ja) 2018-10-22 2018-10-22 潜水艇

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020066241A true JP2020066241A (ja) 2020-04-30
JP7208616B2 JP7208616B2 (ja) 2023-01-19

Family

ID=70389332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018198152A Active JP7208616B2 (ja) 2018-10-22 2018-10-22 潜水艇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7208616B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03157289A (ja) * 1989-08-24 1991-07-05 Yoshihide Kamata 潜水船
JPH0972988A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 水中壁面検査装置
JP2008308916A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Okasan Livic Co Ltd 流路管内調査装置、流路管内調査装置を利用した管内調査方法、流路管内調査方法における未回収物の回収方法
JP2011195126A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Amyuuza Japan:Kk 水密構造の搭乗スペースを有する潜水艇
US20130078876A1 (en) * 2011-03-24 2013-03-28 Mark Allan Page Amphibious submersible vehicle

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03157289A (ja) * 1989-08-24 1991-07-05 Yoshihide Kamata 潜水船
JPH0972988A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 水中壁面検査装置
JP2008308916A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Okasan Livic Co Ltd 流路管内調査装置、流路管内調査装置を利用した管内調査方法、流路管内調査方法における未回収物の回収方法
JP2011195126A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Amyuuza Japan:Kk 水密構造の搭乗スペースを有する潜水艇
US20130078876A1 (en) * 2011-03-24 2013-03-28 Mark Allan Page Amphibious submersible vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP7208616B2 (ja) 2023-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI672048B (zh) 音響零件用保護構件及防水盒
EP2736809B1 (en) Pressurized waterproof case for electronic device
JP2020066241A (ja) 潜水艇
US2341923A (en) Safety device for submarine crews
US7889982B2 (en) Method and apparatus for a submersible electronic device
KR101890493B1 (ko) 조난 선박용 응급조치장치
US2304798A (en) Shallow water diving faceplate
JP5493193B2 (ja) 水密構造の搭乗スペースを有する潜水艇
KR101808229B1 (ko) 잠수함용 스피커
KR200484386Y1 (ko) 잠수함용 구명부이 장치
JP2001037518A (ja) 電気、電子機器、精密機器の防護カバー
US3073273A (en) Emergency air device for submarines
JP6936412B1 (ja) 着脱起動式浮遊防水ブザー
US1916294A (en) Rescue tower
CN104828250A (zh) 飞机坠海迅速显示其位置的电磁吸盘浮标舱
US1137131A (en) Life-buoy for submarine or submergible boats.
GB190505083A (en) A Submarine Torpedo Boat.
US1696053A (en) Ship
JPS6116191A (ja) 救命浮体離脱機構用の応動装置
KR102375317B1 (ko) 잠수함 스노클 중 함내 압력 강하 완화장치 및 이를 통한 잠수함 운용방법
US1002033A (en) Life-saving device for submarine vessels.
GB190624635A (en) Improvements in Submarine Boats and Appliances or Apparatus for Indicating the Locality when Submerged and Raising same to the Surface, applicable also to other Vessels.
JP2023078056A (ja) 水難救助信号発信機
JPH06270888A (ja) 水中観察船
JP2021079809A (ja) 潜水艇のキャノピーロック機構及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20210805

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7208616

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150