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JP2020057350A - 個人毎の思い出話実行システム - Google Patents

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JP2020057350A JP2019097168A JP2019097168A JP2020057350A JP 2020057350 A JP2020057350 A JP 2020057350A JP 2019097168 A JP2019097168 A JP 2019097168A JP 2019097168 A JP2019097168 A JP 2019097168A JP 2020057350 A JP2020057350 A JP 2020057350A
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楠 裕史
Yasushi Kusunoki
裕史 楠
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KUSUNOKI NOBUKO
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KUSUNOKI NOBUKO
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Abstract

【課題】対象者毎に自らは思い出せない懐かしい思い出や物等を思い出してもらった上で、対象者毎に合った内容の思い出話が行えるシステムを提供する。【解決手段】個人毎の思い出話実行システム1は、各種の情報を記録し保管する記憶装置6と、各種情報の送受信を行う情報送受信手段8と、情報を分析して判断し実行する情報処理方法を行う情報分析手段7とで構成される。【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、会話を行う相手である対象者(以下「対象者」という)との思い出話の会話を始めるキッカケとして、前記対象者に対して、過去の懐かしい思い出、出来事、又は物を回想して思い出していただくための文字、画像、音声又は映像の情報(以下「回想用情報」という)を送信する事、又は、過去の記事や写真やそれらが掲載された紙の雑誌、書籍、又は回想新聞他の新聞(以下、「回想新聞等」という)に係る質問を行う事で、自らは思い出せない昔の思い出、出来事又は物(以下「自らは思い出せない思い出等」という)を、前記対象者に思い出して語ってもらった後に、前記対象者毎に紐付けて記憶し、記憶した前記自らは思い出せない思い出等を用いての質問や言葉を対象者毎に送信する事で思い出話の会話を行う。及び、前記対象者毎から思い出等や思い出話情報の音声での投稿を受付て記憶し、依頼に応じてその投稿情報を聴取可能とする又は送信する情報処理を行う個人毎の思い出話実行システムに関する技術である。
現在、数多く提供及び発表されているAI(スマート)スピーカーに関する技術のように、人である前記対象者と対話を行う事が出来る機器やシステムは数多く存在している。しかし、それら既存の技術やシステムでは、前記対象者毎に前記自らは思い出せない思い出等を思い出してもらい記憶した上で、前記自らは思い出せない思い出等を用いて、前記対象者毎に合った内容の思い出話が行える技術やシステムではなかった。及び懐かしい事や出来事等に係る自分の思い出を音声で投稿する事が出来ず、及び投稿された他人の思い出話を音声で聞く事は出来なかった。
また、現在、多くの介護施設、病院、又は家庭では、主に高齢者への認知症の予防やケアの1つの方法又は療法の1つとして「回想法」が行われている。この回想法とは、人であるインタビュアーが対象者に対して、最初に思い出に繋がる昔の物、写真、映像を見せた上で、対象者毎に自分自身の思い出を語らせるための質問を行い、その人自身に自分の思い出を語らせ、対象者の脳を活性化する方法である。しかし、個人毎に思い出してもらった前記自らは思い出せない思い出等を個人毎に記憶し、前記自らは思い出せない思い出等を用いた質問や前記自らは思い出せない思い出等に係る別情報の提供を行うといった「前記対象者毎に合わせた回想法」が行えるシステム、技術及び機器は無かった。
特開2017−62741
特許文献1の技術は、ネットショッピングサイトの利用者であるユーザの発話(入力)を受信し、これに対する応答をユーザ端末に提供することでユーザと会話を行い、その会話によりそのユーザーに勧める商品を提示するシステムである。及び、その他にも既存に存在するAI(スマート)スピーカー、人工知能、システム又は情報機器を用いて人と音声会話を行う技術としては、対象者が発する言葉に体操する質問を音声で行い会話を行う方法は存在した。しかし、前記自らは思い出せない思い出等を思い出すキッカケとして、前記回想用情報の提供又は前記回想新聞等に関する質問を行い、前記対象者毎に前記自らは思い出せない思い出等を記憶し、その記録情報を用いて前記対象者毎に合わせた思い出話の会話を行うシステムも無かった。及び、前記自らは思い出せない思い出等を思い出すキッカケの更なる収集の為に個人毎の思い出を音声で投稿させて収集する事、及びその投稿された他人の思い出話を聴ける事が出来るシステムは無かった。
及び、認知症の予防やケアの方法の1つである回想法を行うシステムや機器を構築する。現在、主に回想法が必要な高齢者の認知症患者の方々又は認知症の予防やケアで回想法が必要とな方々に対して回想法を行うにはインタビュアーとなる人が必要であるが、仮にインタビューアーとなる人が親族であったとしても、同じ人から毎日同じ思い出話を聞く事はなかなかの苦痛である。これはインタビュアーである人だけでなく、この毎日同じ思い出話を語る対象者にとってもインタビュアーに対して精神的な負担を掛けているといった罪悪感がある。この苦痛や罪悪感の払拭の課題も、本技術を用いたシステムで回想法を行う事で解消が出来る。また、高齢者にとって「昔の楽しい思い出」は毎日語っても楽しいものである。そこで、前記対象者毎の個々の思い出毎の強さの度合を把握し、把握した度合に応じ個別の思い出話の会話を数多く行えるような機器やシステムは無かった。そのような回想法をインタビューアーの人を使わずにシステムで実行が出来るようにする事、及び実行する機能を有した機器又はその機器を運用するシステムが望まれていた。
請求項1に係る発明は、会話を行う相手である対象者(以下「対象者」という)との思い出話の会話を始めるキッカケとして、前記対象者に対して、過去の懐かしい思い出、出来事、又は物を回想して思い出していただくための文字、音声、画像又は映像の情報(以下「回想用情報」という)を提供する事、又は、過去の記事や写真やそれらが掲載された紙の雑誌、書籍、又は回想新聞他の新聞(以下、「回想新聞等」という)に係る質問を行う事で、自らは思い出せない昔の思い出、出来事又は物(以下「自らは思い出せない思い出等」という)を、前記対象者に思い出して語ってもらった後に、前記対象者毎に対して、前記対象者毎の前記自らは思い出せない思い出等を用いた質問や言葉を送信する、前記対象者毎に合わせた思い出話を行う個人毎の思い出話実行システムであって、音声、文字、記号、画像又は映像の情報の入出力、送受信、及び情報を再生して表現が出来るマイク、スピーカー、カメラ、ディスプレイ、又はスマートスピーカーの何れか少なくとも1つの機能を備えた情報端末(以下「情報端末」という)と、インターネットやケーブルテレビ(CATV)等のネットワーク(以下「ネットワーク」という)で接続しており、各種の情報を送受信を行う情報送受信手段と、入力された情報を分析し判断して実行する情報処理を行う情報分析手段と、各種の情報を記憶する記憶装置とを具備しており、前記情報送受信手段又は前記情報送受信手段から送られた情報を保管する機能を持つシステムやサーバー等機器から、前記対象者の情報端末に対して、前記回想用情報又は前記回想新聞等に係る質問の情報(以下合わせて「回想用情報等」という)の送信の後に、前記対象者の情報端末から前記情報送受信手段が前記回想用情報等に係る前記対象者の回答の情報(以下「回答情報」という)を受信した場合には、前記情報分析手段が前記回答情報又は前記回答情報の中から抽出したキーワードとなる言葉の情報(以下、前記回答情報と合わせて「回答情報等」という)を前記対象者を特定する情報と紐付けて前記記憶装置に記憶した上で、前記記憶装置に記憶している前記回答情報等に対応する言葉又は音声の情報を選択抽出して、前記情報送受信手段から前記対象者の情報端末に送信することを特徴とする、個人毎の思い出話実行システムである。
本発明によれば、前記対象者毎に、前記自らは思い出せない思い出等を思い出してもらった上で、その思い出してもらった前記自らは思い出せない思い出等を用いての、前記対象者毎に合わせた思い出話の会話を行う事が出来るようになる。
請求項2に係る発明は、前記回答情報等が、前記対象者毎の思い出話が音声入力による投稿された情報(以下「対象者毎の思い出話投稿情報」という)の場合は、前記記憶装置に前記思い出話投稿情報を前記回答情報等毎に紐付けて記憶し、前記思い出話投稿情報に係る聴取リクエスト情報(以下「聴取リクエスト情報」という)を受信した場合には、前記聴取リクエスト情報を送信してきた情報端末に対して、前記思い出話投稿情報を送信する又は聴取可能とする事を特徴とする、前記請求項1に係る個人毎の思い出話実行システムである。
本発明によれば、前記対象者が前記自らは思い出せない思い出等を音声で投稿する事、及び、投稿された他人の思い出話を聞ける事が出来るようになって楽しめる。及び、その他人の投稿した思い出が聴取できる事で、新たな前記自らは思い出せない思い出等を思い出してもらう事ができ、更に前記対象者毎の思い出話のネタが増えて思い出話の幅を広げる事が出来るようになる。
請求項3に係る発明は、前記回答情報等を用いて、前記ネットワーク経由で各種の情報が掲載されている各種情報サイトから検索して新たな情報(以下「検索入手情報」という)を入手し、前記検索入手情報又は検索入手情報に係る質問(以下「検索に基づく情報等」という)を前記検索に基づく情報等を検索入手した前記回答情報等に係る前記対象者の情報端末に送信し、前記検索に基づく情報等に対する前記対象者からの新たな前記回答情報を前記対象者の情報端末から受信することを特徴とする前記請求項1又は請求項2に係る個人毎の思い出話実行システムである。
本発明によれば、前記検索入手情報の入手が出来ることで、更に前記対象者毎の新たな前記自らは思い出せない思い出等を引き出す事が出来る。それによって前記対象者毎との思い出話の話題やネタを増やす事が出来、更により前記対象者毎に合わせた思い出話が出来るようになる。
請求項4に係る発明は、前記回答情報等に含まれる内容や言葉の重複数又は発生数の多小に対応して、前記対象者に係る情報端末に、前記回想用情報等を送信する頻度の設定が出来ることを特徴とする、前記請求項1乃至請求項3に係る前記個人毎の思い出話実行システムである。
本発明によれば、前記対象者毎の前記自らは思い出せない物等毎又は前記前記記憶した回答情報等毎に係る想いや興味の深さ又は楽しさの強弱の度合の把握が出来、その度合に応じた頻度で質問や思い出話の会話を行う回数の設定が出来る。具体的には、人は楽しい思い出は毎日でも思い出したいし、その思い出について毎日でも語りたく、そのニーズに対応する事が出来る。
請求項5に係る発明は、記対象者毎に、個別の前記回想用情報、文字情報、画像情報、又は映像情報を入力して前記記憶装置に記憶しておき前記対象者毎に係る情報端末に対して送信することを特徴とする前記請求項1乃至請求項4に係る前記個人毎の思い出話実行システムである。
本発明によれば、前記回想用情報や前記回想新聞等に関係のない、前記対象者毎に対する個別の質問や言葉を、前記対象者の事をよく知っている例えば親族等の関係者等による設定が出来るようになる。具体的には、前記対象者毎の興味がある事、出身地、出身校、他の情報を入力し記憶させて送信する事で、更に前記自らは思い出せない物等を思い出していただく事ができ、更に前記対象者毎に合わせた思い出話の実行が出来るようになる。
本発明により、人を使わずに前記対象者毎に合わせた思い出話の会話が出来るようになる。その上、収集し記録した前記対象者毎の思い出や物、又はその思い出や物毎に係る想いの強弱の度合に合わせた思い出話の会話の回数も設定が出来る事により、より対象者が好む思い出話が出来るようになる。又、同じ人が同じ思い出話を何度も聞く苦痛や負担を掛ける事が無くなり、及び話す人自身も同じ事を話す事で聴く人に掛ける苦痛への罪悪感もなくなる。これらの効果により、主に高齢者の前記対象者が、自分が好む思い出話を、毎日、沢山、好きなだけ、楽しく語ってもらう事が出来るようになる。及び、個人毎に思い出してもらった前記自らは思い出せない思い出等を音声で投稿する事や投稿された他人の思い出話を聞ける事が出来るようになって楽しめると共に、それを聞く事で新たな前記自らは思い出せない思い出等を思い出してもらう事が出来て、更に前記対象者毎の思い出話のネタが増えて思い出話の幅が広がる。高齢者にとっては、楽しい思い出話をする事は大きな喜びの1つであり、本技術に基づくシステムで提供が出来るサービスは、最高の高齢者へのエンターティメン又は喜びの提供であると言っても過言ではないと考えます。
また、認知症の予防やケアの方法の1つである回想法を、前記対象者毎に合わせた内容で提供する事も出来るようになる。
前記個人毎の思い出話実行システムの1例を示す図である。 回答情報内に含まれるキーワードの1例を示す図である。 回想新聞の1例を示す図である。 個別記事への質問の内容の1例を示す図である。
本発明の実施形態として、個別の前記対象者(2)毎に、最初に、前記自らは思い出せない思い出等を引き出す為の情報が、紙の前記回想新聞(3)等に係る質問の情報ではなく、「前記回想用情報」を送信する場合について、適宜、図1を参照しながら説明する。まず、前記個人毎の思い出話実行システム(1)は、各種の情報を記録し保管する記憶装置(6)と、各種情報の送受信を行う情報送受信手段(8)と、情報を分析して判断し実行する情報処理方法を行う情報分析手段(7)とで構成されている。そして前記ネットワークと接続して、前記対象者に係る情報端末(5)及び各種の情報サイトと通信可能になっている。尚、前記対象者に係る情報法端末(5)とは、例えばスマートホン、タブレット、スマートスピーカー、又はパソコン等の情報端末機器である。
最初に、前記対象者(2)が前記対象者に係る情報端末(5)に向かって「前記回想用情報を聞かせてという旨」のリクエストを音声又はその他の方法で入力し、前記個人毎の思い出話実行システム(1)に前記ネットワークを経由して送信する。尚、この前記対象者(2)のリクエストの入力前には、前記個人毎の思い出話実行システム(1)から前記対象者に係る情報端末(5)に対して、前記回想用情報が視聴が出来る旨の情報を送信するように設定すると良い。また、前記記憶装置(6)に記憶している送信予定の前記回想用情報に係る「簡易な説明文章の音声情報」を前記対象者に係る情報端末(5)に送信し、「この記事を開きますか」又は「音声で読みましょうか」等の質問も、前記回想用情報の簡易な説明文章の音声情報と一緒に送信して音声で再生し、前記回答情報の内容が「音声で聴きたい旨の内容」であった場合には、前記記憶装置(6)に記憶しておく前記回想用情報に係る音声情報を送信するように設定しても良い。
又は、前記対象者に係る情報端末(5)が表示している文字、画像、音声、映像等の中から視聴したい個別情報を選択させる為の情報の送信でも良い。尚、これらの情報の送受信は、前記情報送受信手段(8)からの送受信のみではなく前記情報送受信手段(8)から電子データを保管し送信する機能を有するサーバー等の機器やシステムに、予め前記情報送受信手段(8)から送信日時情報と紐付け送信し保管しておき、それらのシステムやサーバー等の機器と前記対象者に係る情報端末(5)との間で指定した送信日時に情報送受信を行う形態としても良い。及び、ここまでの説明の及びこれ以降に説明する各種情報の送受信は、音声情報で行っても良いし又は音声情報を文字等情報で記憶し、どの段階で文字等情報を音声に変換する形態に設定して行っても良い。
次に、前記対象者の情報端末(5)から送信されてきた前記回想用情報に係る前記対象者(2)の前記回答情報を前記情報送受信手段(8)が受信した場合には、前記情報分析手段(7)が、前記記憶装置(6)内に、前記回答情報等として前記対象者を特定する情報と紐付けて記憶した上で、前記記憶装置(6)に記憶されているシステム側の返答情報用の質問や言葉(以下「システム側の返答情報用言葉」という)の中から前記回答情報等に対応する又は合った個別の前記システム側の返答情報用言葉を選択して抽出し、前記情報送受信手段(8)から前記対象者に係る情報端末(5)に送信する。尚、前記システム側の返答情報用言葉とは、前記回答情報等毎に対応する情報(例えば、前記各回答情報等の内容Aに対応する言葉は言葉Bのように)で予め記憶しておく。
次に、前記記憶装置(6)に、前記対象者(2)を特定する情報と紐付けて個々の前記回答情報等を記憶された後には、前記情報分析手段(7)が前記情報送受信手段(8)経由で、前記回答情報等内の言葉を用いて前記ネットワーク経由で検索を行い、各種の情報サイトから前記検索入手情報を検索抽出し、前記記憶装置(6)に前記対象者(2)又は前記対象者に係る情報端末(5)を特定する情報と紐付けて記憶する。その後、前記検索入手情報から連想される情報や質問の情報を、前記情報分析手段(7)が予め前記記憶装置(6)に記憶されている前記システム側の返答情報用言葉の中から合う質問等の言葉を抽出して、前記情報送受信手段(8)から前記対象者に係る情報端末(5)に対して送信を行う。これにより、次々と新たな前記回答情報の受信を前記対象者に係る情報端末(5)から受けることが出来る。尚、前記回答情報や前記検索入手情報や新しい新たな回答情報の受信後には、それらに係る前記対象者(2)の思い出を語る事の促進のための質問等の情報も送信するようにすると良い。
そして、これらの情報処理を繰り返す事により、前記対象者(2)毎の記憶や思い出をどんどん引き出し前記対象者(2)毎の記憶として蓄積していく事が出来る。そして、前記対象者(2)からの前記回答情報や前記検索入手情報に係る前記回答情報等に含まれる言葉、人、場所、物、出来事等の発生又は前記対象者(2)が話した頻度を、前記対象者(2)毎に記憶する前記回答情報等毎に優先順位を付けて記憶し、前記対象者(2)毎の個々の思い出毎の強弱の度合の把握も行う。優先順位を紐付けて記憶する「回答情報内に含まれるキーワード」の1例[図2]で1例を示す。そして、記憶された前記回答情報内に含まれるキーワードに付けられた優先順位により、前記対象者に係る情報端末(5)の送信する質問や言葉の情報の送信回数の設定を行う。これにより、前記対象者毎に想いの強い思い出等に係る思い出話を行う回数を多くすれば、前記対象者(2)毎の最良の思い出を語り合える相手(システムによる話し相手)が出来上がるのである。
次に、実施例1で説明した情報処理方法での、前記対象者の情報端末(5)から送信されて来た前記回答情報が「前記対象者毎の思い出話投稿情報」であり、他人の前記対象者毎の思い出話投稿情報を聞きたいリクエストに応じて、前記対象者毎の思い出話投稿情報を送信して聴ける場合について説明する。この場合には、最初に、前記対象者に係る情報端末(5)に前記回想用情報の送信に合わせて「この前記回想情報等についての、あなたの思い出を聞かせて下さい」というような、前記対象者(2)が視聴している前記回想用情報等に係る自分の思い出を前記対象者毎の思い出話投稿情報として音声で前記対象に係る情報端末(5)に向けて語る方法での投稿を勧める言葉を、音声又は文字情報で送ると良い。その後、前記対象者に係る情報端末(5)から前記回想用情報等に係る前記対象者毎の思い出話投稿情報として指定された情報を、前記ネットワーク経由で前記情報送受信手段(8)が受信した場合には、前記情報分析手段(7)が、前記記憶装置(6)に送信されてきた前記対象者毎の思い出話投稿情報に係る前記回想用情報等に紐付けて記憶する。そして、いずれかの情報端末より前記ネットワーク経由で「前記回想用情報等に係る前記対象者毎の思い出話投稿を聴きたい旨」のリクエスト情報を前記情報送受信手段(8)が受信した場合には、前記情報分析手段(7)が前記記憶装置(6)から前記の回想用情報等に係る前記対象者毎の思い出話投稿情報を抽出して、前記情報送受信手段(8)より、そのリクエストを送ってきた情報端末に対して送信する又は視聴可能とする。尚、前記対象者毎の思い出話投稿情報は文字情報での記憶し、抽出送信時にはその文字情報を音声情報に変換して送信する、又は、文字情報で送信し前記対象に係る情報端末(5)側で音声情報に変換する。
次に、実施例1で説明した、最初に前記対象者(2)に前記自らは思い出せない思い出等を思い出してもらうために提供する情報が、前記回想用情報ではなく「紙の前記回想新聞(3)」を提示して、それについての質問を行う場合の1例について説明する。この場合には、最初に、前記対象者が今見ている又は興味のある質問対象とする前記回想新聞(3)内の記事や写真等を特定するための質問を行う事が必要となる。そこで、[図3]で1例を示すように、前記回想新聞(3)内には記事Aや写真Bといった個別の懐かしい過去の出来事、人、物、音楽、映画等の内容を記載した又は表現した記事や写真が掲載されており、前記回想新聞(3)毎や前記回想新聞(3)内の記事や写真毎には、それらを特定するための特定情報としてのQRコード(4)、記号、又は番号や記号等の情報を記載すると良い。
最初に、前記個人毎の思い出話実行システム(1)から、前記対象者に係る情報法端末(5)に対して「前記回想新聞(3)のどの記事を見ていますか?」という質問情報を送信する。前記対象者(2)は、前記対象者に係る情報端末(5)に、例えば「現在見ている前記回想新聞(3)の記事は図3に記載の記事Aである」と音声で回答入力し、前記個人毎の思い出話実行システム(1)に対して、前記回答情報として前記ネットワーク経由で送信する。送信されてきた前記回答情報を前記情報送受信手段(8)で受信した場合には、前記情報分析手段(7)が前記記憶装置(6)から、前記回答情報で特定された前記回想新聞(3)内の記事Aに対応する[図4]で1例を示す「前記個別記事への質問」を前記システム側の返答情報用言葉として、前記記憶装置(6)から抽出した上で、前記情報送受信手段(8)から前記ネットワーク経由で前記対象者に係る情報端末(5)に送信する。尚、[図4]で1例を示す「前記個別記事への質問」が2つ以上記憶されている場合には、任意の順で送信するように設定しても良い。また、前記対象者に係る情報端末(5)による前記対象者が見ている又は興味のある個別の前記回想新聞(3)や記事や写真等に係る特定情報の入手の方法は、前記回想新聞(3)や記事や写真等に合わせて記載されているQRコードの入手、個別の前記回想用情報の記事又は写真を撮影した画像等の情報での入力、前記対象者からの音声や手動での入力、又は、前記対象者の目線の動き等の把握での自動入手等他どんな方法で行っても良い。尚これ以降の情報処理は、前記実施例1又は前記実施例2と同様の情報処理を行う。
本発明は、前記対象者毎に合った思い出話の会話や回想法の実行システムの構築及び実行サービスへの利用が可能である。
個人毎の思い出話実行システム(1)
対象者(2)
回想新聞(3)
QRコード(4)
対象者に係る情報端末(5)
記憶装置(6)
情報解析手段(7)
情報送受信手段(8)

Claims (5)

  1. 会話を行う相手である対象者(以下「対象者」という)との思い出話の会話を始めるキッカケとして、前記対象者に対して、過去の懐かしい思い出、出来事、又は物を回想して思い出していただくための文字、音声、画像又は映像の情報(以下「回想用情報」という)を提供する事、又は、過去の記事や写真やそれらが掲載された紙の雑誌、書籍、又は回想新聞他の新聞(以下、「回想新聞等」という)に係る質問を行う事で、自らは思い出せない昔の思い出、出来事又は物(以下「自らは思い出せない思い出等」という)を、前記対象者に思い出して語ってもらった後に、前記対象者毎に対して、前記対象者毎の前記自らは思い出せない思い出等を用いた質問や言葉を送信する、前記対象者毎に合わせた思い出話を行う個人毎の思い出話実行システムであって、音声、文字、記号、画像又は映像の情報の入出力、送受信、及び情報を再生して表現が出来るマイク、スピーカー、カメラ、ディスプレイ、又はスマートスピーカーの何れか少なくとも1つの機能を備えた情報端末(以下「情報端末」という)と、インターネットやケーブルテレビ(CATV)等のネットワーク(以下「ネットワーク」という)で接続しており、各種の情報を送受信を行う情報送受信手段と、入力された情報を分析し判断して実行する情報処理を行う情報分析手段と、各種の情報を記憶する記憶装置とを具備しており、前記情報送受信手段又は前記情報送受信手段から送られた情報を保管する機能を持つシステムやサーバー等機器から、前記対象者の情報端末に対して、前記回想用情報又は前記回想新聞等に係る質問の情報(以下合わせて「回想用情報等」という)の送信の後に、前記対象者の情報端末から前記情報送受信手段が前記回想用情報等に係る前記対象者の回答の情報(以下「回答情報」という)を受信した場合には、前記情報分析手段が前記回答情報又は前記回答情報の中から抽出したキーワードとなる言葉の情報(以下、前記回答情報と合わせて「回答情報等」という)を前記対象者を特定する情報と紐付けて前記記憶装置に記憶した上で、前記記憶装置に記憶している前記回答情報等に対応する言葉又は音声の情報を選択抽出して、前記情報送受信手段から前記対象者の情報端末に送信することを特徴とする、個人毎の思い出話実行システム
  2. 前記回答情報等が、前記対象者毎の思い出話が音声入力による投稿された情報(以下「対象者毎の思い出話投稿情報」という)の場合は、前記記憶装置に前記思い出話投稿情報を前記回答情報等毎に紐付けて記憶し、前記思い出話投稿情報に係る聴取リクエスト情報(以下「聴取リクエスト情報」という)を受信した場合には、前記聴取リクエスト情報を送信してきた情報端末に対して、前記思い出話投稿情報を送信する又は聴取可能とする事を特徴とする、前記請求項1に係る個人毎の思い出話実行システム
  3. 前記回答情報等を用いて、前記ネットワーク経由で各種の情報が掲載されている各種情報サイトから検索して新たな情報(以下「検索入手情報」という)を入手し、前記検索入手情報又は検索入手情報に係る質問(以下「検索に基づく情報等」という)を、前記検索に基づく情報等を検索入手した前記回答情報等に係る前記対象者の情報端末に送信し、前記検索に基づく情報等に対する前記対象者からの新たな前記回答情報を前記対象者の情報端末から受信することを特徴とする、前記請求項1又は請求項2に係る個人毎の思い出話実行システム
  4. 前記回答情報等に含まれる内容や言葉の重複数又は発生数の多小に対応して、前記対象者に係る情報端末に、前記回想用情報等を送信する頻度の設定が出来ることを特徴とする、前記請求項1乃至請求項3に係る前記個人毎の思い出話実行システム
  5. 前記対象者毎に、個別の前記回想用情報、文字情報、画像情報、又は映像情報を入力して前記記憶装置に記憶しておき、前記対象者毎に係る情報端末に対して送信することを特徴とする、前記請求項1乃至請求項4に係る前記個人毎の思い出話実行システム
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