JP2020047551A - heater - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、ヒータに関する。 Embodiments of the present invention relate to a heater.
輻射熱により被照射体を加熱する目的で使用されるヒータが知られている。ヒータは、空間暖房や塗装乾燥などの用途では防眩性が求められるため、発光管の外表面に可視光遮断効果の高い多層膜が形成される。多層膜は、赤外線を透過させ、可視光を遮断させるために、高屈折率膜と低屈折率膜とを交互に積層したものからなる。 2. Description of the Related Art A heater used for heating an object to be irradiated by radiant heat is known. Since the heater is required to have anti-glare properties in applications such as space heating and paint drying, a multilayer film having a high visible light blocking effect is formed on the outer surface of the arc tube. The multilayer film is formed by alternately stacking high-refractive-index films and low-refractive-index films in order to transmit infrared light and block visible light.
上記のようなヒータにおいては、発光管の両端部に封止部を設け、発光管の内部を気密に保っている。しかしながら、封止部に埋設された金属材料が酸化によって膨張し、封止部にクラックが発生する可能性がある。 In the heater as described above, sealing portions are provided at both ends of the arc tube to keep the inside of the arc tube airtight. However, the metal material buried in the sealing portion may expand due to oxidation, and cracks may occur in the sealing portion.
本発明が解決しようとする課題は、クラックの発生を抑制することができるヒータを提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a heater that can suppress the occurrence of cracks.
実施形態のヒータは、発光管と、多層膜と、金属箔と、リード線と、溶着部と、封止部とを具備する。発光管は、内部に発熱体が設けられる。多層膜は、発光管の外周面に形成される。金属箔は、発熱体と電気的に接続される。リード線は、金属箔と電気的に接続される。溶着部は、金属箔とリード線とを接合する。封止部は、発熱体、金属箔、溶着部、およびリード線の一部が埋設され、発光管の内部を封止するように発光管に形成される。また、封止部は、リード線が発光管の外部へ引き出される導出部を有する。 The heater according to the embodiment includes an arc tube, a multilayer film, a metal foil, a lead wire, a welded portion, and a sealing portion. The arc tube is provided with a heating element inside. The multilayer film is formed on the outer peripheral surface of the arc tube. The metal foil is electrically connected to the heating element. The lead wire is electrically connected to the metal foil. The welding portion joins the metal foil and the lead wire. The sealing portion is formed in the arc tube so that the heating element, the metal foil, the welded portion, and a part of the lead wire are buried, and seals the inside of the arc tube. The sealing portion has a lead-out portion from which the lead wire is drawn out of the arc tube.
本発明によれば、クラックの発生を抑制することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, generation | occurrence | production of a crack can be suppressed.
以下に説明する実施形態に係るヒータ1は、発光管2と、多層膜3と、金属箔12と、リード線20と、溶着部30(31)と、封止部2a、2bとを具備する。発光管2は、内部に発熱体10が設けられる。多層膜3は、発光管2の外周面に形成される。金属箔12は、発熱体10と電気的に接続される。リード線20は、金属箔12と電気的に接続される。溶着部30(31)は、金属箔12とリード線20とを接合する。封止部2a、2bは、金属箔12、溶着部30(31)、およびリード線20の一部が埋設され、発光管2の内部を封止するように発光管2に形成される。また、封止部2a、2bは、リード線20が発光管2の外部へ引き出される導出部11を有する。
A
また、以下に説明する実施形態に係る溶着部30(31)は、タンタルまたはプラチナを含む。 Further, the welded portion 30 (31) according to the embodiment described below includes tantalum or platinum.
また、以下に説明する実施形態に係るヒータ1は、セメント材21をさらに具備する。セメント材21は、導出部11から引き出されたリード線20を囲むように導出部11に設けられる。
The
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下に示す各実施形態は、本発明が開示する技術を限定するものではない。また、以下に示す各実施形態及び各変形例は、矛盾しない範囲で適宜組合せることができる。また、各実施形態の説明において、同一構成には同一符号を付与して後出の説明を適宜省略する。 An embodiment according to the present invention will be described below with reference to the drawings. The embodiments described below do not limit the technology disclosed by the present invention. Further, each embodiment and each modified example described below can be appropriately combined within a consistent range. In the description of each embodiment, the same components are denoted by the same reference numerals, and the description that follows will be omitted as appropriate.
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るヒータを示す平面図である。図1に示すように、実施形態1に係るヒータ1は、発光管2、多層膜3、第1口金4、第2口金5、第1被覆チューブ6、第2被覆チューブ7、第1外部導入線8、第2外部導入線9、発熱体10を有する。
[Embodiment 1]
FIG. 1 is a plan view showing a heater according to the first embodiment. As shown in FIG. 1, the
なお、説明を分かりやすくするために、図1には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、後出の説明に用いる他の図面でも示している。 In order to make the description easy to understand, FIG. 1 illustrates a three-dimensional orthogonal coordinate system including a Z-axis having a vertically upward direction as a positive direction and a vertically downward direction as a negative direction. Such an orthogonal coordinate system is also shown in other drawings used in the following description.
発光管2は、透明でかつ無着色である材料から形成され、筒状に形成されている。発光管2の材料としては、例えば高軟化点の石英ガラスが例示される。
The
多層膜3は、発光管2の外周面に形成される。多層膜3は、低屈折率膜と、高屈折率膜とを複数層具備している。低屈折率膜は酸化ケイ素を主成分とし、高屈折率膜は酸化鉄を主成分とする。多層膜3は、発光管2から放射される光のうち、赤外線を透過し、可視光を遮断する。
The multilayer film 3 is formed on the outer peripheral surface of the
多層膜3は、ディップ法、真空蒸着法、スパッタ法などで形成され、低屈折率膜と高屈折率膜とが10層程度、交互に積層されている。具体的には、例えば発光管2の表面に直接形成される第1層から始まる奇数層を低屈折率膜で形成し、第2層から始まる偶数層を高屈折率膜で形成する。低屈折率膜の主成分である酸化ケイ素、具体的には二酸化ケイ素(SiO2)は発光管2の成分に近いため、第1層とすることで、発光管2の表面への付着力を向上させることが可能となる。また、二酸化ケイ素は化学的および熱的な耐性に優れ、機械的強度を有しているため、高温となる発光管2の表面に直接形成されても剥離や損傷を起こす可能性が低い。なお、奇数層を高屈折率膜で形成し、偶数層を低屈折率膜で形成することも可能である。また、多層膜3において発光管2から最も遠い最上層を高屈折率膜としてもよく、また、低屈折率膜としてもよい。
The multilayer film 3 is formed by a dipping method, a vacuum evaporation method, a sputtering method, or the like, and about 10 low-refractive-index films and high-refractive-index films are alternately stacked. Specifically, for example, an odd-numbered layer starting from the first layer formed directly on the surface of the
高屈折率膜の主成分である酸化鉄(Fe2O3)は、酸化ケイ素に比べて防眩性が高い。このため、高屈折率膜に酸化鉄を用いることで、ヒータ1の防眩性を向上させることができる。ただし、酸化鉄は、酸化ケイ素に比べると発光管2の成分と異なることから、低屈折率膜を介して発光管2の外側に設けられることが望ましい。
Iron oxide (Fe 2 O 3 ), which is a main component of the high refractive index film, has higher anti-glare properties than silicon oxide. Therefore, by using iron oxide for the high refractive index film, the antiglare property of the
なお、低屈折率膜は、二酸化ケイ素に限られず、酸化ケイ素(SiO)などのケイ素酸化物であればどのような形態であってもよい。また、低屈折率膜は、酸化ケイ素に限らず、フッ化マグネシウム(MgF2)等のケイ素酸化物以外の他の金属化合物を用いることにしてもよい。また、高屈折率膜は、例えば、酸化鉄に限られず、酸化チタン(TiO2)、酸化ニオブ(Nb2O5)、酸化タンタル(Ta2O5)など、酸化鉄以外の金属酸化物を用いることにしてもよい。 The low-refractive-index film is not limited to silicon dioxide, and may have any form as long as it is a silicon oxide such as silicon oxide (SiO). The low-refractive-index film is not limited to silicon oxide, and a metal compound other than silicon oxide such as magnesium fluoride (MgF 2 ) may be used. The high-refractive-index film is not limited to iron oxide. For example, a metal oxide other than iron oxide such as titanium oxide (TiO 2 ), niobium oxide (Nb 2 O 5 ), and tantalum oxide (Ta 2 O 5 ) is used. It may be used.
また、多層膜3の各層の膜厚は、全て異なる厚みであってもよいし、あるいは、低屈折率膜ごと、高屈折率膜ごとにそれぞれ同じ厚みであってもよい。また、低屈折率膜の膜厚は、高屈折率膜の膜厚よりも厚く形成してもよい。具体的には、例えば、低屈折率膜の膜厚は、80nmであり、高屈折率膜の膜厚は、57nmであるが、これに限定されるものではない。 The thickness of each layer of the multilayer film 3 may be different from each other, or may be the same for each of the low-refractive-index films and the high-refractive-index films. Further, the thickness of the low-refractive-index film may be larger than that of the high-refractive-index film. Specifically, for example, the thickness of the low-refractive-index film is 80 nm, and the thickness of the high-refractive-index film is 57 nm, but is not limited thereto.
発熱体10は、発光管2の内部に配置され、図示されていない不活性ガス及びハロゲン化物とともに封入されている。発熱体10は、図示されていないアンカー材に支持されている。発熱体10の一端は、第1口金4の内部に収容されている封止部2aまで伸びて形成され、第1外部導入線8と電気的に接続される。一方、発熱体10の他端は、第2口金5の内部に設けられている封止部2bまで伸びて形成され、第2外部導入線9と電気的に接続されている。
The
発熱体10は、コイル状に形成されたタングステン製のフィラメントである。発熱体10は、第1外部導入線8と第2外部導入線9とを介して、図示されていない電源から電圧が印加されることにより、発熱し、発光する。
The
第1外部導入線8および第2外部導入線9は、例えばPTFE(polytetrafluoroethylene)その他のフッ素樹脂で芯線を被覆した耐熱性の電線である。
The first
第1外部導入線8は、第1被覆チューブ6で被覆されている。第1被覆チューブ6は、第1口金4の内部における第1外部導入線8の絶縁性を向上させる。同様に、第2外部導入線9は、第2被覆チューブ7で被覆されている。第2被覆チューブ7は、第2口金5の内部における第2外部導入線9の絶縁性を向上させる。
The first
第1口金4および第2口金5は、発光管2を支持し、固定するための部材である。具体的には、第1口金4および第2口金5は、発光管2の両端に設けられた封止部2a,2bを収容し、封止部2a,2bが固定されている。なお、封止部2aと第1口金4との間や封止部2bと第2口金5との間には、例えばアルミナを主成分とするセメント材や、シリコンなどの充填剤が充填され、充填剤により封止部2a,2bが第1口金4や第2口金5に固定されてもよい。
The first base 4 and the
ここで、第1口金4および第2口金5の内部に収容された封止部2a,2bの構成について、図2を参照して更に詳しく説明する。図2は、実施形態1に係るヒータ1を示す図1の断面図である。(a)は、封止部2aおよびその近傍をX軸方向に沿って断面視したA−A断面図であり、(b)は、封止部2aの近傍をY軸方向に沿って断面視したB−B断面図である。なお、図2では、第1口金4の図示を省略している。また、第2口金5に収容された封止部2bおよびその近傍の構成については、図2に示す第1口金4およびその近傍の構成と同様である。このため、封止部2bに関する図示および説明は省略する。
Here, the configuration of the sealing
図2に示すように、封止部2aの内部には、金属箔12が埋設されている。本実施形態1における封止部2aは、板状に形成された、いわゆるピンチシール部である。また、封止部2aは、金属箔12に接続されたリード線20を、発光管2の外部へ引き出すための開口である導出部11を有する。
As shown in FIG. 2, a
金属箔12は、モリブデンによって矩形状に形成されている。金属箔12は、発熱体10の一端13と電気的に接続されている。また、金属箔12は、溶着部30を介してリード線20に接合され、リード線20と電気的に接続されている。導出部11から引き出されたリード線20は、例えば溶接により図1に示す第1外部導入線8と電気的に接続されている。
The
ここで、溶着部30を有しない従来の封止部2aについて説明する。金属箔12とリード線20とは、例えば溶接により電気的に接続される。導出部11から封止部2aの内部に進入した空気中の酸素は、例えば350℃を超える高温環境下でリード線20との接合部分の金属箔12を酸化させる。酸化した金属箔12は、膨張する。金属箔12を埋設する封止部2aには、金属箔12の膨張により生じる応力によりクラックが発生する。発生したクラックがさらに進行すると、発光管2の内部に封入したガスが封止部2aから漏出し、発光管2の外部から空気が進入する。空気が進入することで、発熱体10を構成するタングステンの蒸発が促進されて、発熱体10が断線することで不点に至る。
Here, a
そこで、実施形態1に係るヒータ1は、金属箔12とリード線20との間に溶着部30を配置する。具体的には、溶着部30は、金属箔12とリード線20とを接合する。
Therefore, in the
溶着部30は、溶着部材を金属箔12とリード線20との間に挟み、溶着部材自身の融点以上に加熱して溶融し、加熱後、溶着部30から放熱して固化することで形成される。溶融した溶着部材の固化により形成された溶着部30は、金属箔12とリード線20とを接合する。これにより、金属箔12およびリード線20は、高温環境下での酸化による金属箔12の膨張が抑制される。金属箔12の膨張が抑制されることで、金属箔12の膨張に起因する封止部2aに対するクラックの発生が抑制される。
The welded
実施形態1に係る溶着部30は、例えば棒状または線状のタンタルである。また、図示するように溶着部材を折り曲げて金属箔12とリード線20との間に配置させてもよい。また、溶着部材としては、例えば線径0.2mm程度のものを使用できる。なお、溶着部30は、タンタルに限らず、例えばプラチナを含んでもよい。また、プラチナは、例えばモリブデン材にプラチナをメッキした、いわゆるモリブデンプラチナメッキであってもよい。特に、消費電力が1500W以上、例えば2000Wのヒータ1においては、溶着部30はプラチナまたはモリブデンプラチナメッキで形成されるとよい。
The
また、実施形態に係るヒータ1は、セメント材21をさらに有してもよい。セメント材21は、導出部11から引き出されたリード線20を囲むように導出部11に設けられる。セメント材21は、例えば、アルミナセメントである。セメント材21は、リード線20と導出部11との間のわずかな隙間を塞ぐことにより、導出部11の内外の気密性を高めることができる。すなわち、導出部11にセメント材21を設けることにより、環境雰囲気中の酸素が導出部11を介して封止部2aの内部に進入することを抑制することで金属箔12の膨張を抑制し、さらに、金属箔12の膨張に起因する封止部2aに対するクラックの発生を抑制することができる。
Further, the
図3は、実施形態1に係るヒータの使用態様を例示する図である。(a)は、照射方向が水平下向きの場合、(b)は、照射方向が斜め下向きの場合、をそれぞれ例示したものである。 FIG. 3 is a diagram illustrating a usage mode of the heater according to the first embodiment. (A) illustrates the case where the irradiation direction is horizontal downward, and (b) illustrates the case where the irradiation direction is obliquely downward.
図3(a)に示すように、照射方向が水平下向きの場合、ヒータ1の照射により被照射体側に到達した熱は、ヒータ1の下側から第1口金4および第2口金5の内部に収容された封止部2a,2bを加熱する。例えば消費電力が1500W以上、例えば2000Wのヒータ1において、特に十分な放熱性を確保できない設置状況下では、封止部2a,2bに埋設された金属箔12は、例えば350℃を超える高温となりうる。
As shown in FIG. 3A, when the irradiation direction is horizontal downward, the heat that has reached the irradiation target side by the irradiation of the
一方、図3(b)に示すように、照射方向が斜め下向きの場合、ヒータ1の照射により被照射体側に到達した熱は、ヒータ1の上方に位置する第1口金4の内部に収容された封止部2aを加熱する。例えば消費電力が1500W以上、例えば2000Wのヒータ1において、特に十分な放熱性を確保できない設置状況下では、封止部2aに埋設された金属箔12は、例えば350℃を超える高温となりうる。
On the other hand, as shown in FIG. 3B, when the irradiation direction is obliquely downward, the heat reaching the irradiation target side by the irradiation of the
実施形態1に係るヒータ1によれば、このように金属箔12が高温となる条件下においても、封止部2a,2bに対するクラックの発生が抑制される。
According to the
[実施形態2]
図4は、実施形態2に係るヒータを示す図である。図4に示すヒータ1は、溶着部30に代えて溶着部31を有することを除き、実施形態1に係るヒータ1と同じ構成を有している。
[Embodiment 2]
FIG. 4 is a diagram illustrating a heater according to the second embodiment. The
実施形態2に係る溶着部31は、例えば膜状または箔状のプラチナである。また、溶着部材としては、例えば厚さ0.05mm程度のプラチナ箔を使用できる。なお、溶着部31は、プラチナに限らず、例えばタンタルまたはモリブデンプラチナメッキで形成されてもよい。特に、消費電力が1500W以上、例えば2000Wのヒータ1においては、溶着部31はプラチナまたはモリブデンプラチナメッキで形成されるとよい。このように、実施形態2に係るヒータ1によれば、金属箔12およびリード線20を接合する溶着部31を有することにより、高温環境下での酸化に伴う金属箔12の膨張が抑制される。さらに、金属箔12の膨張に起因する封止部2aに対するクラックの発生が抑制される。
The
[実施形態2の変形例]
図5は、実施形態2の変形例に係るヒータを示す図である。(a)は、封止部2aをY軸負方向側から見た図である。(b)は、(a)のうち、二点鎖線で囲んだ領域をZ軸負方向側から見た側面図である。図5に示すヒータ1は、金属箔12が折り曲げ部12aを有することを除き、実施形態2に係るヒータ1と同じ構成を有している。
[Modification of Second Embodiment]
FIG. 5 is a diagram illustrating a heater according to a modification of the second embodiment. (A) is the figure which looked at the sealing
図5に示すように、溶着部31およびリード線20は、折り曲げ部12aを有することにより厚みtが大きくなっている部分に配置されている。このように金属箔12を折り曲げることで金属箔12の断面積を増すことができ、箔切れ、封着破損といった不具合を抑制することができる。実施形態2の変形例に係るヒータ1は、特に高電流タイプのヒータで使用されるが、いかなる電流タイプのヒータで使用してもよい。
As shown in FIG. 5, the
上述したように、実施形態に係るヒータ1は、ヒータ1は、発光管2と、多層膜3と、金属箔12と、リード線20と、溶着部30(31)と、封止部2a、2bとを具備する。発光管2は、内部に発熱体10が設けられる。多層膜3は、発光管2の外周面に形成される。金属箔12は、発熱体10と電気的に接続される。リード線20は、金属箔12と電気的に接続される。溶着部30(31)は、金属箔12とリード線20とを接合する。封止部2a、2bは、発熱体10、金属箔12、溶着部30(31)、およびリード線20の一部が埋設され、発光管2の内部を封止するように発光管2に形成される。また、封止部2a、2bは、リード線20が発光管2の外部へ引き出される導出部11を有する。これにより、クラックの発生を抑制することができる。
As described above, the
また、実施形態に係る溶着部30(31)は、タンタルまたはプラチナを含む。これにより、消費電力が大きいヒータや十分な放熱性を確保できない環境下に設置されたヒータにおいても、クラックの発生を抑制することができる。 Further, the welded portion 30 (31) according to the embodiment includes tantalum or platinum. This can suppress the occurrence of cracks even in a heater that consumes a large amount of power or is installed in an environment where sufficient heat dissipation cannot be ensured.
また、実施形態に係るヒータ1は、セメント材21をさらに具備する。セメント材21は、導出部11から引き出されたリード線20を囲むように導出部11に設けられる。これにより、クラックの発生をさらに抑制することができる。
Further, the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are provided by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in other various forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and their equivalents.
1 ヒータ
2 発光管
2a,2b 封止部
3 多層膜
4 第1口金
5 第2口金
10 発熱体
11 導出部
12 金属箔
20 リード線
21 セメント材
30,31 溶着部
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記発光管の外周面に形成された多層膜と;
前記発熱体と電気的に接続された金属箔と;
前記金属箔と電気的に接続されたリード線と;
前記金属箔と前記リード線とを接合する溶着部と;
前記発熱体、前記金属箔、前記溶着部、および前記リード線の一部が埋設され、前記発光管の内部を封止するように前記発光管に形成され、前記リード線が前記発光管の外部へ引き出される導出部を有する封止部と;
を具備する、ヒータ。 An arc tube having a heating element provided therein;
A multilayer film formed on the outer peripheral surface of the arc tube;
A metal foil electrically connected to the heating element;
A lead wire electrically connected to the metal foil;
A welded portion for joining the metal foil and the lead wire;
The heating element, the metal foil, the welded portion, and a part of the lead wire are embedded in the arc tube so as to seal the inside of the arc tube, and the lead wire is provided outside the arc tube. A sealing part having a lead-out part drawn out to;
A heater comprising:
をさらに具備する、請求項1または2に記載のヒータ。 A cement material provided in the lead-out portion so as to surround the lead wire drawn out from the lead-out portion;
The heater according to claim 1, further comprising:
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